週刊少年ジャンプ 08年 22・23合併号 感想
今回から感想再開していきます~。
とりあえず、ここまでの流れではダブルアーツが残念な展開になってるのが悲しいです。最初にも書いたけど、ガゼル弱すぎ。そして、いくらなんでも「こいつは特別なキャラなんですよ」という登場人物多すぎ。
みんなみんな天才。ナルトみたいだ。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ナルト
そうか……初代火影ってそんなにすごい人だったのか……。以前に三代目と戦ってた時のことを考えると、とてもそうは思えないぜ。
少年漫画の宿命ともいえるインフレ構造上、仕方ないといえば仕方ないのですが。最強強化系能力者であるウボォーが今出てきても、ユピーに比べたらかなり劣って感じられるでしょうし。
そしてマダラさんは、宿命のライバルともいえる人物が得意としていた、今は使い手のいない忍術をつい最近再び目の当たりにしたわけですが、それに関しては何かコメントないのかな? かな?

それはそれとして、何だか急激にマダラさんからラスボスっぽさが失われてきてますね。
自分の知っている情報は全て開示してくれそうな勢いですし、最後に戦うべき相手がサスケで、それを裏から操るのがマダラという構図になりそうです。
さすがにずっと昔から考えてきたのだろう展開なだけに、複数存在した敵勢力がスッキリと一本化される、大変よろしい流れなんじゃないかと思います。
諸悪の根源が木の葉という結論になりそうなのも、これまでの積み重ねを鑑みると妥当な流れではないかと。


ブリーチ
過去編すっごく面白いです。失礼だけど、まるでブリーチじゃないみたいだ。
元々、久保先生はキャラいじりに特化した漫画家であるわけで、キャラ立て回想を主軸にすえられたこのシリーズがつまらなくなるはずはないんですよね。ブリーチは戦いさえしなければ、こんなにも実りの多い作品なのか。
特撮の話になりますが、井上先生は仮面ライダーキバの二重構造でこういうのがやりたかったんでしょうね。


ワンピース
素朴な疑問なんですけど、白昼堂々と賞金稼ぎが海賊の命を狙ってくるような場所を、はたして無法地帯と呼ぶものなのでしょうか。
無法というからには、言葉通りに法律が通用せず、悪党が自由気ままにのさばれる場所であるべきなわけで、賞金稼ぎさん達がウロウロしてるのはどうにも違和感がぬぐえないのです。
これ多分、尾田先生の感覚的には「賞金稼ぎ=プレイヤーキャラ」「海賊=モンスター」という風に(プレイヤーキャラにとっての)狩場みたいなイメージで描いちゃってると思うんですよね。そこはちょっと残念だ。

いやま、ワンピで本格的な暗黒街の描写とかされてもそれはそれで困った気はしますが。


アイシールド
んー、鷹っておそらく、野球時代は外野ですよね?
……それで敵がいないって、一体どういう状況だったんだろう。振れば必ずホームランな超スラッガーだったのでしょうか。キャッチ関係ねえ(笑)。

あと、色々置いといてここ数週のモン太はちょっと怖いです。ストーカー的な恐ろしさだ。
本城さんとしては、百パーセント善意のファンサービスでしかなかっただろうに、彼はここまで思い悩み、果ては少年漫画的決意表明イベントの小道具にまでされちゃってますからね。
一連の流れを関係者の誰かから聞いたら、ドン引きするんじゃなかろうか。


リボーン
一応、六弔花であるγと晴の守護者である笹川兄は同格の存在といえるわけで、それが手も足も出せず一方的に倒されるというのは何だかなーと思えてしまうのです。九大天皇の一角と十傑集の一員が戦い、九大天皇側が秒殺されたりすると同じ感覚を味わえると思う。
せっかく敵味方の重要幹部が(必然性が無いとはいえ)一騎打ちをしたのだから、敗れるにしてももう少しドキドキさせて欲しかった。


ぬらりひょん
雪女と覚醒リクオの取ってつけたような必殺技から、果てしない打ち切り漫画臭を感じてしまうんだぜ。
「ここは格好良く決めるべき場面だよな。ようし、技名とか言わせちゃうぞ!」という椎橋先生の気持ちは痛いくらいに伝わってくるんだけどね。ちょっと僕には、ここら辺のセンスが押し付けがましく感じられてしまったのです。

あと、せっかく妖怪が不可思議な手段で攻撃をしていても、技名をつけるとそれが「技術」にまで落ちてしまうんですよね。ミステリアス性が失われてしまう。この漫画的にいうと、「畏」が不足してしまう感じ。


サイレン
いかにも覚醒して超パワーアップを果たしそうだった朧が、別にそんなこともなく普通に回復して普通に病人の面倒を押し付けられている辺りが非常に良かったです。あれだけドタバタと騒がしといて、「役立たず」という立ち居地は全く変わってない辺りがグッジョブ。

あと、スタミナの概念がきちんと活きていて、それが作中の戦法に組み込まれている辺りはこの漫画の大事な個性だと思う。普通の漫画だと、んなもん気にする前に戦闘終了しちゃうし。
そして体力の概念が存在するからこそ、この作品はいまだにサバイバル漫画であり続けていられるのだと思うのです。不思議のダンジョンシリーズの満腹度みたいな。


バリハケン
団吾と同様の境遇を持つヒロインが登場したことで、グッとこの世界の魅力が増したんじゃないかと思います。
今までこの作品のテンプレートは、団吾が一生懸命美少女のために働き、かつそれを裏切られるというもので、これはこれで笑えたのですが、しかし、後味の悪さが残るのも否めませんでした。
そこへ外見美少女中身も美少女な磯辺さんを投入し、さらに今後仲良くなっていけそうな雰囲気を漂わせることで、大分空気が暖かくなった。
付け加えると、彼女の存在は今までの「外見が美少女で中身がアレな人」というヒロイン達との対比にもなってるんですね。そう考えると、けっこう美しいな。


エム×ゼロ
ええ!? この設定って隠す意味あるの?? これって調理師学校の進路に「料理人」が存在するのを、ひた隠しにするようなもんじゃないの???
むしろ、「卒業後に魔法が使えなくなる」というリスクを背負いつつも生徒達が魔法の練習に励むという環境を作り出すためには、積極的にこの情報を開示し、頑張った者へのご褒美として触れ回るべきだと思うんだ。馬の眼前にぶら下げるニンジンのごとく。
普通の受験勉強だって、その先の未来を見据えて頑張るわけですからね。魅力的なリターンがなければ、人間は張り切れませんよ。
一応、卒業時に願いを叶えられるという報酬はありますが、それだと私利私欲に走った輩は育っても、この学校が求める高潔な人格の持ち主はそうそう現れなさそうですしね。


こち亀
最近のこち亀における「つまらない話テンプレート」のひとつ、「署長の横暴イベント」が発動し、オチもあまり強いものでなかったに関わらず、それなりに読めるお話だったという世界不思議発見。
思うに、レモンのお弁当に関するうんちくが楽しかったからでしょうね。両さんも損得勘定抜きに行動していますし。善意だけでキャラが動くと、こんなにも清々しくなるものなのか。

それはそれとして、子供に持たせた弁当がネットにうpされ、そのレシピの解説まで求められる幼稚園ってすごく嫌だ。自分に子供ができても、決して入れたくない。


To LOVEる
姉の特徴を微妙に受けつつも、順当にグレードダウンしている双子の妹ということで、どこぞの肉体言語で語る魔法少女を思い浮かべてしまった僕がいる。冷静に考えると大して似てはいないんだけどなあ……。何でだろう?

本編の感想ですが、いつもは胸から消えていくのに何で今回は下からなんだろう? と疑問に思ったところで、リト君の息子露出というネタの前振りだったと判明するのが笑えました。そっちのパターンは予想してなかった。


ハンター
プフの能力は普段、どういう場面で使用するのかと思ったんですけども、これは分離・結合を繰り返すことで物理攻撃を無効化する技なのかな。自然系の悪魔の実能力者みたいに。
でもそれだと、サナギになる必要性が全くないんですよね。偵察用にしたってサテライトンボの方がはるかにお手軽かつ、高性能っぽいですし、どうしたって使い勝手が悪く感じられるかな。

イカルゴVSブロヴーダさんのサイドですが、内容そのものはさて置き、超久しぶりな正統派放出系能力者の登場がちょっと嬉しかったです。純粋な放出系はどうしても一本調子になりがちだから、能力でのキャラ付けがしづらいんだよな。
そして彼が駆使する能力の破壊力がこの程度であると描写されたことにより、さかのぼってドラゴンダイヴがどんだけ凄いレベルの技なのかが強調されるわけです。そういやあそこまで広範囲にわたって破壊をもたらしたのは、今のところゼノ爺ちゃんただ一人だよ。

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by ejison2005 | 2008-05-01 23:59 | ジャンプ感想