週間少年ジャンプ 07年 19号 感想
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ウルトラマンメビウスの最終話を視聴。実に良い最終回だった! 
そして、勝ちが確定してから安全策で合体までしつつ現れるゾフィーってばマジ根性の入ったヘタレ。それでも彼は宇宙最強の戦士です。
黒川さんもつっこんでた様に、エンペラー星人がボサッとファイナル・メテオールを見てたのはどうかと思いますが、まあ彼はタロウと一緒にGUYSとメビウスの交流を暖かく見守ってたインペライザーのお父さんですから。さすが皇帝だけあって空気読めてます。

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ところで地球の皆さん、お元気ですか? 台詞すらもらえなかったけど僕は元気です……。
次回作があれば、この人も活躍できたのかもしれないな……。
メビウスって、これだけクオリティが高いのに視聴率は高くなかったらしいんですよね。次番組もセブンメインで企画されてたらしいですけど、それが原因でポシャッちゃったと聞きますし(ソース忘れたけど……誰か知ってたら教えて下さい)。
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


ブリーチ
先週のザエルアポロさんの解説もそうなんだけど、ウルキオラさんがどうしてこれだけ懇切丁寧に現在の状況を教えてくれるのか分からなくって、非常に混乱しました。でも、
「全ての同胞に伝えることができる」
という台詞で納得。
嗚呼……困惑してたんだなこの人達。
「あらゆる情報が瞬時に」伝わったという事は、あの間抜け極まりなく、逆に難易度の高いウルトラCな死に様が余すところ無く知れ渡ったという事でしょうし。
アーロニーロさんの能力はセルとか魔人ブウと同質のラスボス級な能力ですから、当然愛染さんやウルキオラさんの期待も大きかったでしょう。その証拠に、(おそらく雑魚だろうけど)三百万もの虚を食わせて徹底したパワーアップを図ってます。
しかし、近い将来にかならず起こるはずであるソウルサエティとの全面戦争で主戦力となるはずだった期待の新星アーロニーロさんは、想像を絶する迂闊っぷりを発揮して一般兵如きと相打ちになってしまいました。
おそらくウルキオラさん達は、もう悲しみとか怒りとかそういう諸々の感情を超越した境地に至ってしまったに違いありません。
僕達みたいな一般人だと、買ったばかりの新車とかパソコンとかを道でスリップしたり転んで落としたりして壊してしまえば、似た様な心持ちとなれるのではないでしょうか。うむ、これは想像するだけでもすさまじい虚脱感が沸き起こるな!
そして、己の内で渦巻く様々な感情にすっかり混乱してしまったウルキオラさんは、とにかくこの状況を誰かに話したくなったのでしょう。こういう時は、他人に相談すれば意外と楽になったりしますからね。
が、同じ破面達は既に情報を共有してますし、そもそもが自分と同じ当事者ですのでこの場合に相談する相手としては適していません。当事者同士で相談しあっても、混乱が大きくなるだけですからね。第三者に話すのが大事なのです。
仕方が無いので、ウルキオラさんは最も手近な第三者である一護へ話しに来たのでしょう。何もしないよりはマシというものです。戦いになれば、その間だけはアーロニーロさんの事を頭から追いやれるという現実逃避も存在したに違いありません。
うん、こうしてみると彼の行動はそんなに無理が無いかもしれない。

一護とウルキオラさんのオサレ問答
?????
一体全体、この二人は何を押し問答してるんでしょう。
一護が戦おうとしなければ、ウルキオラさんが見逃しちゃいそうな雰囲気になってるのも意味不明ですし、そもそも破面の十刃であるというだけでウルキオラさんと戦う理由は十分です。大体、ドルドーニさんと戦ってた時にはそんなのひと言も言ってなかったじゃないですか。

「わかってんのか!? てめえのせいで! 井上は裏切り者呼ばわりされてんだぞ!」
ここも意味が全く分からなかったシーンで、この文脈だとまるでウルキオラさんがかつての仲間で、彼が裏切った事により織姫が窮地に立たされてるみたいな感じなんですけど。
一護ってば、何をとち狂った事を言ってるのでしょうか。今回はウルキオラさんも混乱してたわけですし、敵も味方も混乱してばっかりだ。
という事は、一番混乱してるのは久保先生ですね。編集部はちょっと休養をあげて欲しい。


ワンピース
更に……更に敵の顔有りキャラを増やすというのか……!
何かもう、尾田先生との持久戦をしてる様な気分になってきました。ムーンフェイス様と戦ってたキャプテンブラボーは、こんな感じの心境だったのでしょうか。ものすごい絶望感だ。
ここ三週程、同じ様な事しか書いてなくて僕としても非常に恐縮なのですが、いやだってまさか三週間続けて敵キャラが増殖するなんて想像もしてなかったよ!
まさかとは思うけど、来週もまた敵キャラが増えて一ヶ月連続で敵キャラが増殖し続けるという偉業が達成されたりは……その……しないよね……しそう……orz


ナルト
大蛇丸ってば、意外とお金持ちだったのね。
いやま、そういえば音の里なんて牛耳ってたんだからよくよく考えてみるとそれで当たり前なんですけど、死んだ後に出されましても……にんともかんとも。
ところで、前回の収容所(?)で捕まってた捕虜(?)の皆さんはともかく、おそらくはそこの職員だろう「北アジトの男」さんまでが、
「お…お前はうちはサスケか…助けてくれ…」
とサスケを頼りにしてるのは何故なんでしょう。
「お前の手を借りるのは癪だが……」とか、そういう感じでもなさそうなんですよね。ごく普通に助けを求めてる。
カブトさんも裏切りたそうにしてましたし、大蛇丸って実は全然全くこれっぽっちも部下から慕われてなかったんだね……。

謎のミスリード
ううむ、これは一体何を狙ってのミスリードだったんだろう……?
ぶっちゃけた話として、どうせこの後に重吾と会うんでしょうから、ここで出会っていたとしても何らストーリー展開に違いはありませんよ。遅いか早いかの違いだけ。
本当にただ話を引き伸ばすだけで一切の実りが無い、白紙みたいな展開です。


メゾペン
博打ネタがあったんですけど、意味が全く伝わりませんでした。僕が元ネタを知らないだけでしょうけど。誰か教えてくだせえ~。
予備知識ゼロでこのブログを読んだら、きっと似た様な気持ちになれると思う。


アスクレピオス(読み切り)
連載では低調でも、読み切りでは定評のある内水先生の読み切り作品。
読み切りには定評があるといっても、こないだの赤マルみたいにずっこけた作品を発表しちゃう事もあるので、要するに最大と最低の振り幅が大きいんですよね。
今回は、最大の方に秤の針が向いたみたいで何よりです。すごく面白い。
ゴロツキのセンスが無い(目がいっちゃってるので、どっちかというと物狂いに見える)のは相変わらずで、そこだけちょっと読んでてくじけそうになりましたが、その数ページを超えればぐいぐいと引き込まれましたし。
特に素晴らしいのは、「四体液説」のお医者さんを主人公が否定せず、むしろ積極的に肯定してみせた事ですね。
読者の視点としては、当然の話として現代医学に通じるものがある主人公の医術の方が圧倒的に正しいものとして感じられるわけですが、当時を生きる人間としてその時代における主流となっていた考えを無下に否定しないのは好感が持てます。
いや本当に素晴らしい。内水先生には是非、ウルトラジャンプや廃刊される月刊ジャンプを元に新しく創刊されるだろう新雑誌で頑張って欲しいものです。
嫌味でも何でもなく、作風が少年誌離れを起こしてますし、内水先生はどっちかというと月刊ペースで作画と作劇をじっくり練りつつ連載した方が良い結果を出せると思うのですよ。

ところで
ルカなんですけど、

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そこらのゴロツキにあっさりと鎧の隙間を通されてしまったり、愛用の剣と他人の剣を間違えて持ってきてしまったり、ロザリィがものすごく強い事を演出するためとはいえ剣すら抜かずに倒されてしまったりで、実はものすごく弱かったとかそういうオチはどうでしょうか。


サムライうさぎ
やはりというか何というか、根本的な部分で説得力を感じられないのが痛いです。
今回だと、「酒が醸造できる草って何だ?」とか「その地下室はどうやって掘ったのか?」とかその辺ですね。
そこら辺を、もうちょっとすっきりさせてくれるだけで随分と完成度が上がるのですが……。

「…農民だからってナメないでほしいっスね」
この漫画は真面目な時代考証を意図的に無視してるみたいですので、つっこむのは野暮かと思ったんですけどさすがに農民が剣術を学んじゃうのはどうなんでしょうか?
そんな事ができるんなら、虎眼先生だって面倒な手順を踏んで源之助を武士の子にはしなかたでしょうし。そこら辺を無視しちゃうのはどうかと。

後日追記
コメントで教えて頂いたのですが、農民でもOKだったみたいです。
うえっへっへっへ、知ったかぶりしてやったぜ。

「バカーーー!!!!」
お義兄さんからもらった春画本の隠し場所がバレたに百ペリカ。


To LOVEる

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とりあえず繋げてみたり。
ところで、BUZZER BEATERというスラムダンクでおなじみの井上先生が描いた漫画があって、それが「人類よりはるかに優れた身体能力を持った宇宙人達によって運営されてるバスケットリーグに地球最強のバスケットチームで挑むぞ!」というお話で(ネタバレ反転)結局は主人公チームにサイヤ人が紛れ込んでたというオチになってるのですが、テニスなら純正地球人だけでも問題なく宇宙テニスリーグへ殴りこめると確信しました。(ここまで)

さすがというべき天条院さん
エロイベントは鉄板ですが、「キレイな」のひと言で見ず知らずの子供をおんぶして家に連れてってあげようという姿勢が素晴らしいです。
この人の場合、おだてられなくても(おんぶはしないだろうけど)迷子の子供を見かけたらちゃんと家に送り届けそうですし、人徳があるのも普通にうなずける。
特に、お付きの二人へ「背負ってあげなさい」と言わずに自分でおんぶしようとした事が偉いと思うんだ。
でもこれ、言葉で表すのは難しい感覚……あ!
ゲンバー大王は現場主義(←今週の天条院さんはこれにかなり近かった)。
天条院さんの魅力は、クリスマスの時とか今回みたいに自分で率先して行動する点にありますね。


テニスの王子様
アニメ的コマ割りは、いっつも岸本先生が試みてその度に失敗してる技法なんですけど、今週のテニスはかなり上手く機能してたと思います。
通常の少年漫画なら、「主人公だしまあ大丈夫だろう」というバイアスがかかってそんなにドキドキしないのですが、この場合は絶対に越前が死ぬか、あるいは大怪我をすると我々は思ってました。
しかし、そこへ映画みたいな見開きで無傷なのをアピール! これはしてやられた。
やってる事そのものは通常の少年漫画と大して変わらない(ブリーチとかこういう展開多いよ)のに、ここまで読者を騙し切るとは……許斐剛、恐るべき男よ!

このコマ

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ここのコマは、何故か不二先輩の表情が非常に凶悪で、そのせいか後ろの手塚部長が次の瞬間に不二先輩へ引導を渡しそうな、そんな雰囲気を感じます。
「勝ち誇ってる敵美形悪役の背後を一瞬で奪い、瞬殺する味方キャラ」みたいな構図。


ムヒョ
積み重ねって大事なんだなと思わせられるエピソード。
今回の話って単体で見るにはそう悪くない落とし所ですし、敵キャラの非道さもアピールできてるんです。
しかし、過去のエピソードで五嶺とエビスが悪逆非道な事をしちゃってるせいで、どうしても「お前らが言うか」という印象が拭えないんですよね。
ところで、エビスが眠かったのは単に肉体的なダメージが原因だと思う。

無期限魔監獄幽閉
何だか、「何十年も経ってお婆さんになったら出してあげるよ」的な雰囲気になってますが、無期限って事は間違いに気づいて悔い改めても結局は一生檻のままなのでは……。
いや、人も殺してるし当然の罰なんだけど、いっそ成仏させてやれよという気もします。
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by ejison2005 | 2007-04-10 05:30 | ジャンプ感想