週刊少年ジャンプ 08年 49号 感想
 ああー、そういや今週のジャンプは土曜発売なんでした。忘れてた。しかも、ガンダム感想とか劇場版ウルトラマン感想とか劇場版電王感想とか一切手をつけてねえ。たはは。
 前にも書いたけど、休みの都合とかで更新日時はころころ変わるんで、生暖かく見守ってやってください。

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 で、今週は記念すべき2000号突破記念なわけですが、それを祝した立体紙アートの仕掛けは面白いですねー。僕はこういうのでドキドキワクワクしちゃう時代をとうに過ぎちゃったけども、試みとしては称賛できると思う。
  単にDVDとかをオマケにした方が、読者にとってのコストパフォーマンスは高いんだろうけども、こういった遊び心を前面に押し出せるジャンプは、やっぱり「別格」として感じられるのですよ。余裕が漂ってる。


 ワンピース

 あ、覇気を操る相手に対しても、ちゃんと既存の技術が通用するんだ。これはちょっとひと安心。今まで培ってきたものが、急に切り捨てられるのはわびしいからなー。ワンピの場合、十年以上もやってきてるわけですし。

 ラストで、体を張って背中を隠してあげたのもグッド。武々に至るまでが少々強引だったのが、惜しく感じられるところでしょうか。

 しかし、ここ最近のワンピースは裸のルフィが女の人にイチモツを引っ張られたり、ルフィが女の人の背中に抱きついたりしているわけで、そういった要素だけ箇条書きにすると別のジャンルみたいだぜ。


 ナルト

 うーむ、なぜこの人たちは技のインターバルを狙うのが肝要な相手に対し、三人ないし二人で同時攻撃を仕掛けようとするのだろう。謎だ……。

 ラストのカカシ先生ですが、チョージ親子が倒れている隣のコマで、特に活躍した覚えもない彼らの親類とおぼしき忍者が気絶している様子を不自然にアピールしているので、こっちが本物のカカシ先生だったりするんじゃないかな。もしくは、がんばってペインを幻術にかけたとか。

 うん、カカシ先生が死んだとは微塵も思ってないんだ。すまない。影分身じゃないのなら、変身した味方であればいいじゃない。
 もしくは、ツナデ様のスーパーヒーリングパワーが炸裂するのかも。


 銀魂
 
 終わった! 最後まで非常にレベルの高いSAWパロディでした。
 というわけで、SAWのネタバレ含んじゃうから反転ね。

 やっぱり、一番のリスペクトポイントは総悟が真犯人だった点ですね。ジグゾウさんの犯行の特徴として、自分も現場に赴いているが、心理的な迷彩でそうと感じさせないというのがあるのですが、今週、この漫画は見事にそれを銀魂風へとアレンジさせていたと思うのです。まさか死体は犯人じゃないだろう。まさか準レギュラーは犯人じゃないだろう。

 今週前半でのシリアスごっこはブラフにしてもちょっと長く感じられたけど(もう少しギャグを増やして欲しかった)、その分、ラストのインパクトが大きくなるわけですから、これは純粋に僕の好みの問題でしょう。

 いや、本当にレベルの高いパロディだった。こういうネタは、今後も定期的にやって欲しいぜ。



 トリコ

 おお、てっきりデビル大蛇戦後にGTロボ乱入かと思いましたが、前門のデビル大蛇・後門のGTロボ状態になるとは。しまぶーは容赦なく主人公たちを追い込むなあ。

 んで、ドテッ腹をぶち抜かれた所長はそれでも元気に必殺技を放ち、来週以降も継戦する気満々なわけですが、カカシ先生と違い、こちらはものっそい死臭が漂って感じられます。正直、抜き手くらった時点でもう終わったと思った。
 助かるとすれば、今週、伏線を張ったグルメ細胞絡みになりそうな気がしますが、でもここは所長殺して欲しいなー。命と引き換えにGTロボを倒したりはしてもいいから、死んで欲しい。そうやって緊張感を維持して欲しい。

・「うまい飯食ってる証拠か…」
 ああ、この世界ってうまいもん食ってると強くなっていくシステムなのか。ガッツ島編を思い出すぜ。これはちょっと面白い設定ですねー。
 やっぱり、漫画としての独自性を発揮するためには美食屋としての仕事をこなしていかなければならないわけですが、ジャンプにおいて単なる冒険モノでは苦戦することは必至! しかしながら、この方式を用いれば美食屋としての仕事がイコールで修業編にもなります。
 あのドラゴンボールでさえ、ドラゴンボール集めという冒険要素を切り捨てざるを得なかったわけで、これはもしかしたらもしかすると、かなり偉大な発明なんじゃないでしょうか。すごいや。


 アイシールド

 そ……そうか、世界編的なものへ突入していくのか……。

 でも、スポーツ漫画枠の後釜も育ってないし、どうしてもこの枠を残し続けたいのならアイシールドを存続させ続けるしかないでしょうから、これも仕方ねーのかなー。帝黒も最後までパッとした印象がなかったから、ここで終わったとしても大団円といえるほどの感動はないでしょうしね。

 しかし、しかしですが……せめて来週以降にその展開を匂わせてくれないものか……!

 いや、来週といわず、むこう一~三か月くらいは全国大会のエピローグに費やしてもよいくらいだと僕は思うよ。なんてったって、300週以上もかけてたどり着いたひとつの終着点ですから。もっと勝利の余韻に浸らせてよ~。


 こち亀

 ちょwwwwwハンバーガー250円てwwwww現代感覚でも余裕でぼっているぞこの店wwwwwうぇwwwwwうぇwwwww

 ってつっこむべきなんだろうか、この話は?

 それはそうとして、子供の両さんが現代を否定したりせず、全肯定してくれたのは久しぶりによかったと思います。

 ※コメントで教えてもらったけどモスやウェンディーズの値段はこんなもんだそうです。


 バクマン。

 相変わらず恋愛パートはどうでもいい(彼女がグラビアやったって構わなくね?)けど、その他の面では非常に興味深い内容だったと思います。これは僕だけじゃなく、ジャンプを定期購読している読者のほとんどがそうだったんじゃないかな。
 すっごいミクロな話だけど、僕が以前にこんな記事こんな記事を書いた時は、一日のプライベートアクセス数が八千以上いってましたしね。みんなどれだけ興味あるんだよ! って話です(※)。

 しっかしこれ、二割でいいというのは完全に想像の範囲外だったなあ。僕はムヒョとか編集部の保護を受けてると思ってたけど、二割くらいなら普通に勝ち取ってたのかもしれない。そうだったのだとしたら、西先生ごめんよー。

 んで、シュージンとサイコーが反王道な路線を選択したというのは、とても面白い展開だったと思います。主人公だからって、華々しいことばっかりする必要ないじゃないって感じで。すごく形容しづらい感覚だけど。
 既存の漫画で例えると、花道がその派手派手しいキャラクター性に似合わず、リバウンドという地味な仕事で大活躍し、プレイスタイルを確立させた時のような感覚。

 ※ちなみに今では考えを改めてます。「神に祈る」これしかない……!


 ハンター

 つまらなくはない……決してつまらなくはないんだけど、でも、どこか煮え切らないバトルになったという印象。
 これは多分、連載復活前には「こんな奴ら相手にどう立ち向かえばいいんだー!」という状態だった主人公たちの状況が、「なんだか勝てそうな気がしてきたぞう」に変わったからでしょうね。
 ユピーさんはキャラとして出せるものを出しつくし、その上でキルアにボコられたり今週またオーラの借り入れ量を増やされたりで、そろそろ攻略間近という印象。ピトーに至っては戦わずにして勝っちゃいそうな雰囲気で、残る護衛軍はプフ一人。本筋で気になるのは、彼の攻略と王様VS会長の一騎打ちくらいのものです。

 その他の部分に関しては、広げてきた風呂敷を畳む作業に入ってる感じが否めないから、この読感もまあ、やむをえないのかなと思ったり。

 今は起承転結でいえば「結」に近い部分なんだろうな。で、こないだまでが「転」と。そりゃ、創作物で一番盛り上がるのは「転」の部分ですよ。



 チャゲチャ(最終回)

 2000号突破という記念すべき週に、躊躇も容赦もなく八週で打ち切るジャンプはあらゆる意味でさすがだと思いました。

 本編の感想は特にないです。

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by ejison2005 | 2008-11-03 21:30 | ジャンプ感想