週刊少年ジャンプ 08年 51号 感想
 遅れてゴメン! いい加減にスパロボZをクリアしたかったんだ。
 てなわけで、ようやく56話まできました。説得したレイに対して、魂+十段階改造フル・ウェポン・コンビネーション喰らわすシンきゅんマジ外道。
 ちなみに、if(シン仲間)ルートなのは自力じゃなく攻略読みました。さすがに二週もする時間はないからね。


 アイシールド

 んー、これといってもめたりすることもなく、アッサリ仲間集めが始まっちゃいました。
 これも展開が早くて良いとは思うんだけど、でも、個人的には淡白すぎると思えちゃうんだよな。なんというか、主人公たちが状況に流されまくっていて、主体性を発揮していないように感じられるのです。
 前回、モン太が唐突にプロ入りを目指すと表明していたんだけど、ここら辺をもう2~3週かけてじっくりと掘り下げ、セナもプロ入りを目指すと決意したりしていれば、ラストにモーガンが提示した餌も有効に機能していたし、主人公が物語を牽引しようとしている印象を得られたんじゃないかな。

 そういや、僕はこの手のツッコミを以外にも今までしたことがなかったんだけど、自分たちの想いで集まった草の根の泥門メンバーは助っ人選手とか多いね。これ、ナルトの五行属性とかと同じで黒歴史的な設定だよなあ。


 ワンピース

 エース救出への前フリだっただけあって、さすがにアマゾン・リリー編はコンパクトに納めてくれました。これだ! このスピード感を求めていたんだ……!
 しかも、しかもですよ。これだけ短めに納めておきながらも、七武海である蛇姫様の威厳はまったく衰えないばかりか、人を信じる心を手に入れることによってキャラクターとしての成長まで果たし、魅力は増すばかりです。
 いや、本当に今回の尾田先生は頑張った。感動した。エース救出もこのくらいスムーズだといいなあ。

 とまあ、いつものように余計なことを書いたところで本編の感想ですが(うちの感想なんざ余分だらけですが)、そりゃもう、蛇姫様カワイイ! カワイイ! カワイイ! てなもんです。アマゾン・リリー編って、それ以外に書くこと無くね? くらいの勢い。それだけ彼女のヒロインっぷりは素晴らしい。

 僕がそう感じたのは多分、蛇姫様がナミやロビンと違って海賊団の仲間じゃなかったからでしょうね。ルフィの性格上、仲間は仲間であり、それ以外の何かになり得るとは考えづらいわけで。麦わら海賊団の中でマジ恋愛とかされても、読者は反応しづらいし。
 例えば、ドラゴンボールで悟空がブルマと結婚しちゃったりしたら、結構な違和感を抱いていたと思うんだけど、これはつまり、そういうことだと思う。

 彼らの俗世にまみれてなさっぷりは、仙人の域にまで達していそうですからね。ナチュラルに悟りとか開いていそう。


 トリコ

 うは、リアルに酒で治しちゃったw ルフィやゾロもグルメ細胞とやらを保有しているのかなあ。
 それはさておき、「…だが 尊い技術も… 必ず悪用する奴らが出てくるもんだ…」というセリフを被せる形で再生シーンが描かれているので、巷で流れていたロボット説はないにしても、所長は何らかの強化手術でも受けているのでしょう。浸食率を上げてリザレクトでもしたのでしょうか。
 残念ながら、「所長=非人間」という僕の説は外れちゃうことになる、かな。


・グルメテレイグジスタンスロボット

 多分、モビルトレースシステムみたいな操作方法なんでしょうけども、だとしたら、オペレーターはその場で足踏みしながらもGTロボそのものは前方へ進むような高度な歩法とかが必須になりますね! ビームを撃つ時には、スパロボでバルカン砲を必殺技のごとくシャウトしていたドモンのように、「ビイイイィィムウウウゥゥ砲!」とか叫んだりするのかも。
 歩行は足元を全方向型ランニングマシーンで解決するとしても、水泳とかはどうするんだという話だしね。Gガンダムの頃から思ってたけど、この手の操縦システムで必要なのは戦闘スキルではなくパントマイム力だ。


・エンドルフィンスモーク

 あー、このシーンちょっといいな。
 目の前でド致命傷を負っている母ウルフにどうやって子ウルフが甘えるのかという問題を解消しているのもそうですが、初登場以来、これといって活躍していないリンの名誉を回復させているというのも評価したいのです。
 これがなくってもバトルウルフ親子は絆の力とかでどうにかできたのかもしれませんが、リンの方は単なるデビル大蛇を凶暴化させた女で終わってしまいますからね。しまぶーは、リンをこの先も準レギュラーとして登場させ続けるのなら、この程度には有能さのアピールが必要だと判断したのではないでしょうか。


 リボーン

 あー、入江君はあの入江君だったわ。ようやく、むかーし昔のエピソードで登場した子供時代の彼と、未来編における彼とがつながって感じられた。うん、あの一件がきっかけでマフィアとかに関わっていたとしても、漫画的に順当に成長していったらこういう風になるよな。すごい説得力です。

 展開的にも、今まで謎とされてきた数々の要素へ決着がつけられそうですし、今週のリボーンはかなりのカタルシスがあったと思うよ。


 ブリーチ

 設定が限りなくあやふやなために、実質何でもありとなっている鬼道を得意とする雛森が駆けつけた以上は、何の前フリもなくすっげえ便利な術を特に制約なく行使して逆転するんだろうなーと思っていたら、本当にそのまんまでちょっと笑ってしまいました。
 前にも書いたような気がするけど改めて書きますが、ナルトの術といい、この漫画の鬼道といい、オリジナルの術を際限なく複数種行使可能な設定にしちゃうと、「どうせ新技でどうにかしちゃうんだろ?」になっちゃうのが辛いね。


 銀魂

 ケラケラ笑いながら読んでたんだけど、しかし、ちょっと待ってほしい。目をつぶって見るのは、はたしてまぶたの裏なのだろうか?
 と、いうのも鏡の前でつむった瞼を指で無理やり開いてみれば分かる通り、つむった状態の眼球ってクルッと上を向いているんだよね。これがいわゆる白目の状態。つまり、目をつむった状態で視界に納めているのはまぶたの裏ではなく、眼底の上部。いや、光を受けてないのだから正確には「見て」いないんだろうけども。
 ここから考えるに、眼球が休んでる状態というのはクルッと上を向いている状態であり、この状態こそ、脳が映像を映像として認識しないリラックスした状態であるといえるのではないでしょうか。

 と、僕は前々から眠れない状態に陥るたびにとりとめなく考えたりしていたんだよ、というどうでもいいお話でした。


 ぬらりひょん

 今週、つららちゃんが怒っていた理由を答えなさい。
 
 ① マフラーを破かれたからである。
 ② 作戦の詳細を知らされてなかったからである。
 ③ マフラーを巻いてたのがリクオでなく、首無の方だったからである。


 バクマン。

 せっかく高級そうな焼き肉店でおごってもらいながらも、ガツガツ白米を食べているサイコー&シュージンを見てちょっと微笑ましくなりました。かわいいなー。僕も学生の頃、焼き肉はあくまで飯のおかずだったよ。今は別カテゴリー。

 んで、今はひたすら頼もしく、サイコー&シュージンにとっては教師のような立ち位置にいる服部さんですが、やがて連載が進み、二人がプロデビューしたとしたら、そういった介入するタイプの編集さんに関するメリットデメリットについても触れていったりしてくれるのかな。

 その時は、それまで主人公&読者を力強くけん引してくれた服部さんがある種の敵といえる立場になるわけで、きっとかなりのカタルシスがあるんだろうな。

 ……連載が続けばの話だけど。


 ハンター

 ああ! ピトーからプフが王の居場所を聞き出したらマズイ!
 ……と一瞬思ったのですが、神の視点を持つ読者的には全然そんなことないと感想書く段になって気がついた。
 仮にプフが全体重の90%くらいを用いた密度の高い分身で王をサポートに行ったとしても「空気読め。帰れ」で終わりそうですからね。ゴンたちの危険性も飛躍的に下がるわけで、読者的にはむしろ王の居場所を知ってもらいたいところです。


・ユピーの現状

 ちなみに、以前にハコワレを喰らった時点でのゴンが21500オーラです。ここまで追い詰められながらも、中堅ハンター二十人分以上のオーラ総量を誇るユピー。これだけ途方もない数値を見せつけられると、最初は悠長に思えたハコワレアタックがむしろ適切な作戦だったことに気がつきますね。肉体形成も可能なんですし、どんだけグーを当てようがリソース削り切れないよ。これ。

 冨樫先生はともかく、ゴンたちはそこまで意図してユピーにハコワレを使ったわけではないけど、ユピーを倒すためには、ハコワレでトばすことが必須条件だったわけですね。


・頂上対決

 あれだけのイベントを経てなお(むしろああいったイベントだったからこそ)、王の認識はこの辺で留まっているわけですね。逆にいえば、それ以上の段階へ王の意識を押し進めれば(説得すれば)ネテロ会長にも和解という名の勝機が生まれてくるわけで、かなり絶望的だったこの対決にも何だか希望が見えてきた感じです。
 いやさ、ネテロ会長だってそう簡単に負けるタマじゃないだろうけど、でも、ガチ勝負で王に勝てるとまでは思えないよ(今週、ネテロ会長は暗にそれを認めたし)。


 サイレン

 きっと影虎さんは死んじゃうんだろうけども、ここで彼を殺すのはけっこう秀逸な一手だったと思うんだ。最近のネウロが殺すの上手すぎて影に隠れちゃってる気がするけど(影虎だけに)。

 彼が死ぬことによって必然的に(手伝わなかった後悔から)アゲハたちが、どうもワイズの前身っぽい犯人たちに関わっていくだろうから本編の進行にも一役買っているし、師匠キャラの一人である彼が比較的アッサリと死ねば、敵の強さとか怖さとかも引き立ちますしね。彼、ドリフトじゃないから使い捨てにしてしまっても構わない存在ではあるし。

 惜しむらくは、敵の能力と戦法が「は? そんなのできるのかよ??」な代物だったことでしょうか。能力が強化される未来ならともかく、現代でこれとはもはや何でもありだぜ、PSY。

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by ejison2005 | 2008-11-21 00:57 | ジャンプ感想 | Comments(6)
Commented by ニテンドー at 2008-11-21 03:33 x
>サイレン
PSY× PSI○
と指摘して初めてサイレンの「サイ」がPSIの事だと気付いた。
かげとらさん死んじゃうのは良いとして、最後っ屁をかましてからでお願いします。
このまま死んだらあっさりしすぎて、「かげとらがザコだっただけか」と思っちゃう
>ぬらり
多分全部
>ワンピ
そういえばワンピースで色恋沙汰って始めてみた気がする。
気のせい?
Commented by 黒川 at 2008-11-21 18:56 x
> これはつまり、そういうことだと思う。
私も、悟空の「んじゃ、結婚すっか?(台詞うろ覚え)」みたいな展開じゃないかと思ってましたw

てか、蛇姫が病気と聞いて「恋の病オチか?」と冗談で思ったら本当にそうだったので、逆にびっくりしましたわ(^_^A

> 服部さんがある種の敵といえる立場になる
「編集との打ち合わせに負けて、落ち武者となって帰ってきた漫画家の描く漫画が面白い訳がない」
みたいな事を「ある漫画」でも描いてましたなぁw
Commented by ミラ at 2008-11-22 20:25 x
>ワンピ
今週の蛇神様は可愛かったですね~.
そういえばルフィを好きなのは他にアルビダ姉さんがいたのですが
彼女はバギーと手を組んでるし敵なのであんまり絡んでこないのかな
絶世な美女二人に好かれてるとか下手にハーレムよりも羨ましいですね

>バクマン
ああなるほど服部さんが担当として色々と介入してサイコーやシュージンとも
意見が食い違ったり対立するのもあるかもしれませんね
ただ今のところ服部さんがかなり好感度の高い人物でもあるのでそこら辺をそこねずに
上手いところやってほしいですね

>ネウロ
自分の読みが思いっきり外れてたなーw
でも本城さんを狂人にして憎む対象となったあとに弥子にお礼を言って自殺する
という展開が上手くいえないけど非常に秀逸だと思いました・
読者の予想を上回る展開をちゃんと演出したんだなと
Commented by ejison2005 at 2008-11-23 22:17
>>ニテンドーさん
ぐは! 素で間違えた!
52号の話になるけど、頑丈ってレベルじゃなかったね。影虎さん……。
Commented by ejison2005 at 2008-11-23 22:18
>>黒川さん
あいつは最終的にあらゆるものに負けてましたねw
あの最終回は色んな意味ですげえなあ。
Commented by ejison2005 at 2008-11-23 22:21
>>ミラさん
アルビダ姉さん、今頃なにやってるんだろうね。バギーともども、どっか重要な場面で再登場はするでしょうけども。

>バクマン
服部さん、結構生真面目なところがありそうだから、あらゆる意味で仕事には手を抜かないと思うんですよね。
本人も言いすぎたかなーとか思いつつ、冷酷に指摘やダメ出しすることもありえそう。

>ネウロ
あの瞬間、読者も弥子さんも怒りの持っていき場を完全になくしましたよね。