週間少年ジャンプ 07年 29号 感想
ついに、うみねこのなく頃にの公式サイトがオープンしましたね。
こちらのスレでは、絵に関して色々と叩かれてますけども、上手い人に外注したら外注したでなんやかんやと言われたでしょうし、個人的には気にしたら負けかなと思っている。
(以下ひぐらしのネタバレ混じりな反転)やはり、一番気になるのは今回のお話にファンタジー要素(羽入とか「東京」とか)が加わっているか否かですね。
僕としては、ファンタジー要素が加わってないに一票。というか、加わってたら見放すと思う。あれは一度きりだからこそ、許される真相なんじゃないかな。
何せ、毎回毎回ファンタジー要素が存在したら推理のしようも無いですからね。何でもあり。
うみねこにおけるファンタジー要素は、
> 連続殺人幻想『うみねこのなく頃に』
> 選択肢でなく、あなた自身が真相を探るサウンドノベル。
> 推理は可能か、不可能か。
> 魔女に屈するか、立ち向かうか。
> 楽しみ方はあなた次第。
という説明文で匂わせる(ミスリードする)に留め、本編はあくまで現実的な要素で固めて欲しいな。
(ここまで)
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


アイシールド
先週は自殺点狙いじゃないかと予想したわけですが、コメントで教えてもらったところアメフトのルールだとあの状況で自殺点は有り得ないそうです。自殺点の点数しか調べてなかった。申し訳ない。
本編の感想ですが、ここのところ盛り上がってるんだか盛り下がってるんだかよく分からない状態だったところを、一気に引き締めてきた感じですね。
その理由はもちろん、かつて土をつけられた勝負と同じ展開という絶対に負けられない状況で、主人公に勝負の行方を託されたからでしょう。
やっぱり、最後の最後で決めるのは主人公のお仕事ですよ。こういうところで決して外さず、きちんと熱い展開にしてくれるからこの漫画を嫌いになれないんだ。

「こんな暴れ球、モン太しか捕れなねえー!」
ちょっと思ったんですけど、だったらモン太のいないところへ向けて蹴ればいいんじゃないでしょうか。
大田原はキッカーじゃないので、偶然にモン太の所へボールが飛んでいったとも考えられるんですけど、

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それだと、高見が浮かべている「してやったり!」という表情の説明がつかないんですよね。
実はこれ、ポーカーフェイスで誤魔化しているものの心中では、
(あのデカブツ、一番蹴っちゃいけない所へ蹴るなあああああっ!)
とか考えてるんでしょうか。

そして最大の疑問
「残り時間が終わってもワンプレイ終わるまでは試合続行」なら、タッチダウンと同時に試合終了などを狙わず、ほんのちょっとだけ進がのんびりと進軍してれば詰んでたのでは?
あれかな。王城は、「弱パンチ一発でKOできるところまで追い込むも、超必殺技で止めを刺す事にこだわって逆転されてしまう」格ゲーマーみたいなチームなのでしょうか。


ナルト
いつもはこの漫画のバトルシーンに否定的な僕ですが、今週はかなり楽しく読む事ができました。久々に、全盛期のナルトを読んでる気分だった。
(上手く上へ飛んでかわしたか)
と言いつつ、地面へしゃがみ込んだりしてるのはご愛嬌だとして、今回は普通に頭脳戦&多人数戦を成立させてましたからね。いつもみたいに、誰かがボケーとしていたりしませんし、「俺のターン! 術を選ぶぜ!」とでも言わんばかりのターンバトル化もしてませんでした。
というか、もしかして角都さん&飛段さん戦があんまりにもあんまりな出来だったので、相対的にものすごく面白く感じられてるだけなのかな……。あれは本当にひどかった。

でもまあやっぱり存在する難点
今回の戦いだと、最初にサスケが千鳥ソード(?)を伸ばすシーンと、地面に刀を放って突き刺すシーンですね。
サスケも、一応は作中世界最強クラスの忍者とタイマンできるくらいの忍者なんだから技の射程距離くらい掴んどけよという話ですし、刀が本当に地雷を刺しちゃったらどうするのという話でもあるのです。
ただし、これはアイシールドにもいえる事なんだけど、それ以外の部分でちゃんと見るべきものがある場合は、あまり細かい事ばかり気にせず普通に楽しみたいし、楽しめます。
ちゃんと見るべきものがないと、積極的にツッコミ入れて楽しむしかないですから……。


ブリーチ
相変わらず、一護の行動が不可解です。僕のプレイするバイオ4じゃないんですから、奪還対象を放り出してどこかへ向かうのはどうかと思いますよ。
今回は周りにネルしかいないけれど、万が一にも他の破面とか十刃が様子を見にやって来たら、普通に織姫が再度さらわれてしまいますしね。

よく分からない織姫の心境
不可解といえば、織姫の心境も不可解極まりないです。
先週までだとおそらくは、
(黒崎君が傷付けられるなんて、耐えられない!)
という感じのスタンスだったと思うんですが、今週の話を読んでると、
(黒崎君が傷付くかもしれないけど……勝てばオッケーよ!
と考えている風に思えてしまうのですが。
つまり彼女が許せないのは、一護が傷付く事ではなく敗北する事だったんじゃないかと。
それだと、先週一護を治そうとしなかったのは彼を気遣ったのではなく、使えない手駒に無駄な労力を注ぎ込む事に関して抵抗があったからになりそうだなあ。すごく黒いよ。


サムライうさぎ
とりあえず伍助は、「痛くしなければ覚えませぬ」とでも言っておけば良かったのではないでしょうか。正気にては大業ならず、武士道とはシグルイなのです。
それはそうとして、(今回は漫画的な展開として他に理由があるだろうけども)伍助の指導が原因でマロの腕前が鈍っていたんだとしたら、家臣の皆さんが怒る理由もちょっとだけ分かるかな。
実際、本人が述懐している様に、これまで何にも指導らしい指導をしてきませんでしたし。腕が鈍る下地は十分に作っていた状態。
この漫画って道場内での交流をメイン軸のひとつとしている割には、全然稽古をしてるシーンがありませんよね。やっぱり、インターハイとかが存在しないのが原因かな。


銀魂
僕も前になんやかんやと書いた問題ですが、そんな程度の事は作り手だって理解してるんだよというお話でした。分かっててもこの現状なのが問題なんでしょうけど。
しかし、それはそれとしてメゾペンネタはいくらなんでも追い打ちが過ぎるのではないでしょうか。そうか……実家に帰ったか……。
ところで、新人の枯渇ぶりに関して他誌も含めて色々と調べてみたんですけど、月刊少年ガンガンが相当やばい事になってるみたいです。
確かに、ここ数年で読めた新連載って、、屍姫くらいしかないですもんね。ジャンプどころの騒ぎじゃない。

漫画におけるツッコミの重要性講座
「その場合、読者が読みながらツッコんでいる」
という台詞で、「ああ、やっぱりテニスはギャグ漫画としてカテゴライズすべきなのか」と再確認しました。
あと、「ツッコミは丁寧に拾いすぎてはいけない。曖昧な部分があるからこそ、笑いが生まれる」っていうのは目から鱗な話ですね。確かに、ツッコミすぎて冗長になってる漫才とかはあまり笑えないですもん。
それを踏まえると、笑いっていうのは本当に高度な感情だと思います。はっきりとした言葉で言い表せない部分に、価値を見出してるわけですから。


To LOVEる
古手川さんの反応とか、まさに銀魂で触れていたツッコミの部分ですよね。
基本的に恥ずかしがらないララと、恥ずかしがってもそこでストップしてしまう春菜ちゃんの場合は、僕達読者が積極的にツッコミを入れねばなりません。
しかし、古手川さんにエロアクションを起こした場合は春菜ちゃん同様に恥ずかしがり、それだけで終わらず、何らかの「エロスは許しません!」的な行動を取るためにそれがツッコミとして機能し、僕達が能動的にツッコまずとも楽しめるのです。
どちらが優れているというものでもありませんが、表現として分かりやすいのは古手川さんの方であるために、エロ避雷針の如き働きをする羽目になっているのでしょう。

幽霊出現に対するオプション → 幼女の体をまさぐる
そして、リサミオコンビによる身体測定こそが、今回の話における「読者が積極的なツッコミを行う部分」ですね。
幽霊の出現に対して、何故幼女の身体をまさぐるのか……僕達には全く理解できません。そして、「理解できないよ」と脳内でツッコミを入れた時点で、このシーンはギャグとして完成しているわけです。
それにしても、本当によく分からん行動だ。腸を撒く牛股師範を目にした時の備前守は、こういう心境だったのでしょうか。


瞳のカトブレパス
さて、僕は先週の感想で、
> 何となく女性の気もする。しかも美女だよきっと。夢は膨らむばかりだ
と書いたわけですが、結果の方は……。

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僕もオーラ出せるかな? 「三人目は事後処理担当」という予想まで当たれば、いける気がする。
あと、「イチエンダマ」とか「ヒャクエンダマ」に関しては、相変わらず微妙なネーミングセンスだと思いました。「マソホソニドリ」はちょっとセンスを感じたけども。

「結界発動できますぞ!」
志村家の結界=限りなく無警戒という図式が脳内に出来上がってる身としては、結界の中にいようが外にいようが大して変わりはないんじゃないかな~と、どうしても思ってしまいます。
というか、どうも内部の人間は能動的に結界の外へ逃げなきゃいけないみたいですけど、このわずかな時間で何も知らない人達をどうやって非難させたんだろう。


ネウロ
ネウロの使った戦術が、先週自ら話した「敗北感を与える」というものに根ざしており、尚且つそれをくどくどと説明してないのが良かったです。多分、ナルトとかだと説明していたと思う。
どちらが劣っているというものでもないのですが(ナルトは読者層的にも説明いるかもしれないし)、あくまで僕の好みという点では行間を読ませてくれる方が好きなので。

意外と来る者は拒まないサイ
アイさんといい、大菅といい、割と他人がついて来るのは受け入れるんですね。この人。
初登場時の偽サイを殺しちゃったのは、自分の真似ばかりで魅力を感じなかったからでしょうか。つまり、サイはアイさんとか大菅とか葛西さんに一定の敬意(?)みたいな感情を抱いているからこそ、仲間にしたんじゃないかと。
他にも仲間がいそうな雰囲気ですし、これから先に幻影旅団的な集団となるのを期待したいところです。手始めに、大菅を助けて欲しい。ネウロ的にも、彼は弥子さんとの人質交換に使えそうですし。
魅力的な敵組織への第一歩は、仲間を大切にするところから始まりますからね。


ディーグレイマン
いやだからその……大剣モードのクラウン・クラウンでは、アクマとかノアしか斬れないはずなのでは? 爪を出したからといってどうこうなる気もしませんけども、剣の突撃だって大して意味は無い気が……。
今週は、死ぬ気で火判を放ってロードが黒コゲになったりしている割に、ラビは大した火傷負っていなかったり、火判が何故か結晶化したり、そもそも敵の大ボスは非人間なんだから、
「どうして人の世界から、戦争は消えないんだろう…」
なんて言われてもなあという感じだったり、何をやってるのかよく分からないと評される事の多いこの漫画においても、屈指の意味不明なエピソードだったと思います。


勇者学
最近、ちょっとこの漫画が面白いと思い始めた僕がいます。メゾペンと同じくらいには好きかも……微妙な好感度だ。
ギャグ漫画の場合は何が面白いのか説明しづらいんですけども、とにかくところどころで笑えるのですよ。


ムヒョ
何だか命の危険がありそうな毒島さんの奥の手でしたが、「能力を失う」「可能性がある」というところまでデンジャラスランキングが下がってしまいました。
こういうところでキャラを甘やかすのは、正直いって感心できませんね。展開的にもここは危機感を煽るべきなのですから、やっぱり命の危険をほのめかすべきだったと思います。

「ヨイチはね。この2年、何の学習も遊びもせず――」
遊びはともかく、学習というのは何か違うんじゃないかな。修行しつつ行方を追っていた、とかなら分かるんですけども。


ラルΩグラド
一体、フェニックスはいかなる理由で改心したのでしょうか。
彼女(?)の基本スタンスは「強い方につく」なので、この場合だとフェニックスに「人間が勝つ」と思わせなければならないと思うんですね。人間の絆とかそういうのは、ぶっちゃけどうでもいいと思う。
ビラに封じ込まれたと言いつつも、フェニックスの行動がそれによって抑制されてないのもちょっとどうかと思う部分かな。こいつが特殊融合型であるのはオブスキュリアも分かりきっているわけですから、厄介な不穏分子を野に放っていたも同然の状態ですしね。

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by ejison2005 | 2007-06-20 00:40 | ジャンプ感想