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作品モチーフに関する考察 ロボットモノ編
 以前、このような記事を書いたんですが、今回はそれの補足と言うか続編というか、そんな感じの内容です。
 ぼけっとした頭で書いてるので、ちょっとまとまりのない記事になるであろうことは最初に謝っておきます。


 さて、長々と前置きを書いたりしても仕方がないので、とっとと本題へ移りますが、今回触れたいのは、前回書いた事例があてはまらないジャンルに関してのことです。まあ、ジャンルというか、記事のタイトルにある通りロボットモノのアニメ・漫画・ノベルに関してのことなんだけどね。この場合、ロボットの定義はあれです。巨大なやつ。

 前回の記事を読んだ賢明なる読者諸兄ならば、ここまで書いた時点でもうお気づきだと思うんですが、うん……ぶっちゃけ当てはまらないよね……ロボットモノ。正確には、当てはまらないというより、前回の記事の論調でいくならば、ロボットモノの大半は否定してしかるべき存在になってしまうということですが。

 だって、ロボットでやる必要ない話ですから!

 例であげるなら、

 ガンダム
 リアルな戦争したいなら戦車でやれ!

 マクロス
 アイドルと宇宙戦闘機でよくね?

 ゾイド
 ポケモンゲットだぜ!

 ということになってしまいます。まったくもって身も蓋ないですね。
 ロボットというモチーフを活かしているのは、せいぜいが、最初に巨大ロボットとの共闘という方向性を打ち出した鉄人28号や、有人式巨大ロボットという道を生んだマジンガーZくらいでしょうか。暴論だけどね。
 その他の作品は、ロボットというモチーフに別種のテーマを持ち込んでいる場合が多く(それこそマクロスなら歌とか)、基本的には、そのテーマでやるんならやるなりの、もっと素直な切り口がある作品ばかりになってしまいます。

 ではなぜ、こうも大量にロボットモノが作られていったのか。
 いくつかの理由があるでしょうが、まあ、最たるものはこれでしょう。

 商業的な理由

 スーパー戦隊が毎年毎年律儀に新しいロボットを登場させることから分かる通り、ロボットの玩具は売れます。少なくとも、戦隊玩具の中ではぶっちぎりです。だからこそ、毎度毎度新しい切り口で複数のロボットを出してくるわけで、その究極到達点のひとつが、ロボットを日常パートで深く介入させるに至ったゴーオンジャーなのでしょう。
 特に、そういった玩具の売り上げが良好だった(知ったかぶりである)昔はそれが顕著で、何せ、スポンサーが付かなきゃ作品は作れもしないわけで、当然ながら作られる作品はスポンサーの商品(ロボット玩具)を前面に押し出した代物になってしまうわけです。
 要は、戦隊や仮面ライダーが毎年同じフォーマットで違うテーマの作品を作るのと同じようなもんで、最初に商業的な理由によるフォーマットありきな作品群というわけですね。で、そういった玩具があまり売れない現代においてはロボットモノのアニメが減少していると。
 ロボットモノの作品といえばほとんどアニメに限られてしまうのも、これが理由なんでしょうかね。中には週刊少年漫画誌で連載されていたパトレイバーなんていう例外もありますが、あれは別にゆうきまさみ先生単独での企画ではないし。押井監督に至っては重機的なアプローチでやりたかったというオチであるし。
 他には、ラインバレルとかブレイクブレイドとか、ラノベ枠で先日完結したフルメタルパニックとかランブルフィッシュとかがあるのかな。
 とにかく、メディアミックス展開等以外の、最初から独立した作品として作られた漫画・ノベル作品はそう多くはないわけで、ロボットモノというのが、いかに商業的な理由で作られた作品群であるかという結論に至るわけです。


 で、ここまで長々と悪口を書き連ねて結局何がいいたかったのかといえば……何が言いたかったんだろうw まあ、とりとめなく考えてたことを明文化するためにまとめただけだからなあ。
 ああ、新しく漫画家やら何やらを目指す人は、ロボットモノに憧れる気持ちは分かるけど、あれは商業的な理由ありきで作られたものがほとんどだから、やめといた方がいいぞ、という結論は出せるな。どうしてもやりたければ、スポンサーに営業かけてバックとなってもらうとかした方がいい。もしくは、ロボットを出す必然的な理由(テーマ)を盛り込むとか……例えばラインバレルはロボットモノの主人公に憧れる厨二病患者少年の成長劇なわけで、幼き日の早瀬少年の前に降り立ったのがラインバレルではなくガンタンクだったら話は成立しないわけだし。フルメタルパニックやランブルフィッシュは、不相応に進み過ぎた技術力の象徴がロボットなんだったっけ?
 まあ、そんな結論が出せたところで、だから何? という感じだけど。やっぱり、最初に考えをまとめとかないといかんなあ。


 え? それで結局、お前はロボットモノ嫌いなのかって……?


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by ejison2005 | 2010-08-28 02:11 | 漫画 | Comments(19)
週刊少年ジャンプ 10年 38号 感想
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 一年間楽しませ続けてくれたダブルも、来週でとうとう最終回ですね。しかしながら、ある意味、真の最終回は今回。それを言ったら園崎家との決着をつけた先々週辺りも最終回だった気もするけど、とにかく素晴らしいエピソードであったことよ。

 若菜姫の見たイメージ
 どう考えても例のアレである件について。
 おのれディケイドオオオオオオオオオオッ!

 おやっさんの帽子
 映画で語られていた通り、翔太郎にとって帽子とは一人前の証であり、中でも、おやっさんの残したそれは非常に特別なものであるわけで、あえてそれを選んで敵陣に乗り込むことを決意するこのシーンは、冗長な台詞などを何も用いず、彼の決意のほどを濃厚に描きだす、素晴らしいシーンであったと思います。
 同時に、個人的にこれは、翔太郎が「おやっさんならどう決断したか」というのを考えたシーンでもあると思いたい。何せ、キャッチボールのシーンで分かるように、翔太郎とフィリップがいくら問答しても「命を捨てても姉さんを助けたい!」「相棒を失いたくない!」となって終わってしまうだけですからね。
 加頭が人々を襲ったから、なし崩し的に最終決戦を決意したと考えるより、亡き師ならばどうするか、どう言ってくれるかを考え、それを実行に移したと考えた方が、遥かに救いがあるんじゃないでしょうか。

 冴子死す
 まさか死ぬとは思ってなかったんで、これはびっくり。
 でもまあ、加頭的にも生かしておく理由は無い(映画で分かる通りネヴァーは思考が後ろ向きの人々であるし)し、過去に散々やらかしちゃってる以上、これはキャラクター的にも必然的な死であるのだろうな。それでも、最期に妹を助けようとしたという救いが与えられているし。
 欲を言えば、死に際には霧彦さんと井坂先生が迎えに来て欲しかったなあ。

 決死の救出作戦
 このシーン、単純に翔太郎の決意に痺れていてもいいんだけど、実はユートピアドーパントの弱点を突いた頭脳作戦でもあるんですよね。ガジェットにはそもそも心が無いから、精神攻撃なんぞ通用しないという。
 そして特化型ドーパントの宿命としてユートピアは純粋な戦闘力が低いわけで、あっさりスパイダーに捕縛されるのであった。
 ところでカエル、お前は何しに来た。

 ユートピアドーパント
 ユートピアというか、テラーとかも含めての感想ですが、この作品が「特化型は基本戦闘力が低い」という法則をラスボス格にまできっちりと反映させていたのは、個人的にかなりポイント高いです。
 それでも琉兵衛さんにはテラードラゴンがあったし、加頭も謎のライダーキックを放っていたけど、前者は園崎家家長の意地、後者は変身者がネヴァーであったからと解釈したいところです。

 スーパーフルボッコタイム
 というわけで、スパイダーにすら動きを封じられてしまうユートピアが、ガチンコ勝負でダブルに勝てるわけもないのでした。フィリップの意志が詰まった最後のダブルを加頭如きが吸収し切れるわけないというのも、熱く、ただ熱く、それでいてロジックも構築されている見事なシーンだ。
 前述の救出作戦もそうだけど、熱さと理論をしっかり同居させているのが三条先生のすごいところだよね。思えばダイ大もそうだったな(ダイがバーンに勝てた理由とか)。

 別れ
 このシーン、フィリップと翔太郎は互いに正面を向いているんだけど、ダブルに変身してしまった以上、彼らは顔を見合せながらお別れすることもできないんだよね。
 残された手紙といい、このエピソードだけで何回涙腺を刺激するっちゅうんや!

 次回最終回
 って、翔太郎撃たれたあああああ!
 作品的にはフィリップとお別れしてしまった方が美しくはあるのでしょうが、そこは仮面ライダーダブル。きっちりとハーフボイルドな結末を期待したいところです。死人が蘇らない三条先生なんて三条先生じゃ以下自主規制。

 今週のハートキャッチ
 コブラージャ様は本当に頭のいいお方……。
 というか、あなた方は必死にテレビの前の良い子の皆さん(つーかその親)にメッセージを投げかけすぎだw いいぞもっとやれ。


 ワンピース

 ううむ、案の定というか何というか、各人の修行過程を描いているせいで、猛烈にテンポが悪いです。しかも、全員まとめて描いてしまっているが故に個別の描写が少なくなってしまっており、いずれも再登場時、「俺は○○という島で○○という奴に出会い鍛えられた」と、ひと言解説すれば済んでしまいそうなレベルになってしまっている。

 それはそうと、ロビンがダダこねる理由がいまいちよく分からんぜ。能力者である以上、海に出た時点ですでに逃げ場がないし、素直にしとけばいいのに。


 トリコ

 フグ鯨の毒袋はちゃんと理解できたんだけど、実から何から全て腐ってしまうオゾン草の防衛本能は意味が分からないぞう。一体、自分自身を腐らせることでオゾン草にはどんないいことがあるのだろうか。

 それはそれとして、オゾン草を食べるには小松の腕が必要……そもそも、二人いないと葉を剥くことすらできないというのは、オゾン草編のテーマを考えるとなかなかに良い設定だったと思います。会長は環境への順応能力を身につけさせるだけでなく、きちんとしたパートナーを獲得させようとしてあの提案をしたんだね。


 バクマン。

 主人公は頑張ってアイデアを練ろうとしたが、なかなか上手くいかなかった。そこで彼は、かつて通っていた小学校に取材を試みることにした。それと相棒に送られてきたメールから、彼はアイデアを閃くことに成功するのだった。
 もちろん、ジャンプのメインターゲットである小学生達が普段通っている小学校へ取材に赴いたことにより、何らかの感銘を受けたり心境の変化を起こすことは全くないのだった。

 とまあ、そんな感じで相変わらずアイデアを閃いたり閃き返されたりの「形を変えたブリーチ展開」となっているわけですが、いつものことですね。実に通常進行です。
 しかし、肝心のこのアイデアも、明知君からしてみれば「いや、縦読みとひらがな化のヒント何もねーし」と言うしかないものであり、そもそも、足のつかない携帯電話を小学生が三台も用意することの方が、明知君をペテンにかけるよりはるかに難易度の高い事業であるというのはどうなんでしょうかね。
「国際捜査官なんだし一晩でやっちゃってもおかしくないよな!?」
「マンガなんだし一晩で他人の筆跡を本人にバレないレベルで真似つつ全て書き写し破った跡や紙の消耗具合まで完璧に複製してもいいだろ」
「だよな!」


 ぬらりひょん

 おお、安倍さんは意外と魅力的な人間でありました。一方的に「人間支配したるぞー!」ではなく、「陰陽全部合わせて完璧な調和をもたらしたい」であるのがいいね。何でもかんでも切って捨てたり否定したりするのではなく、清濁合わせ飲む姿勢なのは好感が持てる。
 また、よく世界征服するボスキャラで問題になるのが「世界征服したらどんないいことがあるの?」という点なわけですが、彼の場合は、目的と手段(妖怪が人間をびびらせる)がシームレスに連結している。これも良い。
 あえていうなら、全く鵺的でない(どころか理路整然としている)のが問題なわけですが、こっから変貌していくのでしょうか。
 更にあえていうなら、面白い回想ではあるんだけど、敵の本拠地に討ち入りをかけてるこの状況で流れをぶった切るのはどうなんだろうか。


 宇宙卓球(読み切り)

 キチガイである幼馴染は、いかなる理由によってかはたまた大宇宙の神秘がなせる業なのか、電撃への耐性を備えていたのでした。
 それでちょっとときめいちゃったヒロインは、おそらくスタンガンプレイという高度なSMに耐えうる恋人を求めていたのでしょう。きっと、タナトスという蛇をペットにしているに違いありません。

 踊れ…踊れ~!! 「スタンガンダンス」だ。

 とりあえず、幼き頃から卓球に打ち込んできた主人公なのなら、耐久力ではなく卓球の技術で挽回した方がいいんじゃないかなーとか、宇宙人出す意味も卓球である必然性もないよなーでもこれ毎回書いてるよなー、とか思った。


 銀魂

 その気になれば綺麗なオチにもできるこの状況でメガネビームを放たせる辺り、空知先生は本当にさっちゃんが大好きなんだな!


 SWOT

 うーむ。これは確かに恐ろしい攻撃だ。主に精神面で。
 ちょっと考えて欲しいんだけど、蓮野さんは「不良校」の「便所」にじか座りさせられているんだよね。それも、現代の商業ビルなんかでよく見かけるような綺麗なトイレではなく、いかにも昭和然としたタイル張りの便所に。
 ……この攻撃の恐ろしさ、お分かり頂けたでしょうか?


 こち亀

 どや顔を見ているだけでも生理的嫌悪感を抱ける、みんな大好き雑巡査の再登場。
 ……まさかとは思うけど、準レギュラーにでもする気なのでしょうか。相変わらず、雑学王のくせに知らない知識は多いし(実際の雑学王だって知らんことは知らんだろうけど、彼はフィクションの登場人物なので超然としていた方がむしろリアル)、明確な人間的欠点も何ら改善される気配はないです。
 何も知らん新人達をいきなり鉄火場に送り出す展開もひどいし、本当に何がやりたいのか分からないなあ。意外と、雑巡査の登場回がすごくアンケ良かったりしたのだろうか。


 サイレン

 おお、ヴィーゴさんの裏切りはいいなあ。ちょっとドキドキしちゃった。わずか2ページで、ステロタイプなキチガイキャラから孤独な背景を漂わせる男に見事なクラスチェンジを果たしたもんです。これは素直にすごいと思う。
 ところで、ヴィーゴさんは元々イルミナを入れてなかったんだっけ? 2個目を入れたってことなのかな。

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by ejison2005 | 2010-08-24 05:22 | ジャンプ感想 | Comments(18)
うみねこのなく頃に EP7 推理とか感想とか
 クリアしたので書くよー。もちろんネタバレ有り。

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by ejison2005 | 2010-08-21 05:02 | ゲーム | Comments(2)
うみねこのなく頃に EP1~6までの感想
 これからEP7に挑戦するんだけど、どうせ感想を書くだろうから、その前に既存EPの感想。
 あくまでも純粋な感想なんで、推理とかはあんまりしないです。あと、僕は繰り返しプレイとか滅多にしない人なんでうろ覚えの部分が多々存在するけど、そこはご愛嬌ということで一つ。

 当然ですが、うみねこ本編とひぐらしのネタバレありです。


EP1

 副題『ファントム・メナス』(違)。


 記念すべきファーストエピソード。これが出た頃はまだ上位・下位世界とかの概念が存在しなかったため、普通の孤島密室モノとして楽しんでました。赤字も存在しなかったから、密室に関しては「ワイヤーで何とかしたんだろう」というのが通説だったと思うし、僕もその類の何かで施錠・解錠を行ったのだろうと思っていた。

 しかしこれ、今になって思っても完全に夏妃さんヒロインだよなあ。

 当時、僕は死体入れ替え系のトリックなんじゃねーのと思ってたけど、それは今でも同じ。というか、赤字関連があるので、トリックの方向性はおのずと限られるんだよね。このゲーム。
 でも、金田一とかコナンみたいに機械的なトリックになると推理できる人間も限られちゃうし、その方向性そのものは正しいと思う。あくまでも、プレイヤーに推理する楽しみを提供するのがうみねこの狙いなんだろうし。

 そういや、宴を全部まとめて処理したのってこのEPだけなんだっけ?

 このEPに限ったことじゃないけど、全員まとまって行動すべき状況下で、お約束のように何やかんやと理由をつけて分散行動を繰り返す右代宮家の人々は、まっこと模範的な孤島密室モノの登場人物であることよ。


EP2

 全然関係ないことだけど、『クローンの攻撃』という邦題よりも、原題そのまま『アタック・オブ・ザ・クローンズ』としていた方が格好良いと思うんだ。
 当時、僕はカナダに留学していたけど、ドリンクやらチップスやら、ジャンクフード系の商品はどれもこれもスターウォーズのパッケージになっていたのが印象的だった。


 紗音さんヒロイン編。嘉音君もイチャついたりはしてたけど、印象に残ってるのは前者だなあ。いや、朱志香のコンサートは無駄なインパクトあったけど。
 非常に疑い濃厚な双子同人物説を鑑みると、ここら辺の描写は何だかんだで結構重要なものであったんだね。今になって思えば。

 で、このEPから赤字が使われるようになったわけだけど、これはうみねこにおける竜ちゃん最大の発明だったんじゃないかと思う。
 まず第一に、前提としてこのゲームはひぐらしプレイ済みの人間が多数プレイしているわけで、その多くが特殊部隊オチを捨て切れなかった。だから、それを強力に否定する何かがなければ、安心して推理などできなかった(いやEP6で孤島災害オチがほぼ確定しちゃったんだけど)。
 それを払しょくするために、この赤字というのは貢献していたと思う。
 第二に、推理する材料が格段に増えた。
 本来、赤字なんてもんで可能性を限定されない方が推理の裾野は遥かに広く、それこそ、様々な機械的トリックに思いを這わせることも可能だったわけだけど、それをあえて不可能にし、トリックの方向性を限定したことによって、俄然推理する意欲が湧いてきたのです。人間ってのは、与えられた材料で何をどうするか考える方が頭を回せる生き物なので。
 もちろん、赤字が本当に真実かは限らない(だって竜ちゃんだから)という問題があるわけだけど、それならそれである程度のライン引きも可能だし、これは本当にゲームを奥深くした要素だと思う。複雑な新システムを使ってるわけでないところも、心憎い。

 赤字と共に、このEPから幻想描写や上位世界の概念も登場。今でこそ幻想描写=ノイズと考える見方が強いけど、当時は前提なしでこれをいきなり見せられたわけだから、凄まじいインパクトだったし、マジで屈服しかけた。

 そして、戦人の無能っぷりもこのEPから顕著なものに。てめーはもっと情報を引き出す努力をしやがれよな。

 ところで僕は当時、ベアトの正体って鎮守の祠に封印されてた何者かだと思ってた。蜘蛛嫌いだし。今でもちょっと思ってる。


EP3

 ライトセイバーでのアクションが大好きな人間なので、要所要所で斬り合いを盛り込んでくれてるエピソード3は一番好きな作品かも知れない。しかし、最終決戦におけるオビ・ワンの戦法は理にかなってるっちゃかなってるけど、何とも地味な勝ち方だったよな。色々な教訓を含めた勝ち方であるから、あれでいいんだろうけど。


 ここら辺からベアトがヒロイン化し始めたような気がする。九羽鳥庵の件とかね。

 で、唯一生存者が存在したEP。綿流し編における梨花殺し同様、きっと重要な何かが起こったからこその結果なんだろうけど、サッパリ分からんぜえ。
 そんなわけで、推理すべき要素はいっぱいあり、謎解き的な意味では頂点というべきEPだったと思う。
 というか、この後のEPが謎解き要素を減じさせすぎなんだけどさ。


EP4

 記念すべき始まりのエピソード。ライトセイバーをバンバン振り回すアナキン時代は確かに格好良いし面白いけど、それはあくまでトリロジーシリーズで地固めをしていたからであって、やはり、大作SFとして金字塔にまで登り詰めたトリロジーシリーズは偉大なんだろうな。
 それにしても、クローントルーパーさん達は何をどうやってこのようなお間抜けお笑い集団に変じていったのだろうか。


 というわけでEP4です。はい。
 この辺りから、面白いシーンとそうでないシーンとが混在してくるようになる。面白いシーンというか、推理する材料のあるシーンとそうでないシーンといった方が適切か。
 ぶっちゃけた話として、僕は縁寿ちゃんの境遇とか全然興味ないからね。ちょっとやそっとならキャラを深める意味もあるし入れるべきだとはおもうけど、ほとんどがそれで占められているこのEPは、プレイしていて何とも退屈なものであったとも。

 幻想描写の多さも特筆モノで、この時点ではあれはほとんどノイズだと分かっているので、茶番を延々と続けられてるだけのどうしょうもない時間になってしまっています。

 結局、初出の推理材料が出てくるのはほとんどお茶会以降なわけで、あの本編は何だったんだろうという思いが今でも拭えないのであった。

 僕はあくまでも、推理する楽しさをこのゲームに求めています。


EP5

 お父さんはダース・ベイターでした。それにしても、EP3見てから思うとヨーダは本当に無責任だよな。ルークは最後の希望じゃなかったのかよ、というw


 ドラノールちゃん登場編。ヱリカちゃんも登場。

 ドラノールによって探偵の絶対性が保証され、ヱリカちゃんが必要異常なアグレッシブさで情報収集してくれていったおかげで、EP4でげんなりしていた僕も大分推理意欲を取り戻した。戦人も、ここまでやれとはいわんけど、もうちょっと積極的に行動しとこうよな。上位世界でゲーム放棄とかかましてるし。

 既に死が明らかになってる金ちゃんの生死をかけてのラストバトルには、おいおいと思うところがあるけど(バトルするなら初出の推理情報をかけてのもとにして欲しい)、ラストで戦人がついに真相へ至ったことから、次EPへの期待はうなぎのぼりなのだった。この時点では。


EP6

 イヴォーク可愛いよイヴォーク。こいつら、何気にスピンオフした映画もある人気者なんだよな。おかげで、最終決戦がえらいほんわかしたものになってしまった。
 そしてボッシュートで倒される皇帝。アナキンの負け方もアレだったけど、あんたも大概だったよな。


 期待は投げ捨てるもの、なEP6。
 まさか、戦人がゲームの全容を把握しておいて、初出の推理材料がほとんどゼロになるとは、誰が予想しただろうか。少なくとも、僕は事件の大まかな全容が分かるのではと期待してたし、同じような人は多かったんじゃないだろうか。

 僕はあくまでも、推理する楽しさをこのゲームに求めています。
 僕はあくまでも、推理する楽しさをこのゲームに求めています。


まとめ

 というわけでまあ、当たり前だけど、推理すべき材料の多いEPは楽しくプレイでき、そうでないEPは退屈極まりないものでした、という。しかも、推理材料の少ないEP4やEP6は実際に必要なプレイ時間そのものも膨大なものなんだぜ。
 別にキャラのかけ合い等をやるなとはいわないけど、あくまでも推理を楽しみたい人間にとっては、ラーメンたのんだらカレーが出てきた感じの外れ感が存在するのです。

 これから挑むEP7では是非、推理する楽しさを味あわせて欲しいな。

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by ejison2005 | 2010-08-18 03:21 | ゲーム | Comments(0)
仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ 感想
 見てきましたー。
 せっかくなので、今回は3Dに挑戦。個人差もあるだろうけど、動きの激しいシーンではところごころ線が荒れて見えてしまったのが残念かな。でも、ラストのライダーキックとかの迫力は、3Dでなければ味わえないものだったと思う。
 それに何より、3D映像でも楽しまなければ前座のゴセイジャーが苦痛でたまらん。

 当然ですがネタバレするよ。


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by ejison2005 | 2010-08-11 22:58 | アニメ | Comments(11)
週刊少年ジャンプ 10年 36・37合併号 感想
 そういえば、リボーンの最新巻をたまたま漫画喫茶で見かけてパラ見してみたところ、白蘭さんが何だか旧TV版最終回のカミーユみたいになってる描きおろしが載ってたんだけど、あれは一体どういう意味なんだろう?


 ワンピース

 チョッパーはルフィの写真に隠されていたメッセージを読み取り、自らの特性を高めるべく猛勉強を誓っていた。
 一方、サンジは何故か性別を賭けた戦いへ身を投じる羽目になっていた。

                    . -――- . ..
                  / : : : : : : : : : : : \
                    /: :/ヽ:ト: : : : ::ヽ: : : : :ヽ
                  .仁/   ヽ\ト、ヽ}: :|: : : : :. 
                  i:ハ{ `ヽ    / `!: :ト : : : :l   <それでこそサンジだよ!
                  | : }`●    ● |: :「 }: : : {
                  | : {っ      ⊂|: 爪|: : : ト..
                  |i: :> _く ̄}_ .イ}/ヽイハ}/.
                  .从{ V}/V:丁レ/:/ノ::::::V ′
                  rヘ,、ノ:/7:「⌒Y::::::: |  
                       ヽァ'::ヽ{::::::〉¨´:ヽ:/::|
                        \__ノY:::ヽ:_ノ::: |

 おいサンジ! 回想シーンまで盛り込みながら格好つけても俺たちは騙されんからな!

 しかしこの展開、もしかして先々週までのそれと同様、律儀に各メンバー一人ずつがどのような修行を行うのか描写していくんですかね。折角盛り上がってきたというのに、また停滞期に入るんじゃないかとビクビクしちゃう、ぞう。


 ナルト

 ううん、仙人モードで倒せない敵とかも見当たらない現状、さらにその上をいくパワーアップフォームを身につけられても、別にどうとも思えないなあ。必要もないのに強化されちゃっても……という。
 しかも、悪の感情を感じ取ることが出来るって、それはどっちかというと仙人モードに付加されるべき性質のような気がしますし。
 トドメとして、いきなり足を壁にめり込ませちゃうという大ポカまで演じちゃってるんだぜ。新モードのパワーを活かして、その程度のミスなどすぐさま挽回するとかならともかく、ガイ先生がいないと普通に逃げられていた可能性が高いわけで、何故、大事な大事な新フォーム登場回で格好つけさせてあげないのか、理解に苦しみます。キバのエンペラーフォーム回みたいだ。

 ところで、ナルトのこれはマーキングを行っていない以上、瞬身の術ではなく単なる超スピードなんじゃないですかね。それとも、瞬身の術(改)みたいな何かなのでしょうか。こないだまでの過去回想において特筆すべきは、マーキングクナイを駆使した四代目の戦術であったわけなので、それを捨て去ってしまうのはやはり残念というしかないです。

・追記
 どうも瞬身と飛雷針を混同してたっぽいね。


 バクマン。

 港浦は犠牲になったのだ……服部さんにきっかけを掴ませるための犠牲にな……。
 しかしこれ、本当に港浦さんが社内での上下関係も個人的な恩も忘れ去っている真正クズ野郎みたいになっちゃってるんだけど、ガモウ先生は彼をどうしたいんだろう? そして僕はこの文章を何回繰り返すことになるのだろう?
 彼をこんな感じで描写し続けていくと、ナチュラル越えを成し遂げても「ああ、港浦がカスだったからな」「港浦がゴミだったからしょうがないな」としか思えませんし、遡って、一時期亜城木コンビが苦戦していたのも、原因は港浦だったという感じになってしまいそうです(もうなってるか?)。

 この足手まといぷりで思ったけど、なんか港浦さんの扱いって、腹ペコキャラみたいですよね。昔のアニメによく出てきた、デブ系のアレ。
 彼らが危機的状況にも関わらず「腹へった~」とか何とかほざきながら主人公チームを窮地に陥れる姿は、子供心に大層腹立たしかったものですが、彼の醜態はそれを思い出させます。
 アホな行動によって主人公達を窮地に陥れたのち、腹ペコキャラを一念発起させ、逆に状況が好転する程の働きをさせるのが良い脚本というものですが、港浦さんは果たしてどうなるか……。

・シリーズネタで一発勝負!
 編集長「いや、コンスタントに並べてないんじゃ明らかに劣ってるだろ。打ち切りね」
 最・秀・服「「「ですよね~」」」

 冗談はさて置き、本人達も言っている通り志が低すぎて泣けます。最高値の上昇は諦め、最低値の底上げを図ると言えば格好は良さげなんだけどね。とにかく票だけ集めればいい! というその姿勢は、まるで駄目な政治家みたいだ。


 銀魂

 だが少し待って欲しい。
 ……こいつらは何をどうやってさっちゃんにあんな深手を負わせたのだろうか。

 という突っ込みはどうせ最後の一人が手練だろうから投げ捨てといて ミ□
 先週に引き続いてテンションMAXのギャグで最高に面白かったです。さっちゃんのキャラクター性にも合わないし、このまま変なシリアスへ移行せず、全編ギャグで終わらせて欲しいな。な。


 トリコ

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 ↑ネギはこのように生える植物です。
 ちょっと前、サンデーでやってたフランス料理漫画でも同じミスをしていたんだけど、ネギの植生ってそんなに間違いやすいものなんだろうか。スーパーで売ってるネギって、底の方に根っ子がついてるから、勘違いする要素はあるのかもね。まあ、そこら辺つついたら、ニンジンとかも凄まじい生え方をしてるけど。

 本編ですが、道中で順当にフラグを積み立ててきた今、いよいよ満を持してラストイベント(ボスキャラ登場)を発動させ、告白イベントを行うのでしょうか。何というときめき小松シェフ。


 逢魔ヶ刻動物園

 動物園らしいことは何もしてないのに番外編かという定番の突っ込みはさて置き、加西さんがインドサイだから泳ぎが得意! という理屈を付けるのなら、ウワバミさんだって蛇だから泳ぎが得意! なんじゃないでしょうか。人型に変形してるのはどっちも同じだしなあ。
 最後の砦であった動物図鑑知識も、これによって見事に瓦解した気がしてならんのです。

 あと、そんな未開の地が広がっているような超ド田舎に動物園を設置しちゃったんじゃ、天下一の夢はますます遠のいていくんじゃないでしょうか。


 ブリーチ

 すっごくブリーチ。とってもブリーチ。


 べるぜバブ

 いみじくも作中で突っ込まれている通り、ヒルダ程じゃないなら最初から取りましょう。


 クロノマンション(読み切り)

・感想案その1

3×3(サザン)EYES (1) (ヤンマガKCスペシャル (123))

高田 裕三 / 講談社


武装錬金 1 (ジャンプ・コミックス)

和月 伸宏 / 集英社


 3×3EYES全40巻は講談社より、武装錬金全10巻は集英社より好評発売中です。


・感想案その2
 絵が付いていて、すごく読みやすい設定帳だったと思います。次は漫画での応募を期待しています。


・感想案その3
 さて、言うまでもなく本作で最も問題なのは、設定説明(「描写」ではないのがポイント)に終始している点なわけですが、では何故、そんな状態になってしまったのかというと、それは抽出すべきエピソードを思いっきり間違えたところに一因があるのではないかと思うわけです。
 具体的に言うと、読み切りのエピソードとして使うべきは過去回想であっさり片付けられているヒロインとの出会いだったのではないでしょうか。
 読者と同様に知識ゼロの主人公に、ヒロインが必要な情報を与えるのならば、流れとして不自然ではない程度の説明シーンを演出できますし、何より、主人公の体験と同時に専門用語の意味を開示されていくため、読者がついていきやすい。主人公があらかじめ全てを承知の上で回想したり説明したりしているこの読み切りでは、「~という人達の~という戦いがあったのさ」にしかならんのです。何故なら、全てを知っている時点で主人公はもう、僕達読者と同じ目線の存在ではないのだから。
 まあ、あれです。リナが魔法の設定について解説するには、ガウリイが必要なのです。

 更に、これは先々週の読み切りでも書いたことですが、こういった作品において重要なのは、異常事態に直面し、新たな命と強大な力を手にした主人公が、それといかにして向き合い、覚悟を決めていくかという部分なわけで、既にそれを終えてしまっている状態から物語をスタートさせられても、ドラマにはならんのですよ。何度でも書きますが、主人公が精神的成長を遂げていく過程にこそ、物語は発生するのです。基本的には。
 そういった意味でも、過去回想で済ませてしまった部分を使った方が良かったと思う。

 最後に、おそらくはよっぽど自信があるのだろうと思われる設定群に関してですが、まあ、読み切りの作品としてこんな膨大な設定は必要ないというのは言わずもがなとして、結局、どの要素がメインモチーフなの? というとてもとてもとてもとてもとても重要な問題が残されています。
 これも散々他の読み切り感想で書いたことなのですが、別に神話モチーフでなくともマジックアイテム的な何がしかであれば余裕で代用可能ですし、そもそも、タイトルにまでなっているクロノマンションが単なる主人公達の拠点でしかなく、結局、舞台となっているのはファンタジー空間であるわけで、あまりにも存在意義が薄いんですよね。
 結局、「こういうのなら受けるだろう」という安直な発想の下、何のこだわりもフェチズムもなく切り貼りを行っているだけっぽいわけで、もうちょっとこう、そっから掘り下げて、その設定でしか描けない何かを見つけ出す気はないのかと思えてしまうのです。
 ついでに、108の世界に関しても突っ込んどくと、単にバリエーション豊かな世界を舞台にしたいだけなら、普通のファンタジー空間が一個あれば足りますよ(DQやFFの世界は常にバラエティ豊かです)。仮面ライダーディケイドがいくつもの世界を巡っていたのには、ちゃんと意味があるわけで、逆にいうなら、意味が無いのならやるべきではない。

 結局、これらを総合すると、クロノマンションは他の何かでも代換可能な設定をズラズラズラズラと必要以上に説明しまくり、なおかつ、主人公もヒロインも何ら成長を遂げずそこにドラマを生み出さなかった作品、という結論に至ってしまうわけで、何ともお先真っ暗な話なのです。


・感想案その4
 面倒だから全部載せる。


 リボーン

 きた! パワーアップアイテム入りの小包きた! これでかつる!
 いやはや、先週までのインスタントパワーアップ祭りに加え、更には安心と信頼のがっかりぶりを誇る井上式パワーアップアイテム郵送を採用するとは……!
 一体全体、何が天野先生をここまで駆り立てるのだろうか。


 ラッコ11号(特別企画)

 コメントに困る。


 サイレン

 朧の言動を見る限り、やっぱイルミナの特性って厨二力の強化なんだろうか。確かに、デルボロさんもビックリするくらい圧倒的な(厨二)力の差があったよ。

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by ejison2005 | 2010-08-10 04:25 | ジャンプ感想 | Comments(15)
交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい 感想

交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい [DVD]

バンダイビジュアル


 今更感が半端無いけど、そもそも見たのが今更なんだから仕方ないよね。ということで感想。

 まあ、まずこの映画を見終わっての第一印象を書くとするのなら、

    ,.へ
    /::::::::::::\         /ヽ.       
  /:::::::::::::::::::::\      /:::::::|
  |::::::::::::\:::::;::->──<::;;;_::::::|  ×  何やりたいのか
 ノ::::::::::;:-/´  ,. -─-、    `ヽヽ.  ×
 ヽ、:/:::/  /          ヽ.´`ヽ.    -┼‐  | ‐十 o |   |
   /:::::/   /  /   /|     〉   ',   ,.-┘   |  _|    レ   |
  ./::::::,'  ノ  /  /|`メ、 |  /|  ハ  i  ',   '、__ つ レ (_,|ヽ   _,ノ
 /:::,.イ イ /  | ./-─‐-、レ' | /_ | ハ  i
く::::::::ノ   レヽレ'| "      レ'___ `/ |  ,ゝ       _|__   -┼- 、ヽ | ヽ   /
 `/    |.  |           `|  ハ ハ         |/-‐-、  |   |  └‐-、  /‐ァ
 〈. /    |.  ',   /´ ̄`ヽ.  "|Yノ レ'       '|   ノ ノ 、ノ  ____,ノ / (__ノ
  )ヘ  /  ',  '、  |    /  ,.イ ',       人___
    レ、    ヽ.  |>ゝ.,__/,.イ ノ  〉      ,.、  (
'\    )--ヽハV、 \_/ヽレ|/`ヽ(     ノ i  ⌒
  \/   `ヽ::::ヽ.\/ヽハ、         ./  'ァ- 、
  、/      ';::::::', (ハ) |:::Y`ヽ.     /  ノ、二{
─-〈       〉::::::|___ハ__|:::::|  ',    /   ィ{___,ノ
   ゝ、_、r‐`'"ヾ::::::::::::::::::i::::::::::::i   〉 /   ァ‐''

 というところでしょうか。


 ストーリー全体の流れとしては、コーラリアン(名前違うけど)の送りこんできた少女エウレカと、彼女に出会った少年レントンとがラブラブチュッチュし、その結果としてコーラリアンは大人しくなり、世界は救われました。ということで、実はTV版とそう差異のあるものではないんですよね。この筋書きだけ取り出したら、立派にエウレカセブンしていると思う。
 でもね。そこへ、既に上手くいっている並行世界をなぞろうとすることへの否定とか、寿命が尽きそうなんでなんか色々とやさぐれちゃってるゲッコーステイトとか、なんでもかんでも色々ぶち込んでしまうことにより、何ともカオスかつ意味不明な映画に仕上がってしまっている。
 そしてその結果、本作はラスト付近において、アネモネとバーチャンがダラダラと重要なテーマについて解説し続けるという結果になってしまったのでありました。いやいやいや、そんな一生懸命に説明しなくていいんで、それを比喩する印象的なシーンをパッと入れといてください、という感じです。


 特に問題なのがゲッコーステイトの扱いで、それは別にハップとストナーの行った例のアレが問題だというのではなく(キャラファンを足蹴にした意味では問題だけど)、中盤以降、ほとんどの尺が彼らとレントン&エウレカとのいさかいに終始してしまっているのが問題なのです。
 上述した通り、レントンを主人公、エウレカをヒロインとした場合、この映画における主題はこの子達がいかにして愛を育み、その帰結として世界が救われるかなので、本来、ゲッコーステイトが介在する余地などほとんど存在しないわけです。ましてや、前面に出しゃばってくるなど言語道断。この人達が消費してしまった尺は、レントン達に愛の試練を与えたり、コーラリアンの正体に関する何がしかのイベントを入れ、ラストへの伏線を張るなりに使われるべきもので、デンドロビウムみたいなプラスパーツをくっ付けてラスボスやってる場合ではないのです。

 分かりやすく他作を用いて例えるならば、これは天空の城ラピュタにおいて、ドーラ一家が突然、パズー達に対して牙をむくようなものであり、そう考えてみると、いかに今作のゲッコーステイトが罪深い存在であるか、分かっていただけると思います。
 おまけにTV版同様、政府に対して反逆を仕掛けているという傍若無人っぷり。自動的にレントン達もそれに巻き込まれてしまう状況なため、ひとつの映画において、主人公への敵対勢力がいきなりひとつ、いや、ゲッコーステイトも所詮敵であることに変わりはないため、ふたつも増えるという事態を引き起こしてしまっています。それによって、本来の敵であるコーラリアンの存在感はどんどん薄れていってしまい、同時に、視点も散漫になってしまうという最悪の状況に。
 主人公であるレントンの仕事はエウレカとの愛によってコーラリアンをどうにかし、それによって何らかの教訓を得て、男としてひと皮剥けることであるわけで、結局、それに余計な障害を与えたゲッコーステイトの面々はどこまでもどこまでも彼の邪魔をし続けていた、という結論に至ってしまうわけです。
 本当、ホランドがレントンの頼れる上官だった序盤はかなり期待値高かったんですけどね。何故あのまま、良い仲間として終われなかったのであろうか。


 他にも細々としたことは色々と思ったけど、この感想文まで主題を見失ってもしょうがないので割愛。
 フラッシュアップというものの大切さを思い知るような、そんな映画でした。

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by ejison2005 | 2010-08-06 22:41 | アニメ | Comments(6)
週刊少年ジャンプ 10年 35号 感想
 ピッコロさん最後の輝き……!
 神コロ様になるくらいまでは、本当に頑張ってインフレへついて行ってたと思うんだけどね。いよいよパワーアップするためのロジックが尽きてしまい、前線から立ち去ってしまった。そして、ピッコロさん最後の輝きということは、天さん最後の輝きも近いのであった……。
 すごくどうでもいいことだけど、ドラゴンボールはここら辺(人造人間編冒頭部)が一番好きです。映画もクウラ~ボージャック辺りまでが一番好き。僕にとって、スーパーサイヤ人は戦士としての完成形のイメージが強いからね。それが活躍する部分に関しては贔屓目にもなる。


 スケットダンス

 安形はボッスンにマジギレしてもいいと思った。
 ボッスンの心意気だけは買うけど、これは本当に心意気だけで済ませといた方がいいと思うんだ。シャレになってない。

 あと、クイズも解答を漢字で書かれたりアラビア数字で書かれたりした場合、どうするつもりだったんだろう。


 トリコ

 あくまでも修行は修行ということで、今回の旅路においては、環境への完全な順能力を身につけるには至りませんでした。細胞も燃費を良くしたりと頑張ってたけど、基本的にはトリコ自身の創意工夫で補う形だったしね。それとも、オゾン草を食うことで細胞がパワーアップし、順応能力を高めるのでしょうか。

 それはさて置き、大自然の脅威に立ち向かうシーンの中に置いて、「諦めそうになるもののトリコに諭される小松」と「諦めかけたものの小松の懸命な姿を見て奮起するトリコ」というイベントを挿入していたのが、今回の白眉といえる部分でしょうか。
 積乱雲でのサバイバルという状況的な面白さに、トリコと小松のコンビ結成というオゾン草編におけるテーマ的な面白さも加えているわけで、実に丁寧な仕事であるといえるでしょう。


 ナルト

 カーチャン、いくらなんでも最期の言葉長すぎだってばよ……。最近の九尾さんは、本当に放置プレイ受けまくりだよなw


 ぬらりひょん

 チッ! 殺し損ねやがった! 愚図が! ぺっ(唾吐き捨て)。

 そんなわけで、元気に暗躍している鏖地蔵さんところの一派ですが、彼らの存在により、今後、おそらくは阻止寸前で生誕するのであろう晴明さんの立ち位置がいまひとつ予想できなくなってきました。
 僕的には、このシリーズで羽衣狐様と決着つけて、晴明さんは次シリーズのボスになるんじゃないかな~と思ってたんだけど、魔王の小槌に奴良家三代の血を吸わせて、鏖地蔵さんの黒幕も準備完了したっぽい感じがするんだよね。となると、シリーズひとつまたいでまでそちらを引っ張るとも思いにくい。
 まあ、僕の予想なんて滅多に当たるもんでもないので、考えないようにしとこうかな。


 ワンピース


 前回までの停滞感がうって変わって、今週は凄まじい速さで物語が進行し、非常に読み応えのあるエピソードになっていたと思います。これだ! このドライブ感が欲しかったんだ!
 特に良かったのは、ルフィが起こした一連の行動を「既に起こった出来事」として処理した辺りかな。
 これによる利点はふたつあって、ひとつは前振りなしに結果だけどどんと提示することによって、読者へインパクトが与えられる点。いわゆるひとつの陰獣方式ですね。それにここら辺はエピソードとして成立させられるほど困難でもドラマティックでもないから、冗長になってしまうのを防ぐこともできる(……つい先週まで物凄い冗長さだったけど)。
 もうひとつの利点は、海軍の反省会という形式を取ることによって、非常に複雑な理由で警備が手薄になっており、だからこそルフィがこれだけの無法を働くことができたのだと、自然な流れで説明することができるという点。これ、実際のイベント中にジンベエなりレイリーなりがルフィに解説してたら、ものすごく間延びしちゃってたと思うし。それに、オックス・ベルだの16点鐘だのというのはワンピ世界の専門用語だから、どれだけ事前に「それをやるとすごいんだぞ~!」と力説されたところで、僕は感情移入しきれなかったと思う。今週のお話を読んで得られたドキドキは、事前に世界中の人間が騒いでいる状況を描写し、「とにかくルフィはこの世界を揺るがす何かを成し遂げた」という前提で読まされたからこそ、発生したものだと思うんだ。

・ストロングワールドとのリンク
 ストロングワールドに関しては、おそらくは僕の読みこみが浅い故に、時系列がいまひとつよく分からなかったのですが、どうやらこの後に起こる出来事だったみたいですね。
 いやまあ、0巻に書かれてた例のアレがあるので分かってるっちゃ分かっていたのですが、どうやって合流するのかとか、見当もつかなかったからね。ようやく現実味を帯びて感じられた。
 ついでに、ストロングワールドを見ていた時、海軍無力すぎじゃね? と思っていたんだけど、あの無力さにはこういった背景があったんだね。納得した。というか尾田先生、ここら辺の流れをあの映画に組み込んでたってことは、一年かそれ以上前の段階において、既にここまでの構想を練っていたってことなのか。ぱねえ。ぱねえとしか言いようがねえ。
 ちょうどDVDも出ているし、今もういちどあの映画を見ればけっこう新しい発見があるかもしれませんね!


 めだかボックス

 縫合格闘技のくだりで、くらくらするくらいの西尾節を感じました。
 で、まあ、ラスボスであるところの球磨川君は別格として、マイナスのスタンダードモデルとして登場した江迎さんの顔見せが終了したわけですが、うむ、やっぱりマイナスの定義がよく分からん。能力の制御をしない連中とか言われてたけど、バッチリ制御してたしなあ。
 普通、こういうキャラってのは敵がどんな存在なのか、そのモデルケースとしての役割を果たすべきなんじゃないでしょうか。普通だからこそ、裏をかく意味もあるわけだけど、今回の場合は単に裏をかいただけで終わってしまっている気がする。


 瞬間ヒロイズム(読み切り)

 ワンピースとナルトとうろおぼえウロボロスと仮面ライダーWが大好きなのはよく分かりました。


 ブリーチ

 市丸「で、自分なにができるん?」
 神殺槍「13キロ伸びんねんでー」
 市丸「なん……やと……?」」
 神殺槍「それだけやないで! 音の500倍くらいの速さで伸びるんや!」
 市丸「え……そうなん? まあ、それならまだ使いようが……」
 神殺槍「嘘やけどな……ああ! 堪忍や! 折らんといて!」
 市丸「お前、本当ええ加減にせえよ!」
 神殺槍「正直に話すとな、自分は刃の内側に猛毒が仕込まれてんねん」
 市丸「うそ……やろ……? 何で内側なん? 何で表側に仕込まれてないん? それでボク、どうやって愛染隊長を殺せばええのん?」
 神殺槍「フフフフフフフフフフ……」
 市丸「ああ! ちょい待ち! なにM78星雲の宇宙人みたいにフェードアウトしとるん? あーもう! 外れ掴まされたわ!」

 市丸隊長はこのような刃禅を経て、それでもどうにかこうにか、神殺槍で愛染隊長を殺せるようなお膳立てを整えながら、ここまで来ているわけです。そりゃあ確かに、隊長格の皆さんが援軍に出てきた時は、見ていてはらはらしたことでしょう。万が一、そこで愛染隊長が倒されてしまっていたら、これまで色々考えてたのは何だったんだって話ですからね。彼の苦労が報われて本当に良かった!
 今週の煽りは『貫くは意志…!!」となっているわけですが、これも市丸隊長の半生を端的に表した、名文句であるといえるでしょう。


 逢魔ヶ刻動物園

 第1話の回想シーンにおいて、園長があまりにも現代の子供っぽくない(ファンタジー世界の「村の子供」みたいに見える……ウサギをいじめるという行動も含めて)というのは地味に気になってたんだけど、なんか本当に、永い眠りから復活した超古代文明人みたいなリアクションをされてしまいました。
 でもこの人、世界中を回って動物達を集めたんだよね? その間、移動手段はどうしてたの? 動物園はどうやって設立したの? というか、毎日食ってる食料やその他雑貨品はどこから手に入れてるの? という疑問も同時に湧いたという……。
 設定が練られてないといってしまえばそれまでですが、それは同時に、こういった特殊環境にある動物園がどうやって食料を入手しているのか(人間と交渉を果たしているのか)など、話のネタにも十分なる要素へ全く気付けていないという問題にも繋がるため、事態はより深刻なものであるように思えるわけです。

 それにしても、ボクシングやってればあれだけ分厚い紙の束を無造作にビリッと破けるものなんですね。僕もやっとけばよかったよ。


 リボーン

 わーい覚悟を見せてくれたよー。まあ、見せてくれたのは本当に覚悟だけなんですが……。

 例えば面接の際、企業は具体的なエピソードでもって自分の会社に対する熱意をうかがおうとします。それは口先だけで「俺はやる気があります!」と言われても、そんなの言うだけなら誰だって言えるからなのです。
 もっと言うなら、政治家の公約ですかね。あれだって言うだけならどんな誇大妄想も口にできます。問題はそれを実行するかどうか。言葉だけの決意になぞ、一文の価値もないのです。

 ドラゴン紫龍は、ジャミールへの道すがらに存在した数々の障害を乗り越え、更には自分の命を捨てることで自らの決意がいかほどのものであるのかを示しました。
 ツナ達も、「うおおー! 俺達は覚悟があるぞー! 山本やクロームのために炎を燃やすぞー!」とかやってないで、もうちょっと何か障害を乗り越えることによりエピソードを生み出し、それでもって決意の程を見せるべきだったんじゃないでしょうか。


 こち亀

 色々置いといて、雑巡査の得意顔が生理的に不快で、死ぬほど気持ち悪かったです。とてつもない不快感だ。

 本編ですが、なんで雑学王が熊の対処法すら知らないんだ? という残念ポイントはさて置き、ボルボのくだりを話すところまでは、筋としてそれほど悪いものでもなかったと思います。ただそこから、ただただ雑巡査の特技をマンセーして終わりだったのはどうかと思うんだぜ。
 彼の場合、雑学をひけらかしたがるのは明らかに人間的欠点なんだから、そこはボルボ話の教訓でもある「実体験こそが重要」という点をきっちり学ばせないと、彼に関するエピソードとして、オチていないと思えるのです。

 昔のこち亀だったら、終盤部分で雑巡査が実体験の大切さを知るものの、今度は何でも実体験で学ぼうとする極端な性格に生まれ変わってしまい、「お前のせいだぞ! 何とかしろ両津!」と部長がおしかりになるところまでがワンセットだったと思います。というか、極端に生真面目な新人巡査を両さんが教育するという話が、まさにそういうオチだっただけなんだけど。

  あと、足指の関節は根元の第一関節が肉に埋まっているせいで非常に分かりづらいため、もうちょっと分かりやすい知識を披露して欲しかったと思う。

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by ejison2005 | 2010-08-03 03:55 | ジャンプ感想 | Comments(8)