週刊少年ジャンプ 08年 16号 感想
ちょっと業務連絡なんだけど、お引越しするんで今月末から四月の初頭一~二週間くらいは更新できないかも分かりません。場合によっては、一ヶ月くらい音信不通になるかも。
別にブログを閉鎖するとかそういうわけじゃないんで、そこのところはよろしくお願いします。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


バリハケン(新連載)
こないだの読み切り(なんか女の子がイッパイ出てくる話)が載った時はどうしたもんかと思いましたが、いざ新連載を開始してみたら意外と真っ当な出来でほっとしました。
やっぱり、ギャグに的を絞ったのが大きいですよね。鈴木先生は今まで、自分の適性を図り間違えていたんだよ!
DMCからの影響を強く感じるので(基本的なストーリーライン同じだし)、そこはこれからの連載で頑張って独自性を獲得して欲しいところです。

DMCからの影響以外に読んでいて気にかかったのは、ちょっと一話の中でイベントを行いすぎな点でしょうか。
序盤に団吾のキャラクター紹介を行った後は、「15人逆ピラミッド」と「ラート部」の二つのエピソードが盛り込まれているわけですが、両者の間に繋がりが存在しないため、妙に落ち着きの無い印象を与えているんですよね。
いっそのこと、別々のお話に分けて新連載一挙二話掲載! とかやった方がインパクトもあって良かったかもしれません。
でもまあ、個々のギャグはそれなりに笑えたからいいや。ギャグ漫画なんだから、最終的には笑わせてくれるかどうかが全てでしょうし。


ワンピース
コメントでも皆さん「モーガンじゃね?」と言っており、僕自身も理由はサッパリ分かりませんがモーガンだろうと決めてかかっていたデュバルさんですが、普通に両手がついてました。あっるぇ~?
田舎言葉で喋り始めたりもしましたし、こんなキャラ今までのお話に出てきたかなあ。意外と全くの新キャラだったりするのでしょうか。

すったもんだの末参戦
はっちゃんを許すかどうかよりも、ケイミーの身の安全を重視したルフィ達のスタンスはとてもとても良かったと思います。かつての扉絵連載とかのおかげで大分悪印象が拭えているとはいえ、やっぱりナミの恩人を殺した海賊団の一員だったことには変わりませんし。
今シリーズは、シリーズ突入してからわずか三週とかなりのハイスピードで戦端が開かれてますし、今度こそ短めの気軽なお話を期待できそうで楽しみです。七武海が裏で糸を引いたりしていませんように……。


銀魂
フォロ方十四フォローが素晴らしかった。ネタとして面白かったのはもちろん、新八の恋文関連とはいえ土方さんがスムーズに協力してくれたというシチュエーションが熱いですね。悟空のピンチに颯爽とベジータが駆けつけた時のような高揚感があります。
何だかんだいって詰めが甘いのも、ベジータライク。


ぬらりひょん
ううん、連載が始まったばかりなんだから、リクオにはもっと積極的に変身して事件解決に当たって欲しいなあ。彼の場合、変身時の性格で普段の坊ちゃん気質を補うタイプのキャラなので、中学生になってから(坊ちゃん系になってから)一度も変身してないというのはマイナスポイントが大きい。
キックボクシング漫画なのにサンドバッグ蹴ってばかりいたせいで打ち切りを喰らった、某漫画のこともありますしね。

それはそれとして、清継くんのリーダーっぷりはなかなか良かったと思います。ひょっとしなくてもリクオより好感度が高い。
積極的に行動を起こし、学友からの人望も厚く、かといって横暴になるのでもなくちゃんと友達を大切にしてる風なのがいいんですよね。「片道二車線だから気をつけて!」のコマでの綿密な計画ぶりとか、確かにさすが清継くんっすという感じです。

どうでもいいですが、制服姿の雪女ちゃんは可愛かった。


ナルト
霊器……だと?
この期に及んで更なる新設定を持ち出すとは、大した漫画だ。
あと、起爆札って誰もがノーリスクで使用できるアイテムだったはずなので、それを防いだくらいで「すごいぞー! 強いぞー!」と言うのはちょっとどうかなと思うのです。麒麟を防いだ時に解説しとけば良かったじゃん。ジャンジャン。

起爆札について触れたついでに書いときますけど、このアイテムも相当に謎の存在ですよね。ぶっちゃけ、火遁とか吐いてるよりはるかに効率良さそうですし。
罠にも投擲にも使用できる万能っぷりを眺めていると、これさえあれば攻撃系忍術いらねーんじゃねえの? とさえ思えてしまうという。


サムライうさぎ
んー、これだけの傷を負っても、鰐淵さんは「勝負あり!」の声を上げないものなのでしょうか。穂波がその気だったら、流人の彼は首チョンパだったと思いますよ。あくまでも、半殺しにするか参ったと言わせるかの二択なのかな。
何だか、ハンター試験の最終選考(ゴンとハンゾーが戦ったアレ)みたいな試合だ。そういえば、ハンゾーは今どこで何をやっているんだろう。

穂波父のエピソード
いや……これは……どう考えてもお父さんが悪いのでは。侍って権威守るのもお仕事のうちですし、純粋に迷惑だよこの人。
それに農民へのねぎらいがどじょうすくいって、何か違わね? これを現代で例えると、市役所職員が毎日付近の住人を呑みに誘い、それをもってねぎらいとしているようなもんですよ。今は身分格差が無いからちょっと変な例えになったけど。
少なくとも、僕はお役所仕事の方で成果を上げて欲しいと考えると思う。


ブリーチ

  ___                / ̄\        ム  i
 「 ヒ_i〉   .       .   |    .|         ゝ 〈
 ト ノ              \_/         iニ(()
 i  {               __|__           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i         /<●>::::: <●>\       {、  λ
 ト-┤.      /:::::  (__人__):::::  \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
    / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ
    |   |   正  解  :  十刃と織姫は囮 │|
    \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

というわけで、先週書いたことは割と的を射ていました。イェーイ! 久保先生見てるー!?
自宅待機の件は、愛染さんが「今の十刃って基本アジューカス出身とかだしイラネ」という感じで、どうでもよく思っていたことにすればギリギリ……まあ……頑張って騙されようと思えないこともなかったりするんじゃないかとは思いますし。
今更、無策の人という彼のキャラクター性を覆すことはできないでしょうしね。

「護廷十三隊全隊長格を戦闘可能にすることだ」
副隊長陣 → 論外
デカマスター隊長&日番谷隊長 → かませ
砕蜂 → 夜一さんとの戦いを見る限りでは微妙
浮竹隊長 → 絶対吐血するよこの人
というわけで、純粋に戦力となりそうなのが京楽隊長と山本総隊長だけという恐るべきソウルサエティの布陣です。卍解次第では、砕蜂も活躍できるかもという程度。
あ、でも浮竹隊長の吐血はドラゴン最強の盾(砕かれてからが本番)みたいなもんだから、彼は戦力に数えてもいいかもしれない。


勇者学
途中のネタもかなりクスクスきてましたけど、オチが特に良かったと思います。
それまで徹底的に追い詰められてた魔王側が瞬時に逆転するというカタルシスと、純粋なギャグとしての面白さが溶け合っているよね。


リボーン
「中に誰もいませんよ……?」状態だと思ってたんで、意外と人が乗ってたことにビックリ。いや、もともとは有人機だったわけだけど。
こんなデッドスペース作っといて、よく炎吸収システムなんて搭載できたもんです。

鬼熊使いさんを倒したバイシャナさんに関しては、今のところはスルーで。「仲間割れせずに協力し合えば勝てたかもしれないのにね」とか、いわれないようにして欲しいものです。
でも、きっと無理なんだろうな。そういわれないようにするためには、山本達を返り討ちにするしかないわけですし。


サイレン
素人には武器を持たせないという描写と、ちゃんと水をカバンに詰めたりしているのが良かったと思います。特に、道具は持たせないという判断が個人的に好きです。武器を手にしてるとどうしても気が大きくなってしまい、正常な判断を妨げてしまうわけで、勝つことよりも生存を優先しているのがよく伝わってきます。
実際、以前の漂流においてアゲハは刀を持ったまま行動していたわけですが、冷静に振り返ってみるとやぶれかぶれの特攻みたいなもんでしたからね。彼の選択は。


To LOVEる
今週はザスティン様が出ずっぱりで、それだけでも十分に幸せだったわけですが(トイレに篭るシーンの絵ヅラが特に良かった)、「いやいや、暗殺者に敷居は跨がせられないよ」という主張も良かったと思います。
というか、よくよく考えたら今まで放置していたことの方が変だったわけですが、そこら辺は冒頭のマンガ賞云々がそのままフォローにもなっていますね。作者も作中の登場人物も、ついでに読者も素で忘れてたという。


ハンター
敵の変身を待つ理由に「時間稼ぎ」という名目をいちいち用意したりするあたり、この漫画は苦労してるなあ(十分休んでるけど)と思うのです。
そして、モラウさんの下したこの判断からは、彼に勝利する気が毛頭無いのも伝わってきますね。
勝ってしまえば万事解決だから、この段階でプフを攻撃するのも全然アリなのですが、彼は一方的に一撃入れられる(かもしれない)メリットを即座に捨ててナルトばりに敵の出方を待つ判断を下したわけです。この人、ひたすら時間を稼ぐつもりでいるよ。事前に懸念していた「連戦の疲れ」という要素が、ここにきて表出し始めています。
監獄ロックは「タイマンで戦う・解除条件は一方の死」という制約で念空間を生み出す能力かと思っていたのですが、この分だと別の制約でしょうね。

今週のウェルフィンさん
これは以前、絶望先生でもネタにしていた「重大な二択を迫られた時、プレッシャーに負けた人間はえてして比較的どうでもいい第三の選択肢を生み出し、それに飛びついてしまうものである」というお話ですね。この人、すごく人間らしいな。ワンコだけど。
あと、バルタン星人リスペクトなブロウさんの攻撃シーンinウェルフィンさんの脳内が、とてもダサ面白かったです。

ラストのゴン
この子怖ェー! 治療中のコムギちゃんとか、眼中にも入ってないよ。
いや、カイトの例もあるからゴン視点では治療系の能力に見えないのだろうとは思いますが、それはそれとして「コムギちゃんに気づいてる可能性」と「コムギちゃんに気づいてない可能性」が、僕の中ではフィフティフィフティなのです。有無も言わさずフルパワーでぶち殺しそう。ほんと怖いよこの主人公。恐ろしい。


スケットダンス
ロジックもへったくれもなく、ただ単に「会長はそういう能力を持ってるから見破れます」だったのはちょっと残念かな。せっかく頭脳戦の舞台だけは整っていたのに、それが活かせないまま終わってしまった。そして今回は笑えるギャグも少なかった。


マディ
ラスボスを倒したのがマディではなくクレイだったのは、最後の砦が守られきった印象を与えられました。やっぱ、マディが倒すというのは何か違うよな。

改めてこの漫画について考えてみると、決して悪くはなかったんだけど、別に良くもなかったよなあという感じです。旅立つことを決定する辺りまでは吸引力があったんだけどね。
と、ここまで振り返ってみて気がついたのですが、そういえば「マディが興味を持ったことをなるべく実行させてやる」というコンセプトだったのに、振り返ってみれば終始クレイの経済事情に振り回されてたことに気づいた。そこら辺が敗因だったのでしょうか。

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by ejison2005 | 2008-03-18 23:56 | ジャンプ感想