週刊少年ジャンプ 07年 51号 感想
ハンターが始まる隣のページに告知されていた、「ジョジョの奇妙な冒険 フォース・アナザーデイ」が気になって仕方がありません。僕はシリーズの中でも、四部が一番好きなんだ。歴代ボスの中で一番好きなのも吉良。
四部はお話のスケール的には最も小さなエピソード(基本は連続殺人犯を追う話)なんですけども、それ故に漂う明るい雰囲気が非常に好ましいのです。
登場するスタンドも、三部みたいに単純な能力ばかりというわけではなく、五部以降みたいにやたら複雑なルールの能力が出てくるということもないので、バランスが取れていると思う。
脱線していくとキリがなさそうですので、ここら辺で今週のジャンプ感想と参りましょう。


ムヒョ
さすがは魔法律家の皆さん、クソの役にも立ちません。
ここで「敵がスゲー」と思えず、「味方ショボッ」という感想を抱いてしまうのがこの漫画の恐るべきところですね。一両日中に集合するという選りすぐりの皆さんも、敵を目の前にしながらポイントの稼げる機会をうかがったりするに違いありませんよ。

ベクトールの隣にいる人
うわー、何だかすっげえ黒幕っぽいです。かなりの高確率で、ベクトールはこいつの口車に乗せられてるよ。めっちゃ騙されてそう。
魔法律に関して詳しいみたいですし、ひょっとしたら「ティキは自分の分身をこの世に残していた」とかそういう展開かも分かりませんね。そうでなかったとしても、元魔法律関係者であるのは間違いないでしょう。
やっぱり、魔法律協会は一旦滅びるべきですね。全ての悪は魔法律に通ずる。

ところで
何か二度とムヒョが目覚めないような雰囲気だったけど、特にそんな事は無かったぜ!


ワンピース
先週、あと何週かは逆転したり逆転され返されたりという攻防を繰り返すだろうと予測していたわけですが、アッサリ裏切ってくれました。これは嬉しい誤算です。
「みんなの影が戻って来るぞ~~~~っ!!!」
とまで叫んでますし、これはさすがにKOでしょう。
正直、「パワーアップして戦ったら一切苦戦せず普通に勝てたよ」という展開はあまりにも山と谷が存在せず、漫画としてちょっとどうかとは思いますが(スーパーサイヤ人に覚醒した孫悟空もストレート勝ちはせず、フルパワーのフリーザ相手に結構手こずってたよ)、それでもこれ以上スリラーバーグ編が続くのに比べたら全然マシだと思います。
あとは、くまさんが「これ以上七武海の格を下げられたら困るんよ(´・ω・`)」とか言いながら月島さんばりに横槍を入れてきたりせず、素直に帰ってくれることを祈るばかりです。


ブリーチ

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今週のブリーチは、↑のコマが見られただけで万金の価値があったと思います。そのくらい、このコマは破壊力が高かった。
敵が「私はあなたを侮ってません。その証明に今から全力をお見せしましょう」という意味の台詞を吐きながら、おもむろに取ったポーズがこれなんですよ。ポーズ自体が持つ純粋な面白さと、腹筋を巧妙に操り、刀を宙に浮かせる宴会芸の何がどう本気の証なのか? という疑問とが合わさって、何とも絶妙な笑いを生み出しています。
オサレというのは、久保先生が「これって格好良くね?」と思いながらやってるであろう演出が僕達読者には微妙にスレて感じられる事を皮肉った言葉なわけですが、今週は紛れもなくオサレに満ちた一話であったといえるでしょう。


ネウロ
今後の展開にどう関わってくるのか全くの謎だったスローライフアーなおじさんでしたが、今回の描写を見るに彼もまた新しき血族の人間だと考えて良さそうです。というか、刹那のお父さんでしょうね。多分。
ところで、段ボールに関して軽く調べてみたところ、このような書籍も存在するみたいですね。レビュアーさんのコメントに、
>>簡単な設計図や写真などで38の物件について説明がなされていて、収納テクや鍵の付け方などにもふれられています。
とあるんですけど、鍵付きのダンボールハウスってどんなのなんだぜ。すっげえ気になります。
人生、何があるか分かったもんじゃありませんし、サバイバビリティを高めるために読んでみるのも悪くはないかもしれない。


ナルト
「自来也ちゃん、いったん退け」
という台詞が飛び出した時は「お、任務を思い出して撤退するのか」と思ったのですが、特にそんな事はありませんでした。戦る気満々です。余裕で幻術が使用できる距離まで逃げられたんですから、そのまま帰っちゃえば良かったのにね。
ところで、カエルさん達の幻術だと一番影響を受けるのは耳元でもろにデュエットを聴かされる自来也なんじゃないかな。イヤーウィスパーを付けるにしても、やかましくて仕方ないでしょうし。
まあ、そこら辺を細かくツッコむと「両側のカエルが邪魔で視界が著しく制限されるんじゃね?」という話になるんですけどね。


リボーン
未来に来てからというもの、正しい少年漫画という雰囲気が非常に強いリボーンでしたが、とうとう主人公がビームを身につけました。かめはめ波しかり、霊銃しかり、少年漫画の主人公たるもの、光線技はたしなみですね。
そのメカニズムも、専用武器の特性を存分に活かした論理的に納得できるもので、塩を飛ばしていたあの頃とは雲泥の差があります。天野先生は日々成長していく漫画家。
それにしても、今週のハルは可愛かった。もうこの子がヒロインでいいんじゃね?


こち亀
うーむ、今回のこち亀も「最後にちょこっといい話っぽいオチを入れとけばいいだろう」という秋本先生の手抜き根性が透けて見えて何ともアレな感じです。普通にサバゲーだけで完結させればいいのに。それすらも、今回は何の事前通達も無しに双方がラジコンヘリによるズルをしようとして微妙でしたけど。
で、まあそれはいいんですけど(良くないけど)、今回のオチって本当に美談たりうるのでしょうか。この埋立地だって将来何かに利用されたりするかもしれないわけで、その時そこら中に本来生えてないはずの花々が咲き乱れてたら普通に迷惑だと思うんですけども。
それ以前に、今回サバゲーやってた場所にこんな開けた広場があるという描写は存在しなかったんですけどね(遮蔽物が無い場所でサバゲーやらんでしょうし)。


テニスの王子様
んー、天衣無縫の極みというのは「純粋にテニスを楽しもうという心を追求した末に達する境地」とか、そういう感じの技でファイナルアンサーなのでしょうか。
確かに、普通のスポーツ漫画ならばこういった技が成立するのは十分に異常事態ですが、しかしこの漫画はテニスの王子様。今更、僕達が簡単に予想できてしまうような技ではパンチ力に欠けるといわざるをえません。
次週以降に何かもうちょっと、僕達の予測を吹き飛ばしてくれるような圧倒的破壊力を持った展開が期待したいところです。


アイシールド
栗田との純粋な勝負に水を刺された峨王がキレて如月だけを半殺しにするのかと思いましたが、別にそんなこともなく普通にヒル魔が骨折しました。今まで、他の泥門メンバーもこっそり峨王の手で吹き飛ばされたりしていた割に無傷でしたが、自分の周囲にGN粒子でも散布していたのでしょう。大気圏だって突破して見せらあ。
ヒル魔の死(骨折)によって、栗田が穏やかな心を持ちながらも激しい怒りをきっかけにして狂戦士化したりとか、そういう展開なのかな。別に期待は裏切っちゃいないけど、予想も裏切ってない感じ。クリリンのことかー!


To LOVEる
先週、湯気による修正を受けるくらいド迫力で裸体を描きまくった矢吹先生でしたが、今週は逆に「薄布越しの尻描写でどこまでエロスを追及できるのか?」という新たな境地へ挑戦されました。なんかもう、この人は天衣無縫の境地へ達していると思う。今の矢吹先生なら、浜辺で棒っきれを渡せば砂を削って裸の美少女を描きそうだ。
本編の方は、エロシチュに陥った原因が防衛行動という事で、いつもながらリト擁護に満ちた手堅いお話だったと思います。


銀魂
〝M〟というからデスノパロか何かかと思いましたが、別にそんなこともないみたいです(見直して気付いたけど、今週の感想はこのフレーズが特に多いね)。
しかし、デスノは何だかんだで偉大な漫画だったんですね。今後、アルファベット一文字のキャラやキーワードが出てくる度に、どうしても頭へ思い浮かんでくるでしょうし。


ハンター
色んな人が心配してましたが、やっぱりハコワレでは完全発動までに膨大な時間が必要でした。多分十分以上必要だと思うんですけど、ボクシングにして3ラウンドちょい分もどうやって稼げばいいというのでしょうか。ひたすら神の共犯者で逃げ回りますか。
幕ノ内一歩と対峙したアウトボクサーは、こんな感じの心境なのかもしれませんね。奴は無尽蔵のスタミナと圧倒的なパワーで襲いかかってきますから。
そんなわけでナックルの方は手詰まりなわけですが、シュートもシュートでユピーは目玉とか奪ってもニョキニョキ生やしてきそうなので、こちらも相性最悪という感じです。どないせーっちゅうんじゃ。
とりあえず思いついた対抗手段は、「モラウさんが紫煙をユピーの体内に送り込んで内部から破壊する」なんですけど、できんのかなあ?

その頃の王様
愛の逃避行説は外れてしまいました。残念。
で、コムギちゃんの負っている傷と王様の口元に滴っている血なんですけども、予想されうる回答は、

1.王様がコムギちゃんをむしゃむしゃ食べた。カーニーバーリーズームー。
2.ドラゴンダイヴで負傷したコムギちゃんを王様が抱きかかえている。その場合口元の血は、
 2a.瀕死のコムギちゃんがチッスした。
 2b.死んじゃったから、石杖火鉈と同じ理由(肉体の同一化)でやっぱり食べた。
 という理由が考えられる(他にもありそう)。
3.コムギちゃんがドラゴンダイブで貫かれた上、王様もお腹の辺りに直撃し吐血した。

こんなところでしょうか。
とりあえず、僕は「2c.乱心した藤木源之助みたいに血止めしようと口付けした」という説を選ぶぜ。最近のモノローグ展開は、シグルイからの影響が感じられますし。


スケットダンス
浪漫がその具現ですが、この漫画は「漫画であることをネタにする」のが非常に上手いですね。上質なコントを見ているみたいで、とても幸せな気持ちになれます。
この漫画は、先週みたいな中途半端にいい話を挟まなければもっと良い立ち居地になれると思うんで、そこがちょっと残念なんですよね。HEY YOU いっそギャグに徹しちゃいな YO! とか思っちゃうのです。


ベルモンド
んー、終わってしまいましたか。まあ拷問しない拷問漫画でしたし、そりゃ打ち切られもするよなあ。
読みきりとかなら素晴らしいインパクトがあったと思うんですけど、キャンペーンシナリオとしての計画性が無かったのが悔やまれる作品でしたね。なんて偉そうに書いても、代替案が全く思い浮かばない僕です。
拷問可能な状況というのは要するに相手の抵抗力を奪い去ってる状態であり、そっから他の展開にはシフトさせづらいですからね。
ともかく、連載お疲れ様でした。
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by ejison2005 | 2007-11-21 03:49 | ジャンプ感想