週刊少年ジャンプ 08年 13号 感想
BIOSHOCKを淡々と遊んでます。今は、知り合った植物学者の意思を継いで変な薬品を完成させたところ。
このゲームは閉鎖空間で怪物達と戦っていくサバイバルFPSなんだけども、敵が完全なクリーチャーなのではなく、それなりに人間だった頃の理性を保っていて「隠れてないで出て来い!」とか普通に言ってくるんであんまりホラーという感じはしないです。
戦闘面では、主人公がちょっとした超能力者なんで念動力でそこらの石ころを敵にぶつけたり、パイロキネシスで燃やしてみたりと様々な戦法を試せるのがいい感じ。このシステムで対戦ができたら、さぞかし盛り上がったんでしょうなあ(オフ専用ゲーム)。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ワンピース
ああ、そういえば作中時間ではスリラーバーグ編ってほんの数日間の出来事なんでした。実際に戦っていた時間は一日くらいでしたし。
だから、その直前くらいに黒ヒゲと戦っていたエースが今現在死にかけているのは分かるんだけど、実際の連載期間で一年以上も間を空けられるとどうしても間延びして感じられますね。
ブルックとラブーンのエピソードに関しては長大な連載期間が重厚さを与えていたと思いますが、こちらの場合は逆にマイナスとして作用したというところです。いつものことっちゃ、いつものことですがガガガ。


ナルト
あれだけ長々と幻術合戦を行った上で、さらに変わり身の術オチまで用意していたのも大したもんですが、真に恐るべきは「超疲れる特別な変わり身の術」まで使って行った不意打ち攻撃が全く全然これっぽっちも意味を成さなかったことでしょう。
遺体(っぽいもの)を用意してイタチの油断を誘えるという利点が存在するのは分かりますが、それがドラマとして意味を持つのは直後の不意打ちが成功した場合ですからね。
技や戦法のすごさというのは、実際に効果を発揮してみて初めて伝わってくるものであって、今回の場合だと燃費の良い普通の変わり身で良かったんじゃないかとした思えないのです。天照を回避できるのは同じですから。

というか箇条書きでこの攻防を並べると、
イタチは採集奥義を発動した → ミス
サスケは奥の手を使った → ミス
となるわけで、お互いに失敗しあってどうするんだという。


アイシールド
パスではなく、トスでドラゴンフライを再現するというのは久しぶりに良い展開だったのではないかと思います。セナに突然パスが上手くなられても困りますが、これなら納得がいきますし。

しかし、直後に峨王が栗田を押しのけてきたのはアイシの悪い点である「スポットの当たってないキャラの背景化」が発動していましたね。前回、栗田はあれだけ格好良く決意表明していたというのに、アッサリ抜かれるなよという。「模擬戦になるかもしれない」という変な理由で峨王が手を抜いてくれなければ、この漫画は最終回を迎えていました。
逆にいうと、模擬戦云々から真アイシールドが帝黒に所属しているという話に繋げたい作者側の思惑が見え見えなわけで、お話にキャラがつき合わされているよな~と思ってしまうのです。


こち亀
冒頭の10コマ漫画は何なんだこれ……。ページが足りないから、穴埋めで急遽用意したのでしょうか。
そういえば、扉絵は暇な時にアシスタントがストックしていると以前に語っていましたから、今週はそれが尽きていたのかもしれませんね。

本編の方ですが、面白半分に寺井を破滅に追いやった両さん達は本物の鬼です。まさに外道。


マンガ脳の鍛え方 ~西先生(ムヒョ)~
前回の久保先生に対するインタビューの時も思ったんですけど、これは読みながらツッコミを入れて楽しもうという企画なのかな。
とりあえず、現在の魔法律教会役立たずイメージが生まれた原因は、西先生が自分の作品に没頭しまくっていて客観的に考えなかったからじゃないかと思いました。

あと、ムヒョって可愛いものが出てくる漫画だったんですね。初めて知った。


初恋限定
今週の初恋限定は読んでいてつまらないとか、不快だとか、そういうのを超越した感情を抱きました。ポセイドンを読んでる時の感覚に近いですね。
何がいけないかっていうと、冒頭の動機説明がこれでは説明として成立していないことでしょう。
『時限爆弾入りチョコレートを作ってしまいましたとさ!』
というのは起承転結でいうところの「転」であり、その後に作った爆弾で何をどうするつもりでいたのかを教えてくれないと。

今回のお話は、まずボマーさんの冒険野郎マクガイバーみたいな特技に全くリアリティが存在せず、冒頭の動機説明も上記の通り説明として機能していないため、二重の意味で爆弾という存在が受け入れ難いものとなってしまっているんですよね。現実味が無く、存在理由も確立していない。
どちらか一方でも納得のいく答えが用意されていれば、まだ違ったと思うのですが……。

あと、いきなり美人に呼び出されてチョコを渡されたと思ったらその光景を知り合いその他数名に目撃され、のみならずいきなり妹が乱入してチョコを放り投げたと思ったらそれが大爆発を起こした有原は、今回一番可愛そうな人だったと思います。
こうして列挙してみると、ものすごい恐怖体験だよこれ。


テニスの王子様
おそらくはこれがこの漫画における最後の変態技になるであろう、サムライドライブの意外なショボさにちょっとビックリです。こんなもん、菊丸先輩なら破れるだろうと思っていたら、案の定というか分身テニスで対応されてしまいましたし。
でも、るろうに剣心の天翔龍閃みたいに対処されたと思ったら二段構えの必殺技でした~というオチかもしれませんから、まだ油断はできないかな。


To LOVEる
幽霊からの実体化ということで、いよいよ本格的にお静ちゃんがおキヌちゃんと化してきました。なんというゴーストスイーパー。
あとは、スキンシップの一環として同級生の脚に頬をすり寄せるリサミオコンビが相変わらずでちょっと嬉しくなった。パンチ力に乏しくなったこの漫画の現状において、一服の清涼剤みたいな存在。


エム×ゼロ
ちょっとこのパワーアップは時期尚早なんじゃないかな。
以前の修行で九澄はM0の力をある程度自在に操れるようになったわけですが、それを物語中で活かしているシーンはほとんど無いんですよね。制約付きとはいえ普通の魔法を使えるようになるんなら、あの特訓は何だったのという。
多分、現状だといい加減に九澄を活躍させるのは難しくなってきてるのが原因なんだろうな。バトル漫画とかなら非常に有効な能力無効化能力ですが、エム×ゼロはそういう作品じゃありませんし。しかも力の秘密はバラせないし。


ネウロ
別枠で報酬をもらっているとはいえ、あれだけの大仕事をなした工作員に与えるボーナスが二万円(一人一万円)というテラさんの妙なセコさが可愛かったです。普段から搾取され続けて警戒心を抱いてるんだろうな。

あと、互いに相手と向き合わなければ目標達成できないという、血族とネウロの関係はとても良かったです。普通にテロられてるだけじゃ対処不可能だけど、ネウロには必ず予告する必要がある以上、そこから情報が伝わって人間側にも対抗する機会が生まれてきますし。
バレンタインイベントは、その前振りだったわけですね。


サイレン
徐々に東日本へ進んでいくということは、自動的に転送されるスタート時はともかく、ゴール地点からは自分で家まで戻ってこなければならないんですよね。財布に厳しいゲームだぜ。

PSIの説明が進むにつれ、あんまりサバイバルっぽくなくなってきているのは残念ですが、椅子を浮かべたり貯水槽を破壊したりクリーム玉を作ったりとマツリ先生の格付け描写にはかなり力が入っていますし、能力バトル漫画として面白くなってくれるならそれはそれでありかな。


サムライうさぎ
真剣勝負で相手を殺さずに済ますって、ものすげえ高難易度な条件をさらっと突きつけられてるのがなんともはや。
結局は峰打ちとかになるんでしょうけども、峰打ち不殺を体得している星川生之助さんじゃないんだから相当に不自然な試合となるのでしょう。せっかく作ってもらった刀も、斬るために用いらないのでは宝の持ち腐れな気はします。


Q部(読み切り)
何だろうこれ……。漫画の形にはなっているんだけど、漫画として成立していないといえばいいのでしょうか。ストーリー云々を語る以前に、もっと根本的なところからダメポ臭が漂っています。いや、お話ももちろん悪いんだけど。

コマ割りが悪いというか、ネームが悪いというか、今現在主人公がどういった場所でどういった状況にあるのかが読んでいて全く伝わらないんですよね。
幼女を交通事故から救うくだりはその最たるもので、わずか一ページの間に、
事故へ巻き込まれる → 入院 → 退院
という感じで非常にあわただしく時間が経過しているのに、時間経過を表す「タメ」のコマが一切存在しないため、どれだけの年月が流れたのかがサッパリ分からなくなっている。
漫画でもアニメでも小説でも、シーンの冒頭部では背景描写を行って(漫画ならよくページ頭に背景だけが映ってるあのコマとか)、現在の状況を受け手に説明するのが必要不可欠なわけで、まずはそこら辺を身につけるところから始めるべきだと思いました。


勇者学
ゲルファンが出てきた時点でどういう展開になるかは読めてしまい、実際そんな感じのストーリーだったわけですが、それでもクスクス笑ってしまえるのがいいな。
定期的に使いまわせそうな、良いネタを考え出したよなーという感じの一話です。

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by ejison2005 | 2008-02-26 23:25 | ジャンプ感想