週刊少年ジャンプ 07年 48号 感想
ジャンプSQ発売も、いよいよ今週金曜にせまりましたね。
これに備え、以前にコメントで「連載版も面白いよ」と紹介していただいたテガミバチの一・二巻を読んでみたんですけど、いや確かにこれ面白いですわ。キャンペーンシナリオとしての姿が思い浮かばないとか書いて済まない。今は反省している。
単に郵便屋さんがエンカウントモンスターを倒したり、人々とちょっといい話を演じたりするだけでなく、ラグに出生の秘密を持たせたてストーリー上の縦糸を用意してるのが特に良かったと思います。そのおかげで、漫画として一本筋が通っている。
また、個人的には他のテガミバチ達がちゃんと有能な人物として描写されているのが嬉しかったです。最近、漫画でもアニメでも味方組織が有能か無能かにすぐ注目してしまう自分がいる。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ネウロ
等々力さんが損をすると言われたわけは、「変態だらけの世界では真っ当な人間が一番割を食う」ということで納得できたのですが、石垣さんがイザという時に役立つという話に関しては、ちょっと説得力が弱かったと思います。
足跡を再現するだけならば、別にこの場で再現しなくても「鑑識に調べさせればすぐ分かりますよ」と言うだけで十分ですからね。
でもまあ、等々力さんが犯人を挑発している横で止めるように言ってましたし、何だかんだで変態相手に順応はしている分、並の刑事(というか常人)よりはある意味、有能だとはいえるかもしれません。この世界における警察官さんは、生存するだけでも一苦労だ。

このエピソードの意味
さて、前に借金話を通じてアイさんのキャラクター性を深めたことから分かるように、松井先生は完全に無駄なことをやらない人なんで、このエピソードにもそれなりの意味があると思うんですけども、そうだとすると等々力さんor石垣さんの殉職しか思い浮かばない罠。
……といいつつ、俺は「妹の仇~!」と先走った笹塚さんがシックスさんの手で返り討ちに合い、等々力さんと石垣さんでニューコンビを組む伏線だろうと予測しておくぜ!
その際、笹塚さんが最後の力でサイを助けたりするとモアベター。


ワンピース
信じられない身体能力にゴムゴムの能力まで加わって、どうやって倒すんだと思われていたオーズでしたが、答えは元気玉アタックでした。確かに、これならオーズも何とかなりそうです。
しかし、元気玉って偉大な発明ですよね。戦闘力といい、元気玉といい、鳥山先生は有用な発明を残しまくりです。
圧倒的な戦闘力の差があっても、皆の力を一点に集めたといえばそりゃ倒されるよねと思いますもん。敵の凄さを保ち味方を弱くしたまま、ドラマ的に盛り上げて勝利を得られる最終ツールだといえるでしょう。
ただし、影を入れられるという設定そのものはご都合的な存在だったと思います。オーズの腕を伸ばしたからくりといい、モリアの能力は全く別の何かになりつつあるんじゃないかな。

「このガイコツにとどめだ!!!」
と言いつつ、きっとブルックは生きてるんでしょうけどね。
ここで攻撃を当てちゃうのが尾田先生のまずいところで、「止めを刺しますよ」と宣言した上で無抵抗の相手へ攻撃したからには、ちゃんと引導を渡してなければおかしいんですよ。せっかく、オーズに関してはある程度「死の恐怖」を漂わせていたのに、何もかも台無しです。
緊迫感を保つため、ここは何がなんでもオーズの攻撃を邪魔させるべきでした。


ナルト
予言の子……って、自来也はそんな忠告まで受けていたにも関わらず、輪廻眼の持ち主というド本命を放置プレイしていたわけですか。
まさか、ここへきて過去エピソードへフォローを入れるのではなく、追い打ちをかけるかの如き新設定を加えるとは、さすが意外性ナンバーワンの漫画です。

仙人モード
ついに真価を発揮した自来也! その力とは……!
両肩のカエルさん達による舌ベラ攻撃でした(´・ω・`)
一応、生物探知とかいう小技も披露してましたけども、そんなの自来也だけでも使えそうですしねえ。
ハンターで、同じく最強クラスの老人であるネテロ会長が今週大活躍していたというのも、タイミング的にまずかったんじゃないかな。どうしても比べちゃうよ。


ブリーチ
斬魂刀を解放したテスラさんのウマ男っぷりを見ただけで、
「われ……欲する……汝の……命を……」
という台詞が思い浮かんできたあたり、何だかんだでタカヤは僕達の心へ何かを残してますね。
そして、一護へ止めを入れておくだけならば刀で喉笛掻っ切れば十分なわけで、つまりテスラさんは解放して本気を出したと見せかけつつ、全力で手を抜いているのです。何をいってるんだか、自分でも分からなくなってきたけどそういう事なのです。

合体攻撃は通用しませんでした
実際に発射してるシーンがはぶられたせいで、一週読み飛ばしたのかと思いました。
ハンターとかは戦闘シーンを描かないことで、キャラの凄みを増してる部分があるんだけど、必殺技を使うシーンでこの手法を用いるのはちょっと狙いが分からないです。それによって決着がつくならともかく、この場合は破られちゃってるわけですし。
しかし、「最初から全力を出せ」なんて指摘がブリーチキャラの口から出てくるとは思いませんでしたね。それはひょっとしてギャグで(ry


初恋限定
テニスを教えてあげるという流れに、
「ワシの波動球は百八式まであるぞ」
「ならダブルスでいくよ」
「そおら、凍れ」
などの台詞が瞬時に浮かんでくる辺り、何だかんだでテニスは僕達の心へ何かを残しまくりですね。
まあ、関東大会4位の土橋さんレベルでは、足が見えないくらい速く走るのが関の山でしょうが。ツイストサーブでも通用しそうなレベルです。
というのは置いといて ミ□
真面目な話をすると、
「ヤじゃなきゃあたしがしばらくアンタの面倒見てあげようか」
という台詞に至るきっかけを用意しとくべきだったんじゃないかな。別にこの子は部長でも何でもないですし、女子だし、全然面倒を見る動機が無いですよ。
「実は前からあなたの事が(以下略)」という展開かと思ったけど特にそんな事もなかったですし、全くもって意味の分からないお話でした。
あと、水を飲んでるシーンでクロック・アップでも使われてるのかと思った。水が固形化してるように見えるっす。


ギャグマンガ日和(特別掲載)
こないだのジャガーコラボはちょっとがっかりしましたけど、今回はパーフェクトだったと思います。まあ、ジャガーコラボの時も企画の趣旨と外れてるってだけでつまらなくはなかったしね。
しっかし、この感情をどう表現すればいいんだろう。ギャグ漫画は感想書きづらいよ~。
……面白かった。ゲラゲラ笑った(←悩んだ末の結論)。


プロジェクトSQ(特別掲載)
実は俺、今度の新連載で最も期待してない作品が藤子先生のそれだったりするんだ……。そして、このインタビュー漫画を読んでその気持ちがさらに高まりました。
というのもですね。(ちょっとこち亀の感想もコミで書かせてもらうけど)犬マユのまだ単行本へ収録されてない話で、石塚さんが秋元先生の仕事場を手伝うエピソードが存在するのですが、そこで秋元先生が語っていた話が今回藤子先生のおっしゃっていたお話と酷似しているのです。
健康に気を遣っていて、漫画をライフワークの一部として溶け込ましているというね。
でも、それは創作者の姿勢じゃないと思うのです。何かモノを作るっていうのは、己の生命力を叩き込むということなんじゃないのかと。
漫画描くのだって仕事なんだからそういう考え方もあるかもしれませんけど、もっと己を追い込んで描いてる漫画家先生達だってきっと沢山存在するわけでして、どちらの作品が面白くなるだろうかといえば、そりゃねえ。


ムヒョ
まあ、岡田君があの世へ送り込まれたのは別にいいんですよ。どんな理由があろうが、見ず知らずの他人へ迷惑をかけていい道理はありませんからね。
ただし、岡田君へ同情した以上、ムヒョ達は岡田君を自殺まで追い込んだDQNに何らかの制裁を加えるべきだったんじゃないかな。
魔法律を民間人に使うわけにはいきませんが、都合が良いことに今回は刑事さん達がその場に居合わせてますからね。彼らへ見せ場を与えてあげる、いいイベントだと思ったのですが。
DQNの皆さんは間接的に今回の事件を引き起こしたわけで、魔法律協会といい、本当に憎まれっ子ほど世にはばかる漫画です。
どうでもいいけど、岡田君の場合は巨人症ともまた違う何かだと思う。人間と化け物の見分けがつきにくい漫画とはいえ、今回は本当に何かのクリーチャーかと思った。

「表に出れば五嶺の二の舞」
五嶺家の何についてコメントしてるかによってツッコミ所は変わりますが、滅ぼされた事を言ってるならありゃエンチューの仕業ですし(警察がテロを受けたようなもん)、悪徳事業に関してならそうならないように手前で気をつけろというお話です。
というか、魔法律って公には新設の機関だったんですね。だったら、ますますテレビで功績を宣伝するべきだと思いますが。


エム×ゼロ
死ぬ! そんな勢いで壁にたたきつけられたら人は死んでしまう! 
死なないまでも大怪我はするでしょうし、何より普通にファウルで退場でしょう。観戦してたスケボーの人が状況を把握してた以上、何らかの手段で中継はしていたと考えるべきですし。
他の状況ならともかく、十字の人は反則に関して気を遣っていたわけで、これはちょっとミステイクだと思いました。


サムライうさぎ
あーあ、菅谷は結局処分されなかったのか。何というか、講武館はサムうさにとっての魔法律協会と化していますね。出てくるだけでツッコミ所を異常なまでに増やし、作品のクオリティを著しく低下させるという。
伍助的にも、講武館はわけの分からん難癖をつけながら命を狙ってくる通り魔みたいな存在ですし、もはやどうにもなりませんね。
もうさ、部下を殺されまくってブチギレた将軍様が講武館の人間を皆殺しにしたことにすればいいよ。そんで、後は志乃ちゃんとのんびり時代劇ライフをエンジョイする漫画になっちゃえばいいよ。


To LOVEる
うーん、古手川さんがリトへ恋愛感情を持つというのは何かが違うと思います。そういった部分から距離を置いているからこそ、美味しいポジションになってるわけですし。
先週に引き続いて、今週も狂気に満ちたエロスはなりを潜めていますし、ちょっとエネルギーに欠けてるきらいはありますね。


テニスの王子様
ちょ、仁王が変身を解くシーンで皆さん驚きすぎだ(笑)。彼ら、試合中ベンチで観戦してる本物の手塚部長のことなんて、歯牙にもかけてなかったんだろうなあ。
ところで、ラストの見開きを注目して欲しいんですけど、不二が背を向けた途端(これは決闘の光景ではない! 土壇場の光景だ!)仁王は変身を解いて面倒臭そうな顔であらぬ方向を見つめてるんですよね。
この事実からかんがみるに、彼のイリュージョンは視覚を通じて相手を催眠術にかけるタイプのギアス能力だと考えて良いでしょう。相手が必殺技を使われた気になって自滅するというカラクリだから、自分で回転をかける必要のある零式サーブみたいな技は再現できないと。


ハンター
ピトーを見下すネテロ会長の顔が、実に邪悪でいい味を出しています。これ、何も知らない人が今週から読み始めたらネテロ会長がラスボスに思えるだろうな。
ところで、ピトーとネテロ会長が一手交えるのは全体の構成から見ても必要なイベントだったりしますね。以前にネテロ会長はコルトから「王と戦う前に直属護衛軍の誰かに殺される」と言われているわけで、VS王戦を盛り上げるためにも護衛軍の誰かをあしらって格の違いを見せる(=王と同格であると示す)のは必須なわけです。

ゼノさんによる謎の解説
これ、どういう状況で誰に対して語ってるんだろう……。知人の念能力を無関係の人間にペラペラ喋るとは思えないから、全てが終わった後、土産話をシルバさん辺りに語っているのでしょうか。
となると、ゼノさんの出番はこれで終わりなのかな。まだその場にいるのに、ピトーが無反応というのも変な話ですし。送り届けるついでにひと当てしてさようなら、と。(おそらくは)かなりの威力が秘められた念弾をこれだけ放っているわけですから、オーラの残りも強敵と戦うには心許ないでしょうし。
どうでもいいけど、ビスケの念を頼るというマイ予想が外れた理由もこれで頷けましたね。五十七歳のビスケを少女の姿に留めているわけですから、それが全力を発揮した結果でなかったとしても百歳以上のネテロ会長を若返らせるのは厳しいでしょう。
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by ejison2005 | 2007-11-01 02:27 | ジャンプ感想