続・ジャンプ編集長の発言について考える
本項は、前に書いた記事の補足です。

さて、ニュースサイト様とかに紹介して頂いた影響か、コメントで様々な意見を頂いたので、それを元に考察を深めてみようと思います。
まず最初に語っておきますが、

僕はアンケート&十週打ち切りシステムが悪だとは考えていませんが、現状には即していないと思っています。

アンケート&十週打ち切りシステムの長所と短所については、かがみさんが分かりやすく解説してくれてるのでそちらを参照して頂きましょう。嫌ってる人も多いとは思いますが、これがあるからこそ黄金期も生まれたわけで、そう一概に否定すべきものではありません。
しかし、現在の状況には全く適していないと僕には思えます。その理由を、ひとつひとつ解説していきましょう。

かがみさんが語ってくれてる様に、アンケート&十週打ち切りシステム最大の利点は、マシンガンの様に次々と漫画家を輩出していく、回転率の良さにあります。
「序盤に伏線を張りまくるタイプの漫画を描けない」などの短所は確かに存在しますが、「読者からの投票」というそれなりに公平な立場に新人達を置いて、次々とデビューさせる事が可能なのですね。
ジャンプという日本では最大規模のプラットフォームでより多くの人間にチャンスを回しているわけで、腕に覚えのある人間にとってはこれ以上に魅力的な漫画雑誌は存在しないといえるでしょう。
が、それは正常にこのシステムが機能している場合のお話。

ちょっとこの画像を見てください。

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小さくなってしまって申し訳ありません。エキサイトブログじゃ(何故か)これが精一杯。関係ない話ですが、To LOVEる布教コラではいつもこのサイズ制限で苦労してます。どうにかしてくれ。
ちょっと話が横道に逸れてしまいましたが、これは07年25号のジャンプ巻末目次の中で、積極的に編集部から保護を受けている(と思われる)作品を赤く塗りつぶしたものです。
具体的な作品名を述べると、
「ONE PIECE」、「アイシールド21」、「NARUTO」、「家庭教師ヒットマンREBORN!」、「BLEACH」、「銀魂」、「ラルΩグラド」、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、「D.Gray-man」、「ピューと吹く! ジャガー」
の合計十作品ですね。「テニスの王子様」は混ぜるべきかどうか悩みましたが、今回は除外しました。
こち亀を除いたこれらの作品に共通しているのは、アニメが放映中または放映予定であるという事です。
尚、ジャガーは次号でアニメ化が発表されるという情報が、あちこちで飛び交っているので加えさせていただきました。ネタバレを不快に思われた方には、深く謝罪させて頂きます。
通常、アニメが放送中の作品はメディアミックスを前面に押し出し、(人気を掴んだからこそアニメ化されるわけで、そこにやっかみを入れるのはお門違いである事を承知の上であえて書きますが)編集部からの手厚い保護を受けられる事が予想されます。
常識的に考えれば、アニメと連動して一気に稼ぐ事を狙いますからね。「武装錬金」みたいなのは蝶特殊な例です。
さらに、当たり前の話ですがアニメ化されればその漫画の人気が一層高まる事が予想されます。

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これまでノーマークだった作品に関してアニメ化を契機に知り、ファンになったという人は多いと思いますが、それほどまでにマスメディアの力というのは偉大なのです。
そうやって人気が人気を呼び、富める者はますます富み、格差は広がっていくわけですね。資本主義的なシステムの常です。

おっと、また話が横道に逸れてしまいました。
プロテクションを受けてるとおぼしき作品に関する話に戻りますが、最初の画像をパッと見て誰もが考えたと思うんだけど、その……まあ……多いよね。いくらなんでも。
現在、ジャンプで連載している作品は全部で二十一作品。そう、驚くべき事に誌面の半分をプロテクション枠が占めているのです。
子供の頃に誰もが経験したであろう椅子取りゲームを思い出して欲しいんですけど、席が少なくなればなるほど競争は激化します。こんな有様では、十週打ち切りシステム最大の売りである回転率の高さも出て行く方向にばっかり上がってしまい、残る方へはちっとも作用しません。
さらに、アンケートの方もメディアミックス作用で「富める者はますます富んでいく」状態の作品が誌面の半分を占めている状況では、真っ当に機能しているのか疑問符がつくところです。

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アンケートはがきを見てもらえば分かりますが、ジャンプのアンケートシステムは好きな作品を順に三つずつ書いていく仕様ですからね。
これだけの作品がアニメ化されていると、そちらの方にばかり票が集まってしまう状況が予想されるのです。
ぶっちゃけ、それらの作品は編集部的には「アニメ化にかかったお金の元を取るために、意地でも売り出していかねばならない」存在です。
つまり、プロテクション枠に関しては、実際に人気があるのかどうかを知る必要が無いとまで考える事ができるのですね。極論ですが、人気の有無を知る必要があるのは、プロテクションを受けていない残りの十一作品に関してだけです。
にも関わらず、票の大半はプロテクション枠に集まっていくという……。
これならば、打ち切って欲しい作品を順に三つずつ書いてもらった方がはるかにデータとして有用な気がします。「好き」で語るのではなく、「嫌い」で語らなければならないこんな世の中じゃ……。

さらに、アンケート&十週打ち切りシステムのもうひとつの長所である、「マシンガンの様に次々と漫画家を輩出していく」という部分も、現状では機能してるとはいえません。
何故かといえばそれはあなた、編集長自身が語っている様に有望な新人がいないからです。
ここ数年の新連載を振り返ってみても、それは明らかですよね。「斬」が連載されるなんて、本来なら漫画史に残るほどの大事件ですよ。いや僕はあの漫画好きだけども。
「下手な鉄砲を数撃って当てる」ためには弾丸をガンガン込めていかなければならないわけで、銃弾が少ない時に選んで良い戦法ではないのですよ。

「現状のジャンプに、アンケート&十週打ち切りシステムは不適切である」という僕の主張を説明し終えたところで、ではどうすればいいのか? という部分に話を移しましょう。
僕としては、前回の記事にも書いた通り、「あと二~三年くらいは上を目指さず、つまらないジャンプにするしかない。最底辺の売り上げになるしかない」と考えています。
ちょっと抽象的すぎる文章なので、反省してもっと具体的に述べると、「どんなにクソつまらない作品でも、とりあえず一年くらいは保護しようよ」という事です。
つまり、あえて回転率を悪くするわけですね。
これはどこの企業でもそうですが、即戦力になる人材というのはそうそう手に入るものではありません。では、即戦力にならない人材に対して企業はどうするのか……。
答えは簡単、育てるのです。教育するのです。
有能な人材を駆使して良い成績を残す。そんな事は、相当な無能でない限り誰でもできます。
管理職の評価というものは、普通の人材をいかに使って成果を出させるかによって決まるのですよ。
問題は、前の記事でも書いた通りに漫画雑誌だとそれが業績に直接響いて、編集長がほぼ確実にクビを宣告される事なんだけどね。
ちなみに、「どんなにクソつまらない作品でも」というのは必須部分です。「やっぱりこれは駄目っぽいから~」とかダブルスタンダードな事をやってると、これまでのシステムを敬遠していた新人層が取り込めませんから。

最後に、「果たしてジャンプの待遇は悪いのか?」という問題について語りましょう。
これに関しては、前回の記事のコメント欄にジャンプ作家の新人さんとおぼしき方が、「一新人」という名でコメントして下さっているので、せっかくですから引用させて頂きましょう。

>>ちなみに専属契約ですが、あれは半年契約のはずですよ。
>>新人でも大体契約期間中普通に食っていけるだけの金額は貰えますし
>>連載作家だともっと貰えるので、契約続く限りそれで生活には困らないかと。


また、かがみさんもコメントを入れてくだださっているので、そちらも引用しておきます。

>>なんかどうも専属契約の話は都市伝説っぽいですよ。
>>いや、実際あるんだけど、そんな悪いもんじゃなくて、むしろ打ち切りのための保証金みたいな感じらしいです。
>>まあ、どっかで聞いただけの僕なんかより一新人さんの方が信憑性があるだろうけど。
>あと、連載中にどのくらいお金かかるのか分からないけど、必ず単行本を出してくれるジャンプは、単行本の売り上げで大分ペイできると思いますよ。
>>単行本一冊で少なくとも100万は入ると思うので。(ジャンプの規模を考えると200万以上だと思う)
>>むしろ、秋田書店はどうやってるのかと思う。あそこ、売れない漫画は単行本出さないからなあ。


どうやら、冷静に考えてそんなに労働条件は悪くないようです。僕は、見事なまでに都市伝説に踊らされていたわけですね。いい加減な事を書いて誠に申し訳ない。
ならば、僕にいえる事はただひとつです。

漫画雑誌の編集部は、もっと漫画家の収益に関する情報をオープンすべきなのではないでしょうか?

これはもう、ジャンプだけの問題ではありません。他の雑誌についてもいえます。
前々から思ってたけど、漫画家の生活ってちょっと知られなさすぎですよ。
給料・福利厚生などの細かい労働条件を記すのは、求人をする上での基本です。それが無ければ、目指す側も何を待遇に関する指針とすれば良いのかさっぱり分かりません。
契約期間中に貰える給金の額や、十週打ち切りを受けた場合の平均的な単行本による印税収入などを何らかの形で明示するだけで、割と状況は改善されると思うんだけどな。

ところで、僕が大学の就職セミナーで言われた事なんですけど、

給料や福利厚生に関して説明してない企業は、ちゃんとその点に関して質問しなさい。
その際、曖昧な答えを出す企業は何らかの問題を抱えている事が多いです。
後ろ暗いところの無い企業は、必ずそれらに関して説明してくれます。


だそうです。そしてこれは、一般的な認識でもあると思う。
そりゃ、悪い噂だって広まりますよ。広まるとも。

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by ejison2005 | 2007-05-25 06:36 | ジャンプ感想 | Comments(46)
Commented by ニテンドー at 2007-05-25 14:01 x
あ、やはり一新人さんは描いてらっしゃったんですか。
>漫画雑誌の編集部は、もっと漫画家の収益に関する情報をオープンすべきなのではないでしょうか?(中略)漫画家の生活ってちょっと知られなさすぎですよ。
給料・福利厚生などの細かい労働条件を記すのは、求人をする上での基本です。
あ、労働基準法だの何だののやつですか。そういや、求人広告とかに漫画家とかアシスタントって見たことないな。
そう言う意味では正体不明な会社に就職しようとしてるようなものなんだ。今漫画家を目指してる人達って。
僕も一応目指してるんですけど、技能とかの方ばっかり考えてたけど、肝心のそういうもらえるものは考えてなかった。
「週刊、月刊の漫画家はその一話一話での出来で給料が違う」くらいは知ってたけど、それにしては最低でも幾らはもらえるよとか言う金額が定まってるはずですもんね。
どんなひどくてもただ働きになるわけないもんな。そんなだったら斬なんて連載中作者が死んだため連載終了とかになってるし。
そう言うところを全然見てなかったぼくって何なんだよ。シャツ着て登山するようなモンだな。なんか、あの、勉強になりました。
Commented by ポルカ at 2007-05-25 20:12 x
長期に渡ってアニメ化されている作品が、低視聴率でゴールデンタイムから弾かれているような体たらくですからね。状況は想像以上に深刻です。

私はアンケートの形式に少し問題があると思います。例えばマガジンだと一番面白かった作品、面白かった作品複数、つまらなかった作品、読まなかった作品……など事細かに票を入れることができます。そのほか、人気作品の連載中に今後の展開について読者にアンケートすることもあります。
しかし、ジャンプでは、好きな作品を順に3つ、あとは連載第一回の時のみ主人公や話の印象をアンケートするだけです。もう少し読者が連載陣に対して意見を述べられるような機会があってもいいのではないでしょうか。
当然そのメリットもあればデメリットもあるのでしょうが、編集が望むものと読者が望むものとのズレをなんとかしない限り、この問題は解決しないと思われます。
Commented by SO-1 at 2007-05-25 20:51 x
面白そうな話題なので、参加させてください。
>漫画雑誌の編集部は、もっと漫画家の収益に関する情報をオープンすべきなのでは
>ないでしょうか?
これに疑問を感じます。結論を言いますと、知るべき立場にいる人は、そういった情報はちゃんと知ることができる環境にあるのでは? ということ。
一般企業でも、「新入社員は月給○○万」とオープンにしているわけではないのでは? もちろん求人広告に載せるときには、そこらへんの情報を掲載することは必須ですが、ジャンプを始め、雑誌で募集しているのは「マンガ賞」に応募してくる作家(候補)なわけですから、掲載するのは受賞者への賞金で十分でしょう。原稿料の話なんかは受賞してからのことでしょうし。
どうしても事前に原稿料のことを知りたい、というのであれば、原稿を持って持ち込みに行ったときに、編集者に原稿料のことを質問してみては? 編集者の心象は悪くするかもしれませんが、隠すことでもないと思うので、教えてくれるのではないでしょうか。あと「漫画街」(http://www.manga-gai.net/index02.htm)というサイトも参考になるかと思います。
Commented by SO-1 at 2007-05-25 20:52 x
すいません。連投です。


>ニテンドーさん
>週刊、月刊の漫画家はその一話一話での出来で給料が違う
これって本当ですか?
僕が知っているのでは「原稿1枚あたりいくら」という計算と、あとは単行本の印税が主な収入であるということです。原稿の単価は、人気や売り上げで決まり、印税はその出版社ごとで違うらしいです(たしか印税率は最低値が決められていたような。5%? 3%?)。つまり、新人が原稿一枚5000円として、16ページ描いたら8万円。これの4週分で32万が月収。そこからアシ代やトーン代、取材費(資料本などを含む)などを捻出すると聞いています。もちろん、これは雑誌社ごとの契約で違ってくると思いますが。
ただ、原稿の出来不出来で原稿料が変わるという話は初めて聞いたものですから。

で、こういった銭に関する情報は、読んでるだけの人には知る必要のないことで、むしろあまり公にしたくない部分ではないでしょうか。なんせ「夢」を売る商売でもありますから。「現実」の部分はあまりおおっぴらにはしたくないのでは、と思います。とはいえ、漫画家を目指そうと思い、積極的に情報を集めようと思えば、いくらでも集まるとは思います。
Commented by SO-1 at 2007-05-25 20:53 x
最後です。本当にごめんなさい。

それと、
>契約期間中に貰える給金の額や、十週打ち切りを受けた場合の平均的な単行本
>による印税収入などを何らかの形で明示するだけで、割と状況は改善されると思
>うんだけどな。
契約するかどうかも分からない不特定多数の一般人(読者)にこれらを明示する必要はない(雑誌に掲載する必要はない)し、契約する人にはちゃんと明示していると思いますよ。これは一般企業にも言えること。もちろん、「契約する可能性のある人」である持ち込みに来た人(一般企業で言うところの面談に来た人)や、漫画賞で受賞したり、受賞は逃したけど担当編集者がついている人にはちゃんと教えてくれるはず。こういった立場の人が教えてもらえないとなると、その雑誌社は危ないかもしれませんね。

以上、銭に関するくそ長い文章ですが、思ったことや知ってることを書き連ねてみました。長文乱筆失礼しましたー。
Commented by ニテンドー at 2007-05-25 21:08 x
>SO-1さん
>これって本当ですか?
>僕が知っているのでは「原稿1枚あたりいくら」という計算と、あとは単行本の印税が主な収入であるということです。原稿の単価は、人気や売り上げで決まり、印税はその出版社ごとで違うらしいです
あ、すいません、言い方が悪かったですね。はい、僕が言いたかった「デキ」ってのはそう言うことです。読者からの反応、編集者側から見た評価
たとえば物でたとえると、出来上がった商品に傷やかけている部分がないかチャックした評価って意味です。
で、原稿だの何だのうんたらかんたらでひとくくりで「デキ」って言ったのです。混乱させてしまってすみません
Commented by ぼぶさっぷ at 2007-05-25 21:56 x
こんなところでグチャグチャ言ってないで、

変えたいのなら集英社に入社して変革してみては。
Commented by ニテンドー at 2007-05-25 22:57 x
>ぼぶさっぷさん
いや、たとえ誰が入社しようが、ない金で何かするのは無理ですよ。やってる人が駄目だという話で泣く金がなくて駄目だという話なんで。
まぁ駄目な奴がやったから金がなくなったっていう結果なんだけど。ぶっちゃけいうと…
Commented by 黒川 at 2007-05-26 00:30 x
空気嫁といわれるかもしれませんが…ジャガーがアニメ化?Σ(゚ロ゚)
マジですか?
北のミサイル
人権派弁護団の「死姦=死者蘇生」発言
と、「オイオイ(--;」と思わされる事件続きだった一日のシメがこれかw
まぁ、個人的には好きな作品だけど、マサルさんの時の様に、何かの番組の1コーナー程度ならいいとして、30分ジャガーだと疲れそうな気がするなぁ…(--;
Commented by 天和 at 2007-05-26 00:37 x
十週打ち切りをやめてもっと新人を育てるべきだ。とのことですが、つまらないマンガを長期連載するまでもなくそこそこ面白く、単行本売り上げも見込めるマンガ(みえるひと、武装錬金等)でさえ打ち切られています。
 
Commented by 天和 at 2007-05-26 00:39 x
 何故かというと編集部はおそらく中程度まんがなんか求めてないんですよ、編集部は。欲しいのはワンピ、ブリーチ、ナルト等に代わりうるモンスターマンガなんです。
 長期連載させ、編集部が手塩にかけて育てればそれなりのマンガにはなるでしょうが、それ以上となるにはやはり作者の問題でしょう。企業ってのは例えが不適切だと思います。
 アンケートには上位三枠しかないのはそれで十分ってことなんですよ、アニメ化してる作品をぬけないような作品ならいらないってことです。
Commented by 天和 at 2007-05-26 00:39 x
 それと有能な人材を使って結果を出すなら無能でも出来るってところですがね、ジャンプは抱えている新人の数が多いし、その面倒を見るだけで相当大変だと思いますよ。閉じこもりがちにならないよう外に連れ出したり、アドバイスをしたり、アシスタントの斡旋をしたりと。
 長期間新連載を載せるサンデーが部数を落としてる中で部数を伸ばしたジャンプにそれをやれってのは逆行しているような気がします。
 あと斬がのってるほど有能な新人不足だ、とおっしゃっていましたが。キン肉マンだって絵のレベルは最初あの程度でしたよ(まああれは最初ギャグマンガでしたが)バトルシーンがうまいという声もありますしそんなに馬鹿にしたものでもないのかも
バトルシーンがうまいという声↓

http://news4vip.livedoor.biz/archives/50954388.html
Commented by 天和 at 2007-05-26 00:40 x
長々とすいません
Commented by ejison2005 at 2007-05-26 01:35
>>ニテンドーさん
夢を売る商売ではありますが、悲しいけどそれだけだと、お腹は膨らまないのよね。
水物ではありますが、それでも指針となるような情報は欲しいところです。
何より、悪い噂が多いのはこうやって閉塞感を漂わせてるからですし。
Commented by ejison2005 at 2007-05-26 01:36
>>ポルカさん
アンケに最も頼ってる雑誌なのに、アンケの内容が簡潔なんですよね。
果たして、これで有益な情報が集まるもんなんでしょうか……。
Commented by ejison2005 at 2007-05-26 01:44
>>SO-1さん
そりゃ確かにそうなんですけども、別に(後ろ暗いところが無いなら)開示して困る情報ではありませんし、それならオープンにすればいいんじゃない? と思うんです。
漫画家だって、企業に雇われる身であることには変わりないんですし。
あと、僕がまさに前の記事で踊らされてたのですが、ネット上などには悪い噂が浸透しています。それを払拭するのは、急務だといってよいでしょう。
それをするには、正しい情報を公開するのが最も手っ取り早いです。
新人が敬遠する理由は、ちょっとでも減らしとくべきだと思うのですよ。
Commented by ejison2005 at 2007-05-26 01:45
>>ぼぶさっぷさん
だが断る! ジャンプ読むのはあくまで趣味ですし。
Commented by ejison2005 at 2007-05-26 01:46
>>黒川さん
なんかマジらしいですよ。
アニメ版ギャグ漫画日和みたいな形式だといいですね。
Commented by ejison2005 at 2007-05-26 01:57
>>天和さん
そのモンスターマンガが描ける人材を呼び込むためにも、抜本的な改革が必要なのではないかと思います。
編集長の発言で特に気になった部分があるんですけど、どうも新人を「待っている」節がありますからね。いや、獲得しにいこうぜ、と思うのですよ。もっと営業努力を!
僕は別に、編集部主導の漫画がモンスター化するとは微塵も思ってません。というか、そんな事はありえないと思っています。
僕がして欲しいのはただひとつ、「一人でも多くの新人が来る土壌をつくること」なのです。だから、ぶっちゃけ結果は出さなくてもいい。「これだけ待遇がいいんだよ~」という主張さえできていればそれでいいのです。

>ジャンプは抱えている新人の数が多いし、その面倒を見るだけで相当大変だと思いますよ
う~ん、厳しい言い方ですがこれは言い訳になりません。大変なのはどこも一緒なんで、大切なのは結果を出すことじゃないのでしょうか?

>斬
いや、でも一般的にみたら通常はありえない連載だったんじゃないかな……。
あと、漫画に求められる基本レベルが当時とは全く違いますので、ちょっとキン肉マンは例えとして不適切かな、と思います。

Commented by 寒露 at 2007-05-26 13:08 x
その昔、賞金総額1億円の漫画賞を作り、大賞には5千万円と1年間の連載を保障した漫画雑誌がありました。これだけの待遇の良さをアピールしたのですから有望なベテランや新人が集まってくるはずでした。
しかし結果は・・・・
Commented by 古本屋店長 at 2007-05-26 15:18 x
古本屋の人間の漫画評価は、アニメの半年だけ売れる、連載中は売れる、連載が終わって5年後も売れる
などいろいろあります
この中で連載が終わっても残る漫画は圧倒的に少年ジャンプです
ほかはごく一部しか残りません
ジャンプでもワンピースはずば抜けて残るでしょう、私も面白いと思います
冒険や友情といった少年漫画の大事なものがぎっしりですし泣けるし伏線もすごくうまい
週間連載であれだけのものを書くのには原作者と作画担当などのスタッフがいるのではないかと思うぐらいです
それがちょいと戦闘が続いたぐらいで非難轟々ですよ

それに引き換えまったく売れないのがテニスの王子様
あれは感想サイトと同じタイミングで読まないと楽しめない漫画ですからコミックや古本では価値が無いのです

アンケートよりも1巻の発売を早くして
単行本の売り上げしだいで打ち切る、というのはどうかなと思います
Commented by 古本屋店長 at 2007-05-26 15:26 x
漫画だけでなくライトノベルも取り扱っているうちとしては、
漫画の打ち切りはまだ良心的なのかなとも思います。

ライトノベルは大手の人気作で、
アニメ化したりアニメ化した作者の一番人気の作品などが最終巻の手前でぱったりと止まりますから
配本制度の問題もありますが初版の売り上げしだいで続刊が決まるのです
すべてが書き下ろしのH×Hの状態です
読者としては何冊も買いつづけて、クライマックスが一年たっても二年たっても出ない
下手をしたらレーベルごと消えますし
10週打ち切りとクライマックス前打ち切りどちらがいいですか?w

漫画も文庫もとにかく売れないことには業界が成り立ちません
皆さん電車の中では携帯は切って本を読みましょう
Commented by 天和 at 2007-05-26 17:13 x
>「これだけ待遇がいいんだよ~」という主張さえできていればそれでいいのです。
 新人の連載が長いってのはそれだけ他の新人のチャンスを潰すことでもあります。だから新人賞に応募する人にとっては十週打ち切りの方がありがたいと思いますよ。
 漫画家はハイリスクハイリターン、それを極限まで高めたのがジャンプの連載形式でしょう。漫画家になろうとする人は生活の安定を求められないんですよ。マンガで食っていくか、路頭に迷うか、アシスタントとして一生を過ごすか、それぐらいしか選択肢がないんです。そんな状況では「新人の待遇が良い」よりも「チャンスが多い」の方が魅力的でしょう。
 それにジャンプでは月一回十二傑新人賞を募集しており、他にも新人賞が多くあります。受賞作を決めるのは編集部ですからね(まあ漫画家もいますが)とても営業努力をしていないとは言えないのでは?
Commented by ヤスタツ at 2007-05-26 17:34 x
ジャンプは商売だってことを忘れかけてましたよ。
一部に愛されてるだけでは、
どれだけ良質の漫画だとしても金にはなりませんからね。
社会の定めですから納得せざる得ないんでしょうね。
Commented by テツ at 2007-05-27 03:42 x
ワンピースで泣いたこと皆無だけどな~…(20巻あたりまでしか読んでませんが)作者が泣かせよう泣かせようと、盛り上げれば上げるほど、それが見え見えで冷めた目で見てしまう。
いや、人それぞれですけども。
Commented by 通りすがり at 2007-05-27 03:47 x
びっくりという事で言うと漫☆画太郎がデビューしたときに驚いた覚えがあります
(質の違う驚きでしょうが)
"新人は辛いけど勝ち残れば少年漫画の世界でトップを取れる"ジャンプで良いんじゃないですかね
Commented by 黒川 at 2007-05-27 16:27 x
>漫☆画太郎
でも、何だかんだ言って漫☆画太郎は萌えなんて言葉が存在するはるか昔に、ジャンプに初めて萌えキャラを登場させた、言わばジャンプ系萌え漫画のパイオニアですよ?
http://images.google.co.jp/images?hl=ja&newwindow=1&safe=off&q=%E3%81%BE%E3%82%93%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%8D&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&um=1&sa=N&tab=wi
当時はあまりにも他のキャラと画風が違う為「アシに描かせた」とか言われたそうですがw
Commented by ejison2005 at 2007-05-28 00:44
>>寒露さん
できれば、もうちょっと詳しいソースが知りたいです。
ただ、ジャンプは元が超メジャー誌なんで、結果は違ってくると思いますよ。
Commented by ejison2005 at 2007-05-28 00:51
>>古本屋店長さん
ワンピに関しては、ストーリーとかは面白いと思うんだけど、戦闘が(少なくとも僕には)死ぬほどつまらない上に無駄に長いのが難点なのです。
単行本で読んでくとまた違うのかもしれませんが。

>単行本の売り上げしだいで打ち切る、というのはどうかなと思います
実際、単行本の売り上げってどこまで影響するもんなのでしょうね? 僕ちょっとそれが気になります。

> 漫画だけでなくライトノベルも取り扱っているうちとしては、漫画の打ち切りはまだ良心的なのかなとも思います。
う~ん、そこまで話を広げちゃうと収拾がつきませんので、何ともコメントしづらいです。
ただ、ラノベ業界って大変なんだな~とは思いました。
Commented by ejison2005 at 2007-05-28 00:57
>>天和さん
しかし、「他の新人のチャンスを潰す」という事は、「それだけ一人の新人に多くのチャンスを与えられる」ということでもあります。要は、一長一短なのですね。僕自身、自分の書いてる事が絶対に正しいとは思ってませんし、ギャンブル性たっぷりだとは認識してます。ただ、今までの手法だとどうにも先細りっぽいから、変革するべきではないか! と考えてるんですね。
というわけで、これ以上はちょっと段違い平行棒みたいな会話になってしまうかもしれませんね。

>とても営業努力をしていないとは言えないのでは?
これに関しては、「企業においては結果を出してこそ努力として認められるのである」のではないか? と答えておきます。
とりあえず、より多くの方策をとっとくべきなんじゃないでしょうか。
Commented by ejison2005 at 2007-05-28 01:00
>>ヤスタツさん
だからこそ、盛んにメディアミックスをして一般読者を呼び込んでるわけですね。
それにしたって、ちょっと多すぎる気がするけど……。
Commented by ejison2005 at 2007-05-28 01:01
>>テツさん
ちょっと説教臭い面があるな~とは、思うことがあります。
Commented by ejison2005 at 2007-05-28 01:02
>>通りすがりさん
実は、画太郎先生の漫画を読んだ事のない僕。
いかん、修行不足だ。
Commented by ejison2005 at 2007-05-28 01:02
>>黒川さん
うお、すげえ! なんだこれ!
Commented by かがみ at 2007-05-28 02:56 x
そうそう、僕が10週打ち切りシステムについて、完全に否定的になれないのは、たぶん漫☆画太郎のせいだろうなw
漫☆画太郎は本当にジャンプの凄まじい英断だったと思います。
GAGキングの第一回受賞者ですからね。
ジャンプの引っ張りあげる力はスゲーって思ったもんです。
比較的連載リスクが少ないジャンプだからこそ連載までいけたような気がしてます。
また漫☆画太郎みたいなすごい新人漫画家が出てこないかなー。
Commented by SO-1 at 2007-05-29 00:47 x
例の都市伝説については、その気になって調べたらすぐに本当のところが分かるわけで。悪い噂を真に受けて、調べもせずに投稿を控えるってくらいの意気込みしかないようならば、しょせんそれだけの熱意しか持ち合わせていないってことでしょう。
本当にジャンプで描きたいなら、噂の真偽は調べるか聞くかしますよ。そういった噂を信じてしまうのは、僕らのような「噂と自分の夢が直結しない立場にある人」なんだと思います。
Commented by SO-1 at 2007-05-29 00:48 x
毎度々々連投申し訳ありません。話が長いのが僕の悪いところだとはわかっているのですが……。
まだあまり触れられていないように思える10週打ち切りのメリットをひとつ挙げてみたと思います。まぁ実際にこんなことがなされているかどうかは不明で、可能性の話ではあります。これくらいのことはやってんじゃないかーって類のヨタ話です。
それは「漫画家と編集者の組み変え」です。漫画家と編集者の相性というのはとても大切で、これが上手くハマると、漫画家はとんでもなく化けます。新人ならとくにそうでしょう。つまり、10週やってダメだったら別の編集者と組ませて試す、ということが効率よくやれるんじゃないかと思うわけです。
明確な形で、この組み合わせはダメでした、ということがはっきりすると、じゃあちょっとタッグを変えてみる? という話にもなりやすい。逆に、ヘタに長く一緒にやっていると、その作家のいいところを上手く引き出せないまま、ズルズルと続けてしまうのかなーと思うのです。
こういった点について、みなさんはどうお考えですか?
Commented by SO-1 at 2007-05-29 01:11 x
すみません。編集長の記事をちゃんと読んだら、「組み変え」はないとわかりました。担当が作家を囲ってやってるんですね。これがダメな原因かも……。
Commented by ejison2005 at 2007-05-29 12:30
>>かがみさん
やっぱり、感想サイトやるなら漫☆画太郎は避けて通れない道のようですね。
今度、読んでみます。
Commented by ejison2005 at 2007-05-29 12:35
>>SO-1さん
都市伝説に関しては、別に調べやすくしといても何ら害は無いのですし、だったら冷静に考えて調べやすくしといた方がいいんじゃないでしょうか?
漫画の師匠キャラじゃないんですから、変なところでハードル上げても仕方ないと思うのです。
あと、僕は10週打ち切りにもメリットとデメリットがあると理解した上で、改革が必要なんじゃないかと思ってます。
まあ、ぶっちゃけてしまうと僕らが喧々諤々としていたところで編集部の動向が変わるわけではないので、「そういう考え方もあるんだね~」くらいで流していただけると助かるかな。
Commented by k at 2007-05-29 18:41 x
つかその、新人が読みきり載せて載せて載せて、やっと連載を獲得するってのが昔の方針じゃなかったですか?多くても二本くらいしか載せていない経験不足な新人を戦場に放り込むより、読みきり枠で鍛えて鍛えてって風にしてほしいです。そして、古味直志さんにはきっとそう対応してくれるんじゃあないかと思っています。勝手に。
Commented by 漫画家志望 at 2007-05-31 23:19 x
連載しようと思ったらその分P2!くらい面白くなきゃだめだと思うのに、つまりそれくらい修行が必要だと思うのに、何故最近は一年を待たずに読み切りからすぐ連載につながるマンガがあるんだろう?
連載になろうと思ったらそれに値する作品を作るため相当努力しなきゃいけないと思いますね。ぼくも14歳の分際ですが頑張ります。ネーム部門で送ろうか絵は結構いけるから漫画部門で送ろうか・・・。あれって入賞しなくても「ここはこうするといい」的なメッセージが編集部から届いたりしません?
Commented by ejison2005 at 2007-06-01 22:50
>>kさん
いっそ、赤マルをもっと頻繁に……売れないか。
同人は、ストーリー漫画売れないしなあ。
新人に十分な表現の場を与えるのって、何気に大きな問題ですよね。
Commented by ejison2005 at 2007-06-01 22:55
>>漫画家志望さん
いや、僕は投稿とかしたことないんで、メッセージが届くかとかはちょっと分からないかな……。
今調べてみたところ、少女漫画誌なら確実に送ってもらえるみたいです。腕試しにはいいかもしれません。
あと、絵が描けるならやっぱり普通に漫画部門を目指すのが間口が広がってつぶしもきくと思います。
Commented by ああ at 2007-06-16 01:53 x
そもそも短期打ち切り制度を消すなら新人を即連載させるのもやめるべき
普通は何年か寝かせる 斬の二の舞はもういらん
Commented by ejison2005 at 2007-06-17 16:42
>>ああさん
いくらなんでも、実績も経験も技術も無い人を即連載させすぎですよね。