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週刊少年ジャンプ 08年 04・05合併号 感想

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  │   / / ,1 L_    :!│l ト、ヾ |   お客様の財布には
.   ! !   / / レ'  `ヽ   ゝ!´ヽ! \ 、|    まだ若干の余裕がある……!
.   | |   ノヾ、二raニ   ('ra二フ"レ′
    |  _,、イ|            `ー-;  :|    
   |  ヾニ|:|           - /   |  DiesIrae完全版の可能性は示された…!
   | | |  |  ヽー----------‐ァ :|
    | |  |  |   ` ー-------‐´  ト    どうぞ……
.   | l/ヽ. ヽ     ー一    / |  存分に課金を続けてください……!
  _レ':::;;;;;;;;ト、 l.\           ,.イ , l     我々は……
 ̄:::::::::::;;;;;;;;;;| ヽ. l l ヽ、..__.// |ル^::ー-    その姿を心から
:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;|.  \!         , ' :|;;;;;::::::::::     応援するものです……!
::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|    \   /  :|;;;;;;;;;:::::::

Nice light。

まあ、そんな事は置いといて ミ□
バイトも仕事納めしたことですし、今年最後のジャンプ感想と参りましょう。


ワンピース
くまさんは何だかんだと理由をつけて帰ってくれるんじゃないかな~と予想していたのですが、そんな事はなく普通に麦わら海賊団&目撃者抹殺に乗り出しました。まあ、普通に考えりゃそうなるよなあ。
そんなこんなで、流れ的には必然のイベントですし、七武海との連戦というシチュそのものは結構熱い気もするんだけど、いい加減にもうダレダレだよ~。くまさん「あ、ガス閉め忘れてた。いっけね」とか言いながら帰ってくれないかな。

何故か生きてたホグバッグ
シンドリーちゃんが再登場した時点で嫌~な予感はしていましたが、案の定、ご存命でした。あんた、完全にくたばった描写だったじゃないか。情状酌量の余地も無かったですし、大人しく死んでいて欲しかったです。
「キャラを殺さない」っていうのは尾田先生なりに色々と考えた上での結論っぽいんですけど、分かりやすい悪党まで特に理由もなく生き残ってるのはどうなんだろう。

死んだり蘇ったりなルフィ達
仮に「魂と呼ぶべきものは脳に宿った思考能力である」と考えた場合、これは何気に哲学的な状況なんじゃないでしょうか。
例えば、トカゲさんはピンチに陥ると尻尾を切って逃走し、時間をかけてそれを再生するわけですが、生え変わった尻尾は当然、以前のものとは違う体組織で構成されています。
今回生え変わった脳が、トカゲの尻尾同様に新しい体組織で構成されているとした場合、ルフィ達は脳を失う前と全く同じ記憶・思考能力を持っているだけで別人だといえるんじゃないでしょうか。魂そのものともいえる脳を、構成が同じだけの別物にすげ替えてるわけですから。
そんな風に考えると、ちょっと怖くね? というお話でした。カゲカゲの実が「影と同じ様に肉体を再構築する」のではなく、「過去の時間に干渉して事象を無かった事にする」のなら、この説は破綻しますけどね。ちょっと分かりづらいかな?


ナルト
「ナルトくん!!」「ナルトならあれくらい大丈夫!」「ナルトの術は全てスカされてますね」「遊ばれてるね…何が目的だ?」
という具合に、いつも通り観戦へ徹してる皆さんに笑いました。いつものことながら、見上げた脇役根性です。ドラクエ8でボスキャラの攻撃パターンを調べるため、とりあえず序盤にスカウトモンスターをぶつけて様子見した時のことを思い出した。
というか、敵の狙いは人柱力であるところのナルトなわけで、それが孤軍奮闘するのをボサーッと見物してる彼らは何がやりたいんだろうね。将棋に例えるなら、王が単騎特攻をかけてるようなもんです。詰まれるよ?


アイシールド
プテラクローの人といい、ヒル魔といい、今週のアイシはブリーチやワンピと見紛いそうなエピソードでしたね。巻き込まれただけであるプテラクローの人はともかくとして、ヒル魔の方は担ぎ込まれて十分かそこらで戻ってきているわけで、相手チームの人間が見たら「何……だと……?」とか言いそうな状況です。まあ、さすがに試合復帰はしないでしょうが。
とりあえず、モン太は遠慮無しにぶち当たって止めを刺せばいいんじゃないかな。元々、ラフプレーをしかけてきたのは向こうなんだし文句も出ないでしょう。


リボーン
雲雀がどのタイミングで敵の襲撃を察知し、いつの間に発信機の存在を見抜いて囮になったのかはサッパリ分かりませんでしたが、圧倒的に強いNPCキャラの扱いとしては非常に上手かったと思います。笹川兄も、こんな感じで敵をひきつけながら戦線離脱するのかなー。保護者同伴だと危機感も薄れる(ラル・ミルチは弱体化してるのでOK)ので、早めに納得のいく理由で分断して欲しいですね。


ブリーチ
何の必然性も無い恋次と石田の吐血がとても面白かったです。ボボボーボ・ボーボボみたいだ。今週読み切りでカムバックした澤井先生の方は、全然吐血してくれなかったけどね。
ところで、ワンピ感想の方に「脳が再生した人間はもはや別人ではないか?」というお話を書いたのですが、ザエルアポロさんの場合は完膚なきまでに別人ですね。クローンです。私が死んでも代わりはいるものという感じ。いやま、彼はそんなの気にしないんだろうけどさ。


こち亀
今週のこち亀は読んでる最中、「まさか両さんの両親にまで劣化の魔手が及ぶのか!?」と思い気が気ではありませんでしたが、オチまで読み進めたら別にそんな事は無く、普通に善意を感じられるお話で良かったと思います。
しかしこれ、普段が普段だからそう感じられるんだよなあ。そこを自覚した上で、こういう展開にしたんだと思いたい。


マディ
先週、この漫画は発展性が感じられないと書いた僕ですが、コメントの方で「研究室そのものにマディ誕生の秘密があるとすれば、前の持ち主を探して旅する展開にできるのでは?」という意見を貰い、「おお! その手があったか!」と感嘆したのですね。
でも、今週のナイスサラ地っぷりを見ると、ちょっとその展開には期待しない方が良さそうです。データをサルベージする余地はあるのだろうか。

マディを縮める方法
正解は「肉をこそぎ落とす」だったわけですが、これは想像してみるとちょっとグロイなあ。最初の頃は一気に体積を減らしたいから、腕をもいだり足を吹き飛ばしたりするのでしょうし。知らない人が見かけたら猟奇的な伝説が誕生しそう。

「『ミルクワーム』ご存知ですか?」
ここでのスズとクレイのやり取りを見ていて不安になったんですけど、もしかして藍本先生は一番重要なキメラに関する設定を、ほとんど考えてないんじゃないかな。
というのも、先週の段階で「カエルがなる木」という農作物(?)を栽培している農家(?)のおばさんが登場しているのですね。これを踏まえた場合、食料型キメラというのはそれなりに(少なくとも地方の農家っぽい人が栽培する程度には)流通しているみたいですので、今週ミルクワーム入りコーヒーを見て気持ち悪がっているクレイの様子は、やや不自然なんじゃないでしょうか。
もちろん、ミルクワームがこの世界でも特別気持ち悪がられていて客に出されるのは珍しい食料型キメラだという可能性もありますが、だったらそういう風に描写すべきです。そもそも、第2話時点でキメラというのが社会でどんな役割を担っているのか、まったく触れられてませんからね。
現実に存在しない特殊な概念を打ち出すのなら、それに関してある程度の説明をするのが定石なのですが、それを怠っている時点でこの漫画の行く末には不安が隠せないのです。


黒梟(読み切り)
澤井先生が目指そうとした地平はなんとなく理解できるんだけど、残念ながら実力が伴わなかったという印象です。このお爺さんは、トリコや金剛番長の地平には至れなかった。
ハンターやシグルイの影響を受けてのものだと思われるモノローグ演出も、語彙が貧弱すぎて見れたもんじゃありませんでしたしねー。というか、難しそうな言葉を不必要に使うのが逆に頭悪く感じられます。
ナルトも、「どうやって生きてきたかではなく死ぬまでに何をしたかでその価値が決まる」クラスの迷文を生み出してますが、ここまで凄まじくはないよ。


初恋限定
楠田はだんだんと真中化していってるなあ(=氏ねの意)。


キックアウトセン
敦士さんは悪者のような……でもよくよく考えるとそうでもないような部分が良いキャラだったので、青藤に嘘を吐いてたのはちょっといただけないです。一気に小物臭くなってしまった。
あと、閃の頑丈さは、ここまでくるとちょっといきすぎですね。幕ノ内一歩も頑丈さでは負けず劣らずですが、彼の場合は無尽蔵のスタミナで持ち直す前に、ちゃんとダメージで動きが鈍くなってる描写とかも入ります。閃の場合はそれがないので、単に不死身なだけに思える。ワンピ的なのです。
それはそれとして、技名を叫んだり解説したりしてキャッキャと喜んでる考紀が、DMC信者みたいで面白かったです。


サイレン
皆さんの死亡する描写があまりにも淡白で、あんまり敵を脅威として感じられなかったのは痛いですね。リアクションも、「応戦・逃亡」の二種類だけでしたし。もっと命乞いしたり、これは夢なんだと現実逃避してみたり、色々やって欲しかったかな。
また、事前に雨宮が怪物を一匹倒してしまっているため、方法さえ見つければ対応可能な相手であることが読者に知れてしまっているのも問題かもしれません。例えば、ジェイソンは弱点が判明するまでは無敵の殺人鬼ですが、対抗手段が明らかになると、途端に威厳が薄れちゃいます。倒し方が存在すると分かった時点で、主人公サイドにイニシアチブを取るチャンスが生まれてしまうからです。
どうしてもクリーチャーを脅威として感じさせたいのなら、雨宮登場をこのタイミングまでずらした方が良かったかもしれませんね。
あと、ドラゴンの彼はちょっと超人すぎると思うな。怪物をぶん殴って吹き飛ばしたりもしてますし。


スケットダンス
デイジーはどうせ囮か何かだろうと思ってたら本当にその通りで、乱入した生徒会が特にひねりもなく不良をこらしめるだけという空気みたいなお話でした。左腕に受けた傷が今後に関わってくるなら多少は意義が生まれるけど、さすがにそれはないんだろうな。


私立ポセイドン学園高等部(新連載)
ごめん……正直……その……なんだ……困る。
正直ッッッッッ「つまらん」のひとことで斬って捨てたいけど、それも芸が無いから嫌なんだよな。イヤガラセみたいな作品だ。編集さんって、持ち込みでこういうのを持ってこられたらどう対応するんだろう。というか、今現在進行形で大江先生とどのようなやり取りをしてるんだろう。漫画の内容よりも、そっちの方がはるかに気になります。


ネウロ
物量作戦で攻めてくるかと思われた新しい血族ですが、どうも挑んでくるのは上位幹部五名だけみたいで、思ってたよりも全然少なかったです。
でも、ネウロは当然エネルギー補給に奔走するわけであり、そうなるからには新しい血族と関係ない小規模な事件にも尺を割いたりする必要が生じるわけで、このくらいが丁度良い数なのかもしれませんね。
しっかし、部下を部下とも思わないシックスさんの性格は対ネウロ戦だと想像以上に有効だなあ。遠慮なく神風アタックをしかけてくるから(そして意図が見え見えでもネウロはそれを防ぐから)、ものすごい勢いで消耗させられそうです。


To LOVEる
おお~、そのうちやるんじゃないかと思っていたのですが、本当にアニメ化が決定しましたね。おめでたいことです。
春から放送開始で、おそらくは1~2クールだろうから、来年春から初秋の辺りにかけてアニメ化攻勢をしかけ、アニメ終了から次の春先くらいまでゆる~くダウンかけながら連載終了するという流れになるのかな。この作品は現実同様に時間が流れるから、卒業ネタは避けられませんし。
うん、ひとつの漫画としてなかなか幸せそうな未来予想図です。続けばいいというもんでもないですし。

本編の方は、飲んだらひどい目に遭うのが今までの経験から予想できそうなものを、躊躇わなかった辺りが空気読んでる芸人みたいでした。素晴らしき予定調和の世界。
というか、今年はクリスマスネタやらないんだね。


テニスの王子様
「相手の五感を奪ってイップスに陥らせる能力」と「神の子」がどうしても結びつかないのですが、これは乙女座のシャカみたいなもんだと考えればいいのかな。天舞宝輪。
多分、次々と感覚を断たれていく中でリョーマは第六感的なものに目覚め、それがセブンセンシズ天衣無縫の極みへと繋がるんだよ。


ムヒョ
色々と置いといて、協会員から集めたエネルギーがあそこまで九苦狸を強化していることにびっくりです。塵も積もればというやつでしょうか。
そして、パワーアップ九苦狸を見て何でかゲゲゲの鬼太郎を思い出しました。このロリコンめ!

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by ejison2005 | 2007-12-28 04:25 | ジャンプ感想 | Comments(30)
週刊少年ジャンプ 08年 03号 感想
とある魔術の禁書目録の第一巻を読みました。魔術を使うのに、面倒臭い手引きが必要だという設定が面白かったです。それをコピーで代用したりするのも、現代を舞台にした作品らしいアレンジが加わっていていい感じ。
ただし、いくつか引っかかった点もあって、最たるものはラストにおける敵役二人の顛末ですね。冷静に考えて、
「インデックスにつけてた枷を外しちゃいましたー。てへ♪」
「そうかそうか、秘密を知ってしまったか。なんか封印解くのに関与してそうだし、死んで♪」
となると思うんだ。また、インデックスの秘密に気付かなかったのもちょっとお間抜けだったかな。あれは主人公がすごいというより、彼らが脳に関して勉強しなさすぎだと思う。
あと、「神様の奇跡でも打ち消せる~」というフレーズが度々登場したので、きっと過去に主人公が果たした何らかの偉業が回想として語られると思っていたのに、特にそんなことはなかったのが肩透かしに感じられました。あれは何を根拠にしての言葉なんだ。超電磁の人も本筋に絡んでこなくて残念。
とまあ、色々と書いたけど、全般的には面白いお話だったと思います。続きも読もう。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


マディ(新連載)
作品そのものとは関係ないんですけど、一位を取ったぬらりひょんを差し置いて先に連載するって、本当どうかと思うんだ。金未来杯は第一回からして、一位だったタカヤではなくムヒョを先に連載させちゃいましたもんね。
おそらく、編集部的にはそれらの作品を連載させることが既に決定していて、近未来杯は単なる箔付けとして行っているのでしょうが、だったら最初から普通に読み切りを載せ、反応を見ていくらか修正してから連載開始しろよと思うのです。読者舐めてんのかと思うのです。

で、感想の方ですが、読み切りに比べて随分と物語っぽくなったという印象です。読み切り時は設定の羅列という意味合いが大きかった上、「マディの正体を知るために二人で旅を始める」という導入だったのに何故かマディの正体を既に知っていたりと、色々粗が多かったのですが、上手いこと解決してくれました。
主人公である、クレイのキャラクターがいいんですよね。駄目人間と切って捨てるほどおちぶれているわけでもなく、かといって冴えているわけでもないという絶妙なバランスがいい。
特に、ウダウダと悩みすぎずに村での生活へ順応しているのが良かったと思います。この村でスローライフを送るのも結構幸せそうなのが事前に示されているため、後半でクレイが下す決断に対して感情移入しやすくなっている。

凄まじい打ち切り臭
そんなわけで第一話単体で見るなら良質なお話だったわけですが、悲しくなるくらい打ち切り臭が濃厚です。
思うに、先への広がりが感じられないんですよね。ここから、どうやって連続ドラマをこさえていくのかが想像できない。物語としての発展性に乏しい。
まさかキメラ対キメラのバトル物にするわけにもいきませんし、マディの秘密について探求していく話にしようにも、作ったのはクレイ自身だし、どうしようもなさそうな感じです。
その辺、作者である藍本先生はどのような見通しを立ててるんだろう。まさか、ノープランということはないでしょうし。というか、ないと思いたい。


ワンピース
冒頭二ページの無駄使いっぷりが凄まじいですね。ラスト二コマでゾロが持久戦に入る旨を告げるまでは、丸々と前回やったことのおさらいです。
いやね、普通の漫画でちょっとアバンタイトル的なことをしたくらいじゃ僕もいちいちツッコミ入れようとは思わないんですが、いかんせんこの漫画はワンピース。ストーリーの停滞が最も大きな短所となっている漫画です。
「バトルが長引く」とかなら、まだアクションシーンという見所が残るのですけども、今回のこれは全く実になるものが無いですからね。白紙も同然。


アイシールド
普通に熱そうなエピソードなのに、どことな~く違和感を感じていて何でだろうと思い、冷静にちょっと考えてみたのですが……そうだこれ……人体破壊アメフトから一週回って普通の試合になってるだけだ。
パワー・フォー・ジャスティスというのが主題だった試合でしたが、対抗馬である栗田が覚醒しちゃうと、あとはもう普通にスポーツやってくだけなんですよね。プテラクローの人はダウンしちゃいましたし、スクリューバイトの人は相手にしてもらえないし。
ストーリー的には盛り上がってるのに、試合内容はデフレを起こしているというよく分からんお話でした。


ブリーチ
ヘタレでお馴染みの日番谷隊長ですが、その斬魂刀の中の人もなかなかにアレな龍でした。自分が鳴らしてる(?)音のせいで名前が聞き取れないとか、この持ち主にしてこの刀あり。
日番谷隊長も、こんだけ凄そうななりしていざ解放してみたらあの程度の力しか出せませんでしたって、詐欺にでもあったような心境でしょうね。いかにも強そうな外見のくせに、そりゃねえよーとか思ってそうです。
ところで、今回みたいな話を読んでるとどうしても気になるのは、「このエピソードで作中時間は何年経過しているのか?」とか、「そもそも年を取らない霊体の背や髪は伸びるのか?」といった点ですね。死神の皆さんは、ああ見えて何百年も生きてきてるんですよ。


ナルト
「さすがにあれは影分身だろー」と、希望的観測がなされていた自来也ですが、さすがというべきかご本人でした。大した死に様だ。これが伝説の三忍……!
しかしこれ、読めば読むほどに凄まじいお話ですよね。肝心要である自来也の死に様が間抜け極まりないものであるために、
(忍は生き様ではなく死に様の世界…)
というモノローグが全く決まりません。そんな男の生き様を描いた自伝小説って、そりゃ売れ残りもしますわ。

「ナルト、素敵な名前です」
丸々一ページかけて登場したクシナですが、正直、「だからどうした?」という思いが拭えません。岸本先生は何故かキャラの登場に一ページ丸々使いたがる人なので、いつも通りといえばいつも通りなんだけどさ。
一ページのぶち抜きとか特大の大ゴマを使うシーンというのは、当然ながら「ここに注目してくださいよー」というポイントなわけですが、岸本先生の場合は別にサプライズが無くてもその演出を使うんですよね。登場人物が普通に姿を現すだけのシーンなんて、そんなに力を入れるべきポイントじゃないですよ。
今回の場合だと、「ナルトの母親はクシナという名前であり、父親は四代目火影である」という事実を事前に読者は提示されてしまっているのがネックなんじゃないかな。それが無ければ、ちょっとは驚きが生まれたかもしれませんが。

何故か死体を放置してるペインズ
十中八九、自来也はペイン六道の一員としてナルトの前に立ち塞がるのだと思いますが、そうなると、彼らは何を考えて自来也の死体を放置してたんでしょうね。それでなくても、自来也の肩には厄介な幻術を使っていたカエルがドッキングしっ放しですし。
いやまあ、周囲にペインがいたらカエルの逃亡が成功しないからなんですけど、こういう「作者の都合にキャラが踊らされている」構図を見ると何ともやるせない気持ちになるのです。


サイレン
他の面々が怪物の存在を信じないのも、まあアリかなーとは思いますけども、「こんな異常な状況なんだから何が起きてもおかしくはない!」と考える奴が誰か一人くらいはいないかなーとも思うんですよね。
バランスを考えるのなら、適当な人間を一人主人公達と共に待機させるべきだったかもしれません。まあ、どちらでもいいっちゃどちらでもいいのですが、こんだけ人数が多いのだから、バラけさせることでキャラ付けしといても良かったと思う。

「…教えてあーー…げ…ないッ…!!」
ちょ、何でだよ(笑)。
アゲハはわざわざここまで出向いてきて、怪物とも既に遭遇しているのですからあなたを疑う余地なんて全くないですよ。
冗談抜きでこのコマは、「実は雨宮こそが黒幕であった」というオチかと思いました。


勇者学
今週は、過去に積み上げてきたネタを活用するという意味でなかなかいい感じのエピソードだったんじゃないでしょうか。本来なら笑いの存在しない原野に種を蒔き、それを芽吹かせているわけで、面白いというより上手いと思った。
ムチ子先生が潜入しているとか、素で忘れていましたよ。


キックアウトセン
前回、「人間的に問題のある人物がいないのが良い」という意味の感想を書いたわけですが、今週になって新たに登場した二人も、そんなに悪い人じゃなくて良かったです。敦士さんは純粋に善意で行動しているわけですし、青藤も進路に迷ったから相談しに来ただけでしたし。
格闘技がショービジネス化していることに関しては各所で色々と言われているわけですが、今回はそこらへんを上手くお話に絡めつつ、主人公に目標を提示し、かませじゃないタイプのライバルを登場させたわけで、素直に面白かったと思います。
ライバルで気づいたけど、そういや考紀ってこのまま順当に物語が進めば同門だから、かませ云々以前に対戦する機会が無いんですね。だからライバルっぽいキャラ付けじゃなかったのか。


ネウロ
小物だ小物だと言われているDRさんですが、分不相応な活躍をさせるのではなく、小物ならば小物なりにゴミみたいな扱いをすることで爽快感を生み出しているのが上手かったと思います。
ここでDRさんが逆転しちゃったり逃亡しちゃったりすると、「えーもうやられる雰囲気バリバリだったじゃーん」と僕達は思い、不満に感じたと思うのですが、松井先生はそこら辺にそつがないですね。きちんとこちらの思いを汲んでくださいます。
それはそれとして、餌場を荒らされたことできっちりとネウロが窮地に陥り、本筋が進行しているのもナイス。


スケットダンス
僕はスケットの「ちょっといい話」があまり好きじゃないんですけど、今回は上手かったと思うな。
「内田が母に嘘をつこうとする」→「でも改心して真実を話す」→「どっこい、本当にメダルを授与されていた」
という流れがいいんですね。特に、メダルの授与がボッスン達の働きかけによるものではなく、普段の行いによってもたらされているものであるのが良かった。
かといってスケット団が活躍していないわけではなく、今回はスケットダンスのベストエピソードであると考えていいかもしれません。


To LOVEる
うわ、天条院さんマジで良いタイプの上司だ。きちんと部下のために体をはってくれてるよ。
クリスマスパーティの時もそうですが、この人はちゃんと下々の人間を気づかってくれるのがいいですね。バカ殿といえど殿は殿な感じ。
しっかし、天条院さんにも恥の概念は存在したんだなー。恋というのは人を変え、狂人にも恥じらいをもたらすものなのでしょうか。

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by ejison2005 | 2007-12-20 03:31 | ジャンプ感想 | Comments(39)
ドラゴンクエスト4は正しい意味でのRPGだと思う(部分的に)
ドラゴンクエストIV 導かれし者たち
/ スクウェア・エニックス



DS版ドラゴンクエスト4をちまちま遊んでます。今、五章のトルネコが仲間になる(と思われる)灯台に挑むところ。
僕は今回がドラクエ4初体験(「冒険の書」なのに!)なのですが、遊んでいて思うのは、
「これは正しい意味でのRPGだなあ」
ということ。


そもそも、RPGとはコンピュータ・ゲームとして発祥したものではなく、その元祖はテーブルトーク・RPGにあり、ロールプレイングゲームも「役割演技遊戯」という意味合いの言葉なのですが、コンピュータで遊ぶゲームにはそういった色彩が比較的薄いように僕は感じていたのです。

大体が、市販されているコンピュータRPG(以下CRPG)は「世界を救う者達の壮大な物語」ばっかりです。主人公の出自が漁師だろうとお城の兵士だろうとソルジャーだろうと、結局は世界を救うお話の主人公になるわけだから、プレイヤーが体験するロールプレイも「世界を救う者」に限定されてしまうわけですね。
これはRPGの「役割演技」という側面に着目して考えた場合、由々しき事態です。キャラクターに関してはいいでしょう。設定なりデザインなりを工夫すれば、いくらでも新しい体験を提供できます。しかし、物語に関してはそうもいかない。「世界を救う」というゴール地点が共通なのだから、どうしても画一的なものになってしまう(もちろん、「世界を救う」というゴールへ向かっての過程で様々な差異が発生するので、そう単純に割り切ることはできませんが、ここでは壮大なお話にしかなりえない、という意味でお考えください)。

これはちょっとばかり、勿体無いことだと思うのです。RPGというのはイマジネイション次第で無限の可能性を見出せるジャンルなのに、多くのCRPGはそれを狭めてしまっているわけなのだから。

と、ここでドラクエ4に話を戻しましょう。もちろん、ドラクエ4も最終的には「世界を救う者達の壮大な物語」へと収束していくわけですが、それまでに四パターンの個別シナリオが楽しめます。これが大きい。
彼らはそれぞれ、ミニマムな目標(誘拐事件の解決・武術大会での優勝など)を有していて、各々のアプローチで現状打破に奔走していくわけなのですが、キャラの背景に見合った小規模な目標へ向かうことの楽しいこと楽しいこと。
各人の職種に、シナリオがマッチしているのもポイントが高いところです。王宮戦士なら王宮戦士らしいミッションを命じられ、商人なら店を持つのが目的という。
こういう風に、各人の身の丈に合ったシナリオを用意されていると、俄然なりきり感が違ってくるのですね。「俺は魔王を倒す商人になるぞ!」というキャラと、「俺は商人として自分の店を構えるぞ!」というキャラではどちらが演じやすいかという。

結論を述べると、ドラクエ4はいわゆる勇者的な役割を担っていないキャラクターを演じられる、稀有なCRPGだといえるんじゃないかな。


……まあ、要するにですね。五章へ突入したら急にダレてきたと、そういうお話でした。四章で最高にヒートアップして、今クールダウンへ突入し始めてる感じ。
自分の名前にデスとか付けちゃう厨二病患者なんかどうでもいいよー。もっとミニマムな冒険したいよー。
今のところ、最高に楽しかったのは三章ですね。今までNPCしか行えなかった分野へ、限定的にとはいえ踏み込めるのはすんごく面白かった。


余談
それ以前に、CRPGは「役割を演じる」ゲームではなくなってるんじゃないかと、そんな事を思った。
自分から能動的に楽しもうとするジャンルではなく、ゲーム側に娯楽を提供してもらうジャンルになってるんじゃないかと。
というか、ドラクエ3でキャラを作って、猛烈に無表情&ノーリアクションな彼らを眺めながら「こいつらはどんな事を考えながら冒険してるんだろう」とか妄想しつつ遊んでた僕が少数派な気がしてきた。せいかくシステムって、それの後押しだと思うんだけどなー。
自分の冒険をクリエイトできるプレイヤーに、私はなりたい。

いつになくとめどない文章でごめんね。

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by ejison2005 | 2007-12-15 01:58 | ゲーム | Comments(10)
週刊少年ジャンプ 08年 02号 感想
ハンター……休載しちゃいましたねえ。
分かっちゃいたことではありますが、やっぱりもの悲しくはなってしまいます。この十週間、ジャンプが別の雑誌みたいだったぜ。ハンターは読み進めるペースが他の漫画の何倍かくらい遅いので(他を読み飛ばしてるという意味じゃないよ)、連載作品が何作か終了したくらいの喪失感がある。
また一年くらい待つのかな。単行本の新刊が出るのもいつになるやら。
救いがあるとすれば、新連載が思っていた以上に良質だったことでしょう。サイレンも今週に入ってグッとサスペンスっぽくなりましたし、この二作で頑張って盛り立ててくれるといいナ!
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


キックアウトセン(新連載)

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表紙に使われた↑の顔からそこはかとないみきお臭を感じ、ちょっと不安になったけど本編の方では単にリアル寄りな絵柄であるだけで、そんなにいとうみきお先生っぽくはなかったです。アシスタントさんか何かだったのかな。

本編の感想
「頑強」という主人公の特性や、死んだ父親の背中を見て育ってきたという出自からマガジンで連載してる某ボクシング漫画をちょこっと連想してしまいましたが、第一回を見る限りではいい感じにまとまっていると思います。やっぱり、キャラの高感度高いのが大きいよね。人間的に問題ある人が誰もいないですし。死んだ親父も、主人公が崇拝するに足るカリスマ性を備えています。
主人公のタフさについて、何ら設定的な裏づけが存在しないのは気になりますが(単に遺伝的な問題て)、その特性そのものは十分物語で活用されているので、これも大して問題は無いでしょう。

お父さんが勤めていた建築会社
ただひとつ、問題点があるとすれば父親が勤めていた会社でしょうねえ。
「危ねぇ仕事はアイツがいつもやってた……その分怪我だってするさ」
という台詞がありますが、危ない仕事だからこそ入念に準備して危険性を取り除くべきなわけで、そんなしょっちゅう怪我人が出るような状況で作業をしている建築会社(?)なんて、一回潰れたほうがいいんじゃないかと思う。どう考えても安全確認を怠りまくってるよ、この人達。


ワンピース
結局いつものワンピバトルと相成りました。モリアのタフさもそうだけど、麦わら海賊団は何をやれば倒れてくれるんだ。
あと、モリアが自分をはかり損ねて暴走してるという展開も残念ですねえ。彼がちょこっと冷静さを保ち、五百体辺りでセーブしといたらルフィ達は万に一つの勝機も無くなっていたんじゃないかな。僕は主人公達が敵の間抜けさに助けられるという展開は、あまり許容したくないのです。自分達の努力で状況を打開するべきなんじゃないかと思う。

一人だけ残ったローラ船長
色々と文句の出てくるこのエピソードでしたが、ローラ船長の行動だけはグッジョブだったと思います。僕もこの連中が、ルフィに希望を託すだけ託して好き勝手言ってた時はどうよと思いましたからね。
その辺、今回は上手くフォローできてたんじゃないかな。


ナルト
げげぇーい! 四代目とペインに何の関連性も無いばかりか、デイダラさんの方まで全く関わりがありませんでした。自来也の顔見知りだとか言われたって、そんなん知りませんがな(´・ω・`)
こんな特徴的な髪型被らせといて、全く関係がないとか描き分けできてないとしかいいようが……。自来也も自来也で、知ってる顔ならもっと早く言ってくださいよ。

長門は教えてちゃん

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↑前にも似たようなネタ作ったけど、もう一回。
こないだの大ガマ仙人と自来也の会話も大概でしたが、岸本先生は自分のキャラにもうちょっと言葉のキャッチボールをさせるべきだと思うんだ。会話っていうのは、片方が一方的に相槌を打つものではないのですよ。

岸本先生「キングクリムゾン!」
冒頭でなんか急に一人倒してたので、一週読み飛ばしたのかと思った。
ナルトのバトルは基本的にじっくりまったりと進行していくものなのですが、こりゃ岸本先生面倒になって投げたかな。
しかしながら、岸本先生が描くより結果だけ提示して、あとは読者が各自で「絵に出来ないくらいものすごい戦い」を脳内補完した方が、ナルトのバトルは面白いかもしれないなあと思った今日この頃。
冨樫先生も、幻影旅団VS陰獣とかはそれでしのいでたしね。あれは「あえて描かない」という手法を、効果的に使った例といえるでしょう。バトルを省略することで、旅団の力を秘密のベールに包んだまま威厳を高めているのです。
まあ、それも事前にウボォーVS陰獣で陰獣がそれなりの使い手であることを描写してこそ、だったんですけどね。

余談

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ジャンプ関係ありませんが、ヤングガンガンの今号でDOG LIFE&DOG STYLEという漫画がペインさんと似たような能力をとっても有効活用してました。
孤軍奮闘する敗残兵が、小型の飛行ドローンと視覚を共有して敵の位置を確認しつつ逃亡したりするお話。多分、岸本先生はペインさんでこういう表現をやりたかったんだろうなあと思った。


ブリーチ
ザエルアポロさんの能力だと、ダミーの臓器と腱まで丸ごとコピーしちゃうんじゃないかなー。というか、同じ臓器と腱が二セットつずつ存在する人間ってどんなのなんだぜ。冷静に考えて、その人物は色々なところが常人の倍膨れ上がってると思うんだ。
ストーリーについて触れると、マユリ様と石田のコントが面白かったです。


サイレン
先週の話ではいまひとつという印象を受けましたが、今週は物語の本筋に触れてきた感じで大分面白かったです。キャラクター達が揉め事を起こしたりしながら自己紹介をしていくという、サスペンスとかホラーの基本的な展開をしっかりと踏襲したのも評価高いですね。
メガネの人と朝河がそれなりに活躍するのは間違いないとして(デブが役に立たないのも間違いないとして)、あとはどいつが活躍するんだろう。
あんまり若者だけで主人公チームを固めるのもどうかと思うので、できれば年長者達をそれなりに活躍させてくれると嬉しいな。


To LOVEる
あんまり狂気とかは感じませんでしたが、今回のお話はそれなりにラブってコメってたんじゃないかと思います。ちゃんとペケの意図を汲んで、フォローを入れるリトもいい感じ。そういや、この子は別に鈍感というわけじゃないんだよなー。気持ちが向いてないというだけで。

「だ…大胆な服装ですか!?」「よ…よくわかりませんがとりあえず…」

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嘘つきは泥棒の始まりだって、ばっちゃが言ってた。


ディーグレイマン
アレンはともかくとして、ブックマンのお爺さんは確かこいつらと同ランクのアクマ一体に半殺しの憂き目を見たんですよね。
先週、あれだけのアクマが存在したのに一寸たりとも脅威を感じなかったのは、こうなることが目に見えていたからだよなーと思いました。色んな意味で星野先生らしい展開です。


スケットダンス
今週は、スイッチが漫画に出てないところでも色んな人間と交流しており、それなりに充実した学校生活を送ってることが示唆されたのがちょっと良かったと思いました。やや大げさないい方ですが、世界観の広まりみたいなものを感じた。
本編の方は、内田君が勇気を出して挙手し、最後に何かオチをつけるくらいにしとけば良かったんじゃないかな。僕は、スケットの「ちょっといい話」はあまり好きじゃないのです。もうちょっとギャグの方面に専念して欲しい。


テニスの王子様
シンクロの絵面は相変わらず破壊力があったけど、それでも二回目だと若干インパクトに欠けるのは否めなかったかな。や、何の必然性も無い菊丸先輩の滞空バク転とかすごく面白かったけど、それでも初回に比べれば劣って感じられるのです。当たり前ではありますが。
それに、シンクロで逆転勝利するという展開は、僕達読者でも普通に思い浮かぶ類のアイデアだというのもあります。

皇帝と帝王、並び立つ
これは普通に良い展開ですね。跡部様と真田皇帝のキャラクター的にも、リョーマを万全の状態で戦わせてやりたいというのは納得できますし、テニス漫画として考えてもなかなかスポーツマンシップに溢れてます。
異端児のごとき扱いを受けているテニプリですが、ここだけは非常に正しいジャンプ漫画をやっていました。


ハンター
先週は王様が慈愛に満ちた動作でコムギちゃんを介抱したりしていた間、他の連中が何をしていたのか楽しみだと書いたわけですが、どうも今週の展開から考えて、あれはわずか十数秒の出来事だったみたいです。ちょ、王様ってばあんまりコムギちゃんをいたわってねえ(笑)。
数秒間の間に創作ダンスを披露しつつ、アイデンティティー崩壊に苦しんでいたプフもですが、ちょっとあなた方は生き急ぎすぎだと思う。心的拳聴ってレベルじゃねーぞ!

監獄ロックと書いてスモーキージェイル
これは単体の念能力ではなく、ディープパープルの派生技と考えてよいのでしょうか。特別な発動条件などがあるわけではなく、単に硬化させた煙で周囲を覆っているだけという。ひょっとしたら、自分も内部に閉じ込めて相手とタイマン張るという制約で生み出した、念空間なのかもしれないけど。それなら、プフ程の強者が脱出不能なのも納得できますし。
で、これを見て思い浮かべるのはやっぱりヂートゥさんが使っていたあの能力ですね。
彼の能力はハコワレの影響を受けたものであり、ナックルは(おそらく)モラウさんから修行をつけられた末にあの能力を生み出しているわけで、何だか美しい系統図が誕生している気がするのです。
能力だけで考えたら、ヂートゥさんは立派にモラウさんの孫弟子だね。

「『貸し』だぞ!!」
さすがに、コムギちゃんの治療までワンタッチで終わるとは考えづらいから、ピトーはいまだにドクタープライスを使用中なわけで、冨樫先生はきっとゴン一人でその状況に相対させたかったんだろうな。だからこそ、ずっと前にやってた「先輩風を吹かすキルアとそれに従うイカルゴ」というイベントを引っ張ってキルアとの切り離しを図ったと。
しかしイカルゴってば、いい感じに死亡フラグが立ってるなあ。ウェルフィンさんが見ていた以上、パームが助けに来ない限り彼の助かる展開が想像できないぜ。


エム×ゼロ
この漫画における最大の負の遺産は、「魔法が特定地域でしか使えない上に秘密=そんなの学んで意味あるの?」という問題なわけですが、今週は「転校すると魔法に関する記憶を失う」という設定が明らかにされ、そこのところがさらに強化されてしまった感じです。下手すると、卒業しても記憶を消されそう。
う~ん。在学中、もっとも力を注いだ分野に関する記憶が無くなるって、それはもはや学び舎として機能していないのでは……。卒業時に願いを叶えてもらえるとはいっても、学校生活というのはそんなギブアンドテイクな代物じゃないしなあ。
大体、親御さんとかにはどう説明してるんだろう。ひょっとして魔法のことは伏せてるのでしょうか。子供が頑張って学んでることを保護者に対して伏せるとか、やっぱり学校として機能してないよー。

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by ejison2005 | 2007-12-12 04:37 | ジャンプ感想 | Comments(40)
ドラゴンクエストソード プレイ記 ⑦
ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔を遊び始めたので、粛々とプレイ記を書こうと思います。

短いようでやっぱり短かったこれまでの冒険……。
思えば、バウドさんの役立たずっぷりのみが深く印象に残っています。
果たして、このヒゲ親父はあすなろうを脱却して檜になれるのか? そして、今の一文には元ネタが存在するんだけど、それを理解できる読者がどれだけいるのか?
とにもかくにも、最終決戦です。

力の守護者(つーかうごく石像)に仮面を修復してもらい、その場のノリで魔王打倒に必要不可欠っぽい伝説の武器「はじゃのつるぎ」も入手したトドロキ君。レイクナバで長期間バイトすればゲッチュすることができそうな気もしますが、彼らが住んでるのはド田舎の孤島なのでこれが最強ランクの武器なのでしょう。
ちなみに、僕のトルネコは店番に飽きたので「せいなるナイフ」を買い、とっとと先へ進んでしまいました。3章は敵弱いしね。結局、傭兵も雇わんかったなあ。

とにかく、以前にも冒険したエルヘイムの森を走破し、魔王城を囲む溶岩の海まで辿り着きます。
そこでおもむろに「はじゃのつるぎ」を構えるトドロキ君。いよいよ、この剣に封じられた禁断の奥義「魔鬼破斬」を放つ時です。テラ邪気眼。
プレイヤーにこっ恥ずかしい動作を強要しながら剣先から放たれた衝撃波は、溶岩の海をモーゼの如く真っ二つに割り、魔王城まで一直線の道を生み出しました。俺Tueeeee!
きっと、溶岩に行き先を阻まれて行動に困っていた魔王配下の皆さんも、トドロキ君に感謝してくれていることでしょう。何でジェイムは、侵略をうたいながら専守防衛態勢を布いていたんだろう。魔王の考えることはよく分からんなあ。

てなわけで、第七章は魔王城まで一直線の道を突き進む戦闘オンリーシナリオ。続々と現れる魔物の軍勢を蹴散らし、魔王城を目指します。なあに、最終究極奥義「魔鬼破斬」を用いればこのくらい……。

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ありゃあ?

ガッデム! 最終奥義はイベント専用の技でした。それどころか、「はじゃのつるぎ」は今まで使っていた「いなづまの剣」よりも攻撃力が低いという低性能っぷり。おまけに、従来と違い道具として使用してもギラは撃てません。あの力の守護者、後でぶっとばす!

文句をいったところで始まりませんし、ソードは一度ダンジョンに突入してしまったら装備品を替えられませんのでこの装備のまま、行ける所まで行ってみることにします。
するとまあ、考える前に動いてみるもので、どうにかこうにかボスの前までやって来ることができました。

動画①

が、攻撃力の低さを誤魔化せるのは雑魚まで。さすがにトロルキングとの決戦は厳しかったよ~。マジでやられるかと思った。例によってバウドさんは見殺しです。

そんなこんなで、ついにやってきました魔王城。
ラストダンジョンを前にトドロキ君ご一行が取った選択は……!

   突入する
→ 町へ戻って装備を整える

うん、やくそうとか一枚も残ってないんだ。済まない。
ついでに、第七章で防御力不足を痛感したので、記事に書かないところでひっそりと行っていた「旅行商人から防具を買わないで旅する」という制限プレイを解除し、強力な鎧を入手します。今まで雑魚敵の攻撃一発で40ダメージとか普通に食らってましたからね。現状の装備と僕の腕前では、魔王城を攻略するのは不可能です。
さらに、弱くて弱くて仕方のない「はじゃのつるぎ」を武器屋で強化し、「ひかるのつるぎ」に生まれ変わらせます。これで攻撃力も実用的な数値になったし、新奥義「ライトニングヘブン」も使用可能になりました。「魔鬼破斬」と違い、通常戦闘でも使用可能なのがありがたいです。

改めて突入したラストダンジョンは途中で分岐点が存在したりしたけど、上手い事アイテムの存在する方向へ突き進みながら突破。「勇者の盾」と「プラチナヘッド」が手に入ったのは嬉しかったなあ。「プラチナヘッド」は旅行商人が売っている「グレートヘルム」より弱いけど、僕は「グレートヘルム」を購入するだけの予算が無かったんだ。
あ、途中で魔王城のてっぺんにこしらえられていた巨大なギガンデスの像(ビームを撃ってくる)と戦いましたが、こいつは楽勝でした。ビームをはね返すだけだし。

主人公パーティの強化といえば、ラストダンジョンの途中でバウドさんが念願の「ベホイミ」を覚えたのは大きいですね。下手な攻撃魔法よりも嬉しいです。これでやくそう頼みだった今までと違い、グッと回復方法に幅が出たよ。

玉座の間に辿り着いたトドロキ君。いよいよ、魔王ジェイムと決戦の時です。

動画②

ジェイムは歴代魔王のお約束に従って、一回倒しても変身して再度戦うことになるのですが、第一形態の弱さは特筆ものだったなあ。一度も回復しなかったよ。
第二形態は、今までと違い相手のHPが表示されてないことに困惑しましたが、盾を突きで砕いてしまってからは一方的な展開だったと思います。攻撃もワンパターンだから、覚えれば防げちゃうし。ただ、「暗黒必殺剣」を使ってきた時は焦ったかな。敵が必殺剣を使ってきた事に驚いて、センサーの範囲外でリモコン振っちゃったくらいです。
この「暗黒必殺剣」は一回しか使ってこなかったんですけど、もう二、三回くらい使ってきた方がスリリングな展開になって良かったんじゃないかな。

ジェイムを倒して崩れ落ちる魔王城から脱出し、いよいよエンディングシーン。溶岩から落ちそうになったトドロキ君をバウドさんが救ったんだけど、これはパートナーに選んだキャラによって誰に救われるかが変わるのかな?

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で、エンディングなんですが。正直肩すかしという印象(´・ω・`)
別にセティアとのラブコメが始まったりはしないし(その割にイケメン王子はNPCな女の子からチヤホヤされていた)、あえて彼らのその後について述べるなら「全て元通り!」というところでしょうか。セティアはイケメンの姿に戻れたお兄ちゃんと街へ移り住み、王子は今まで通りの勝ち組ライフに戻り、主人公親子は負け組ライフに甘んじる日々です。
でもまあ、ここら辺は仕方ないかもしれませんね。今回は舞台が狭い島で完結していたので、アドル・クリスティンのごとくどこかへ旅立つという終わりにはしづらいですし、セティアとの個別イベントとかもなかったですし。


総評
ひと言でこのゲームを表すと、とっても手軽なドラゴンクエストというところでしょうか。
何せ、クリアまでの総プレイ時間が、

七時間三分!

でしたからね。これはちょっと、他に類を見ないスモールさです。きっと、これが気になってクソゲー認定しちゃった人は多いんだろうなあ。
でも、僕は前に書いた通りこういった考えを持ってる人なんで、たまにはこういうドラクエもありだと思うのです。手ごろに楽しめ、そしてクリアできるドラクエがあったっていいと思うんだ。

肝心要な操作面は、Wiiで出来る体感ゲーとしてのドラクエをしっかり作り上げたという印象。ちょっと、これ以上のものは考えづらいなあ。ロードとかでもあまり待たされませんでしたし、おおむね満足できるものだったと思います。街中はやや移動しづらかったけど。

ストーリーは、舞台が小っちゃくプレイ時間も短いのだから小規模なものにしておけばいいものを、無駄に魔王とか出して大規模っぽくしちゃったのはどうかと思いましたね。これ、地方で悪さしてる魔法使いとかをジェイムの立場に置き換えてもあまり違和感ありませんし。
「魔王である必然性が無かった」というのが、一番しっくりくるかもしれません。

キャラクターとしては、バウドさんがとにかく素敵でした。特オタ的には声が斬鬼さんというだけで嬉しかったですし、圧倒的に低い実力という一点でネタキャラとしての地位を確立していたのが大きい。
「我が器となる価値もなかった」
とジェイムが言うことで、ストーリー的にも彼の弱さを肯定していたのは芸コマでしたね。
そんな彼ですが、ベホイミを覚えてからは輝いてました。愛してる。
まあ、セティアなら最初からベホイミ使えるんだけどさ!

不満点としては、説明書に書かれていた「合体必殺剣」を最後の最後まで使用しなかったことですね。使用可能なレベルに到達しないまま、ラスボスを倒してしまった。
こういうのは、中盤辺りから使えるようにしないと存在意義そのものが薄いので、これは明確にミスだと思うなあ。

そんなこんなで、ドラゴンクエストソードのプレイ記でした。
今なら中古で安く出回ってるでしょうし、年末年始に手軽なドラクエライフを楽しみたいという方にはオススメ!

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by ejison2005 | 2007-12-08 21:05 | ゲーム | Comments(2)
週刊少年ジャンプ 08年 01号 感想
皇国の守護者最終巻を読みました。
この巻で注目すべきは、やはりお姫様との対峙ですね。物語的に無理だというのは分かっていても、帝国側に加わった新城大尉というのは見てみたかったです。きっとものすげえドリームチームになってたんだろうな。
なんでも打ち切られた理由は編集部と原作者さんとの軋轢らしいんですけど、どこにでも富樫先生みたいな人はいるんだなあ(長期休刊っぷりも含めて)。そういや、A君(17)の戦争も随分と新しいのが出てないな。この小説は、柔らかくなった皇国みたいなお話です。面白いよ。続き出ないけど。
それでは、新年度分最初のジャンプ感想と参りましょう。ジャンプ関係ないけど、この動画(ヤバイ部分はモザイクかかってるけど、グロく感じるかもしれないので自己責任でよろしく)が素晴らしかった。職人スゲー!


サイレン(新連載)
08年度分、最初の新連載はみえるひとでお馴染みの岩代先生でした。多分、皆さんもかなり注目しているんじゃないかな。
タイトルがタイトルなんで、視界とかジャックするゲームを思い出してしまったのはここだけの秘密です。でも仕方ねえよー。「サイレンがやってくる」とか、劇場版の象徴的なシーンでもろに使われてた台詞ですし。
そしたら何か異世界に飛ばされちゃったし、冗談抜きでしばらくはサバイバル展開かもね(さすがにホラーはないでしょうけど)。

ファーストインプレッション
てなわけで第一印象ですが、やっぱり絵が地味だなあ。
岩代先生最大の弱点はクリーチャーセンスと絵柄にあるんじゃないかと思うのですが、そこら辺は今作でもしっかり踏襲されてしまいました。何がいけないのかは分かりませんが、どうにもこうにも野暮ったく感じられるのです。
あと、スタンガン食らっても数秒で復活したり、催涙スプレーを目に受けても結構動けたりと、ワンピ化しそうな兆候を感じたのは不安点かな。

猫探しその他一律一万円
ちなみに、このサイトによると、迷い猫探しの相場は捕獲員一人につき一日一万五千円~二万円だそうです。アゲハ君てば良心的! 素人だしね。
エム×ゼロといい、この漫画といい、ジャンプは一万円の価値が高いなあ。感覚的には十万円くらいで扱われていそうです。

スーパークール&アナーキー
いいえ、邪気眼です。
それはともかくとして、秘密結社サイレンの「秘密結社」という響きと怪人ネメシスQというネーミングセンスはちょっと好きかな。意図したのか天然なのかは分かりませんが、この微妙にダサイ感じが都市伝説っぽい。
でも本当にネメシスQだとちょっとアレなんで、彼にはもう少し真っ当な本名が欲しいところではあります。


ワンピース

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以下エンドレス。

オーズ復活
げげぇーい! 立ち上がりやがった!
何が恐ろしいって、この流れだとモリアも復活したりしちゃいそうなところがです。せっかく(ワンピとしては)短めに終わったと思ったのにー。
しっかし、麦わら海賊団の不死身っぷりは筋金入りですね。どいつもこいつも、モリアからあれだけの攻撃を受けたのに必殺技が繰り出せるくらい元気ですよ。彼らに比べたら、きちんとダメージが蓄積して右腕を破壊されているオーズの方がまだ人間味を感じます。
「…どっちがゾンビだかわかりゃしないわ…!!」
という台詞が飛び出した時は、何かのギャグかと思いました。


ブリーチ
白哉は華麗にスルーを決めましたが、そういや死神って何者なんでしょうね。
死んだ人間がなるものなのかな~なんて漠然と考えていましたが、死神にも既婚者とかがいるわけですし、よく分からん。
意外とこの作品の根幹を揺るがしかねない問いかけだったわけですが、その辺、久保先生はどう考えているんだろうね。


ナルト
ありゃ、金髪の人は四代目じゃありませんでした。
でも、この人が弥彦ですって言われてもあんまり似てないよ~。弥彦=重吾の方が明らかに面立ちがあります(少なくとも僕の感覚では)。何かタネがあるのならいいのですが、単に描き分けで失敗しましたというオチだったら嫌だなあ。
あと、この流れだと金髪をざんばらにした忍者相手なら、自来也はとりあえず、
「…お前は…その顔…弥彦なのか…」
と言うんじゃないかと思いました。四代目と初めて会った時も、「あれ、波の国で分かれなかったっけ? 長門達はどうしたの?」などと問いかけて困惑させたに違いありません。

「その車輪眼…お前はどこまで見えている」 → トビどアップ
例によって、イタチの台詞直後にトビのアップを見せることで「イタチはトビの正体を知っている?」というニアミスを狙っているわけですが、別にそれでストーリーが変わるわけでもなく、何の意味があるのかは明です。
あんまり多用しすぎるので、すっかり読み手側に耐性が出来ているのも問題でしょう。トビのアップが出た時点で、「いつものやつだな」と思い、身構えてしまいましたし。


銀魂
最後のオチには、どうにもこうにも無理矢理感を覚えずにはいられませんでした。ちょっとこれは強引なんじゃないかなあ。台詞にもちょくちょく長引きすぎとあるけど、空知先生ってばまとめ方に窮したんじゃ……。
おそらくは、さっちゃんがゲーマー星人の居場所を調べ上げ、それがGEOだったんだと思うのですが、それならそうと何かひと言欲しかったです。他のメンバーまで続々と終結してるのも、経緯が謎ですしね。


リボーン
普通にγさんが復活していてがっくりです。何でだよー。雲雀には彼を生かしておく理由なんて何一つ存在しないよー。それ以前に体中穴だらけになってたよー。
やっぱり、天野先生にはキャラを殺す勇気なんてなかったのか。これだけで、もう今後何があって登場人物が死亡する気はせず、個人的には入江君が出陣しようが何しようがどうでもいいという気分です。未来編もう終わっちゃっていいよというくらい。
骸も確実に生きてるね。間違いないね。


スケットダンス
これはパロネタだからいいんですけど、魔法戦隊の青い人はマジブルーなんだぜ。マジでブルーなんでしょうか。
そして、プリキュア戦隊の黄色い人もなかなか狂った前向上を述べていたりします。曰く、

「はじけるレモンの香り!」

だからどうした!? と敵側もツッコミたくて仕方ないでしょうが、そこは皆さん華麗にスルーしておられました。大人です。
まあ、何がいいたいかというと現実は時にフィクションを凌駕するということです。


こち亀
ひでー! 今週の中川達は、凄まじい悪意に満ちています。
最初は冗談かと思いましたが、話が進むにつれてガチで両さんを追い出して北条さんを加えようとしていますからね。どう考えても職場イジメです。
肝心のテレビ番組も、クイズという名目で集めた人達を笑いものにして見せたりと、人間の暗黒面ばかりまざまざと見せ付けられる代物でした。でも、現実でも案外そういう番組の方が数字取れたりするんじゃないかなあと思って、少し陰鬱とした気持ちになった。


ネウロ
新しい血族の最終目標から考えたら、やってもやらなくても似た様なもんである「一ヶ月で十万人抹殺大作戦」ですが、絵にしたらそれはそれで大惨事でした。これはなかなか、絶望感のあるお話ですね。
何がいいたいかというと、俗な目的で行動していた一族の出身だったり、今週調子こきまくっていたりすることから逆転される気配バリバリで、「DRは我々の中でも一番の小物……」とか言われそうな彼でさえ、人類史上最悪レベルのテロリストなわけです。彼自身の威厳はあんまり高くないですが、小物扱いすることで新しい血族という敵組織そのものの恐ろしさは逆に増しています。これは純粋に凄い。
あと、中国に縁がある方だったんですね。こんなところでも、見た目で判断できないというキャラ設定は徹底されています。


テニスの王子様
前回、巨大イノシシを一撃で葬り去ったことといい、今回、流木のどこに衝撃を加えれば軌道を逸らせるか一瞬で見抜いたことといい、天衣無縫の正体は(少なくともその能力の一端は)「相手の弱点を見極めること」にあると考えて良さそうです。きっと、一ヶ月くらい時間を与えれば十万もの犠牲者が出るテロ行為を実行できるんじゃないかな。

時間差地獄
これだけだと、何だか普通のテニスみたいですが、描写を見る限りでは完全にゴールデンペアの感覚を狂わせているので、擬似的な心的拳聴状態に陥らせる技なのだと脳内補完しました。許斐先生はストーリーテリングも含めて、メカニズムをすっ飛ばし結果だけ提示するから解釈に困ることがある。それはそれで楽しいんだけど。


To LOVEる
ソルゲムは平和的な組織に違いない! むしろ御門先生による被害者のはずだ!
……と、僕は思っていたわけですが、そんなこともなく普通に悪の枢軸でした。これはちょっといやんな予感がします。
何が嫌かって、ネタに困ったり、終盤で全ての話をまとめたくなったりした時にこの組織をちょくちょく利用してシリアス展開にもってかれそうなところがです。一瞬、ソルゲムにさらわれた(そしてエロイ目に遭わされた)ララをリトが助けつつ告白してハッピーエンドという構図が思い浮かんだ。
やだなー、To LOVEる世界に恒星間規模の陰謀劇なんか必要ないですよ。エロスと暖かさに満たされていればそれでいい。


ハンター
こんなに面白いハンターですが、再開したのが07年45号だから来週で当初提示した十回分の掲載が終わってしまうんですよね。続きが気になるよう。
まあ、まことしやかに囁かれていた「残り十回で完結説」は外れたみたいなんで、それだけが救いでしょう。次は何年待たされるんだろうな。

奥義に目覚めたシュート
こういう時、念能力における制約設定は秀逸だと思うのです。
ブリーチとかならオサレで切り捨てられる彼の格好付け行為が、ハンターなら「己に枷を貸すことでパワーを向上させている」のだと論理的に説明できますからね。
逆境を糧に急激な成長を遂げるという少年漫画的不条理シーケンスを、違和感なく溶け込ませることに成功した漫画。

この時点で約七秒
さて、今週のハンターは前回の王様覚醒話から少々時間を巻き戻してお送りされているわけですが、そうなると気になるのは、王様が慈愛に満ち溢れた動作でコムギちゃんを介抱したり、コムギちゃんの治療を命じたり、場所を変えようと提案したりしていた間、その他の面々はどこで何をしていたのかという点でしょう。
戦闘中というのは無いと思うんですよね。一連の行為を王様がどれだけ大急ぎでこなしたとしても三分間くらいは必要でしょうし、突入してからここまで七秒程度しか経ってない事実から考えて、とっくに決着がついてるはずです。
ナックル&シュート&ユピーはどっちが勝ったにしても重症で行動不能なのだとして、ゴンは何やってたんだろうなあ。真っ直ぐに移動してると数秒くらいで会長達に合流しちゃいそうなんで、モラウさんと一緒にプフと一戦交えていたのでしょうか。殺る気モードのゴンだと、キルアを待ったりはしないでしょうし。
でも、それだとモラウさんの事も放置して一直線に移動してそうだよなあ。やっぱり分からん。ハンターは予想できん。


ムヒョ
敵の伝言係が口上を述べてる最中だというのに攻撃を加え、それを、
「さっすが猛者共だな…」
と賞賛しているのが、素晴らしくムヒョクオリティだったと思います。何か重要な情報を伝え忘れていたらどーするんだ!?
例えば、自爆して果てようとした彼が「我々は自分達の仲間を増やす手段を手に入れたのだー!」とかこの後に告げていたら、ムヒョ達は彼らのレイープ大作戦に関して何らかの対策が打てたかもしれないわけです。
誘拐犯の電話はできるだけ引き伸ばすのが鉄則ですが、あれは何も逆探知するだけが目的ではないのですよ。

起きないムヒョ
いやあの……それってビコが再び眠らせたのが原因なんじゃ?
ムヒョがあの時起きたのって、やっぱり西先生的にもミスだったんだろうな。

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by ejison2005 | 2007-12-06 02:36 | ジャンプ感想 | Comments(36)
07年 第4期 アニメ感想 ⑨
自慰覚えたてのお猿さんみたいにDS版ドラクエ4を遊び続け、第3章に突入しました。そして既に一時間くらい経過してるのに、いまだに僕のトルネコはレイクナバから一歩も出ていないという。
何というか、お店番が楽しくて仕方がないのです。今までNPCがやってたことを自分で行えるというのは、こんなにも楽しいものだったのか。これこそまさに、ロールプレイング(役割演技)ゲームという感じ。
あと、2章ラストのベロリンマンはすっげーきつかったです。他は雑魚だけど、こいつは二度と戦いたくない。殴っても殴っても分身なんだもの。終わった後、何かのパターンがあるのかと思って攻略サイトを調べてみたら、完全ランダムでグラフィックも同じとかもうね。
それでは、今週もアニメ感想と参りましょう。


バンブーブレード 第9話「コジローと運命の分岐点」
駄目だ……ダン君にはどうあがいても勝てる気がしない。彼の勝ち組っぷりは異常。次回予告も今週はダン君でしたし、このエピソードはスーパーダン君タイムだっぜ!
勉強出来て、可愛い彼女がいて、しかも身体能力もポテンシャルが高いとか、設定的な意味でもキャラクター的な意味でもダン君は恵まれてるね。まあ、ダン君だからいいんだ。これが坂井悠二なら以下略。

東が喋った! 東が喋った! (クララが立った風に)
今クール中の仲間入りが絶望視されており、ラジオに中の人が出てた時も微妙に暇そうなオーラを放っていた彼女でしたが、ようやく出番らしい出番がもらえました。まあ、このお守りが後に影響を及ぼしたりとかは一切無いとは思うんだけどさ。

店を訪れるコジロー
こういう時、彼はとてもとても教師らしいと思うのです。ただ単に校則違反のバイトを放逐しているだけなら無責任だと思いますが、こうして様子を見に訪れたりとアフターケアは割としっかりしていますし。
途中でタマちゃんに「話しかけないの?」と聞いたのは、普通の客なら「何だこいつ、ウザイ奴だなあ」と思うところですが、この場合は知り合い同士ということで、場をもたせる努力を促しているわけですしね。
マスター・シャーフーが言うところの、暮らしの中に修行ありを実践している感じ。そういやあの猫、最近あんまり役立ってねえな。

ワカメ入り☆カップ麺
僕はアニメだの漫画だので食っていた食物にすぐ影響され、登場人物が食べていたのと同じものを食べたくなってしまう人なのですが、今回もご多分に漏れずカップヌードルへ乾燥ワカメを入れて食いたくなってしまいました。というか食った。確かにこれ、分量を見極めづらいわ。

オバタリアン登場
いやはや、ここで出てくるおばちゃんの邪悪さたるや、凄まじいものがあります。絶対悪も真っ青なレベル。ひょっとしたら、新しい血族の出身なのかも分からんね。(原作のネタバレ注意)娘もアレだし(ここまで)
彼女が恐ろしいのは、漫画に登場する人物(というかコジロー)の能力では天地がひっくり返っても太刀打ちできないというところで、「私の戦闘力は五十三万です」「今のはメラゾーマではない……メラだ」「ワシの波動球は百八式まであるぞ」などと同列の絶望感を感じます。駄目だこりゃ、勝てねえ。
さようならコジロー。

紆余曲折の末、全国を目指す
この作品の恐ろしいところは、全国大会優勝という真っ当なストーリー上の縦糸を用意しつつも、あくまで動機は雇用(給料)によっているところですね。素晴らしく即物的です。
でもまあ、人間ってのは金に困ればエスポワール号に乗ってしまう生き物なわけですし、「動機:金」は他にない説得力があるというものです。現代を舞台にした作品なら、金を動機にすれば大抵のミッションは課せますしね。


仮面ライダー電王 第42話「想い出アップデート」

「ごめん……俺は忘れないから」

デンバードが大破したような気もするが、別にそんな事はなかったぜ!
先週、冗談で書いたのですが本当にそうなるとは思わなかった(笑)。まあ、必死こいて海の底から回収したのでしょう。

アバン
お尻に注射でアッー!
何でこんなもんを用意していたのか小一時間(ry
僕なんかは、変身するたびに記憶を失われるのなら、また新しく作り直せばいいんじゃね? とか思ってしまっていたわけですが、侑斗の回答は非常に誠実なものでした。自分だけではなく、相手のことを思いやっているのがポイントですね。

OP
いーね! いーね! すごいね! に吹いた。これ、各イマジンごとに別バージョンが用意されているのかな。
これもそうですが、電王って楽曲に関しては非常に気を使ってますよね。ひょっとしたら、歴代ライダーでも最多の曲数なんじゃないでしょうか。アルバムに収録される曲の数がえらいことになってるみたいですし。

スーパーデートタイム
イチャイチャパートに関しては、とにかく翔子のいい娘ぶりが目につくきましたね。約束をすっぽかした事に関しても怒りませんでしたし、何やら深い過去も用意されていましたし。一話限りで消えるには勿体無いくらい。
この子、お姉さんがいなかったら絶対正規ヒロインだと思うよなあ。そのくらい存在感が強かった。そしてメインヒロインの方は縮んだり、オープニングから抹消されたりと忙しい罠。
病気に関しては、頭になんか巻いてるし脳内出血系の何かでしょうか。血圧高そうですしね。

VSオクトイマジン
オクトイマジンに関しては、特殊能力を有効活用しているのが非常に良かったです。トラックを使って煙に巻いたり、ゼロガッシャーを襲いかからせてみたりとちょっぴり能力者バトルみたいでした。
ところで、トラックくらいなら電王は押し返せるんじゃないかと思って公式サイトを調べてみたんですけど、ロッドフォームだとパンチ力4.5トンでキック力が9トンなんですね。これだと、加速したトラックと力勝負をするのは無謀な感じかな。
クウガもトラックと戦った時はトライゴウラムの力技で倒しましたし、トラック強いなあ。ウィンスペクターが確か押し返したりしてたかな?
真面目に殺陣を語ると、今回はデネビックバスターが持つ取り回しの悪さが表現されていて良かったですね。至近距離だと、普通にゼロガッシャー振り回してた方が強そうです。あと、ライナーフォームが体当たりを加えたりしてたのも芸コマに感じられました。武器を振り回すだけでなく、何かワンポイント加えたアクションが好きなんだ。
ところで、この合体攻撃は電車斬りで突っ込んだ良太郎にバスターノヴァが直撃するんじゃないでしょうか。

久しぶりの電車バトル
過剰すぎる火力に笑いました。ちょ、カイこれ勝てねーよ!
それにしても、新しいデザインのギガンデスが登場したのはどれだけぶりでしょうか。着ぐるみの使いまわしっぷりから考えて、予算が相当に切迫されてるっぽいですし、CG満載の電車バトルは期待できなさそうですね。そっちよりは、通常の殺陣へ予算を割かなきゃならんでしょうし。

駅長の贈り物
例年ならパワーアップアイテム(キングライナーを呼び出せる道具とか)なんですが、玩具ラインナップにも新アイテムは無かったと思いますし、ちょっと想像できないなあ。


機動戦士ガンダム00 第8話「無差別報復」
ここまで結構いい感じだったのですが、いきなり派手にずっこけた感じのエピソードです。
誰もが思ったであろう刹那と貧乏の人との馴れ初めもそうですが、個人的にはテロリストの皆さんに関する扱いがそれ以上に気になった。
テロリストっていうのは民間人に溶け込んで見分けがつかないというのが大きな強みだというのに、何であなた方はわざわざ大がかりなキャンプを設営しちゃっているのかな。かな。もっと民衆の盾を効果的に利用しようぜ!
そりゃ、こんだけ派手に活動してるのだからそういった秘密基地もあるにはあるでしょうが、そこだけガンダムで叩いて「勝った~! 勝った~!」というのは何かが違うと思う。名称も「国際テロネットワーク」なんですし、もうちょっと便衣兵としての利点を描いて欲しかったな。

「実行部隊である我々が、組織の全貌を知る必要は無い」
そういや、今月の外伝でロックオンが自分達以外のガンダムが存在する事に気付いていないという描写があったんですけど、意図的に伏せてるんですね。ひょっとすると、今までに行ったミッションの中にも、外伝メンバーが陰からこっそり支援していたものがあったりするかもしれません。
てか、そういうのも含めてソレスタは(意外にも)めちゃ大きい組織なんですね。ラクス教徒並の勢力です。

暇でたまらないらしい乙女座の人
燃料代が勿体無くて仕方ないぜ。
そして、外伝情報によるとカスタムフラッグは通常機より燃料が少ないそうなんで、哨戒が長引くと言いだしっぺのくせして部下を尻目に一人だけ帰る羽目になり、グラハムさん涙目な結果になると思うのです。
まあ、中佐は中佐で暇そうでしたし、今回MSパイロットはやることないよね。

刹那きゅん、任務に失敗するの巻
多くのサイトでツッコまれてますが、これは酷いなあ。まず第一に、貴重なガンダムマイスターである刹那を生身で向かわせるのが意味分かりませんし、第二に皇女様も何で見ず知らずの少年を助けようとしてんだ、という話です。ごろつきと喧嘩してたとかならともかく、明らかにテロとの関連性があるから下手するとアザディスタンの陰謀だと思われますよ。
ここはオーソドックスに、テロへ巻き込まれた皇女様を成り行きで刹那が助け、紆余曲折の末に正体を知られてしまうとか、そういう展開にすべきだったと思います。僕は沙慈の、「テロは僕達にも無関係な話じゃないんだね」というお姉さんとの会話が、これへの前振りだとばかり思ってたのでビックリしましたよ。

刹那きゅん、思いっきり素性を明かす
さすが刹那! 俺達にできないことを平然とやってのける! これでヴァーチェにいつ撃たれても文句言えないぜ!
ここで問題なのは、(もちろん刹那にプロ意識が欠如していることもそうですが)彼の皇女様に対する怒りがいまいち理解できないことですね。何せ、視聴者的には刹那の祖国がアザディスタンの近所だと知ったのでさえ、ついさっきの話ですし。
刹那がアザディスタンへの憎しみを募らせるシーンを、これまでに何度か入れていれば共感できたと思うんですけどね。物語的なバックボーンが不明瞭だった。

光学迷彩まで装備してたエクシア
すごく……フルメタルでパニックです。


弔詞のマージョリーさん 第8話「過去への扉」
僕はアニメから入った人なんで原作を読んでビックリした覚えがあるんですけど、フレイムヘイズって不老なんですよね。その辺、二期になってからも明言はされてないはずなんで、アニメだけ見てる人は今回の回想でかなり困惑したんじゃないでしょうか。
ああ、それ以前に「フレイムヘイズって仕事もするんですね」と思っちゃうか。そりゃそうだよなあ。二期のマージョリーさんとか、素晴らしいフレイムニートっぷりですし。
原作でビックリしたネタとしては、「バルマス家」だと思ってたのが「バル・マスケ」だったり、「無限の巻帯」だと思ってたのが「夢幻の冠帯」だったりというのがあります。

やけっぱちささえ感じられるアバンのアラストールさん
何だこのナレーション(笑)。
前々からそんな感じでしたが、今回は前の話が前の話だっただけに思いのほか強烈でしたね。クソ渋い声で何を解説してらっしゃるのでしょうか、この紅世真正の魔神様は。

何故か止めを刺さないシュドナイさん
んー、このくだりには正直、ここでマージョリーさんを殺すわけにはいかないというお話の都合以上のものは感じられなかったです。いや、止め入れとこうぜ。放っといたら、確実に邪魔しようとするわけですし。
ここでマージョリーを逃すなら、何でもござれな自在師である彼女が適当な術を用いてシュドナイ達をかく乱し、その間に撤退するとかそういう展開にすべきだったんじゃないかな。
どうでもいいけど、ここで出てきた徒さんは悪魔超人みたいでデザインが面白かったです。アニメオリジナル展開という事で、自在法を使いプロレスリングを作り、ユーリィ君と何の必然性も無いプロレス対決を行ったりしてくれるといいナ!


電脳コイル 第26話(最終話)「ヤサコとイサコ」
「幼年期からの脱却」というジュブナイルとして切っては切れないテーマを見事にやり遂げて見せた、見事な最終回だったと思います。正直な話、全体的な構成から考えると大黒黒会の空気化に代表されるように、色々と粗は多いのですが、メインテーマに関してはキッチリと描き切りました。ペネ。
もうね、ラストでデンスケの幻影(?)が出現してるシーンは目から水が止まらなかったですよ。ヤサコはデンスケと、イサコは兄と、それぞれ決別することで大人への階段を登ったわけか……。

それにしてもこのオジジ、ノリノリである
軽っ! オジジ軽っ! 孫悟空並に元気な死人です。
まあ、正確には死んだのではなく、何かもう電脳生物でも人間でもない新たな存在へステップアップしちゃってるわけですが。
というか、クライマックスシーンでも全く登場しませんでしたし、この爺さんちゃっかり生き残っちゃってるんじゃね? ラストに登場したデンスケが従来の首輪ではなく、オジジが腕につけてた数珠を巻いてたのもそれなら説明できますし。

デンスケとの別れ
設定的に考えると、元は治療施設の一部だったデンスケが電脳ペットとして付与されていた部分をキャストオフし、本来の姿になって生存していたと、そういうところかな。死亡通知が届いたのは、ペットとしての機能をパージしたためかと。
やはり、完全なハッピーエンド(デンスケ復活)とはなりませんでしたが、電脳ペットに込められたテーマから考えた場合、より美しい形で仕上がったんじゃないかと思います。どんな生き物でもいつかは死ぬけど、そこから目を背けてはいけないんですね。
また、このイベントを乗り越えたからこそ、クライマックスにおけるイサコへの説得も真実味が増すわけです。

遅れてきた男
会員番号一番に関しては、猫目さんとか4423だとか様々な説が存在しましたが、ここへきてまさかの大穴が当確しました。つーか、アンタかよ!
しかし、よくよく考えるとこれは予想すべきだったかもしれません。大体が、ヤサコの引っ越しからしてタイムリーすぎたもんなあ。物語の導入だから偶然の要素が強かったのかと思ってましたが、ヤサコ父が内偵するためだったのね。
これ、OVAでも何でもいいからヤサコ父が若かった頃の話やってくれないかなあ。すごく興味あるんですけど。画面に出てないところで行われていたのであろう、攻殻機動隊ごっこでもいい。

猫目さんの顛末
案の定というか、普通にタケルが裏切って倒しちゃいました。何か彼の口ぶりから察するに、お父さんからも危険視されていた可能性がありますし、とことん駄目な人だなあ。
最終的に、音声だけでフェードアウトしてしまったのは笑えますね。もはやネタキャラか。

さらば幼き日々よ
ミチコさんを生み出した片割れがヤサコだというのはビックリしましたが(祖父&孫で事件の原因作り出しまくりんぐ)、そこ以外ではおおよそ皆さんの予想通りだったのではないでしょうか。ミチコさんは武力でどうこうできる存在じゃないから、倒すという展開にはなりづらいですし。
ちょこっと百合要素は強めに感じられましたが、ビジュアルでもって「痛みと向き合う道へ進んでいくこと」を表現してくれましたしね。

エピローグ
常にかけっ放しだった幼年期と違い、使用しない時はレンズを上に向ける事で第24話において提示した問題に答えを出している、というところかな。中庸といいますか、片方だけを見るのではなく両方を受け入れていくと。

総評
なんかもう作り手の思い入れが爆走しすぎていて、子供受けはしたのだろうかと問われると「う~ん……」といってしまいたくなる作品でしたが、僕達大きなお友達的には非常に良質なジュブナイルだったと思います。
しかし、惜しむらくはこの広大すぎる世界観をあんまり活用できなかったことですね。結局のところ、このお話は汎用性が超高い世界で、本当にちっちゃな都市伝説が生み出した事件をひとつ解決しただけですし。
僕は終わった作品に関してはあまりそういうことを願わない人なんですけど、今回ばかりは二期を激しく所望したいです。金沢でイサコがどんな出来事に巻き込まれるのだろうかとか、すげえ気になりますし。何なら、全く別の都市で今回の件には関わりのないメンバーによる新エピソードとかでもいいかな。
とにかく、これだけ作り込まれた世界観を一度のテレビ化で捨てるのはあまりに勿体無いので、是非何かのメディア展開をして欲しいところです。

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by ejison2005 | 2007-12-03 01:37 | ジャンプ感想 | Comments(18)
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オマケ

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こうしてライトは死んだ。スイーツ(笑)。
携帯小説って読んでみたいけど、でも読んでみたくないなあ。きっと、内容がないようとか言っちゃうと思うんだ。

後日追記
「番外編」は以前に使ってたので、「内容編」に記事の名前を変えますた。

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by ejison2005 | 2007-12-01 04:46 | ジャンプ感想 | Comments(14)