週間少年ジャンプ 07年 43号 感想
前々から読もう読もうと思っていた、うしおととらを読み始めてみました。これで僕も藤田ワールドに入門だ。
しかしこれ、傑作だと言われてるだけあって本当に面白いですね。ド定番っていうのは、むしろ盛り上げるのが難しいものなんじゃないかと僕は考えているのですが、この作品は直球ド真ん中で見事に面白さのツボを突いてる。お前のドリルで天を突きそうな感じ。
ちなみに、脳内変換を駆使してとらの声は関さんに吹き替えつつ読んでます。テラモモタロス。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ワンピース
あらー、立ち上がってしまいましたか。いつものワンピバトルが幕を開けてしまいました。
酷ないい方ですが、こうなってしまうとちょっとテンションを上げにくいですね。一度立ち上がってしまった以上、今後どれだけ甚大なダメージを受けようとも、ゾンビの如く立ち上がってきそうですし。あ、ゾンビは敵の方だった。
また、展開的にオーズはルフィ達の船に積み直された食料を食って塩分を過剰摂取し、それが原因で逝ってしまいそうなんですけども、それだけだと敵の内輪もめと偶然に助けられただけで主人公チームの意思が不在になってしまいますので、ウソップ辺りが上手く誘導してくれたりするといいな。

マイフレンド
サンジにアブサロムさんを倒させなかったのは地味に疑問だったんですけども、ここでローラに出番を与えたかったからなのか。
尾田先生的には、登場させたキャラクター全てに分け隔てなく何らかの見せ場を与えたいのだと思うんですけども、個人的にはそのままサンジに倒させてテンポを重視して欲しかったかな。


ブリーチ
「今の十刃の実力が、てめえの居た頃と同じだと思うなネリエル!!!」
って一体、ノイトラさんは何を言ってるんでしょうか。あんまり痛かったもんだから、錯乱して自分が何を言ってるのか分からなくなっているのかな。
ネルからしてみれば、
「いやあの、さっき当てた攻撃はあなたが撃ったのを強化してはね返したものなので、言うなれば『今の十刃の攻撃+α』なんですけど……」
という感じでしょう。大体ノイトラさん、前回全く動きについていけなかったじゃないですか。
ちょっと頑張って脳内保管をしてみると、ノイトラさんってば実はかなりのダメージを負っていて、しかも、その原因は分かりきっていた特殊能力によるものだったため恥ずかしくなってしまい、それを悟られまいと強がって見せているだけなんじゃないかな。
ひょっとしたら、アブサロムさんみたいにワンパンKOできる状態なのかもしれません。

ザエルアポロさん「バカではない」
クローンの違いに関して述べる辺りからのコントは、非常に満足度が高かったと思います。ぶっちゃけ、ここ数週間のお話を全て合わせたよりも、この数コマに渡るコントの方が充実していたと思う。
やっぱり、久保先生は才能の使い道を間違えてますよね。絶対に投げっ放しギャグの方が向いてるよ。


ナルト
最初、
「ボディが変わったくらいで大ゴマか……大した漫画だ」
とかまあ、いつものことだね的に考えながら読んでたんですけども、ひょっとしてこの新しい体ってこないだ死んだデイダラさんのものなんでしょうか。うぬ、初見じゃ気づかなかったぜ。
いやしかし、これは本当に分かりづらかった。僕の中で、どれだけデイダラさんがどうでもいい存在なのかが知れる事実です。
そもそも、デイダラさんは爆砕してしまったと思うんですけども、どうやって体を乗っ取ったのでしょうか。ソックリに作った肉人形か何かかな。


ムヒョ
前回に引き続き、ムヒョ達がしっかりと仕事をしていたのが印象に残ったお話でした。
しかし、仕事していたからといってあまり盛り上がるわけでもないのが難しいところ。基本的に魔法律をちょちょいと使うだけでそこらの悪霊は消滅してしまいますから、窮地にも陥りませんしね。別に恐怖漫画というわけでもありませんし。

「ああっ…薬をあげ忘れて…!!」「いやじゃいやじゃ、死なないで」
ちょ、弟さん体弱っ! うっかり薬をあげわすれていたらサクッと死亡するって、どんだけ繊細なボディの持ち主だというのでしょうか。これだけ体が弱いと、背負われて虫取りをしていた時点で既に半死半生の状態だったんじゃないかと思われます。そもそも、病人を外に出してはいけません。
村の皆さんも、お姉さんを褒めて人形などあげたりしないで、ここはたしなめようぜ。


ネウロ
池谷さんを見ていると、人間何でもいいから一芸に秀でた存在になる努力をすべきなんだな~と強く思わせられます。
だって、絵石家さんは家具を作るセンス以外は作中で一切彼のことを褒めてませんからね。彼女が好意を抱いているのは、ただただその一点のみです。
しかし、池谷さんに関してはそれさえ優れていれば、他はどうでもいいと感じられるのもまた事実。現実だとそうでもありませんが、創作物のキャラはどこか一点がとてつもなく秀でていることさえ描写していれば、他はどれだけへこんでいても……むしろへこんでいるくらいがギャップを感じられて良いという事ですかね。
Lとか、あの推理力が無ければ社会不適合格者への道まっしぐらですしね。

籠原さんの場合
色々と置いといて、弥子さんのお弁当が寿司桶(かな?)二つでしかなかった事に驚きを禁じえません。寿司でそのくらいの量だったら、(女子は厳しいかもしれないけど)空腹の健康な高校生だったら普通に食せる分量だよ! ぎっしりご飯が詰まってたのだとしたら無理だけど。
弥子さんならイメージ的には、ドラム缶みたいな大きさの弁当箱を持ち歩いていても不思議じゃないです。


リボーン
今日、中古本屋で第1話を立ち読みしたんですけど、そういやツナって当初は母親の作ったご飯も食べずに外食しようとするような子供だったんですよね。
それが今では、ごく自然に友人達と手巻き寿司を作ろうとしたりしている辺り、本当に彼は成長したと思います。非常に正しい少年漫画の主人公だ。
あと、クロームちゃんがとても可愛かったです。ただただ、可愛かった。


ロザリオとバンパイア(特別掲載)
や、この状況でジャンプ本誌に載せる特別掲載作品としては、かなり上手くまとめあげていたと思います。池田先生、よく考えて仕事したね。
実は僕、この漫画を読んだことが無かったもので、こないだのクレイモアみたいな感じのお話だったら置いてけぼりにされて困ってしまいそうだと考えていたのですが、杞憂に終わってくれて良かった良かった。
それぞれのキャラも掴ませてくれましたし、基本設定の類も無理なく詰め込んでいたしで、満足度はかなり高かったです。
しかしこれ、キャラの表情が少ないですね。部分的にはすごく綺麗(というか大碁先生っぽい)なんだけど、どのシーンでも似通った表情なのが猛烈に気にかかります。格闘シーンでも常にニヤニヤ笑っていたタカヤと、同じ匂いを感じる。


P2!
扱いが低いと自覚していながら転向を認めないって、やな学校だなあ。シックスさんばりの悪意を感じるぜ。
部活動なんだから、本人の希望を聞いてあげればいいじゃない。
チーム全体の戦力配分を考えてというならまだしも、「お前ずっと練習台やっててね」と言っているわけで、教育者としてあまりにも問題がある考え方ですしね。カットマンでも云々は詭弁でしょうし。
初期もそうでしたが、この漫画は中学生の部活動であるという設定をもう少し考慮するべきなんじゃないかと思います。馬に乗った中学生とかは意図したギャグだからいいんですけど、こういうのは無自覚に入れちゃってる現実離れした部分ですし。


こち亀
僕も携帯電話を買い替えようかな~と思っていただけに、今回のお話は普通に興味深くて面白かったです。電源が切れても使えるとか、初めて知った。
オチも誰かに迷惑がかかったわけではなく、部長のキャラクター的にも納得のいくものでまあまあ良かったんじゃないかと。不快感さえ覚える展開じゃなければOK。


To LOVEる
ふと思ったんだけど、美柑とザスティン様が会話したのって何気にこれが初めてなんじゃないでしょうか。
キャラクターも出揃ってきてるんですし、あえてリトやララから焦点をずらし、脇役同士をランダムに絡ませたキャラ話とかをやっても良いかもしれませんね。
しかし、前回前々回とそうですし、今回も美柑の側から連絡を取ったならそうなるわけですけど、ザスティン様は普通に周囲から頼りにされてますね。
彼のキャラクター性は、「見た目は有能そうなのに、実際には(ドジを踏むので)そうでもない」という一点に集約されているわけですが、これはそこを強調する上で的確な人間関係だと思います。年長者がきちんと子供達から頼られているというのは、読んでいる側にとっても非常に健全で安心感がありますし。
ここぞというところで、都合良くリト達を救ってくれる御門先生もそうですけど、この作品は大人を大人として描くことにかけても、なかなか見るべき点があると思うんだ。


サムライうさぎ
あちゃー、棄捐令を取り下げさせちゃいましたか。まあ、あそこから八方丸く治めるなんて無理だろうとは思っていましたが、何とも安直な展開にしてしまいました。
前回も書いたけど、浪人が金に困ってたから(という判断を下したから)棄捐令を出したわけで、それが解決していない以上、田丸さんが幕府を利用しようと考えていたのと棄捐令廃止には因果関係が成立しないのですよ。

「なぜ角を…直角に曲がらない?」
清木殿! ここは殿中でござる!
この男、躊躇せず城内で抜刀するとは……。このお侍さん二人を道連れに(切腹を命じられて)死ぬつもりか!?
もう連載も半年越えてるわけですし、今からでも遅くないから福島先生は江戸時代の資料をちゃんと読むべきだと思いました。忍たま乱太郎みたいな方向性を目指してるのかもしれないですけど、あの世界観を構築するのは至難の業だと思うよ。


テニスの王子様
前回、
>>まあ、これだけ頑張って予想しても、平気でそれ以上に突き抜けていくのが許斐先生な
>>んですけども。

と書いたわけですが、本当に突き抜けられてしまいました。あの流れで逆転勝利しないとか、予想できるわけねえYo!
ですが、今回殺気に満ちた表情で不二先輩がプレイしているのを見ると、越前少年覚醒への前振りとして殺人テニス路線を強化しているという考えはそう間違ったもんじゃないかもしれないとは思います。
きっと、新しいカウンターは相手に直接ダメージを与えるタイプの技だよ。


ベルモンド
いやあの、だからあなた方それ致命傷ですって。
僕は歴史上の有名人が出てくる作品に無条件で胸を躍らせる習性があるので、(こいつらは創作上の人物ですが)ダルタニアンやポルトスが出てきたのにはちょっとドキドキしたけれども、やっぱり打ち切りなんだろうな。
振り向けば、拷問というアイデンティティーを捨ててどんどん凡百のバトル漫画へと成り下がっちゃったな。

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by ejison2005 | 2007-09-25 04:02 | ジャンプ感想