週刊少年ジャンプ 08年 45号 感想
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          こんなに嬉しいことはない……!

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                    ねっ☆

                    ねっ☆

                    ねっ☆

                    ねっ☆

                    ねっ☆


いやはや、先週は視聴が不可能だと嘆いていたサンレッドでしたが、ニコ動のアニメチャンネルで普通に見れました。初めてこのコンテンツを利用したくなったよ!

で、肝心の出来栄えですが、これがまた素晴らしいのひと言! 諸君! 僕のジャンプ感想なんか読んでる暇があったらサンレッドを見るんだ!

だってさ、ヴァンプ様が動いているんだぜ? いや、動いているかといえば若干の語弊を感じないこともありませんが、とにかくこちらが能動的に読むのではなく、向こうが自律的にストーリーを進めてくれるんだ。
それにむしろ、このチープさこそがくぼた作品には相応しい。遂に神と……!
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。ようやくネット環境が整った。
書き忘れてたけど、前回前々回と日曜更新だったのは休日の都合です。今後も僕のリアル休暇に合わせてコロコロ更新日時は変わります。あしからず。

スパロボやってたからじゃないよ。本当だよ?


ナルト
今まで結界なんぞ影も形もなかったわけで、キラービー復活の件も含めて相変わらず描きたいシチュエーションだけを好き勝手に盛り込んでいる岸本先生ですが、戦術としてはそれなりに有効だったためか、すごく変な気分にさせられました。なんか一矢報いられた気分だ。

しかしながら、よくよくよくよく考えてみるならば結界設定なんぞ新たに作ったりしなければ普通に潜入して普通にかく乱するだけで済み、イタチは暗号を知っていたから云々のツッコミつぶしを行ってテンポを悪くする必要もないわけで、やっぱりこれは不要な行為だよなあ。

なんか生きてたキラービーさん
あまりにコテコテなかませ犬臭! そして魅力の欠片もない奇怪な言動の数々で全く全然これっぽっちも僕たちに期待を抱かせなかったキラービーさんでしたが、予想を覆す形で生還を果たしました。で、これが僕には何故か魅力的に映ってしまったんですよね。
てなわけで、ちょっとばかり魅力的に感じられた理由を自己分析してみました。

1.使い捨てキャラでないことが判明した
おそらく、最も大きな要因のひとつ。今までの流れを素直に追っていくならば、確実に八尾抜き取り&サスケの新能力お試し要員でしたからね、この人。
死亡して物語から退場したキャラクターというのは、何をどうやっても我々に新鮮な活躍を提供できなくなるものなので(※)、必然的に受け手である僕も「先が見えてるキャラに感情移入したって仕方がないよなあ……」と精神的自衛行為に走ってしまうものなのです。
しかし、今回の生存によってキラービーさんは未来という名の可能性を手にし、僕の方も「しばらくは死なない(=今後も新鮮な活躍を提供してくれる)から感情移入するのもやぶさかではない」という気分になったわけですね。
我ながら打算的な読み方だけど、「好きな漫画キャラの第一条件は現行の連載作品で活躍している(未来の存在する)キャラだ!」という人っていない? 僕だけですかそうですか……。

※死んでから「実はこれこれこういう活躍をしていたんだよ!」「な、なんだってー!?」というやり方もあるけど、作品内の時系列で過去におこった出来事は読者にとっても過去に起こった出来事として受け止められるわけで、少なくとも僕には「新鮮でない活躍」としか受け止められない。

2.彼がラッパーを志した理由が描写された
今回、キラービーさんは里の武力として飼殺しにされていた(少なくとも本人はそういうニュアンスとして自身の現状を解釈していた)ことが判明したわけですが、これが今までの全く韻を踏んでない上にひたすらウザかったラップ趣味に一本芯を通したと思うのです。
何の背景も無かった前回までは、脈絡のないしょーもないキャラ付け要素でしかなかったラップ趣味も、これで一転して自由を求める心の発露になりましたからね。
初期のナルトがまさにそういうキャラだったのですが、一見すると全く感情移入する余地が無い行動でも、それが辛い境遇故だと分かれば何だか許せちゃいますもん(行動の程度にもよるけど)。

3.今のナルト世界は彼を中心に動いている
驚くべき事実ですが、彼の生存によりナルト敗北の可能性が生まれてきました。いや、新技も開発したことだし師の仇討ちでもあるし、その線は相当に薄くはあるんだけど、でも、その気になればナルトが敗北して連れ去られてもストーリーが進行できるんですよね。暁の目的達成には、尾獣のコンプリートが必要不可欠っぽいですし。
例えばペインには勝っても、近場に潜んでいた他の暁メンバーが手傷を負ったナルトを倒して連れ去るという展開にもできるわけで、多少なりとも緊張感が生まれたのは大きいと思うのですよ。
それに、最近の流れにおける重要なファクターである「雷影が抱いた木の葉への不信感」は、キラービーさんの出奔が原因であるわけで、今の彼は暁よりも鷹よりも世界情勢を大きく揺り動かしているわけです。あんた、輝いてるよ。
その動機が「自由が欲しかったから」だったのも良いですね。権力を揺さぶる理由としてはシンプルかつ納得のいくものな上、豪放らいらくなキャラという印象まで与えられました。

そんなわけで、今週のキラービーさん関連は総じていい感じでした。彼のことが好きになれそうだ。


ワンピース
ルフィが見たもの……それは!

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①鬼の背中

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②ガンダム

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③朱雀の刺青


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冗談は置いて真面目に推理するけど、これ多分男性を想起させる何かじゃないかなー。裸を隠す理由ということでストレートに思いついた。さすがにナニではないと思うけど。


ハンター
キタワァ.*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!☆

ユピーVSキルア
ピトーが話の流れ的に単純なバトルでは解決しそうになくなってきた為か、暇を持て余すような立場になてしまったキルアですが、腹いせ+援護で能力だけはお披露目してくれました。
ぶっちゃけ、キルアは新能力をお披露目してなくても神の共犯者+落雷のコンボを連発すればそれで十分(ナックルが逃げられる)だったわけですが、それでは絵的にも盛り上がらない上、新技の伏線が消化できないわけで、冨樫先生的にもこれは苦渋の決断だったのではないでしょうか。漫画を漫画として盛り上げるのは、きっととても難しい。

なんか生き残りそうなユピー
一方、あんだけボコボコにされながらも「でもオレのが十倍くらい強いよなー」と冷静に分析してみるユピー。正体不明な攻撃の数々に能力まで発動してプッツンしていた彼ですが、一週まわって楽しくなってきたようです。ここら辺の流れは、ムズゲーをクソ呼ばわりしながらも、何とかクリアしたとたんウキウキと次ステージの攻略に乗り出す小学生みたいで可愛かったなー。

で、ナレーションが「後でこいつが何かしますよ」と明言してくれたため、どうも彼の退場という線は薄くなってきました。明らかに王の護衛という目的を忘れつつある(=どうでもよくなりつつある)し、護衛軍の中でも意外とこいつは生き残りコースかもね。戦い始めるまでは、キャラとしての描写が少なかったことからこいつだけ死亡かもとか思ってたんだけどな。



そんなわけで、頑張ってリンチしていたキルアでしたが、今ひとつ報われていねえ! こんだけ一生懸命に攻撃してもノーダメだもんなー。強化系っぽいユピーとでは単純に比べられませんが、ピトー相手にキルアはどうするつもりでいたんだろう? 
護衛軍といえど電撃による麻痺はレジストできないっぽいから、動きを止めてジャジャン拳のコンボ狙いだったのかな。

どうでもいいけど、麻痺とかのパラメータ異常がちゃんと効果を示すボスキャラっていいですよね。RPGとかで「ボスだから」という安易な理由でそういうのをレジストしてるのが見え見えな敵が現れちゃうと、何だか息苦しさを覚えてしまうんだ。

一方その頃シュートは
考えられる線としては、勇気を出して援護に来たノブ先生0rパームと合流しての離脱でしょうね。特にパームの場合、彼女の能力はもう役に立ちそうにないですし、まずまずのキャラ処理といえるかもしれない。イカルゴ? うん、彼はまあ……。


トリコ
前回の巨大動物乗せ一万回腕立ての時点で、すでにタダ者ではない雰囲気を漂わせていたマンサム所長でしたが、フライパンチというトリコのそれと同系統っぽい必殺技を披露することであっという間に強者としての地位を確立させてくれました。
そのおかげか、チェインアニマルの脱走という普通に考えて一大事なミスを所員がやらかしても、「ハハッ仕方ないなあこいつぅ( ´∀`)σ)∀`) 」くらいにしか思えなかったぜ。そりゃ、こんなのがいたんじゃ油断もするさ。

所長関連で思ったことといえば、もうひとつあって、こないだのGTロボもそうなんだけど、島袋先生は序盤で丁寧にトリコの強さを描いてきたおかげで、今後はどんなキャラを出そうともトリコを試金石にすることで容易に強さを表現できるんですよね。上手いことやったもんです(称賛)。


アスクレピオス
前にコメント欄で「麻酔がメディル家最強のオーバーテクノロジーじゃね?」みたいなやり取りをしていたのですが、正体がクロロホルムだったというのはまずまずの落としどころじゃないでしょうか。中世でも何とか作れそうだし、実際史実でも手術に使われてたらしいし。

しかし、だからといって特に思うことはない。

あえていうならば、ディフォルメされたバズの顔が非常にウザかったです。


バクマン。
よく分からなかったんだけど、服部さんはどうしてラストで二人のことを褒めていたんだろう? なんか、途中経過を見る限りでは「自分の弾薬は多い方がいいしとりあえず確保」という雰囲気だったんだけど。
それとも、これはエイジが実はそれほど大した人間ではないという伏線なのだろうか。分からん……。

それはそれとして、服部さんの対応はとても丁寧で良かったと思います。客観的に見て、二人がどの程度の実力なのかもこれで把握できたし。今まではそれがなかったから、ビッグマウスなのかどうかが判断できなかったんだよなー。

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by ejison2005 | 2008-10-07 23:52 | ジャンプ感想 | Comments(8)
Commented by ミラ at 2008-10-08 02:48 x
>バクマン
サイコーがペンを持って2ヶ月というところに感心してましたし
作品としてはまだまだだけど14才という年齢を考えると才能を感じるので
このまま成長していったら面白いことになるかもと思ったんじゃないんでしょうか

>アスクレ
>ディフォルメされたバズの顔が非常にウザかった
ひでえww

>トリコ
小松がトップシークレットな場所にいることが許されているのがちょっと
引っかかりましたがそれ以外は普通に面白かったです
Commented by ぺんぼー at 2008-10-08 07:17 x
今週のトリコはちょっとチープだったと思ったんですけどねー。
工場とか、小学生が考える「僕の考えた未来の工場」だと思いました。
前にエジソンさんがおっしゃってましたが、組織の描写としては
あまりにも安っぽすぎのような気がします。
これでキャラ立ってなければかなりやばかったかもしれませんが
逆にキャラさえ立ってればいいのかもと思いますが。
Commented by H at 2008-10-08 18:48 x
>スパロボやってたからじゃないよ。本当だよ?

エジソンさん的にスパロボZはどうですか?
キンゲとか新規参戦作品は魅力的なんですが音声関連のバグがひどいらしいので
購入を迷っています。
Commented by ejison2005 at 2008-10-08 20:32
>>ミラさん
ああ、あそこで感心したのかー。
いわれてみればその通りでした、サンクス!

>トリコ
他のサイトでも見かけたんだけど、ヨハネスさんが「本来なら~簡単に入れる場所ではない」と言ってたから、難しいけど入ることそのものは可能なんだと思いますよ。
Commented by ejison2005 at 2008-10-08 20:33
>>ぺんぼーさん
トリコはチェインアニマルがあんまりすきそうじゃないし、これはたぶん意図的にやってると思いますよ。
てか、GTロボにメチャクチャにされる前フリに思える。
Commented by ejison2005 at 2008-10-08 20:39
>>Hさん
今15話で、女性ルートの話ね。

バグにはいまのところ遭遇してないです。
今回は、スパロボのゲーム性にもマッチした魅力的な世界観が提供されており、シナリオはそこら辺が見どころとなっています。
戦闘面では、スーパーロボットの装甲がかなり厚くなっているのがいいですね。ザコ敵の攻撃なら1000~2000圏内で大体抑えてくれます。今までのシリーズみたいに、一撃で3000とか食らったりはしない。
大量に出てくるタイプのザコなら200~400でおさえてくれる。
よって、「落とされるのが怖いから前に出れないスーパーロボット軍団」ということはなりにくいです。序盤だからかもだけど。
Commented by 黒川 at 2008-10-09 20:39 x
> ワンピ
ああ、蛇姫男説は考えてなかったけれど、それはそれで展開的にアリですね。
私が考えていたのは、今までに登場した団体に関する何か(どこかの海賊段の刺青とか)かなと思ってました。ユダの焼印(北斗の拳)みたいなw

あと、ルフィと蛇姫は勝つにしろ負けるにしろ一瞬のような気がするので、バトルが始まっても長くて1ヶ月でケリが付くかなと言うのが私の予想です。
勝つ場合:そもそも、お色気攻撃と言う概念が通用しない
敗ける場合:ルフィは精神攻撃に弱すぎる

> ハンター
麻痺と言うか、瞬間的な硬直程度なら格闘漫画においてボスクラスにも通用している漫画は多いですよね?
電気を使うとか気を使うとかファンタジックなものから、心臓打ちと言う実際にある表現まで、手段は様々ですが。
Commented by ejison2005 at 2008-10-14 20:00
>>黒川さん
パソコンご愁傷さまです。
他のサイトとかを回ってみると、白ひげ海賊団の刺青説が濃厚な感じですね。そうだとしたら、確かに巧い展開だと思う。

>ハンター
それを機に劣性だった主人公が逆転したりする、と。
そう考えてみると、ナックルのアレもけっこうバカいちな展開だったのかな。