週間少年ジャンプ 13号 感想
いきなり何をいいだすのかと思うでしょうが、実は、感想を書く際、一番に頭を悩ませるのはこの前置き部分だったりします。
いえね、ぶっちゃけ前置き部分なんて必要がないのはよ~く、分かっているんですよ。
でも、何となく書きたくなる。
特に必要もないし、ネタが見つからなくて苦しい時もあるんだけど、無理矢理にでもでっち上げたくなる。
僕にとって、感想の前置きとはそういう存在です。
と、心底どうでもいい事を語ったところで、ジャンプ感想と参りましょう。

ワンピース
・連載400回突破
早いもので、この漫画の連載も、ついに400回目です。
閉じ込みによると、
100回目 グランドライン突入
200回目 クロコダイルに反撃開始
300回目 エネルを倒した後の宴
という風に、100回ごとにひとつのイベントをこなしているようです。
で、最初はこれを見て、
「へえ~、凄いんだなあ」
と素直に感心したのですが、これってよくよく考えてみると、

1つのシリーズを終わらせるのに2年近くかけている。

という事なんで、壮大な構想ととるか、単にストーリーをまとめるのが下手なだけかは、非常に微妙な感じです。
いや本当、こういう時にいい出す事ではないんでしょうけど。
・「あの時より、数段強ェんで…気ィつけろよ」
本来ならここは、
「頑張れゾロ、あの時の雪辱戦だ!!」
と盛り上がるところなんですが、いかんせんこれはワンピース。

「え、何か因縁があったっけこの2人?」

ブックオフに立ち読みに向かって、過去エピソードの確認。

「あーあーあー、そういう事か。そういえば、そんな事あったな」

とまあ、こういう事になります。
だって、もう1年くらい前の話ですよ、この2人がガレーラの屋敷で戦ったのって。
やっぱり、海列車での立ち回りはいらなかったんじゃないかな?
4刀流対3刀流の戦いは、殺陣として普通に面白かったので、それだけにこのタイムラグが惜しまれました。
・「そんなニワトリいねーだろっ!!!!」
……なんでしょう、この脱力展開は。
CP9の中でも、上位に位置する実力者であるコイツが、全然そげキングの接近に気づかないのもガッカリですし、その接近がくだらないギャグでバレるのはもっとガッカリです。
もうちょっと、やりようがあったんじゃないかな。
最後にカクがキリンになったせいで2vs2のタッグバトルになったのは、正解だったと思います。
そげキング(ウソップ)には、ガチバトルは似合いませんよ、やっぱり。

ブリーチ
ここに至るまでの展開に問題アリすぎですが、今回の話は単体でならそれなりに良かったと思います。
あくまで、前後の話の流れを無視して考えるなら、ですが。
ただひとつ、一護に虚化を押さえ込む方法を教える師匠キャラとして、ひよ里と平子があまり威厳が無いのが気になりますが。
特にひよ里は、半分虚化した一護に殺されかけて半ベソかいちゃってますからね。
「偉そうにしてたくせに、てんで弱いじゃねえか」
という感じです。

ナルト

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まあ、ツッコミを入れてくれただけマシかもしれません。
・「この草薙の剣をもってしても貫けないとはね」
前にも、草薙の剣がどうこういってましたが、どういう風に凄い刀なのか読者には分からない為、ちょっと共感しづらいです。
事前に、岩をバターみたいに切って見せたりすれば、また違ったのでしょうが。
現状だと、伸びる上に頑丈な剣というイメージは持てますが、この漫画の中ではそのくらいの事は術でも何とかなりそうですし、特別に凄い剣という風には感じられないです。
もっというなら、とりあえず凄そうで格好良さそうな名前を、神話から拝借しただけに思えます。
・どこまでも役立たずなサクラ
この子は、どこまでヘタレていくつもりなのでしょうか。
しかも、敵のカブトに治療してもらっちゃってますよ。仮にも、医療忍者のくせに。
・術で元に戻してもらうナルト
あらら、自力で元に戻るのかと思っていたら、普通にヤマトさんが助けるんですか。
次回で失敗して、やっぱり自力で元に戻ろうとするのかな、と思いましたが、どうもそういう雰囲気ではなく、このまま術が成功しそうですし。
結局、ナルトは今回の話では、
「精神的に全く成長しておらず、それどころか安易に力に頼って仲間を窮地に陥れた」
だけなんで、自力で元に戻るくらいはして見せないと、主人公としての面目が全く無いのですが。
もう、ツナデ様に詰め寄ってたお爺さん達の言うように、里に閉じ込めといた方がいいですよ、コイツ。

リボーン
・各リングの名前
わざわざ、そんなものを解説したという事は、今後のストーリーに活かされるという事かな?
例えば、リングの持ち主の組み合わせによって、合体攻撃が出せるとか。
・「負けたまんまじゃ、いられねー質みてーだな」
やっぱり、今の山本は違和感がありますね。
彼、喧嘩に負けた事を悔やむような人でしたっけ?
今までは、子供のお遊びだと思ってたり、母校の人間が狙われてたりでツナ達に混ざっていたわけで、決して積極的に戦おうとするようなキャラではなかったと思います。
特に、今回の相手はハッキリとヤバイ人種なので、関わり合いになったら今後の野球人生に支障が出てくるのは明白です。
ですので、参加するならするで、悩みぬいた結果、野球より親友であり、命の恩人でもあるツナの方をとるくらいの描写は、欲しいところですね。
・晴のリングは京子ちゃんのお兄さん
これは、ナイスセレクトだったと思います。
本当、全然違和感が無い。
コイツしかない、てくらいスッポリと収まりましたね。
六道編では、イイ所無しだったので、期待が高まります。
・それぞれの師匠
これも、グッドだったと思います。
ディーノやシャマルが相当な強者なのは分かっているので、戦いの方に混ざると主要キャラが目立てませんし、年長者として後ろで支えるぐらいがキャラ的にも丁度いいポジションなんじゃないかな、と。
特に、山本の師匠が父親だったのは良かったです。
また、赤ん坊が増やされるのじゃないかと、ビクビクしてましたから。

ボーボボ
パワーアップしようが、何しようが、ヘッポコ丸はあくまでヘッポコ丸でいてくれて良かったです。
よくよく考えてみたら、Aブロック隊長といっても、所詮は昔の天の助と同じポジションですし。

アイシールド
一休と阿含って、天才の割りには妙に小物臭いですよね。
入学の邪魔したり、ネチネチと口先で攻めてみたり、もうちょっと悠然と構えられないものでしょうか。
きっと彼ら、女の子に生まれてたらトゥーシューズに画鋲を仕込むタイプですよ。

ムヒョ
・人気投票
結果よりむしろ、全体的な票数の少なさの方が気になりますね。
やっぱり、編集部にプッシュされてるだけで、実際の人気は大した事ないのか……。
23位にネウロが入ってる件については、どうコメントすればいいのやら。
・「軽い執行なら~」
魔法律の設定がいい加減に作られているのが、こういう時に響いてきますね。
軽い執行とか言われても、読んでる側にはよく分かりませんし。
・普通に警察を呼んでいる現在の側近

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凄いなあ、警察に頼るゴーストバスターなんて、僕は初めて見ましたよ。
ヨイチもヨイチで、それが当然の事であるかの様に答えてますし。
もしかして、魔法律家が警察に頼るというのは、割りとポピュラーな事態なのでしょうか。
だとすれば、

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この警官達の反応も納得できますね。
きっと、警察の中では、魔法律家は霊の専門家とは名ばかりの、クソの役にも立たない役立たず共、という認識になってるんですよ。
と、思っていたら……。
・普通に逃げ出す警察官達
危険だと分かっていて、警告すらしないムヒョにも問題はありますが、それにしたってこの警察官達の職業倫理は最低です。
これじゃ、魔法律家を笑えないよ……。
もしかして、西先生はマトモな社会人というのがどういう人間か、分かってないんじゃないですかね?
出る人間、出る人間、どいつも最低の人種なんですけど。

ネウロ
・意外と冷静に分析している笛吹さん
いや、まさか警察にはサイが捕まえられない、という結論に達せられる人だとは思っていなかったので、かなり意外です。
僕はこう、警察なら必ず捕まえられるとか言いそうなタイプだと、思っていたんですよ。
これは、かなり好感度UPだなあ。
しかも、そういう事を上層部の前で言って、無駄に反感を買ったりもしないのも、ますます好感度UPですよ。
多分、捕まえられないとは思うけど、だからといって手は抜かないし、我を出して上に反発したりもしない。
これが魔法律家なら、無駄に人員を導入しまくって犠牲者を増やしたり、諦めきって何も手を打たなかったり、我を通して命令無視したりしますよ、きっと。
西先生(ムヒョ)に足りないのは、こういう公私を使い分け、キチンと社会人をやってける人間を描写する事なんでしょうね。
笹塚さんを配置しないと宣言するところも、友情からそうしているのが読んでる側にキッチリ伝わってきて良かったです。
・いきなり噛み殺せと番犬に命じるマダム
一般人でも、この程度の変態性はデフォのようです。
・マンボウ寿司
食べたことありますけど、なかなか美味しいですよ。

ツギハギ
・アウヤンプティーの森
イメージ的には、ハンターでカイト達とゴンキルが生物の調査を行った所みたいな場所なんでしょう。
きっと、凄い勢いで進化と絶滅が起こっているんですよ。
でも、単に新発見した生物について記述してあるだけなら、それは生物図鑑であって漂流録とは呼ばないのでは。
・漂流録には、共通の怪物の描写が残されていた
「恐ろしい…アイツが、目の前に迫って……ああ、私はもう駄目だ」
とか、書いてあるのでしょうか?
書いてる間に、逃げろという気がします。
昔の、ホラー映画かい。
・「やばい状況だからこそ、人に伝える価値がある」
なるほど、これは確かに、
「無理言うな」
という状況ですよ。
いいですか、良く考えてみてください。
ここで逃げ帰ったら、
「良く分からない化け物に襲われたので、命からがらで逃げ延びました」
という内容の漂流録しか出版できないんですよ。
なんてったって、真実しか書けませんもんね!!
そんなもん書いた日には、2度とこんな作家の作品読むもんかと、読者に思われてしまいます。
つまり。面白い漂流録を書こうとするなら、ここでの交戦は絶対に避けられないのですよ。
そう考えると、20人も作家が死んだのも納得がいきますね。
きっと彼らは、漂流録を盛り上げるために、無謀な戦いを挑むことになったんだと思います。
おそらく、彼らの漂流録には、
「私は、その恐ろしい化け物に勇敢に立ち向かった」
と書き残されていたのでしょう。
そういう風に解釈してみると、漂流作家というのは成程、過酷な商売です。
普通なら避けられる危険に、彼らは漂流録を面白くするために、あえて挑む必要があるのですよ。
きっと、普通に戦えば楽勝で勝てる悪党にも、自分の能力を詳細に説明することで、勝機を与えて話を盛り上がらせたりとかしているのでしょう。
うん……、なんとも形容しがたい人々だ。

タカヤ

剣頭吏キタ                 !!

切法師に登場し、一部の人々 から多大な人気を得た名キャラクター、剣頭吏がついに帰ってきましたよ。
凄いや、坂本先生。
こんな超展開、誰にもマネできないよ坂本先生。
アナタの才能は、読者全員に刻み込まれました!!
だから……だから……。
もう、打ち切られていいですよ。(手のひらクルリ)

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by ejison2005 | 2006-02-28 01:57 | ジャンプ感想 | Comments(3)
Commented by 二階堂 at 2006-02-28 02:43 x
NARUTOについてはちょっと違う意見があります。

そもそもあの任務では大蛇丸と戦うのは想定外だったわけですよ。じっさいあの状況を打開できるのはナルトの九尾四本しかなかったんです。でないと皆殺しか囚われだったと思います。
あの時ナルトは一瞬で戦力差を見切り、怒りつつも冷静に決断し、今に至るわけですよ。したがって今回の任務を生き残れたのはナルトの判断力のたまものである・・・・と私は信じれたらいいなと思ってます。

タカヤ

とうとう神に・・・・。これは糞まじめやれば結構よかったかもしれないですが、バカヤのあの顔を見て緊迫感なんか出るはずもありませんね。
Commented by 常磐 at 2006-02-28 16:26 x
はじめまして。勝手ながらTBさせていただきました。

ネウロ世界には、こちらの世界で言う「一般人」は存在しないのだと最近思えるようになってきました。きっとほんのちょっとのきっかけさえあれば(Xやアヤクラスは無理でも)通常犯人クラスの変貌や羽が生える程度の進化は簡単に起こるのではないかと思います。
Commented by ejison2005 at 2006-02-28 21:29
>>二階堂さん
ナルトは、シークタイムゼロで九尾に頼っちゃったのがデカイですね。
僕もそう思いたいですが、結局、大蛇丸と戦ったのはナルトだけなんですよね……。
ここで、ヤマトさんやサイと一緒に理性を保ったまま戦い、それでも苦戦するような描写を先にしていれば、かなり印象は違ったと思うのですが……。
タカヤは、昔から何の期待も抱いていませんでしたが、とうとう不快感すら感じるレベルになりました。

>>常磐さん
初めまして、こちらからもTBさせていただきました、よろしくお願いします。
世の中には、指を増やす中学生もいますし、あの程度の変態性はまだまだ一般人ですね、言われてみれば。
これからも、よろしくお願いします。