週刊少年ジャンプ 08年 43号 感想
感想を書きながら、今週のアニメ版絶対可憐チルドレンをボケーッと眺めてました。
この作品はオリジナル要素を詰め込んだ結果、劣化させてしまうことも多いと最近は思っていたのですが、どうやら今週は当たりだったようですね。面白かった。
救出劇の顛末が変更されているのも、初期にこのエピソードが組み込まれた原作と違い、アニメでは1クール分経験値が蓄積されている(=あまり無謀な行動は取らない)ので、順当に感じられました。のみならず、エスパーとノーマルの共存という作品テーマに沿った構成になっていたのもグッド。
で、来週にはイルカ話がくるわけですが、これ、あと2クールでちゃんと複線消化できるのかなあ。
てっきり、アニメ版では設定そのものをオミットするのかと思っていたぜ。

それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。ちなみにまだ漫画喫茶からの更新。


アスクレピオス(新連載)
読みきり時に比べて若干、主人公の性格がウザく後ろ向きになっている気はしましたが、そこを除けば読みきり時そのままという感じの新連載ですね。
で、第1話を読んだところでは、ロザリィがいつの間に撃たれたのか分からないという欠点は抱えているものの、素直に面白かったんではないでしょうか。

で、面白いには面白いんだけど、これ、どうやって話を膨らませていくっていうんでしょう。まさかバズが戦闘能力に目覚めてバトル化していくわけにもいかないでしょうし、ブラックジャック的な個別エピソードを続けていくしかないと思うんですけども、果たしてそれがジャンプで受けるのか。

そしてもうひとつ、これは読み切り時からずっと気になっていたことですが、この作品、中世の技術レベルで外科手術する難しさについて、きちんと向き合うつもりはあるんですかね。
一応、主人公にはバイタル解析能力が備わってはいますが、それで補える面を除いたとしても、問題は山積みな気がするのですよ。
素人の僕がパッと思いつくだけでも、例えば手術中に空気中を漂う有害な細菌からどうやって患者を守るのか、とかね(現代では当然ながら無菌室)。

なんかロザリィも、「数日後」のひと言で(撃たれたのに!)元気全開になっていましたし、むっちゃくちゃ不安なのですよ。ゴッドハンドってレベルじゃねーぞ!

その辺、適当にやっているとウソくさく安っぽい出来にしかなりませんし、もっときちんと取材とかしてリアリティを持たせてくれなきゃ、生き残れないと思うなあ。


ワンピース
おお、もしかして今回のルフィって、いまだかつてない程に海賊っぽい行動を取っているのでは。アマゾネスさんたちの行動も過激っちゃ過激だけど、一方的に恩を受けといて怒鳴っちゃったのは確かですしね。
そしてその上で女をさらっていく……あとは宝の一つでも奪っていけば完璧だ。

また、今のところはトントン拍子に話が進んでいるのは嬉しいところ。
この調子でいけば来週辺りに蛇姫様と二人の妹君が登場し、さ来週辺りからは彼女たちとのバトルへ突入できるのではないでしょうか。
バトルそのものも上手いことやれば3~4週で終わらせられるでしょうし、他キャラのことも描写しなければならないのですから、1クール以内には収めてくれるといいナ!


ナルト

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ブリーチ
仲間のピンチにも決してその場を離れようとせず、暖かい目で見守っている死神の皆さんが面白かったです。まるでデカマスター隊長が仲間想いであるかのように感じられますが、そんなことはないからね。もっと早く助けてやれよって話ですからね。

ちなみに、デカマスター隊長の卍解は巨大な鎧武者を召喚するというもの(ゲームで判明)だったと思いますので、来週は、
「どうだ! 俺は強いぞ! でっかいぞ!」
「なんの! 俺のちょっと舌を噛みそうな名前の卍解はもっと大きいぞ!」(ドカーン!)
「うわー! だめだー!」
という展開になるのでしょうか。


トリコ
ちょwwwwwスルーされたwwwww
いや、本当にこの漫画に出てくるキャラは戦わないなあ。それでいて、むしろ威厳を増しているのが心憎いぜ。

今回のスルー劇場において重大な役割を果たしているのは、冒頭の食い散らかされた捕食者たちのシーンでしょう。
これを入れておくことで、「新キャラは襲われない限り無意味に戦わない」という情報がスムーズに読者へ伝わり、いざスルーするというシーンでつっかえさせることなく(見逃した理由を考えさせることなく)読み進めさせてくれています。
それに、冒頭のシーンを入れておかないと「密漁者を殺してトリコたちを見逃したのは何でだろう?」と後々でもう一度つっかえさせることになっていたでしょうしね。考えているぜ。

また、今週に関しては、
『捕食者、全滅!!』
というあおりもいい仕事をしていましたね。絵だけでも、この生物たちがどう猛な肉職種であることは分からなくもないけど、ここは文字で「捕食者なんですよ~」と解説してくれた方が「ああ、返り討ちにあったんだな」とスムーズに理解できます。
逆にあおりが無かった場合、僕は一瞬、「ん? あの新キャラが襲ったのかな? それともあの新キャラが襲われたのかな?」と考えてしまったと思うな。


銀魂
正直いって、ここ最近のどシリアスな展開にはげんなりしていたわけですが(僕はこの漫画に笑いを求めている)、その反動故か、今週のギャグ話は最高に面白かったです。つーか、計画性のない修業話への風刺がそのまんまナルトへの嫌味とも化してしまっているのが笑えた。

銀さんも言ってたけど、修業話っていうのは本当に画面をもたせるのが難しいんでしょうね。最近のナルトがつまらないのは、修業の内容的に楽チンそうな上、絵的にも動きが無いからでしょう。


チャゲチャ

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アイシールド
泥門メンバーの全員が自殺点のルールを知らなかったというのは、ヒル魔を引き立たせるためとはいえ、あんまりにもあんまりな展開だったと思うな。複雑な暗号を覚えている暇があったら、基本的なルールを網羅しといた方がいいんじゃなかろうか。

というかね。ようやく巡ってきた見せ場だというのに、それですらヒル魔をマンセーするために使われてしまう瀧が不憫でならないのですよ。もっと脇役に愛を!
他の面子は、少なくとも過去の試合で一回くらいはメインの見せ場話があったというのに、瀧はそれが全くないもんな。

彼の存在意義って何なんだろう……。


バクマン。
結果として漫画家が大成したっぽいため、イイ話っぽく語られている「ちょっと感動した編集の話」ですが、いや、あの、これは相当に駄目な話なんじゃないだろうか……?
いや、だってさ。面白いものを描いてきてるのにそれを評価しないんじゃ、漫画家さんの価値基準が揺らいでわけわかんないことになっちゃうよ??

例えるなら、学校の先生が「あえて低い点を与えた方が頑張ると思ったから」本当は5点満点の生徒へ与える通信簿に1点とつけるようなものです。

う~む、そう考えると本当に駄目駄目だなあ。都市伝説……なんだよ、ね?

次回予想
しかし、サイコーとシュージンは気がついていなかった。
そう、どんな漫画も映画も小説も、設定だけなら何だか面白そうなものなのである……。


という、「映画の予告編理論」な展開を予想。


ぬらりひょん
おお! ここで黒田坊のキャラ立ちを行うのか!
いやはや、これはちょっと驚きました。リクオのクラスメートを一本立ちさせるだけではなく、ぬら組幹部にまでそれを及ぼそうとするとは。

また、袖モギ様との戦いを通じて黒田坊の威厳も深まっているのが良いですね。ここんところ、ちょっとぬら組が劣勢気味な展開だったので、いい感じにバランスがとられています。

それにしても気になるのは、肝心の袖モギ様があんまり強そうに感じられない点でしょうか。直接戦闘でかなわないのはともかく、せっかく袖を取ったんだから腕の一本二本は犠牲にしてでも能力を発動させて欲しかったぜ。

こう、鏡の世界へウィルスが入るのを許可しない感じでひとつ。


どうでもいいこと

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↑色んな場面で使えそうな汎用性の高い画像であることに気がついた。

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by ejison2005 | 2008-09-21 19:30 | ジャンプ感想