週刊少年ジャンプ 08年 14号 感想
オブリビオンを粛々と進めています。インペリアルの吟遊詩人(戦士座)。
アンヴィルで戦士ギルドの依頼をこなしていたら、聖堂前で新興宗教の教祖みたいな人から頼まれ事をされたんでえっちらほっちらと使い走りしていたんだけど、進めていくうちに何やら聖戦士の装備とかいうのを集める羽目になったり、悪の大魔王みたいなのから目を付けられたりで着実に聖騎士としての道を歩まされてる気がする。何故だ!? 俺は世界とか救いたくないからこのゲームを遊んでいるのに!
でも、ここまで関わっといて見捨てるのもどうかと思うしな~。RPGの主人公っていうのは、こういう心境なんでしょうか。「はぁ? 世界救えとか言われても困るんですけど。でも、ここまで首突っ込んどいて知らんぷりは人としてどうかと思うし……」みたいな。ゴーオンブラックみたいなのはそうそういない。
まあ、聖戦士の装備強いしいいかな。装備ボーナスも加わって、レベル6にして魅力が88とかいう人外の領域へと到達しましたし。おまけに軽装備ときたもんだ。今のエジソン君なら諸君私は戦争が大好きだとか言えちゃうよ。
あと、このゲームって店屋でアイテムを捨て、それをまた手に取ると何故か盗っ人呼ばわりされるんですよね。シレンの店主だってもう少し物分りはいいぞ。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ネウロ
ヒグチさん相手に魔帝七ツ兵器を使った時はもっと弱っていたわけですし、そりゃ余力はまだまだ残しているよな。というか、テラさんは遠くで高みの見物としゃれこんでれば良かったのにね。ここら辺が真の意味で、葛西さんにバカと言われている所以なのでしょうか。
今回ラストで顔にデコピンされてたから、これがきっかけで逆上したりするのだと思うんですけど、既に「テラさんはネウロの魔力を削げるのか?」という最重要ポイントは経過してしまったので、このままスムーズに倒されるのもそれはそれでアリかなと思います。
でも、それはないんだろうな。このままだと、DRさんと大差ない戦渦ですし(下手するとあっちの方が消耗させてる)。

ビルのトリックに関しては、実際にやってもハンマー代わりとはいかないと思いますが(ついでにいうなら、ネウロみたく横から支えても崩れますが)、これは漫画ですしこの程度にリアリティがあれば、個人的にはOKかな。何より、発想のダイナミックさが素晴らしい。


ワンピース
飴の雨だの、海ダヌキだの、丸虹だの、遊蛇海流だのといった諸々の冒険をかっ飛ばされたのは非常に残念です。それぞれ、一週ずつくらいは各キャラを主役にすえつつの一話か二話完結式のエピソードがこさえられそうなものなのに。
この漫画は、こういったシリーズとシリーズの繋ぎ目が妙にドラゴンボールライクなんですけども、僕はもっと冒険記的な面白さを期待したいんだよな。こういうシリーズ毎の転換点とバトルの長期化が相まって、全然探検とか航海とかしている印象がありませんし。

いつの間にやら世界半周
冒険譚っぽさが薄くて特に残念だったのはこのシーンで、読んでて「え? いつの間にかそんな所まで来てたの??」としか思えないんですよね。現在地と世界地図とをコンスタントに提示し、その上でここまで辿り着いたとかなら感無量だったかもしれませんが。
とにかく文字通りの折り返し地点ということで、尾田先生的には「第一部:仲間集め編・完」とかそういう感じの心境なんでしょうか。当初からルフィが欲しがっていた音楽家が加わり、麦わら海賊団の構成はこれが決定版と。
そんなこんなで、もうちょっとだけ続くんじゃ。

最後のコマ
ここ、真面目によく分かんないんですけど、ケイミーの方はともかくとして、麦わら海賊団の皆さんは何でこんなに驚いてるんでしょうか?
最初はヒトデがツッコミ入れてたからかと思ったんですけども、1ページ前に、
「!? 何か変なのもいる!!」
と思いっきり認識しちゃってるんですよね。う~む、謎だ……。


ブリーチ
(俺は容赦しねえ。強かろうが弱かろうが赤子だろうが獣だろうが、一撃で叩き殺す)
強かろうが弱かろうが赤子だろうが獣だろうが殺す相手からも、当然のように情けをかけられた男。その名は茶渡泰虎。

そんなノイトラさんも過去には、ネリエルの足手まといポジションでした。
かがみさんの真似事をしてみるなら、一護達が織姫や幼女を利用してオサレにキメているように、ネリエルはノイトラさんを利用して己のオサレさを際立たせていたのですね。


ハンター
よく見たら、ドラゴンヘッドには乗っかっているのではなく足先で摘まんでもらってるんですよね。「じゃ、ここに掴まってね」とか言ってる姿を想像すると、ちょっぴりなごんでしまうぜ。

「それはどっちの?」
んー、ここってどういう意味なんでしょう?
最初は「どちらの塔だよ?」っていう意味かと思いましたが、それは本当にそんな状況じゃないだろうと感じですし、ゴンが率先して跳んでったから聞くまでもありませんしね。
なんか覚悟を決めるのか的なニュアンスだと思うんですけど、考えても考えても分からないよ。

観戦せざるを得ないナックル
いうまでもなく、ハコワレ+神の共犯者のコンボで最も恐れねばならないのは、敵のまぐれ当たりによる借金返済なわけですが、それを考えるとやっぱりVSユピーというのは最悪の噛み合わせなんですよね。借金を増やしてやろうにも、本編にある通り攻撃したら煙幕に隠れてると思われて無差別攻撃されちゃいますし。
ちょっと勝てる可能性が見当たらない上に、冨樫先生なら普通にユピー勝利で事を進めたりしかねないのがまた。
というか、伸縮自在の腕を増やすってここまで強烈な能力だったんですね。似たような能力というかアイテムでは封神の禁鞭がありますが、あっちも作中最強クラスの宝貝でしたし、シンプルイズベストということか。

イカルゴ達を襲った振動
ピトー:治療が終了してるとは思えない……ゴンが好機とばかりにジャジャン拳を使ったならあり得るけど、主人公的にそれはないでしょう。
プフ:どっちかというと精神攻撃の人。
王:飛んでった。
ということで、時間的に考えてもシュート・ナックルVSユピーの方で起こった出来事っぽいです。これだけの破壊力が出せるのはユピーくらいのもんでしょうしね。
何らかの要因(メレオロンの息継ぎとか)でナックルの存在がバレ、再び広範囲攻撃を敢行されたのでしょうか。
それか、やる事なくて暇なパームが爆弾でも仕掛けたのかも。


ナルト
おお、前回はどうしたもんかと思っていたサスケによる奇襲攻撃失敗イベントでしたが、きちんと二段仕込みの攻撃になってたんですね。積乱雲による超巨大雷遁術というのも理屈的に納得できましたし、久しぶりに良い展開だったんじゃないかと思います。

何気にまだ燃えていた外の天照
前回の描写を見るに、一応は術者が念じれば消火できるみたいですけども、これサスケの目論見通りにイタチが倒されたらどうなっていたんでしょう。
使い手の死と同時に消えてくれれば万々歳なのですが、仮に鎮火されずに残った場合は世界の全てが焼き尽くされてこの世の終わりが訪れるんじゃね? イタチの忍術で地球が危ない。


アイシールド
最後は純粋な力勝負だ! とは言われても、セナのパワーと体格を加味すると本当に体当たりだけで勝たれてしまうと拍子抜けなわけですが、そこは垂直デビルライトハリケーンを織り交ぜることで上手いこと処理していたと思います。
そんなわけで今回のお話は、白秋戦のテーマとセナのキャラクター性とがきちんと噛みあっていた良質なエピソードであったといえるでしょう。
今週はナルトも良かったし、看板クラスの漫画が普通に面白いと雑誌全体の満足度が違いますね。


銀魂
漫画本編とはあまり関係ないネタですが、前にこち亀で葛飾署が全職員アルコール禁止になるっていうお話があったじゃないですか。で、その時はいつも通りに署長の劣化ぶりを嘆いてたんですけど、今回の銀魂で幕府がやったのはそれよりも明らかに横暴な行為なんですよね。なのに、こちらはギャグとして面白いな~としか思わないという。
どこら辺に違いがあるのかといえば、今回の銀魂では土方さん以外の全て非喫煙者としてきっちり描写されてるんですよね。少なくとも、このエピソード内では禁煙が「誰もが納得できる正しい行為」として肯定される空気がかもし出されている。
ギャグ漫画の登場人物っていうのは、往々にして横暴な存在になるわけで、それを許せる雰囲気が生み出せるかどうかが、作品の明暗を分ける重要な部分だということでしょう。


テニスの王子様
すげえ……なんて暴力的な最終回なんだ!
知っての通り、この漫画は当初比較的真っ当な部類に入るスポーツ漫画であり、全国大会編辺りから徐々に能力バトルへと移行してきました。
それによって、読者の注目する部分も段々と試合の勝ち負けなどから「どんなトンデモ技やビックリ展開が披露されるのか?」へと移ってきたわけですが、この最終回はリョーマによるサムライドライブ返球シーンから先は、急に従来のスポーツ漫画へと戻っちゃってるんですよね。皆さん、天衣無縫とかオーラとかは存在しなかったかの如く普通に閉会式を行っていらっしゃいます。
結果として、わずかワンエピソード内で作品を構成する要素がめまぐるしく変動してしまい、僕達読者は遥か遠方へと置き去りにされてしまうわけです。これを暴力的と呼ばず、何を暴力的というのでしょうか。

しかし、振り返ってみれば読者をある一定の線から先へは決して踏み込ませず、徹底して突き放すのが許斐先生の作風であるわけで、こういった最終回になるのは自明の理であったといえるかもしれません。
ともかく、長い間お疲れ様でした。


サムライうさぎ
Q.女子や魚屋が刀を振るってはいけない理由とは何か?
ヒント:この大会の趣旨。

というのはまあ、置いとくとしてですね ミ□
これ、マロが今まで通りの刀を使ってさえいれば、受け太刀する必要すらなく普通に勝利していたんじゃないかな。
というか、清比人さんがマロの何を見て、受け太刀重視の刀を生み出そうという発想に至ったのかが読んでいても全く分からないんですけども。シグルイみたいに真剣が折れやすいものとして描写されてるならともかく、この漫画は結構刀と刀で打ち合うシーンが多いわけですから、スズメ以外の人間が相手だったら完全に死に性能でしたし。


リボーン
成程。零地点突破の真の狙いは、イクスバーナーに備えての足場作りだったのか。
前回今回と続いたVSモスカ戦は、いきなりイクスバーナーで殲滅しなかったのに納得のいく理由を用意しつつ、ツナが素の状態でもパワーアップしていることを示し、更には全ての能力を複合的に使用するという、非常に高度なバトルだったと思います。読んでてとても面白かった。


サイレン
ああー! くっそー! んっあー! 雨宮情緒不安定可愛いなあ。読者にとってもアゲハ達にとっても、鼻先にぶら下げられた人参だぜ。
主人公達をやる気にっつーかヤル気にさせているのがエロスの力だというのも、感覚的に納得のいく展開ですよね。エロスの力は偉大だ。VHSだって普及して見せらあ。

で、今週になって出てきた能力の系統説明ですが、これは多分アゲハの能力が説明されたどれにも属していない特別なものであるという前振りでしょうね。前回、今回といまいち効果的に彼のPSIが作用してないのもその伏線でしょう。
どうでもいいけど、最後の方のページでアゲハはスカートの中見えてんじゃね?


ムヒョ
テニスの方は前々から騒がれてたんで想定内でしたが、こっちまで終わったのはビックリしました。一度に二つの作品を終了させるなんて、そうそうあることじゃないしね。

で、この漫画なんですけども、個人的には近未来杯でのゴタゴタから分かるように、あからさまな編集プッシュが感じられて何だかな~という感じの漫画でした。前回のマンガ脳とかも、今週打ち切られることを踏まえて考えると色々邪推しちゃうよ。
それでもラストだし、何かひとつくらいは褒められる部分を探してみたいんだけど、全然思い当たらないという……。
僕には全く理解できないけど、この絵が可愛いとか上手いとかいう読者層も存在するらしいんで、そういう方面で人気のあった漫画だったという事でしょう。

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by ejison2005 | 2008-03-04 22:17 | ジャンプ感想