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今さらロトの紋章&ダイの大冒険について語ってみる
「冒険の書」という名前なのに全然ドラクエと関連性のない当ブログですが、たまにはそれっぽい記事を書こうと思いたったので、
ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版(1)藤原 カムイ / / スクウェア・エニックス ISBN : 4757517262 Dragon quest―ダイの大冒険 (1)三条 陸 / / 集英社 ISBN : 4086180634 本日は、「ドラゴンクエスト外伝 ロトの紋章」と「ドラゴンクエスト列伝 ダイの大冒険」についてちょっと語ってみようと思います。 さて、題材がドラゴンクエストなのはおろかストーリーラインまで似ているこの両作品、簡単にあらすじを述べると。 伝説の勇者が旅に出て、悪い魔王を打ち滅ぼす。 冗談抜きに、この一行でまとめてしまえます。 それぞれ、勇者ロトの血やドラゴンの紋章という特殊な力を授かった勇者が序盤に自らの力と使命に目覚め、 ![]() ![]() 同時期にラスボスである大魔王の名を知り、その打倒を目指して旅に出るのです。 とはいえ、それだけだとあっという間に終わってしまいますので、道中では様々な騒動に巻き込まれていきますし、 ![]() ![]() どちらの作品でも、大魔王の配下には超強い幹部軍団が存在していて、主人公の前に立ち塞がっては激しい戦いを繰り広げます。 ![]() ![]() もちろん、その果てに和解し仲間となるのはお約束。 が、それらは全て大魔王討伐への道程で必然として盛り込まれているイベントであり、大局的に見ると少しも脇道へはそれていません。 最初に一行でまとめた通り、両作品は徹底して「勇者が魔王を倒す」物語なのです。恐ろしく単純な構図ですね。 にも関わらず、両作品は名作漫画として今でも多くの愛好者が存在します。 その理由は、散々指摘してきた単純さにこそあるんじゃないでしょうか。 当たり前ですが、およそ全ての物語にはゴールが定められています。ここでいうゴールとは、いいかえれば主人公の目的ですね。 恋愛漫画ならば想い人と結ばれるのが終点でしょうし、野球漫画なら甲子園へ行くのが到達点でしょう。 ところが、ゴールへの道を突き進むのはそう簡単ではありません。 漫画というものが雑誌に連載されてる以上、宿命的に市場のニーズに合わせたテコ入れが入ったり、人気作を終わらせると雑誌の売り上げが低下してしまう関係で引き伸ばしが始まったりするからです。 特に引き伸ばしというものは作品のクオリティを下げる最大の要因であり、これが原因となって憂愁の美を飾りきれなかった漫画は数限りありません。 何故ならば、そういった引き伸ばし目的のエピソードはよっぽど上手くやらない限り、本編の流れと無関係な方向へ進んでしまうからです。 当然、読んでる側としては主人公が目標を達成する姿を見届けてカタルシスを共有したいわけで、脇道へそれてしまったエピソードには大した興味が持てないのですね。しかも、引き伸ばしという目的上そういった話に限って無意味に長くなりますし。 面白さを持続する最大のコツは、常に本流へと乗り続けること……この二つの作品を読んでいるとそう思わされます。 それにしても、この二作品は本当に上手くやったものです。 上手くいった要因はやっぱり、最終目標の設定ですかね。 イマジンもバーンも、長編漫画として丁度いい分量にまとめられる規模のラスボスでしたし、途中の小目標として幹部軍団を用意したのも良かった。 幹部軍団と主人公を戦わせることで、「大魔王打倒」という最終目標への道筋を歩みつつ、一定期間毎にカタルシスを提示してくれてましたからね。 結局は、初期構想が素晴らしかったということなんだろうな。 「人は常にその目標を達成できるわけではない。だから、創作のなかの 登場人物くらいは、せめてその目標を達成してほしい、と人は考える。」 というようなことが以前何かの本に書いてありました。 この記事を読ませてもらいました。 最近のジャンプの漫画などは、 そもそも最初から最終目標が見えていないものが多いのが欠点なんでしょうかね? ハーメルンなんかも似たような感じですね。 ダイ大の方は、バラン→バーンの流れだったのが人気で膨らませることになったそうですね。結果、上手くいった稀な作品だと思います。 ただ女の子が活躍しきれてないのが残念なのですが、弱いままにしておくのも作者の美学だったのかも?と思ってしまいます おお、ダイ大だw しかもクロコダインのオッサンだw クロコダインは勇者パーティーの数少ない航空ユニットなので、シミュレーションだと意外に重宝したりしなかったり。 ダイ大の良い所はポップを戦線離脱させなかった事ですねぇ…それ故に、必然的に終盤は凄い立派になってしまいましたが(^_^A >>白玉堂さん そりゃ、バッドエンドが好きな人なんてそうそういませんから。 個人的には、名作と呼ばれるにはフランダースの犬って救いがなさすぎだと思う。 >>pofdarknessさん 見えてないというか、見失ってるという感じがしますね。 ブリーチとかは逆にハッキリしてるんだけど、ヴァイザードみたいにいらん要素を加えまくって意味もなく複雑化させちゃってますし。 単純な話は単純に、複雑な話も単純に見せるというのは創作の基本技術なんだけどね。 >>飯田さん ああ、ハーメルンもそんな感じでしたね。 余談ですが、ハーメルンは隔週連載でジャンプ作品よりも描くべきページ数が多くなった時期があって、しかもその時に作者が病気で伏せったり(入院してたと思う)もしてたんですよ。 しかし、それでも原稿を落としたことがなかったりします。富樫先生は見習って欲しい。 >>wさん マァムは結構活躍してたと思いますけど、他の女性陣は確かにあんまり活躍してなかったかも。 まあ、基本が男同士の熱い熱い熱い熱い熱いバトルでしたから、さもありなん。 >>黒川さん
クロコダインは漫画界随一のカッコイイワニです! ポップは、ダイを模範的な主人公として設定したため、比較的自由に動かすことができたから成功した脇役だと思います。 |
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