週間少年ジャンプ 07年 25号 感想
いつも通りに前置きを書こうとしたら、こんなにクソ長くなってしまった……。
明らかに、今回書いたどの作品の感想よりも力が入っています。僕は正真正銘のアホか。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


瞳のカトブレパス(新連載)

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ぐうううううっ! 俺の邪気眼が共鳴しているというのか……!
劇中でも岸田さんがつっこんでたけど、「不審」という字が服を着て歩いてるような主人公だぜ!
そんなわけで、読み切りが掲載されて以来、個人的に待ち望んでいた新連載です。
本格的な能力バトルを目指すという、その心意気に共感したんだ。
批判の多そうなジョジョっぽさに関しては、徐々に脱却していけばいいんじゃないかと思います。
荒木先生だって、最初は他の劇画から影響を受けまくりだったよ。創作っていうのは、積み重ねていくものなのさ。

そうだ、K都へ行こう
「ヨーマ」という妙なネーミングセンス(妖魔でよくない?)といい、そこは普通に京都でいい気がします。
架空都市にしておくと実在しない施設を登場させる時とか、気分的に楽なのかもしれないけど、冒頭から妙なひっかかりを感じるのはマイナスだと思うのですよ。小さな問題ではありますが、そういうのが積み重なって作品の明暗を分けるのだと思う。

ヨーマが近くにいると血の涙が流れます
ふと思ったんだけど、ヨーマが彼を倒したいのならば何匹か隠密行動に秀でた固体を選抜して、一定距離を保ったまま包囲尾行し続ければいいんじゃないでしょうか。
そのうち出血多量で倒れるよ、きっと。今回も結構な量を垂れ流してますし。
ジョジョがまさに出血量……というか、ダメージ描写全般に関していい加減なところのある漫画でして、例えば四部の『VSスーパーフライ』→『VSエニグマ』では、一日も経ってないのに、いつの間にか丈助の傷が癒えていたりするのですが、そこら辺も忠実に影響を受けてます。
今のところ、出血多量の恐怖を最も描いている漫画はロトの紋章じゃないかな? あれの幻魔剣は本当に恐ろしかった。

時を止めるから固い
割れたガラスを固定しておいたという戦法は、直前の半纏固定シールドと合わさって畳み掛けるようにカトブレパスの能力を強調していて、ナイスだと思います。
時止める瞳を受けた物体は過去の時間軸に置き去りとなるため、現在の時間軸上にいる存在では破壊できないとか、そういう感じの能力でしょうか。
わざわざ最強能力を封印してた以上は色々と誓約があるみたいですし、この作品は真面目に能力バトルをやる気満々みたいですから、次回以降の設定開示に期待しましょう。できるだけ説明臭くないといいな。


ワンピース
ラストの巨大なマリオを見て、その戦闘力よりも更にこのエピソードが長くなるであろうという点に恐怖を感じてしまうという……。
ひょっとしたら、ワンピにおける悪役の戦闘力というのは「どれだけエピソードを長くするか」によって図れるものなのかもしれません。
そう考えるとルッチさんとかは、
「ワシの出るシリーズは二年ばかり続くぞ」
となるわけで、これは確かに(読者としては)脅威だ。

影をとられた人は放流されます
多分、ほとんどの人がつっこんだと思うんですけど、そのうち飢えて死ぬんじゃないかな……。
僕としては、クロコダイルが使ってた海楼石の牢獄と同じ物を用意して飼い殺しにする事をお勧めしたいです。


アイシールド

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↑この手のシーンを見る度に連想してしまう。僕だけではないと信じたい。
あと、王城戦を通してセナよりモン太の方がクローズアップされていて、本城さん注意されたんだから入ってくんなよとは思いつつも盛り上がっていて楽しいのはいいんだけど、折角のセナVS進が食いまくられてるのはいいんでしょうか……。


ナルト
猫バアの店で買い物に費やした七ページには、果たしてどれほどの意味があるというのでしょう。
実はこの猫バアが、今後の展開に関わってくるとかなら理解できますが、さすがにそれはなさそうですし。
単にお揃いのマントを見にまとっているサスケ達を描きたかったというだけなら、別に買い物シーンは省略してもかまわなかったと思います。

それは精鋭8名!! (あおり)
たったの八人で拘束しようとするとか、何かものすごく暁が舐められています。
今までのエピソードを踏まえると、角都さんと飛段さんがヘボかっただけでイタチ相手にそんな少人数で挑んでも返り討ちが必定だと思うのですが。
昔は最強の忍者軍団という雰囲気だった暁ですが、最近はちょっと強めの犯罪者くらいの認識ですね。世界征服は遠そうだ。


ブリーチ
さすがは限界ギリギリまで疲れた後に、身体のほんの一部分を射抜くというきめ細かい条件を満たす事で能力を取り戻すクインシーの考えた作戦だけあって、無駄に繊細です。
初めて有効打を受けて混乱したザエルアポロさんが全然違う方向へ逃げていたら、石田はどうするつもりだったんだろう?

「世界には、君の知らない物もあるって事さ」
ザエルアポロさんはおろか、読者まで知らないんだけど、何なんでしょうこの術。
前に石田父と力を取り戻す治療(?)をやってる最中に、同じ薬品とオサレポエムで発動する術を用いて攻撃したりはしましたけど、あんなさりげない攻防を覚えてろというのは酷な話です。しかも、その時とは明らかに違う術ですし。
鬼道もそうなんですけど、何ができて何ができないのかが明確化されていないため、とてもとてもご都合主義的な印象を受けてしまうのですよ。


勇者学
「アニメ基地」やゲーム紹介の記事、そしてテアトルアカデミーの広告が掲載されている濃い赤色のページ群が終わった後に掲載されているのがメゾペンではなかったという事実に、例えようのない喪失感を感じました。
あ、本編の感想は特に無いです。
ごめん、メゾペンと比較しての悪口とかじゃなくて、「やっぱりこの場所には四コマ漫画が欲しいぜ!」といいたかったんだ。


サムライうさぎ
う~ん、今回の話はちょっと理解しがたいです。
伍助が志乃ちゃんとの絆を強固にするのと、松山さんに勝つのとは全然別の問題だよ。
これだと、単に気分が乗らないから苦戦していたという話になってしまうのですが……。
あと、背中を切られてる時点でかなりの重傷なんで、しじみなんぞ食う暇があったらとっととお義兄さんを助けて医者にかかった方がいいと思うよ。


ムヒョ
ヨイチは本当にドラえもんキャラですね。
先程補充したばかりとはいえ、ポンポンとよくまあ都合良くアイテムが出てくるものです。
あと、キリコを連れている事を本当に味方へ隠してるのはちょっとどうなんだろう。
ナナとか、現在進行形で自分には何の落ち度も無いのにキリコの身を案じているわけですし。
大体、今回はたまたまキリコが役に立つ局面だから結果オーライ的な面があるけれど、そうでなかったら、本当にただナナへ無用な心労を与えて終わるわけで、全くもってくだらない行動です。


エム×ゼロ
おお、今回のバトルはかなり楽しかったです。
特に、落ち葉が舞うシーンが絵的にも美しくて良かった。
……でも、それは単発のエピソードとして見た場合の話で、結局このクラスマッチで九澄が犯したリスクはM0をちょろっと使っただけというのが気になります。
物語っていうのは主人公を苦労させてナンボですし、それこそ本人が想定したようにM0のバーゲンセールでも行うとかした方が漫画的に面白かったんじゃないかな(ポイントを挽回するための新エピソードを作れるし)。
苦労といえば、愛花ちゃんのアシストも追い詰められた末に二人で考えた最後の策とかではなく、あちら側の一方的な思い込みから勝手に行動してそれが九澄に良い結果をもたらしたわけで、どうにもこうにも都合良すぎな印象を受けるのも気になりますね。世界が九澄を中心に回っている。
クラスマッチ編をまとめると、観月も放置プレイでしたし、悪役は主人公にロクな痛手を与えなかったしで、結局何を目的としたエピソードだったのかが分からない、という感じでしょうか。


ラルΩグラド
前回に引き続き、今回もなかなか楽しかったです。
「集団戦をやるぞ~!」と言いつつ個人戦の様相を呈してしまったのはやや残念ですが、初めてこの作品に登場した本格的なライバルキャラだというのが大きい。
すんなりと仲間にするのではなく、しばらくは敵キャラとして活躍して欲しいかな。
あと、ヤヤチャンヤヤチャン言ってるカゲの皆さんは、相変わらず楽しそうだと思いました。斬り殺されるのも、それはそれで幸せとか思ってそうだ。

スンス死す! (死んでない、死んでない)
ここでこれといった感情が湧かなかったのは、この漫画の明確な欠点ですね。何の感情移入もできてないから、置いてきぼりな気分になってしまいます。
ヤヤちゃんも強いのはいいんだけど、キャラとして魅力的かと聞かれたら答えがたいですし。


テニスの王子様
何のために挿入されたのかよく分からないヘリ送迎イベントですが、許斐先生の仕事ですから何らかの布石である事は間違いありません。
具体的にいうと、彼らが帰還した時に試合中の選手が打った球がヘリに直撃してテニスコートに墜落したりとかするんじゃないかな? で、ヘリの残骸からヅラのずれた跡部様が這い出てくると。
でも、これは凡百の発想だよな。
何せ相手は許斐先生ですから、確実にこの予想の遙か斜め上をいく展開になるはずですよ。菊丸が上空のヘリを足場にして、「真・ムーンサルト殺法」を披露するとかどうでしょう?


こち亀
両さんがただの性犯罪者にされていて、とても……とても悲しい気持ちになりました。


ネウロ
うおっ、本当に隣の席にいる人物が逐一入れ替わってる!
僕は、前に弥子さんへ化けたサイが鞄からナイフを取り出した時にも何ら違和感を感じなかったんですけど、ネウロという漫画においてその程度の異常は異常として認識するに足らない出来事なのかもしれません。いや、実際には松井先生の演出が上手なんだろうけども。
あと、先週の感想でアイさんには昔の髪型へ戻して欲しいと書いたんですが、ついでにサイも当時の姿へ変身して欲しいと思いました。思いましたとも。
ちょっと萌えそうになった自分がいる事を、否定できないかな。


To LOVEる
わあ、立花に関しては狙ってウザくしてるんだろうけども、本当に本気で心底ウザったいのでできれば早々に退席して欲しいです。
というか、今回の話って要するに真中がTo LOVEる世界へ迷い込むエピソードだよね。
かがみさんもTo LOVEる世界は出る杭が間違いなく打たれる世界だって書いてたけど、この世界は「求めよ、さらば砕かれん」が基本原則みたいなので、彼はきっと何らかの報い(?)を受けるんだろうな。
で、求めなかったリトだけがエロイ目にあうという。
この世界で女の子と仲良くしたいのなら、僧籍にでも入るのが近道かもしれません。

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by ejison2005 | 2007-05-23 04:24 | ジャンプ感想