週刊少年ジャンプ 08年 48号 感想
 俺、この感想を書き終えたら買ってきたfellowsと、ガンガンオンラインを読むんだ……。


 ぬらりひょん

 首が飛んでいくだけじゃ、いくらなんでも奴良組に対するヒットマンとしては弱すぎるなーと思っていたのですが、巨大化を見て納得。うん、これならタマ狙えるわ。
 犬神という妖怪に関する設定を重視するならば、今回の変貌はちょっと残念なものになるという点が、難点といえば難点でしょうか。

 しかしながら、ここで犬神が変身しなければ普通に捕まって終わってしまい、非常に平坦な(読者の予想をまったく裏切れない)展開となるわけで、この程度のオリジナル解釈は、作劇上、必須なものなんじゃないでしょうか。

 とにもかくにも、主人公の目論見というのがうまくいく展開というのは盛り上がりに欠けますからね。最終的に「試みが成功する」という結果が同じであったとしても、その道程は波乱にあふれていてほしい。


 ワンピース

 そうかー。覇気っていうのは単に戦闘力が強化されるのではなく、色によって様々な個性を発現させるのかー。
 ……うん、微妙です。すっごく。

 いやだってさー、ワンオフな特殊能力っていったらすでにおなじみ悪魔の実が存在するじゃないですか。似たような設定をもうひとつこさえちゃって、尾田先生は一体どうしたいんだろう?

 例えるなら、今のワンピースの状況はスタンド能力者がさらに念を学ぶようなものでしょうか。


 そして全然関係ないけど、冨樫先生が幽助たちにテリトリーを覚えさせなかったのは、こういった展開になることを防ぎたかったからかもしれません。当時、子供心にテリトリーを覚えさせないのは何でだろうと思ってたんだ。


 ナルト

 おお、今週は普通に面白い展開。ナルトのバトルで素直に感心したのって、どれだけぶりなんだろう。

 面白いと感じられたのは情報量が多かったからでしょうね。ペインはちゃんと自身の能力を活かし、カカシ先生はそれに苦戦しながらも作戦を練り、その上で役立たずっぷりを遺憾なく発揮していたその他大勢の人々が(ようやく)数の利を活かして一撃必殺の奇襲をしかける。

 奇襲が成功し、一人だけでも仕留められたのはさらによかったです。そうだよ! 君ら忍びの者なんだからもっと奇襲とか積極的に行おうよ!

 でも、これやったったってことは、自来也の時みたいに復活させる気満々なんだろうなー。


 銀魂

『ふざけるなァ 俺は絶対お前を裏切らない 最後まで絶対お前を見捨てない』
『どんなになってもお前は俺の友達だ』
 のくだりが最高に面白かったです。とてつもない最高瞬発力だ。


 どうでもいいけど、互いに裏切ろうとしないのが「犯人の思惑通りに動くのが嫌だから」というのは個人的にちょっとツボりました。
 いやさ、僕ってこういう密室モノを見てるとついつい、「もしこいつらが無力な一般人じゃなくて、少年漫画の主人公みたいな連中だったらどうなるんだろう?」とか考えちゃうんだけど、今週の銀魂はそれを形にしてくれてると思うんだ。

 極限状態に追い込まれても決して犯人の狙いには乗らない。これはまぎれもなく、強者だから取れる行動だ。


 トリコ

 一瞬、「あれー? GTロボこないのかなー?」と思っちゃったんだけど、よくよく考えたらデビル大蛇のバーサーク化はむしろGTロボフラグを強化していることに気づいた。

 多分、四天王クラスの実力者である所長とトリコが力を合わせれば、狂化したデビル大蛇からバトルウルフ親子を守ることくらいはできると思うんですよ。たとえ、苦戦することになるのだとしても。

 しかし、何とかバトルウルフ親子を守り抜いてほっとした瞬間、その間げきにGTロボが来襲すればそれはもう、ひとたまりもないんじゃないでしょうか。で、ママウルフは殺されてしまうと。

 出産直後とはいえものすげー強さを誇るだろうバトルウルフを殺すことはGTロボのスゴ味を増すことにつながりますし、一旦は主人公たちが守り抜いたモノを殺すとすれば、それは読者に敵組織を憎ませる要因としては十分なものです。

 今回の推理は、僕ちょっと自信があるよ!


 アスクレピオス

 苦しい……メガネでハサミを作るのはちょっと厳しいよ! 内水先生! 人体の切断を苦もなくこなせる強度を誇り、束ねれば刃物としての使用も可能なほど鋭角な断面を有し、正確な平面を有するメガネってどんなだよ!
 
 仮に存在するとして、そのメガネをかけてたら平時から耳の付け根を切っちゃったりして大変だと思うんだけどなあ。

 それとも、これはメガネ男子ではない僕が物を知らないというだけなのでしょうか。


 というかさ、ありがちだけどメガネのレンズを刃物代わりにすればよかったんじゃね?


 ハンター

 モラウさんのことだから、キセルを奪われた時のためとかに備えて隠し技くらいあるんじゃないかと思いましたが、全然そんなことはなかったみたいです。さすがにそんなブリーチ展開はありえないかー。

 んで、プフが困っていたというのはやっぱり、微粒子状に変化させても肉体の大半はスモーキー・ジェイルの内部に存在したからでしょうね。大がかりに移動させてると、モラウさんにバレますし。

 物理攻撃無効属性のプフを倒す方法ですが、現状ですと充電したキルアが焼き払う、とかが有力でしょうか。ノブ先生が復活したら、四次元マンションで改めて閉じ込めるという方法もあるでしょうけど。


 ラストの展開ですが、モラウさんが丸ごし状態でユピーとエンカウントしちゃった時は「あ、モラウさん死んだなー」とか思っちゃったけど、ナックルが合流したからそれも微妙になってきたかな。
 正直、ユピーに関しては語るべきところを全部語っちゃった気がするし、以前に過去形で「ユピーがこの後になんかするよ~」とナレーションされちゃったからこの攻防で彼が死なないのはほぼ確定だし、意外とアッサリしたオチになりそうです。


 バクマン。

 冒頭の三角関係ネタについては、まったくもってわけがわからなかったです。この娘さんたちは、何を言っているんだ? てか、キ○ガイにしか見えん。

 そして、そんな女の子たちに目をつけられたシュージンは、今週のジャンプで一番かわいそうなキャラでした。僕、今までで最も深く彼に感情移入したよ。

 ラストの編集長に関しては、「おおー!」って感じでした。これまで、この漫画のジャンプ編集部にはガッカリさせられることが多かったんだけど、編集長が「面白ければ何だっていい!」と力強く断言してくれたおかげで、作中の編集部に関する不信感が払しょくされた。

 というか、これは大場先生の手のひらの上で踊らされてたんでしょうね。あちらの立場からすれば、「ここで感心させるために、あえて今まで編集部をショボく見せていた」のでしょうし。

 「ここで感動の涙を流させるために、今まであえて恋愛パートを感情移入不可能な状態にしていたんだ」となる日はくるのだろうか……。


 ヘタッピマンガ研究所R

 はあ……なんか知らんがこの漫画の河下先生は超カワイイ、萌えるわと思っていたのですが、よくよく考えたらこの漫画に出てくる人たちは全員親しみやすくて感じイイですね。
 アイシールドも終盤ですし、連載終了したら村田先生は実在のジャンプ漫画家たちを題材にしたユル漫画でも描けばいいんじゃないかなーと漠然と思いました。きっとすごく面白いよ。

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by ejison2005 | 2008-10-29 14:03 | ジャンプ感想