週刊少年ジャンプ感想 とりあえずの最終回(08年 29号 感想)
以前に告知した通り、ひとまずは今回がジャンプ感想の最終回です。最後くらいは全作品感想。
アニメ感想と違い、こちらは打ち切りらしく普段通りにやって普段通りに終わろうと思います。みかん。


ワンピース
オークションへ突入してからというもの、キッドの反応がいちいち面白すぎます。最初は大物ぶっていたかと思いきや、前回ではルフィの行動に正気を疑い、そして最終的に今回では、超然とした笑みを浮かべてノーコメントを貫いています。
きっと心の内には、

(あっ……! 手配書にあった俺と同格の賞金首だ。ようし、精一杯格好つけちゃうぞ!)
(げげぇー! 麦わら何考えてんだよ!!!!! 赤イヌ怖い! 青キジ怖い! 黄ザル怖い! ((;゚Д゚)ガクガクブルブル)「本気か!?」
(うおっ! よく分からんけどなんかあいつ格好いいぞ! ようし、俺も負けないように泰然と構えるぜ!)

↑こんな感じで思考が錯綜していたのでしょう。可愛いなー。
尾田先生はその辺きっちりと複線張るから(でも回収は遅い)、「キッドの正体は凡夫」という展開への布石かも分かりませんね。

あと、お爺さんのサイフラッシュ覇気は大魔王バーンのアレを思い出しました。ある程度のHPを残してないと強制退場させられるんだ。


ナルト
ちょwww鬼鮫さん騙されとるwww
これ、十中八九幻術ですよね。もしくは、「トビという人物はマダラ含む数名で演じているのだ!」というオチなのか。
個人的には、「火影・風影以外の里長全てがマダラと凶暴していた」という展開を希望してみたいです。これなら、世界全ての問題へと広げていけそうですし。
それに尾獣は初代火影が配ってたものらしいんで、「木の葉サイキョー! その他ジャクショー!」みたいな構図も匂っていますしね。現実におけるアメリカとその他の国々みたいな。

そしてせっかく最後の感想なので、今まで書こう書こうと思いつつスルーしてきた問題に触れてみますが……その……成長後のナルトってちょっとふっくらして見えね……? なんというかこう……ウルトラ六兄弟でいうところのエースというか……? (最悪だ)


アイシールド
ストーリー的には花梨の見せ場回だったわけですが、それ以上に気になったのが「栗太の手で瞬殺されるヘラクレス」という構図。
いえね。すでにパワー頂上対決は峨王戦でやれるだけやってしまっているわけで、今更ヘラクレスに栗田と互角の攻防を演じろとは思わないんですよ。
ただ、彼の場合は散々前面に出ては嫌味ったらしいひと言を残していってくれているわけで、妙な存在感だけはあるんですよね。そのくせ、実際に対決してみたらこれだったわけで、変な気持ちの悪さが残ってしまいます。

……うん、そのくらい。ハッキリいって、今の帝黒戦はあまり思うところが無いんだ。


銀魂
裏切りを知っていながらも門番のザコ百華さん達は前回の小芝居に付き合ってくれていたわけで、月詠さんの部下だけあってやっぱりこの人達もいい人だと思うわけです。皆いい人。鳳仙だけが悪い人。

あと、鳳仙と神威の戦いの影響が原因で中枢から人がいなくなってるっぽいのは良い展開だったと思います。自然に月詠さんの見せ場へ持っていけましたしね。
欲をいうなら具体的に、巻き添えを恐れ皆で非難している描写とかが入っていればなお良かったです。


トリコ
最初、トリコのこれはものすごい屁だと思った人。怒らないから挙手してごらん?



まじめな話、これはどういう描写なんだろう。いつから人類はここまで通気性が良くなったんだ。

あとは、ノッキングがちょいと簡単そうに見えた(腕の筋肉に刺しただけでOKなの?)くらいで、今回も良質なエピソードであったと思います。虹の実編ではトリコの強さが論理的な裏づけの無い、なんかもう大怪獣襲来的な描写になってますよね。マッスルソルトとか使いそう。


キン肉マン(特別掲載)
リアルタイムの読者ではないけど原作は読んでいるので、今回のお話がいかに昔のファンを意識して作られたお話なのかはよく分かります。特に、キン肉マンを最初に負かすのがウォーズマンだというのが熱かった!
仲間になって以降の彼は、本当に散々だったからなあ。体の中をリングにされるわ、最終決戦前に闇討ちされるわ。ギャー! キン肉マーン!

あとは、初めての真剣勝負(スパーだけど)なのに、テキサスフィストデスマッチなどという明らかな自分の土俵での勝負を望むテリーマンが非常に面白かったです。テリー! 君ってやつは……!
つーかこの人、その気になれば48の必殺技とかも使えるのに(ひょっとしたらキン肉バスターだけかも)、全然強そうなイメージがないんですよね。グレートの着ぐるみを身にまとった時は、あれだけ心強かったというのに……。
その辺、青鮫と西山勘九郎みたいなもんなのでしょうか。

ちなみに、好きな超人はロビンマスクです。


ブリーチ
飛竜撃賊震天雷砲(笑)。
相手は死ぬ(笑)。

いやー、ここのところ普通に面白い展開が続いていた中で、握菱さんのこれは完璧な不意打ちでしたわ。そうそう! ブリーチはこういう漫画だった!

それはさておき ミ□

現代で愛染さんがのほほんと隊長をやっていたのは、きっと平子隊長達の治療で浦原さん達が後手に回ってしまうからだと思うんだけど、そこら辺は普通に納得のいく良い展開だと思います。
なんかもう、この漫画の主人公は浦原さんで(ry


どがしかでん
うわあ……(←ラスト2ページで脳内をよぎったひと言)。
うん……なんかこう……本当に「うわあ」だ……。今回登場した先輩方を見ていると、ミスフルは案外頑張っている漫画だったんだなと思い知らされます。少なくとも、あれは先輩方が脅威として映ってましたし。

何だろーなー。この滑りっぷりはどこからくるんだろう?
濱田先生が読者にウケるものを目指して頑張っているのは分かるんだけど、いかんせん、努力があさっての方向に向いて感じられるんですよね。
これはセンス云々で片付けてよいものなのかなあ。


リボーン
γさんは初登場時、ステロタイプな敵幹部として登場し、雲雀の強さを見せ付けるためのかませ犬みたいな扱いにされてしまったため、どうしても今現在の「忠義の士」みたいな扱い方には違和感があるんですよね。
威厳がゼロにまで低下した状態から掘り下げ始めちゃったというのが、難点なのかもしれません。ほら、敵幹部にはスゴ味を持っていて欲しいじゃん。

そんな彼ですが、仲間からもロリコンだと思われていたのは面白かったです。

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ダブルアーツ
前回、お子様ランチを頼んでいた時点では「うわあ……」という雰囲気を漂わせていたファランさんでしたが、話してみたら意外と常識人だったのは良かったと思います。それによって、だいぶ救われた。

これはどがしかでんの新キャラにもいえるんですけど、大好物とか動物好きとか、そういう「キャラ付けのためだけに用意しました」という設定ばかりを強調されると、読んでいてどうにも萎えちゃうんですよね。
作者側から、「ここでキャラを立てるからね!」と押しつけられてるような感覚がするといえば、分かりやすいでしょうか。

トロイについて
先週、コメント欄でも書いたんですけど、トロイの設定で幼き日に遊んだ「ギッチョバリヤー」という遊びを思い出したのは僕だけかな。
あれも髪の毛までが効果範囲とか、色々な暗黙の了解があったなあ。今の子供は、これやってるんだろうか。


勇者学
輪月さんは奇行にさえ目をつぶれば、普通にお付き合いできそうなのがいいな。今までこの漫画に登場したヒロインでは、圧倒的に男性側のリスクが少ないです。委員長や火野木は、精神面や金銭面でダメージ多そうですもん。
あと、輪月さんの場合は容姿で許せる気になるけど、他二人はちょっとそれだけではカバーしきれない。そこも大きい。


ぬらりひょん
おお、これまではステロタイプな悪党だった牛鬼ですが、ラスト四ページで随分と格を上げた印象です。というか、味方になりそうな雰囲気がバシバシする。「覚醒のお手伝いだったんですよー」みたいな。

真面目な話、ぬらりは今のジャンプで最もストレートに期待できそうな漫画なんじゃないかと思っています。最大の弱点だった主人公の魅力が低かった点も、ここ最近の路線変更で持ち直した感がありますし、牛鬼の描写を見るにテンプレ悪党以外の敵キャラも十分描けそうですし。

戦闘シーンがちょっと分かりづらい(殺陣としての面白みが無い)のは難点ですけど、そこら辺はまだまだ伸びしろがありそうですしね。ガンバ!


バリハケン
何だかんだいってうやむやのうちに勝つんだろーなと思いきや、そんなこともなく普通に負けてしまいました。しかも、会長は(変だけど)裏表の無い良い人っぽいです。
というわけで、何だか今回のお話からは打ち切りへ向けてのカウントダウン臭がビリビリ感じられるぜ。負けてしまった以上、覇権組はお取り潰しでしょうし。

ヘラヘラしながら読める、結構安定した漫画だと思うんだけどな。何がいけなかったんだろう。


To LOVEる
「蜜柑とリトの血が繋がってない? んなわけねーだろwwwww」
という展開が、何というか非常にTo LOVEるらしくて良かったです。義兄妹ネタが嫌いってわけじゃないんだけど、そういうのは背徳的な要素が多かれ少なかれ混ざっちゃうもんだから、どこまでもハッピーであるべきTo LOVEるワールドには合わないんですよね。この作品で扱われるエロだの萌えだのは、ストレートで健康的なものが望ましいと思うのです。

今回のお話からは、「僕らはそんな展開にしないから、この先も安心してパンツを見てね!」という長谷見・矢吹両先生からの熱いメッセージが感じられた。


こち亀
ラストの四ページはすごく面白いんだけど、それ以外のネタに関しては最近のこち亀を読むに、ギャグとしてではなく本気で思っていそうだから困る。
ネ、ネタだよ……ね?

主人公の代わりにカボチャを配置するという案に関しては、ブリーチやナル(ry


サイレン
上半身裸で寝かされているヒリューから察するに、完成されたキュア使いであるイアンと応急処置レベルのキュア使いである朧の差は、どれだけ密接に患者と地肌を密着させるかにあるんじゃないかと思うわけです。
つまり、ヒリューは一晩中見知らぬ男に裸で抱きつかれていたわけで、何というかとてもヒリューらしい回復エピソードだと思う(ないない)。

あと、超能力が体系化されてるのは不自然じゃないかと僕は思っていたわけですが、サイレン関係無しの使い手がポコポコ存在するもんなのね。そりゃ、体系化くらいされてますわ。


スケットダンス
「ありそうな少年漫画のタイトル」しりとりがすっげー面白かったです。これ、一回フリーのチャットか何か使ってやってみたい。今週金曜は飲み会があるから、土曜日の夜辺りに。

……うん、せっかくだし感想最終回記念にやろう。参加希望者はコメにその旨を入れといて下さい。開始は今週土曜夜21時からということで。
スペースとかは、明日の深夜に別記事で告知しとこうと思います。てか、すでに感想でもなんでもねーな。


サムライうさぎ
いまいち理解できないんだけど、講武館のスタイルを貫くのなら、むしろ子供を捨てた親の方こそが粛清対象なんじゃないかな。かな。この子達の親が原因で、武家社会の悪い噂がどんどん広がっていっちゃうよ。

その辺りが、この漫画の問題点なんですよね。結局、講武館はどこまでも「使いやすい悪役」でしかないのでしょう。だから行動に一貫性や社会性が無く、共通しての立ち回りは「主人公の不興を買う」という一点のみになってしまう。
しかも、そんなのがサムライの倫理代表みたいな扱いをされてしまっているわけで、日本民族として面白く感じられるわけがないのです。


ネウロ
過去話はそれなりに説得力があったし面白かったんですけど、ちょっとばかりヴァイジャヤが弱く感じられたのは難点かもしれません。結局、ネウロ一行の誰一人として始末できなかったし、ネウロに魔力も使わせていないしで、客観的に見たらDRさん以下の働きぶりですからね。
経歴的に、アイドル超人でいうところのブロッケンジュニアみたいな立ち居地だからしょうがないっちゃしょうがないのかもしれませんけど。何より、彼の場合は動機あっての悪事な面があるから、新しき血族っぽくないのが最大の問題かも。

まあ、来週辺りに「くっくっく……俺こそが真の三本目!」とかいって新キャラが現れるかもしれませんし、断言はよしとこうかな。あと、ギャグ表現を致死演出として用いたお目目ポーンは面白かった。


ジャガー
あー、これ、すごく面白いんだけど何が面白いのか表現に困るわ。ジャガーはいつもそう。だから滅多に感想書かない。というか書けない。
やってみないと分からないんだけど、ジャンプの感想書きに「感想で困る漫画は?」と尋ねたら大体はジャガーを挙げるんじゃないかな。そのくらい難易度高いよ、この漫画。

そんなわけで一生懸命考えた末にいえることは、現実の写真集とかを目にしたことのある人ならこのギャグの真意が理解しやすいということでしょう。
と、いうのもアイドル写真集って大体こんな感じにラストページで一説ぶったりして終わるんですよね。そこへ、「唐突に親父サラリーマン出現!」「何故かかまされる説教」という二つの理不尽を注ぎ込んだのが笑いを誘ったんじゃないでしょうか。

……はあ……マジこの漫画の感想きつい。



そして
…………………………。


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:::::: ̄´::: ̄´:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/      た


痛みを知らない子供が嫌い。心をなくした大人が嫌い。週刊少年ジャンプが好き。バイバイ。
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by ejison2005 | 2008-06-20 00:15 | ジャンプ感想