週間少年ジャンプ 07年 41号 感想
日曜に某新世紀な映画を見に行った帰り、ちょっと漫画喫茶に寄ったんですよ。
で、休日だけあって席がほとんど埋まっており、僕は今まで利用したことの無いマッサージチェアの席をあてがわれたんですね。
若者らしく「け、邪魔くせえ! 俺がこんなもん使っても痛いだけだっての!」とか思いながらも、使用しないのは何となく勿体無い気がして試しに動かしたんですよ。

f0029827_3265928.jpg

ぬ、ぬふう!

悔しい……でも感じちゃう! (ビクンビクン)
いや、本当にやばかったですね。マッサージチェアの底力を侮っていた。
特にアレですよアレ。ふくらはぎを揉みしだく機能が凄まじかった。生きながらにして天国を味わった。
そんなわけで予想外にリラックスする結果となったわけですが、しかし、マッサージチェアが自分に効いてしまったという事実に軽く絶望。
もう、僕は引き返せない道に足を踏み入れてしまったのかも分からんね。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


アイシールド
色々と置いといて、武蔵の実家が「金網を直してね」と基地側から頼まれたという事は、ひょっとしてヒル魔うざがられてるんじゃないでしょうか。
そりゃ確かに、「現地の子供が忍び込んで来るので相手をしてやった」というのなら、上司としても見逃そうという気になるでしょうが、ここまで大きくなっちゃうと「ちょwwwwwお前wwwww空気読めよwwwww」となるでしょうしね。
あとは、三人が出会った馴れ初めとしてなかなか良いエピソードだったんじゃないでしょうか。自前の工兵を使わなかったのは何で? という以外にこれといって引っかかるところもありませんし、それぞれのキャラ特性も活かせてましたし。


ワンピース
ルフィ不在の間に、他の仲間がボスキャラへ挑んでフルボッコされるのは前にもあった展開なのですが、今回はルフィがモリアと追いかけっこをしているため、全く駆けつける見込みが無いのが以前と異なる点ですね。
しかし、全員気絶してしまったのは予想外だったかなあ。というより、意図があまりよく分からない。
この状況で面白いのは、「いかにしてルフィは仲間が倒される前にモリアを仕留めるのか?」という点だと思うのですが、そこをスポイルされてしまったのは何とも勿体無いです。
この後、気絶した仲間を抱えてオーズがモリアに合流を図ったら、結局はいつも通りの「ルフィVSボスキャラ」という構図になってしまうんだけど、どうなるのかな。

巨大だけど俊敏だったオーズ
これ、現実の物理法則に当てはめて考えた場合、オーズは見た感じの数倍から数十倍の速さで動いてるんじゃないでしょうか。軽く音速超えてるんじゃないかな。
全力でジャンプすれば、大気圏を離脱できたりして。この戦いに勝てるかは、ウソップがいかにオーズを口車に乗せ、宇宙へ跳び立たせるかにかかっている!
まあ、そんな夢の無い話は追いとくとして ミ□
今回のバトルは、オーズの強さを見せつけるという意味では非常に見応えのある、良いものだったと思います。
読者の誰もが思ってた、「塩を口に入れれば楽勝じゃね?」という戦法もきちんと試して、「デカすぎて無理」というそれなりに納得のいく理由で不可能だと実証してくれましたしね。


ナルト
冒頭の四ページに渡る寸劇は、一体何だったんだろう……。
というか、岸本先生は果たしてこのギャグを自分自身で面白いと思った上で描いてるのか、そこのところが非常に気になります。
大体、前回の引きでくすぐりの刑を示唆したのなら、実際の尋問は別の方法で行うのがセオリーだと思うのですよ。ベルモンドにおける拷問とか、まさにそういう感じですし。
そこでまさか、何のひねりも無く本当にくすぐるだけだとは、さすがに予想の範囲外だった、ぜ……。

ついに明かされた秘密! 三忍の名に隠された由来!
さ、三忍ってこんなどうしょうもない理由で名づけられた異名だったのか……。
これはあれでしょうか。虎眼流剣士が、挑んできた相手を伊達にして返す事で己が力の生き証人とするのと同系統の行動なのでしょうか。
虎眼流と違うのは、周りの人間が「どうしてそんな風になったの?」と尋ねたくなる顔の傷と違い、異名は敗北した側の人間が自発的に吹聴して回らなければ、ここまで浸透しないという点です。
半蔵さんが、「あいつら強かったからそう呼んで称えてやろうぜ!」と里の皆にふれて回り、それを受けた雨隠れの忍者達が各地でその話を広めたのかな。
しかしそれだと、綱手さんとかが以前、誇らしげに三忍の名を語ってた説明がつかないんですよね。その日を境に半蔵さんファンにでもなったのかな。
あなた方はこう、雷の鳴ってる日に竹槍で半蔵さんを待ち伏せるくらいの気概を見せようぜ!

ペイン様は神と同じらしいよ
いやいやいやいやいやいやいやいやいやいや。
キラ崇拝じゃないんですから、組織のトップがいるのかいないのかも分からないんじゃ困るでしょう。
何かもう、雨隠れの人達が心配になってくるお話ですね。彼ら、オレオレ詐欺とかあっさりと引っかかりそうだよ。
「居る居ないの問題じゃない…」
とか、居てくれなければどう考えても困るしなあ。
「内閣総理大臣が居るか居ないか分からない? でもそんなの関係ねえ! そんなの関係ねえ!」
と言ってるようなもんです。どんな国ですか。
どうでもいいけど、「強い刃の心」という言葉がとてもとても面白かったですね。いつもながら、素敵な言語センスだ。

「繋がりのあった里の依頼主たちまで全て殺して…」
……………………………………………………。
いやあの、それってあなた方の収入源が絶えてませんか?
新規の依頼者を確保しようにも、「雇用主皆殺し」などというアホな前例を作ってるんじゃ、自分達も同じ目に遭うのが恐ろしくて、誰も仕事の依頼をしようなんて思わないでしょうし。外国の依頼を受けようにも、対外的には内戦中なんだからそれも絶望的でしょうしね。
この下っ端さんは、
「全てを無にした」
なんて他人事みたいに言ってますけど、多分あなたの職も近い将来、無に帰しますよ。


エムゼロ
直前に彼岸島を読んでいたせいで、「これだけの木を自在に動かせる九澄なら彼岸島でも生き残れそうだなあ……」とか思ってしまいました。
彼岸島で戦い抜くに当たって、何よりも重要なスキルは丸太を操る技術ですからね。
あと、ラストで何故かギップルネタが混ざってたんですけど、締めのコマにはパロネタを使わない方がいいんじゃないかな~と思いました。
思えば、もて王も(パッと思いつく限りでは……僕の見当違いだったらごめん)そういう事はしてなかったと思いますし。


ムヒョ
あれだけの戦いを経て、そこらの浮遊霊にすら対処できないロージーとは一体……。
今回のお話は全般的に原点回帰を目指しているというのは分かりますが、そういった負の遺産までしっかりと復活させてどうするというのでしょうか。
今、この状況で昔の路線と同じ事をやるのなら、むしろロージーが一人で事態を解決するくらいの働きを見せ、成長を示すべきだと思うんだけどな。一応、お札の使い方とかは上達してたはずですし。
あと、ムヒョ達が何ら事態を解決する方向へ行動してないというのに、「適当にテレビつけたら成仏しました」というのは、さすがにどうよとも思ったかな。
テレビ番組を見せる事で霊が大人しくなり、一時的に事態が沈静化するのならいいんですけども、僕としてはそこからもうひと押し、成仏させるための努力を主人公達が行うべきだと思うんだ。


ブリーチ
前にも書いた気がしますが、愛染さんが十刃を自宅待機させた理由も何となく分かりましたね。
答えは簡単。こいつらに自由行動をさせると、同士討ちを始めちゃうからでしょう。
グリムジョーさんやウルキオラさんもそうだし、今回明かされたノイトラさんによるネルへの不意打ちアタックもそうなのですが、彼らは何故にこうまで一生懸命自分達の戦力を削ごうとしているのでしょうか。


CLUTCH(金未来杯出展作品)
原因はよく分からないんですけども、とにかく非常に読みづらい作品でした。一ページ辺りのコマ数が多いからかな。

f0029827_3273370.jpg

↑の様に、吹き出し(で合ってるのかな? この場合)をコマ外に配置してるのとかは、どういう意図で行ったか理解に苦しみますし。
他にマズイと思ったのは、不必要にキャラが多いことですね。
ラストの1on1に居合わせなかった部長なんかは、本当に不要なキャラです。
よく、お話に必要なのは「主人公・ヒロイン・悪役」だと言われますが、その法則に当てはめるのなら潔癖症のエースという役どころは部長が兼任しても何ら問題はなかったと思います。
マネージャーを務めているワガママなお嬢様が、どうしても新しい選手を入れようとするけど、潔癖症でエースな部長はそれに反対すると。うん、これといって問題は無さそうだ。


サムライうさぎ
「悪人に借金を踏み倒された金貸しを助け、ついでに伍助自身の借金もどうにかしたい」という福島先生の意図は理解できるのですが、どうにもこうにも過程と結果に説得力が無さすぎです。
浪人がダルマの格好して踊ってたから借金をチャラにするお触れが出されるとか、一体何を言ってるんでしょうか。この世界の役人さん達は、誰一人として源氏が滅んだくだりについて書かれた史書を目にしていなかったのかな。
金貸しの皆さんが、討ち入りを行っちゃったのもどうかと思いますね。
忠臣蔵の皆さんだってあんな結末が待っていたわけですし、この後に彼らが無罪放免される展開が全く思い浮かばないよ。いや、それはそれで伍助の借金がチャラになるんですけども、それでいいのかサムライうさぎ。
そこは無理にお約束路線を外さず、時代劇方式で困った金貸しの皆さんを伍助が助けるというストーリーにしとけば良かったのにね。

今後の展開予想
全てが終わった後……金貸し達に下された裁鬼(変換したら一発で出た)は、「巨大な谷やら南蛮式の教会やら鍾乳洞やらが存在する、日本近海に存在するとは到底思えない絶海の孤島への流刑」というものであった。
これも己が所業のもたらした結果と、大人しくそれに従う金貸し達。
そして、その島では彼らが討ち入りの際に使用していた、

f0029827_3275160.jpg

丸太による戦闘術が独自に発展していく事となったのである。
人はかの島を、彼岸島と呼んだ……。

f0029827_1361479.jpg

f0029827_1362286.jpg

後年、彼岸島では吸血鬼との想像を絶する丸太バトルが繰り広げられる事となる。


To LOVEる
細かい所ですが、転んだルンを見捨てず助けに走ったり、ツタを使って木の上に逃れる際は殿を務めたりといったリトの行動が、いつもながら良かったと思います。
春菜ちゃんのお尻を視姦していたのも、不可抗力な上に、勇敢な行動を取ったが故の副次的な役得だと思えば何とも思いませんし。
そして、例によって真っ先に木の上へ登っている猿山は、そんな事だから己の望むトラブルを甘受できないのだろうと、先週に引き続き思いました。
[PR]
by ejison2005 | 2007-09-12 03:28 | ジャンプ感想