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ドスペラード レビュー
チャンピオンRED。
月刊少年チャンピオンからの派生誌であり、エロやらグロやら何でもありというか、連載作品ほぼ全てが(良い意味でも悪い意味でも)他の雑誌ではありえない圧倒的な「濃さ」を持っていることから、秋田書店の核実験場とまで呼ばれる漫画雑誌です。
そして、06年9月号……チャンピオンREDに新たな核弾頭が投下されました。
本日レビューをお送りする、

ドスペラード (チャンピオンREDコミックス)
大和田 秀樹 / / 秋田書店
ISBN : 425323089X
スコア選択:




「ドスペラード」です。

まずはいつも通りに作品の概要を解説しようと思いますが、本作のテーマはあるひと言に集約されます。そう……それは!

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萌えです。

…………………………。

ワンセモアッ!

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萌えです。


…………………………。

えー、核実験場と呼ばれてる意味がお分かり頂けたでしょうか?
そう、この作品はおっさんが魔法少女に変身して土水火風の四大系統魔法の上位に位置する「萌え魔法」を駆使して戦い抜くというストーリーなのです。きが、くるっとる。
もちろん、それだけでは単なる一発ネタの漫画となってしまい、読み切りとしてならともかく連載形式の作品としてはやや厳しいところがあるのですが、この作品にはもうひとつの特徴が存在します。
それは、ストーリーそのものは極めて王道的なそれであるという事です。
本作は対立する二つの魔法使いギルド(ちなみにこの世界では魔法使い=ヤクザです)のうち、片方のトップが暗殺され、それを聞いたかつての英雄(的なヤクザ)である主人が再び街へ帰ってくるという任侠物として非常にオーソドックスなストーリーです。
で、お約束として帰還した主人公は大規模な組織抗争に巻き込まれるのですけども、

1.何人かの刺客を簡単に蹴散らし主人公の特異性をアピール
2.主人公の能力に気付いた同質の能力を持つライバルキャラが勝負を挑んでくる
3.惨敗した主人公はとある辺境の地で魔法の秘密を知る人間から修行を受ける
4.あまりに激しい修行で一度は命を失うものの最終的には真の力に覚醒して復活し敵を圧倒

という、任侠物としての設定は活かせてませんが、ものすごくストレートで正道を行く展開となっています。これだけなら、ジャンプで連載できそうな勢いですね。
まあ、

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主人公の特異性というのが萌え魔法で、

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ライバルキャラというのがこんなんで、

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辺境の地に隠された秘密というのが、かつて秋葉原に集った三十過ぎの童貞達が覚醒して放った魔法によって世界が滅んだ事で、

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あまりに激しい修行というのが過去の恥ずかしい思い出(しかも無駄に生々しい)を暴露される事
だったりする辺りが、非常に大きな壁として立ちはだかる気はしますがガガガ。

そう、この作品は根底部分をしっかりと作りこんでいるくせに、まさしくハンマーでぶっ叩くかの様な豪快さでそれを崩壊させていくわけですね。
そして、その落差こそが圧倒的なカタルシスを生み出し、独自の面白さに繋がっているんじゃないかと。

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↑何せ、主人公が真の力に覚醒する話での決めシーンがコレですから。
三十過ぎた童貞達が裸で大地にひれ伏すとか、本当にひどいというしかない。これはひどい。

さて、そんな核爆弾に例えるとツァーリ・ボンバ並な本作の破壊力は、さすがにチャンピオンREDといえど耐え切れなかったのか、

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07年7月号にて最後までひどすぎるオチ打ち切りに。
ううむ、やっぱり厳しかったのかなあ。
そんな風に落胆してると、

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最後の方にちっこくこんな文字が!

第二部があるかどうかは7月発売の単行本の売上げ次第!!
みんなの小銭を大和田先生にわけてくれェエエ!!!


えー、そんなわけで長々と書いてきましたが。
僕が続きを読みたいので、皆さんの小銭(552円+税)を大和田先生に分けてくださると幸いです。

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by ejison2005 | 2007-07-28 03:40 | 漫画
週間少年ジャンプ 07年 34号 感想
「単行本が売れれば連載復活する(かも)」という連載終了時の言葉を信じて、ドスペラードを買いました。ううむ、チャンピオンRED編集部に踊らされてる気がするぜい!
詳しいレビューとかはまた後日に書くので、今日のところはサラッと触れるに留めるけども、この漫画の凄いところは「真っ当にやろうと思えば十分王道的な作品に仕上げられる」という事だと思うんです。
ちょっと想像してみて欲しいんですけど、顔がついた列車とかのおちゃらけ要素を排除してギルドの面々をヤクザ屋さん風ではなく、普通の中世ファンタジーな外見にすれば、そのままTRPGのシナリオにできそうなくらいまともなシティ・アドベンチャーと化すんですね。
ストーリーラインも、刺客として送り込まれた敵雑魚を蹴散らして主人公の強さを強調した後、同系統の能力を持つライバルに敗れて修行し、新たな力に覚醒するというひどくありふれた展開ですし。
しかし、

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それをあえて極限まで崩すからこそ、圧倒的なカタルシスが生まれるんじゃないかと。

主人公が新たに得た力を見せつけるエピソードの決めシーンがコレですからね。まったくひでえ漫画だぜ! (褒め言葉)
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ワンピース
十周年おめでとうございまーす!
僕が十一歳の時から連載されてたのか……ほとんど休まない上、頻繁にカラーまで描いてますし、その生産力は間違いなく漫画界を牽引する人間のそれですね。

「ガキの頃に開いた悪魔の実大図鑑」
そういえば、サンジって客船でコック見習いとして働き始めるより前の経歴は北の海出身だという事くらいしか明かされてないんですけども、そんな大層な本が所蔵してあるという事はどっか名家の出身なのでしょうか。それとも、乗り込んでた客船に積まれてたのかな。
この本があれば、この世界での戦闘はかなり有利になるのでしょうね。事実、今回の戦いではサンジが本で読んだ知識からアプサロムさんの戦法を予想し、ことごとく封殺していってましたし。そして、これは能力バトル的にも極めて正しい展開です。
あと、今回のバトルでは逐一ツッコミを入れていく雑魚ゾンビが非常にいい仕事をしていました。彼がいなければ、面白さは大分減じていたと思う。DMC信者みたいな役回りだ。

どう考えても心臓を貫かれてるサンジ
ちょっ! それはいくら何でも不死身すぎるでしょう! リヘラナドールですかあんたは!
ハドラーはヒュンケル戦で心臓を貫かれてた際、「心臓が二つあるから大丈夫だ」と言って元気に動き回っていたわけですが、ワンピ世界の人間も重要な臓器を複数所持しているのかもしれません。ルフィはきっと、四つくらい胃を持っていてたまに反芻したりするんだよ。

「あいつさえ何とかなりゃ、他の海賊達になら勝てるってのに!!」
ペローナとウソップも薄々気付いているみたいなのですが、実はこれって実質上のスリラーバーグ編クライマックスバトルなんですよね。
超強いオーズとそれなりに強そうなモリアもまだ控えてはいますが、こちらはルフィが倒されたりしても他のメンバーで対応可能です(オーズは塩食わせりゃいいし)。
しかし、ペローナ相手だとそうはいかない。ウソップ以外では絶対に勝てません。麦わら海賊団はここでウソップがペローナを倒さない限り、他でどれだけ勝ち進もうとも必ず敗北する運命なのです。
つまり何がいいたいかというと、物語的な必然としてスリラーバーグ編は最終的に麦わら海賊団が勝つんだろうけど、モリア一味の敗因は空を飛んだペローナがウソップを放置して他の援軍に回らなかった事になるだろうという事です。


ナルト
何でだかよく分かりませんけど、

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このコマでクスクス笑ってしまいました。
理由を分析してみたんだけど、水月の間抜けすぎる表情と「どうやって…」と言ってる割には幻術という一番ストレートな答えだったのが、原因でしょうか。
あと、チャクラ切れのサスケはマンダを呼び出してそれに瞳術をかけ、更には時空間忍術(何だいそりゃ)を使って別空間へ飛ぶ事ができるそうです。九尾でも取り付いているか、さもなければ相転移エンジンでも搭載しているのでしょうか。
火傷とか負ってるみたいだけど、これも何の問題もなく完治しちゃうんだろうな。幻魔剣みたいに「治らない火傷」だったりしたら、この戦闘にも意味は生まれたしデイダラさんもある程度面目を保てたのですが……。
結局、普通に挑んで普通に負けただけでしたね。


アイシールド
陸が新技の練習をしたり、キッドが、
「餓王力也を完全に封じる方法をね」
とか言い出したりしているせいで、逆に西部が負ける匂いがプンプン漂ってきます。
これで定番を覆し、苦戦の果てに西部が勝ったら(もしかしたら定石を破って泥門が負けるかもしれないと思えるから)決勝戦が大変楽しくなるので、できれば勝たせて欲しいな。
あと、少年誌で精液とか言っちゃって良いものなのでしょうか。「僕が白秋うぜえなあ、負けろよ」とか思っちゃうのは、そこら辺の台詞回しが下品だからかもしれない。「憎たらしい悪役」と「読んでて不快なキャラ」っていうのは、微妙にニュアンスが違いますし。後者は苦痛を生む。


To LOVEる
リオ&ミサは、まったくもって長谷見先生の走狗ですね。宇宙人やララの発明品といったおファンタジーな要素を持ち込まずとも、この二人さえいればエロスはいくらでも供給可能です。
いえ、ヤミちゃんがちょっと本気で動いただけでスカートが破けていた事を考えると、究極的にはこの二人さえ不要なのかもしれません。
適当な理由をこさえて、ヤミちゃんが平服で全力疾走する様なシーンを作れば、それだけで服をボロボロにできるんじゃないかな。
いやいや、もっと考えを進めていけば急にカマイタチが巻き起こって服が破けるくらいの展開でもいけるのではなかろうか。


ベルモンド
先週もそうなのですが、今週も「新キャラが行動するシーン以外は丸々第一話と同じ展開」でした。これは本気で、何とかしないといかんね。
ちなみに、この場合での「同じ展開」というのに、行った拷問の種類が違うのとかは一切関係ありません。「拷問の末、主人公は余裕綽々で悪党から情報を引き出す」というストーリーラインに、一切変化が無いのが問題なのです。ありていにいって飽きてきた。


リボーン
天野先生は雲雀の威厳を保つ事に関しては定評があるので心配はしてませんでしたが、予想通りの大変楽しいバトルとなりました。一週でスピーディに片付けているのも素晴らしい。
あと、今週はかなりハンターを連想させられました。左手だけに防御の炎を集中するあたりとか、特に。「攻撃の軌道を見切り、攻防力の配分を変えてダメージを激減させた」とか、そんな感じですね。
それだけではなく、強キャラをしっかり強キャラとして描いているのもハンターチックな匂いを感じた理由でしょう。

きっちり止めを刺す雲雀
γは何だかんだ言いつつ止めを刺さないマンモーニでしたが、雲雀はきっちりきっかりと仕留めてくれました。針が首の付け根辺りを根元まで刺さってますし、γがサンジ級のタフネスを有していない限り、これはさすがに死んだでしょう。
味方はともかくとして、敵の方はかなりの大組織という設定なんですからキャラが死んだらまた新しい役職の人間を出せばいい(ネタ切れする程続けるシリーズでもないでしょうし)わけですから、今後もこのくらいのペースで相手を倒していってくれる事を期待したいですね。寸止め戦闘連続は萎えますし。最低でも、再起不能にはして頂きたい。

大図解!! 現代のボンゴレファミリー&未来のボンゴレファミリー
どう控えめに見ても、京子ちゃん若返ってるよね。
ところで、何故か入江まで10年前の姿が入ってるんだけど、ひょっとして以前に出てたのかな?? 全然記憶に残ってないよ。


ブリーチ
既に斬魂刀解放形態になってるという事は、まだ破面になってなかったシャウロン達が「俺達、ビッグになろうぜ」とか言いながらグリムジョーさんを祭り上げているのではなく、すでに破面である彼らが「いい体してるね君。破面にならないか?」という感じで勧誘してるんですよね。
他にもギリアン(多分解放できずに瞬殺されたデイ・ロイさんorナキームさん)を一匹連れている事から考えて、彼らは破面志願者を集める外回りでも担当していたのかもしれません。
そうなると、何だか良さ気な思い出として回想しているグリムジョーさんの思惑に反して、この過去シーンにおけるシャウロンの言動は、単なるリップサービスだったのではないでしょうか。
「はあ~、愛染様もきっついノルマを言い渡すよなあ。敵が襲撃してきてるのに最高幹部を自宅待機させちゃうような組織なんて、誰も入りたがらないっつうの。お、あそこに強そうなアジューカスがいたぞ……」
「何だこいつwwwwwちょっと褒めただけでまんざらでもなさそうにしてやんのwwwwwおいwwwwwお前らおだて殺す戦法でいくぞwwwww……」
「『我らの王になってくれ』と言ってみたら嬉しそうに承諾してやがるwwwww田舎から上京して来たミュージシャン志望の若者かっつうのwwwwwアザースwwwww」
↑こんな感じで。
つーかwwwwwこのシャウロンうぜえwwwww


エム×ゼロ
じっくりとエロスを堪能できるという点では、非常に正しいサービス回だったと思います。いつの間にか僕の中では「サービスシーン=狂気を感じるシーン」という図式になってたけど、本来はお色気を感じるべき場面なんだよな。

「事務室に女子用の短パンがあったよ忘れものみたい」「それだ!!!」
今週の九澄は、いい感じに血迷っていると思いました。いやいや、「それだ!!!」じゃないでしょう「それだ!!!」じゃ。持ち主の女の子が知ったら、泣いちゃうんじゃなかろうか。
今回はやろうと思えば撤退できた状況で、煩悩に屈して水着観賞を続行したというのもありますし、ちょっと彼には同情できないかな。

わざわざ先生にバリヤーまで張らせた女子専用プール
僕は大学の講義でもその手のをひとつ選んでるんだけど、日本のジェンダーって歪んでますよね。これきっと、男子が同じ様に「女子が透視するから普段は指定水着しか着れないんだ……俺達は何が何でも、学校のプールで市販の水着を着用して騒ぎたいんだ!」と主張しても、受け入れられないんだろうな。
ちなみに、僕が先生ならかったるいから市営プールへ行ってくれと言うよ。そうすりゃ透視もできないし、そもそも普通の学校でも指定水着しか着れないし。


ディーグレイマン
チャオジーを主人公パーティに混ぜたのは今回の覚醒が目的だったとしたら、あらかじめ読者の好感度をどん底まで下げておいたのは普通に意味が分からないです。
あと、彼のアイデンティティは「一般人である」という一点に集約されているのですから、それを失わせるのもちょっと残念かな。
また、星野先生は今回のお話で「いつもは駄目なキャラが一念発起して大活躍する」という展開をやりたかったと思うんだけど、それをやるには彼のキャラクターはインスタントすぎるというのも問題だと思います。普段目立たない人が急に目立ったから死亡フラグだと思ってたんだけど、あれは頑張って彼をキャラ立てさせようとしていたんですね。


サムライうさぎ
とりあえず、志乃ちゃんが眼鏡を付けているシーンには「眼鏡のレンズで目が隠れてるシーン」だけではなく、「眼鏡のレンズを透過して下の目が見えるシーン」が欲しいと思いました。
「ちょっと眼鏡がずれてるシーン」があったりしたらベスト。
それだけじゃアレなんで本編にも触れておくと、やはり本格的なバトルシーンになると力不足に感じられますね。
特にマロの立ち回りとかは、ギャグとしてやっているにしても微妙な感じがしますし。
今後、どうしても剣術シーンは必要になってくるでしょうし、何とかして「魅せるバトル」を身につけないと厳しいかもしれません。


瞳のカトブレパス
ああ、てっきりヨーマと契約できるのは守護家頭首だけかと思ったんですけど、そんな事もなかったんですね。
というか、マイ推理だと「持っていかれた玄武に対抗するため時生はカトブレパスと契約した」事になってるんですから、これは予想しておくべきでした。

(何者だッ!? あの呪符は開明様と同じ――――)
何者だというか、おそらく白澤でしょうね。今更ですが。

すっごく嬉しそうなトウテツさん
何か凄くいい気になってるんですけども、時生は一撃必殺の技を持っているわけですから、ちょっとクールダウンした方がいいと思うな。ハンターのウボォーギンとか、まさにそのパターンで敗北を喫してましたし。


ネウロ
この程度の策ではお腹いっぱいなネウロには勝てないだろうな~と思っていたのですが、案の定、手も足も出ませんでした。そりゃ、ネウロが弱ってる事を前提に立てた計画ですもんね。やっぱり、今シリーズは純悪への繋ぎと考えて良さそうです。
あと、リドルっぽく言ってるけども、結局ネウロがやったのは単なるマーキングだよね。


ムヒョ
とりあえず、人質がいるからといって容赦しなかったのはクレバーな判断だったと思います。
ここで見逃したら新たな犠牲者が出るでしょうし、捕まってるのは自分の助手であり、こういった時には覚悟決めてもらわなきゃいけない人間ですしね。これが一般人の人質だと、また話は別ですが。
しかし、それならそれでティキはちゃんとロージーを道連れにすべきだったんじゃないかな。やらない理由もないですし、それが原因でムヒョの決断も(結果的に)リスクゼロとなってしまい、重みが減じていますし。
仮に死んだとしても、都合よくギンジ一向があの世とこの世の境目みたいなところにいますから、まだ(霊体として)活躍する事もできたでしょうしね。

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by ejison2005 | 2007-07-25 04:02 | ジャンプ感想
ついにメロンブックス&アニメイトデビュー!
何だか最近ブログらしい記事を書いた記憶がないので、たまには普通の日記っぽい事を書いたりするよ~。
というわけで、この連休ついに僕はメロンブックス&アニメイトデビューを果たしました!
いやあ、オタクとしてこの世に生を受けたからには一度くらい行ってみたいとは思いつつ、僕が住んでるのはゴジラとかヘドラとかに蹂躙されそうな地方都市。今まで、全然行く機会がなかったのですね。
しかし、

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つい先日に給料を貰い、丁度連休中には静岡市に用のあった管理人。せっかくなので、用事を済ませたついでに、静岡市に存在するメロンブックスとアニメイトの支店に寄ろうと思い立ったわけです。
で、午前中に用事を済ませ、東静岡駅から電車で大体五分、ついに静岡駅へと降り立ちました。とりあえず腹が減ってたので、駅を出てすぐの地下食品売り場で買い食いし(し、「静岡」市民の作る「富士宮」焼きそばなんて笑止の至りなんだからね! ……モフモフ)、腹も満ちたところでいざ行かん! 漢達の戦場へ!

三十分後。

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今まで黙ってたけど俺……方向音痴なんだ……。


もう何も分からない。道もこの先の人生も分からない……。
その時、管理人の行く手に一条の光明が!

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ひと目で着古してると分かるくたびれた衣服! 用途不明のリュックサック!
……間違いなく、ご同類です。

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私を導いてくれ……!

というわけで、早速ストーキングを開始する管理人。我ながら、不審者ってレベルじゃありません。
狙いあやまたず、ご同類はメロンブックス&アニメイトの静岡支店(同じビルの同じフロアに存在)へ! ちなみに、駅から歩いて十分程度の場所でした。う~む、何でこんなに迷ってしまうんだろう?

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そして、そこはまさにオタクの桃源郷……!
アニメイトはイメージ的にアニメのDVDとか千円くらいで売ってる気がしてたんだけど、特にそんな事もなく定価でした。らき☆すたが大きなモニターで流れてた。
メロンブックスは、駅の売店くらいの極小規模なスペースにぎっしりと同人誌が並んでましたね。イメージ的に百円くらいで売ってる気がして以下略。想像していたよりも、ずっと同人誌は高かったです。そりゃ、ミスタさんも食費削らざるを得ないよ。

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軽く一時間くらい徘徊(迷惑な客だ……)し、その日の戦利品。Fate/Zeroは一巻が置いてなかった罠。アリス厨としては、「BIG BANG BEAT」が楽しみですね。
ようし……では早速!

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勉強しよう。

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帰ってから分かったよ……ぶっちゃけ今そんなに余裕が無いって。

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by ejison2005 | 2007-07-18 03:14 | 雑記
週間少年ジャンプ 07年 33号 感想
ドラゴンクエストソードが買いたいです(挨拶)。
いやまあ、給料入ったばかりだし買いたきゃ買えばいいだけの話なんですけどね。積んでるソフトが多すぎという。いまだにスーパーロボット大戦Wをクリアしてないんだぜ。
きっとそのうち買うんだろうとは思いますが(「冒険の書」だし)、今しばらくは買い控えかな。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


家庭教師ヒットマンREBORN! ~Let's暗殺!? 狙われた10代目!~(ゲーム広告) 
プレイヤーが主人公陣営に与するのではなく、逆にツナの命を狙うという発想が作品の設定も活かしていて面白かったです。金田一少年の事件簿 星見島 悲しみの復讐鬼を思い出しますね。
ちなみに、金田一の方はどういうゲームかというと、殺人犯になって金田一にばれないよう連続殺人を遂行していくというゲームです。ちゃんと、「最後までバレずに殺人計画完全達成」というルートが存在するよ。
さすがにこちらの方は、本当にツナを殺すわけにもいかないから無難な出来で終わると思うんだけど、とにかく発想そのものは評価したいです。


スケットダンス(新連載)
う……うぜー!
非常に個人的な感覚で語っちゃって申し訳ないのですが、読んでて主人公達がウザくてウザくてたまりません。読み切りの時は、ここまでひどかっただろうか。
彼らの行動そのものも非常に鬱陶しい上に全く笑えないのですが、

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↑特にこの崩れた時の顔がきつい。生理的な嫌悪感を抱いてしまう。
唯一評価できるのは、転校生がスケット団に入らず、感謝はしつつもちゃっかりバスケ部を選んだという点でしょうか。
そりゃあ、こんな人達とは距離を置いた付き合いを選びたくもなるよね。誰だってそうする。俺ならそれでもなお付き合わない道を選ぶ気もする。

『城ヶ崎が小学校の頃、標的にイタズラをして逃げるという遊びが流行って――』
このスイッチが集めた情報を披露してるシーンなんですが、なんか雰囲気的にネットを使って調べたっぽい(彼が地道に聞き込みする姿が想像できない)んですけども、そんな超ローカルな情報をどこで拾ったというのでしょうか。
ポルタもパソコンであらゆる情報を集めていたんですが、ネットで得られる情報なんて(特に漫画で調べるような特殊な代物は)広く浅いか、存在しないのがほとんどですよ。ハッキングにしたって、普通は外部から侵入できる端末に重要な情報は置いてないでしょうし(特にスニーキングミッションに関する類の情報は……中継機繋ぐなら別ですが)。
まあ、つまり何がいいたいのかというと、複雑な情報収集シーンを描けず、パソコンをカチャカチャいじらせるだけで誤魔化そうとする作品は、あまり期待する気になれないという事です。

ゴーグルをつけると何故か頭が良くなります
この設定も、ちょっと何だかな~という感じが。
というのも、多くの読者が「いや、そんな事しても意味がなくね?」と思ってしまうのが予想できてしまうのですね。少なくとも僕は思った。
主人公の特殊能力なのだから、いきなり疑問符がついてしまうのはどうかと思うのですよ。どうしても一歩引いてしまう。


ワンピース
能力が凄くても本人は弱いパターンかと思っていたのですが、モリアは意外と強い人でした。例によって、
一回か二回はルフィが敗北 → 復活するまでの間に他の仲間が戦ってボコられる → 復活したルフィが戦ってようやく勝利
というパターンにはまりそうで恐ろしいです。
と、いつもの様に長期化に関する不安を書きましたが、今シリーズの戦闘は今までに比べるとかなりテンポが良くなってますので(先週の将軍ゾンビとか)、普通にこの戦いで決着がつくんじゃないかな~と思っています。最近の尾田先生なら、やってくれそうな気がするんだ。


ブリーチ
織姫の言ってる事が普通にひどくて、ちょっと感情移入のしようがありませんでした。思いっきり助けてもらっといて、
(黒崎くんの眼のどこにも、あたしなんて映ってないと感じてしまう…)
とか、何を言っているのでしょうか。映ってるからこそ、助けたんだと思うよ。
これは特撮ものとかで何も知らない一般人が、カラフルな全身タイツに身を包んだ仮面の漢に助けられ、感謝しつつも不気味に感じたりするとかそういうシチュなら納得できるんですけども、昔からの知り合いである織姫の心理描写としてはあまりにも薄情なんじゃないかな。

(仮面をつけた黒崎くんを見て、助けに来たのではないかも知れないと思ってしまった)
しかし、ここは非常に感情移入できました。確かに、完膚なきまでに救出作戦だというのを忘れてましたからね。一護は。
織姫としては、
(え、何でそんなに戦る気満々なの!? まんまとあたしを連れてきてくれたんだから、このまま逃げ回って何とか全員集合して脱出すれば万事解決するんじゃないの?????)
という感じだったんでしょう。

「どうも俺は……これ以上やられる訳にはいかねえらしい」
恐ろしいくらいに投げやりな事を書きますが、かがみさんのOSR感想に期待してま~す。
あ~、畜生! 万能だなあOSR! 何の因果関係も無い、
織姫の声援 → 謎の超パワーアップ
というコンボに一瞬で説明つけられるからなあ。
いやね、こういう「想いの力」的な要素は多くの漫画に存在するものなのですけども、それにしたって今回のお話はこれに結びつけるため、わざと織姫を頭の悪い子(「あたしなんて映ってない」宣言)にしたのが見え見えなわけで、演出として下の下だと思いますし。


ナルト
ちょ、デイダラさん何で自爆してるんですか!?
先週の感想で僕は「デイダラさんとサスケは現在、五分五分の状況にある」と書いたわけですが、驚くべき事にデイダラさんは今週、チャクラの切れた(=雷遁使用不能)サスケに対して、
「オイラが動けなくても起爆粘土が…」
とチェックメイト宣言すらしています。
なのに自爆! 意味が分からんぜ!
どう考えても起爆粘土をまだ使えるのなら、それでサスケをなぶりものにすればいいだけの話です。(ないとは思うけど)それがハッタリなんだとしたら、トビさんを呼ぶという手も残されてますし。そのための二人一組なんじゃないですか。
これ、観戦していたトビさんもさぞかし驚いただろうなあ。
(おお、C4では倒しきれなかったもののサスケはフラフラだぞ! 先輩はまだ起爆粘土を扱う余裕が残ってそうだけど、念には念を入れて助けに行くか)
とか何とか思っていたら、いきなり自爆されちゃったわけですし。ダイ大で例えると、最初のアバン先生VSハドラー戦で、アバン先生が自らも深手を負いつつダイが小突けばハドラーを倒せる状況まで追い込んだのに、何故かメガンテしちゃった様な感じ。
一応、プライドが加勢を許さなかったという見方もあるのですが、それだと「オイラが動けなくても起爆粘土が…」という台詞に矛盾しちゃうんですよね。どうにもならん。

今までに無い爆発は、この地に今まで無い傷跡を残し…そして、オイラの芸術は今までに無い称賛を受けるだろう!」
げーじゅつかをめざすなら、もっとごいをふやすべきだとおもいました。まる。


サムライうさぎ
う~む、先週まで「大名家の人間を立てないなんてロックな人々だなあ」と書いていたのは半ばネタだった(この作品は時代考証にさほど力を入れてないし)のですが、今回マタタビを撒いたのはちょっと問題があるかな。「漫画的な嘘」がどうこうという話ではなく、常識的に考えてありえないだろうというレベル。
何より、そういった不正が入らないようにわざわざ関係ない道場の人が審判をやりに来てるわけですしね。
ところで、どう考えてもマタタビを撒いた数秒以内には猫が現れたかの様な描写なんですけども、そんだけ大量の猫が道場内外を徘徊していたとしたら、それはもう道場ではなく猫屋敷だと思うんだ。こんな一発芸みたいな技のために、普段から稽古場へ邪魔で仕方がないだろう猫の軍団を居つかせているのだとしたら、それはそれで大したものかもしれない。


リボーン
ああ、言わせなきゃいいのに、
「拷問には一人いれば充分だ。おまえは無用だよ」
と言わせてしまいました。
そのひと言さえなければ、「情報を聞き出すため」という理由がついて二人が生存する展開にも納得する事ができたんですが、これがあるばっかりに山本が死んでなければおかしくなってしまってます。生死をかけた戦いなのですから、そうしないと緊張感が減じてしまうのですね。
「ああ、死ぬべき状況でも死ななかったのだから、この先どんな窮地に立たされてもご都合主義的に生き残っちゃうんだろうな」
という。
γはここまで、悪党としてはなかなかの威厳を備えたキャラとして描写されてきただけに、この大ポカは非常に残念です。今後、彼が「殺しちゃうよ」と言っても、「どうせ止めは後回しなんでしょ?」としか思えないよ。

「僕は愚かじゃないから、入れ替わったりはしないけどね」
一方、「できればヒバリには入れ替わったりせず、ガチで戦って欲しい」という願いはかないそうで、そちらは非常にワクテカしています。
「ヒバリだけはこっそりリングを破棄せず手元に残していた」とか、そういう展開なのかな。


ネウロ
おお~、アニメ化ですか! おめでとうございまっす!
正直、この作品だけはどんなに人気があってもアニメはないだろうと思っていたんで、非常に嬉しいです。何クールアニメになるんだろう? デスノのアニメ版と同じ会社が製作するなら、同じく2クールないし3クール作品となるのでしょうか。

向かいのビルの謎
アンドリューさんの「脳内で圧縮云々」は、スケットダンスの超集中力と同じでちょっと説得力がありませんが(人間の記憶ってそんなもんじゃないだろうし)、ビルの謎に関しては、作品的に珍しい真っ当なリドルでした。普通に推理漫画としても通用しそうなレベルです。
「読者が解くのは難しいけど、主人公の探偵が解く謎としては説得力がある」感じ。

「完全なる同調(シンクロ)、これこそが時間を必要とした理由」
ネウロの感想じゃなくて恐縮ですが、ここでテニスのシンクロを思い出してゲラゲラ笑ってしまいました。
サイも、ネバネバした謎のオーラを身にまとって二人で死んだ魚みたいな目をしながら襲いかかれば、もしかしたら勝てるかもしれませんね!
とりあえず展開の予想をしてみると、今のネウロは元気一杯なんで普通にサイをボコボコにして終わっちゃうんじゃないかな。何かもうひとつくらいは策を講じてないと、勝てる気がしない。


ベルモンド
ラストでベルモンドの育ての親とおぼしき副修道院長が登場した以外には、ほとんど先週と同じ様な展開で、正直ちょっと退屈でした。
まあ、既に修道院を出る事になると宣言しちゃってるんで、それができるうちに可能な限り基本フォーマットに則った話作りをしたかったんでしょうが、それでももう少し工夫が欲しかったかな~と思います。
何よりも、これは週間少年ジャンプですからね。スタートダッシュが大事大事。


エム×ゼロ
先週のキャラ話は面白かったんですけども、今週は今ひとつだったかな。
というかね、委員長って誰なんだろう? という疑問符が、読んでて常についてまわったんですけども……。今まで、どこでどんな活躍をしたのか全く記憶に残ってない。
この津川というキャラにしたって、たまにちょろっと出てきて何かスケボで走っている程度の、「名前がついたモブ」という印象しか残ってませんし。
このエピソードをやる前に、まずは二人をキャラ立ちさせるためのお話を入れるべきだったんじゃないかな。


ムヒョ
運命だと諦めてる割には、催眠術で強制的に術を使うようにされていたりと、今ひとつフリオの言動に一貫性がありませんでしたが、それ以外の面では普通に読める出来だったんじゃないかな。
ラストのどんでん返しは、味方を騙す意味がサッパリ分からないけど、なかなか格好良かったよ。


瞳のカトブレパス
そういや、結局みちるさんは回復担当で事後処理をする役回りじゃなかったんで、あのヨーマとの戦いに関しては何も情報操作されてないんですよね。
その辺、やはり一般人が大して騒がないのは不自然ですので、今後は結界を迅速に張るなりして何とか処理して欲しいものです。
スタンドと違って、一般人が認識可能なのがネックなんですよね。
その他には、四凶が一人ずつ順番で戦いを挑んでいったりせず、ちゃんと全員一斉に行動してるのが良かったです。各個撃破の対象になっても仕方が無いですしね。
あと、娑迦羅王が成長していくタイプだと知って、
「そのうち『S・H・I・T』とか言い出すんじゃね?」
と思った人は正直に挙手しなさい。


To LOVEる
海外からはるばる帰国したお母さんの行動を振り返ってみると、結局は「女の子二人の全身をまさぐったり、ひん剥いたりしただけ」というのが、最高に馬鹿っぽくて素晴らしかったです。この作品における主人公の母親として、非常に正しい。
それにしてもこの母親、モデルのプロデュースとかをしている割に体しか見てないぜ!

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by ejison2005 | 2007-07-15 05:53 | ジャンプ感想
週間少年ジャンプ 07年 32号 感想
地味に週刊オリラジ経済白書という番組を、毎週楽しみに見ていたりします。
「どんな街にも存在するさびれた金物屋は、早朝に大工さんが工具を買っていくから利益が出ている」とか、この番組を見てなければ分からなかったでしょう。いい感じで知識欲が満たされる。
というわけで問題です、このブログにおけるひと月辺りのアフィリエイト収入はいくらでしょう?
答え(反転):そもそも「ライフログ」という機能しか使ってないので、アフィリ収入はありません。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ベルモンド(新連載)
赤マルを通じて青田買いしていた方達から、コメントに「こいつは期待できそうだぜ!」と書き込んで頂いていたので期待していたのですが、結論としては確かになかなかの良作だと思います。
でも、何だかバトル漫画化しそうな匂いがプンプンするんだよなあ。
特にラストの、
『やがて、運命は彼を外の世界へとひきずりだす』
という一文が猛烈に不安を湧き起こすぜ!
ところで、絵柄がかずはじめ先生に似てるんですけど、お弟子さんなんでしょうか。うがちすぎかな。

魔法で拷問します
↑の設定から、僕も毎週感想を書いてる魔法少女リリカルなのはStrikerSという作品を連想しました。
この作品は、主人公であるなのはさんが殺る気満々にしか見えない破壊魔法を相手に直撃させても、「非殺傷モードだから絶対に死なない」というギャグみたいな設定が存在するのですが、彼女もその気になれば立派な拷問吏になれると思う。いかに非殺傷モードといえど、ディバインバスター辺りを二・三発当てれば口の滑りも良くなる事でしょうし。
それはさて置くとして、この作品の重要なオリジナリティは「拷問」という週間漫画誌として異例の題材を扱っている事なのですから、そこを魔法で誤魔化してしまったのは非常に残念でした。
個人的には、実際に使われていた拷問技術を漫画内で再現して見せるとか、そういう展開を希望したかったな。間違いなくPTAから訴えられるでしょうけども。

気絶する瞬間に質問の答えを観れるよ
この設定なんですが、拷問シーンをファンタジー的に処理するならするで、それに必要性を持たせて欲しかったところ。これだと、バットか何かでボコボコにして気絶させる瞬間に相手の瞳を覗き込めば十分ですからね。
似た様な代物で逆転裁判に登場する「サイコロック」というのがあるんですけど、こちらは使用すると相手の「嘘」や「誤魔化し」が鎖のイメージとして出現し、証拠品を提示したりするとその鎖がひとつひとつ粉砕され、全部破壊したら相手に真実を喋らせる事ができるのですね。
どちらも要は読心術である事に変わりはないんですけども、サイコロックの場合は過程である証拠品集めなどにちゃんと意味を持たせているわけです。
この漫画も、途中の拷問に何か必然性が欲しかったかな。
ネウロみたいに、「わざと屈辱的な方法で相手を屈服させる事によって、心理的な隙を生み出す」とかそういう設定が良かったかも。

「ロラン、後で地図を書いてやる」
外に出た事は無くとも、何故か風景を見ただけで詳細な場所を割り出す事の出来る漢、シィエン・ベルモンド。この世界には、Google Mapsでも存在するのでしょうか。
いやまあ、あれはイメージ映像みたいなもんで、実際には記憶を丸ごと分捕ってるんでしょうけども。

「私が必要とする世界の広さとは…地下室ですべてだ」
色々と書きましたが、最初に述べた通り総合的にはそう悪いレベルの作品じゃないと思います。この台詞には、素晴らしい個性を感じましたし。
おそらく、「自分がここを出たら、修道院に迷惑がかかるから」というマイナス方面の心理から出た発言ではなく、あくまでも「いや、俺はここだけで十分だし。好きで引きこもってるだけだし」というプラス方面の心理から発した言葉なのが良かったんでしょうね。
不幸な境遇で、ただ悲壮感に浸っているだけの人間より、何千倍も好感度が高いです。


ワンピース
とてもとてもとても真っ当に組織戦をしていて、かなり楽しかったです。
アレな作品だと、コマ内に存在しないキャラは時間を止めていたりするのですが、CP9戦といい、ワンピはその辺が非常にしっかりとしていますね。きちんと他の場所でも時間が流れてイベントが発生し、大勢に影響を及ぼしています。

結局敗北ブルック
バトル内容的には何らいいところを見せられずに負けてしまったブルックですが、僕はむしろその結果を賞賛したいです。小策を弄してないガチ勝負で、設定的に上のスペックを持っているキャラが「想いの力」とかでやられてしまったらかなり萎えていたと思う。
大体、剣士キャラにはゾロが存在するのですから、ブルックがそんなに頑張る必要性もありませんしね。
チョッパーやウソップにもいえるのですが、尾田先生には頑張って「ある程度の戦闘力は有しているものの、ガチ対決ではあまり活躍できない主要メンバー」を描いて欲しいものです。

将軍ゾンビ(同士討ちで)全滅
こいつらを攻略するのに何週間かかるんだろうと、多くの読者が辟易していた将軍ゾンビ軍団ですが、何と一撃で全滅させられました。ネガティブホロウもスピード攻略でしたし、ここら辺の流れには尾田先生の成長を感じそうです。これなら、スリラーバーグ編もそんなに長くならないで済みそうだ!
↑ここまで書いて気がつきましたが、もう半年くらいやってるんですよね。スリラーバーグ編……。
何かもう、すっかり調教完了している感じです。ワンピに関しては感覚が麻痺してる。


ナルト
ものすごく得意気なサスケですが、ここでちょっと冷静に現状を分析してみましょう。
・サスケもデイダラさんもチャクラを使い果たしている
・現在、お互いに武器を持たない徒手空拳の状態である
この段階で、そんなに喜んでもいられない事がわかります。互角の状況になっただけだよ。
・というか、トビさんは元気一杯で待機している
さらに、トビさんの事まで考えると逆にサスケ詰まれてるんじゃね? という感じが……。
状況から判断するに、サスケは死んだふりをして逃げるのが最善策だったんじゃないかな。
あと、デイダラさんは車輪眼対策を練っていたんなら「車輪眼使いの眼前で印を切ってはいけない」事くらい勉強しとこうぜ。

千鳥でC4を打ち消しました
属性云々を語る前に、血液の中に電流を流したら確実にあの世行きな気はしますが、そこは漫画的な「騙し」としてギリギリありかな~。が、
「この眼はチャクラを色で見分ける…そう…言わなかったか?」
という台詞は、いやそれ違うだろうと。地面を透かして見てるじゃん! いつの間に、車輪眼は透視まで可能になったのでしょうか。
もはや、車輪眼を持たずば忍者にあらずという気さえしますね。どれだけ作者補正が強いんだろう。


ブリーチ
織姫を庇う一護を見て、

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アストロ球団のこれを思い出しました。ちなみに、バットボールで選手潰しを狙ってきた相手への対抗策として考案された特訓です。
この漫画で使われていた理屈によると、「背中は急所が少ないから死球を受け止めるのに最も適している」そうなんですが、一護も同じ理論で背中を向けたのでしょうか。
というか、

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↑どう考えても織姫に当たらなそうな攻撃まで防いでるよね(左腕の部分)。


リボーン
ああ、やっぱり獄寺君&山本のコンビじゃ勝てませんでしたか。
前にも書きましたが、結局は負けてしまうのなら、わざわざ仲違いをさせたりしたのは何だったんでしょうね。

ヒバリ参戦
そんなわけで、獄寺君&山本コンビの戦いはガッカリな結果に終わりましたが、ヒバリとγの対決はかなり楽しみです。
強者同士の対決をじっくりと楽しみたいですし、できれば過去からヒバリが来て戦いを中断させたりはせずに、大真面目に決着をつけて欲しいな。
そのくらいバンバンと強キャラを消耗していった方が、今後の展開にも緊張感が芽生えるでしょうし。


To LOVEる
天条院さんとザスティンさんっていう、この漫画における二大人気キャラのカップリングというだけで、お腹一杯になって釣りがきます。
人間的にも(双方常識が無いけど)好感の持てる二人ですし、これは是非とも幸せになって欲しいですね。

ゴミみたいな目で見下ろしながらリトを踏んづけていく天条院さん
妙に面白かったシーン。
「ツッコまない」というのは、ある意味で何よりも雄弁なツッコミになるんじゃないかな~と感じました。
そして、いつもの事ながらリト君はちっとも羨ましくありません。今回もキッチリ制裁を受けてましたし。


サムライうさぎ
マロの女装道具は自前でした。どうやら、伍助から仕置きを受ける事は避けられそうです。

「あんた、もしかして志奈乃藩七万五千石の…」
とりあえず、ヤマネコ道場の師範代さんは周囲にいる大勢の家臣軍団からもっと早くVIPが敵勢に紛れ込んでる事を察するべきだったと思います。
ひょっとして、この道場がボロイのはその辺りの機微を全く察せられなかったからでしょうか。今回の話でも、「大名家だろうがお構いなしだぜ!」という意味の台詞を口走りながら、全力で襲いかかってましたし。
そりゃ、出世できないはずだよね。

「…何であんなの見て泣いてんの、あの人?」「バカかこいつら…」
ですよねー。
読者としてはなかなかに感動的なエピソードですが、ヤマネコ道場にはそんなもの察しようもないですしね。
そういった冷静なツッコミを作中の人物が入れてくれると、読んでる側も安心できるというものです。その程度の事には気づいていて欲しいし。
ところで、先程までの師範代さんが相手だったら、このやり取りをしている最中に攻撃されて負けたんじゃないかな。


瞳のカトブレパス
何だか、ゲキレンジャーのトライアングルを彷彿とさせる展開でした。たまきお婆さんとか、立ち位置的にマスター・シャーフーみたいなもんですし。

つつがなく継承式は終了
あら、先週出てきた敵幹部が強襲をかけてくるのかと思いましたが、特にそんな事はなかったです。まあ、それはそれでどんだけご近所に秘密基地を構えてるんだよという話になってしまいますか。
ミーコさんの呪いも複雑な設定の割にアッサリと解呪されてしまいましたが、よくよく考えたらこれは雑魚ヨーマの使う呪いで、時生達はそれを払うスペシャリトなわけですから、まあ解呪されて当たり前か。


勇者学
更衣室を開けたらそこにいるブタの存在がとても素晴らしかったです。もはや、存在するだけでオチとして成立している。
もて王に登場したエロリックとか、大体そんな感じでしたね。
あと、店長はコスプレしてないだろうしメロンソーダも出ないと思うけど、こういうお店は秋葉原に行けば本当にあるみたいですよ。
「中世騎士時代」の商品を調べてみたら、チェインメイルが四万円前後でフルプレートアーマー(ゴシック甲冑……むしろスーツメイルかも)が三十五万円程度みたいですね。フルプレートには手が出せないけど、チェインメイルは気が動転したら買ってしまいたくなる。部屋に飾りたい。


エム×ゼロ
今回はかなり良かったです。面白かった。
何が良かったかというと、やはり一人のキャラに焦点を当てて掘り下げるという、この手の漫画におけるフォーマットをちゃんとなぞったからでしょう。お約束な展開というのは、「それに万人が納得でき、かつ面白い」からこそ存在するわけですし。
できれば、ゲストキャラクターではなく在学中のキャラにこそこの手のエピソードが欲しいですので、今後はその辺を期待したいところです。現状だと、ワンキャラクター辺りの情報量が乏しくて、今ひとつ感情移入しきれない局面も多いですし。


後日追記

ラルΩグラド(最終回)

ぐおっ! 最終回なのに思いっきり感想を書き忘れてた!
……しかし、僕の中ではその程度の漫画でしかなかったという事なんだろうな。
個人的には、キャラクターが持つ情報量の少なさが非常に気になる漫画でした。
アイアとか、最後の最後まで何を考えてるのかサッパリでしたしね。
ラストでラルがグラドに友情を感じてるのも、唐突といえば唐突でしたし。
今までの話をかんがみると、この二人の関係は割とドライなものだと思うのです。
まあ、何はともあれお疲れ様でした。

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by ejison2005 | 2007-07-11 04:21 | ジャンプ感想
DETONATORオーガン レビュー
スーパーロボット大戦Wに初参戦したDETONATORオーガンという作品が気になったので、ちょいとホニャララな方法で視聴してみました。
せっかくなので、レビューを書いてみようと思います。


さて、本作は一話辺り五十分の三話構成となっているのですが、個人的に最も感心した事として、「起承転結がしっかりしている」というものが挙げられます。
というのも、この作品は「圧倒的な侵略者によって窮地に立たされる地球人類の存亡」を描いたOVAなのですが、その手の作品をOVAでやると、どうしても風呂敷を畳みきれない傾向にあるのですね。例→冥王計画ゼオライマー
そりゃ、合計で三時間にも満たない尺の中で「人類滅亡を懸けた戦い」をやるわけですから、無理だって出てきます。

しかし、本作ではそれが無い。風呂敷を見事に畳み終えている。
これは構成の良さが功をそうした結果で、この作品は前述した通りに三話構成なんですが、具体的に各話の内容を列挙すると、
1:突如として出現する侵略者と、それに対抗して現れる正義の主役ロボット。
2:因縁のライバルとの対決。そして、明かされる敵の正体。
3:侵略者達との最終決戦。主人公と大ボスの一騎打ち。
という感じなんですが、これは尺の長さが違うというだけで、普通にテレビシリーズとして放映されるロボットアニメの構成とほぼ同じなんですね。
皆さんも、過去に見た事のあるロボットアニメを思い出して欲しいんですけど、おおよその場合において、最初の方では主人公ロボの強さや主人公達のキャラクター性を描写したり、物語全体を通しての「謎」が提示されます。
続く中盤ではライバルキャラが登場したり、「謎」に対する回答が示されていきます。場合によっては、2号ロボットが登場したりもしますね。
そして、終盤ではラスボスとの決戦を行うなどして、締めに入るわけです。
そう、これはロボットアニメに限らず、漫画でも小説でも映画でもいえる事なのですが、実は物語のフォーマットというのはある程度テンプレ化していて、あとはそれにどの様な要素を乗っけていくかという面が作劇には存在するのです。

そして、本作がきちんと物語を完結させられたのは、物語のテンプレートに乗せるべき要素の配分を間違えなかったからでしょう。
例えば、キャラクターの面で見ても不必要な存在はおらず、それぞれが物語上の役割をガッチリと割り振られています。
極端な例としては主人公の親友がいるんですけども、彼の出番は最初の方で主人公と交わすありふれた日常会話と、侵略者に最終決戦を挑む際、正体を隠したままの主人公が同じく何気ない会話をする時の二つだけなんですね。
ですが、彼の出番はそれだけで十分なのです。何故なら、彼の役目は「主人公が守るべき日常を象徴する事」だけなのですから。
序盤で彼が主人公の親友であると示した上で、最終決戦前に彼と会話をした主人公が決意を新たにする事で、主人公が「大切な人達を守るために」戦っているという事が分かりやすく伝わってくるのです。
多分に記号的ではありますが、尺の面を考えればこれがベストな選択肢だったのではないでしょうか。少なくとも、製作者が何を伝えたかったかは理解可能ですし。

親友キャラだけではなく、「徹底して無駄を省いている」というのは、本作のキャラクターを見る上では重要なキーワードとなります。
例えば、序盤で主人公は懐古主義者(年代物のジャケットを愛用し、第二次世界大戦の戦闘機などが好き)として描写されるんですけども、それは主役ロボットが融合者(本作では主人公とロボットが融合して敵と戦います)として選んだ理由に深く関わってきます。
そんな風に彼の懐古趣味が徹底して描かれる反面、その性格は極めて常識的な青年としてしか描写されません。正義の心を持った熱血漢だったり、クールな二枚目だったりはせず、アニメ的なデフォルメの薄いとっても普通な人です。
これは、彼の性格がどんなものでも物語の大筋には何ら影響せず、むしろ濃い性格だとそちらに尺を割かねばならない分、悪影響を及ぼすと判断されたからでしょう。
ストーリー上、不必要な部分は徹底して切り捨てているわけですね。
これもまた、風呂敷を畳みきった大きな要因だったのではないでしょうか。

ここまで、ストーリー面での話に終始してきましたので、次に作画の話をしましょう。作画のしょっぱいロボットアニメは、それだけで見る気力が減少してしまうものですからね。
が、そこら辺はさすがにOVA作品というべきか、本作は非常に高水準な作画レベルでまとまっていますので、そちらで不満を感じる事はまずないでしょう。

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この様に、「作画班を殺してやるぜ!」とでも言わんばかりに複雑な曲線で構成されたロボット達が、縦横無尽に暴れまわります。
特に良いのが第二話のライバルキャラと戦うシーンで、ここは剣やビームといったありきたりな武器で戦う以外にも、タックル等の格闘戦で相手を吹き飛ばしたり、廃墟と化した街を隠れ蓑にし、ビルからビルへ飛び移ったりと、かなり激しい動きが多く、とても見応えがあります。
そのライバルキャラの声を演じてるのはおなじみ若本規夫さんで、近年ではネットの影響もあってネタ的な配役も多く、逆に貴重なものと化している彼の正統派シャウトも合わさり、今作屈指の見せ場といえるでしょう。
この作品に興味の無い人も、この戦闘シーンだけは見ておいて損が無いのではないでしょうか。


そんなわけで、尺の短さが影響してヒロインとの恋愛面などにやや唐突な部分が存在したりしますが、総じてまとまりの良い良作だと思います。
何せ短いから全話一気視聴にも向いてますし、スパロボで興味を持った方は見て損がない出来といえるでしょう。

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by ejison2005 | 2007-07-06 04:33 | アニメ
週間少年ジャンプ 07年 31号 感想
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モンスターハンターフロンティアオンラインを地味に遊んでます。鯖は「3」で名前は「エジソン」。
早くクックが出せるようになりたいなあ。ドス系だと、お金もポイントも貯まらない。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


エム×ゼロ
今回行われた時間旅行について真面目に考えたら、何が何やら分かんなくなってこんがらがってきました。きっと間違っているんだけど、分かりやすく「結局、過去は変えられないものなのである」という事で納得しておこう。柊父に深く考えるなと言わせてるという事は、叶先生も「あまり難しく考えないでね」と思ってるんでしょうし。
時をかける少女で使われた時間逆行トリックとかも、よくよく考えたら矛盾はありますし、この手のネタはあまり気にしすぎない方がいいんでしょうね。

リリカルマジカル変身です♪

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DARKER THAN BLACK 黒の契約者というアニメがあるんですよ。
ざっくばらんに説明すると、ちょっぴりハードボイルド風味な能力者バトルアニメなのですが、大きな特徴としてかなり頻繁に可愛い女の子キャラが新登場するというのが挙げられます(他には、毎回毎回真っ先に疑ってしまう人物がそのまま真犯人だったり)。
どっこい、その子達の多くはエピソード内で死亡するか、使い捨てで再登場しないという……。全般的に暗い作風なので、これといった萌えも生まれません。
校長先生の変身するシーンは、それを彷彿とさせましたね。裏切られた気分だっぜ! 今まで出てきた女性キャラの中では、一番可愛いと思ったのにな……。

クラスメイト達が友情を誇示する場面
ひどく空虚な印象を受けるシーン。
と、いうのも、今まで彼らとの友情を深める様なエピソードが存在しないんですね。何となく良さ気な雰囲気を演出されたところで、裏打ちが存在しないから共感できないという。
また、肝心の九澄自身が彼らに友情を感じている描写もありませんので、仮に彼らが友誼を抱いていたところで、それは双方向のものではなく、一方的なものとして認識してしまうというのもあります。
今回の話が成り行きで過去を改竄しないというオチではなく、九澄自身がこれまで聖凪で過ごしてきた年月を優先し、自ら過去の改変を拒むとかそういう展開であったら、多少はありがたみも生まれていたとは思うので残念です。

それにしても
今回、九澄はすげえ損な役回りでした。
無理矢理連れてこられたと思えば、自分の意思を確認せず強制的に過去へ意識を送られ、飛ばされたら飛ばされたで何をどうやっても過去を変える事は無理っぽいうという。踏んだり蹴ったりです。
これは泣いてもいいと思う。とても気の毒だ。


ワンピース
サンジ&ゾロのコピーと対戦するのがコピーを作られた本人達ではなく、ロビンとチョッパーだというのが展開としてなかなか熱いです。
結構色んな人が気になるであろう、「果たして麦わら海賊団内部でガチに戦ったら、誰が勝つのか」という疑問が、部分的にとはいえ晴らされるわけですから。
とはいえ、コピーは塩を食ったら倒されてしまうため、耐久性においてはオリジナルを大きく下回るので、完全に対等な条件じゃないんですけどね。

ネガティブホロウ攻略
ウソップがネガティブな人間というのは何か違う気がしますが(彼が本質的に勇敢な人間である事は、これまで散々描写されてますし)、
「おれは元から!!! ネガティブだあ!!!!」
からの流れる様なギャグが非常に面白かったのでオッケーです。同情するペローナとか、ウソップを励ますゾンビ軍団とか敵ながらに人情を感じるのもベリーグッド。何という気持ちの良いゾンビ達だ……!
ちなみに、このシーンで僕はNHKにようこそ!の主人公、佐藤達広君を連想しました。彼なら、ネガティブホロウの百や二百は余裕で耐え切れると思う。


ナルト
車輪眼を使っていたのにデイダラさんの分身は見抜けないんかいとか、車輪眼の幻術って鍛えれば何とかなるもんなのかとか、蛇を生やしても空は飛べんだろうとか、それ普通に致命傷だろうとか、色々とツッコミどころは多いのですが、それでも今回のバトルは面白かったです。
何が面白かったのかというと、デイダラさんが事前の情報を元に、きちんとサスケへの対策を練って戦っている事ですね。頑張って戦っているのが伝わってきます。
その分、「作中最強レベルの実力者」というスゴ味は薄れてますけど(そういう人は、もっと泰然とするものですし)、頑張ってる人を嫌いになるという理由も見当たりませんので、やはり好感が抱けますね。

(イタチとやり合った日からオレの左目は対車輪眼用として鍛えてたのさ)
この展開がもたらすもうひとつの利点として、デイダラさんのショボさを増すばかりだった対イタチ戦の回想シーンが、今回ちゃんと教訓を活かして戦術を練ったおかげで、彼の評価を高める方向へ転じているというのが挙げられますね。これが無ければ、単にイタチの凄さにびびっただけのシーンで終わってしまいました。
そんなわけで、今回は普通に読める内容だったのですが、それだけに画力の低下がもたらすスピード感の無さが残念でした。
岸本先生って、静止画を沢山入れれば動きとして見えると勘違いしてる節がありますよね。


アイシールド
小学校時代から既に因縁があったという回想シーンは、果たして何か意味があったのでしょうか? 普通にショーグンが「進のライバルになる奴がいねえなあ」とボヤくシーンからで十分だったんじゃないかな。

必殺全部乗せアタック
難点は数多い今回の試合ですが、デビルバットゴースト→デビルバットダイブへのコンボは素直に格好良かったです。
進の方も、一応はデビルバットダイブ時にセナのユニフォームを破ったりしてるんで、面目を保ってますし。


ブリーチ
どう考えても一護の仮面を被ってる時間が増加してるのですが、これは一体どういう事なんだぜ?
省略してしまっただけで、例によって気絶中、斬月や白一護と精神世界で修行していたのでしょうか。そういえば、ブリーチって律儀に体を鍛える修行とかは一度も無いですね。常に一足飛びでパワーアップだ。


リボーン
先週、冗談で電磁バリアなんじゃないかと予想しましたが、本当にそうでした。今なら、ミサイルだって逸らせる気がする。
どうでもいい事ですが、「赤炎の矢(フレイムアロー)」という獄寺君の技名が非常にダサかったです。これ、もうちょっと捻ってあげられなかったのでしょうか。

「年をとると敵の話を聞くのも悪くないと思えてくる」
かがみさんがブリーチの感想を書く際、ネタでOSR(=オサレ)というのを使ってるんですけども、これは良い意味でオサレだったと思います。敵の強大さが増している。
γが、
「そらぁ、若い頃は有無を言わさず瞬殺決めてたけどな」
と言って、「本来ならあまり褒められた行動じゃないんですよ」と自分で認識しているのがポイント高いんでしょうね。
彼は、「この二人が団結を固める前に潰すのが必勝の策である」というのを認識した上で、あえてリスクを犯し格好つける道を選んでいるわけです。角都さんがダサかったのは、待ちガイル戦法を取る危険性を当人が全く認識してなかったからでしょう。しかも、あれで警戒しているという描写にされてましたし。


サムライうさぎ
阿部さんが何を言ってるのか、微妙に分からなかったです。
彼の認識では、やまねこ道場が圧倒的にうさぎ道場を上回っているわけですが、だったら伍助が大将をやろうが中堅をやろうが、結局は彼まで辿り着けずに終わるのでは……?
師範代の人が、
「オレら全員ワザと負けるか?」
と言った際に拒否してるんで、ひょっとしたら伍助に勝ったとして、その後に連戦で二人も倒す自信が無いのかもしれませんが、それはそれで彼のキャラクター的に微妙かな。
まあ、そういう事は置いといて、大名家の跡取りを立てる気が全く無い彼らの反骨精神にはお見それしますが。

竹刀で紙を切っているやまねこ道場の師範代
一瞬、時雨金時でも持っているのかと思いました。
伍助が橋をバラバラにしていたくだりとかもそうなのですが、この漫画はサラッと超人が出てきてますね。そして、この紙切りが試合に活かされる事もないという。

輝く事無くのされたお義兄さん
お義兄さんが急に大活躍したりせず、ちゃんと「弱い人」として格付けされてるのは良かったです。過去エピソードの軽視にも繋がりますし、彼は既にうさぎ道場(というより伍助)の精神的支柱という役割がありますので、更に強キャラ属性まで加わると他のキャラを食ってしまいますしね。
人間、何かひとつくらいは弱点を持ってる方が親しみやすいという事でしょう。

クワの形を模した竹刀
普通に意味が分かりません。というか、それはもう竹刀じゃないと思うんだ。
やまねこ道場の先鋒さんも、華麗にスルーしてないでツッこもうぜ。

急に着替えたマロ
唐突に女装を始める主君を見て、果たして家臣の皆さんは何を思ったのでしょうか。牛股師範みたいに、「ごゆるりと」とか言ってたのかな。
そして、女装もさる事ながらその着物はどこから調達したのでしょうか。もしや、突如野獣と化してお戯れになったのでしょうか。で、それを見た家臣の皆さんは牛股師範みたいに「ごゆ(ry
来週のサムライうさぎは、伍助が恩義伝授と称してマロに仕置きをするよ。


ムヒョ
「正解はね、人を想う心……!!」
というくだりが、最高に面白かったです。今世紀最大のギャグだ。魔法律関係者にだけは、絶対に言われたくない言葉のナンバーワンですよ。
というか、彼らの倫理だと母親を心配するのは「人を想う心には」含まれないんですね。
確かに、エンチューが魔法律協会を憎む理由としては完璧なものに仕上がりましたが、西先生はこれで何がやりたいんだろうね。

「悪魔長がペイジ執行人の肉体エネルギーを持ち帰り、大宴会を催したとか……」
また適当な設定がでっち上げられました。肉体エネルギーって何なんでしょう。しかも、それで宴会を催せるとかどういう扱い方をされてるんでしょう。
電脳コイルのメタバグみたいなもんなのかな。


クレイモア(月ジャンからの一時的な移籍)
この日のために、原作はちゃんと予習しといたよ~。
しかし、今回のエピソードはそんなに面白くはなかったかな。あってもなくても、どちらでもいい感じ。
月ジャンの生き残り組が本誌掲載を行うのは、新しく創刊される「ジャンプスクエア」に読者を引っ張っていくためでもあるのですから、ここは是が非でも新規読者を獲得する方向で頑張って欲しかったのですが、その役目を果たしているとはいい難いです。
右側のページで申し訳程度にあらすじはあるんですけど、あらかじめ予習していた人じゃないと今回のお話は意味がよく分からないですからね。
大体、あらすじをキチンと読み込む新規読者なんてそんなにいないでしょう。しかも、あらすじ部分では「黒の書」について書かれてないという……。
下手すると、「何だこのつまんねえ漫画は」と思われ、新規読者を得る機会を手放す結果に繋がってしまうんじゃないかな。


ボーボボ
六年も続いての最終回となると、特に信者とかでなくてもなかなか感慨深いものがありますね。
さすがに出てこないキャラも多かったけども、メイン所は押さえていますし、まあまあ無難な最終回だったんじゃないかな。個人的には、六年越しでも断られるつけものが面白かったです。
何はともあれ、六年間お疲れ様でした。


銀魂
残りページ数の関係から、「シリアスなのか……最後までシリアスな番外編でいくのか!」と緊張感を維持しつつ、土壇場でひっくり返すという構成が見事でした。
跡部様もきっと、このアトラスNEOを使って増毛に励んだんだよ。


To LOVEる
残念……天条院さんは最後まで脱がなかった(´・ω・`)
あと、ザスティン様的には一人か二人、アシスタントの方に回して欲しかったんじゃないかと思います。


勇者部
他人がやっているゲームを観戦するというのは妙な楽しさがあると言いますが、今回はそんな感じの気分でした。
ブタとか鋼野先生とか丈の反応が、いちいち生々しかったのが良かったんだと思います。こういう人、いるよな~。
最後の最後でブタが裏切るというのも、彼のキャラクター性にマッチしていて素晴らしかったですね。この水準を維持し続けてくれるなら、この漫画は普通に楽しんでいける。


瞳のカトブレパス
ミーコさんがヤバイ割にはちゃんとスーツへ着替えたり、時生達の行動が妙に余裕たっぷりで面白かったです。車椅子で移動させたりと、最善行動を取ってますしね。

「あの日、時人は玄武寺にいた人間を皆殺しにしちまった」
朱雀とか白虎が守護家のモデルな割に、何で時生だけカトブレパスなのかが引っかかっていたんですけども、どうやら本来継承するべき玄武はお兄さんが持ってちゃったみたいですね。その内、兄を倒すためにカトブレパスと契約する事を誓った時の回想とかが入るんでしょう。
玄武をライバルキャラに回したのは、なかなかナイスな判断だったと思います。玄武って、漫画の味方キャラとかに出てくると微妙な役回りが多いですからね。敵役が使うのならば、自然と強力な存在として描写されるでしょう。

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by ejison2005 | 2007-07-04 03:28 | ジャンプ感想