カテゴリ:アニメ( 191 )
艦これアニメ感想 2
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 長門秘書官か……いい響きだ……実に、いい響きだ……。
 や、ひょっとしたら秘書官ではなく秘書艦って言ってるのかもだけど。まあ、言葉の意味は同じである。

 んで、二話の大きく目立ったところはといえば、やはり赤城さんの大食い設定と足柄さんの行き遅れ設定という、二次設定を盛り込んできたところですね。

 まあ、赤城さんはんなガッガッと大食い選手権やってたわけではなくサラッと流されていたし、何より吹雪が親近感を抱くきっかけとして話の流れに組み込まれていたので気にはなりませんでした。
 足柄さんに関しては、別に話の流れとして必要ではないんで気になる人は気になるのかな。僕はそもそも、彼女をまだレベリングしてないんでノーコメントとしておく。


 話としては、吹雪に技術的な難点を克服させつつチームメイトのキャラ立てというところか。
 まあ、キャラ立てといっても僕みたいな既存提督にとっては今更なわけですが、ここで注目したいのは「艦娘同士のコミュニケーション」が描かれているという点ですね。

 例えば、川内三姉妹がそれぞれなりの方法で面倒見の良さを見せつつ姉妹間でのほうれんそうがサッパリだったりとか、睦月が駆逐艦三人の取りまとめ役をやっていたりとか、夕立がポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポイポワチャア! していたりとか、そういうところ。いや、最後のはちょっと違うが「夕立は艦娘たちのなかではゴーイングマイウェイし、勉学には不熱心」という一面のアプローチになっている。

 当たり前ですが、原作ゲームでは秘書に選んだ艦娘と一対一のごく限定的なコミュニケーションしかありません。他の艦娘とどのように接しているかは、時報コメントなどのさらに限られた状況から察するしかないのです。

 アニメで提督の存在が排されていることに色々と思うところがある人もいるでしょうが、それは逆に、ゲームでは描けない艦娘同士のコミュニケーションを強調することにも繋がっているのですね。何せ、実際に大井っちが北上さんと並んで歩いたりしている姿は原作ゲームじゃ見れないんですぜ。

 そのコミュニケーション内容も、各艦娘のキャラクター性を損なうようなものではなかったですし、今回のエピソードはそちら方面にアニメならではの強みを見出させ、展望を明るくするような内容であったと思う。

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by ejison2005 | 2015-01-16 04:13 | アニメ
艦これアニメ感想 1
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 どんなファントムルージュでもかかってくるがいい……!

 そんな気持ちで視聴した本編ですが、思っていた以上に全然面白く、まずはほっと一安心といったところ。同じ思いの提督も多いことだろう。

 何せ、花田先生だからなー。まだまだ油断はできない。「大事なライブ(作戦)の前だけど意地でも風邪をひいて見せるぜ!」と言わんばかりに謎階段ダッシュとか、やらかさんとも限らん。あれ、あの子を推しメンにしてた人はどういう気持ちだったんだろうか?

 これが三条先生や小林先生だったら、巨匠演出にでも当たらない限りはまず安心して見てられるんだけどね。マッハは犠牲の犠牲になったのだ……。


 閑話休題したけど、アニメ本編の感想としては、「最大公約数を強く意識した作り」といったところですね。赤城さんの大食いキャラに代表される、いわゆる二次造作的なキャラ付けは採用せず、原作ゲーム内のイメージを元にキャラ付け&膨らましされている。やりすぎて、ちょっと原作台詞の無理引用が目立つけど、そこはもうちょっと柔軟でいいのよ?

 まあ、そんな中で那珂ちゃんと大井っちはブレないというか、淀みないというか、むしろ悪化している気がしないでもありませんが……。というか、那珂ちゃんって周囲からナチュラルにちゃん付けなんだな……。


 世界観に関しては、これ、睦月の台詞を使って暗に「鎮守府の外を描写する気はないよ」と言ってるところがあるので、艦娘がどのような生まれ方をし、育て方をされ、配属に至るのか共々、なるたけボカす方針っぽいですね。まあ、ここら辺は影響力の極めて高いアニメ媒体ということもあり、懸命な判断という気がする。

 代わりに、背景描写などを使って「鎮守府内の風景やそこで生活する艦娘の姿」を積極的に描いていく方針なのはイエスですね。これだけでも、僕みたいな人間にはけっこうな餌です。
 にしても、あの特大パフェにまったく怖気つかない水雷艦たちは、むしろ二次創作の赤城さんより大食いに思えてくるな……。


 あと、これは突き詰めたところでそう面白くなるものでもないが、かといっておざなりにするとリアリティ大幅減となる、作戦海域への距離問題ですが、今回は目的地が割と近場だったこと、移動中の会話イベントなどによって「移動してるよ感」を出し、上手いこと誤魔化したんじゃないかと思います。
 ストパンみたいに、「空を飛んで」「割り当てられた範囲の防衛が基本」という作品じゃないので、描く上ではネックになってくるとは思いますが、これからもがんばって頂きたい。


 ところで、ひとつ気になってるのが深海棲艦に関してで、これは僕は原作のゲームに遠慮とかせず、バンバンオリジナル深海棲艦出しちゃえばいいんじゃないかなーと思う。

 というのも、鎮守府の日常描写も入れていきたいだろう制約上、そうしないと話のバリエーションが苦しくなるんじゃないかと思うんですね。

 ウルトラマンの怪獣や、特撮の怪人、ストパンのネウロイが毎度毎度バリエーションに富んだ特殊能力を有しているのは、別に伊達や酔狂でそうしているわけではなく、その話の中でフォーカス当てたい人物が活躍できるような能力にすることで、話の進行をスムーズにしているわけですから。

 特に、戦隊やストパンにおける、いわゆる「お当番回」に出てきた敵を考えるとその辺は分かりやすいと思う。ほんと、伊達や酔狂じゃないのよ。


 まあ、そんなわけで、先行きを心配するようなことばっかり書いちまったけど、最初に書いたとおりまずは手堅く、吹雪中心に先行きを広げる作りとなっており、十分にハスハスできる作りであったと思います。酒も美味いぜ。

 うちの嫁も、格好良く司令官ポジションに納まっていたし、これから1クールおおいに楽しんでいきたいぜ!

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by ejison2005 | 2015-01-09 05:14 | アニメ
NARUTO THE LAST 感想
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 見てきたよー。ご覧のとおり、伝・の書も無事に入手。

 や、すげー面白かったです。終盤でカグヤが言ってた月がどーのこーのという部分も無事に補完されたし、見に行って絶対に損はしない出来だと思う。

 以下は感想。ネタバレ注意。

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by ejison2005 | 2014-12-07 04:50 | アニメ
プリパラここまで(18話)の感想
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 やりやがった!

 いやー、もうね。普段から十分すぎるくらいキチッてるわけなんだけども、今回はそんなレベルじゃありませんでしたね。久しぶりにマジキチッぷりを堪能した。

 何が凄まじいって、性別問題に関して開始五分で終了してその後は何事もなかったかのように別のお話を展開してなんだかイイ話にしちゃってることだよな。違うだろ! お前らがもっと気にすべき問題は他にあるだろう!

 きが、くるっとる。

 ソラミスマイルを結成し、ドレッシングパフェという新たなライバルと競い合う展開に関しては、文句の付けどころがないです。つーか、ドロシーたちに関してはキャラデザの無駄使いネタに見せかけたライバル昇格ということで、見ていてビックリさせられた。本当、予想もつかないところで八艘飛びをやらかすよな、この番組……。

 まあ、そのドロシーに関しては悪印象を持つ人も多いでしょうけど、僕はミルキィからこっちクズ萌えでありますし、シオンがいい感じの抑制として働いていて気にならないレベルだと思います。

 また、プリパラの大切な要素である(と思われる……実物触ってないからね)トモチケを共有したゲストの皆さんが、要所要所で存在をアッピルしているのもいいですね。それぞれがそれぞれにやたら濃ゆいキャラをしているわけですし、場つなぎ的な意味とはいえそれを有効活用してくれてるのが嬉しい。

 ライブCGも、相変わらずそこらの深夜アニメが鼻息で消し飛びそうなゴージャスさですし、本当に……本当にそんな予算でボーグ展開をやらかしやがる神アニメである。


 に、しても……だ。


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by ejison2005 | 2014-11-03 05:06 | アニメ
Gレコ&ビルトラ ファーストインプレッション
 これから酒飲みがてら、録画しておいたGレコの三話を見るわけだけど、せっかくだからその前に更新のネタとしておこう。

 酒飲みたいんで、簡潔に書くね。


 Gレコ

 ドキ! お禿げ版リア充ライフ! (命が)ポロリもあるよ☆

 という感じでしたね。初回スペシャルはw

 ちなみに、お禿げ様の想定するリア充ライフがどういうものかに関しては、小説版のF91が詳しいです。映画だといきなりセシリーがトトカルチョにおこなところから始まるけど、小説だとミスコンに誘いかけるあたりから始まるんですよ。

 でまあ、それがどういう内容なのかについては割愛しますが、ひとつだけ。

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 ↑こんなにカッコイイ彼も、かつては学生証の裏にコンドーム仕込んでたんですよ。

 そんな彼の本名は、シー(見)ブック(本)。あのー? お禿げ様……?


 というわけで、学生証の裏にコンドーム仕込んでそうな主人公たち一同が、リア充ライフおくりながらMS戦に巻き込まれたわけですが、色んな意味でエネルギッシュな登場人物たちと、状況のシャレにならなさによって織りなされるカオシックなエネルギーが楽しいです。何が言いたいのか自分でもよく分からんが、オーガニック的な何かなんだよ。


 ともかくまー、主人公のリア充っぷりが凄まじいよな。エリート階層の出身で、本人の能力も高くて、そんな具合だから当然のごとくしたってくれるカワイイ女の子が身近にいて、挙句の果てには美少女海賊とフラグ立ってワンオフの専用機まで手に入れられそう、という。

 ……うん、こうして列挙すると、こいつそこらのラノベ主人公も真っ青などチートっぷりだな。そしてそれを、嫌みなくするりと入らせてくるお禿げ様のキャラクター造形の妙よ。

 さじ加減ひとつ間違うだけで、さすがですお兄様状態になりそうなところを回避してるのは、これもやはりキャラクターの持つエネルギーの賜物でしょうなあ。主人公はもとより、脇を固める皆さんもそれぞれがそれぞれに人生を謳歌していて、いちいち楽しそうなんだもの。

 約一名、これからなんかこじらせて仮面かぶりそうな人もいますが、まあ、EDで楽しそうに踊ってるからなあw シャアさんも小難しいこと考えずにハマーンと肩組んで踊ってればよかったんだよ、きっと。


 設定説明なんかはさすがに熟練の技で、冒頭の授業シーンを通じ最低限必要とされる情報を視聴者に渡した後は、各勢力の関係や現時代におけるMSの立ち位置などを、キャラ同士のやり取りでさらっと伝えてくれるのが嬉しいです。
 ワンシーンで視聴者への設定伝達や、キャラクター同士の関係性変動などをいくつもぶち込んでくるから、情報密度がものすごいことになってるのは、見た人なら分かってくれることだと思う。
 大体、説明シーンとしての意味合いが強い授業シーンにしたって、主人公の人となりを伝えるダブルミーニングな場面になってるんだもんなあ。こういうのさらっとやれるのって、本当にすごいことだと思うよ。


 肝心要、MS戦に関してですが、シュピーンとスライド移動するのではなく、ちゃんと滑空してるフライトユニットの描写といい、きちんとMSの「重さ」を表現してるのがいいですね。巨大兵器感出てる出てる。
 二話での海賊襲撃なんかも、建物の破壊や、主人公の足元突破を通じて、MSのスケール感と、スペシャルな戦闘力が伝わってくるもんなあ。いいよ。すごくいい。まあ、謎百烈拳はちょっと笑いましたがw


 ……うむ、お禿げ様のガンダムだ。なんかこう、白富野の集大成的な作品になってくれそうで最高ですね。


 ビルトラ

 こちらは前作の正統続編という形ですね。前作の要素を継承しつつ再構築するという感じ。

 それが顕著に表れてるのが、セカイ君とフミナちゃんの立ち位置で、要するにセイ君のポジションを分かりやすくヒロインに当てはめているわけですね。流れを受け継ぎつつ、新しい味付けをするにはベストな選択であると思う。
 また、同じくお義兄さんの立ち位置を継承しているのがユウマ君なわけですが、こっちは前作終盤で描かれた「レイジにとって最も身近なライバルであるセイ」としての役割を果たしていくのかもしれないし、果たさないかもしれない。

 そしてまったくぶれないのが、ラルさんと誰のとは言わないが平坦な胸である。犠牲になったのだ……。

 レイジさんはあれだ。仮面でもかぶってEDでダンスするんじゃないですかね?


 MS戦は相変わらず全力で趣味に突っ走ってるなあとw 集団戦におけるMSチョイスといい、走るドムといいw

 Gレコと比較すると、扱ってるのがプラモということもあって「重さ」というより、ヒロイックでかっこいいアクションを重視してるのが、兄弟みたいな放送時期の作品として、なんとも好対照であると思います。

 まあ、そのヒロイックでかっこいいアクションをしたのが主にドムなわけですがw


 そんなわけで、こちらもまた期待に答えた確かな出来栄えであったかと。前作と違いチーム戦ということで、戦闘シチュエーションもより多彩なものを期待できそうですしね。

 色んなシチュを期待できるのが特徴の作品ですが、個人的にはやはり、場外へ吹き飛んだガンプラがフミナちゃんの胸で弾むというシチュが見たいですね(ゲス顔)。

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by ejison2005 | 2014-10-13 03:05 | アニメ
2014年 秋アニメ 感想
 なんとなく久しぶりに書いてみる。


 月刊少女野崎くん

 原作既読。このクオリティが無料で読めるんだから、いーい時代になったもんである。

 基本、この漫画はギャグ作品なわけで、そうなるとアニメ化にあたっては「テンポ」という口では言い表せない要素が重要となってくるわけだけども、そこら辺、完璧にこなしたという印象。原作の面白さを、完璧にアニメ媒体へ落としこんでいる。

 キャラクターに関しては、「巨漢の男子高校生であり少女漫画家」という出オチになりかねない野崎くんの設定から、その設定にまつわる個性豊かな登場人物を作り上げ、お話を回し続けてるのがうまいなーと思います。常に設定を拾い続けることで、それが独自のオリジナリティにまで消化されているし。

 逆に、こういうのでやっちゃいけないのは、出オチ気味に終わらせちゃって、その後その設定をあんまり取り上げないってことなんでしょうね。勇者学なんかは、その辺がいかんかったのだと思う。逆に斉木楠雄ではそれが改善されている。

 あと、ちよちゃんのちびまるこチックな演技はなんだか聞いていて癖になりそうだなw


 ハナヤマタ

 よさこい、という見ている側にとってほとんど馴染みのないものを題材として扱っておきながら、話を回す原動力になってるのが常に中学生日記なのがどうもいかんなーと思います。良作になりそこねた感がすごい。

 特に、最新話における無理矢理な急展開はすごかったですね。娘が夜中突然姿を消しても一切心配をしないとは、あの両親って本当に娘のこと愛してるんだろうか? またすぐ、ちょっとしたことで離婚しちゃうんじゃないの??

 もうちょっとこう、中学生日記ではなく、「よさこいはこういうところが難しいんだよー」とか「ここがよさこいが他のダンス競技と違う部分なんだよ」という点を軸に話を回した方がよかったんじゃないかな。これじゃ、カルタをやらないちはやふるみたいな状態だもの。

 キャラはよかったんですけどね。残念。


 プリヤ

 ぐへへ。ぐへへ。

 まあ、そんなわけで大変にぐへへな内容だったわけですが、残念なのはバゼットさんが唐突に登場してロクに話もせずに暴れまわってるせいで、なんか「突如として通り魔があらわれました」「通り魔はクソ強かったです」みたいな話運びになっちゃった点。
 いやまあ、台詞でちょろっと触れてたし、実際には学院の偉いウェイバー君とかがパワーゲームしてた結果なんでしょうけども、最終話付近で二回も「前回のイリライブ!」みたいなのを長々と垂れ流す暇があったら、「いかにしてウェイバー君は大戦略遊ぶ時間を削る羽目になったか(この世界線だと大戦略やってないかもだけど)」みたいなのを入れた方が、スッと入ってきたと思う。本当に通り魔だったもの。

 あと、アーチャーの正体は例のアレなわけで、そう考えるとクロという存在は色んなものが倒錯しているよなあと、ちょっと思った。


 Free

 なんなの? ハルちゃんバリアン七皇でも率いるの? という感じ。めんどくさい女すぎる。

 このような事態になったのは、「三年生組の卒業と進路」という水泳とあんまり関係ない事態を最終到達点に置いてしまったからなわけで、こっちもハナヤマタと同様、中学生日記状態である。

 結果、岩鳶勢の水泳シーン大幅カットみたいな題材の存在意義を問うアニメーションとなっているわけで、もうちょっとうまいやりかたはなかったものかと思う。

 他に思いつくのは、前半一ヶ月くらいで全国へのキップを手に入れさせて、新ライバルとかと競わせる手法とかなんだけど、そうなると他メンバーがナメック星以降の地球戦士状態と化しちゃう問題があるんだよなあ。水泳がトーナメント方式とかではないのも、話を広げづらい。

 なんだろうなー。逆に、やるならやるで新路問題へ徹底的にフォーカスを当てた方が良かったのかな? いずれにせよ、新キャラの彼は必要なかったんじゃないかと思う。水泳がダメなら傭兵になってASに乗ればいいじゃない。


 まじもじるるも

 全然関係ないけど、「一体どんなパンツとブラにまつわる話なんだろう(ドキドキ)」とチャンピオンの弱虫ペダルを立ち読みしたら、おそらく部活として参加してるであろう高校生たちが大怪我上等のスポーツマンシップを欠片も感じさせぬ危険な妨害走行をしまくってて愕然とした。お前らそれ、道路使用の許可下りなくなるぞ。

 で、こっちのお話ですが、古き良き昭和の魔女っ子アニメという感じで、なんだか非常に心地よい作風です。主人公が素で頑張れる人で、基本的に魔法へ頼ろうとしない(リスクが大きいからでもあるけど)というのがいいと思う。

 こう、最近だと魔法少女ってゲロビ撃ったり首チョンパされたりするのがお仕事みたいなイメージあるんだけど、本来このジャンルって、魔法とかで事件を解決してきたけど、魔法で解決できるようなものは(超常現象由来以外)人間の力で解決できるものだ! となるのがお約束というか、当然の帰結であると思うわけで。そうやってウルトラバッジを海に投げ捨て、やがてはソフビ人形と化すまでがテンプレだと思うのですよ(光の国並感)。

 そんなわけで、本来このジャンルというのは多分にヒューマンな作劇になるのが特徴なわけで、その点、この作品は正統派魔法少女の遺伝子を継いだ今じゃ貴重な作品であると思う。


 ろこドル

 かわいらしい作画もさることながら、「ろこドル」という馴染みのないモチーフを存分に活かし、それにまつわる話作りをしていったのがよかったと思う。僕がハナヤマタに求めていたのは、こういうお仕事だった。

 また、芸能関係の商売感丸出しという、おそらく現実のろこドルにも存在するであろう問題を終盤で取り上げ、それを一切嫌味を感じさせず、さわやかに描き切ったのも素晴らしいですね。ろこドルという題材の旨みを存分に活かしている。

 こりゃ、舞台として扱われた流川市も大喜びでしょう。この手の企画でここまで成功を感じさせたのは、サンレッド以来かもしれない。


 ペルソナ

 んー、ギャグ話はすごく面白かったんだけど、シリアス関連はマリーのゴリ押しもあって、ちょっと微妙な感じだよなー。ゴールデン遊んでないけど、本来マリーの立ち位置ってオマケ要素的なそれなんじゃないかと思うし。
 キャベツに関するお話も、別に大筋そのものが以前と違うわけじゃないので、情報として単純に古いのが微妙だった。

 ギャグ話は本当に面白かったんですけどね。むしろ、シリアスをオマケにしてそっちメインでいってほしかった。


 戦国BASARA

 登場人物を明らかに絞り切れておらず、そのためにドラマがとっちらかってる感はぬぐえませんが、そこら辺は何かと商売が関わってるのでどうにもならんところではあります。

 すごくよかったのは、石田三成が幸村との出会いによって、最終決戦前に色々と吹っ切れた場面ですね。単純に意外性もあったし、同時に幸村の成長や、キャラクター間の関係が広がるのも感じられた。

 また、その時の演説で、単純にマダオへ全てのヘイトが向けられつつあった流れを一掃し、すごくさわやかな雰囲気で関ヶ原へなだれ込んだのもよかったです。俺、その時までどーせ単純にマダオをやっつけて終わるんでしょうくらいに思ってたからね。

 おかげで、マダオのキャラクターも三成の盟友みたいな感じへなんとなく深まり、いい意味で決着の読めない展開であると思います。合戦というよりは、スポーツの試合みたいな感想ですが。まあ、戦国スポーツアクションだしね。


 ばらかもん

 作品そのものの感想に関しては、当時のレビューを参照。

 そんなわけで、楽しみにしていた作品が、期待以上の面白さで僕としては文句なしです。素晴らしいぞ素晴らしい。

 それにしても、なる役の子役は素晴らしいマッチング具合だなあ。こんな子、よく見つけてきたもんだと思う。


 プリパラ

 狂っているようで狂っていないでもやっぱり狂っているボーグ系作品。他校テニス部の彼女など、「どんなに真面目な流れになっていようと、俺はボーグ魂を忘れないぜ!」という心意気には、まっこと頭が下がる思いです。

 登場人物も、誰一人として嫌味な人間がいなくて気持ちよく視聴できるし、らぁらちゃんかわいいしで毎週SAN値を失いながら楽しんでいます。

 慣れていくのね。自分でもわかるわ。


 遊戯王AV

 着火寸前の爆弾。

 なんかもう、お話の隅から隅まで火薬を敷き詰められていて、いつ爆発するのか気が気でなくなる、そんなアニメ。とりあえず、こないだの通報フェイズは腹筋がやられる勢いで笑いました。

 また、販促アニメとしても何気に優秀なんだよなあ。今まで遊戯王に搭載されてきたシステムを、それこそ生贄召喚から順を追う形で紹介&販促していってますし。デミス先生も、ついに儀式推しが始まってほっこりしていることでしょう。なんか今調べたら、ご本人も関連カードの規制がゆるまっているようですし。

 また、AVはスタイリッシュペンデュラムカード強奪などがあったものの、それ自体はギャグチックに処理されたし、めんどくさい女いないし、ライバルのニセ白き盾はトマトパパのことリスペクトしているようだしで、ヘイトためるキャラいないのが特徴ですね。
 権現坂君も最初は邪険に扱われる役目かと思いきや、遊矢から絶大な信頼を置かれてることが判明するし、扱うデッキは特徴的なフルモンだしで、いーい立ち位置に収まったもんだよな。
 こいつもそのうち、ペンデュラムカード手に入れたりするんですかね。フルモンとは相性よさそうだし。投入数少なくてもデスティニードローできるだろうし。


 まとめ

 今期作品の中だと、やはりろこドルが頭一つ抜きんでていたと思います。やはり、マイナーな題材を探し出し、その魅力を徹底的に掘り下げるというのは、不変的な手法であるよなあ。まあ、題材探し出すのが大変なんだけど。

 また、感想は書いてないけど(何せ今更だし)ジョジョは毎週毎週楽しみながら視聴していました。遊戯王もだけど、ニコニコで視聴できるのは大変にありがたい。コメント付きだと面白さが倍増します。

 まあ、その割にプリパラは本放送の方でおっかけてるんですけどね。男たちやモンスターならともかく、らぁらちゃんの笑顔と変身シーンではためくスカートがコメントに隠されるのは耐えられない。

 来期は何見ようかな~。ガンダム2作とログホラ、5組製作の勇者であるは確実として、何が面白いのだろうか。
 とりあえず、羊飼いは現時点で嫌な予感がビンビンしています。く……季節はもはや秋、キャベツよりも白菜が美味しくなってくる時期なんじゃあ!

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by ejison2005 | 2014-09-21 02:40 | アニメ
劇場版銀魂完結篇 感想

劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ(通常版) [Blu-ray]

アニプレックス


 ※本編の重大なネタバレを含みます。

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by ejison2005 | 2014-09-09 04:19 | アニメ
ハピネスチャージプリキュア ここまでの感想
 前々から書こう書こうと思っていて、艦これもひと段落したのでこの機会に書いちゃう。

 でまあ、結論から言っちゃうと、10周年という積み立てた歴史に甘んじず、色々と新要素を打ち立てようという精神性はよかった。過去のヒットにあぐらをかけばどうなるかは、例えば、地球戦隊ファイブマンの視聴率・売上不振と、それによって叩き売りされた結果、ファイブロボもスターファイブもない幼き僕に買い与えられることとなった、マックスマグマ大先生が証明してくれています(基地ロボだけでどうしろと?)。

 ただなあ、どうにもこうにも、それを活かせていないんだよなあ。そこら辺、とりあえず思いつく新要素について書きだしながら。


 全世界臨戦態勢という設定について

 「とりあえず新要素を打ち出してみた」まではよかったものの、「それで話が面白くなるかどうかまでは一切考えていなかった」新要素の筆頭。

 そう、冷静に考えてみるとね、あの世界ってものすごい非常事態に置かれてるんですよね。神出鬼没の怪人が全世界規模で出現していて、それに対抗できるのは素性不明の少女たちだけという。

 が、その緊迫した設定が活かされているかといえば、それはご存知の通りなわけで、唯一お話に絡ませたのは、こないだの「他国のプリキュアに飯食わせて仲直りさせる話」くらいのもんである。

 そもそも、こういった世界規模での脅威に立ち向かう話を活かせるのはダイ大よろしくなアドベンチャータイプのシナリオであるわけで、従来のご近所戦闘作劇にそのまんまくっつけるのはいかにも工夫が足りなかったと思う。

 どうしてもこの設定でいくのなら、やはり主人公たちが世界を旅していきながら、各地の敵幹部を倒し、開放していく感じのお話になってしまうのでしょうね。うむ! 留年待ったなしだな!


 強力すぎる保護者の存在

 まあ、例年でもココナッツなんかは妖精兼指揮官みたいなところあったし、ハートキャッチは偉大なグランマが常に見守っていたわけなんだけども、にしたって、ココナッツは戦闘力があるわけではなく、おばあちゃんは年が年でした。

 それらに比べると、ブルーは保護者として万能すぎるばかりか、(ぶっちゃけ全ての原因なわけだし)「てめーが戦え」としか思えないんですよね。失敗したトリンみたいなキャラである。

 力が封印されてるとか、そういった制約を何か設けておくべきでしたし、動機面でも「事態の原因」ということでヒメと被っている……というか、こっちは完全にこいつのせいなわけで、アッパーバージョンと化しているキャラ被りっぷりもどうにかするべきだったでしょう。なんか煽ってる黒幕っぽいのもいるけど。

 そんなわけで、例年なら「妖精に力を与えている眠れる女神」的なポジションになりそうなこいつを人格のあるレギュラーキャラとしたのは、まあ後述の恋愛要素のためなんでしょうけど、それもなあ。


 恋愛要素について

 キムチでもいい感じのするヒメの初恋顛末に関しては言わずもがなとして、ブルーと主人公の恋愛もなあ。大前提として、ブルーは元カノと仲たがいしているだけである以上、結末は知れたものであるんですよね。悲恋大前提。

 僕はそもそも、恋愛ものってそんな好きじゃないんですけど、それでも恋愛ものの楽しみを挙げるなら、やっぱり「こいつらくっつくのかくっつかないのか?」というドキドキ感にあると思うのですよ。

 が、結末が分かり切っているこの設定で、そんなもん味わえるのか……? という。

 また、ブルーが割といい歳した青年であること、元カノがいること、というかその元カノとのゴタゴタが戦いの原因であることが作用して、なんかこいつが女子中学生の主人公をたぶらかしているみたいで大変に印象を悪くしてしまっている。

 その辺、女子中学生とガチ恋愛し、怪しげな恰好で徘徊し、特に際立った戦闘力を持つわけでもないのになんやかんやで活躍していたタキシード仮面様はさすがであったといえるかもしれない。なぜ声優を変えてしまったんだ!?

 次回は黄色の子が捕縛した敵幹部と恋愛するみたいだけど、ヒメの顛末が顛末だけに、さっぱり期待できんな……。


 まとめ

 強力すぎる保護者の件は、本当にただの設定段階でのミスだから置いておくとして、

 全世界臨戦態勢 → しかし描写されるのはいつも通りご近所回りのみ
 恋愛要素 → 憧れるのは絶対に結ばれないのが分かり切っている相手(不成立前提)

 ということで、二つともが従来の作劇から脱するための新要素であるのに対して、結局、従来通りの作劇へいつでも戻れるセーフティをかけちゃってるのが、こうして考えた上で目立った点です。

 冒険するなら冒険する。しないなら、きっちりと従来の路線に沿う。

 その踏ん切りがいまひとつかなかったのが、ハピネスの不幸な点であるのかもしれませんね。

 あと、シンプル目なデザインなのにやたらと作画崩れが多いのも気になる……。

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by ejison2005 | 2014-09-07 03:18 | アニメ
プリパラ ファーストインプレッション
 ある日、ゴッズの録画予約しようとした時のことですよ。何か見慣れないアニメの名前が直近にあるじゃないですか。
 「ああ、もう新アニメの時期だもんな。土曜朝アニメにも新しいのくるのか」と思いつつ、まあ一応と公式サイトみてみたんですね。

 で、まあ、どうもタカラトミー出資のカードゲーム筐体販促アニメのようで、要するにアイカツの後追いかあと思ったんですね。

 皆さんご存知、アイマスを皮切りにこのジャンルはすでにテンプレートと呼ぶべき形が確立されてきており、ましてやモロアイカツ後追いなこの作品。無難に無難な、どテンプレと言うべき作品に仕上がることは、この作品情報を見ただけで火を見るより明らかってなもんです。

 まして、出資するのはタカラトミー。そう、あのトランスフォーマー勇者ロボシリーズなど、様々な販促アニメで大口スポンサーとなり、ノウハウも確立しきっている大手企業です。

 断言するね。これは無難に無難を重ねた手堅いアニメに仕上がる。そう、俺の占いは当たる。































 案の定、やつらはハジけた。

 アバンタイトルは……冒頭部分は極めてストレートなアイドルものだったんですよね。正確には、アバンだけアイドルものだった。

 その後は……うん……どう見てもボーグアニメの系統です。本当にありがとうございました。


 まずなー、何気ない登校シーンにおける、

「女の子は、年頃になるとプリパラのカードが唐突に出現する

 という説明会話の段階で、かなりイイ感じに頭がゆだってますね。

 というか、それ確実に呪いのアイテムだからね! 「男の子は、年頃になるとスタンドが発現するの……」とか言っちゃうようなもんだからね! 留置所でビールとか飲んじゃうからね!

 その後、まるで悪逆非道な存在のごとく扱われていた学校の先生ですが、ハーメルンの笛吹きじゃあるまいし、そりゃそんなわけのわからないもの使おうとしてたら断固阻止するってなもんです。というか、中学生以上は許容してる時点ですでにむっちゃ譲歩してます。

 来週はどうも、鼻息の荒さで唐突に笑いを取ったこの先生を心変わりさせる話のようですが、個人的には説得とか歌で心を動かしたりとかではなく、物理的なバトルでボコッてくれると大変ボーグ的で嬉しいです。


 プリパラカードを届けに行ってからの展開も、悪徳セールスマンのごとく巧みに誘導する職員のお姉さんや、ここぞとばかりに発揮される天の意思など、大変に頭が悪くて僕はもう大満足です。

 ライブシーンにおいては、歌はともかくダンスはいつ習得した!? というツッコミもなんのその、大した説明もなくいきなり特殊能力を使いこなしたりと、腹筋を休ませてくれません。

 歌が続いてちょっと骨休みできそうなタイミングで、唐突に伝説の歌声がどうのこうのと言い出し、貪欲に笑いを取っていく姿勢には頭が下がりますね!


 朝アニメなのに幼女の憧れをブレイクしそうな「キャラ演じてる」サブヒロインの描写を入れたりなど、〆も入念。ちなみに、大きなお友達向け深夜アニメであるラブライブの登場人物の一人は、別にキャラ演じてるわけでもなんでもなく、素でにゃーにゃー言ってました(演じてるキャラもいるけど)。


 そんなわけで、さすがに毎週感想書いたりとかはしませんが、冒険の書はプリパラを応援しています!

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by ejison2005 | 2014-07-07 20:11 | アニメ
トッキュウジャー 15駅までの感想
 プチっと更新。プチっと感想。

 そんなわけでトッキュウジャーなんですけど、この番組は「起」「承」にあたる1クールから「転」にあたる2クールまでの橋渡しの上手さが、特筆にあたるなーとつくづく。

 1クール目のお話って、基本的にトッキュウジャーの面々をキャラ立てするための話なんですよね。シャドーライン側の人間関係も折に触れて描写しているし、シュバルツ将軍と対面したりもしているのだけども、基本的にはトッキュウジャー側のキャラ立てにつながる事件を引き起こし、トカッチを複数回生命の危機に追い込むための舞台装置に徹している。

 どっこい、それが1クール終盤のゼットさん登場でがらりと反転した。いや、2クール過ぎてもちゃんとトッキュウジャー側のお当番回はやってるし、その集大成として超トッキュウオーの誕生もあるわけなんだけども、明らかにシャドーライン側の事情を語るパートの比率が多くなっている。

 こう、断片的に語られ、パズルのピースの如く散りばめられていたシャドーライン側の事情と人間関係とが、ゼットさんの登場によってカチリと合わさったんですよね。それと同時に、彼らが単なるヒーロー側を盛り立てる舞台装置ではなく、ヒーローと対等に渡り合う強力な個性を持った組織に生まれ変わった。

 いやはや、これは特撮番組における悪の組織の使い方として、ひとつの到達点といっても言いすぎじゃないくらいだと思います。序盤は絶対的にヒーローのキャラ立てをしなきゃいけないから、悪の組織内におけるあーだこーだばかりやるわけにはいかない。しかし、面子が揃ってるのにあんまりあーだこーだやらないのも変ではある。

 そこを、大ボスの不在という設定であーだこーだが少ない理由をつけ、いざ登場させる時には、更なるドラマへの起爆剤とする。

 うーん、美しい。職人芸すら感じてしまいます。

 わざわざ人間の役者を大ボスに起用している辺り、明らかにこの番組は悪の組織ドラマにも力を入れているわけで、そちら方面でどう盛り上げてくれるかが注目のポイントになりそうです。

 ※ちなみに、あーだこーだが少ない理由づけの別手法としては、デーボス軍みたいに比較的仲が良くしたり(中盤でカンフル剤として不和を起こしたりする)。

 ※また、殺陣のロケ地にこだわっているのも好印象。こないだのデパート屋上とか、今回の廃路線活用とか。恒例の遊園地ロケでもそうだけど、特殊なロケ地の地形を殺陣に組み込んで動いてるのが見てて面白いよね。

 ※どうでもいいけど、ディーゼルオーのデザインすごい好き。これぞ2号ロボ!

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by ejison2005 | 2014-06-04 21:05 | アニメ