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ファイアーエムブレム 暁の女神 レビュー
皆さんは、ファイアーエムブレム(以下FE)をご存知でしょうか?
任天堂ブランドから発売されたゲームシリーズであり、熱狂的なファンも多いシミュレーションRPGです。任天堂も、別にアクションばっかり作ってるわけではないのですね。


最初に基本システムを説明すると、シミュレーションではおなじみの「四角いマップの中に敵味方のユニットが配置され、コンピュータ操る敵軍と交互にターンを繰り返しながら自軍ユニットを操作する」形式をとっているのですが、FEシリーズの特徴として「各ユニットの射程が非常に短い」というものがあります。
いやね、もちろん魔法や弓、投げ斧の類を使えば関節攻撃は可能です。
可能なのですが……基本的に遠隔攻撃の射程距離はたったの

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実際に画像をご覧になって下さい。オレンジ色のマスが攻撃可能範囲です。
これはシミュレーションRPGの遠隔攻撃としては、非常に短いですね。目と鼻の先です。アロセールさんもびっくりです。
当然、槍や斧での直接攻撃は射程1なので、

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この様な形になります。FEにおける遠隔攻撃とは、敵の射程範囲外ギリギリから攻撃をしかけるという、非常にリスキーな代物なのです。
ちなみに、杖を使った回復魔法もわずかな例外を除けば接触しないと使えないですので、結果的に敵も味方も鼻面を突きつけての乱打戦が繰り広げられます。
また、このゲームは「鎧」の概念が存在しなく、キャラ固有の「しゅびりょく」や「まほうぼうぎょ」というパラメータでダメージを減らすのですが、一部のユニットを除けば大して硬くはなりません。
そして、先程述べた様な遠距離攻撃可能のユニットはお約束として非常に防御が脆いので、敵の攻撃を受けたら一撃死する事も珍しくなかったりします。そして、射程が2である以上はそれらのユニットもある程度の距離まで近づかなければ戦えません。

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……そろそろお気づきかと思いますが、このゲームはとても簡単にキャラが死にます。しかも、死んだキャラは基本的に二度と甦りません。
その上、シリーズ中唯一の例外であり先程から画像を引用している「聖戦の系譜」を覗けば、戦闘マップでのセーブはできませんので(正確に書くと中断は可能だけど再開時に中断データを消去される)、死んだキャラを甦らせるにはリセットしてその戦闘マップを最初からやり直すしかないのです。
いえ、死んだまま進める事もできるっちゃできるんですけど、エンディングで他のキャラが後日談を語られてる中、「○○の戦いで生死不明」とか表示されると素晴らしく重たい気分になれるのですよ。
何せ、やり直すと今まで費やした時間が無駄になりますので、自然とプレイも真剣になります。つまり、「死んだらやり直し」というその制約こそが、例えようもない緊張感を生み出しているわけですね。

さて、FE愛好者がマゾである事を理解していただいたところで、本日ご紹介するゲームはシリーズ最新作ファイアーエムブレム 暁の女神です。
話題のゲーム機wiiで発売された本作は、ゲームキューブで発売された蒼炎の軌跡の正当な続編であり、ちょっと登場は遅いけど主人公も引き続いてアイクが担当してますので、「蒼炎の軌跡 外伝」とでも呼称した方が分かりやすいかもしれません。というか、僕がまさに「蒼炎の軌跡」をプレイせず始めてストーリーやキャラの把握に戸惑った人です。
そんな本作なのですが、最初に大まかな評価を下すと……正直いって少しだけ微妙かもしれません。
というのも、前述した様にFEは「キャラが死亡したら生き返らない」というムチを豪快に振るっている作品なのですが、見返りとして「キャラの育成が非常に楽しい」作品でもあります。
が、「暁の女神」はストーリーの関係上、ドラゴンクエストIVみたいな数部構成となっており、それぞれのパートでキャラ達が行き来しているのですが、それが原因で落ち着いて育成する事ができません。
中でも、第一部で登場した「蒼炎の軌跡」に出てきてないメンバー……いわゆる新規参入組の冷遇っぷりは凄まじく、ヒロインを除けばストーリーでも特に絡まず、能力も別に高くは無い上に第一部終了から第三部の中盤までは出番も無いので、何のために出てきたのかさっぱり分からない状態になってます。
そして、個人的にこれが一番大きいのですが、暁の女神は後半戦に突入して「マスタークラウン」というアイテムの数が揃うまで、クラスチェンジの楽しみが全然味わえません。
クラスチェンジについて説明すると、

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最初のうちユニットは「下級職」と呼ばれる兵種なのですが、

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経験を積んだりアイテムを使ったりといった条件を満たす事で、クラスチェンジを果たして「上級職」となり、大幅なパワーアップを果たしてゴージャスな見た目まで手に入れる事ができるのです!
こればっかりは、実際にプレイした人しか分からない感覚なのですが、クラスチェンジの瞬間はえも言われぬ幸福感に包まれます。
コツコツと育ててきた大して強くもない下級職のユニットが、クラスチェンジを果たして「俺Tueeeee!」な上級職のユニットとなる瞬間……FE愛好者にとって、至福の時です。
どっこい、第二部から活躍する「蒼炎の軌跡」からの続投キャラ達は基本的に全員が上級職の状態です。
それに合わせ、難易度調整のために敵も全員上級職という状態になってしまうので、下級職の存在意義が全く無かったりします。
キャラ育成の何が楽しいって、最初は弱いユニットが少しづつ強くなっていく様が楽しいものなので、最初から強い続投組ではいまいち育てる意欲が沸きません。というか、育てる必要がありません。
その上、「暁の女神」は経験点もかなり多めにもらえるので、油断してるとあっという間にレベルがカンストしてしまいます。何かのギャグでしょうか?
先程ちらっと述べた通り、「マスタークラウン」というアイテムを使うと上級職からさらに上の存在である「最上級職」へとクラスチェンジできるので、ようやく育てる楽しみも沸いてくるのですが(それでも最初から強いので微妙ですが)、それまでの中盤戦はひたすら忍耐です。

そんなこんなでちょっと微妙な「暁の女神」ですが(それでも戦術面では楽しいけどね)、ひとつだけ素晴らしい点があります。
いえ、これは「蒼炎の軌跡」で最初に変更された事なので暁の女神の手柄ではないのですが、ともかく戦闘アニメが変更されたのは大きいです。
何がどう変わったかというと、

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従来の戦闘アニメはこういう感じだったのが、

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この様に、3Dタイプに変わったのです。
これがどう素晴らしいかを説明するには、まずFEのキャラデザについて語らなければなりません。
そもそも、FEにおける女性陣のデザインは何故か一様にスカートが短く、第一作「暗黒竜と光の剣」と第二作「紋章の謎」のヒロインであるシーダ様などは確か、

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ペガサスナイトという空飛ぶ馬に乗る職業なのに超ミニスカートでした。ちなみに、古いゲームなので正規のデザイン画はいくら探してもさっぱり見づからず、ようやく見つけたのがエロ同人誌の表紙です。正確なのかなあ? これ……。

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その特徴は、続く「聖戦の系譜」でも受け継がれます。同じく古いゲームで正規のデザイン画は見つからなかったので、こちらの画像は昔ギャグ王という漫画雑誌で連載されていたコミカライズ作品のものを引用しました。僕がFEにはまったのは、この漫画がきっかけです(既に絶版です)。
その後、しばらく続編が作られる事はなかったのですが、

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ゲームボーイアドバンスで発売された「封印の剣」「烈火の剣」「聖魔の光石」でもミニスカの血脈は脈々と受け継がれていきました。

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そしてこれが、「暁の女神」のヒロインである暁の巫女ミカヤです。タイツが逆にエロイですね。
「暁の女神」に出てくるザコ兵士は、
「暁の巫女バンザーイ!」
的な事を言いながら死んでいったりするのですが、そりゃ戦場でこんなもん見せつけられたらそうも言いたくなるよな。
が、「蒼炎の軌跡」以前のFEシリーズには重大な欠点が存在します。
そう、戦闘グラフィックがしょぼいのです。

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例えば、上の彼女みたいに主人公の妹でこの年にして人妻というスペックの高すぎる娘さんでも、

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戦闘シーンでは、こんな感じです。何かもうガッカリだ!
それどころか、「蒼炎の軌跡」以前は基本的に敵と味方でキャラのグラフィックを流用していたので、

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彼の様な少年でも、

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戦闘時にはミニスカ着用という悲惨な光景も見受けられました。最初、女かと思っちまったじゃねえか!

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いかに元のデザインが良くても、

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戦闘時にこれでは、我々の鍛え抜かれた妄想力を駆使しても限界がありますね。
しかし、蒼炎の軌跡から導入された3Dアニメは素晴らしい。

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ブラボー……おおボラボー!

最近の3D技術からいえばそれ程高いレベルのグラフィックではありませんが、生足を観賞する分には何の問題もありませんね!


そんなわけで、死んだキャラは甦らないという硬派なシステムが生み出す緊張感を伴った楽しさ、そして生足が素晴らしいゲームです。
wiiを持っているのなら、遊んでも損は無いと思いますよ。
個人的には、wiiがあるならバーチャルコンソールで配信されている(要Wiiポイント900)「聖戦の系譜」も、初心者にはオススメです。これはリセット地獄が無いし。
まあ、生足は拝めないけどね。

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by ejison2005 | 2007-03-31 04:12 | ゲーム | Comments(5)
過去ログ ②
ジャンプ感想2007年
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ジャンプ感想2008年
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デスノコラ 08年11号ナルト感想 12号 13号 14号 15号 16号 17号
22・23合併号 24号 25号 26号 27号 28号 定期感想停止のお知らせ
週刊少年ジャンプ感想 とりあえずの最終回(08年 29号 感想)

恋姫無双 プレイ記
番外編   

To LOVEる布教
一周年記念編 終焉編 必要悪編 内容編 銃娘編 絶対編

雑記
よくわかるアデランス買収問題 

ゲーム
うみねこのなく頃に 推理 ドラゴンクエスト4は正しい意味でのRPGだと思う(部分的に)
ドラゴンクエスト4クリアしたんよ デスノコラでうみねこ第2話推理 スパロボOG外伝 感想
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漫画
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「面白い少年漫画」とは何ぞや? ばりごく麺 レビュー

アニメ
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ノベル
戯言シリーズ挑戦中

映画
エイリアンズVSプレデター2 レビュー 崖の上のポニョ レビュー

ドラゴンクエストソード プレイ記
      
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by ejison2005 | 2007-03-31 03:56 | 過去ログ | Comments(0)
週間少年ジャンプ 07年 17号 感想
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何かに憑かれたかの様にファイアーエムブレム 暁の女神をプレイ中。今は第三部の第11章です。うん、そんなに憑かれてもいないね。つーか、ティバーンは手伝わなくていいから帰って欲しい。何で弓が弱点なのに、突っ込んじゃうんだこのおっさんは。
女剣士偏愛主義者なので、ワユたんに「大器晩成」をつけてみっちりと育てあげてます。

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アイクと支援Aにして「回避+23」コンビを組んで自軍のツートップ。

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え、ルキノは育てないのかって?

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それ以前の問題として、いまだに仲間となる気配もないですし。
ところで、アイクはここまで全く浮いた話が無いんだけど、それでも本当にFE主人公なのでしょうか? 嫁候補が六人もいたロイ様や超手が早いシグルド様を見習おうぜ!
前作である蒼炎の軌跡をやってないから分からないんだけど、そっちで色々と恋話があったのかな?
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ワンピース
うわあ……尾田先生ってば性懲りがないな……。
いや、別に展開は悪くないんですよ。悪くないどころか、普通に面白い。尾田先生GJ。超GJ。
なら、何でここまで不満があるかって……?
そりゃ当然、敵の幹部がわさわさ出てきたからですよ(苦笑)。

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↑このシーンとか、本来なら「うおー! 何てすごそうな連中なんだ!」って思うのが通常じゃないですか。というか、そう思ってる自分も確実に存在するんですよ。
でも、それ以上に「うおー! 何て話が長くなりそうな連中なんだ!」という思いは、はるかに大きく力強いのです。
敵が七武海だけなら、頑張って一~二ヶ月以内にスリラーバーグ編を終了する事も可能だったと思うのですが、敵が複数出てきたって事はいつものパターンだと、
①何人かずつにバラけて敵幹部達とじっくりまったりバトルする
②ルフィは単体……ないしブルックと合流して七武海に挑み、一~二回敗北する
③敗北して一時的に離脱したルフィ以外の船員が集結して七武海に挑んで窮地に立たされる
④肉を食ったりして復活したルフィが合流し、ようやく最終決戦
⑤回想シーン挿入
⑥エピローグ
という感じの流れになるはずですので、最低でもあと半年くらいはスリラーバーグ編が続きそうな気配です。そして、その頃にはエースが生死不明である事を忘れる読者が続出だね。僕も覚えてる自信がない。
これはもう、本当に尾田先生の悪癖というしかないです。
「ゴーストプリンセス ペローナ」とか、心の底からどうでもいい。
そんなどうでもいい連中相手に、大ゴマ連続で遅々として進展しない上に敵も味方も不死身のバトルが延々と続いていくかと思うと、今からげっそりとなってきます。


ブリーチ
十刃に名を連ねているとはいえ、アーロニーロさんは骨の髄までギリアンでした。
思えば、タコスケ・オブ・ザ・タコスケであるデイ・ロイさんが敗北した理由も、解放すらせずルキアの攻撃範囲内で垂直跳びしちゃった事でしたし、基本的にうっかり屋さん揃いであるブリーチキャラの中において、ギリアンとはさらに一歩抜きん出た超うっかり屋さんなのかもしれません。
ルキアを顔のそばへ近づけたシーンとか、ついさっき油断して鬼道を放たれたばかりだというのに、何も反省してませんし。
でも、ここまで突き抜けられるとそれが萌えポイントであるかの様な気がしてきた。

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そういえば、先週も何故か自分の名前をーロニーロって間違えてたしね(コメントでの情報ありがとうございます)。
つまり、先週名前を間違えてたのは、今回の敗北へ繋がる伏線だったんだよ!!!!!

海燕さんのお説教
えーと……つまりこれは、
「海燕さん、ごめんなさい……。ついさっき、何が何でも単独行動しようぜ! と仲間を押し切っちゃいました
と、何も成長してない事を死んでいった海燕さんに謝ってるシーンなのでしょうか? (ないない)
それはそうと、ルキアの披露した「参の舞 白刀(しらふね)」とは、刀が折れても予備の刀身を作れるから安心という感じの技なのかな?
白哉の「殲景・千本桜景厳」も予備が沢山あるから安心できるねという技ですし、義兄妹そろって刀が折れる事を心配しまくりだぜ! (それもないない)


リボーン
わーい、先週の予想が当たったよ~。
でも、女の子だったのは普通に予想外でした。天野先生ってばあざといな。
それにしても、なりそこないとはいえアルコバレーノが「全力を出しても及ばない」とは、ツナっていつの間にやらかなりの強キャラと化していた様です。
でも、何故だかあまり強そうなイメージが無いんですよね。
リボーンやディーノみたいな、作中最強レベルのキャラが周りにわんさかいたからでしょうか?
そしてものすごくどうでもいいのですが、ラル・ミルチの絶対領域部分はエロイと思います。


ナルト

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↑読んだ時の心象風景。
寒っ! 超絶スーパーオメガ寒っ!
岸本先生……あなた疲れているのよ……。
今週、何よりも恐ろしいのは、おそらく岸本先生はこれが「自分の描く裸が読者サービスとして通用すると勘違いしている」点だと思うんです。
僕はぶっちゃけた話として、岸本先生の絵にはもう何の魅力も感じられませんし、既存の漫画家の中ではかなり下手な部類に入るとさえ思っています。
中でも線に力が全く入ってないのが大きく、それが原因してか素っ裸の状態だとものすごくたるんだ人体に見える。
「骨と皮だけで構成された人間に見える」っていうのが、一番近いかもしれない。
そして、何よりもかによりも読んでて腹立たしいのは、全編に渡って「おらおら、こういうの描いとけばお前らは喜ぶんだろ~?」という岸本先生の意図が、透けて見えるところ。
劣化する絵、多用される顔アップ&「……」による無意味なコマ稼ぎなど、岸本先生はここんところ手抜きが激しすぎですが、そこはまあいいでしょう。ハンター信者である僕に、とやかくいう資格は無いと思うし。
が、その上でこれは頂けない。
劣化した絵で画力が重要なネタを披露し、さらにそんなもので人気が取れると考えているなんて、何を勘違いしているのでしょうか。
大げさですが、読者を舐めるなといいたい。
そのくらい、今回のお話はひどく感じられました。
いやま、岸本先生の甘えに関しては、単にヌード絵があまりにもキモかったから、僕が悪意のある妄想をしただけなんですが、少なくとも、現在の岸本先生レベルの絵でお色気展開なんぞやられても、嬉しい人はそうそういないと思うんだ。


アイシールド

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↑おそらく、今週のアイシールドを読んで全てのテニプリファンが思い浮かべただろうシーン。

ラストはセナとダブルタッチダウン
相変わらずいい仕事するな~と感じたシーン。
確かに、桜庭とモン太の対決はこの試合における重要なファクターのひとつです。
しかし、あくまで泥門VS王城における一番のターニングポイントはセナと進の対決なんですから、ここでモン太をプッシュしすぎてセナ達の影を薄くしてしまっては、元も子もありません。
そこで持ってきたのが、セナとモン太によるダブルタッチダウン!
大田原を抜いてなお二名の選手が回りこんでいたという事で、最強の守備チームである王城のすごさを見せつけつつも、そこへセナを駆けつけさせる事によってモン太との友情と、主人公としての存在感を力強く誇示しています。
アイシはスポーツ漫画の宿命として、基本的に一話辺りの情報量が少ないんですけど、たまにこういう事をするから侮れない。


ネウロ
初登場時はものすげー仕事ができそうな印象だったのに、吾代さんとコンビになってから急に駄目な人になって大いに困惑させられた望月さんですが、その駄目に見える面を逆に利用してキャラを深められてしまいました。松井先生も、毎回毎回いい仕事をしておられます。
犯人の方なんですが、色んな人が「睦月ちゃんが怪しい」という意見を書いてるんですけど、ここまで容疑者三人にテンプレ通りの行動を取らされたら、確かに睦月ちゃんが真犯人なんじゃないかと思えてきます。一番怪しい人が逆に怪しくない法則。
思えば、最初から普通に可愛い女の子としてデザインされてるのも怪しい。松井先生は、そういうのをひっくり返すのが大好きですし。
でも、松井先生だからさらにその裏を読んで、普通に容疑者三人に犯人がいるとかやりそうなんですよね。
ううむ、推理する要素が何も提示されてないのに、推理漫画として成立してる……。


サムライうさぎ
弟子の生まれ故郷が困っているから助けに行くという事で、話の流れとしてはとても理にかなっているというか、分かりやすい古典的展開なんですけど、何でそこで「雑草を何の疑問も持たずに食す変人集団」なんていうよく分からん要素をぶち込んじゃうんでしょう。
どうせ、ゼロ地点からのスタートである事に違いは無いんですし、普通に「過疎ってる村からどうにかして村興しする方法は無いかと頼まれる」とか、そういう展開にすれば良かったんじゃないかな。
そして、伍助は怪物(推定)を目にしたのなら、もっと色々と取るべきリアクションが存在すると思うんだ。
しごく冷静に切り捨てるって、アレクラスト大陸に生きる冒険者じゃないんですから。

「なーに言ってんだよ。嫁ばっかじゃ、飽きちまうだろ?」
まさかこのお兄さんも、伍助がいまだに手を出していないとは夢にも思っていなかったのでしょう。
ところで、この時代だと本は貴重品な気がするから、金銭的な意味では束脩として問題ないんじゃないかと思います。


エム×ゼロ
この人達は、「森の中を歩きながら聞こえよがしにぶつぶつと独り言を呟く高校生」を見て、もうちょっと疑ってかかるべきだと思った。または、キモがるかウザがるべきだと思った。
う~ん……それだけかな。
始まる前は結構期待していたこのクラスマッチですが、いざ始まってみると全然心に思う事が無いです。何でだろう?


こち亀
実際に行われているマグロの陸上養殖は、こんな感じの代物だそうです。
それはともかく、今回秋元先生が提示したマグロの陸上養殖場は素晴らしい発想だと思いました。
きっと、現実的には無理のある提案だと思うのですが、「何となく可能に思える嘘科学」っぷりが素晴らしい。浄水場クラスの汚水処理システムにしなければマグロが弱るというウィークポイントを提示しているのも、かえってリアリティを感じさせます。
オチも、正真正銘本物の「両さんが自業自得で失敗する」パターンですし、今週は久々にパーフェクトなこち亀だと思った。


To LOVEる
安西先生の画像を貼る程ではありませんが、やっぱり矢吹先生に作劇は任せられないなと、強く強く感じたお話でした。
一話分ドブに捨てたのは、矢吹先生の実力を計るための授業料だと思って、長谷見先生にはまた来週から頑張ってもらいましょう。
ちなみに、どこがいけないのかというと、ヤミちゃんの服を脱がすところですね。
この場にはララもいるんで、リトがはいそうですかと一緒になって服を脱がせる理由は一ミリたりとも存在しません。
別にリトの代わりにララが脱がしても、読者サービスになるのは変わりありませんしね。
今までにリトが見せたキャラクター性を踏まえるなら、ここは「冗談はよして下さいよ」と軽く流すべきシーンでした。あ~あ。
他の部分はまあ、週間連載漫画一本分のページ数でやるなら、ごくごく無難なところではないでしょうか。
いくらなんでも、「スケート場にミニスカで訪れ、パンチラすると見せかけヌード」クラスのぶっ飛んだ作劇は求めませんよ。


ムヒョ
パケロはすごい人格者なんじゃないかと思った。
今回、彼はまず壁を殴って力技では脱出できない事を確認し、自らの力を行使できる状況を作り出すために水を大量に発生させ、さらには敵の攻撃を防ぐ能力を持つ冥府の魚を生み出したりしていたわけです。
なのに……エビスが吐いた言葉は「真面目に戦え!」。
パケロさんは言いたかったでしょう、「いや、お前らを守るためだから」と。
「おまえは仲間の弔いと、恩返しの為に喚んだ『戦士』なんだ」
と言われてるシーンでは、
(げ、もしかしてボクは真面目に戦ってるのに、遊んでると思われてるの><)
と考えていたに違いありません。
しかし、彼は一切の申し開きをせず、不言実行で敵に痛撃を与えたのです!
おそらく、海の王子である彼の誇り高き精神が、言い訳などという見苦しい真似を許さなかったのでしょう。
ですが、我々は心に刻みましょう。彼こそは、誰に理解されずとも目の前の人々を助けるため、寡黙に戦い続けた真の戦士だったと!
↑ムヒョを真面目に楽しもうとすると、どうしても紳士感想的なものになっちゃうな……。

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by ejison2005 | 2007-03-28 03:03 | ジャンプ感想 | Comments(18)
恋姫無双 プレイ記 ⑤
前回までのあらすじ

影の薄い主人公が異世界へ飛ばされて何か色々とやっていた

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ちなみにそこは、本来なら男であるはずの存在が女だというぶっ飛んだ世界だった!
よっしゃああ! ジ・エンドォォォ! で終わらせられたらどれだけ楽なんだろう? そんなプレイ記第五弾。遅れに遅れてごめんなさい。

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「ちぃ! 押し切れなかったか。……全軍転進! 泥水関に戻るぞ!」

せっかく背後を取ったというのに、ゲームシステムの関係で何の恩恵も受けれないという敵ながらに可哀想な理由で完敗した華雄将軍。
言われなくてもスタコラサッサだぜい! と言わんばかりの勢いで撤退していきます。バニング大尉が見たら、見事な引き際だと褒めそうです。
ちなみに今の状況を(非常に雑で恐縮ですが)図で表すと、

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大体こんな感じ。

……どうやって帰ったんだ!

本編では、何の障害も無く普通に帰っちゃいましたが、これだけの布陣を問題なく突破できる練度と兵力を誇るなら、普通に戦っても一刀君達を問題なく蹴散らせます。
軍の兵士全員が、デビルバット・ゴーストでも体得していたのでしょうか? 謎は深まるばかりです。
というか、前回は普通にスルーしちゃったけど、そもそもどの様にして背後に回りこんだんだろう?
これ、もしかしたらその辺に隠し通路でも存在するんじゃないでしょうか?
それを見つけ出して、そっから侵入すれば一網打尽なんじゃないかな?

そんな疑問も何のその、

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漫画もエロゲーもお約束ってのは変わらないんだなと実感させられるトリオの命令で、一刀君達は決着を早めるために前線へと投入される事になります。
本当は逆らいたいところですが、いつの時代も下っ端に拒否権はありません。上から命じられれば、アラホラサッサと従うだけです。

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「魏軍、呉軍、ともに後退していきます!」

が、楽をしたいのはどこも一緒というか、曹操軍と孫権軍の軍が一刀軍の前進に合わせて後退してしまいます。ちなみに、魏が曹操の国で呉が孫権の国ね。
現在の状況は、連合軍側で一刀軍だけが突出した状態。華雄軍から見れば、絶好の標的です。

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「直衛部隊と共に殿を務めます。ご主人様は下がってください!」

一人、殿に残る関羽。
つまんねーつまんねーと言っていた本作ですが、これはなかなか面白い展開です。
窮地からの逆転は、あらゆる物語に共通する盛り上がりポイントですからね。
果たして、関羽はこの状況を耐え凌ぐ事ができるのか! 一刀君達は関羽を救う事ができるのか! 管理人の期待も高ま――、

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「敵将華雄! 本郷が一の家臣、関雲長が討ち取ったりーーーーっ!」

――るというも、ありゃあ?

いやいやいや、ちょっと待て! 待つんだ!

あの、戦闘パートすらなく、普通に関羽が華雄を討ち取って勝っちゃったんですけど?
……忘れてた。そうだ、これは恋姫無双だったんだ。
普通なら、何とかかんとかして盛り上げる……というか、盛り上げるしかないところで山も谷も無く、ごく普通に勝っちゃうゲームだったんだ……。
うん、関羽超強いね関羽。一刀君いらないね。
非常にいまさらですが、もうやめたくなってきたよこのゲーム……ハードディスクの容量を派手に食いますし。

まあ、ともかく何かよく分からないうちに泥水関を攻め落とした連合軍は、史実通りに虎牢関へと攻め入ります。へっ! (やさぐれてる)

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「本郷軍に命じます! 先鋒として虎牢関に攻勢を仕掛け、呂布を討ち取っておしまいなさい!」

泥水関に引き続き、「とにかく本郷軍が前進しようよ大作戦」が発案され、一刀君達が前線へと押し出される形になりました。
うん、正直な話として泥水関を踏まえればそれやってれば勝っちゃいそうな気がする。
「自分達が囮になってる間に、虎牢関を攻めちゃってくれ」と、珍しく一刀君が主体性を発揮してたのは褒めてあげたいんだけど、これは「不良がたまに普通の事をするとすごく良い人に見える」法則だよなあ。

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ここで戦闘パートが入り、ついに敵側へ将軍と軍師の両方が入ったこのゲーム本来のバトルが始まります。
始まったんだけど……特に苦労せず勝っちゃった(苦笑)。
前にも書いたけど、とにかく攻撃か防御のどちらかに兵力を集中させて対応したコマンドを使い続ければ、勝っちゃうんですよねえ。
ちなみにその間、敵の副将である張遼が曹操軍に下ったり、夏候惇が有名な目玉食いのエピソードをやったりとしていたのですが、そこはまあ一刀君とは関係無いので省略してしまいましょう。
それにしても、夏候惇の目玉食い(自分の目に矢が刺さったが、目玉ごと矢を引き抜いて自分の目をその場で食った逸話)について真面目に考えると、周りの兵隊さん達はさぞかしびっくりしてただろうなとしか思い浮かばない。
だって、指揮官の目に矢が刺さったと思ったらむっくり起き上がって矢を引き抜き、「神への供物じゃー!」とか言いながらその場で自分の目玉を一気食いしてるんだぜ? 少なくとも、僕なら腰を抜かす。

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「……弱い」

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「くっ、なにっ!? 全ての攻撃を押し返してくるだと……っ!?」

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「ぷぎゃっ! ……ううーっ、くっそーっ!」

管理人の思考が、「そもそも、自分で食ったら神への供物じゃなくね?」にまで達している間、一刀君達の方も何やらすごい事になってました。
そうそう、呂布ですよ。呂布。泥水関がアレすぎて素で忘れてたけど、今回の敵は三国志世界最強と名高い呂布なのでした。
呂布といえば、本来の三国志では劉備・関羽・張飛の三人がかりでようやく互角という超人中の超人。
劉備の代わりに、一刀君などというお荷物が紛れ込んでる関羽と張飛では、二人がかりでも死中に活ありとか、そういうレベルです。

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「……卑怯者!」

一刀君はとりあえず、関羽&張飛との戦闘で呂布の気が逸れているうちに、投網で動きを封じて捕獲してしまいました。
二対一で勝てない上に最終的には兵隊で囲んで投網。悪役の如き所業ですが、しかしまあ、三国志世界である以上、呂布を相手にして簡単に勝たれても困りますし、無難な展開といってよいでしょう。
……が、そこはさすがに恋姫無双。ここからがひと味違った!

一刀君達は何故かスパイを送り込んでもその全てが連絡を途絶えさせるため、都の状況を呂布に尋ねるのですが……。

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「キミさえ良ければなんだけど……俺たちの仲間にならない?」

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「……本気?」

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「俺たちに力を貸して欲しい。……否応無く、戦いに巻き込まれてしまう人たちのためにも」

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「……」

大幅に省きましたが、何とこんな感じの交渉であっさりと呂布が仲間になってしまったのです。
別に仲間となる展開そのまで否定はしませんが、

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「……卑怯者!」

↑とまで言ってた相手だし、そもそも投網で決闘を邪魔された事に関しては何も解決してないんですけど、呂布的にそれはありなのかな?
また、そこは省略どころか文章に起こす気すらしなかったんですけど、実は一刀君が何か行動を起こす度に周りにいる関羽や張飛、それに孔明ちゃんが何かと一刀君を称えるのですが、それが読んでいて非常にうざったいです。
しかも、何か本当にすごい事をしてるならまだしも、上の交渉とか一刀君がこれまで具体的に「人々を救いてー!」と思ったのは最初に村を助けて指導者になった時くらいで、後は戦の相談とかばっかりだったから積み重ねが薄いですし。
しかしまあ、呂布情報によると都には董卓を影から操る「白い奴ら」というゲームオリジナル設定っぽい黒幕の存在もほのめかされてますし、気を取り直してどの様なSF展開が飛び出してくるのか楽しみにしておきましょう。


プレイ後の感想

感想というか、最近ちょっとリアル生活が忙しい(派遣先が変わって前よりもシフトがきつくなった)ので、下手するとネタでも何でもなくこのコーナー休止にせざるを得ないかもしれません。
今週とか、ジャンプ感想もちょっと遅れたくらいですからね。
本当は、今週中にファイアーエムブレム 暁の女神のレビューとかも書きたかったんですけどね。書く時間が無い。
完全に休止というのは味気ないので避けたいけど、今みたいに会話文の抜き出しとかはせず、地の文主体で展開を早めて手間を減らす形になるかも。
僕も、お金を稼がないと何もできないからこれは本当にどうしようもない。申し訳ないけど。
というか、これもう感想じゃないね。

続く!
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by ejison2005 | 2007-03-24 04:30 | ゲーム | Comments(8)
週間少年ジャンプ 07年 16号 感想
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次週はヤミ&御門先生話に急遽変更。スケジュールの都合でイチから僕が作ることに。がんばるぞ~!! <健太郎>

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正直、何もかも終わったと思った……!

僕は普段、To LOVEる布教のデスノコラ作ったりしてますし、こないだも擁護編をUPしたからこう書くと意外に思われるかもしれないけど、矢吹先生の作劇能力に関しては伊良子清玄の忠誠心程度にしか信頼してないです。つーか、すでに来週のジャンプ感想用として「まるで成長してない……」とやってる安西先生の画像とか用意してるよ、僕。
だって、これまでの実績が黒猫なんだぜ……?
今まで長谷見先生が細心の注意をもって築き上げてきたものが、矢吹先生の手によって粉々に崩される可能性があるのかと思うと、気が気でないです。我ながら信頼しなさすぎだと思うけど。
「スケジュールの都合で、大亜門先生が代わりに脚本を書いてくれました!」
とかだったら、微塵も心配しないんですけどね。
「スケジュールの都合で、松井先生が代わりに脚本を書いてくれました!」
とかだったら、違うベクトルで心配するよ。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ナルト
えー!? なんかえらいあっさりと大蛇丸倒されちゃったよ??
まあ、よくよく考えたらカブトさんが見ているこれはサスケの生み出した幻覚であり、本当は死ぬほど苦戦した末にぎりぎりで倒したんだけど、格好つけたくて色々と脚色したのかもしれませんが。
ところで、これは木の葉としては、大きな懸案事項のひとつであった「大蛇丸をいかに処するか」という問題が何の犠牲も無く果たされた上に、代わって台頭したサスケは大蛇丸が残した手勢(遺産?)を駆使してイタチ(=暁)と敵対する気満々なので、丸儲けなのではないでしょうか。
ナルト達としても、サスケを追う理由はもう無いね。
サスケは別に大量虐殺大好き人間とかじゃないですし遠大な野望も抱いてませんから、抜け忍として野に放ったままでも無関係の人間に迷惑をかけたりはしないですし。

「身体の細胞全てを攻撃した…」
その割には、角都さんが原型を留めまくりなのが気になりますが。
そして、ナルトに新技禁止令が出てるんですけど、角都さんとの戦いで影分身が思いっきり風遁・螺旋手裏剣を使ってたから、ぶっちゃけ影分身に使わせれば何の問題も無いんですよね。
本体も安全な場所で身を守れますし、何のリスクもなく連発できます。
これは岸本先生、普通に大ポカだなあ。
ナルトに限らず、これは他の漫画でも内包しうる問題なのですが、キャラクターが特に制限無く新能力とかを学べる設定の場合、どうしてもこの手の問題は出てきちゃいますね(例:劇場版のドラえもんで有効活用されないテレビシリーズの秘密道具)。
それはもう、自分の作品を隅々まで研究して防ぐしかないのですが、それも週間連載だと限界がありますし、ある程度は仕方がない……のかな? 今回のこれは、そういったレベルのうっかりミスじゃない気もするけど。


ブリーチ
アーロニーロさんが何を言ってるのか、最初はよく分かりませんでした。
ルキアが「容赦さえしなければ私はあなたに勝てますよ」と言ってるのに、どうしてそれに対する返答が「舐めてもらっては困りますね。私は何度でも再変身できますよ」になるのでしょうか?
この文脈だと、最初に「いえいえ、これは化けてたのではなく海燕さんの一部なんですよ」と自分の力が変身ではなく吸収だと説明し、その上で影があれば何度でも使えると宣言した方が分かりやすかったです。
正直、バトル中に説明するだけでも萎えるので、せめて説明シーンは分かりやすくして欲しいのです。

自分の秘密を赤裸々に大告白しちゃったアーロニーロさん
今まで全く勝ち目が見えてこなかったルキアですが、今回のこれで急に勝てそうな気がしてきました。
理由はいわずもがな、「オレは十刃の中で唯一のギリアンだ」発言ですね。
同じくギリアン出身の破面であるデイ・ロイさんが、かつてルキア如きに瞬殺されるという大失態を犯してしまったために、どうしても「ギリアンはかませ」というイメージが湧いちゃいますから。
今回アーロニーロさんがした発言は、テニプリに例えると石田師範が「ワシの波動球は壱式で終わりだぞ」と宣言したようなもんだと思う。


To LOVEる
大方の予想通りというか、リトは最後まで春菜ちゃんの裸を拝みませんでしたし、思わず春菜ちゃんの全身を舐めまわす妄想をしてしまい己の理性によるリミッターが限界に達したとみるや、脱兎の勢いで逃げ出しました。さすがです。GJです。
その上で、バター犬マロンを駆使して読者サービスを欠かさないのもナイス。しかも、所詮は畜生なので嫌悪感なんぞ抱きようもありません。
そして、マロンが西連寺家の住人である限り、このネタは半永久的に使用可能です。あらゆる意味で抜かりがありません。

今回大事だった事
今回のお話で重要だったのは、妄想した後にリトが即座に離脱した点で、これが無いと僕は微妙に不快な気分になってたと思うんですよ。
「お前、口では嫌がりながらもやらしい妄想して身を委ねまくりじゃねーか」
という具合で。
しかし、ともかくリトはその場を離れたのです。
据え膳を目の前に用意され、後ろからマロンにはやしたてられても己の良識に従い、しかも心の中で妄想しただけだというのに、脳内ではひたすら春菜ちゃんに謝り続けたのです。
なんという好感度の高さでしょうか! すけべな妄想をしまくり、その妄想通りに身を委ねる気満々な某真中にも見習わせたい潔癖さです。


ムヒョ
先日、かがみさんから、
「これまでムヒョが培ってきた負の遺産を生かしたまま、ムヒョを楽しむ方法は無いだろうか?」
と聞かれたんですが……。

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僕にどうしろと……(´・ω・`)
バイト中一生懸命に考えたけど、どうしても思い浮かばないです。これは難題だ。
今週もエビスが、
「禁じ手を平気で使う卑怯者が笑わせるぜ……!!」
とか言ってた時は、お前が言うなという感じで笑いがこみあげてきましたし。
そういう負から生じる楽しみではなく、純粋に楽しむにはどうするかってのがネックなんですよねえ。

「ここで我々がティキに見付かってごらん…今までの皆の努力が水の泡だ」
こういうのが、この漫画に対する感情移入をかたくなに阻むポイントで、正義の味方を標榜するなら「例えその結果苦境に立たされるとしても」ここで助けに行くべきなんです。
これは例えるなら、ゴンとキルアが選別されそうになってる東ゴルドー共和国の一般市民達を見殺しにするようなものであり、そこは主人公として是が非でも助けに向かって欲しいところ。
ペイジさんの台詞がなかなかに腐っているのも絶妙なアクセントを加えていて、何が悪いかと言うと、
「…今までの皆の努力が水の泡だ」
という言葉の中にある「皆」には、目の前で目下大量虐殺を受けてる方々は含まれてないんですよね。
事情を知らない彼らからすれば、わけも分からず敵の大ボス達にいきなり攻め込まれ、知らないうちにムヒョ達から囮にされているわけです。
これが、「ムヒョ達を敵の目から隠すために奮戦する魔法律家の皆さん」という構図だったらなかなか美しいのですが……。
そして、止めを刺しているのが助けに行こうと提案するのは、主人公であるムヒョでもロージーでもなく、あくまで脇役に過ぎない今井さんだという事実。
ムヒョはともかくとして、ロージーはポジション的にも救出を提案すべきだと思うのですよ。

冥府 海の王子「パケロ」登場
海の王子と言いつつ、従えているのはカエルの軍団。なかなかに深淵な謎かけです。
調べてみましたが、例外中の例外でも「汽水域」という淡水と海水が混ざった場所に生息している種類がいるくらいで、カエルが海で暮らすのは浸透圧の関係で体から水分が出て死ぬのは必至にして必死! しかし、彼らを従えるのは海の王子。
色々と考えた結果、このパケロ君は王子にも関わらずイジメられており、海の住人が滅多に寄り付かない汽水域で一人寂しく泣いているところをカエルになぐさめられ、唯一無二の友になったという美しい脳内ストーリーが完成しました。


サムライうさぎ
この作品が、真面目な時代考証を売りにしているわけではないのは第一話で分かっている事ですが、それを念頭に置いても今回出てきた悪役の行動はちょっと厳しいものがあります。
現代の常識で考えても当時の常識で考えても、取り潰されるでしょうこんな道場。
さらに、伍助が真剣を使って背後から斬りかかったにも関わらず、ボコボコにした程度で帰しちゃったのも納得がいかなかったです。
こんな危険思想を抱えている集団なら、それこそ嬉々として斬り捨てると思うのですが……。
例えば、
「うちの門下生を殺さずに見逃してくれたから、今回だけは斬るのを勘弁してやる」
とか、そういう台詞があれば良かったんですけどね。
そこら辺の詰めは、相変わらず甘いです。
しかし、今回は先々週の「のちょげ」や、先週の「立派な道場」みたいなずっこけたギャグはありませんでしたので、その点においては向上したと感じられます。今後も、そんな感じでひとつお願いします。

「うさぎの面をつけた武家の女が自ら買い物などしておってな…」
この男、すさまじいシックスセンスの持ち主です。
志乃ちゃんの姿を見て、ひと目で武家の娘と見抜くとは……。
只者じゃないぜ!

ところで
どうでもいい話ですが、志乃ちゃんがおかず代を求めたという事は、お金は伍助ががっちりと管理してるんですね。
何となくその辺は志乃ちゃんに丸投げしてる印象があったので、ちょっと意外です。


リボーン
今回出てきた新キャラなんですけど、デザインから察するにおそらくツナ父と一緒にザンザスのアジトへ潜入したりしてたアルコバレーノの一人が成長した姿なのではないでしょうか? バイザーの辺りが特に似てます。
リボーンも行方不明という事で、今回の敵はアルコバレーノなのかな?
だとしたら、今まで味方側の最大戦力にして保護者だった存在と戦わなければならないので、これはちょっと漫画的に熱いです。
過去へ帰れない以上、今後は十年成長した仲間達が続々と登場し、どうにもこうにも出番の少なかった少女イーピンも活躍できる可能性もあるから、何かと楽しそうですし。


ネウロ
亀仙人とか特に顕著なのですが、「常識的に考えて変態に分類されるタイプの人間」でも「何らかの技術を極めた達人である」とか「大会社の社長である」とか言われるだけで、急に真っ当な人間であるかの様に感じられますね。
実際のところ、その人物が変態である事に一切違いはないのですが、突出した何かを持ってるだけで随分と印象に違いがあるものです。
これは、「不良が普通の事をするとすごく良い人であるかの様に感じられる」類の現象かな。

(その翌日…的中してしまう事になるのだ)
うおっ、死んだ!
すげー! あれだけキャラを立てておいて、惜しげもなく殺しました。
これは僕、犯人を許せない気持ちでイッパイだよ! ネウロ頑張れって思ったよ!
おそらく感情移入を誘うのが目的だったのだろう松井先生の目論みは、大成功といって良いでしょう。
今までネウロは、春川みたいに死んだ後にキャラを深める事はあっても、死ぬ前にキャラを深めるという事は無かったので、これはなかなかに新鮮な切り口です。


もて王
ここ数週、とてもとてもとても真面目に恋愛をやってきたジャンプ唯一のラブコメ漫画もて王ですが、本当に告白しちゃった。びっくりした。
これは来週が気になるな~。ここまでやったのなら、二人には普通にくっついて幸せになってもらいたい。
阿久津と彼女になれば、大学生になっても矢射子(となし崩し的に木嶋先輩と吉下)の出番もありそうですし。
ちなみに、僕は木嶋先輩と吉下がくっつく事に関しては否定派です。
阿久津や矢射子は他にも色々な要素があるからそんな事はないけど、木島先輩の場合は「誰にでももてるけど、意中の人にだけは振り向いてもらえない」という一点でキャラクター性を保っていたので、吉下とくっついちゃうとキャラクターとして完成してしまい、イコールで登場人物としての死を迎えてしまうと思うのです。
でもまあ、大亜門先生なら上手くやってくれるだろうから、そんな力強く反対というわけでもないけど。


テニスの王子様
金太郎とリョーマがボールに向かって突撃するシーン。何かもう色々と超越しまくりな光景です。
真ん中にボールがあるから、辛うじてこれがテニスをやってるシーンに見えない事も無い気がしますが、ラケットのガット部分が全く見えてないため、ボールを消すと完全に格闘漫画のそれと化します。
テニスの事だから少し斜め上に予想しておくと、ボールが衝撃に耐え切れず粉々に砕け散ってドローとなるのではないでしょうか。

磔となった赤也
一瞬、車田漫画を読んでるかの様な錯覚に陥った。
その他にも今週は、敵も「日本のレベルを馬鹿にする外国人選手」という事で、すごく車田テイストを感じる一話です。
あとは、とんでも科学で解説してくれる女の子がいてくれれば完璧かな。

デビル赤也
無我の場合はオーラを一点に集中させる事でパワーアップに表現としていたのですが、赤也に関しては今まで眼球だけで起こっていた変異を全身で発生させる事で強化表現としていますね。
スーパーサイヤ人も、3ではものすごい長髪になり、4では半猿人と化していたわけですが、このままいくとテニスもそのくらいの変異は起こりそうです。指は増えた事があるし。
ここまで書いて気づいたけど、これはサムライスピリッツのダメージを受けて全身が赤くなるあの状態なのかもしれないと思った。

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by ejison2005 | 2007-03-21 03:48 | ジャンプ感想 | Comments(25)
To LOVEる布教 擁護編
To LOVEる!!!!!!!

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マッハ ! プレミアム・エディション
トニー・ジャー / / ジェネオン エンタテインメント
ISBN : B0002PPXQO





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コラ中でもある通り、嫌いなものを嫌いというのは大事なことです。
これを作ってる僕も、例えばホムンクルスとか、よくできてるとは思うけど「個人的な趣向に合わない」から好きじゃないですし。

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by ejison2005 | 2007-03-17 04:49 | ジャンプ感想 | Comments(16)
週間少年ジャンプ 07年 15号 感想
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ちょっと話題としては遅いけど、このジャイロを見てくれ……どう思う?

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すごく……エメリウム光線です。
ところで、上のセブンはその構えだと本当は出るべきエフェクトが違う(反磁力光線になるはず)だと思うのですが、緑色の方が見栄えが良いからそれはいいか。
それにしても、上のジャイロは一体何をしているシーンなんだろう?
ジャイロの鉄球技はありえねーくらい万能スペックだから、これもひょっとしたら何かの技なのかもしれませんが、「エメリウム光線のポーズを取りながら両手の指先に鉄球を乗せるシチュエーション」というのが、全く思い浮かばない。
でも、だからといって格好悪いわけでもなく、見ているとすごく不思議な気分になる。シュールと表現するのが、一番近いかもしれません。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。忙しいので微妙に縮小更新。


バレーボール使い郷田豪(新連載)
先週のサムライうさぎが、全く期待してなかった割に意外と良作でしたので、「もしやこれも!?」と思っていたら、特にそういう事も無く普通の打ち切り漫画でした。
読み終わった後、僕が抱いた感想を端的に表現するとこんな感じ(音声注意)。
ところで、ロケットガールって僕は見てないんだけど面白いのでしょうか?
いくらなんだって、最近のアニメ業界は多作すぎだぜ!

つかみ
「嗚呼……この漫画には一切の期待を持たない方がいいなあ……」
そう確信するに足る、だだ滑りのオープニングシーンでした。
アニメや小説もそうなんですけど、こういうのは出だしでつまらないと判断されて、読むのや見るのをやめられてしまったらそこで試合終了なんですから、実力のある漫画家先生なら最も気合を入れる部分なんですよ。
従って、出だしが駄目=力を入れる部分を見誤ってるか純粋に力量不足という図式が成立し、その時点で激しい脱力感に見舞われるわけです。少なくとも、僕は。
この漫画の場合だと、郷田が登場するシーンで、
「うお、バレーボール使いってすげえ! 何なんだこいつは!?」
と思わせなければならないのですが、この状況だと、
「目前までトラックが迫っているというのに、これだけ喋ったり暴れたりできるってクロック・アップでもしているのか?」
とか、
「バレーボールを車輪に咬ませたりなんてしたら、勢いはそのままに横転し、更なる大惨事を招くんじゃね?」
などなど、疑問の方が大きくなってバレーボール使いがどうのと騒ぎ立ててる場合じゃありません。

「ウチの学校のを一個持っていきなよ…」
いやいやいや、君は何を言っているんだ?
まるで、学校の備品が自らの所有物であるかの如き傍若無人な振る舞いです。
「犯罪だけど…お金が貯まってから返すっていうんなら協力するよ」
とも言ってますが、バレーボールの一個くらい君が買ってあげればいいじゃない。命の恩人なんだもの。
というか、ネオって命を救われた事に対して全然恩義を感じてないよね。ひでえ。

二年の教室へ乗り込む郷田
逃げ場が無く、衆人環視に晒される教室の中でイジメっ子を糾弾するというのは、正直な話としてカタルシスも得られるし割といい展開(そこに至るまでがグダグダすぎるけど)なんですけど、その後の黒田先輩の行動が有り得なさすぎて止めを刺された感じです。
黒田先輩……何か自分の哲学を語ってくれちゃってますが、それはイジメをしたと教師や他の生徒の前で認めてるも同然です。バレー部から追い出した事に関しては、認めたも同然どころが100パーセント完全完璧に認めちゃってます。
しかも、その後は女子に(未遂とはいえ)手を上げちゃってますし。
何が彼を、ここまで追い立てるのだろう?


ブリーチ
「今更こんな時間稼ぎの小技――」
とか言ってますが……。
いや、有効ですよこれ。強力だよ、時間稼ぎの小技。
イングラムだって、ワイヤーを有効活用してブロッケンやグリフォンを倒したわけですし、十刃であるアーロニーロさんの動きをある程度とはいえ止めている時点で、使い勝手は非常に良いです。
今週撃ってた攻撃魔法も何だかすごそうな破壊力ですし、ルキアは剣を捨ててこれ一本で戦ってればいい気がします。
あと、術を使う時のオサレポエムもさすがでした。
というか、これだけ強力なのにそれをメインに戦う死神が全然いないのは何でなんだろう?
やっぱり、一人一能力の方がキャラ立てさせやすいからかな。

海燕の正体
「あー、日光が弱点で、それが敗因となってルキアに破れちゃうのか。何だかショボイな~」
と思ってたんですけど、モシャスが解けた以外は意外と元気そうです。
こうなると、ますますこの人が海燕に化けてルキアを騙そうとした理由が分からないかな。
十刃である以上、素の実力でもルキアに軽く勝ってるはずですし、同士討ちを狙ってたにしては演技が騙す気ゼロでしたし。
いや、愉快犯とかなら動機としてありではあるんですけど、あれだけページを割いたんなら漫画的に何らかの必然性が欲しいのです。


ワンピース
単なるギャグシリーズかと思いきや、七武海との対戦もほのめかされて俄然盛り上がってきたワンピースですが、同時に不安も胸いっぱいです。
いやね、また例の如くだらだらだらだらとバトルをやり続けるんじゃないかと。
CP9編とか、途中まではすごく面白かったのに、バトルが始まった途端、すさまじい勢いで引き伸ばしが始まりましたからね。あの海列車でのバトルとか、結局捕虜の数も減ってないんで全く無駄な白紙の如き展開でした。
今シリーズは、折角ここまで登り調子で盛り上げてきたのですから、あと一~二ヶ月くらいで綺麗に終わって欲しいな。エースの生死とか気になりますし。
ゲッコーモリアを倒さないとブルックを仲間にできない以上、戦闘は不可避なのですが、どうにかこうにか短めまとめてくれる事を願っておきましょう。


ラルΩグラド
何だか、オブスキュリアの周りにいる雑魚カゲの皆さんが好きになれそうです。
こんだけ悩みが無ければ、きっと人生も楽しいんだろうな~。
「オオオトモグイ!」「トモグイ!」
とか、何をそんなに大喜びしてるんだ。あんたら。


ナルト
倒されたと見せかけて、痺れ毒でサスケを行動不能に追い込んだのはぎりぎり面目を保った感じですけど、何だか展開的に「大蛇丸はサスケに乗っ取り返されました」とかなりそうでそれはちょっと嫌かな。ストレートにそうなるのではなく、もう一捻り欲しい感じです。
というのも、大蛇丸が転生の儀式中に最も優先して封じるべき車輪眼をわざわざ最後に残しちゃってるから、果てしなく間抜けな印象があるんですよね。
しかも、ご丁寧に回想シーンで以前にも車輪眼の前に敗北した事を示す事で、鳥頭ぶりが強調される形になってますし。
角都さんや飛段さんといい、岸本先生はそこまでして暁をヘタレ扱いしたいのでしょうか。

いまさら事態に気づくカブトさん
このアジトがどれだけ広大な作りなのかは分かりませんが、巨大な蛇が暴れたり翼をつけた怪人が動き回ったり殺気をぶつけ合ったりしてる中で、一人のん気に薬を調合していたカブトさん。
この人も、敵キャラ総ヘタレ化の影響を受けまくってます。前は縛られてたし。
忍者のくせに、ここまで鈍くて大丈夫なのかな。


サムライうさぎ
今週から普通につまらない話になっちゃったらどうしようと思ってたんですけど、普通に一定レベルは超えていて一安心です。
この調子なら、安定したクオリティが望めそうですし、となるとやはり問題となるのはアンケが取れるかどうかなんですよねえ。
というわけで、今週もアンケ出してこよう。

手をつなぐ事を拒否する伍助
何だか、初々しすぎて微笑ましくなってくる光景です。
妻といえど恥ずかしいとかそういう問題ではなく、時代的に手をつなぐのは通常ありえない事だと思うのですが、この作品はがちがちの時代劇をやりたいのではなく、その設定を通して訴えたいものが他にあるから、そこら辺はいいか。
ちなみに、To LOVEるだとこの後に志乃ちゃんが指を「はむっ」ってして股間を押さえながらお面を渡すよ。

(何故かはわからぬが、志乃がオレの手助けをしてくれている事は確かだった)
いや~、志乃ちゃんいい子だ。これは萌える。
かつて、これ程までに内助の功を見せつけたジャンプヒロインがいただろうか? いや、そもそも既婚者が全然いないから比べようもないけど。
志乃ちゃんのキャラクター性にそって地図がアバウトだから、鳶の皆さんには分からず伍助にはちゃんと意図が伝わってるのも良いんだけど、どうせなら、「鳶の皆さんが何でうさぎの面を買ったのか」がしっかり描写されていればなお良かったと思います。
例えば、大量生産したおかげで安売りされていたとか。そういう理由を付け加えておけば、もっと完成度が上がったんじゃないかな?

もてたくて硬派を気取ってました
途中のギャグは微妙だったんですけど、これは落とし所としては良かったと思います。
異性から良く思われたいっていうのは万人共通の欲求ですから、よっぽど変な行動でも「もてるため」という理由をつければ納得できますし(太臓とかまさにそう)。
それにしても、志乃ちゃんが嫁の伍助は勝ち組だ。
僕の目にも、鳶の皆さんと同じく彼に後光が差して見える。

(立派な道場を建ててくれた)

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のちょげもそうなのですが、ここら辺が福島先生のついていけないところで、何故ここでボケようとするのか、意図がさっぱり分かりません。
普通に立派な道場にすればよさそうなところを、謎のうさぎ(?)面ですもんね……。
(立派な道場を建ててくれた)
という一人語りと合わせて、シュールギャグでも狙ってるのかと勘繰りたくなるくらいです。
これは普通に悪癖だと思うんで、不必要なギャグは飛ばさないで欲しいな。


To LOVEる
途中、犬と化したリトが欲望の限りを尽くすだけで、一向にオチへと収束していく気配が無いのは何でだろうと思ってたんですけど、最後にお風呂へ入ろうとする春菜ちゃんを見てにやり。
来週、センターカラーという事で、それに関する前振りの話だったのか~。
冷静に考えて、犬を洗うために春菜ちゃんまで入浴する必要など微塵も無いのですが、そこはそれ、この漫画はTo LOVEる。
バレンタインに校内エロホテル化&クラスメイト淫獣化というイベントを乗り越えた今となっては、「犬を洗うために自分も入浴」などHBの鉛筆をベキッとへし折るくらい自然な出来事に感じられます。実際、入浴はともかく濡れるから服を脱いだりはするし。

「な…なんか、すごいワンちゃんだね~」
そして、この漫画のすごいところはこれだけ羨ましい立場にいるはずのリトに対して、読んでてちっとも妬みを抱かないところ。
何せ、リトのドキドキ入浴タイム中にも肉体の方はガンガン恥を積み重ねていますから、彼はこの至福の時間を得るために、町中で変態として認識されるという代価を払っている事になります。
正直、春菜ちゃんと入浴するためだけにそこまでリスクを払いたいかと聞かれれば、そりゃNOですよ。メリットとデメリットが、全然吊り合ってません。これと比べれば、特異点と契約して仮面ライダーになるのはものすごい好待遇です。
うん、リト君はやはり(羨ましくないから)いい奴だ。
それにしても、真中やのび太君が妬ましい。あいつら、ノーリスクで女の子の裸を拝みまくりなんだぜ。

今週の天条院さん
何の必然性も無く、ただ犬リトの獣性を満たすためだけに現れた天条院さん。
常に体を張るこの人の姿勢が、大好きだ!


ネウロ
最初に睦月ちゃんを見た時、弥子さんの親戚か何かかと思いました。
多分、ステーキ食ってるジャック・ハンマを見つめる烈海王みたいな表情をしてたよ。僕。
弥子さんにあかねちゃんをくっつければ、長女アヤ・次女弥子さん・三女睦月ちゃんでいけると思う(何が?)。
それにしても、睦月ちゃん祖父の存在感は尋常じゃねえ! 登場して三コマと一ページだけでキャラ立ったよ。
この人も、ウィルス食らって犯罪を行ったり……してたな……ほぼ間違いなく。
こうなってくると、ウィルスを食らって変態と化す一般ピープルの皆さんよりも、ウィルスの影響を受けなかった一級犯罪者達の方が人間として真っ当に思えてきます。何だこのコペルニクス的展開。


ディーグレイマン
あれ……今回のアレン達って、いくらなんでもひどくない?
神田とクロウリーが現在進行形で生死の境をさ迷ってるであろうこの状況で、よくもまあこれだけ大はしゃぎできるもんです。
アレンは、
「不安な時は楽しいことを考えるんです」
とか言っていたし、それも確かに一理あるのですが、それにしたって時と場合と状況ってものがあるよね。
神田とクロウリー可哀想。マジで可哀想。

そしていまさら二人を思い出すリナリー
遅っ! 思い出すの遅っ!
知らないうちに命をチップにされてた花京院もびっくりするくらい、あの二人の命は軽いです。
悲劇に浸りたい時だけ、都合良く思い出す人達だな……。
まあ、作者である星野先生がすでに心の中で二人の存命を決定しているからこそ、かように軽く扱えるのでしょうが、何だかな~。

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by ejison2005 | 2007-03-13 04:18 | ジャンプ感想 | Comments(18)
ドロヘドロ レビュー
世の中には、面白い事には面白いんだけど全然名前が売れてない漫画というのがあるもので、本日ご紹介する漫画、

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI
林田 球 / / 小学館
ISBN : 4091882714





「ドロヘドロ」は、そういったマイナー名作漫画(どんな日本語だ)の最たる例のひとつです。
この漫画が、その面白さに似合わず無名である理由は色々あって、まず連載しているのが「月刊イッキ」という聞きなれない雑誌である上に、何を考えてか単行本もA4変形サイズ(4コマ漫画集とかでよく使われるあのサイズ)で刊行されているために、ますます目につく機会が減っていくという負のスパイラルが発生しちゃったりしてします。
その上、出版社に力が無いのか、メディアミックス全盛の昨今においてアニメ化などの宣伝活動も一切行っていないために、ますます知名度で他の漫画から水を開けられる結果になってるんですね。
あまりにも知られていないため、そもそも仕入れていない本屋も多いらしく、実際、僕の周辺には一軒しか置いてある店が無かったなあ……。


さて、この漫画の基本設定について説明すると、この世界は魔法を使えない人間達が住む「ホール」と呼ばれる町と、魔法使い達の住む世界とに分かれています。
魔法使い達が使える魔法は、スタンドばりに「一人一能力」みたいなのですが、作中の台詞などから察するに、後天的に鍛えて精度や威力を強化する事が可能っぽいです。
で、彼らがその練習をどこでするかというと、これだけは魔法使いの基本能力であるワープ魔法(どこでもドアみたいなのが出る)でホールへやって来て、ひでえ話ですがそこら辺の一般人に魔法を試し撃ちして、練習し終えた後はまたワープして帰って行きます。彼ら、魔法が使えない奴を人間扱いしてません。
当然、ホールの人間が魔法使いに抱いている恨みは深く、主人公であり、自らも魔法で頭を爬虫類に変えられた被害者であるカイマンとヒロインのニカイドウは、ホールに現れた魔法使いを返り討ちにするのを仕事としています(別に報酬はありませんが)。
このカイマンという男は複雑な背景を有していて、頭が爬虫類である以外にも、どういうわけだか魔法を完全に無効化する能力を有しているのですが、記憶を失っているためにそこら辺の理由を思い出す事ができません。
魔法使いを始末しながら、カイマンの頭を爬虫類に変えた魔法使いを探し出し、彼の失われた記憶を甦らせるというのが、本作の基本ストーリーです。

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そして、この漫画の良い点は、前述のカイマンやニカイドウも大変に魅力的な人間なのですが、彼らが敵対する悪役「煙ファミリー」がそれ以上に素晴らしすぎる事です。
彼らの魅力について語ると、まず上の文章では分かりやすさを重視して悪役と書きましたが、別に彼らは悪人じゃありません。
いや、(下っ端だけだけど)普通にホールで魔法の練習をしたりはしてるみたいなんで、そういった観点では確かに悪人なんですけど、それ以外の面では普通に良い人達です。
カイマン達と対立してる理由も、別に彼らから積極的に喧嘩を売ったわけではなく、「魔法使いが殺されまくってるから危なくて仕方ないんで、他の魔法使いを守るためにも魔法使い狩りを始末する」というもので、いわばカウンターアタックであり、魔法使いの側から一方的に見れば警察的な役割を果たしているわけです。
マフィア的な組織のくせに、警察みたいな事をしているというのは他方でも発揮されており、例えば麻薬(みたいな物)を裏で流通してる組織を潰そうと画策したりもしてますし、出番も多いので途中から読んだりしてると、煙ファミリーの側が主人公に見えるかもしれません。当然、ツラが爬虫類のカイマンは悪役。
煙ファミリーは、個々としても好感度の高い人物がそろっており、第一話から登場する煙ファミリーの下っ端で、普段はヘタレでもそれなりに根性があり、後述する恵比寿の面倒を見たりもしている愛すべき男藤田や、カイマンにやられた傷が原因で心に傷を負い、不思議ちゃんと化してしまった少女恵比寿。
それに、ファミリーの中でも上位に位置する実力者である超強い魔法使いのコンビ、心と能井や、出番は少なくてもその印象的な魔法でやけに存在感の強いターキーなど、枚挙にいとまがありません。
さらに、煙ファミリーのボスである煙さんは面倒見の良さが半端じゃなく、この人はすごい大住宅に住んでいるのですが、ファミリーの人間達もそこに住まわせているために合宿場状態と化しています。
特にお金を取っている様子もなく、恵比寿に至ってはファミリーの人間でもないのに快く住まわせてやっているくらいで、煙さんの大物ぶりがよく分かるエピソードですね。というか、衣食住のうち住を無償で保障してくれるとか、普通に羨ましいぞ煙ファミリー!
また、

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途中から、キクラゲと名づけたペットを飼うようになると、ほとんど単なるペット好きのおじさんと化し、親しみやすさでも頂点に立ったり。普通に、近所とかを探せばいそう。

で、魅力的な悪役の常として煙ファミリーは非常に団結が強い組織なのですが、彼らの特徴として縦の繋がりが非常に太いです。
これはとても珍しい事で、例えば同じく魅力的な悪役集団として有名な十傑集や幻影旅団なんかも繋がりが強いんですけど、それは横の繋がりであって縦の繋がりではありません。
幻影旅団の団長とか、確かにリーダーではあるけどそこまで特別に立場が上ではありませんし(自分でもそういう意味の台詞を言ってましたし)。
それに、十傑集や幻影旅団は少数精鋭でしたからね。
しかし、煙ファミリーの場合は、組織としても規模が大きい(魔法使いの世界でトップレベル)割には上下の仲が良く、特に煙さんは下っ端である藤田の相談にもちゃんと応じて最大現の助力をしてくれたり、上で書いた通りに自分の屋敷へファミリーの構成員を住まわせてあげたりと、非常に部下想いです。
これって、何気にすごく新しい事だと思うんですよね。
確かに、今まで漫画界には数多くの「強大な組織」が登場してきましたが、そこに君臨する首領とか大王とかは、大体において秘密のベールに包まれていたり、腹心の部下達(四天王とか)に実務を任せていたりとかで、あまり前面には出てきません。
ですが、煙ファミリーは常にトップである煙さんが前面に出て、部下達と共に事態へ当たっているために、アットホームな雰囲気を感じるのです。
ゲンバー大王とかも、ビックボスが最前線へ出てくるという意味では近い存在なのですが、彼の場合は単騎特攻だったので、組織として懐が深いのかはよく分からないままでしたね。
今のところ、「上司にしたい漫画キャラ」では煙さんが断トツの一位かな。内海課長とかも上司としては理想的なんですけど、彼の場合はちょっとアンチェインすぎてついてけなさそうな感じもありますし。


まとめると、ドロヘドロという漫画は、各キャラクターが行動するきっかけを作っているのは主人公達なんですけど、漫画としての見所は、それを受けて悪役である煙ファミリーがどの様な行動をとるかにある作品、という感じでしょうか。
カイマンの能力が凶悪なので、一生懸命に彼の素性を解き明かそうとしたりもしますから。
「自分達の能力が通じない強力な敵の謎を解いて打ち勝とうとする」って、普通はどう考えても主人公サイドの役割ですよね。
きっと、煙さんは若い頃、セリエAの選手に憧れるよりもギャング・スターに憧れてたんだ。
あえてこの漫画について欠点を挙げるなら、A4変形サイズのせいか単行本が高い事でしょうか。
一冊九百円とか、通常サイズの単行本と比べたら倍額以上なんだぜ。僕もまだ、高いから三巻までしか買ってないよ。

そんなわけで、高いけど既存の作品ではトップクラスに組織描写が上手い漫画です。オススメ。

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by ejison2005 | 2007-03-08 01:54 | 漫画 | Comments(12)
週間少年ジャンプ 07年 14号 感想
ファイアーエムブレム暁の女神とスーパーロボット大戦Wとで悩んでいた件についてですが、

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結局、ファイアーエムブレムを買う事にしました。エタルド+月光うめ~! どうせなら、ボルトアクス将軍も甦って欲しかったぜ! あの人だけは僕も知ってるよ。

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そして、何となくくそみそな妄想をしてしまうワンシーン。
僕はそれほどレベルの高いエムブレマーではないんですけど、それだけにここ数年このシリーズを遊んだ事が無く、久しぶりにやりたくなったんですね。
暁の女神は、ゲームキューブで発売した蒼炎の軌跡の続編であり、そちらを遊んでいない僕としてはストーリーにちょっと分からないところがあるんですけど、超親切な用語解説(というか事典)がゲーム中に閲覧できるので、分からない時はそれを参照しながら遊んでます。
ちなみに、僕がシリーズで一番好きなのは聖戦の系譜で、フォルセティを持ったパティというよく分からん子供が生まれたりしたのも、今となってはいい思い出です(他には、レックスとエーディンをくっつけて、レスターを隠し子から本当の子に昇格させたりとか……ラナのHPが80でカンストした)。
それにしても、ファイアーエムブレムのミニスカ率は異常だ。けしからん! だがそこがいい!
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


サムライうさぎ(新連載)
表紙の絵を見た限りでは、「また打ち切り漫画かな……」と思ってたのですが、予想に反して良作だったので嬉しかったです。これなら、ユンボル信者として多少は救われる。
難癖をつけるとしたら、刀で橋をバラバラにするのはやりすぎなのと、父親の死んだ理由が本当にくだらなすぎて、ちょっと感情移入し難いところかな。
あれは、武士として生きる事は社会の不条理さに耐えるという事だと描写していたシーンだから、僕としては兄の切腹を命ぜられた理由はありなんですけど、父親のは自業自得……というか、ボケが始まってたとしか思えませんし。
ちなみに、作中にもある通り老化でマゲが結えなくなった侍は引退してたんですけど、若ハゲなどで家督を譲る者がいない場合は、許可を貰えればカツラが着用できたそうです。

(当然、この2人の下品な質問に答える術は無い)

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↑予想されうる下品な質問。

ついでに作ったコラ

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ハンターの復活はいつなんだろう(遠い目)。

(そんな事に気を使うのはオレだけで良い)
この作品が素晴らしいのは、主人公の好感度が高い事で、誰がどう見ても変人である奥さんをそれでも理解し打ち解けようとする姿勢とか、特にいいですね。
彼の場合、現代のサラリーマンを連想させる職場環境だったり、奥さんの事を理解しようとしたり、どっちかというとある程度年齢がいってる人に受けの良いタイプの主人公だと思います。
僕は、こういう精神的に成熟している主人公が好きなんですけど、果たしてジャンプのメイン読者層に受けるのでしょうか? ユンボル打ち切られたし……。
この漫画には、頑張って欲しいところです。

(オレの中でもはや剣は、出世の足がかり以上のものになっていた)
この展開の上手いところは、最初は「出世するため」という俗な理由で剣術を学ばせた事ですね。
既存の作品でいうと、例えばShall We ダンス?も最初はよこしまな理由で主人公にダンスを始めさせ、徐々にのめり込む様を描いてたんですけど、最初の動機はそういうものの方が良いんですよ。
何故なら、現実世界に住んでいる僕らがまさしく(体面はともかく内面的には)俗な存在ですから、そういった理由の方が共感できるんですね。
少なくとも僕は、ボールが友達な大空翼よりも、女にもてたいからバスケを始めた桜木花道の方が共感できる。

「…稽古をつけてやるが良い…この道場にとどまると言いだすまでな」
死ぬ! 真剣で切ったら死んじまう! 
というわけだから、ここで門下生の皆さんに抜刀させちゃったのはちょっと意味が分からなかったです。
江戸時代の医療技術だと、死ぬ時はかなり呆気なく死にますからね。
それは置いといて、実際に戦ったのが二十人という数だったのは、現実には無理でも漫画的にはリアリティを減じさせない程度にハッタリが効いている人数で好ましいです。
襲いかかってるシーンは明らかにもっと人数が多いんで、老人が逃げ出す時に他の門下生も一緒に逃げたりしてるともっと完成度が高かったと思います。

この先
というわけで、僕的にはかなり好きなタイプの漫画なんですけど、いかんせんこの雑誌は迷走っぷりが半端ではない週間少年ジャンプ。
あんまりアンケ受けしそうなタイプの漫画じゃないから、打ち切りされないか心配だぜ!
とりあえず、初回のアンケが重要だと思うんで僕もたまには出しておこう。ユンボルの時は、アンケ出すのさぼってたから天罰が下ったんだ(出そうと思った時は手遅れの状況)。
皆さんも、気が向いたら出してくださると僕としては、

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↑明らかに物を頼む態度ではない。

そして後日追記

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出してきたよ。


ナルト
何だか、これといった工夫もなく本当に大蛇丸が倒されそうな展開で、困惑が隠せません。
肉体を取られるとサスケが知っている以上、大蛇丸は当然サスケが裏切る事を想定してなければおかしく、そうである以上は何らかの対策が用意されていなければ変です。
そして僕は、岸本先生も読者がそのくらい想像している事は分かっており、それを裏切りかつ納得のいく展開を用意してるからこそ、サスケと大蛇丸を戦わせたんだと思ってたんですが、まさかほとんどの読者が想像する事にすら発想が追いついてないとは……。
まだ、この二人の戦いは終わっていませんし、このままストレート負けだけはしないで欲しいかな。

優位に立ったと思って言いたい放題なサスケ
いや、本当によくそこまで言えるなというくらい、暴言吐きすぎですよ。いくらなんでも。
仮にも、三年間飯を食わせてもらい、術を教えてもらったりもしておいて、ここまでこき下ろせる男もすごいな。ヒュンケルもびっくりです。
しかも、
「だがアンタは、世間で言うただの天才でしか無かった…。うちはの名を超えるどころか届きもしない」
と自信満々に言っておいて、自分は大蛇丸が弱りきってるところに襲いかかり、使ってる術はカカシ先生に教わった雷切を応用したと思わしき代物で、しまいには自身の言う「ただの天才」が授けた呪印を使ってますし。
そこまで言うんだったら、車輪眼とかうちは伝来の火遁の術で勝とうぜ。

完膚なきまでに弱体化してる大蛇丸
ドラクエとかでも分かる通り、普通は真の姿を晒したら強化されるもんなのですが、ここまで弱体化しちゃってる例も珍しいです。
手がないと術が使えないのかもしれないけど、それにしたってこれはひどい。
サスケが勝つなら勝つで、せめてサスケ自身が強くなったから勝てたという話にして欲しいものです。
飛段さんや角都さんといい、敵が弱体化しすぎにも程がありますよ。


ワンピース
今回もコメディパートは大変に出来が良く、改めてルフィ達の怪物ぶりが強調されていて良かったです。
実際問題として、ナミ&ウソップはともかく、チョッパーは戦闘力そのものではそんなに水を開けられてないのですが、彼はこういうのを目にしたらちゃんとびびってましたしね。
現在館で冒険中の三人と、残るメンバーの違いは、戦闘力というよりも「常識が通じるか通じないか」なのかもしれません。
そういえば、ナミもCP9倒してたしね。

このシーン

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この場面って、「透明人間が紙人形みたいな奴の絵で表現されている」のか、「ホバックと紙人形みたいな奴と透明人間の三人がいるのか」いまいち掴めなかったです。
う~ん、どっちなんだろう……。


ブリーチ
相手が、自分は大した戦闘力を持っていないと名言した途端に強気になって、
「ただし、加減してやる気は無えがな」
とまで格好つけ、その上で即座に卍解を打ち消される恋次に萌え。
実に安定したヘタレっぷりです。

「イールフォルト・グランツは僕の兄だ」

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以下エンドレス。
ぐぐってようやく、海燕が死ぬ前に使おうとしてた斬魂刀の名前である事が分かったラストの捩花といい、今週のブリーチは記憶力テストみたいな展開だ。


To LOVEる
すっかりいらない子と化していたレンを、まさか早乙女ランチ化させて再利用するとは……。
それにしても、ヤミちゃんとルンちゃんとで、「登場したのにパンチラしてないヒロイン」がこれで連続二人目です。
これはもう、本気でストレートなお色気路線はララに、汚れは天条院さんに分担し、その他は見せない系で攻めていくという意思の表れなのでしょうか。
なんかTo LOVEるじゃなくなるみたいで寂しいけど、その方が受けがいいってんならそれもありかもしれません。
僕は、人気が出るのならそっちへ流れるという、プライドが無いのか柔軟なのかよく分からん姿勢も含めて、この漫画を愛せるよ。
実際問題として、我が道を徹底的に突き進んだユンボルは打ち切られたわけですし。
ああ……尾を引いてるなあ俺……。

何か解説してる御門先生
どこの雷電でしょうか。
しかしまあ、宇宙人の事を知っていて尚且つ解説役を担えそうなのはこの人とペケくらいのもんなんで、この扱いは妥当といっていいでしょう。
きっと、今後も何かある度に解説してくれるよ。
それにしても、メモルゼ星の夫婦生活とかは一体どうなってるんだろう? 宇宙は不思議で満ちている。


テニスの王子様
「肋骨3本にヒビ…大腿骨損傷、踵骨損傷。それから、頸部挫傷に右足首の捻挫…」
という台詞で爆笑。
やっぱり、担ぎ込まれてたんだあれ……。
また、この台詞を言ってるのが大石先輩だというのも面白いですね。
青学テニス部において、最も常識人というイメージの強い彼が平然と上の台詞を述べる事で、この世界のテニスでは入院レベルの怪我など日常茶飯事という印象が強まり、他の誰がこの台詞を吐くよりも異常性を高めています。

「え、越前っ明日は決勝だ! 無意味な試合でケガでもしたら…」
上記の台詞に続く大石先輩のこのひと言で、さらに笑いが加速しました。
「大会運営側に迷惑だ」とか、「手の内を必要以上に見せるな」とかならまだしも、「ケガでもしたら」って!!!!!
いつからこの球技は、ケガの心配が必要なスポーツになったんだろう。
しかも、何の問題も無く試合が始まってるのがまた。よく見たら、審判もちゃんとスタンバイしてるよ。


こち亀
内容自体も、今週は「知らない世界」を描写するタイプで、最後にはちょっといい話で締めてるわけでパーフェクトだったんですけど、新連載のサムライうさぎを踏まえた上でこれを読むと、また違った味わいで楽しむ事ができます。
まさに伍助にこそ、外資系の企業が向いていますね。


ムヒョ
色々と置いといて、戦時下の日本でワンピースにティアラという格好をさせるセンスに脱帽。
いくら何でも、もうちょっと時代背景にそった台詞を言わせて格好もそれに順ずるべきなのでは……別に戦時下にせんでも、昭和くらいの年代に事故で恋人が死んだとかでもいいでしょうし。
あと、謁見が刑というのも不思議な日本語でした。

「今、ムヒョは書に試されてんだ…!!」
こういうのは、いかに盛り上げても最終的には成功しちゃうものであり、だからこそ直球で成功させたりはせず、例えばこの場合だとムヒョ一人では到底間に合わなかったところを、ロージーの助力(アロロパシーだっけ?)とかでぎりぎり成功させたりするものなのですが、そういった山も谷も無く普通に成功しちゃったね……。
どうせ、銀杏婦人を倒したら石になった人も元通りなんでしょうし、ヨイチや毒島さんを石にしてもう一週くらい盛り上げても良かったのに。
何より、これじゃ「お前ならできる」的な事を言ってボビーが消滅した展開と、ストーリーの流れが繋がってないよ。


もて王
単行本のオマケコーナーで大亜門先生が書いてる事を信用すると、もて王でアンケが高いのは木嶋先輩や矢射子の恋愛面を描いたお話らしいんですよ。
しかし、一年前にちゃんと学年が上がっていたために、時間ループはもはや不可能。木嶋先輩・矢射子という恋愛面二枚看板は、送り出さざるを得ません。
その上で、大亜門先生が考えたのが、「いっそクソ真面目な青春話にしてしまえ!」という事なのではないかと。
ついでに述べると、矢射子がいないとキャラ的に弱い乾と夕利を、ここで独り立ちさせようという意図も見え隠れします。
木嶋先輩サイドについては、最初は金玉杯の魔力に頼ろうとするも最終的にはそれを捨て、真正面から告白したのも良かった。微妙に報われなかったのは、さらに良かった。
玉砕した理由も、実に木嶋先輩らしかったです。
電王ネタが入ってたのも、イージャン! イージャン! スゲージャン!


ユンボル
「それでも守るというのなら、これは返してやる」
という台詞から一連のくだりが、何となくソードマスターヤマトっぽかったです。狙ってやったのかな? 打ち切りネタですし。
っくあー! それにしても打ち切りですか! シット!
今ほど、アンケートシステムがクソだと思えた時も無いかもしれません。
ストーリーについて触れると、残りページの必然として急ぎ足ではありましたが、それでも「バルが強かったのではなく、元から働きすぎでボロボロだった」という事で、威厳とキャラクター性を保ったままゲンバー大王が死んだのは、良い落とし所だったんじゃないかな?
ボリングとバイスが生き返ってたのはちょっとアレですけど、いかんせん打ち切りですしハッピーな終わり方でいいんじゃないかと。
あーあ。本当にもうがっかりだ……。
とりあえず、サムライうさぎにアンケ出そう……。

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by ejison2005 | 2007-03-06 05:21 | ジャンプ感想 | Comments(28)
M.U.G.E.N レビュー
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いい2D格闘ゲームエンジンだな……少し借りるぞ。

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すっげー、あの爺さん。落ちながら騒音おばさんと戦ってる……。


というわけで本日は、2D格闘ゲームエンジンMUGENのレビューをしようと思います。
ちなみに、今回はちょっとアングラ的なレビューとなるため、実際に試みた結果、どのような損害を受けてもちょっと僕の方では保障しかねるので、ご了承下さい。


さて、このMUGENという2D格闘ゲームエンジンは元々、Elecbyteというところが製作していた格闘ゲームツクールとでも呼ぶべき代物で、現在では開発中止されたにも関わらず、有志の手によって細々と開発が続けられたフリーソフトです。
その最大の特徴は、有志の手によって作られたステージやキャラクターをあてがう事で、その名の通り「無限」に変化させていく事が可能な点で、上のタクアン和尚VS騒音おばさんなどはほんの一例に過ぎません。
また、それだけ多彩なキャラクターを使ったりできる割には(もちろんキャラを作ったりした人が腐心した結果でしょうけど)、驚くくらいに操作性は良く、通常の2D格闘ゲームとほとんど同じ感覚で遊ぶ事が可能です。
そこら辺に関しては、ヨウツベなどで「MUGEN」と検索すれば大量に動画が見れるので、実際に遊ぶ光景を見てもらえれば実感しやすいと思います。

ただ、遊べるようになるまでが難しく、ちょっとプログラミング的な事(あくまでプログラミングじゃないから難易度は全然低いよ)も必要なので、そこで挫折しちゃいたくなる人は多いかもしれませんね。
僕も最初は分からなくって、色々と解説してるサイトを探したんですが、無限小学校というサイト様の「MUGEN説明書」というコンテンツが、図解もふんだんに使用されていて分かりやすかったです。
しかし、そのサイトに書いてなくて、多分誰もが気にすると思う事があるので、それだけちょっと解説しておきましょう。
それは、

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この、デバック表示の消し方についてです。
素の状態でMUGENを起動すると、上の画像みたいにデバック表示が出ると思うんですけど、それは「date」フォルダ内の「mugen.cfg」ファイルをメモ帳などで開き、

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「Debug = 1」を、

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「Debug = 0」に変えれば、消せます。
その他に分からない事があったら、上記のサイト様やwikiを参照してくれると、僕の労力がかからなくていい感じです。

とまあ、ちょこちょこと書きましたが要するにこのゲームは、通常ならありえないキャラクター同士の対決を楽しむのが最大の醍醐味なんで、最後にそこら辺の例示をいくつか見せておしまいとしましょう。

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情報統合思念体(右)に反旗を翻した対有機生命体コンタクト用ヒューマノイド・インターフェース(左)の図。

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僕だけの力でお前を倒さないと……ドラえもんが安心して未来へ帰れないんだ!

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それは……決して避けられぬ宿命の対決!

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シンジ君、逃げてー><

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「やらないか?」「ば~~~~~~っかじゃねぇの!?」

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身も凍る様な幽霊対決! 果たして頂点に立つのは……。

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これ食ってもいいかな?



ふう……キリが無いのでこの辺にしておきましょう。
作った人の技術と熱意にもよりますが、すごいキャラは本当に作り込みが半端じゃなく、例えば、最初に紹介したタクアン和尚は勝利したらGUN道の舞を踊ったりしますし、阿部さんはくそみそな超必殺技を持ってたりします。
いかんせん、最初に述べた通りにアングラ的な面の強いソフトですので、毛嫌いする方は多いでしょうが、一度くらいは遊んでみるのも悪くはないと思いますよ。

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by ejison2005 | 2007-03-03 04:25 | ゲーム | Comments(4)