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劇場版 モーレツ宇宙海賊 ABYSS OF HYPERSPACE -亜空の深淵- 感想
 かんたんなかんそう。

 貧乏性というか普通に貧乏な僕のこと、ファーストデー千円を利用してタイバニとの梯子視聴となったわけですが、最初に抱いた感想はやはりタイバニ同様、「平常運転の偉大さ」というものでした。

 なんというかねー東映まんがまつり的なノリってすごく大事だよね、と思う。劇場版サイズできっちりきっかり解決する後腐れのない事件を用意し、それをオールスターがそれぞれの見せ場をもって解決するというね。そんな保証はまったくないけど、「ここで終わらず、今後も元気にやっていきます」的な空気というか。

 タイバニはもちろんとして、モーパイの面々もヒーローなんだよね。彼らの航海に終わりはなく、劇場版という大きな節目を経てなお、これからも元気にボンボヤージュしていってくれるだろうという未来を感じさせてくれるっていうのが、すごく嬉しいことなんだ。

 彼らは今後もこうやって色んな事件に関わっていくだろうし、ひょっとしたらそのうちのいくつかはまたTVシリーズなり劇場アニメなりで僕らも拝むことができるだろう、というね。

 それはさておき ミ□

 タイバニとの相違点は、あちらが能力減退とかリストラとかに悩むオジサンの成長劇を縦糸としていたのに対し、こちらはゲストキャラクターである彼方少年を実質上の主人公として位置づけ、すでに精神的に完成されたヒーローである茉莉香との関わり合いを通じての成長劇としているところでしょうか。

 その彼方少年も屈折したところはあるものの、礼節の類はきちんとわきまえており、成長前の凹んでいる部分を好意的に捉えることのできる、よいショタキャラであったと思います。途中まで男装してる女の子だろうと思ってたのは内緒よ。

 そして、彼方少年の成長を象徴するシーンであり、クライマックスであり、サプライズであるw ロボット大変形に関しては壮大すぎる「これがやりたかっただけだろシリーズ」の匂いを感じましたともw

 あと、情報収集パートが相変わらずよかった。これは、ものすごく個人的な意見なのですが、僕はPCカタカタやるだけで情報収集するシーンというのが嫌いで、「ネットは広大だけど浅く、んなディープな情報がそうそう集まるわけねーだろ」というのがその理由なんだけど、その僕をしてなんとなく納得させられてしまうのがこのアニメのよいところだよな。

 これはきっと、組み立てがよいんだろうね。どこのセキュリティソフトが原因かまでは超高校級のハッカーに突き止めさせ、そのセキュリティソフトを作った会社の根っこにあるところは色々と繋がりを持っているのだろう弁天丸クルーが調べ上げる、と。合体オデットにしてもそうですが、キャラ毎にきちんと役割分担させ、見せ場を与えている。

 その間、どうしても絵的に地味になってしまう部分は「いつの間に作ったんだよ?」とつっこませる気満々のSD茉莉香劇場でもたせているのも好印象。

 そんなわけで、総括するとゲストキャラクターの成長劇を中心に、オールスターそれぞれの見せ場盛り盛りなサービス精神に溢れた作品であった、というところでしょうか。

 まだまだ原作ストックもいっぱいあることだし、ぜひまたTVシリーズで見たいものです。

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by ejison2005 | 2014-03-05 21:45 | アニメ
劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- 感想
 簡単に感想をば。ちなみに特典は折紙サイクロンでした。

 この映画を見て第一に思ったのは、「平常運転の偉大さ」といったところでしょうか。

 と、いうのもね。今回の映画、ぶっちゃけそこまで大きな事件を扱っているわけではないのですよ。いやまあ、破壊規模としてはでかいわけですが、お話そのものの深刻さとしては、バーナビー本人の復讐を前面に押し出していたジェイク事件や、その真相とかついでにヒーローの立ち上げとかにも関していたマーベリック事件の方が、明らかに根が深いものとなっている。
 何せ、今回の犯人とその狙いはヒーローたちと一ミリも関係なく、いってしまえば降ってわいたような犯罪ですからね。

 しかし、それがゆえ、この作品が本来備えていた痛快娯楽作品としての側面が前面に押し出されており、劇場映画としてはふさわしいものに仕上がっていたと思うのです。

 思えば、TVシリーズ後半はマーベリック事件を追うキャンペーンシナリオとなっていたため、陰謀劇的側面が強くなっており、爽快さという面では少々難がある代物になっていました。

 もちろん、それが故にオジサンとバーナビーのキャラクター性はさらに深まっており、ラストのタイガー&バーナビー再結成の感動へとつながっているわけですが、それはそれ、やっぱりヒーローを題材とした作品なのだから、スカッと爽快悪人退治も楽しみたいよね、という。

 とはいえ、それだけかといわれればそんなことは当然なく、年食ったせいで持続力♂に難が出てしまったオジサンの悩みと成長とか、それを乗り越えての一軍復帰というシナリオがきちんと縦糸として用意されている丁寧なお仕事。それがあるからこそ、直球シナリオのカタルシスが素直に味わえるわけです。

 一点、不可解なまでに掘り下げがなかったゴールデンライアンの存在だけは気になったんだけど、この人は一体何しに来たんだろうか……? ぶっちゃけ、このシナリオならバーナビーソロ活動でやらせます展開でもまあ成立するだろうしなあ。
 劇場版用のキャッチーな新キャラ投入と、なんか海外へ渡ったらしいからそこで彼を主人公としたスピンオフ作品でも作る前フリなんですかね? わからん。

 その他、細かいところとしてはルナティックさん相変わらずワイルドタイガー一番のファンであるなあw と。まあ、彼としては理想の父親像を重ねてるところもあるだろうしね。仕方ないね。

 そして、他を押しのけて堂々と眠り姫役に居座り、結構な尺を使ってそれを堪能するファイヤーエンブレムである。女子力ナンバーワンだからね。仕方ないね。

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by ejison2005 | 2014-03-04 21:06 | アニメ
キョウリュウジャー 総括的感想
 さて、先日満を持して終了いたしました獣電戦隊キョウリュウジャー。
 正直、この作品の何が素晴らしかったかといえば全てが素晴らしかったというしかないのですが、それじゃ感想にならないわけでして、今回はちょろっと要素ごとに分けて考えていこうと思います。


 山場を絶やさない全体構成

 まず、作品全体で考えるならば、おそらくもっとも優れていたのがこの部分でしょう。

 キョウリュウジャーは、一年通して全体を俯瞰した場合、

 キングがそれぞれと絆を結ぶ初期五人結束エピソード
 ウッチー加入までのゴールド編
 デーボス様が一回死ぬまでの第一回最終回
 ギーガント! ギーガント! ギーガント! ギーガント!
 デーボス様再生~最終決戦

 このように、おおよそ五つのパートに分けられると思います。
 これはつまり、どんぶり勘定で二か月に一回はストーリー的な山場を迎えられるというわけで、一年番組最大の敵である中だるみに対するにはまっこと有効な手法であったといえるでしょう。

 さらに付け加えるならば、これがほんとのジュウレンジャーとでもいわんばかりに要所要所でスピリットレンジャーも介入してきているわけで、それが基本フォーマットによる「飽き」を防ぐ工夫ともなっていたと思います。おそばはそのままでも美味しいけど、たまに七味を入れるともっと美味しいということですね。


 強き竜の者たち

 キャラクターに関してですが、本作のキャラクターで何を置いても語らなければならないのは、やはり主人公であるキングの存在でしょう。

 キングは、非常に強烈なキャラです。

 レジェンドたちでは、マーベラスや殿、チーフなんかもかなり強力にチームをけん引していたリーダータイプのレッドでありましたが、キングの強烈さはその中でも群を抜いてるように感じられます。

 と、いうのもキングってすごく野性的というか本能的なんですよね。上に挙げた面々がある程度のクレバーさを備えたリーダー(チーフはかなり怪しいが)であるとするならば、キングは天然にみんなを引っ張っていくキャラクターです。

 いかにも扱いの難しそうな設定ではありますが、しかし、そこはダイ大でならした三条先生。生まれながらのヒーローを完璧に描きぬいたといえるでしょう。

 そして、さらに上手かったのは、他の面々をキングに寄りかからせなかったところ。

 これは直近の作品で、主人公に同じ傾向を採用してるということでドキプリのマナを例えに出しますが、あちらは若干、主人公たるマナに他のキャラクターが寄りかかりすぎてるきらいがありました。
 結果、本来ならば全ての事象の中心であるはずのキュアエースVSレジーナというエピソードが全然宿命の対決っぽくない印象を与えてしまったり、当該記事のコメントでも指摘されていたように少々持ち上げが過ぎる印象を受けてしまったのです。

 対してキョウリュウジャーの場合は、確かに重要なところではキングが締めるものの、各キャラター毎に繋がりや因縁を用意していたというのが大きかったと思います。

 具体的に言うならば、

 イアン → アイガロン(まさしく宿敵だった)
 ノッサン → 家族&後半ちょっとキャンデリラ
 ソウジ → イアン(年長者として)及びウッチー&トリン(剣士として)
 アミィ → ボトルショー話で事件のきっかけを作りまくったw 及びジェントルとラッキューロ
 ウッチー → ドゴルド(まさしく宿敵だった)
 トリン → そりゃもう色々よ

 このような感じでしょうか。
 そして、これらの関係性は一年を通じて見事に昇華されました。これに関して、僕がうだうだいう必要はどこにもないでしょう。

 極めて強烈なリーダーキャラであるキングを用意しながら、各キャラクターにはキングの介在しない関係や因縁がこれだけ(実際はこんなもんじゃないけど)存在し、それをきっちりと清算させているわけです。それが物語に深みを与え、キングに負けないキャラクターとしての強さを与えていたんじゃないでしょうか。


 キレッキレの生身アクションと販促大好き三条先生

 そして、特撮である以上もっとも重要なのが殺陣であるわけですが……本当にまあ、よくあんだけ動ける人たち集めたもんだよなあw 僕は基本、生身アクションよりは変身後のアクションを好む(だって特撮だし)人なんだけど、これだけ動いてくれれば立派にひとつの見せ場として楽しめるってもんです。閑話休題だけど、ゴーバスの後半にゲスト出演していたカラテボーイも将来こういう風に活躍してほしいな。

 そして、これもやっぱり特撮だから重要な玩具販促なんだけど、歴代を振り返っても極めて特殊な獣電竜の合体機構を上手く話に絡めてたのが印象的だったよなあ。
 だってさあ、獣電竜って合体するとほぼ必ず余りメカが出てきちゃうんだぜ? 常識的に考えりゃ、主人公に腕と足を託した後、置物と化す追加ロボなんて考えられませんよ! 猿渡さん!

 三条先生のすごいところは、それを逆手にとって各獣電竜に明確な個性を与え、むしろ玩具としての魅力を増した点にあるよなあ。普通に五体合体するよりも、はるかに個別メカが印象的に感じられるもの。付け加えるなら、それがそのままカーニバルの強さ描写へシームレスにつながった。

 ここら辺は戦闘用のエースを中心に、個別メカへ戦闘以外の役割を与えていたゴーバスの考え方をさらに発展させたものといえるかもしれません。楽しみが減るからあえて調べてないんだけど、トッキュウジャー(これから酒飲みつつ見る)でもせっかくだから受け継いでほしいものだなあ。


 総括

 以上、各要素ごとに分けて考えてきましたが、まあ、ひとことでまとめるならブレイブだった! これに尽きるでしょう。

 え? あえて難点を述べるなら伏線張っておいたとはいえ終盤のラブコメが少し唐突に感じられたって……?

 そんなもんは、おめえ、あれよ……照井竜にでも聞いてくれよ……。

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by ejison2005 | 2014-02-16 20:05 | アニメ
ドキプリを振り返る
 さて、すでに後番組であるハピプリがやっていてなんとも今更感の漂うネタではありますが、艦これとパズドラの話ばっかりしてても仕方がないので今日はドキプリについて振り返ってみようと思います。

 さて、この番組、六花ちゃんがかわいかったこともあり、なんやかんやで最後まで楽しく視聴することができたのですが、それでも疑問符を浮かべてしまうのがキュアエース登場からの展開。要するに、レジーナと亜久里の扱いについてですね。

 まず、この二人の扱いについて何よりも疑問に思うのが、レジーナがエースになってはいかんかったのか? という点。

 そう、亜久里はポッと出のキャラです。伏線も何も全然まったくこれっぽっちも存在しない状態から登場し、3人目のよろず屋として加わりました。銀ちゃん、新八に続いて私も許されたアル!
 別にまあ、これ自体はさほどの問題ではありません。シンケンゴールドもゴーカイシルバーもある日突然やってきた追加戦士です。よくある話なのです。スーツ着て謝ればよいのです。

 でも、ドキプリの場合はレジーナという「さあ! 裏切って追加戦士になるぜ!」と言わんばかりのキャラがいて、前半の尺を多く使ってキャラ立てしてきてるんですよね。それを差し置いて、まったくの新キャラクターを登場させることにどれほどの意義があったというのか。

 その後の展開としても、レジーナが長々と休暇に入ってアイテム集め兼亜久里のキャラ立てという流れなわけで、ぶっちゃけそれまでレジーナ中心で組み立てていた話の流れが寸断されてしまっています。それが終わってから振り返った場合、全体の構成としてどうにも不協和音に感じられてしまうのです。

 さらに、亜久里は出生の秘密からレジーナとの因縁があることが終盤に明かされたわけですが、うん……それ明かすのが遅すぎるよね。
 サブタイトルでは「宿命の対決! エースVSレジーナ!」などとうそぶいていたわけですが、「いやいや、どっちかというとマナとレジーナのが宿命の対決じゃね?」とつっこんでしまったのは僕だけじゃないと思う。
 やるならやるで、いっそ最初から亜久里には全ての記憶を持たせておき、レジーナも早めに起床させ、アイテム集めに代わる後半構成の柱とするのが本当だったのではないでしょうか。こういう設定は、キャラを悩ませるためにこそ存在するわけで、いきなり明かして即断即決即決闘ではあまりうまみがありません。

 別にね。亜久里も単独のキャラとして悪いキャラではないのですよ。きっちりキャラも立っているし、大上段小学生として新境地も切り開いていたんじゃないかと思う。
 ただ、物語へ組み込む段となると、もっとうまいやり方があったんじゃないかな~とか、そもそも入れる必要あったのかな~と思わされてしまうのは失敗だったんじゃないかな。

 元祖追加戦士たるブライ兄さんが命と引き換えに教えてくれてる通り、追加戦士というのは、時に番組の方向性そのものを変えてしまうくらい影響力の強い存在です。まして、キュアエースのように物語の発端へ関わるような設定を抱えているなら尚更といえるでしょう。
 ドキプリは、追加戦士フォーマットの扱い方についてちょこっと考えさせてくれるプリキュアともなったのかな~と思います。あと、大きなお友達としてはBBA化して厚ぼったい口紅塗るのはどうかと思う。素のままでいいじゃん(イージャン)。

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by ejison2005 | 2014-02-08 19:45 | アニメ
ここが薄味だよ! 仮面ライダー鎧武
 さて、1クール終了したところで鎧武のプチ感想なのですが、ダシは効いてるんだけどどうにも薄味に感じられるな~というのが僕の正直な感想。

 で、なぜそう感じたのかちょろっと書きとめてみる。


 主人公が普通人すぎる

 これはまあ、「ごく普通の少年が街をめぐる陰謀に巻き込まれる~」というのが本作の基本プロットであるから仕方ない面もあるのだけど、にしても、本作の主人公たる紘汰少年は普通すぎるな~と思います。
 お人良しで困った人を見捨てない人間なのはいいんだけど、それも晴人みたく特別な使命感があってだったり、火野さんみたく強迫観念じみているわけでもなく、五代さんみたく素で完成されてるからってわけでもない。単純にお姉ちゃんの教育が良かっただけってのが、キャラの強さとして消化しきれていない理由だと思う。

 いってみれば、紘汰少年には欲求が足りないんですよね。「どうしてもこうしたいんだ! 俺はこういう奴なんだ!」というのが今のところ感じられない。逆にミッチや戒斗さんにはそれがあるので、番組内の相対的な印象でもいまいちキャラが弱くなってしまっています。


 話が動き出してない

 ユグドラシルの陰謀を少しづつ探っていくという基本プロットも関係しているのですが、にしても話が動き出してないというか、スロースタートな印象を受けます。

 これは主人公のキャラを薄くする遠因ともなっていて、おそらく本作の見所はまどマギサイコパスガルガンと同様、「与えられた状況に主人公がどのような選択をするか?」という点にあるのだと推察されますが、いまだに主人公は「え? なにすればいいの? 今どうなってんの?」という状態だというw

 ニーサンも(圧倒的に有利であろう強化ベルトを入手してから)「そろそろ本気出す」宣言をしてくれてるので、近いうちにユグドラシルの狙いとヘルヘイムの正体は明かされるんじゃないかな~と思うのですが……。

 龍騎で例えると、今ってバトルロワイヤルしなきゃいけないってことすら明かされてないですからね。そう考えると、今までのって全部序章的なお話なんだなあ。


 殺陣がパッとしてない

 個人的に最大の不満点。

 エフェクトが地味だったりするのは別にいい(というかカブト辺りは控え目エフェクトで実にスタイリッシュな殺陣だったので使い方次第)のですが、どうも印象に残るバトルがないな~と思います。

 おそらく、本作の見所はライダーバトルになっていくのだろうと思うのだけど、現時点でそれは本格化してないから紋切型の怪人相手になんとなく新発売玩具を使用してる状態なんですよね。

 結果として、キウイはろくな活躍の機会を与えられず、ニーサンは力の底すら見せていないのにパワーアップしてしまったという……。

 また、ロックシードが気軽に入手できすぎてフォームチェンジにドラマ性がともなっていないというのも大きいんじゃないかと。マンゴーとキウイっていつの間に入手したっけ? となったのは僕だけじゃないと信じたい。

 友情の証とか、ロックシードの力が強すぎて装着できなかったけど精神的に成長したので使えるようになりましたとか、なんでもいいからそれぞれのロックシードにまつわるドラマがほしいものです。


 まとめ

 結論を述べると、もったいぶりすぎなのかなあと思います。一番根っこにあるのが「謎の小出し」で、それが「主人公の薄さ」と「本格化しそうでしないライダーバトル」につながっちゃってる感じ。

 1クール終了ということで、サラダやスープはもう味わったからここいらでガツンといきたい気分に、どう応えていくかが今の見所かなあ。

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by ejison2005 | 2014-01-06 21:27 | アニメ
ファントムルージュ見るwwwww
 記事タイトル通りです。これから、昨日深夜に地上波初放送された「劇場版 HUNTER×HUNTER 緋色の幻影」を視聴します。

 いや、分かる。みなまで言うな。

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 ↑みんなこんな風に思ってるんでしょう? 僕だって見に行った人のレビューは読んでるんだ。

 たださ、今回の僕と劇場へ足を運んだ人の違いとして、お金払ってないんですよね。

 そりゃあ、お金払って自分の思い描いてたような作品と違ってたら怒るよね。分かる分かる。分かるってばよ。僕も経験がある。冷静に見て100点満点中20点くらいはあげられるような代物でも、その時は頭に血が上ってボロクソにいっちゃうんだ。

 だが、今回の僕は違う。何しろタダである。消費するものといえば時間くらいだが、それすらも劇場へ足を運ぶ労力と時間を消費してないので、大幅に削減している。

 そう、つまらなく感じる理由が大幅に減じられているのだ。どれほどのクソ映画であろうとも、この僕が怒りを覚えることはもはやない、とここで断じてしまおう。

 さあ……それじゃあ、見てみるか。


【後から追記】

 最初のCMまで視聴……この全体に漂う「誰だお前!?」感はどうしたものか。ゴンはここまで子供子供したキャラじゃないし、イルミも教育のためとはいえなんのメリットもなしに無辜の民を殺める人間ではないと思うのだが……。
 何より、目を奪われるという異常事態に際し、登場人物の誰も「念能力による攻撃の可能性」を論じない辺り、明らかに平時のハンターとは違う。

 2度目のCM(キルアのラッキースケベ)まで視聴。
 すげえな……富樫先生直筆の部分でさえ、編集次第でここまでつまらなくできるのか。クラピカが初めて外の世界に踏み出したワクワク感もなく、パイロがゴロツキさんの携帯電話を使うシーンも削られているので、キャラ立てへ大いに支障をきたしている。パイロのキャラ立てで大事なのは、目薬すり替えよりむしろゴロツキさんとの駆け引きだと思うのだが……。
 そして、相変わらず念のねの字も出なく、何故か希望に満ち溢れたBGMの探索シーンである。お前ら、エンペラータイムの発動条件知ってるはずだよな? 何より、ハンター世界って旅団でさえ視界を闇に覆われると不覚を取るくらい(当り前だけど)視力大事な世界だからね。もっと真剣になろうね。
 何より、探索方法が頭悪すぎる。どうしてグーグルマップ止まりなのか。お前ら、ヨークシンで旅団の情報集めた時の手際はどこに置き忘れたのか。

 3回目のCM(ヒソカによる警告)まで視聴。

 い つ ウ ボ ォ ー に 会 っ た ! ?

 そのうえ、操り人形とはいえウボォー弱過ぎである。堅(に近いこと)をしたとはいえ、この時期(ヨークシン終了時だよね?)のゴンキルなら即死ダメージだと思うのだが……。操り人形故の弱体化だとしたら、特質系で元旅団員のくせにオモカゲさん弱過ぎである。
 そして、女の子は気遣っても宿の従業員のことは微塵も気にかけないゴンキルであった。

 4回目のCM(オモカゲさんの居城へ乗り込むとこ)まで視聴。
 陰獣の皆さんって、眼球回収できるような死に方だったっけ……?
 それよりなにより、元旅団の懐へ無策に乗り込むゴンキルである。この脚本家、確実にヨークシンシティ編は読んでない。神経すり減らしまくって旅団の尾行をしてた原作キルアとはなんだったのか。

 5回目のCM(決着をつける決意まで)視聴。
 キルアがラモットを殺せたのは、イルミの術理(針)に気づいてそれを無効化したからであって、この時期の彼が(以下略)。
 この時期のゴンは放出系の修行ほとんど積んでないからオーラの宿らせようが(以下略)。
 かろうじて、ゴンがレツの正体に気づいてたとこだけハンター。

 以下、最後まで視聴した感想……。

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by ejison2005 | 2013-12-28 21:51 | アニメ
ガンダムビルドファイターズ ここまでの感想
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 今まで全く触れてませんでしたが、ガンダムビルドファイターズ、数年ぶりにガンプラ作っちゃうレベルで楽しんでいます。

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 ちなみに、なんで今更HG化すらされていないガンイージなのかというと、これがVガン放送当時、小学二年生だった僕が生まれて初めて自分の手で作ったガンプラだから。Vガンダムではなくガンイージなあたり、なかなかひねくれた小学生っぷりである。

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 とりわけ思い出深いのが、Gガン以降は廃止されたこの謎肩ジョイントで、こんな構造だから肩部のポールパーツがあっという間に摩耗してポロポロ腕が落ちちゃうんだよねw なんでこんな構造にしたんだろう。

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 しかしながら、ランナーを折りたたむだけでほとんどのパーツが組み上がるよう設計されてたり、台座と背景用の写真まで用意されていたりと、なかなかサービス精神旺盛なキットであったのだなあ。

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 俺提督、金剛ちゃんと一夜を明かす。

 しっかし、あらためて思ったけどガンイージは格好いいな。ミリタリー調のカラーリングといい、(連邦軍と比べりゃ)高性能量産機というコンセプトといい、僕の琴線をくすぐる要素が山盛りである。


 ガンイージはさておき、ビルドファイターズですが、ストーリー面で見れば王道ホビーアニメとして非常によく出来てますね。
 個性的なライバルたちといい、一種のスポーツとしてガンプラバトルが定着した世界観といい、すこぶる面白い作品であると思う。その気になればいつでも遊戯王的ファンタジー路線へ舵を変えることもできるけど、このままスポーツライクに楽しくやってほしいなあ。


 んで、何より魅力的なのがバトルシーンで、「売ってるプラモであれば何でもOK」というゆるゆるな制約もあって、多種多様なMS同士のバトルをやってくれるのが嬉しい。やっぱり、ロボットアニメはプロレスやってなんぼですからね。
 今のところ、宇宙空間とか砂漠とか荒野とか街中とか、遮蔽物の少ない基本ステージが主となってるわけなんですけど、これから先、水中戦とかジャングル戦とか、何なら50VS50くらいの集団戦とか、シチュエーションを増やしてくれても楽しそうです。


 そして何より、本作で最も注目すべきなのは販売戦略だと思う。

 基本、ホビーアニメ(特撮含む)の販促というのは「新商品を作り、それを作中でプッシュする」という新発売商品ありきのものなんだけど、本作の場合は、それに加えて「既存のあらゆるガンプラ」に関しても販促がなされてるんだよね。既存ブランドの販促強化戦略。

 これは、今までガンプラブランドを大事に育成してきたガンダムにしかできない商売なわけで、王道にしてオンリー、最高の商品戦略だと思うんだぜ。


 そんなわけで、簡潔なもので申し訳ありませんが当座の感想を。

 登場MSの中では、やはり生徒会長のザクアメイジングが一番好きです。実体弾オンリーの漢らしい仕様もさることながら、ビルドストライクとのガンダム史に残る一騎打ちの印象が強い。でもまあ、あのブースターはちょっと無理矢理な気もするけどw

 あと委員長ちゃんかわいい。


 ※関係ないけどキルラキル
 2~3時間放置して小清水ボイスで言葉責めにすれば勝手に自殺するんじゃないかな。この風紀委員長。

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by ejison2005 | 2013-11-23 21:07 | アニメ
劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語 ファーストインプレッション
 見てきたよー。
 まだ自分の中で感想が練れてないので、ひとまず簡単に簡潔に。

 ネタバレあり!

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by ejison2005 | 2013-11-17 21:31 | アニメ
囮物語 プチ感想
 あー、これ、アレですね。めだかボックスでよくやってたアレ。前振りも積み立てもなきちゃぶ台返し。

 登場人物たちの、「うおおおおおっ! 俺は作者の操り人形となって意地でも撫子を悪堕ちさせてみせるぜ!」という熱いファイティングスピリットさえ感じる言動行動からもそれを特に思う。

 原作は猫黒までしか読んでないんだけど、これの発売当時批判が出たりしてたのもうなずけるというものです。作者の顔が見えちゃいかんよ。登場人物には登場人物として行動させてやらんと。そんだけ。

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by ejison2005 | 2013-10-15 23:02 | アニメ
ウィザード……中だるみに負けたライダー
 さて、特別回を残すとはいえ仮面ライダーウィザードもめでたく最終回を迎えたわけですが、振り返ってみて強く思うのが2クール~3クール目辺りにおける中だるみのひどさだったと思うわけであります。そこで今回は総括に代えて、その辺を詳しく考えてみましょう。

 特撮番組……というより、4クール放送する番組の常に抱えている問題点ですが、この時期は基本的にダレが発生しやすいものです。理由は色々とあるのですが、1クール目で確立した番組の基本路線ばかり繰り返していてはマンネリ化してしまうというのがまず一因であると思います。

 で、我らがウィザードがこの番組中盤~後半に当たる部分で何をやっていたかを列挙すると、

・2号ライダー、ビースト登場
・各ドラゴン形態への変身、ドラゴターイム!
・ビーストハイパー登場
・新幹部グレムリン登場

 およそこのような形になるわけですが、どうもこれがあまり上手くなく、結局は「その話限りのゲート登場→『死の恐怖で~』からのいつものパターン」というお話ばかりが続く形になってしまいました。言い方を変えると、

 これだけのイベントを消化してるのに、ワンパターンな印象を与えてしまった。

 ことになるわけです。

 ではなぜ、そうなってしまったのか? 単純に考えてあるひとつの要因に辿り着きます。そう、それは、

 グレムリンがイニシアチブを握らなかった

 ことなのです。

 思い起こせば、フェニックスさんが黒点の一つと化すまではなんやかんやいっても結構楽しく見れていた記憶があります。というか、当時自分が書いた感想を読み直してもけっこー普通に楽しんでいます。
 それとこれというのも、不死能力な上に復活すると強くなるという特殊性で「どうやって倒すんだ?」と興味を引き、ストーリー上でも何度も激突した晴人はもとより凛子ちゃんとも因縁を結んでいたフェニックスさんの活躍によるところが大きかったんじゃないかと思います。
 フレイム以外のドラゴン覚醒は消化試合感漂う代物でしたが、オールドラゴンはフェニックスさんという強敵を撃破した姿ではっきりと印象深いフォームになったといえるでしょう。その後ほとんど出番はありませんでしたが。

 そしてまあ、その辺りが番組としてのピークになってしまったんだよね。

 特撮番組のフォーマット的な制約として、基本的にヒーローは専守防衛の場当たり的対処をしていく形になります。そして、それが故に敵側は「何話もかけてヒーロー側がかかずりあっていかねばならない」キャラクターの排出が求められるわけです。

 つまり、話のイニシアチブは常に敵側が……この場合ワイズマン(笛木)は昼寝に忙しいのでグレムリンが握っているわけです。

 で、まあ、ここで問題が生じてくるわけですが、グレムリンさんってば全然自分の目的(人間に戻る)のために動かなかったのですよね。

 それっぽいことといえば、魔法石を渡したりしてたくらいで中盤に取っていた他の行動は全てが愉快犯的なものでした。
 これではいけません。ただの雑魚怪人とやってることに大差がない……ばかりか、大した意味もない彼の愉快犯行動に余分な尺を取られたと見ることすらできます。

 ヒーロー側がお話の縦糸を紡ぐことはできないのだから、彼はもっと早い段階から己の目的のために動くべきだったのです。具体的にいうと、フェニックスさんが葬られた(死んでないけど)直後くらいからもう、賢者の石奪取のために動くべきであったでしょう。

 そうすれば中だるみ時期に必然、

・コヨミの正体バレ
・で、あるからには笛木の正体バレ
・続々と誕生する仮面ライダーメイジ

 これらのイベントが盛り込まれることになり、自然な流れとして自分の在り方に葛藤するコヨミなどといったエピソードを展開することができたはずです。他にも、ビーストのハイパー化にメイジ(青)との師弟関係などを盛り込むこともできたでしょう。
 しかも、白い魔法使いとメイジのベルトは共通なので白い魔法使いベルトの販促にもなります。やったぜ!

 この場合、笛木の退場が早まってしまいますが、そこはカーバンクルが笛木を裏切るなりなんなりして敵幹部を補充すればよいでしょう。着ぐるみもったいないですし。


 というかですね、身も蓋もないこというと最初はグレムリンにそんなことさせるつもりなかったんじゃないかな。
 だって、彼の場合「人間に戻る=詰み」ですからね。ご丁寧に身バレかましてますし。それがなかったとしても、ファントムとしての力があった方が明らかに快楽殺人者としては行動しやすいでしょう。別に人間への変身に制限時間があるわけでもなし。

 特に何も目的はなく、なんとなくのふわふわしたノリで登場させちゃったから、中盤辺りの彼の行動は番組全体としても意味のない、ふわふわとしたものになっちゃったのではないかと。

 まあ、実際のところどんなつもりで登場させたのかは知りませんが、敵の新幹部なんてものはストーリーのけん引役としての役回りが強くなるわけですから、特に計画的に描写してやらないといけませんよっと、それがウィザードという番組の教訓なのかもしれません。

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by ejison2005 | 2013-09-21 20:25 | アニメ