週刊少年ジャンプ 07年 47号 感想
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早くも書くことがなくなってしまった。ここに書けない事はいっぱいあるのだが<義博>
富樫先生……あなたが書くとシャレになってないです。
ブラックジョークにも程があるぜ。苦み走りまくり。
あと、今週はミニストップで買ったらSQ創刊記念の手帳がついていて、ちょっぴりお得感。貰えるもんなら、病気以外は何でも貰うぜー!
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


P2
おお、何気にこの漫画も連載開始から一年が経つんですね。
僕は当初、普通に突き抜けるだろうと予想したわけですが、想像以上に長く続いたなあ。

「くそ、すっかり悪役だぜ」
今のところ、チャン少年は真面目に卓球やってるだけなんですけどね。普通にテニスしているだけなのに、何故かバッシングされていた真田皇帝を彷彿とさせる光景です。
というか、途中で髪の毛をほどいてメガネを外すオサレアピールを披露した遊部少年とか、今回はテニプリをどことなく思い起こさせる描写が多くて、十中八九江尻先生は狙ってやってるんだけど、これは無謀な挑戦だと思うなー。あれは、色んな意味で許斐先生にしかできない芸当だよ。
実際、江尻先生のそれは理性のブレーキを感じちゃいましたしね。別に江尻先生を貶めようというわけではなく、これは別の道を模索するべきだと思います。
競うなッ! 持ち味を活かせッッッ!


ワンピース
今回、ブルックが牛乳で回復したというくだりは、後のシーンでダメージが残りまくってることを描写してますしギャグとして狙ったエピソードなんですけども、普段から肉や酒で回復してるのは素でやってるんだよな。
そこら辺、尾田先生の感覚がちょっと掴めなくて混乱しちゃう。

「しかし乗り込む場所があるとは…」
素朴な疑問なんですけど、あれだけ食ってた食料は、一体どこへ消えてるんでしょう。見ての通り、お腹はくりぬいちゃってるんで胃や腸の類は無さそうだなあ。
いやまあ、そこら辺は語らないのが暗黙の了解なんだけど、塩を突っ込んでも食道を通ってお腹で操縦してるモリアさんへ降りかかるだけなんじゃないかな~と思いまして。


銀魂
んー、銀さんはどうして真相へ辿り着けたのでしょうか。
そこら辺を思いっきりスポイルされてるんで、今回のお話は置いてけぼり感が非常に強かったです。銀さん視点だと、騙された挙句に殺されかけたわけなのに、何でいい話っぽくなってるの~。
真相へは辿り着いてないけど、何となく空気を読んだからやって来たのかもしれませんが、それはもうエスパーか何かだしなあ。
もうひとつ気になったのは、京次郎が撃たれた途端、「俺達の役割は終わった……」とばかりにヤクザ屋さん達の追撃が止んでいる事ですね。
全般的に今回のエピソードは、必要な過程を経てないのに、各キャラ達が基本フォーマットを踏襲した行動を取ることで事件そのものは何となく解決させてしまったため、妙な気持ちの悪さが残る話となってしまいました。


リボーン
せっかく発信機的なものを仕掛けたのに気付けてもらえないばかりか、大事なアイテムを取られた挙句に、
「うん、だってそれもクロームの持ち物だもん」
と勘違いされ、何となく所有権を放棄させられているグロさん。なかなかナイスなイジられっぷりです。ちょっと萌えた。
しかし、それは置いても彼を生かしておいたのは納得いきませんね。あそこは、確実に引導を渡すべき場面でしたよ。
実際、それが原因で隠れ家の場所がバレそうになるという窮地へ(知らず知らずのうちに)陥っているわけですし。これで攻め込まれちゃっても、言い方は悪いけど自業自得だと思う。
きちんと武器を破壊した上で戦線復帰が不可能な程のダメージを与え、ジョジョでいうところの「再起不能」な状態へ追い込んだのは評価したいですけどね。戦力的な意味では、死なせたも同然ですし。

10年後の笹川兄
彼を見ていて、ギャングの仕事ってちょっぴり天職なんじゃないかと思ってしまった僕がいます。だって、真っ当な職になんてつけないでしょうこの人。
その点、ギャングなら腕っ節が強くて相手をビビらせるくらい迫力のある声を出せれば、まあ勤まるでしょうしね(ツナが上司ならあくどい事もしないだろうし)。笹川兄は、本当に良い就職先を見つけました。


ナルト
自来也が使ってた結界なんちゃらは、要するに円だと考えてよいのでしょうか。
紙見式といい、岸本先生はハンターが大好きなんですね♪
真面目な話をすると、増幅口寄せの術といい、岸本先生はちょっと何の説明もせずに新手の忍術系統を登場させすぎだと思います。そんな当然のように出されましても。

ガマケンさん
何の脈絡もなく登場し、これといって活躍もしないまま退場してしまいました。むう。
岸本先生って、この展開で面白いと本当に思っているんですかね。そこら辺、ちょっと気になります。
ろくに格好良いシーンも見せずに、くだらない口癖だけつけてキャラ立てした気になられても、読んでる側は舐められてるんじゃないかと思っちゃうだけなんですけど。
というかね、どうしてこの状況でガマブン太を召喚せず、ポッと出の新キャラを意味も無く呼び出したのでしょう。最初から全力でいきましょうよ。


アイシールド
ふと思ったんだけど、ただ者じゃなさそうならセナにパスしちゃえば良いのではないでしょうか。白秋にはこれといってセナへ対抗できそうな走者がいないのですし、スルーするのも立派な戦略だと思いますよ。


初恋限定
不良がたまに善行をすると、ものすごく良い人に見えるというアレを思い出しました。
というか、彼はいやらしい目的のために頑張っていると明言しているわけで、果たしてこれが善行にあたるのかどうかすら微妙なところではありますが。
にしても、本当に楠田少年はウザイですねー。何ら美点が見出せない。


勇者学
勇者部がメインを張るエピソードの例に漏れず、普通に完成度の高いお話だったのですが、オチでちょっと考え込んでしまいました。いや、考え込んだっていってもほんの一秒か二秒なんですけどね。
でも、ギャグ漫画のオチでわずかとはいえ内容を咀嚼する時間が必要だったというのは、問題だと思うのです。シンキングタイムゼロが普通ですから。
で、まあ原因のひとつは、ブタが大食いだという描写が今まで全く無かった事でしょうね。笑うための足がかりが存在しない。
もうひとつは、肥満体型=大食いという発想に(僕の頭が)一瞬で辿り着けなかった点でしょうか。常識的に考えりゃ、標準より太っている人間はそれに見合った摂食量なわけですけども、あのラーメン食うほどかと言われたら、普通はNOですし。
漫画の大食いキャラでも現実の大食いチャンピオンでも、太っている人間ってあんまりいないですしね。


エム×ゼロ
叶先生、ちょーっと今回はコマを詰めすぎてると思うなあ。それが災いして、空中アクションのスピード感と迫力が減じてしまっています。
あと、この学校で本来存在しない場所に水が飛び散ってたら、魔法の可能性にくらい行き着くと思いますよ。


サムライうさぎ
第1話で橋を切り落とした時にもツッコんだけど、福島先生はちょっと真剣の切れ味を過信しすぎだなー。
死がふたりを分かつまでの土方さんが愛用してる仕込み杖みたいに単分子層でも仕込んでるならともかく、刀ってそんなにミラクルな武器じゃないですよ。柱なんぞに切りつけても、途中で食い込むのが関の山です。
とはいえ、漫画なんだし、どれだけリアリティを追求しても(この漫画は追求してないけど)穴は出てくるものなんですよ。だから、通常ならわざわざ書こうとは思わなかったと思います。
けどね、今回は伍助が素手で刀身を掴んじゃってるんですよ。ほんの数ページ手前で柱をスパスパ切り落としていた、マジックブレードの刃をです。
リアリティを追求しない作風だというなら、それはそれで別にいいのですが、自分が作中で刀を異様に切れ味の良い武器として描写してきたのだから、それは一環して欲しいかな。

紳士感想
今週のサムライうさぎは、先週までの伏線と、清木さんのキャラクター性を活かしきった素晴らしい展開でしたね。
何が複線かって、もちろん清木さんがきちんとお月見をせずに、十五夜に道場主殺害作戦の指揮を執っていた点です。
この時代の伝統行事は、侍の権威を下々の人間に見せつける意味合いもあるわけですから、清木さんも武士である以上は磯野家の如く年中行事へ精を出さねばなりません。しかし、彼は自分が立案した計画の実行を焦ったためにそれを怠ったばかりか、部下達にまで十五夜を放棄しての計画進行を命じてしまいました。これはいけません。講武館的には切腹物です。
窮地とあらばたちまち頭が冴え渡る主人公パワーでそれを察知した伍助が、その点を突いて「私達はこれから武士の権威を示すために月見をせねばならないのですが、あなた方はそれを妨害するのですか?」と問いただしたのは知略の極みといってよいでしょう。
しかも、伍助は怒りに任せてソレスタル・ビーイング並に巨大な清木さん達の矛盾点を指摘するのではなく、敵前で泣きじゃくるという非常に情けない醜態を晒しながら、
「オ…オレは今夜志乃と…月見がしたいだけなのだ…」
と訴えました。これはもちろん、彼の策略の一部です。
彼は自分が情けない姿を見せながら月見がしたいと話す事によって、十五夜の完全スルーという武士としてあるまじき行為をした清木さんの体面を潰さぬように「今晩は月見をしなければいけませんよ?」と伝えたわけなのです。普通に、「今日は十五夜なんだから、お前らも帰って月見しろよ!」とわめこうものなら、講武館の面々は自分達が伝統行事を忘れていた事に気付き、同時に、武士の権威を維持しようという講武館の理念に反する行動を命じた清木さんをバッシングした事でしょう。
しかし、伍助が回りくどく伝えたおかげで、清木さんは体面を潰されずに、自らの過ちを知る事ができたのです。敵の体面を気遣い、自らドロを被った伍助に清木さんが感銘を受けたのは当然の帰結であり、今回のお話は整合性において、完璧な出来であったといえるでしょう。
読解力が低いと、「『嫁と月見がしたい』と泣きながら語っただけで、清木さんが見所有りと判断して捨て置くのが全く理解できない」と見当違いな感想を書いてしまうところです。
まったく、サムライうさぎは最高の時代劇漫画ですね!

真面目な感想
目の前で自分の門弟が他者の屋敷を破壊しており、そうなるに至った過程の説明も受けておきながら、清木さんが伍助を斬ろうとする展開が全く理解できませんでした。どのような多元宇宙的思考を経れば、そんなストーリーに辿り着くんだろう。
この流れなら、清木さんが菅谷をその場で手討ちにして、伍助へ侘びを入れるのが筋なんじゃないの。
菅谷の同僚が、きちんと事態を伝えてなかったというのは無しで。ヤバイと判断したから報告に行ったのであって、伝えない理由がありませんし(それ以前に自分で斬り殺せばいいんですけど)。
今回は時代考証云々以前に矛盾で満ち満ちており、ちょっとどうにもならん出来だったと思いますよ。


To LOVEる
狂気を感じるエロシーンは存在しませんでしたが、各キャラ達が善意で行動し合い、最後にほんのちょっとだけ関係性を良い方向へ前進させるという、これはこれで非常にTo LOVEるらしいエピソードだったと思います。
この、ちょっとだけ幸せにしてくれる独自の空気が好きなんだ。


ハンター
今回のナレーション説明は、どことなくシグルイを思い起こさせましたね。
キャラを饒舌にせず、複雑な説明をこなすという意味では有用な手法であるといえるかもしれません。
にしても、この緊迫感はどういう事でしょうか。これだけハラハラさせといて、まだ接敵すらしていないんだぜ。これだからハンターは見捨てられない。

天空から舞い降りるジジイ二人
もう一人はゼノさんでしたか。とりあえず、ジンじゃなくて良かった。
しかしこれ、ものすごい死臭を感じますね。今までゼノさんがまともに戦ったのは、ヨークシンでの団長戦だけなんですけど、その時に彼は身を挺して勝利をもぎ取ろうとしてましたから。あれで、強敵とあらば捨て身になることも辞さない人であることが分かりますし。
無茶苦茶強い老人が、命と引き換えに強敵を下す(あるいは大ダメージを与える)というのはよくある展開ですし、死亡フラグが立ちまくりです。

ナックルに背負われてるメレオロン
これも色々な説が存在した、「パーフェクトプランは誰と組んで使用するの?」という問題ですが、ナックルと合体しながら使うでファイナルアンサーみたいです。ハコワレって相手のオーラが多ければ多いほど完全な発動に手間がかかるから、シュートで視力とか奪った方が手っ取り早くて確実だと思うんだけどなー。
でも、上手く念を使用できない状態にすれば確実に勝てますから、より効果の大きい作戦を選択したのかもしれませんね。ハイリスクハイリターン。

どうでもいいけど
最後の見開きが、教師に扮したモラウさんが徒競走の号令を行っているシーンに見えてしまいました。懐中時計を握っている手とか、ストップウォッチの挙動そのまんまですし。

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by ejison2005 | 2007-10-24 04:03 | ジャンプ感想