うみねこのなく頃に 推理
一週間かけて、うみねこのなく頃にをクリアしました。
というわけで、僕なりに真相を推理してみたよ。

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以下ひぐらしとうみねこのネタバレ有り!



さて、戦人君も声高に主張している事ですし、とりあえずこの場では超常現象を否定し、あくまでも人間の手による犯行だと仮定した上で推理を進めていきましょう。
そうなると、まず気になってくるのは犯人の動機です。

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↑まあ、世の中にはこういう超愉快犯もいるかもしれませんが、シックスさんみたいなのが混ざってたなんて言われても戦人オワタ\(^o^)/としかいえませんので、その可能性からは積極的に目を逸らしておこうと思います。

で、動機なんですけど、やはりこういう時は基本に則って「最終的に今回の事件で一番得をしたのは誰か?」というのを考えてみるべきだと思うんですよ。
そしてその結果、僕の中である一人の人物が浮上してきました。
そう、右代宮 縁寿です。
名前の読み方も分からない彼女を、覚えている方はいるでしょうか? 冒頭で、絵羽・秀吉・霧江の会話中に名前だけ登場した戦人の妹ですね。ちなみにググってみたところ、ガンガンパワードにて縁寿は霧江の娘だと明かされているらしいです。

彼女こそ、この事件で唯一得をした人間です。
他の有力な後継者が根こそぎ行方不明or死亡となっている以上、金蔵の財産はこの娘が継承した事は間違いありません。もっとも、年齢的に考えて後見人がついたり何だりとひと悶着あったでしょうが、そこは今回の事件と関係ないので捨て置きます。
何だ簡単じゃないか! 犯人は右代宮 縁寿で決まりだね!
うん……まあ……そんなわきゃないわな。
年齢的に考えて、羽入ループ彼女に適用でもされていない限り犯行計画を企てるなど不可能ですし、そもそも島にいないんだから殺人なんて実行できませんし。

となると、容疑者は右代宮 縁寿に財産を継承させたい人間になります。
すなわち彼女の親族である、
右代宮 留弗夫
右代宮 霧江
右代宮 戦人

この三人です。
要するに、右代宮家三男一家だけは今回の事件で得をする可能性が発生するのですね。

しかし、ここである疑問が発生します。
そう、別に彼らは無理をして縁寿に遺産を相続させる必要がないのです。
どうしても渡したいのなら、自分が相続してから彼女に譲り渡せばいいわけですからね。
今回の犯罪は、何らかの強い意思の元に実行されていると考えて間違いありません。ならば、留弗夫・戦人の二人を一足飛びにして縁寿へ遺産を受け継がせようとしているのには、何らかの理由があるはずです。
と、なると、俄然気になってくるのは右代宮 霧江です。
僕は上の文章で、
>>留弗夫・戦人の二人を一足飛びにして縁寿へ遺産を受け継がせようとしているのには、何らかの理由があるはずです。
と書きました。
そう、右代宮 霧江だけはこの中でかなり低い継承権しか持っていないのです。
そうくれば、「娘に財産を受け継がせて自分が後見人に~」などという絵も描けてきますね。

が、ここで大きな問題が浮上します。
霧江は死んでしまってるんですよね。今回の事件で。
まあ、僕は霧江が生きている可能性もあると考えています。しかし、少なくとも、社会的には完璧に抹殺されている。
つまり……「娘に財産を受け継がせて自分が後見人に~」説は瓦解します。
今回の犯人は、右代宮 縁寿が財産を手に入れさえすれば自分はどうなっても構わないという捨て鉢な覚悟を有していなければならないのです。

では、ここでもうひとつ別方面からアプローチしてみましょう。
そう、ベアトリーチェの手紙です。
犯人がベアトリーチェの名を騙っているのだとすれば、本編中でも戦人達が推理していた通り、ベアトリーチェゆかりの者である事は間違いありません。
…………………………。

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は~い、この辺りでピンときた人挙手!
右代宮 霧江がベアトリーチェゆかりの人間だと考えれば、更に色々な面白い絵が描けてきますね。
ここはもう一段階話を進めて、本編中で戦人達が存在を危惧していた金蔵とベアトリーチェの隠し子が霧江だと仮定してみましょう。
もしそうなら、彼女が自身の正当な取り分として遺産の相続権を主張しようと考えたとしてもおかしくはありません。
ですが、いかんせん彼女は妾の子。世間一般ではどうだか知りませんが、右代宮家のルールに則れば相続権など存在しません。
そこで彼女は留弗夫に接近し、子供を産んだのではないでしょうか。ことによると、留弗夫の前妻は霧江に殺されたのかもしれません。
生まれてきた縁寿は母と違い、それなりの継承権を有しています。正当な継承順位の存在する、ベアトリーチェの血を継いだ娘の誕生です。
が、継承権を持っているといっても、娘の上には大勢の継承順位上位者が存在します。

そこで 彼女は 恐ろしい犯行計画を 立てたのでは ないでしょうか。

全ては、ベアトリーチェの血を受け継ぐ者が契約の履行を得るために……。

もう断言しましょう。真犯人は右代宮 霧江です。

これならば、手紙の内容と動機が合致します。


では、犯人が右代宮 霧江だと考えた上で、各事件のトリックを考えて見ましょう。


第一日 六人殺し
この殺人に関しては、単独犯による犯行は……不可能ではなくとも、かなりの無理があります。
倉庫にまで六人の体を運び込むのも、それなりに手間がかかりますからね。
また、この殺人の大きな特徴として、唯一見立て殺人が成立していない事にも注目してください。
他の殺人事件に関しては、碑文になぞった殺し方と考えても良いでしょう。
ですが、この殺人における「遺体の顔面破壊」はそれに該当しません。
という事は、犯人にとって何らかの必然性がある行動なのです。本来、やらなくていい事なのですからね。

そう、留弗夫と霧江は死んでいなかったのです。

二人の顔だけが、入念に破壊されていたのがその証拠です。どうやったのかは知りませんが、あらかじめ持ち込んだ遺体に自らの服を着せたのでしょう。
ちなみに、実際の犯行はこの様な手順に沿ったものだとおもわれます。

その場にいた留弗夫&霧江&絵羽&秀吉以外の全員(蔵臼・楼座・郷田)を毒殺(殺し方は他の方法でもいいけど、毒なら出血しない)。
                      ↓
それを目撃した紗音も殺害される。その痕跡こそが、食堂に残された血痕の正体。
                      ↓
留弗夫&霧江&絵羽&秀吉の四人で遺体を倉庫に運び、あらかじめ用意していた身代わりの遺体と共に顔面を破壊する。
                      ↓
偶然にも紗音が混ざって六体の死人が並べられる。霧江はこの時点で見立て殺人構想を考えついた。


こんな感じですね。
文章中で語っている通り、僕は最初の事件に関しては絵羽と秀吉も共犯だと考えています。理由は後述。
尚、真里亞が目撃したベアトリーチェの正体は霧江です。
霧江はベアトリーチェの姿にコスプレして騙すか、ベアトリーチェの娘である自身の境遇を明かす事で真里亞を味方につけました。立ち絵ではとてもそうは見えませんが、所詮は九歳児。騙すのは簡単です。

紗音に関しては、完全に霧江の想定外な出来事でした。そりゃそうです。本来、彼女はここにいない人間でしたからね。

初期の殺害計画では、この時点で死ぬのは五人だったのです。

そこへ想定外の人死にが一人分加わった事で、霧江の中で碑文と現在の状況が重なり、殺人計画に修正が加わりました。
ちなみに、留弗夫が共犯である理由は不明です。おそらく贖罪からくるものか、娘への愛情が理由だろうとは思います。

また、夏江を見逃した理由は彼女の継承順位が(おそらく)縁寿より低いからです。殺すメリットがありません。
夏江の部屋のドアノブは……本当に幽霊のベアトリーチェがいたんじゃないかな(笑)。


第二日 絵羽&秀吉殺し
この事件でポイントなのは、絵羽と秀吉がやけに客間を出て行く事にこだわっている点です。
ホラー映画の馬鹿な犠牲者じゃないんですから、常識的に考えれば軽挙妄動を慎むべき状況下でこの行動。露骨に怪しいですね。

そう、絵羽と秀吉はこの時点で霧江の共犯者でした。

おそらく、蔵臼と楼座を殺す事で、財産を絵羽と留弗夫に集中させようとそそのかされたのでしょう。
部屋へ無理矢理に戻ったのは、霧江や留弗夫と合流して今後の打ち合わせをするためですね。
はい、これで密室トリックも半分は解けました。
チェーンはトリックで外されたのではなく、絵羽か秀吉が自ら開けたのです。
大体、トリック使ってようが何だろうがチェーン外されたら悲鳴を上げて助けを呼びます。
それが無かった時点で、犯人は絵羽と秀吉に警戒されていない人間だと考えるのが自然なのです。
密室トリックの残り半分「出て行く時にどうするのか?」に関しては、ミスタさんの受け売りですが、「ドアチェーンの片方を一旦外して外で付け直す」という方法で可能です。他にも、やり方は色々とあるでしょう。

レシートの謎に関しても、絵羽が共犯者という時点で何ら信頼性はありません。おそらく、夏江を陥れるためのブラフです。
金蔵は、この段階で殺害されました。遺体はボイラー室に仕舞われていたんじゃないかな。
部屋から出した方法は、「霧江によるドア越し自身の境遇カミングアウト」でファイナルアンサーしときますね。
霧江と留弗夫の隠れ場所は、不自然なくらい登場人物達がスルーしていた「蔵臼の秘密部屋」だと思います。


第三日 その他の殺人
嘉音の殺害は、登場人物が推理した通り、誰かを誘き出して殺すための罠でした。可能なら、もう一人くらいは殺したかったのだと思います。

手紙は、あらかじめ霧江に命じられていた真里亞が置きました。おそらく、霧江は篭城場所として書斎が選ばれる事を見越していたのでしょう。

計略によってまんまと部屋から追い出された哀れな源氏・南條・熊沢は、あえなく殺害されてしまいました。
真里亞を殺さなかったのは、夏江同様に縁寿より継承順位が低いからです。もしくは霧江に残されたわずかな良心。


その後……
夏江の殺害以降の展開は、現段階では情報が不足していてよく分かりません。
あの後、何があったんだろうね(´・ω・`)


この推理の矛盾点
僕の推理にも穴があります。
夏江や、初日の殺害現場に居合わせた郷田と紗音を除く使用人は、殺す必要がないんですよね。
まあ、これは「それ程までに霧江が碑文に見立てた殺人へ強いこだわりを持っていた」という仮定をすれば解決できるのですが。
あと、最後の魔女が登場云々は真剣に意味が分からん。戦人達はクスリでもキメていたのでしょうか。
まあ、ひぐらしの真相がアレだったから、魔女がいたとしても不思議はないけどね。


以上、異論反論はコメントで受け付けてます。
皆、僕と意見を交わそうぜ!


オマケ

ベアトリーチェの倒し方
登場人物全員が魔女の存在を否定すれば、自然、彼女は力を失って消滅すると思うよ。
全員が信じなきゃ魔法が使えないって、登場人物達も言ってたしね。
すなわち、今作の勝利条件はひぐらしの逆で、

登場人物が奇跡を願わないことor起こそうとしないこと

なんじゃないかと思います。

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by ejison2005 | 2007-09-04 03:42 | ゲーム