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というわけでお引越しするので、しばらく更新はお休みしますね~。
週刊少年ジャンプ08年17号感想はこちら
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by ejison2005 | 2008-03-26 02:35 | 雑記
週刊少年ジャンプ 08年 17号 感想
ニコパレードマーチが面白すぎる件について。
なんつーか、見ていると久々にガンパレが遊びたくなってきたぜ! 僕はガンパレの戦闘システムは複雑で好きになれなかったので、整備兵→司令官と職を変えていきました。初めて遊んだ時、ぬこと戯れていたら謎の超パワーアップを果たしたのはいい思い出。オーケストラは、何であんなになっちゃったんだろう。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ダブルアーツ(新連載)
非常に良質な第一話だったと思います。凄いな、ここ三週の新連載は全部面白いじゃないか。
といっても、二週三週と面白さを維持できるかが重要なんですけどね。今のところ、ぬらりひょん(三週経過)はちょいと下降気味でバリハケン(二週経過)は安定している感じ。

本編の感想ですが、常に手を繋がっていなければならないというミクロな問題が、トロイの治療法解明というマクロな問題点へ直結した構造になっているのが非常に良かったと思います。
根本的にヒロインを救うには(不自由なく日常生活を送らせてあげるには)、主人公が協会本部に辿り着いてトロイの治療法を見つける必要があるわけで、ヒロインの生死が世界の興亡とほぼイコールなわけです。いや、ヒロイン死んでも主人公さえ辿り着けばOKなわけだけど、それはバッドエンドでしかないしね。
ストーリー上の目標も、「協会本部への到達」と具体的に示されましたし、今後が楽しみな作品です。
……でもなあ、打ち切られそうな匂いもバリバリするんだよなあ。果たして、メイン読者層に受け入れられるんだろうか。

こんな風に思えてしまうのは、もちろんこういったジャンルが受け入れられづらいものであるのもそうですが、バトル描写があまりよろしくはないというのもありますね。
ありていにいって、ちょっと暗殺者さん弱すぎるだろうと。
胴体などの他部位ではなく、わざわざ握り合っている手を狙うという思考回路が意味不明ですし(弱点って何だよ弱点って)、そもそもこのくらいでどうにかなる程度の実力しかないのなら、シスター達があそこまで恐れている理由もありません。
今回登場した彼が、たまたまルキア如きに倒されたディ・ロイ並のタコスケであったというのなら納得ですが、他の暗殺者達まで似たような実力なのだとしたら、やっぱり打ち切りコースだろうと思います。
個人的には、現在のサイレンにおける放浪者と禁人種くらいの実力差が丁度良い塩梅だと思うよ。もっと具体的に例えると、アサシンクリードの主人公くらいの戦闘力は欲しい。

どうでもいいけど
最初、タイトルを「ダブルアーッ」と間違えた俺は魂魄を百万回引き裂かれて消滅した方がいい……。


ワンピース
短いのはいいんだけど、各々のバトルを省略しすぎて今度はダイジェストみたいになってしまっているんですよね。
尾田先生はどうしてこう、極端から極端へと移行するんだろう。

ブルックはラリホー使いでした
うおっ! ブルックつえー!
戦闘力では同じ剣客であるゾロよりも格下な印象の強いブルックでしたが、こんな特殊能力を備えてるんなら全然活躍の幅はありそうです。スピードでは麦わら一味でもナンバーワンだし。
以前の戦いでこの技を使わなかったのは、アンデット系の敵にはスリープが効かない法則だと脳内補完。


ナルト
以前、冗談で「イタチが死んでも天照が解除されなかった場合、地球が滅ぶのでは?」と書いたわけですが、なんか本当にそういう展開が待っていそうです。うちは一族ろくでもねーなー。
大蛇丸の化身であろう白蛇が炎に焼かれて死んだのはおそらく、イタチが頑張ったんだろうとは思いますけども、それならそれでもう少し分かりやすく、彼が最後の力を振り絞っている(っぽい)描写を加えるなどはして欲しかったところ。

その頃のナルト達
集団戦闘するシーンが、思いっきり省略されてて笑ってしまいました。まあでも、描けないものは描かないってのはひとつの選択肢ではありますね。
この場合、難点とすべきなのは例によって一部のキャラを除けば棒立ちしていたっぽい雰囲気をかもし出していることでしょう。素晴らしいチームワークです。


バリハケン
団吾サイドと火讐サイドでザッピングしている部分は、やや煩雑で読みづらい印象しか受けませんでしたが、それ以外の面ではおおむね初回と同等の水準を保っていたと思います。すなわち、キャラがそんなに不快ではなく、要所要所のギャグでクスクス笑える状態。
うん、鈴木先生はとても良い意味で力が抜けていそうですね。このレベルを維持したまま、ずるずると続いていって欲しい。そんな漫画。

ところで、妹喫茶でケチャップをぶっかけられるくだりはそういうサービスなの? 単にこのメイドさんがミスっただけなの? 教えて! エロイ人!


アイシールド
赤羽「俺がアイシールドだ!」
       ↓
赤羽「ごめん、実は俺騙りなんだ……」
       ↓
大和「俺こそ正真正銘、本物のアイシールドだ!」 ← 今ここ
       ↓
大和「すまん、実はおれアイシールド22なんだ……ほらゼッケン見てよ」

クリスマスボウル終了後は、アメリカにいる本物のアイシールドと戦いにいくお!


リボーン
バイシャナさんのボックス兵器が、他のボックス兵器を食うことでパワーアップするタイプだったというのは良かったと思います。これならまあ、味方同士ですったもんだした理由付けにはなりますし。

しっかし、笹川兄は十年ですっかりギャングの世界に染まったなあ。一体何があったというんだろう。頼もしいんだけど当惑するぜ!


ブリーチ
ニセ空座町を用意したというくだりは、何だかドラえもんの鉄人兵団を思い出しました。
あっちと違って、人は普通に往来しそうだからやっぱり犠牲者が出るような気はするけども、何もしないよりは何百倍もマシですしね。

ところで
久保先生がウルキオラさんを復活させたついでに、死にかけたまま放置されているグリムジョーさんのことも思い出してくれるといいナ!


ぬらりひょん
うーむ、坊ちゃんモード時のリクオがあまりにも頑な過ぎて、ちょっとどころではなく悪影響を及ぼしてしまっている感じです。
大体、この漫画の読者は妖怪サイドに肩入れしているわけですから、主人公御自らにそれを悪く言われて気分が良くなるわけないですからね。「変身すると物分りが良くなる」ではなく、今回のイベントを通じるなりなんなりして普段からもうちょっと妖怪の存在に対し、肯定的にした方がいいんじゃないかな。


スケットダンス
ボケが完全に消え失せると、この漫画は絶望的につまらなくなるんだなーと思い知りました。しかも、ボッスンと会長って実は両陣営で最も影の薄い二人だったりしますし(主人公とその対となるキャラなのに(笑))。
比較的どうでもいい二人が、この漫画に求められてないシリアスなノリで、ルールを理解し難いゲームを大真面目に遊んでいるわけで、シリーズ最終戦なのに随分と弱い締めになりそうな気配です。


こち亀
今回はとても興味深い内容で、部長が一方的に貶められている点を除けば満足のいく出来だったわけですが、この本って肝心要であるセルフアレンジメントを作成するページが単なる白紙じゃね? 中川の会社はいい商売してるなあ。


ハンター
かつて、ここまで恐ろしい主人公が存在しただろうか……。
特にね。キルアの発言を遮って自分が質問するシーンが半端なく恐ろしいです。マジ怖い。ゴン怖い。この子の不興を買ったら間違いなく殺される。
今回のエピソードだけで考えると、明らかに王様よりもボスキャラらしいですよね。ゴンってば……。この漫画に善も悪もねえけどさー。

そんな風にゴンがモンスター化していく一方、ピトーが王様に引きづられるようにして人間性を獲得していってるのが面白いですね。以前は割と純粋悪みたいな雰囲気を漂わせていたピトーですが、すっかりハンターキャラらしくなりました(悪役だけど悪いだけじゃない)。

あと、この問答はゴンの勝利フラグと考えていいんでしょうね。葛藤の末、コムギちゃんの治療を許可したゴンに恩義を感じたピトーが、途中までゴンキル側の要望通りに全力で戦った後、ここぞという場面でわざと手を抜いて討ち取られるという。
強くなったとはいえ、力押しになりやすいゴンキルの能力でピトーに勝つ展開は想像し難かったのですが、これなら納得のいく結末になりそうです。
キルアも離反しそうな気配を漂わせていますし、「不本意な勝利」「親友との別れ」「カイトの死(あれ助からんでしょう)」というバッドイベントを立て続けに食らわせてゴンをどん底に陥れるつもりなのかな。


勇者学
楽屋ネタでのやり取りが非常に面白かったです。僕はこういう、作中の登場人物達が自らを架空の存在だと理解した上でボケ倒す展開が大好きなんだよな。
あと、勇者部の面々がそれなりに和気あいあいとしているのを見ると幸せな気持ちになりました。最後に、ちゃんと河野へフォローを入れようとしているのもグッド。


サイレン
あー、なるほど。このゲームにおける定石のひとつは、何も知らない人間を好き勝手に行動させて禁人種とエンカウントさせることで、安全なルートを割り出したりすることなのか。
これ、そのうち登場人物の誰かが気づいて仲間割れの原因になったりしそうですね。


To LOVEる
基本的にエロスばかりが注目され、実際にそこが最大のポイントでもあるこの漫画ですが、449ページからのわずか六ページで世界の基本法則を分かりやすく描写している辺り、構成力にも確かなものがあると思うんだ。
淀みなくスムーズに話を展開させていくっていうのも、立派なスキルですしね。


サムライうさぎ
拙者、毒を流し切るまで出血したら人は死ぬと思うのでござるよ……。
てっきり峰打ち合戦になるのかと思ったらバッサリやっちゃって、それでもなお気絶する程度で済んでますし、前からそうではあったけど、どんどんワンピバトルになっていってます。
掲載順位も凄いことになってきたし、今期で打ち切りか……!

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by ejison2005 | 2008-03-26 02:18 | ジャンプ感想
週刊少年ジャンプ 08年 16号 感想
ちょっと業務連絡なんだけど、お引越しするんで今月末から四月の初頭一~二週間くらいは更新できないかも分かりません。場合によっては、一ヶ月くらい音信不通になるかも。
別にブログを閉鎖するとかそういうわけじゃないんで、そこのところはよろしくお願いします。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


バリハケン(新連載)
こないだの読み切り(なんか女の子がイッパイ出てくる話)が載った時はどうしたもんかと思いましたが、いざ新連載を開始してみたら意外と真っ当な出来でほっとしました。
やっぱり、ギャグに的を絞ったのが大きいですよね。鈴木先生は今まで、自分の適性を図り間違えていたんだよ!
DMCからの影響を強く感じるので(基本的なストーリーライン同じだし)、そこはこれからの連載で頑張って独自性を獲得して欲しいところです。

DMCからの影響以外に読んでいて気にかかったのは、ちょっと一話の中でイベントを行いすぎな点でしょうか。
序盤に団吾のキャラクター紹介を行った後は、「15人逆ピラミッド」と「ラート部」の二つのエピソードが盛り込まれているわけですが、両者の間に繋がりが存在しないため、妙に落ち着きの無い印象を与えているんですよね。
いっそのこと、別々のお話に分けて新連載一挙二話掲載! とかやった方がインパクトもあって良かったかもしれません。
でもまあ、個々のギャグはそれなりに笑えたからいいや。ギャグ漫画なんだから、最終的には笑わせてくれるかどうかが全てでしょうし。


ワンピース
コメントでも皆さん「モーガンじゃね?」と言っており、僕自身も理由はサッパリ分かりませんがモーガンだろうと決めてかかっていたデュバルさんですが、普通に両手がついてました。あっるぇ~?
田舎言葉で喋り始めたりもしましたし、こんなキャラ今までのお話に出てきたかなあ。意外と全くの新キャラだったりするのでしょうか。

すったもんだの末参戦
はっちゃんを許すかどうかよりも、ケイミーの身の安全を重視したルフィ達のスタンスはとてもとても良かったと思います。かつての扉絵連載とかのおかげで大分悪印象が拭えているとはいえ、やっぱりナミの恩人を殺した海賊団の一員だったことには変わりませんし。
今シリーズは、シリーズ突入してからわずか三週とかなりのハイスピードで戦端が開かれてますし、今度こそ短めの気軽なお話を期待できそうで楽しみです。七武海が裏で糸を引いたりしていませんように……。


銀魂
フォロ方十四フォローが素晴らしかった。ネタとして面白かったのはもちろん、新八の恋文関連とはいえ土方さんがスムーズに協力してくれたというシチュエーションが熱いですね。悟空のピンチに颯爽とベジータが駆けつけた時のような高揚感があります。
何だかんだいって詰めが甘いのも、ベジータライク。


ぬらりひょん
ううん、連載が始まったばかりなんだから、リクオにはもっと積極的に変身して事件解決に当たって欲しいなあ。彼の場合、変身時の性格で普段の坊ちゃん気質を補うタイプのキャラなので、中学生になってから(坊ちゃん系になってから)一度も変身してないというのはマイナスポイントが大きい。
キックボクシング漫画なのにサンドバッグ蹴ってばかりいたせいで打ち切りを喰らった、某漫画のこともありますしね。

それはそれとして、清継くんのリーダーっぷりはなかなか良かったと思います。ひょっとしなくてもリクオより好感度が高い。
積極的に行動を起こし、学友からの人望も厚く、かといって横暴になるのでもなくちゃんと友達を大切にしてる風なのがいいんですよね。「片道二車線だから気をつけて!」のコマでの綿密な計画ぶりとか、確かにさすが清継くんっすという感じです。

どうでもいいですが、制服姿の雪女ちゃんは可愛かった。


ナルト
霊器……だと?
この期に及んで更なる新設定を持ち出すとは、大した漫画だ。
あと、起爆札って誰もがノーリスクで使用できるアイテムだったはずなので、それを防いだくらいで「すごいぞー! 強いぞー!」と言うのはちょっとどうかなと思うのです。麒麟を防いだ時に解説しとけば良かったじゃん。ジャンジャン。

起爆札について触れたついでに書いときますけど、このアイテムも相当に謎の存在ですよね。ぶっちゃけ、火遁とか吐いてるよりはるかに効率良さそうですし。
罠にも投擲にも使用できる万能っぷりを眺めていると、これさえあれば攻撃系忍術いらねーんじゃねえの? とさえ思えてしまうという。


サムライうさぎ
んー、これだけの傷を負っても、鰐淵さんは「勝負あり!」の声を上げないものなのでしょうか。穂波がその気だったら、流人の彼は首チョンパだったと思いますよ。あくまでも、半殺しにするか参ったと言わせるかの二択なのかな。
何だか、ハンター試験の最終選考(ゴンとハンゾーが戦ったアレ)みたいな試合だ。そういえば、ハンゾーは今どこで何をやっているんだろう。

穂波父のエピソード
いや……これは……どう考えてもお父さんが悪いのでは。侍って権威守るのもお仕事のうちですし、純粋に迷惑だよこの人。
それに農民へのねぎらいがどじょうすくいって、何か違わね? これを現代で例えると、市役所職員が毎日付近の住人を呑みに誘い、それをもってねぎらいとしているようなもんですよ。今は身分格差が無いからちょっと変な例えになったけど。
少なくとも、僕はお役所仕事の方で成果を上げて欲しいと考えると思う。


ブリーチ

  ___                / ̄\        ム  i
 「 ヒ_i〉   .       .   |    .|         ゝ 〈
 ト ノ              \_/         iニ(()
 i  {               __|__           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i         /<●>::::: <●>\       {、  λ
 ト-┤.      /:::::  (__人__):::::  \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
    / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
    |   |   正  解  :  十刃と織姫は囮 │|
    \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

というわけで、先週書いたことは割と的を射ていました。イェーイ! 久保先生見てるー!?
自宅待機の件は、愛染さんが「今の十刃って基本アジューカス出身とかだしイラネ」という感じで、どうでもよく思っていたことにすればギリギリ……まあ……頑張って騙されようと思えないこともなかったりするんじゃないかとは思いますし。
今更、無策の人という彼のキャラクター性を覆すことはできないでしょうしね。

「護廷十三隊全隊長格を戦闘可能にすることだ」
副隊長陣 → 論外
デカマスター隊長&日番谷隊長 → かませ
砕蜂 → 夜一さんとの戦いを見る限りでは微妙
浮竹隊長 → 絶対吐血するよこの人
というわけで、純粋に戦力となりそうなのが京楽隊長と山本総隊長だけという恐るべきソウルサエティの布陣です。卍解次第では、砕蜂も活躍できるかもという程度。
あ、でも浮竹隊長の吐血はドラゴン最強の盾(砕かれてからが本番)みたいなもんだから、彼は戦力に数えてもいいかもしれない。


勇者学
途中のネタもかなりクスクスきてましたけど、オチが特に良かったと思います。
それまで徹底的に追い詰められてた魔王側が瞬時に逆転するというカタルシスと、純粋なギャグとしての面白さが溶け合っているよね。


リボーン
「中に誰もいませんよ……?」状態だと思ってたんで、意外と人が乗ってたことにビックリ。いや、もともとは有人機だったわけだけど。
こんなデッドスペース作っといて、よく炎吸収システムなんて搭載できたもんです。

鬼熊使いさんを倒したバイシャナさんに関しては、今のところはスルーで。「仲間割れせずに協力し合えば勝てたかもしれないのにね」とか、いわれないようにして欲しいものです。
でも、きっと無理なんだろうな。そういわれないようにするためには、山本達を返り討ちにするしかないわけですし。


サイレン
素人には武器を持たせないという描写と、ちゃんと水をカバンに詰めたりしているのが良かったと思います。特に、道具は持たせないという判断が個人的に好きです。武器を手にしてるとどうしても気が大きくなってしまい、正常な判断を妨げてしまうわけで、勝つことよりも生存を優先しているのがよく伝わってきます。
実際、以前の漂流においてアゲハは刀を持ったまま行動していたわけですが、冷静に振り返ってみるとやぶれかぶれの特攻みたいなもんでしたからね。彼の選択は。


To LOVEる
今週はザスティン様が出ずっぱりで、それだけでも十分に幸せだったわけですが(トイレに篭るシーンの絵ヅラが特に良かった)、「いやいや、暗殺者に敷居は跨がせられないよ」という主張も良かったと思います。
というか、よくよく考えたら今まで放置していたことの方が変だったわけですが、そこら辺は冒頭のマンガ賞云々がそのままフォローにもなっていますね。作者も作中の登場人物も、ついでに読者も素で忘れてたという。


ハンター
敵の変身を待つ理由に「時間稼ぎ」という名目をいちいち用意したりするあたり、この漫画は苦労してるなあ(十分休んでるけど)と思うのです。
そして、モラウさんの下したこの判断からは、彼に勝利する気が毛頭無いのも伝わってきますね。
勝ってしまえば万事解決だから、この段階でプフを攻撃するのも全然アリなのですが、彼は一方的に一撃入れられる(かもしれない)メリットを即座に捨ててナルトばりに敵の出方を待つ判断を下したわけです。この人、ひたすら時間を稼ぐつもりでいるよ。事前に懸念していた「連戦の疲れ」という要素が、ここにきて表出し始めています。
監獄ロックは「タイマンで戦う・解除条件は一方の死」という制約で念空間を生み出す能力かと思っていたのですが、この分だと別の制約でしょうね。

今週のウェルフィンさん
これは以前、絶望先生でもネタにしていた「重大な二択を迫られた時、プレッシャーに負けた人間はえてして比較的どうでもいい第三の選択肢を生み出し、それに飛びついてしまうものである」というお話ですね。この人、すごく人間らしいな。ワンコだけど。
あと、バルタン星人リスペクトなブロウさんの攻撃シーンinウェルフィンさんの脳内が、とてもダサ面白かったです。

ラストのゴン
この子怖ェー! 治療中のコムギちゃんとか、眼中にも入ってないよ。
いや、カイトの例もあるからゴン視点では治療系の能力に見えないのだろうとは思いますが、それはそれとして「コムギちゃんに気づいてる可能性」と「コムギちゃんに気づいてない可能性」が、僕の中ではフィフティフィフティなのです。有無も言わさずフルパワーでぶち殺しそう。ほんと怖いよこの主人公。恐ろしい。


スケットダンス
ロジックもへったくれもなく、ただ単に「会長はそういう能力を持ってるから見破れます」だったのはちょっと残念かな。せっかく頭脳戦の舞台だけは整っていたのに、それが活かせないまま終わってしまった。そして今回は笑えるギャグも少なかった。


マディ
ラスボスを倒したのがマディではなくクレイだったのは、最後の砦が守られきった印象を与えられました。やっぱ、マディが倒すというのは何か違うよな。

改めてこの漫画について考えてみると、決して悪くはなかったんだけど、別に良くもなかったよなあという感じです。旅立つことを決定する辺りまでは吸引力があったんだけどね。
と、ここまで振り返ってみて気がついたのですが、そういえば「マディが興味を持ったことをなるべく実行させてやる」というコンセプトだったのに、振り返ってみれば終始クレイの経済事情に振り回されてたことに気づいた。そこら辺が敗因だったのでしょうか。

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by ejison2005 | 2008-03-18 23:56 | ジャンプ感想
舞-乙HiME 0~S.ifr~ レビュー
舞-乙HiME 0~S.ifr~(マイオトメシフル)
/ バンダイビジュアル
ISBN : B000WPD7RG





舞-乙HiME 0~S.ifr~は、ご存知舞-HiMEシリーズの最新作であり、舞-乙HiMEの過去を描いた番外編です。


さて、本作の内容を簡潔に表すと、「ものすごい力を持った人達が、これまた凄まじい能力を持つ敵とド迫力のバトルを繰り広げるお話」といったところでしょうか。
そもそも、0~S.ifr~の母体となった舞-乙HiMEは、これはこれで大変面白い作品ではあったものの、主人公であるアリカがオトメ見習いであり、周りには世界最強レベルの達人達が何人も存在するという設定の都合上、「主人公のバトルよりも先輩達が活躍しているシーンの方が見ている側にとっては楽しい」という問題点が生じていました。
また、スターシステムを採用していたため、「主人公の先輩=前作である舞-HiMEの主役級キャラ」でもあり、それが脇役によるバトルの方が盛り上がるという現象に拍車をかけてしまっていたわけです。

が、今回は舞-乙HiMEで主人公を務めたアリカ・ユメミヤの母である、レナの活躍を描くというコンセプトの元で作られており、彼女は既にオトメの養成学校を卒業している状態で物語がスタートするため、「主人公が戦士として未熟」という問題点は払拭されています。
そのおかげで、舞-乙HiMEでは尺の都合上短くしたり、終盤に詰め込まざるを得なかったマイスターオトメの活躍シーンを主眼に据えることが可能となっているわけです。

本作はその利点を最大限に活かした構成となっていて、第一巻では登場する三人のマイスターに、それぞれの長所を活かしたシーンが与えられています(例:ステルス能力を使っての援護)。
特にレナの活躍は目ざましく、こちらは生身の状態でも謎の気孔波を放って悪人を打ち倒し、ローブ着用後は光速の異名でも持っちゃいそうなバトルシーンを演じて見せるほどです(高貴なる女戦士ではあるし)。

敵は敵で、レナに負けず劣らずの実力を有したライバルキャラが登場しており、この二人の戦いは必見といえるでしょう。


物語の方ですが、こちらは「悪者にさらわれたお姫様を頑張って助けよう」という古来から使いまわされてきた大変分かりやすいシチュエーションとなっており、ヒロイン達の活躍シーンをなるべく大きく取れるように配慮されているのがうかがえます。
しかし、シンプルはシンプルなりに工夫もされており、上記の内容を幹として「完璧超人であるレナが抱いている悩み」も枝葉として広げられているため、見ていて単調と感じることはまず無いはずです。


そんなわけで、純粋にOVAの良質な作画でヒロイン達の活躍を見たいという方や、もちろんシリーズ通してのファンにもオススメの一作です。
個人的には、「達人同士のバトル」という、通常のテレビシリーズでは主人公の成長物語を描いたりせねばならない関係上、滅多に行えないものが主軸となっているのが嬉しい。

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by ejison2005 | 2008-03-15 02:12 | アニメ
週刊少年ジャンプ 08年 15号 感想
今月のスクエア読んだよ~。屍鬼はいいなあ。すごくいい。
超常的な能力を有していそうな吸血鬼(だよね?)が、「虫さされに思われるような噛み方をして偽装する」という妙なセコさを発揮しているのが素晴らしいです。
何というか、この漫画の吸血鬼ってあまり強くはなさそう(だからこそこんな偽装をしてるんだろうし)なんだけど、それが逆に恐ろしさを増してるんですよね。人間でも正体さえ知れば対抗は可能そうなレベルなんだけど、それはあっちも承知しているからバレないように一生懸命能力を駆使して仲間を増やしていくという。
ヘルシングでも、「吸血鬼が恐ろしいのは知恵を持ってその力を行使するからだ」と言ってたんだけど、まさにそれを体現している感じ(あちらは小細工無しでも恐ろしいけど)。
あとは、らく☆てぃらが相変わらず面白かったですね。ほんと、風天組は何だったんだろう。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ぬらりひょん
07年35号に掲載された読み切りでは、「別にヒロインがさらわれなくても物語の進行に支障はない」という問題点が存在したわけですが、今度の新連載にあたって、そこら辺が是正されていてとても良かったです。ヒロイン救出イベントに必然性が盛り込まれたことで、グッと感情移入しやすくなっている。

他に目立ったいたのは、主人公の性格設定が変更されていることですね。中学生バージョンの方は読み切り版と同じ坊ちゃん系主人公みたいだけど、小学生時は近頃珍しい正統派少年主人公として描写されています。
で、坊ちゃん系主人公というのはややもすると読者から嫌われるものなのですが、この作品は小学生の時に遭遇した事件を通じて、主人公の性格が変換していく様を丁寧に描写しているのが良いですね。
これによって、中学生時の性格が単なる煮え切らない少年から、確固たる意志をもってそうあろうとしている姿になっているわけで、好感度が段違いとなっている。

全体的な構成については、「現代では妖怪なんてそうそう恐れられない……というか信じられてない」という作品世界全体の問題を掲げつつ、主人公がその解決策を提示しているのが良かったですね。
ミクロな問題(主人公がどう生きるか)とマクロな問題(この時代、妖怪はどうあるべきか)とが同一線上に配置され、主人公の行動そのものが作品世界の問題解決に直結する構造となっている。

設定的に、奴良組と敵対勢力の妖怪とでバトル漫画になりそうな気配がプンプンする本作ですが、個人的には同じく妖怪漫画であるぬ~べ~くらいのバランスでやってくれると嬉しいなーと思っています。


ワンピース
うは、はっちゃん出てくるのか(笑)。まあ、扉絵連載でもいましたしね。
デュバルさんの中の人もどうやら過去キャラの誰かみたいなので、今シリーズこそは気軽に楽しい話をやってくれるといいナ!
あんまり真面目で重っくるしい企みが進行したりせず、麦わら海賊団が軽~く乗り込んで「おっお前は以前に出てきた○○○~っ!」とか言いながらサクッと殲滅するような展開が望ましい。


ブリーチ
ああー! そうそうそう! 何かをスッポリと忘れているような気がしていましたが、そういえば破面編の大筋は拠点防衛ミッションなんでした! あまりにもルキア救出時とシチュエーションが似ているために、勘違いしてた。
これで、「愛染さんの狙いは十刃と隊長格達を虚圏で戦わせ、その隙に自分達元死神チームの手で空座町を制圧する」とかだったらなかなか熱い展開なんですが……うん……ないな……自宅待機命じてたし。


ナルト
あ、スサノオも一応は車輪眼に関連した技だったんですね。もう、瞳術とか一切関係ない気はしますが、幻術合戦に比べりゃナンボかマシなんでそこは積極的にスルーしようと思います。まあ、マシってだけで決して面白くはないんですが。
それにしても、今週のナルトはブリーチみたいな展開でしたね。後出しに継ぐ後出し。

十拳剣
そういや、前にも草薙剣がどうとか言ってましたが、そもそも「草薙剣とは何なのか? 作品世界内においてどういう存在なのか?」が全く提示されてない読者にはわけワカメなんだぜ。
ですが、今更岸本先生に多くを期待しても仕方がないのでとりあえず展開予想をしておくと、多分これはサスケへ全能力を譲渡するなり、志を受け継がせるなりするフラグでしょうね。
一応振り返ってみると、わざわざそのために用意していたかのような封印剣だの、「…出るものが出たな…」という台詞だのと伏線らしきものはありますし。お約束パターンだしね。
毎度のことですが、岸本先生の構成能力が発想に全く追いついてなかったというところでしょう。


リボーン
先週まではとても面白いバトルだったのに、急にダルさが増してきました。どう考えても、今週のお話は蛇足だと思うなあ。あれだけ大見得きっといて、撃たないとかもうね。

それに今週の後半では何故か足場の有無が問題になってるんですけども、そもそもツナが当初気にしてたのはキング・モスカにイクスバーナーが当たるかどうかなんですよね。
普通に当てられるのなら冒頭一ページで決着がついていたわけで、ちょっと天野先生混乱してるなあと思うのです。

多分ね、今週こうなったのは天野先生が自分の作品に対して誠実すぎたのが原因だと思うんだ。
キング・モスカとツナの設定を脳内で比べるうちに、
「あれ、これじゃイクスバーナー当たらなくね?」
と展開の矛盾点に気づき、それにアンサーを出そうと知恵を絞るうちに、
「よし、じゃあキング・モスカのスラスターを破壊させよう」
「……そうなると、キング・モスカも反撃するよな。しかも、零地点突破改を参考にしてるから弱点を突いた攻撃をしてくるよな」
「……となると実弾攻撃を敢行するわけだが、こんな狭い空間でバカスカ撃ってたら足場にも当たるよね」
「じゃあイクスバーナー撃てないじゃん! どうしよう!」
「……待てよ。もともと、柔の炎で剛の炎を支えるという技なんだから、足場は関係ないじゃないか!」
「やったあ! 問題解決だよ!」 ← この時点で当初の問題を忘却
↑こんな行程を辿ったんじゃないかと。
僕としては、先週まで読んでてもキング・モスカが回避できそうなイメージは微塵もなかったんで、気にせず撃たせちゃえば良かったと思うよ。


こち亀
iVDRって軽くググッてみたところ、本当にあるらしいですね。ちょっといいなあコレ。
そんなわけで、今週は個人的に興味深いお話だったので満足度はそれなりに高かったです。ブルーレイ勝利で固まっている今、HDDVDがどうのという部分はかなり寒々しかったですが、秋本先生は予知能力者じゃないもの。原稿上がってから雑誌掲載までのタイムラグを考えると、こればっかりは仕方がない。

難点は、途中で無理矢理挿入されている「ちょっとイイ話」ですね。ここだけあきらかに浮いてしまっており、心底どうでもいい場面となってしまっている。
本当、悪い意味で子供騙しですよね。スイーツ。


To LOVEる
特に必要性もなくメイド服に身を包んだ御門先生が、とてもこの漫画らしくて良かったです。流石は先週、ガーターつけたまま就寝していた女なだけはあります。
あと、擬態した各キャラがエロエロになっていた原因は、モシャ・クラゲの不調と情報を読み取った相手がララだったことが、フィフティフィフティで重なり合ってると思うんだ。この漫画は、「地球の大気が身体に合わない=エロい行動を取る」で、読者も登場人物も納得できちゃうのが凄まじい。


ポセイドン
げげぇーい! 最終回じゃないのかよ!
ちょっとこれ、読者に喧嘩売ってるにも程があるんじゃないかな~。今回のお話を読んでると、作り手が「この漫画は不人気である」とはっきり理解した上で、あえて最終回っぽい展開にすることで打ち切りを望む読者を釣り上げてるようにしか思えないんですけど。
そんな風に思えてしまうのは、僕がこの漫画を嫌いすぎてるからなんでしょうか。う~む。


ネウロ
十万単位で死傷者が出る予定だったDRさんの時と違い、テラさんが今回提示したのはたったの(というには多いですが)千人に過ぎないわけで、ちょっとネウロにとってリスクとリターンが吊り合っていない気はしますが、それを除きさえすればとてもとても良い展開だったと思います。
特に、「コンキスタドール=新しい血族」というのは面白いアイデアでしたね。確かに、凄まじい略奪っぷりだもんなあ。彼ら。


銀魂
ちょっ! これジャンプに載せちゃっていいのか! 本当にいいのか!?
いや、僕としてはゲラゲラ笑えたから別に構わないんですけども、今週のギャグはどれもこれもストレートに自慰行為を示唆してしまっているわけで、掲載誌が週刊少年ジャンプであることを考えると限りなくブラックだと思うんだぜ。


スケットダンス
おお……こ、これは……!
浪漫ちゃんによる一連のギャグがとてもとても面白かったのもさることながら、個人的には生徒会メンバーである丹生がちゃんとボケてくれて、しかもそれがきちんと笑えるものだったのが非常に嬉しいです。やればできるじゃないか、生徒会!

ただ、裏で友利さんが根回ししていたというのは本当に蛇足だったと思います。田所さんが言ってたように、個人的な好みの問題でいいじゃない。
それに卯丹のシーンで、金による解決を否定する流れになっていましたしね。
何より、せっかくギャグ寄りになっていた流れがシリアスっぽくなってしまったのが残念。


ハンター
ナックルがオーラを返されちゃうシーンでちょっとした疑問が湧いたんですけど、これ本当に利息と全力パンチ一発分のダメージを返されたんなら、ナックルはもっと痛がってなければおかしくないでしょうか。それこそ、メレオロンごと吹っ飛ばされて神の共犯者が解除されちゃうぐらいに。
こういった疑問を抱いてしまうのは、ハコワレが「純粋にオーラを貸し付ける能力」なのか「ダメージとして通った分のオーラを貸し付ける能力」なのかが判然としないからですね。ゴン相手に使った時の話を読む限りでは前者なのですが、今週は明らかに後者となっている。
う~ん、どうなっているんだろう。

ナックルの誤算
うひー、負けフラグ立ちまくってる……。
『誤算があるとすれば…シュートと違いナックルには攻撃を回避する手段が存在しないことである』
とか何とか言われて、回避不可能の強打(先週発生した振動の正体)で沈みそうな気配がプンプンします。
その後は、ユピーの注意がナックルへ逸れた隙を突いた神の共犯者+ホテルラフレシアのコンボで攻撃かな。何を奪えば死ぬんだろうという気はするけど。
頭を奪ったところで、セルみたいにニョキニョキ生えてきそうだもんな。

後日追記
コメントで指摘されたけど、ハコワレは借金返済されるまでダメージ受けないんでした。ご指摘に感謝!


勇者学
うわ……こりゃ河野ちょっと調子に乗りすぎだよ。
四千円近くするクッキー詰め合わせはともかくとして、百円均一で売ってそうなドロップスって薄情すぎるでしょうに。まさゆきにしたって、最初からそれなりのものを提示されていればここまで怒らなかったでしょうしね。
まさ子の性格を知らなかったからだけど、それはそれでツラだけを見て判断していたということですから。
いや、僕も単に顔が好みじゃないから避けようとするくらいならここまで悪感情は抱かないんだけど、今週の河野はまさ子の容姿と金銭とをダイレクトに天秤へかけてるわけですよ。それはちょっとばかり、自分に正直すぎるんじゃねーの?


サイレン
だ、第十三話でこの掲載位置は不吉な香りがするぜ。元々、メイン読者層に受けるかどうかは疑問符が付くタイプの作風でもありますし。
また、今週出てきたエルモアのキャラクターもあんまりセンスが感じられないんですよね。あらためてプロフィールを語られると、五億円というのはかなりセコく感じられますし、造形そのものもどっかで見たようなものです。
特に、五億円という懸賞金の額が気になりました。ジャンプでは似たような路線のキャラにハンターのバッテラさんがいて、そちらは五百億もの賞金を掲げていただけに。


キックアウトセン
んー、会長のキャラとかはかなり良かったと思うんだけどなあ。それでもやっぱり、二~三話目辺りから漂っていた打ち切り臭はいかんともしがたかったのでしょう。
何度か述べたけど、全体的に一歩からの影響を強く感じられ、なおかつその部分が劣化品に過ぎなかったのが問題でしょうか。特に主人公のタフネスぶりが、物語を興醒めさせる方向にしか駆使できてなかったのが致命的だった。

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by ejison2005 | 2008-03-12 04:27 | ジャンプ感想
フォーチュン+ブリゲイド レビュー
フォーチュン+ブリゲイド 1 (1) (バーズコミックス)
松田 未来 / / 幻冬舎
ISBN : 4344810635





フォーチュン+ブリゲイドは、松田未来先生の手による架空世界を舞台にした戦車漫画です。
といっても、

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ご覧になっていただけば分かる通り、思いっきり人型ですので、基本的にはロボット漫画だと考えてもらえば間違いはないと思います。


とはいえ、この作品の舞台となっている世界は、基本的に第二次世界大戦時の欧州くらいの技術レベルとして描かれているため、ロボットは複座で操作しなければなりませんし(主人公機に至っては三人乗り)、粒子ビーム砲やミサイルといった兵器は登場せず、ロボットの武装はライフルや機銃がいいところです。

また、この作品に登場するロボットの大きな特徴として、一部の例外を除くと「接近戦は想定していない」というものがあります。
長大なライフル銃を扱っている主人公機などいい例で、

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このように、機体の大きさに比してあまりにも小さな機銃を取り付けたくらいで「わーい、接近戦用武器を入手したよ!」となりますし、これが戦闘中に破壊されたりすると敵から、「これで近接戦装備はなくなったな!」と言われたりすることも。
この、手足など飾りですと言わんばかりの砲撃戦に特化した戦闘描写こそが、戦車漫画を名乗る所以なのでしょうね。

更に、ここが個人的に最も好ましく感じられた部分なのですが、この作品に登場するキャラは正攻法を好まない傾向にあるため、敵も味方も積極的に相手を罠にかけようとします。

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結果としてロボット戦が単なる撃ち合いや殴り合いに終始せず、激しい裏のかき合いの様相を呈し、それが戦闘に深みを与えてくれているのです。
大体が、ロボットに出来ることなんてせいぜいが、殴る、投げる、関節を極める、武器を振る、銃を撃つ、くらいのものですからね。どこかしらに工夫を入れないと、どうしても単調になってしまうわけですが、この作品はそういった点も軽々とクリアしているといえるでしょう。


キャラクターについて触れますが、この作品は第一に、主人公である少年兵ミゥラの魅力が非常に高いです。
志願兵なだけあって戦意が非常に豊富(=勇敢)ですし、かといってこの手のキャラにありがちな「功を焦っての暴走」も全くしません。

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かといって何でもゴザレの完璧キャラというわけではなく、その能力はあくまでも「見所があるかも」と言われる程度のものですし、勇気ある行動を取る前にも内面ではきちんとビビりまくっていることが強調されているために、感情移入はかなりしやすくなっています。
また、行動目的も「故郷を戦火から守るため」だったり、「ヒロインの少女を救うため」であったりと、ストレートでかつ好感の持てるものであるため、主人公オブ主人公とでも呼ぶべき、優等生的なキャラに仕上がっています。

ヒロインであるテュケも基本は根暗であれど、肝心な時には主人公を思いやった行動を取りますし、特殊能力の持ち主であるばかりに各勢力から狙われまくるという設定もあって、分かりやすい囚われ系ヒロインとして描かれています。
主人公であるミゥラの性格も合わさって、二人は正統派の主人公カップルという印象を読む者に与えることでしょう。

脇役の皆さんも、戦時中の軍隊に所属しているだけあって肉体年齢・精神年齢共に高め(最低で二十代)の傾向にあります。何というか、敵味方そろって「若さゆえの過ち」は決して起こさないと確信できる人々なので、読んでいて安心感があるんですよね。


まとめると、この漫画は無骨な戦争兵器としてのロボットをきっちりと描きつつも、戦闘描写は単純な正面からの殴り合いには決して留まらず、キャラクター達は極めて好感度が高いという、優秀な作品であるといえるでしょう。
ほぼ毎回戦闘シーンが存在しますし、ロボット物が好きな方にはオススメの一作です。

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by ejison2005 | 2008-03-08 02:25 | 漫画
週刊少年ジャンプ 08年 14号 感想
オブリビオンを粛々と進めています。インペリアルの吟遊詩人(戦士座)。
アンヴィルで戦士ギルドの依頼をこなしていたら、聖堂前で新興宗教の教祖みたいな人から頼まれ事をされたんでえっちらほっちらと使い走りしていたんだけど、進めていくうちに何やら聖戦士の装備とかいうのを集める羽目になったり、悪の大魔王みたいなのから目を付けられたりで着実に聖騎士としての道を歩まされてる気がする。何故だ!? 俺は世界とか救いたくないからこのゲームを遊んでいるのに!
でも、ここまで関わっといて見捨てるのもどうかと思うしな~。RPGの主人公っていうのは、こういう心境なんでしょうか。「はぁ? 世界救えとか言われても困るんですけど。でも、ここまで首突っ込んどいて知らんぷりは人としてどうかと思うし……」みたいな。ゴーオンブラックみたいなのはそうそういない。
まあ、聖戦士の装備強いしいいかな。装備ボーナスも加わって、レベル6にして魅力が88とかいう人外の領域へと到達しましたし。おまけに軽装備ときたもんだ。今のエジソン君なら諸君私は戦争が大好きだとか言えちゃうよ。
あと、このゲームって店屋でアイテムを捨て、それをまた手に取ると何故か盗っ人呼ばわりされるんですよね。シレンの店主だってもう少し物分りはいいぞ。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ネウロ
ヒグチさん相手に魔帝七ツ兵器を使った時はもっと弱っていたわけですし、そりゃ余力はまだまだ残しているよな。というか、テラさんは遠くで高みの見物としゃれこんでれば良かったのにね。ここら辺が真の意味で、葛西さんにバカと言われている所以なのでしょうか。
今回ラストで顔にデコピンされてたから、これがきっかけで逆上したりするのだと思うんですけど、既に「テラさんはネウロの魔力を削げるのか?」という最重要ポイントは経過してしまったので、このままスムーズに倒されるのもそれはそれでアリかなと思います。
でも、それはないんだろうな。このままだと、DRさんと大差ない戦渦ですし(下手するとあっちの方が消耗させてる)。

ビルのトリックに関しては、実際にやってもハンマー代わりとはいかないと思いますが(ついでにいうなら、ネウロみたく横から支えても崩れますが)、これは漫画ですしこの程度にリアリティがあれば、個人的にはOKかな。何より、発想のダイナミックさが素晴らしい。


ワンピース
飴の雨だの、海ダヌキだの、丸虹だの、遊蛇海流だのといった諸々の冒険をかっ飛ばされたのは非常に残念です。それぞれ、一週ずつくらいは各キャラを主役にすえつつの一話か二話完結式のエピソードがこさえられそうなものなのに。
この漫画は、こういったシリーズとシリーズの繋ぎ目が妙にドラゴンボールライクなんですけども、僕はもっと冒険記的な面白さを期待したいんだよな。こういうシリーズ毎の転換点とバトルの長期化が相まって、全然探検とか航海とかしている印象がありませんし。

いつの間にやら世界半周
冒険譚っぽさが薄くて特に残念だったのはこのシーンで、読んでて「え? いつの間にかそんな所まで来てたの??」としか思えないんですよね。現在地と世界地図とをコンスタントに提示し、その上でここまで辿り着いたとかなら感無量だったかもしれませんが。
とにかく文字通りの折り返し地点ということで、尾田先生的には「第一部:仲間集め編・完」とかそういう感じの心境なんでしょうか。当初からルフィが欲しがっていた音楽家が加わり、麦わら海賊団の構成はこれが決定版と。
そんなこんなで、もうちょっとだけ続くんじゃ。

最後のコマ
ここ、真面目によく分かんないんですけど、ケイミーの方はともかくとして、麦わら海賊団の皆さんは何でこんなに驚いてるんでしょうか?
最初はヒトデがツッコミ入れてたからかと思ったんですけども、1ページ前に、
「!? 何か変なのもいる!!」
と思いっきり認識しちゃってるんですよね。う~む、謎だ……。


ブリーチ
(俺は容赦しねえ。強かろうが弱かろうが赤子だろうが獣だろうが、一撃で叩き殺す)
強かろうが弱かろうが赤子だろうが獣だろうが殺す相手からも、当然のように情けをかけられた男。その名は茶渡泰虎。

そんなノイトラさんも過去には、ネリエルの足手まといポジションでした。
かがみさんの真似事をしてみるなら、一護達が織姫や幼女を利用してオサレにキメているように、ネリエルはノイトラさんを利用して己のオサレさを際立たせていたのですね。


ハンター
よく見たら、ドラゴンヘッドには乗っかっているのではなく足先で摘まんでもらってるんですよね。「じゃ、ここに掴まってね」とか言ってる姿を想像すると、ちょっぴりなごんでしまうぜ。

「それはどっちの?」
んー、ここってどういう意味なんでしょう?
最初は「どちらの塔だよ?」っていう意味かと思いましたが、それは本当にそんな状況じゃないだろうと感じですし、ゴンが率先して跳んでったから聞くまでもありませんしね。
なんか覚悟を決めるのか的なニュアンスだと思うんですけど、考えても考えても分からないよ。

観戦せざるを得ないナックル
いうまでもなく、ハコワレ+神の共犯者のコンボで最も恐れねばならないのは、敵のまぐれ当たりによる借金返済なわけですが、それを考えるとやっぱりVSユピーというのは最悪の噛み合わせなんですよね。借金を増やしてやろうにも、本編にある通り攻撃したら煙幕に隠れてると思われて無差別攻撃されちゃいますし。
ちょっと勝てる可能性が見当たらない上に、冨樫先生なら普通にユピー勝利で事を進めたりしかねないのがまた。
というか、伸縮自在の腕を増やすってここまで強烈な能力だったんですね。似たような能力というかアイテムでは封神の禁鞭がありますが、あっちも作中最強クラスの宝貝でしたし、シンプルイズベストということか。

イカルゴ達を襲った振動
ピトー:治療が終了してるとは思えない……ゴンが好機とばかりにジャジャン拳を使ったならあり得るけど、主人公的にそれはないでしょう。
プフ:どっちかというと精神攻撃の人。
王:飛んでった。
ということで、時間的に考えてもシュート・ナックルVSユピーの方で起こった出来事っぽいです。これだけの破壊力が出せるのはユピーくらいのもんでしょうしね。
何らかの要因(メレオロンの息継ぎとか)でナックルの存在がバレ、再び広範囲攻撃を敢行されたのでしょうか。
それか、やる事なくて暇なパームが爆弾でも仕掛けたのかも。


ナルト
おお、前回はどうしたもんかと思っていたサスケによる奇襲攻撃失敗イベントでしたが、きちんと二段仕込みの攻撃になってたんですね。積乱雲による超巨大雷遁術というのも理屈的に納得できましたし、久しぶりに良い展開だったんじゃないかと思います。

何気にまだ燃えていた外の天照
前回の描写を見るに、一応は術者が念じれば消火できるみたいですけども、これサスケの目論見通りにイタチが倒されたらどうなっていたんでしょう。
使い手の死と同時に消えてくれれば万々歳なのですが、仮に鎮火されずに残った場合は世界の全てが焼き尽くされてこの世の終わりが訪れるんじゃね? イタチの忍術で地球が危ない。


アイシールド
最後は純粋な力勝負だ! とは言われても、セナのパワーと体格を加味すると本当に体当たりだけで勝たれてしまうと拍子抜けなわけですが、そこは垂直デビルライトハリケーンを織り交ぜることで上手いこと処理していたと思います。
そんなわけで今回のお話は、白秋戦のテーマとセナのキャラクター性とがきちんと噛みあっていた良質なエピソードであったといえるでしょう。
今週はナルトも良かったし、看板クラスの漫画が普通に面白いと雑誌全体の満足度が違いますね。


銀魂
漫画本編とはあまり関係ないネタですが、前にこち亀で葛飾署が全職員アルコール禁止になるっていうお話があったじゃないですか。で、その時はいつも通りに署長の劣化ぶりを嘆いてたんですけど、今回の銀魂で幕府がやったのはそれよりも明らかに横暴な行為なんですよね。なのに、こちらはギャグとして面白いな~としか思わないという。
どこら辺に違いがあるのかといえば、今回の銀魂では土方さん以外の全て非喫煙者としてきっちり描写されてるんですよね。少なくとも、このエピソード内では禁煙が「誰もが納得できる正しい行為」として肯定される空気がかもし出されている。
ギャグ漫画の登場人物っていうのは、往々にして横暴な存在になるわけで、それを許せる雰囲気が生み出せるかどうかが、作品の明暗を分ける重要な部分だということでしょう。


テニスの王子様
すげえ……なんて暴力的な最終回なんだ!
知っての通り、この漫画は当初比較的真っ当な部類に入るスポーツ漫画であり、全国大会編辺りから徐々に能力バトルへと移行してきました。
それによって、読者の注目する部分も段々と試合の勝ち負けなどから「どんなトンデモ技やビックリ展開が披露されるのか?」へと移ってきたわけですが、この最終回はリョーマによるサムライドライブ返球シーンから先は、急に従来のスポーツ漫画へと戻っちゃってるんですよね。皆さん、天衣無縫とかオーラとかは存在しなかったかの如く普通に閉会式を行っていらっしゃいます。
結果として、わずかワンエピソード内で作品を構成する要素がめまぐるしく変動してしまい、僕達読者は遥か遠方へと置き去りにされてしまうわけです。これを暴力的と呼ばず、何を暴力的というのでしょうか。

しかし、振り返ってみれば読者をある一定の線から先へは決して踏み込ませず、徹底して突き放すのが許斐先生の作風であるわけで、こういった最終回になるのは自明の理であったといえるかもしれません。
ともかく、長い間お疲れ様でした。


サムライうさぎ
Q.女子や魚屋が刀を振るってはいけない理由とは何か?
ヒント:この大会の趣旨。

というのはまあ、置いとくとしてですね ミ□
これ、マロが今まで通りの刀を使ってさえいれば、受け太刀する必要すらなく普通に勝利していたんじゃないかな。
というか、清比人さんがマロの何を見て、受け太刀重視の刀を生み出そうという発想に至ったのかが読んでいても全く分からないんですけども。シグルイみたいに真剣が折れやすいものとして描写されてるならともかく、この漫画は結構刀と刀で打ち合うシーンが多いわけですから、スズメ以外の人間が相手だったら完全に死に性能でしたし。


リボーン
成程。零地点突破の真の狙いは、イクスバーナーに備えての足場作りだったのか。
前回今回と続いたVSモスカ戦は、いきなりイクスバーナーで殲滅しなかったのに納得のいく理由を用意しつつ、ツナが素の状態でもパワーアップしていることを示し、更には全ての能力を複合的に使用するという、非常に高度なバトルだったと思います。読んでてとても面白かった。


サイレン
ああー! くっそー! んっあー! 雨宮情緒不安定可愛いなあ。読者にとってもアゲハ達にとっても、鼻先にぶら下げられた人参だぜ。
主人公達をやる気にっつーかヤル気にさせているのがエロスの力だというのも、感覚的に納得のいく展開ですよね。エロスの力は偉大だ。VHSだって普及して見せらあ。

で、今週になって出てきた能力の系統説明ですが、これは多分アゲハの能力が説明されたどれにも属していない特別なものであるという前振りでしょうね。前回、今回といまいち効果的に彼のPSIが作用してないのもその伏線でしょう。
どうでもいいけど、最後の方のページでアゲハはスカートの中見えてんじゃね?


ムヒョ
テニスの方は前々から騒がれてたんで想定内でしたが、こっちまで終わったのはビックリしました。一度に二つの作品を終了させるなんて、そうそうあることじゃないしね。

で、この漫画なんですけども、個人的には近未来杯でのゴタゴタから分かるように、あからさまな編集プッシュが感じられて何だかな~という感じの漫画でした。前回のマンガ脳とかも、今週打ち切られることを踏まえて考えると色々邪推しちゃうよ。
それでもラストだし、何かひとつくらいは褒められる部分を探してみたいんだけど、全然思い当たらないという……。
僕には全く理解できないけど、この絵が可愛いとか上手いとかいう読者層も存在するらしいんで、そういう方面で人気のあった漫画だったという事でしょう。

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by ejison2005 | 2008-03-04 22:17 | ジャンプ感想
バイオショック レビュー
バイオショック
/ スパイク
ISBN : B000ZL23OU





バイオショックは、2K Boston/2K Australiaによって開発されたサバイバルFPSです。閉鎖空間で怪物と戦いながら生存を目指すゲームということで、とてもタイトルの似ているカプコン製某ハザードシリーズと、同系統の作品だと考えていただければ大きな間違いはないでしょう。


ストーリー
舞台は1960年。乗っていた飛行機が原因不明の事故により墜落してしまい、主人公ジャックは大西洋の真っ只中へと投げ出されてしまう。
他に生存者の見当たらない絶望的な状況の中、海上を漂うジャックの視界に入ってきたのは、洋上にポツンと存在している怪しさ満載の灯台であった。
しかし、溺れる者は藁でも掴むもの。背に腹の変えられない状態であるジャックは何とか灯台へとたどり着き、そこに置かれていた潜水球へと乗り込む。
やがて潜水球が辿り着いた場所……そこは当時はおろか、現代でも考えられないほど進んだ科学技術によって支えられている海底都市「ラプチャー」であった。
だが、そこに住む人々は目に映ったものへ即座に襲い掛かる、異形の怪物へと変わり果てていた……。
泣きっ面に蜂! 弱り目に祟り目! 飛行機事故から助かった喜びで胸を満たす暇もないまま、ジャックの生き残りをかけた戦いが始まった!


解説
さて、本作で最も特徴的な要素は、独自の世界観にあるでしょう。
この作品の舞台となっているのは、海底都市ラプチャー。

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芸術・科学などの各分野から選ばれし天才達が、宗教や法律による規制を逃れるために生み出したユートピアです。
プレイヤーは主人公ジャックを操り、何故この海底都市に住む人々が怪物と化したのか? などの謎を暴いたりするわけですが、この海底都市を表現するビジュアルが素晴らしい。

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アール・デコを取り入れた独特のマップデザインは、ディズニーランドの様なテーマパークがそのまま怪物たちの園へと生まれ変わったような印象を与え、「美しさ故にもたらされる不気味さ」を感じさせてくれます。
また、舞台が舞台なだけに、水の演出は特に力が入っていて、

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むしろ現実より美しいのではないか? と思えるほどの領域です。洋上に漂っている方の画像はオープニングムービー直後のものなのですが、まだムービーが続いているのかと勘違いしちゃったよ。

全体的な難易度はかなり低いものとなっており、死んでもそれまで敵に与えたダメージはそのままの状態で無制限に復活できる(ラスボス戦以外)のも相まって、「難易度が高くてクリアできないよー><」という人は、ほぼ存在しない仕様となっております。
まあ、あまりにも簡単すぎてやり込むタイプのプレイヤーには不評ともなっていますが、逆にライト層へアピールしやすくもなっているわけですし、一長一短だといえるでしょう。


戦闘
このゲームの戦闘システム最大の売りは、その自由度の高さにあります。
ジャックは近接戦闘用に用いるレンチに加え、ピストル、マシンガン、ショットガン、グレネードガン、ボウガン、ケミカルガンといった各種銃器を無制限に随行できる上(弾薬は制限有り)、後述するプラスミド・トニックといった超能力まで行使できる万能選手です。
一部の敵には電撃が効かなかったり、水場では火炎系の攻撃が意味を成さなかったりはするものの、ある特定の方法でなければ倒せないという敵は存在せず、プレイヤーは無数に存在する攻撃方法の中から、好きなものを選ぶことができるのです。
普通のFPSみたいに銃器でゴリ押しにするも良し、超能力の電撃や冷凍攻撃で敵の動きを封じてからゆっくりとヘッドショットするのも良し、何なら、そこら辺に地雷を仕掛けて敵を誘導したり、ハッキングで自動式小型砲台を味方につけて敵を攻撃させたりすることも可能です。
目の前の敵を好きなように料理できるこのシステムは、イマジネイション溢れる新たな戦闘体験を提供してくれることでしょう。

難点を挙げるとするならば、敵がほんの数種類しか存在しないことでしょうか。
これにはストーリー上の問題も絡んでいるわけですが、それでももうちょっと種類を増やすことは可能だったんじゃないかと思います。


プラスミド・トニック・アダム
ジャックは序盤に発生するあるイベントによって遺伝子を書き換えられ、超能力者へと生まれ変わります。
超能力はMP(みたいなもの)を消費してアクティブに使用する「プラスミド」と、これといって代償を必要とせずパッシブに発動している「トニック」に分けられ、それぞれ数種類を体内にストックしながら戦うわけですが、各能力の入れ替えはマップのあちこちに存在する専用の装置を用い無償で可能となっているため、「○○の能力が無くて詰んだー」という事態には陥らないよう配慮されています。

能力の拡張は「アダム」と呼ばれる寄生物質を体内へ取り込み、専用の装置でそれに特殊能力を宿すことで行われるのですが(アダムを通貨に特殊能力を購入すると考えれば良い)、アダムは後述の「リトルシスター」から手に入れる他に入手方法が存在せず、リトルシスターはこれまた後述する「ビックダディ」という強力な護衛者に守られているため、特殊能力を強化するためには苛烈な戦闘へ勝利することが要求され、それがこのゲームを遊ぶ上でのスパイスとなっております。


ビッグダディ・リトルシスター

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ビッグダディとリトスシスターは、パッケージにも登場しているこのゲームの象徴的キャラクターであり、前者はその独特のデザインと圧倒的な戦闘力によって、後者はエンディングの分岐条件として非常に印象深いキャラクターとなっています。

前項で述べた通り、アダムは各所を徘徊しているリトルシスター達から手に入れなければならないのですが、彼女らはビッグダディという守護者の手で常に守られており、それを倒して障害を排除しなければアダムを奪うことはできません。
ビッグダディはラスボスを除けば最強の戦闘力を誇るため、倒すには地形・各種プラスミド・銃器に込められる特殊弾・ハッキングすることで味方となる自動式固定砲台など、全ての要素を複合的に駆使する必要が生じ、本作品の戦闘面において最大の特徴である自由度の高さを極限まで活かすことが可能となっております。

ビッグダディを倒したあとはリトルシスターからアダムを入手することになるのですが、アダムは寄生物質という性質上、彼女らの体内に貯蔵され生命活動と深く交わっており、全て奪うとそのリトルシスターは死亡してしまいます。
しかし、適量のアダムを奪うことで彼女らは怪物リトルシスターから、元の人間へと戻ることができるのです!

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ここでプレイヤーには選択肢が与えられ、半分ほどアダムを抜き取ってリトルシスターを人間の少女に戻すか、アダムを全て抜き去ってリトルシスターを殺害し、自身の強化にまい進するかを選ぶことが可能となり、これがエンディングの分岐条件ともなっております。ちなみに、画像は救ってる方ね。

どっこい、この選択肢には問題がひとつあり、実はリトルシスター救出ルートを選んだ場合でも途中であるイベントが発生し大量にアダムを入手できてしまうため、実質手に入るアダムの総量はリトルシスター皆殺しルートと大差がなかったりします。しかも、救出ルートの場合は強力なプラスミドとトニックのオマケつき。

あえてリトルシスターを人間に戻さず、殺してアダムを全て奪うことで難易度が格段に下がるからこそ、この選択肢は意味があるわけで、これは開発時にもう一考して欲しかった部分ではあります。


どんでん返し
本作はそのストーリーに関しても非常に高い評価を得ているゲームなわけですが、その理由は後半に存在するある仕掛けにあります。
詳しく書くとネタバレになってしまうのですが、これは物語としての面白さもさることながら、

ある意味でプレイヤーに対する最大の侮辱ともとれる、ゲーマーとしての価値観すら揺るがしかねないものとなっており、

こればっかりは、是非自分の手で体験して下さいとしかいいようがありません。


まとめ
そんなわけでバイオショックは、難易度調整がやや甘いものの、戦闘面での自由度が高く、次世代機によって生み出される圧倒的な映像美を堪能でき、驚きに満ちたストーリーが楽しめる傑作だといえるでしょう。

グロ表現もあまり苛烈なものではありませんし、自信を持ってオススメできる一本です。

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by ejison2005 | 2008-03-01 02:50 | ゲーム