恋姫無双 プレイ記 ④
前回までのあらすじ

三国志の時代へとタイムスリップした主人公、本郷一刀はあの有名な策士、

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諸葛亮孔明を仲間にする事に成功する。画像はイメージです。
人は、何かを犠牲にしなければ幸せを掴む事はできないのか!?
そんな命題を抱いたりする事も無く、そもそも、どうして現代日本でタイムスリップして行き着く先が中国なのか? 
言葉は通じるのか?
古代中国語の読み書きはできるのか? できないとしたら、それで政務に問題は無いのか?
数々の疑問もなんのその。本郷一刀は今日も行く!
遅れていたのは、ぶっちゃけジャイアントロボを何年かぶりに見てたからです。
やっぱ、どう考えてもフォーグラー博士に根性が足らなかったのが悲劇の原因だよなと思いつつ、ビッグファイアに捧げたり捧げなかったりするプレイ記第4回です。


さて、このゲームは一定段階毎に、

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このような、拠点フェイズと呼ばれるモードに入り、一刀君と各武将が交流を深めていきます。
ただし、それには回数制限が設けられており、関羽・張飛・孔明ちゃんの三人は一度の拠点フェイズでその内二人までしか会えませんし、その他大勢(そのうち仲間になるのでしょう)も、三人までしか会う事はできません。また、同じ相手には一度の拠点フェイズで二回以上会えません。
実は、プレイ記の第二回目と第三回目の間にも一回入ったのですが、その時は関羽と張飛しかいなく、選ぶ余地も無かったためにあえて説明せずにさらっと流していたのです。
ゲーマーとしての勘と経験に照らし合わせて考えると、おそらくは拠点フェイズで多く会った武将によってシナリオが変化していくはず。
特に、わざわざ別枠を設けられてる関羽・張飛・孔明ちゃんの三人はすげえ重要そうです。あからさまだし。
色々と考えたのですが、これといって選びたいヒロインもいませんので、とりあえず、六面体ダイスを振って1~2なら関羽、3~4なら張飛、5~6なら孔明ちゃんを毎回選択し、余ったイベント枠は残り二人を交互に回していく事にしましょう。
例えるなら、全弾倉にぎっちりと銃弾を込めたロシアン・ルーレット。それは、ロシアン・ルーレットとして成立しているのか?

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ともあれ、運命の賽が今、

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投げられました! いや、実際には僕が投げたんだけど。

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出た目は……4!
神のお告げによると、僕は張飛を攻略するのが最上の策みたいです。
そんなわけで、張飛を選んでみたのですが犬と遊んでました。完!
いや、冗談でも何でもなく、普通に犬と遊んでただけでこれといったオチは無かったなあ。
ああ、警邏をさぼって犬と遊んでたから関羽に怒られたのはオチかもしれないけど、ギャグとして読むにはクンフーが足りない感じ。
コメディとしても中途半端で、「いい話」としても特に見るところは無く、それは前回選んだ関羽や今回選んだ孔明ちゃんも一緒だったんだけど、ストーリーを進めれば改善されるのかな?

そんなこんなで拠点フェイズを終え、本編へと戻ると、どうやら黄巾党の残党は前回の戦闘でいい感じに片付き、ここからは董卓編に移っていく様です。
で、この董卓って人が何をやったのかについて解説してると、それだけでかなりの労力を使うので、僕なりにものすごく噛み砕いて説明する事にしましょう。

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まず最初に、時の皇帝が死んでしまった事から歴史の歯車は回り始めました。
日本の戦国時代もそうなんですけど、いつだって乱世に突入するのは最高権力の失墜が原因ですね。

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そこで台頭したのが、渦中の豪傑である董卓です。
彼は、宮廷での権力闘争に勝利し、傀儡の皇帝を据えて好き勝手に暴政の限りを尽くしました。
当然、

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そんな事されてはたまらないと立ち上がる者達が出てきます。
それが、後に三国志の世界を動かしていく事になっていく曹操や孫権……ついでに袁紹による連合軍なのですね。
黄巾党の残党をほぼ駆逐して以来、周囲の村や町と吸収合併を繰り返すというソ○トバ○クみたいなやり方で勢力を拡大していた一刀君たちも、

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「やっぱりさ。困ってる人たちを放っておく……そこまで薄情にはなりたくない」

という一刀君による鶴の一声で、参戦する事にしました。
ここは台詞だけで進行しちゃって、一刀君の内面描写がほとんど無かったからよく分からないんですけど、後世の人間である彼からすれば、史実では連合軍が勝利したという強力な根拠もありますしね。
というか、ここで彼の内面描写を入れなかったのは本当に不思議で、未来人である彼からすれば史実通り勝ち馬に乗っても良し、あえて歴史の道標を無視して連合軍に参加しないでも良しという、かなり重大な決断を下す場面のはずなんですよ。
そういう、美味しいところでスルーしちゃうから、空気みたいな主人公になるんだろうな。

一方その頃、都では……。

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「じゃあ張遼は呂布に出陣のことを伝えて。二人には虎牢関を守ってもらうわ」

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「あの呂布りんをウチが補佐すんの? ……そりゃまた難儀なことやなあ」

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「華雄将軍は泥水関で連合を迎え撃って。ただしこちらから討って出ることは控えて」

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「なにっ!? この私に守りに徹しておけというのかっ!?」

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「そう。遠征してくる連合軍の弱点は補給ただ一点。泥水関に籠もって兵糧が尽きるのを待つの。兵糧が無くなれば連合軍は退却を――――」

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「私は武人だ。武人が自らの武を敵味方に披露しなくてどうする。砦に籠もっているだけなどと、武人としての矜持が許さん」

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「……分かった。あなたの力は認めているもの。……全てあなたに任せるわ」

董卓陣営も董卓陣営で、内輪もめを演じていたり。
この会話を見てると、もしかしたら前回の趙雲も特別に彼女が無能だったわけではなく、この時代的には割とスタンダードだったのかもしれません。
しかし、それはそれとして趙雲くらいに名の通った武将を無能に描かれるのは、個人的にきついんだ。
そしてその頃、もう一方の連合軍陣営は……。

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「よろしいですか。この連合に足りないものは優れた統率者ですわ」
↑袁紹

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「統率者……」

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「強くて、美しくて、高貴で、門地の高い……そう、まるでわたくしのような、三国一の名家出身の統率者が必要なのですわ!」

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「へー……」

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「……」
↑曹操

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「……」
↑孫権

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「……そういうオチか~」

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「はあ……バカバカしい」

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「アホくさ……」

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「……」

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「……勝手にすれば?」

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「……異議は無い。だが我が軍は我が軍で勝手にさせてもらおう」

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「まぁ……この際だから仕方ないな」

見事にバラバラでした。

上のやり取りでは大幅に省いてしまいましたが、こいつら仲が悪すぎです。
まあ、原典でもそんな感じだったからそこに文句は無いのですが、この学級会議みたいなノリの軽さはどうにかならなかったのでしょうか。
というか、曹操と孫権は三国志における超重要人物なのに、出てきて早々から袁紹に思いっきり食われてるのはどうなんだろう?
そして、今のところ出てきた登場人物の中で最も好感度が高いのは、原典では大して目立たない公孫賛なんだぜ。
会議中も何かと一刀君にフォローを入れたりしてくれますし、何だか製作者の愛を感じるキャラです。
ともかく、三国志ではその無能っぷりで有名な袁紹を総大将とした連合軍。

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一刀君は、激しく不安を感じながらも自分達の天幕へと帰っていきます。
その後、

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「……関羽。あなた、私のモノにおなりなさい」

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「――――っ!?」

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BF団はいいよぉ。衣食住は、まるまるタダ。オマケに給料までもらえる。友達だってできる。それにね、ロボットだって操縦し放題だ。優秀な人材、豊富な精兵と潤沢な軍資金。この三つを自由に使ってあなたの理想を実現させなさい。私のモノになるのならばそれを許しましょう」

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「……っ!?」

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「我が主は一刀さまただ一人! 貴様に頼らずとも我が理想はご主人様と共に実現してみせる!」

曹操に関羽が勧誘されたり(張飛はどうでもいいらしい)、

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新キャラ錦馬超と仲良くなったりししました。
それにしても、関羽が一刀君を褒め称えれば称える程にプレイヤーである僕との隔絶は深くなってくるなあ。
もう少し、彼が魅力的な人物として描写されていたのなら別ですが、今までこれといって彼が活躍した事もないですし。
ところで、馬超を見てると、

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誰とはいいませんが、どこぞの有名ゲームに出てくるキャラを何となく思い出しますね!
何はともあれ、都に向かう際に存在する二つの難所のひとつ、泥水関へと到着する連合軍。

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「まずは前曲を前へ。それに続いて右翼、左翼ともに前進しなさい。圧倒的な兵数を持って泥水関を威圧しますわ!」

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「さぁ皆さん! 泥水関を突破しますわよ!」

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想像以上に無能だった袁紹の「全員で突撃大作戦」により、シャレにならない損害を出しつつも泥水関攻略にかかります。
泥水関を守っている武将、華雄も軍師の命令を無視したりとアレっぷりではなかなかのものでしたが、さすがに袁紹ほどに無策ではなかったらしく、

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後方に配置させていた伏兵に連合軍を襲わせます。
ちなみに、連合軍の後方に位置しているのはぶっちゃけ本郷軍。ピンチってレベルじゃねーぞ!
戦争において、後ろを突かれるというのは壮絶に不利な状況であり、特に今回の場合は既に前方で味方主力が敵要塞防衛部隊と交戦してるために、敵兵力のサンドイッチにされてしまいます。
さらに、人間っていうのは大勢集まれば集まるほどに方向転換が難しくなり、後ろから思いっきり突っ込んで来る敵兵と渡り合うのは非常に困難。
そんなわけで、こちらが割ける戦力は五千であるのに対し敵軍は一万八千。彼我の戦力差は三倍以上という、壮絶なハンディキャップマッチの開催です。

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しかし、サクッと勝利。
ぐえー。つ、つまらん……。
今回の勝利条件は、「十日間耐え忍ぶ」だったのですが、とりあえず重兵を最大まで増やして迎撃し続けていたら、何の工夫もなく勝ててしまいました。
今回は敵の将軍が雑兵ではなく華雄という事で、初めて敵側に奥義を使われたりもしたんですけど、全く苦戦はしなかったな~。
まだ敵側が将軍だけで、軍師も揃った状態での戦闘はしてないのですが、やはり戦闘面で期待はしない方が良さそうですね……。
そんなわけで、これ以上は損害が増えるからとさっさかと泥水関の中へ撤退してしまった華雄軍。
これから仕切り直すぞってところで、今回のプレイ記はおしまいです。
次回は、泥水関攻略(後編)と展開的に考えて虎牢関攻略編になると思うよ。


プレイ後の感想

そういえば僕って、
「ぐぇー! あ、あの武将がこんなキャラに!?」
とか、
「ぎゃああああああ! 曹操様がなんかレズっ子になってる!?」
とかって書いてないですよね。
プレイ記を始める際は、きっとそういう反応をすると思ってたんですけど、実際に遊んでみると特に思うところもなく、
「ふーん。そうなん?」
みたいな冷めた感じになってる。
プレイ記では省略しちゃったけど、僕が(真・三国無双シリーズで使いやすいから)最も愛する武将である夏候惇が、

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↑こういう感じのキャラになって出てきた時も、何とも思わなかったですし。
思うに、ストーリーの流れそのものも普通に三国志ですし、キャラの行動も割と原典に忠実だからじゃないでしょうか? 歴史をレイプするならするで、もっと強烈にやって欲しかったかも。
この作品は、最初っからどれだけ三国志を元にぶっ飛んだ代物へ変えるかに期待していたので、小さくまとまっちゃうのは何かが違うと思うんだ。


続く!
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by ejison2005 | 2007-03-01 03:53 | ゲーム