週刊少年ジャンプ 08年 17号 感想
ニコパレードマーチが面白すぎる件について。
なんつーか、見ていると久々にガンパレが遊びたくなってきたぜ! 僕はガンパレの戦闘システムは複雑で好きになれなかったので、整備兵→司令官と職を変えていきました。初めて遊んだ時、ぬこと戯れていたら謎の超パワーアップを果たしたのはいい思い出。オーケストラは、何であんなになっちゃったんだろう。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ダブルアーツ(新連載)
非常に良質な第一話だったと思います。凄いな、ここ三週の新連載は全部面白いじゃないか。
といっても、二週三週と面白さを維持できるかが重要なんですけどね。今のところ、ぬらりひょん(三週経過)はちょいと下降気味でバリハケン(二週経過)は安定している感じ。

本編の感想ですが、常に手を繋がっていなければならないというミクロな問題が、トロイの治療法解明というマクロな問題点へ直結した構造になっているのが非常に良かったと思います。
根本的にヒロインを救うには(不自由なく日常生活を送らせてあげるには)、主人公が協会本部に辿り着いてトロイの治療法を見つける必要があるわけで、ヒロインの生死が世界の興亡とほぼイコールなわけです。いや、ヒロイン死んでも主人公さえ辿り着けばOKなわけだけど、それはバッドエンドでしかないしね。
ストーリー上の目標も、「協会本部への到達」と具体的に示されましたし、今後が楽しみな作品です。
……でもなあ、打ち切られそうな匂いもバリバリするんだよなあ。果たして、メイン読者層に受け入れられるんだろうか。

こんな風に思えてしまうのは、もちろんこういったジャンルが受け入れられづらいものであるのもそうですが、バトル描写があまりよろしくはないというのもありますね。
ありていにいって、ちょっと暗殺者さん弱すぎるだろうと。
胴体などの他部位ではなく、わざわざ握り合っている手を狙うという思考回路が意味不明ですし(弱点って何だよ弱点って)、そもそもこのくらいでどうにかなる程度の実力しかないのなら、シスター達があそこまで恐れている理由もありません。
今回登場した彼が、たまたまルキア如きに倒されたディ・ロイ並のタコスケであったというのなら納得ですが、他の暗殺者達まで似たような実力なのだとしたら、やっぱり打ち切りコースだろうと思います。
個人的には、現在のサイレンにおける放浪者と禁人種くらいの実力差が丁度良い塩梅だと思うよ。もっと具体的に例えると、アサシンクリードの主人公くらいの戦闘力は欲しい。

どうでもいいけど
最初、タイトルを「ダブルアーッ」と間違えた俺は魂魄を百万回引き裂かれて消滅した方がいい……。


ワンピース
短いのはいいんだけど、各々のバトルを省略しすぎて今度はダイジェストみたいになってしまっているんですよね。
尾田先生はどうしてこう、極端から極端へと移行するんだろう。

ブルックはラリホー使いでした
うおっ! ブルックつえー!
戦闘力では同じ剣客であるゾロよりも格下な印象の強いブルックでしたが、こんな特殊能力を備えてるんなら全然活躍の幅はありそうです。スピードでは麦わら一味でもナンバーワンだし。
以前の戦いでこの技を使わなかったのは、アンデット系の敵にはスリープが効かない法則だと脳内補完。


ナルト
以前、冗談で「イタチが死んでも天照が解除されなかった場合、地球が滅ぶのでは?」と書いたわけですが、なんか本当にそういう展開が待っていそうです。うちは一族ろくでもねーなー。
大蛇丸の化身であろう白蛇が炎に焼かれて死んだのはおそらく、イタチが頑張ったんだろうとは思いますけども、それならそれでもう少し分かりやすく、彼が最後の力を振り絞っている(っぽい)描写を加えるなどはして欲しかったところ。

その頃のナルト達
集団戦闘するシーンが、思いっきり省略されてて笑ってしまいました。まあでも、描けないものは描かないってのはひとつの選択肢ではありますね。
この場合、難点とすべきなのは例によって一部のキャラを除けば棒立ちしていたっぽい雰囲気をかもし出していることでしょう。素晴らしいチームワークです。


バリハケン
団吾サイドと火讐サイドでザッピングしている部分は、やや煩雑で読みづらい印象しか受けませんでしたが、それ以外の面ではおおむね初回と同等の水準を保っていたと思います。すなわち、キャラがそんなに不快ではなく、要所要所のギャグでクスクス笑える状態。
うん、鈴木先生はとても良い意味で力が抜けていそうですね。このレベルを維持したまま、ずるずると続いていって欲しい。そんな漫画。

ところで、妹喫茶でケチャップをぶっかけられるくだりはそういうサービスなの? 単にこのメイドさんがミスっただけなの? 教えて! エロイ人!


アイシールド
赤羽「俺がアイシールドだ!」
       ↓
赤羽「ごめん、実は俺騙りなんだ……」
       ↓
大和「俺こそ正真正銘、本物のアイシールドだ!」 ← 今ここ
       ↓
大和「すまん、実はおれアイシールド22なんだ……ほらゼッケン見てよ」

クリスマスボウル終了後は、アメリカにいる本物のアイシールドと戦いにいくお!


リボーン
バイシャナさんのボックス兵器が、他のボックス兵器を食うことでパワーアップするタイプだったというのは良かったと思います。これならまあ、味方同士ですったもんだした理由付けにはなりますし。

しっかし、笹川兄は十年ですっかりギャングの世界に染まったなあ。一体何があったというんだろう。頼もしいんだけど当惑するぜ!


ブリーチ
ニセ空座町を用意したというくだりは、何だかドラえもんの鉄人兵団を思い出しました。
あっちと違って、人は普通に往来しそうだからやっぱり犠牲者が出るような気はするけども、何もしないよりは何百倍もマシですしね。

ところで
久保先生がウルキオラさんを復活させたついでに、死にかけたまま放置されているグリムジョーさんのことも思い出してくれるといいナ!


ぬらりひょん
うーむ、坊ちゃんモード時のリクオがあまりにも頑な過ぎて、ちょっとどころではなく悪影響を及ぼしてしまっている感じです。
大体、この漫画の読者は妖怪サイドに肩入れしているわけですから、主人公御自らにそれを悪く言われて気分が良くなるわけないですからね。「変身すると物分りが良くなる」ではなく、今回のイベントを通じるなりなんなりして普段からもうちょっと妖怪の存在に対し、肯定的にした方がいいんじゃないかな。


スケットダンス
ボケが完全に消え失せると、この漫画は絶望的につまらなくなるんだなーと思い知りました。しかも、ボッスンと会長って実は両陣営で最も影の薄い二人だったりしますし(主人公とその対となるキャラなのに(笑))。
比較的どうでもいい二人が、この漫画に求められてないシリアスなノリで、ルールを理解し難いゲームを大真面目に遊んでいるわけで、シリーズ最終戦なのに随分と弱い締めになりそうな気配です。


こち亀
今回はとても興味深い内容で、部長が一方的に貶められている点を除けば満足のいく出来だったわけですが、この本って肝心要であるセルフアレンジメントを作成するページが単なる白紙じゃね? 中川の会社はいい商売してるなあ。


ハンター
かつて、ここまで恐ろしい主人公が存在しただろうか……。
特にね。キルアの発言を遮って自分が質問するシーンが半端なく恐ろしいです。マジ怖い。ゴン怖い。この子の不興を買ったら間違いなく殺される。
今回のエピソードだけで考えると、明らかに王様よりもボスキャラらしいですよね。ゴンってば……。この漫画に善も悪もねえけどさー。

そんな風にゴンがモンスター化していく一方、ピトーが王様に引きづられるようにして人間性を獲得していってるのが面白いですね。以前は割と純粋悪みたいな雰囲気を漂わせていたピトーですが、すっかりハンターキャラらしくなりました(悪役だけど悪いだけじゃない)。

あと、この問答はゴンの勝利フラグと考えていいんでしょうね。葛藤の末、コムギちゃんの治療を許可したゴンに恩義を感じたピトーが、途中までゴンキル側の要望通りに全力で戦った後、ここぞという場面でわざと手を抜いて討ち取られるという。
強くなったとはいえ、力押しになりやすいゴンキルの能力でピトーに勝つ展開は想像し難かったのですが、これなら納得のいく結末になりそうです。
キルアも離反しそうな気配を漂わせていますし、「不本意な勝利」「親友との別れ」「カイトの死(あれ助からんでしょう)」というバッドイベントを立て続けに食らわせてゴンをどん底に陥れるつもりなのかな。


勇者学
楽屋ネタでのやり取りが非常に面白かったです。僕はこういう、作中の登場人物達が自らを架空の存在だと理解した上でボケ倒す展開が大好きなんだよな。
あと、勇者部の面々がそれなりに和気あいあいとしているのを見ると幸せな気持ちになりました。最後に、ちゃんと河野へフォローを入れようとしているのもグッド。


サイレン
あー、なるほど。このゲームにおける定石のひとつは、何も知らない人間を好き勝手に行動させて禁人種とエンカウントさせることで、安全なルートを割り出したりすることなのか。
これ、そのうち登場人物の誰かが気づいて仲間割れの原因になったりしそうですね。


To LOVEる
基本的にエロスばかりが注目され、実際にそこが最大のポイントでもあるこの漫画ですが、449ページからのわずか六ページで世界の基本法則を分かりやすく描写している辺り、構成力にも確かなものがあると思うんだ。
淀みなくスムーズに話を展開させていくっていうのも、立派なスキルですしね。


サムライうさぎ
拙者、毒を流し切るまで出血したら人は死ぬと思うのでござるよ……。
てっきり峰打ち合戦になるのかと思ったらバッサリやっちゃって、それでもなお気絶する程度で済んでますし、前からそうではあったけど、どんどんワンピバトルになっていってます。
掲載順位も凄いことになってきたし、今期で打ち切りか……!

[PR]
by ejison2005 | 2008-03-26 02:18 | ジャンプ感想