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週刊少年ジャンプ 08年 52号 感想
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 表紙でちょっと笑っちゃった。「かませ犬四人が主人公に挑む」図。


 ブリーチ

「『伏火』に『赤火砲』を練り合わせたものを縛道二十六番の『曲光』で覆って見えなくして~」
 と、これまで聞いたこともなかったり、あっても馴染みがないような単語を並べ立てての解説を行う雛森さん。なんだかルー語を聞いてるみたいだ。『ベンドダウンファイヤー』に『レッド火砲』を練り合わせたものを縛ロード二十六ウォッチクラッカーの『曲ライト!!』で覆ってショーアップなくした感じ。
 前々から思ってたんだけど、GI編でこういった現象を防ぐためにスペルカード全種をドドンと提示した冨樫先生みたいに、鬼道は一度全術名及びその効果をさらして欲しいな。オマケページみたいな扱いでいいから。

 どうでもいいけど、浮竹隊長と戦おうとしてるエスパーダは女の子だったんですね。言われるまで分んなかった。アラビア風のベストみたいなのをつけてブリーフはいた男の子だと思ってた。


 ワンピース

 ルフィは偶然に頼る部分が多かったとはいえ七武海の一角を戦場に引きずり出し、ナミはパワーアップアイテムが手に入りそうな場所で目覚め、サイボーグであるフランキーはクリティカルにくまの素性が探れそうな場所へ到着、と、どうもくまさんは意図的に麦わら一味を飛ばしてたみたいです(バシルーラ前にわざわざ聞いてることから飛ぶ場所は任意で指定できるみたいだし)。
 そんな中、一人だけゲイ王国へ飛ばされているサンジが非常に面白かったです。高確率で、この島も何らかの重大な秘密なり伏線なりが存在するのでしょうけども、このままギャグとして押し通しちゃってもそれはそれで面白いかもしれない。扱いが悪いのはいつものことだし。


 バクマン。

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 顔芸には定評のある尾畑先生であり、デスノでライト君が見せた面白顔の数々は繰り返しネットでネタに利用されるほど浸透していますが、やっぱり一番上手いのはこうやって緊迫した表情を描く時だなあと再確認。
 技術的に何がどう優れているのかはまったく分からないけども、尾畑先生がこういったコマを描くとググッと紙面が引きしめられて感じられるんだ。服部さんってキャラデザ的にもそんな描き込まれた顔している印象はないんだけど、それでここまで読み手の目を引き込ませるのはマジですごい。

・いつも辛口の相田さん
 前職はさくらテレビのプロデューサーなんですね。分かります。

・亜城木夢叶
 金剛番長の必殺技みたいなネーミングセンスだ。打舞流叛魔!!

・担当も勝利宣言
 あ、これ負けたなー。必殺技を当てた後の「やったか!?」並みに言ってはいけないセリフだったと思う。というか、あなた方自身で邪道だと言うとったじゃないですか。
 漫画的にも、ここで主人公達が本当に勝っちゃうとエイジの存在価値が無くなってしまうので、ここはなんとしても負けさせたいところ。おそらく、マニアタイプの漫画読みであるサイコー&シュージン&服部さんには面白く思えたけど、一般受けはしなかったという結末になるんじゃないかな。でも、一部の層には人気があったからエイジ共々売り出されていくと。
 ところで、このシーンで出てくる赤マルの表紙がトリコなんだけど、それは今度出る赤マルでリアルにそうなるということなのかな。そこそこのボリュームでトリコの番外編が載るなら是非読みたいぜ。


 トリコ

 すげー。わずかワンエピソードのうちに、GTロボのスペックをかなり深いところまで描き、なおかつ主人公の能力を全て引き出しながら、それを応用しての新必殺技披露までやってくれました。ものすげー密度の攻防です。
 これ、普通の漫画だったらGTロボのスペックを描写するところで一週、主人公の能力を全て引き出すところで一週、それを応用しての新必殺技披露で一週の、合計三週間くらいは使ったんじゃないかな。

・GTロボの装甲材
 色々と置いといて、チタン合金や強化アラミド繊維でトリコの攻撃を防いだ事実にビックリです。もうちょっとこう、ガンダリウム合金的な不思議装甲で覆われているのかと思っていたよ。先週明らかになったGTロボの正式名称といい、美食カイ側は現代科学を盛り込んでいく趣向なのかな。
 そしてどうでもいいけど、この組織は「カイ」の字がどうしても変換できない。

・食技
 食技=食器のダジャレだと予想。トリコのフォークや所長のフライパンチも食技なんだろうね。
 さりげなーく登場したこの名称ですが、「美食屋及びその関係者が使用する必殺技の総称」として考えると、これら必殺技の価値がググーンと上がって感じられます。上手く表現はできないんだけど、今までは「『フォーク』や『ナイフ』という名前の単なるすごい抜き手及び手刀」だったのが、「『フォーク』や『ナイフ』という名前の必殺技」にクラスチェンジした感じ。
 トリコの「幼稚な器具(わざ)ばかりだな」というセリフもグッドですね。このひと言だけで、「実力者は調理器具を模した必殺技を体得している」「中でもベイのそれは稚拙な部類」という二つの情報がさらっと伝わってきます。
 極力説明はおこなわず、にも関わらずニュアンスはキッチリ伝えてくるこの漫画力。イエスだね!


 銀魂

 すごくポジティブな意味で読者をバカにし、足蹴にし、嘲笑ってくれたと思います。最高だw


 ネウロ

 笹塚さんの死によって奮起した笛吹さん及び警察最精鋭の皆さんが万全の構えで罠を張ったわけですから、多少の犠牲は出しながらも葛西さんはここで是非仕留めて欲しい! 欲しいが……! しかし、ユキがボコられた伏線も存在するし、ここで仕留めるのは漫画的に難しいか……!
 笹塚さんが殺される現場には吾代さんもいましたし、警察の手で深手を負いながらも逃走に成功しかけたところへ、二人揃って参戦するというのが一番ありそうな展開でしょうか。


 サイレン

 どういう理屈でか、普通に生き残っちゃった影虎さん。そりゃねーっすよ。ライズの達人がどうとかってレベルじゃねーよ。

 しかも、恐るべきことに一緒にチンされたはずの携帯電話は絶好調で稼働しております。さすが不死身の影虎……! その携帯電話もまた、不死身……!


 ぬらりひょん

 犬神消滅の際に書いた「人手不足なのに幹部殺すなよ」というツッコミですが、牛鬼のひと言で上手いこと処理されてしまいました。まだまだ増援が呼び込めるのかー。で、爺ちゃんが四国に旅立ったのは、その可能性を断ち切るためと。

 しっかし、リクオと牛鬼が二人でニヤニヤしてるからには牛頭と馬頭を送り込んだのは、相談して決めたことなんだろうな。補佐がついているとはいえ、いつの間にかこの少年、かなりダーティなことも平然とやってのけてます。バビル二世や伊賀の影丸みたいな主人公だ(良い人だけどすげえシビア)。


 いぬまるだし

 ラストのバクマンパロがツボにはまりました。こないだといい、大石先生はバクマンが気に入ったのだろうか。
 あと、この作品はフルチンネタに走ってない時はかなりの安定感を示すようになってきましたね。そろそろズボンはいて、この設定はなかったことにしてもいいような気がする。


 ハンター

 あーやーしーいーなー。ここでゴンが見せたという視線の揺らぎは、限りなく怪しい。五分五分でこの子、わざと隙を見せているよ。忘れがちだけど野性児設定があるから、ハエに対する知識とかからプフの能力を推察しちゃったりしていそうだよ。
 その場合、飛んでったプフ本体も来週辺りでゴンに捕獲される可能性があるわけで、意外とプフは手早く片付けられちゃうのかもしれません。

・主人公側最高戦力が思いっきり不意打ちしてる件
 ……と、ここまでプフはバレてるよ説を書いといてなんですが、今週における会長の不意打ちっぷりを見ると、案外バレてないかもしれません。
 だって、技を放っているのは会長ですからね。有効でない攻撃を放つわけがありません。見た目にもピトーに使った時とは比べ物にならないくらいの本気っぷりですし、無防備マンと化していた王には相当な痛打でしょう。腕とか無くなってても僕は驚かない。
 さすがにそれは期待しすぎだとしても、これが原因で王の戦力が激減し、会長と互角以下の戦いになる可能性は高いです。となれば、勝敗を分かつのは当事者たちにとって予想外の存在(プフ)による介入となるのではないでしょうか。


 バリハケン(最終回)

 うーむ、作品としてのテーマを描き切り、すっごく綺麗にまとめあげてくれました。長く続けばいいというものでもないし、ここらで気持ち良く終われたのは(例え打ち切りだとしても)幸せなことだったんじゃないかな。次回作にも期待したいです。

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by ejison2005 | 2008-11-26 14:18 | ジャンプ感想 | Comments(16)
週刊少年ジャンプ 08年 51号 感想
 遅れてゴメン! いい加減にスパロボZをクリアしたかったんだ。
 てなわけで、ようやく56話まできました。説得したレイに対して、魂+十段階改造フル・ウェポン・コンビネーション喰らわすシンきゅんマジ外道。
 ちなみに、if(シン仲間)ルートなのは自力じゃなく攻略読みました。さすがに二週もする時間はないからね。


 アイシールド

 んー、これといってもめたりすることもなく、アッサリ仲間集めが始まっちゃいました。
 これも展開が早くて良いとは思うんだけど、でも、個人的には淡白すぎると思えちゃうんだよな。なんというか、主人公たちが状況に流されまくっていて、主体性を発揮していないように感じられるのです。
 前回、モン太が唐突にプロ入りを目指すと表明していたんだけど、ここら辺をもう2~3週かけてじっくりと掘り下げ、セナもプロ入りを目指すと決意したりしていれば、ラストにモーガンが提示した餌も有効に機能していたし、主人公が物語を牽引しようとしている印象を得られたんじゃないかな。

 そういや、僕はこの手のツッコミを以外にも今までしたことがなかったんだけど、自分たちの想いで集まった草の根の泥門メンバーは助っ人選手とか多いね。これ、ナルトの五行属性とかと同じで黒歴史的な設定だよなあ。


 ワンピース

 エース救出への前フリだっただけあって、さすがにアマゾン・リリー編はコンパクトに納めてくれました。これだ! このスピード感を求めていたんだ……!
 しかも、しかもですよ。これだけ短めに納めておきながらも、七武海である蛇姫様の威厳はまったく衰えないばかりか、人を信じる心を手に入れることによってキャラクターとしての成長まで果たし、魅力は増すばかりです。
 いや、本当に今回の尾田先生は頑張った。感動した。エース救出もこのくらいスムーズだといいなあ。

 とまあ、いつものように余計なことを書いたところで本編の感想ですが(うちの感想なんざ余分だらけですが)、そりゃもう、蛇姫様カワイイ! カワイイ! カワイイ! てなもんです。アマゾン・リリー編って、それ以外に書くこと無くね? くらいの勢い。それだけ彼女のヒロインっぷりは素晴らしい。

 僕がそう感じたのは多分、蛇姫様がナミやロビンと違って海賊団の仲間じゃなかったからでしょうね。ルフィの性格上、仲間は仲間であり、それ以外の何かになり得るとは考えづらいわけで。麦わら海賊団の中でマジ恋愛とかされても、読者は反応しづらいし。
 例えば、ドラゴンボールで悟空がブルマと結婚しちゃったりしたら、結構な違和感を抱いていたと思うんだけど、これはつまり、そういうことだと思う。

 彼らの俗世にまみれてなさっぷりは、仙人の域にまで達していそうですからね。ナチュラルに悟りとか開いていそう。


 トリコ

 うは、リアルに酒で治しちゃったw ルフィやゾロもグルメ細胞とやらを保有しているのかなあ。
 それはさておき、「…だが 尊い技術も… 必ず悪用する奴らが出てくるもんだ…」というセリフを被せる形で再生シーンが描かれているので、巷で流れていたロボット説はないにしても、所長は何らかの強化手術でも受けているのでしょう。浸食率を上げてリザレクトでもしたのでしょうか。
 残念ながら、「所長=非人間」という僕の説は外れちゃうことになる、かな。


・グルメテレイグジスタンスロボット

 多分、モビルトレースシステムみたいな操作方法なんでしょうけども、だとしたら、オペレーターはその場で足踏みしながらもGTロボそのものは前方へ進むような高度な歩法とかが必須になりますね! ビームを撃つ時には、スパロボでバルカン砲を必殺技のごとくシャウトしていたドモンのように、「ビイイイィィムウウウゥゥ砲!」とか叫んだりするのかも。
 歩行は足元を全方向型ランニングマシーンで解決するとしても、水泳とかはどうするんだという話だしね。Gガンダムの頃から思ってたけど、この手の操縦システムで必要なのは戦闘スキルではなくパントマイム力だ。


・エンドルフィンスモーク

 あー、このシーンちょっといいな。
 目の前でド致命傷を負っている母ウルフにどうやって子ウルフが甘えるのかという問題を解消しているのもそうですが、初登場以来、これといって活躍していないリンの名誉を回復させているというのも評価したいのです。
 これがなくってもバトルウルフ親子は絆の力とかでどうにかできたのかもしれませんが、リンの方は単なるデビル大蛇を凶暴化させた女で終わってしまいますからね。しまぶーは、リンをこの先も準レギュラーとして登場させ続けるのなら、この程度には有能さのアピールが必要だと判断したのではないでしょうか。


 リボーン

 あー、入江君はあの入江君だったわ。ようやく、むかーし昔のエピソードで登場した子供時代の彼と、未来編における彼とがつながって感じられた。うん、あの一件がきっかけでマフィアとかに関わっていたとしても、漫画的に順当に成長していったらこういう風になるよな。すごい説得力です。

 展開的にも、今まで謎とされてきた数々の要素へ決着がつけられそうですし、今週のリボーンはかなりのカタルシスがあったと思うよ。


 ブリーチ

 設定が限りなくあやふやなために、実質何でもありとなっている鬼道を得意とする雛森が駆けつけた以上は、何の前フリもなくすっげえ便利な術を特に制約なく行使して逆転するんだろうなーと思っていたら、本当にそのまんまでちょっと笑ってしまいました。
 前にも書いたような気がするけど改めて書きますが、ナルトの術といい、この漫画の鬼道といい、オリジナルの術を際限なく複数種行使可能な設定にしちゃうと、「どうせ新技でどうにかしちゃうんだろ?」になっちゃうのが辛いね。


 銀魂

 ケラケラ笑いながら読んでたんだけど、しかし、ちょっと待ってほしい。目をつぶって見るのは、はたしてまぶたの裏なのだろうか?
 と、いうのも鏡の前でつむった瞼を指で無理やり開いてみれば分かる通り、つむった状態の眼球ってクルッと上を向いているんだよね。これがいわゆる白目の状態。つまり、目をつむった状態で視界に納めているのはまぶたの裏ではなく、眼底の上部。いや、光を受けてないのだから正確には「見て」いないんだろうけども。
 ここから考えるに、眼球が休んでる状態というのはクルッと上を向いている状態であり、この状態こそ、脳が映像を映像として認識しないリラックスした状態であるといえるのではないでしょうか。

 と、僕は前々から眠れない状態に陥るたびにとりとめなく考えたりしていたんだよ、というどうでもいいお話でした。


 ぬらりひょん

 今週、つららちゃんが怒っていた理由を答えなさい。
 
 ① マフラーを破かれたからである。
 ② 作戦の詳細を知らされてなかったからである。
 ③ マフラーを巻いてたのがリクオでなく、首無の方だったからである。


 バクマン。

 せっかく高級そうな焼き肉店でおごってもらいながらも、ガツガツ白米を食べているサイコー&シュージンを見てちょっと微笑ましくなりました。かわいいなー。僕も学生の頃、焼き肉はあくまで飯のおかずだったよ。今は別カテゴリー。

 んで、今はひたすら頼もしく、サイコー&シュージンにとっては教師のような立ち位置にいる服部さんですが、やがて連載が進み、二人がプロデビューしたとしたら、そういった介入するタイプの編集さんに関するメリットデメリットについても触れていったりしてくれるのかな。

 その時は、それまで主人公&読者を力強くけん引してくれた服部さんがある種の敵といえる立場になるわけで、きっとかなりのカタルシスがあるんだろうな。

 ……連載が続けばの話だけど。


 ハンター

 ああ! ピトーからプフが王の居場所を聞き出したらマズイ!
 ……と一瞬思ったのですが、神の視点を持つ読者的には全然そんなことないと感想書く段になって気がついた。
 仮にプフが全体重の90%くらいを用いた密度の高い分身で王をサポートに行ったとしても「空気読め。帰れ」で終わりそうですからね。ゴンたちの危険性も飛躍的に下がるわけで、読者的にはむしろ王の居場所を知ってもらいたいところです。


・ユピーの現状

 ちなみに、以前にハコワレを喰らった時点でのゴンが21500オーラです。ここまで追い詰められながらも、中堅ハンター二十人分以上のオーラ総量を誇るユピー。これだけ途方もない数値を見せつけられると、最初は悠長に思えたハコワレアタックがむしろ適切な作戦だったことに気がつきますね。肉体形成も可能なんですし、どんだけグーを当てようがリソース削り切れないよ。これ。

 冨樫先生はともかく、ゴンたちはそこまで意図してユピーにハコワレを使ったわけではないけど、ユピーを倒すためには、ハコワレでトばすことが必須条件だったわけですね。


・頂上対決

 あれだけのイベントを経てなお(むしろああいったイベントだったからこそ)、王の認識はこの辺で留まっているわけですね。逆にいえば、それ以上の段階へ王の意識を押し進めれば(説得すれば)ネテロ会長にも和解という名の勝機が生まれてくるわけで、かなり絶望的だったこの対決にも何だか希望が見えてきた感じです。
 いやさ、ネテロ会長だってそう簡単に負けるタマじゃないだろうけど、でも、ガチ勝負で王に勝てるとまでは思えないよ(今週、ネテロ会長は暗にそれを認めたし)。


 サイレン

 きっと影虎さんは死んじゃうんだろうけども、ここで彼を殺すのはけっこう秀逸な一手だったと思うんだ。最近のネウロが殺すの上手すぎて影に隠れちゃってる気がするけど(影虎だけに)。

 彼が死ぬことによって必然的に(手伝わなかった後悔から)アゲハたちが、どうもワイズの前身っぽい犯人たちに関わっていくだろうから本編の進行にも一役買っているし、師匠キャラの一人である彼が比較的アッサリと死ねば、敵の強さとか怖さとかも引き立ちますしね。彼、ドリフトじゃないから使い捨てにしてしまっても構わない存在ではあるし。

 惜しむらくは、敵の能力と戦法が「は? そんなのできるのかよ??」な代物だったことでしょうか。能力が強化される未来ならともかく、現代でこれとはもはや何でもありだぜ、PSY。

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by ejison2005 | 2008-11-21 00:57 | ジャンプ感想 | Comments(6)
週刊少年ジャンプ 08年 50号 感想
 都合により、今週の感想は若干縮小気味で。


 バクマン。

 ううむ、服部さんが出てきて以来、急激にこの漫画は面白さを増しているぜ。それまでは、何の実績もない中学生が二人で自信満々にしているばかりだったからなー。漫画を連載したことのない炎尾みたいな状態だったわけで、そりゃ魅力にも欠けるよね、というお話です。

 で、今週のエピソードで地味によかったのは、エイジやサイコー&シュージンといった若手漫画家たちとの打ち合わせ風景を通して、服部さん&パーマさん(仮名)というそれぞれの担当編集のタイプの違いを、さりげなく描写したことなんじゃないかな。パーマさん(仮名)が漫画家放置タイプで、服部さんが積極的に作劇へ介入していくタイプ。

 今回のお話だけだと、断然後者がいいように思えてきますが、どちらも一長一短であるわけで、そこら辺が今後の展開に影響を与えてくれればよいなと思います。

 あと、今のところは「エイジ=大衆受けする看板タイプ」「サイコー&シュージン=マニア受けする縁の下タイプ」という描写がなされているので、多分この初対決は主人公コンビの敗北に終わるんだろうなー。大場先生はきっと、そういうところでシビアな人だと思うんだ。


 ワンピース

 ああ、天竜人にビビッてると知って自分の中での蛇姫様株が暴落しているのを感じる……! いや、それと引き換えにずいぶんと親しみの持てるキャラになったと思うし、尾田先生の狙いはまさしくそこにあるのだろうから、手のひらの上で踊らされちゃっているわけなんだけど。
 僕は七武海に、海軍に対してもその他の戦力に対しても、決して強気な姿勢を崩さないアウトローな強者であることを望んでいるんだ。

 でも蛇姫様カワイイなー。これはこれでいいなー。


 ナルト

 さすがに、この回想シーンの中で重要な伏線はないだろうし、何で僕たちはどうでもいいおっさんが博打でスッたりしているシーンを読まなきゃならんのだろうか……。
 というか、これやるくらいならチョーザさんが妙に綺麗な死体になったり、カカシ先生がたいへん面白い埋まり方をするに至った経緯を描くべきでは……。

 あと、カカシ先生は「走れチョージ!!」とか言っている暇があるのなら、「まだ生きてるから止めを刺してから行け」と伝えるべきだと思いました。そこまでして死ぬ死ぬ詐欺がやりたいのか。


 トリコ

 あ、GTロボ終わったな。
 ↑一番に思ったこと。

 つーくらい、ラストのトリコはスゴ味があったです。まだまだ威厳は衰えないな。

 ドテッ腹に続いて今週は喉元を風通しよくされてしまった所長ですが、うん、この流れだと間違いなく生きてるね……。
 というか、GTロボが「旨ソウダ」と言いながらノッキングしようとしているあたり、所長は人間じゃないのかもね。人間にすごく似た隔離指定生物とか。クローン生物の研究施設を束ねているのなら、そのくらいの特殊性は備えていそうです。

・グルメID
 
 あー、今まで美食屋のフルコースって、各々が勝手に吹聴しているんだと思っていたんだけど、この仕組みを使っているわけか。本編の流れとはあんまり関係なかったけど、今まで抱いていた疑問に回答がなされたのはよかったと思います。


 ぬらりひょん

 げげげ、何だこの格好良い狸は! 謝れ! ドラえもんに謝れ!

 それはそれとして、できれば犬神は殺さないで欲しかったな。首尾良く関東を制覇したとして、その先もまだまだ組織は活動していかなければならないんですし、その中でヒットマンが必要とされる局面はいくつもあるでしょう。

 大体、重用された幹部の一人が幼女の着物を破って大喜びしていた変態ですからね。人手不足は明らかなわけで、ここはフロシャイムばりの好待遇でいって欲しかった……!


 ハンター

・分身の実況

 細かいツッコミだけど、この文脈だと「ユピー」と「トンガリ頭のデブ」が別人みたいです。たまたま、変身する瞬間だけ分身がよそ見をしていたのでしょうか。

・数日前に捕えた人間

 んー、今のところ登場人物で消息が不明なのは彼女くらいですし、ひょっとしてパームかな……? 捕まった時、速やかに死ねるかを気にしたりもしてたし。シルエットも髪が長いし。

・ラストのゴン

 こえー! 相変わらずゴンこえー!
 対戦相手に対して勝算がありそうなトリコならばともかく、冷静に考えて護衛軍とは圧倒的な実力差があるゴンに対してそういう感情を抱けるのは、本当にすごいことだと思います。プフはコムギの命を重要視してないでしょうしね。王に与える影響を恐れているだけで。


 ネウロ

 最も誠実で優秀な警察官の中に石垣さんが混ざっている……? もしやこれは、まだ「石垣=イレブン」であり、それを察した笛吹さんが張った壮大な罠だというのか……!

 いや、さすがにそれはないだろうけどね。

 本編の方ですが、本城さんが内通者だったというのはすげービックリしたなあ。言われてみれば、日記の隠し場所で手間取っていた辺りは、天才設定と合わせて考えるとあまりに不自然でしたし、伏線はきっちり張られていたわけか。娘さんの件もあって、完全にノーガードだったよ。

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by ejison2005 | 2008-11-13 03:06 | ジャンプ感想 | Comments(12)
週刊少年ジャンプ 08年 49号 感想
 ああー、そういや今週のジャンプは土曜発売なんでした。忘れてた。しかも、ガンダム感想とか劇場版ウルトラマン感想とか劇場版電王感想とか一切手をつけてねえ。たはは。
 前にも書いたけど、休みの都合とかで更新日時はころころ変わるんで、生暖かく見守ってやってください。

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 で、今週は記念すべき2000号突破記念なわけですが、それを祝した立体紙アートの仕掛けは面白いですねー。僕はこういうのでドキドキワクワクしちゃう時代をとうに過ぎちゃったけども、試みとしては称賛できると思う。
  単にDVDとかをオマケにした方が、読者にとってのコストパフォーマンスは高いんだろうけども、こういった遊び心を前面に押し出せるジャンプは、やっぱり「別格」として感じられるのですよ。余裕が漂ってる。


 ワンピース

 あ、覇気を操る相手に対しても、ちゃんと既存の技術が通用するんだ。これはちょっとひと安心。今まで培ってきたものが、急に切り捨てられるのはわびしいからなー。ワンピの場合、十年以上もやってきてるわけですし。

 ラストで、体を張って背中を隠してあげたのもグッド。武々に至るまでが少々強引だったのが、惜しく感じられるところでしょうか。

 しかし、ここ最近のワンピースは裸のルフィが女の人にイチモツを引っ張られたり、ルフィが女の人の背中に抱きついたりしているわけで、そういった要素だけ箇条書きにすると別のジャンルみたいだぜ。


 ナルト

 うーむ、なぜこの人たちは技のインターバルを狙うのが肝要な相手に対し、三人ないし二人で同時攻撃を仕掛けようとするのだろう。謎だ……。

 ラストのカカシ先生ですが、チョージ親子が倒れている隣のコマで、特に活躍した覚えもない彼らの親類とおぼしき忍者が気絶している様子を不自然にアピールしているので、こっちが本物のカカシ先生だったりするんじゃないかな。もしくは、がんばってペインを幻術にかけたとか。

 うん、カカシ先生が死んだとは微塵も思ってないんだ。すまない。影分身じゃないのなら、変身した味方であればいいじゃない。
 もしくは、ツナデ様のスーパーヒーリングパワーが炸裂するのかも。


 銀魂
 
 終わった! 最後まで非常にレベルの高いSAWパロディでした。
 というわけで、SAWのネタバレ含んじゃうから反転ね。

 やっぱり、一番のリスペクトポイントは総悟が真犯人だった点ですね。ジグゾウさんの犯行の特徴として、自分も現場に赴いているが、心理的な迷彩でそうと感じさせないというのがあるのですが、今週、この漫画は見事にそれを銀魂風へとアレンジさせていたと思うのです。まさか死体は犯人じゃないだろう。まさか準レギュラーは犯人じゃないだろう。

 今週前半でのシリアスごっこはブラフにしてもちょっと長く感じられたけど(もう少しギャグを増やして欲しかった)、その分、ラストのインパクトが大きくなるわけですから、これは純粋に僕の好みの問題でしょう。

 いや、本当にレベルの高いパロディだった。こういうネタは、今後も定期的にやって欲しいぜ。



 トリコ

 おお、てっきりデビル大蛇戦後にGTロボ乱入かと思いましたが、前門のデビル大蛇・後門のGTロボ状態になるとは。しまぶーは容赦なく主人公たちを追い込むなあ。

 んで、ドテッ腹をぶち抜かれた所長はそれでも元気に必殺技を放ち、来週以降も継戦する気満々なわけですが、カカシ先生と違い、こちらはものっそい死臭が漂って感じられます。正直、抜き手くらった時点でもう終わったと思った。
 助かるとすれば、今週、伏線を張ったグルメ細胞絡みになりそうな気がしますが、でもここは所長殺して欲しいなー。命と引き換えにGTロボを倒したりはしてもいいから、死んで欲しい。そうやって緊張感を維持して欲しい。

・「うまい飯食ってる証拠か…」
 ああ、この世界ってうまいもん食ってると強くなっていくシステムなのか。ガッツ島編を思い出すぜ。これはちょっと面白い設定ですねー。
 やっぱり、漫画としての独自性を発揮するためには美食屋としての仕事をこなしていかなければならないわけですが、ジャンプにおいて単なる冒険モノでは苦戦することは必至! しかしながら、この方式を用いれば美食屋としての仕事がイコールで修業編にもなります。
 あのドラゴンボールでさえ、ドラゴンボール集めという冒険要素を切り捨てざるを得なかったわけで、これはもしかしたらもしかすると、かなり偉大な発明なんじゃないでしょうか。すごいや。


 アイシールド

 そ……そうか、世界編的なものへ突入していくのか……。

 でも、スポーツ漫画枠の後釜も育ってないし、どうしてもこの枠を残し続けたいのならアイシールドを存続させ続けるしかないでしょうから、これも仕方ねーのかなー。帝黒も最後までパッとした印象がなかったから、ここで終わったとしても大団円といえるほどの感動はないでしょうしね。

 しかし、しかしですが……せめて来週以降にその展開を匂わせてくれないものか……!

 いや、来週といわず、むこう一~三か月くらいは全国大会のエピローグに費やしてもよいくらいだと僕は思うよ。なんてったって、300週以上もかけてたどり着いたひとつの終着点ですから。もっと勝利の余韻に浸らせてよ~。


 こち亀

 ちょwwwwwハンバーガー250円てwwwww現代感覚でも余裕でぼっているぞこの店wwwwwうぇwwwwwうぇwwwww

 ってつっこむべきなんだろうか、この話は?

 それはそうとして、子供の両さんが現代を否定したりせず、全肯定してくれたのは久しぶりによかったと思います。

 ※コメントで教えてもらったけどモスやウェンディーズの値段はこんなもんだそうです。


 バクマン。

 相変わらず恋愛パートはどうでもいい(彼女がグラビアやったって構わなくね?)けど、その他の面では非常に興味深い内容だったと思います。これは僕だけじゃなく、ジャンプを定期購読している読者のほとんどがそうだったんじゃないかな。
 すっごいミクロな話だけど、僕が以前にこんな記事こんな記事を書いた時は、一日のプライベートアクセス数が八千以上いってましたしね。みんなどれだけ興味あるんだよ! って話です(※)。

 しっかしこれ、二割でいいというのは完全に想像の範囲外だったなあ。僕はムヒョとか編集部の保護を受けてると思ってたけど、二割くらいなら普通に勝ち取ってたのかもしれない。そうだったのだとしたら、西先生ごめんよー。

 んで、シュージンとサイコーが反王道な路線を選択したというのは、とても面白い展開だったと思います。主人公だからって、華々しいことばっかりする必要ないじゃないって感じで。すごく形容しづらい感覚だけど。
 既存の漫画で例えると、花道がその派手派手しいキャラクター性に似合わず、リバウンドという地味な仕事で大活躍し、プレイスタイルを確立させた時のような感覚。

 ※ちなみに今では考えを改めてます。「神に祈る」これしかない……!


 ハンター

 つまらなくはない……決してつまらなくはないんだけど、でも、どこか煮え切らないバトルになったという印象。
 これは多分、連載復活前には「こんな奴ら相手にどう立ち向かえばいいんだー!」という状態だった主人公たちの状況が、「なんだか勝てそうな気がしてきたぞう」に変わったからでしょうね。
 ユピーさんはキャラとして出せるものを出しつくし、その上でキルアにボコられたり今週またオーラの借り入れ量を増やされたりで、そろそろ攻略間近という印象。ピトーに至っては戦わずにして勝っちゃいそうな雰囲気で、残る護衛軍はプフ一人。本筋で気になるのは、彼の攻略と王様VS会長の一騎打ちくらいのものです。

 その他の部分に関しては、広げてきた風呂敷を畳む作業に入ってる感じが否めないから、この読感もまあ、やむをえないのかなと思ったり。

 今は起承転結でいえば「結」に近い部分なんだろうな。で、こないだまでが「転」と。そりゃ、創作物で一番盛り上がるのは「転」の部分ですよ。



 チャゲチャ(最終回)

 2000号突破という記念すべき週に、躊躇も容赦もなく八週で打ち切るジャンプはあらゆる意味でさすがだと思いました。

 本編の感想は特にないです。

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by ejison2005 | 2008-11-03 21:30 | ジャンプ感想 | Comments(16)
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2010年
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10年17号のワンピース感想について追記
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2011年
01号


仮面ライダーオーズ 感想
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第11話 第12話 第13話 第14話


ガンダム00セカンドシーズン 感想
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ゲーム
スーパーロボット大戦Z 感想レビュー スーパーロボット大戦NEO レビュー
バイオハザード5 遊んでます     
うみねこのなく頃に 推理 第3弾(EP3&4編) 逆転検事 感想 ドラクエ9 全クリしました
パラサイトブラッド オンリーコンベンション 行ってきたよ~
うみねこのなく頃に EP1~6までの感想 うみねこのなく頃に EP7 推理とか感想とか
【FFT】歴史の真実に気がついてしまった!【ネタバレあり】 卓ゲm@sterは最高っス


ポケモンブラック プレイ記録
     最終回


漫画
トリコの食費について考える ジャンプ読み切り作品におけるテンプレート
ヤングガンガン 10年 09号 感想 テルマエ・ロマエ 感想 戦国スクナ レビュー
男子高校生の日常 レビュー ひゃくえん! レビュー ヤングガンガン 10年 10号 感想
ばらかもん レビュー 生徒会のヲタのしみ レビュー ヤングガンガン 10年 11号 感想
テラオ レビュー 夜桜四重奏 レビュー 激戦区☆ツンぷに食堂 レビュー
鉄腕バーディー 感想 続・鉄腕バーディー 感想
最近のジャンプ作品は作品モチーフをないがしろにしすぎではないだろうか?
高杉さん家のおべんとう レビュー 作品モチーフに関する考察 ロボットモノ編
「頭脳系」キャラについて考えてみる 駄目な作品っていうのは……
アリアンロッド・サガ コンチェルト レビュー PSYRENなんで打ち切られてしまったん?


ノベル
俺の妹がこんなに可愛いわけがない レビュー 剣をつぐもの レビュー
小悪魔ストライカーズ! レビュー ゴールデンタイム レビュー


アニメ
劇場版仮面ライダー電王&ディケイド 鬼が島の戦艦 感想
2009年秋アニメの感想 2010年 春アニメ感想   2010年 冬アニメ感想
1ミリたりとも声優に詳しくない俺がトリコの声優を夢想してみた
超・電王トリロジー B&Y 感想 2010年 春アニメ感想 完結編
2010年 夏アニメ ファーストインプレッション
交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい 感想
仮面ライダーW FOREVER AtoZ 運命のガイアメモリ 感想
ポケモンアニメがどれだけ偉大なのか真面目に考えてみる 2010年 夏アニメ感想
2010年 秋アニメ ファーストインプレッション なぜサトシはベストを尽くさないのか?

雑記
二十四歳になったお! 25歳になりました

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by ejison2005 | 2008-11-03 21:28 | 過去ログ | Comments(0)