週間少年ジャンプ 07年 21号 感想
こないだクレイモアという漫画を読んで(感想)、それを貸し本屋さんに返しに行ったのですよ。
で、当然の行動として続きの巻を借りようとするじゃないですか。何せ、僕が読んだのは第六巻までですからね。全然途中です。
しかし、探せど探せど六巻以降は見つからず。しかたがないので、店員さんに聞いてみたんですよ。
「すいません、クレイモアという漫画の六巻から先はどこですか?」
とね。
すると店員さんはしばらくパソコンで検索した後、爽やかにこう告げました。
「ああ、六巻から先は仕入れてないです」
そうかそうかそうか、仕入れてないならしょうがないよね。

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HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!

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って、おバカーーーーーッ!

雑談はこの辺にしておいて、今週もジャンプ感想と参りましょう。


To LOVEる
おお、もう一年も経つのか。
巻末コメントで矢吹先生が、
「自分にとって冒険の作品でしたが、皆様の応援で1周年を迎えられました。2年目もハジケていきます!!」<健太郎>
と書いていますが、本当にこの一年間矢吹先生は頑張りましたね。ひと皮もふた皮も剥けたと思う。
でも、冒頭の一ページは正直いって外しちゃったんじゃないかな。
こういうコミカルな動きで笑いをとるネタは、アニメとかだと映えるんでしょうけどね。
ちなみに、人気投票はザスティン様へ一票入れようと思います。

普通に進級しました
地味に気になっていた「果たしてTo LOVEる世界は時間が経過するのか?」という問題ですが、普通に経過するみたいです。ばっちり進級を果たしました。
という事は、大学生編にでも突入しない限り長く見積もってもあと二年くらいで連載終了するんだろうけど、この作品に関してはそのくらいがダレ過ぎもせず、最も美味しい終わり方のできる長さだと思う。
僕は正直いって、あんまり長々と続きすぎる漫画には興味が無いのですよ。テレビアニメだと2クールが一番好きな長さ。
そもそも、物語というのは最初から主人公の目的が存在して、そちらへ向かって突き進むだけの不可逆的な代物なんですから、ダラダラ続く状況の方が変なんですしね。
漫画雑誌の理想系のひとつは、二~三年くらいで終わる長さの漫画が始まって看板となっては終わり、始まって看板となっては終わりを繰り返すというものなんじゃないかな。
そして、もうこれTo LOVEるとは何の関係も無いね。

ラブってコメり始めた件について
まあ、これについてはコラで主に語るつもりなんですけど、一周年を迎えそっち方面でも話を動かしていくつもりの様です。
この作品は基本的にストーリーを停滞させているので、こういうちょっとした動きでもすごく話が進んでる様に思える。

以前に求めた人材が登場
「あなた達の非常識は、絶対に許さないんだから」
とか言ってますが、この子は勇気があるなあ。
ララとリトの非常識さはこう、因果律的なものが関与している類の非常識さですから、この決意は世界そのものへ戦いを挑むのに等しいですよ。
今、空の境界という小説を読んでて、これに出てくる敵キャラが「全人類の意思を敵に回しても打ち勝ってやるぜ!」とか言ってたんですけど、彼女の言ってる事はそういう事だと思う。
霊長の抑止力が働いて、パンチラする羽目になったりおヌードを披露する羽目になったりするんだ。きっと。


ブリーチ
また敵に負けた一護が、内面世界で残月や白一護からお説教されるパターンなのでしょうか。これで三回目になるのかな。
ウルキオラさんの言ってる目論見云々は、きっと組織内紛とか描くつもりで言わせたんでしょうけど、これは失敗なんじゃないかな。
只でさえヴァイザード達の出番とかも控えていてゴチャゴチャしてるのに、これ以上ややこしくしてどうなるというんだろう。
あ、組織内紛といえばこれを書きながらゲキレンジャーの第九話を見ていたんですけど、これが偶然にも敵組織の内紛を通してライバル達のキャラを深めるというつくりになっており、こちらはすげえ面白かったです。メレ様はマジでいい女だ。
そして、五毒拳最後の人はあまりにも可哀想な立場だったと思う。
ゲキレンジャーと戦えば返り討ちでしょうし(勝っても弱ったところをメレ様に殺られる)、ボケーッとしていれば理央様に殺されちゃいますし。
彼の場合は、反乱を企んだというより他に道が存在しなかったよね。

例によって負けそうな恋次
わざわざ敵がこの部屋の仕掛けを詳細に説明してくれたんですから、彼は一刻も早くこの部屋を脱出するべきだと思います。
こんな人ばっかりだから、ザエルアポロさんも安心して手の内を明らかにできるんでしょうね。

一方その頃織姫は
……これはこれは、見事な昼メロ劇場です。
この子達は、何を考えて織姫に手を出してるのでしょうか。
しかも躊躇せすに顔面を殴ってるんで、隠す気すらありません。ボディーを狙いな! ボディーを!
バレたら確実に愛染さんの手で粛清されると思うんですけど……。


ワンピース
おお、戦闘シーンが長引きそうでうんざりしていた将軍ゾンビ軍団ですが、橋を壊して落とすという頭脳プレイで華麗にショートカットしてくれました。これはナイスだ。
後生だから、彼らには復活せずダウンしたままでいて欲しい。

「ペローナ様のゴーストネットワークによって、全て筒抜けだ!!」
これ、フランキー達は軽く流してしまいましたけども、相当に恐ろしい状況ですよ。
麦わら海賊団は敵の目論見通りに分散させられて相互の意思疎通が不可能な状況に追い込まれている上に、敵はリアルタイムで情報を共有しながら襲いかかってくるわけですから。
と、ここまで書いて気がついたけど、そうか、アーロニーロさんにはこういう役割が課せられてたのか……。
ルキアは大殊勲ってレベルじゃねーぞ!

「ストロングライト!!!」
こないだまでやってたゼルダの伝説を思い出しました。フックショットね。
これ、何気に色んな応用ができる技なんじゃないでしょうか。でも、手が伸びるという能力はルフィと被っちゃうから、あんまりフューチャーされる事はないんでしょうね。


ナルト
これは来週サスケが、
「うんうん、お前の言いたい事はすごく分かるよ。俺も戻りたくないって言ってるのに、まるで話を聞かずにしつこく追いかけてくるストーカーがいてさ……。本人が嫌だって言ってるんだから放っておいて欲しいよね」
とか言いながら、重吾と意気投合する展開なのでしょうか。
重吾はここに残して、文通したりするんだよ。


エム×ゼロ
九澄の拳で全弾撃ち落せちゃったら、いくら彼が強くても魔法の存在意義が無くなっちゃうのは置いといて、叶先生はとても頑張ってバトルを描いてると思います。
思うんだけど……何かこう……微妙なんです。壊滅的につまらないわけではないんだけど、「面白い」には転じない感じ(ナルトやブリーチに比べりゃ全然上ですけど)。
何がいけないんだろう? 説明的なところかな?

サクッと敗北
ラストでペイント割れてるし(一瞬血を噴き出してるのかと思った)、このでかい人の出番はこれで終わりなのでしょうか。
エムゼロプレートを使わせるなり、「俺はあの女が好きだからお前には負けられないんじゃー!」とか叫んでみるなり(これは来週捨て台詞で言うかも)しないと、今シリーズのライバルキャラとしてあれだけ尺を割いた意味が無いのでは……。


ネウロ
単に七光りネタがやりたかっただけなのかと思いましたが、今後の展開に向けての重要な布石だったみたいです。松井先生は完全に無駄な展開は決してやらなくなったよね。
あと、今回のこれは初めてネウロが一切の魔力を使用せずに解決した事件なのではないでしょうか。
何か、狩猟民族が農耕技術を学んで安定収入を得たような展開だ。

サイ再登場
純悪の人かと思ったら、サイの方が出てきました。引っ張りますね。
しかし、元気一杯になってるネウロ相手にHALの劣化品とフュージョンしたくらいで太刀打ちできるとは到底思えないので、ネウロと接触する前に純悪の人と遭遇してかませ犬と化すんじゃないでしょうか。
その展開だと、サイとネウロの共闘とかも見れそうです。九課&笑い男みたいなのを。妄想は膨らむばかりだ。


アイシールド
セナの腕力で全て弾いてしまうと、いくら彼がコツを掴んだといってもパワーキャラの存在意義が無くなっちゃうのは置いといて、稲垣先生&村田先生はとても頑張って描いてると思います。
思うんだけど……何かこう……微妙なんです。壊滅的につまらないわけではないんだけど、「面白い」には転じない感じ(ナルトやブリーチに比べりゃはるかに上ですけど)。
何がいけないんだろう? 説明的なところかな?


メゾン・ド・ペンギン
「(心の声が)聞こえないフリをしてみんなで僕をだましてるのではないか…とか」
というのは僕もたまに思うことで、これはちょっと深いネタですのでせっかくだから解説しておきましょう。
このネタでポイントとなるのは、この世に「他者の心」を観測できる存在が無い事です。
自分は他人の心の声を聞く事ができなくても、他者までそうだとは限らない。ひょっとしたら聞こえているのにそれを隠されて、自分だけハブにされているのかもしれない。
観測する事ができないから、「自分の心の声は周りに聞かれている」とも「自分の心の声は周りに聞かれていない」とも考える事が可能となるんですね。
ほら、今あなたが思った事も僕には筒抜けなんですよ。
すまん、今のは嘘だ。本当は何も分かってなかった。
さて、正しいのはどちらでしょう?
僕以外の人間には、どちらの可能性も存在するのです。
シュレーディンガーの猫ってやつと内容的には似た様なもんですね。
より分かりやすい事例としては、サトラレという漫画がこの題材を扱ってます(いいつつ読んだ事はないけど)。


サムライうさぎ
おお、今週は展開的にも無理なところは見当たらず、普通に面白かったです。こういうのを待っていた!
そして、今まで徹底して夜伽のあれやこれやに関する描写を避けてきたのは志乃が中(以下あまりにも品が無いので自主規制)。

「毎日、朝夕と志乃さんが来て…道場の掃除してくれてんスから」
彼らは、道場主の奥さんが目の前で掃除をしているというのに、座してそれを眺めていたわけで、まったくもって大した度胸です。時代を踏まえると尚更。
これ、道場主が虎眼先生とかだったら切り捨てられると思う。


ムヒョ
う~ん、彼らが何を言っているのか、よく分からなかったです。
「箱舟のメンバーはあと四人」で「しかもティキもいるんだ」からこそ、ここは全員でかかって確実に仕留めるべきだと思うんですけど。
これ、ハンターに例えるとネフェルピトーが何故か単独行動してる様な状況ですよ。

「隠し陣・魔除針の雨」
いやいやいや、それは隠す意味無いから。
森の中とかならともかく、下水道だから草でカモフラージュしても逆に目を引くし、こんなもの仕掛ける暇あったのかよという話ですし。
それと、ヨイチは毎度毎度本当に都合良くその場に適したアイテムを持ってますよね。


リボーン
十年後のハルとイーピンが見れなくなった事で、このシリーズは急激にその価値を失ったと思いました。
み……未来に来た意味は……?
あと、冷静に考えて過去に渡った獄寺さん(24)が若い頃の敵ボスを暗殺して未来を変えちゃうと思うんですけど、その辺はどうなってるんでしょう? 
ドラゴンボールと同じ「未来は分岐して増えるよ」理論なのかな。
それにしても、未来ハルが見れなくなったのは本当に残念です。僕のフェイバリットゾーン直撃だったのに。

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そんなハルですが、小説を利用してあの王子とくっつけそうな気配がプンプンです。
見えざる作者の手を感じるぜ!


ラルΩグラド
ラルが独力で糸から逃れちゃうと、いくらリスクもあるとはいってもスンスとアイアが助けに来た意味が無くなっちゃうのは置いといて、鷹野先生&小畑先生はとても頑張ってバトルを描いてると思います。
思うんだけど……何かこう……微妙なんです。壊滅的につまらないわけではないんだけど、「面白い」には転じない感じ(ナルトやブリーチに比べりゃなんぼか上ですけど)。
何がいけないんだろう? 説明的なところかな?


テニスの王子様
やはりというか、店員が一切姿を見せません。あまりの異空間っぷりに恐れをなしている気配ビンビンです。
そしてこれは、冗談抜きに許斐先生のすごいところですが、これだけ大量にキャラがいるというのに無個性な人物が存在しません。全選手入場ネタも大きいですが、ちゃんとそれぞれが一人のキャラとして立っている。

駐車場の外には毒殺死体がひとつ……ふたつ……
何も知らない第三者が外からこれを眺めていると、白石君の毒手がついに唸りをあげたとしか思えないでしょうね。
ところで、何気なく才気煥発の絶対予知が破られてるんですけど、もしやこれが天衣無縫の極みなのでしょうか。

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by ejison2005 | 2007-04-25 01:36 | ジャンプ感想