警察戦車隊 TANK S.W.A.T 簡易レビュー
士郎正宗。
アップルシード甲殻機動隊で知られる、日本が世界に誇る漫画家の一人です。
本日は、氏が描いた作品のひとつである、特捜戦車隊ドミニオンを原作にしたOVA作品、

警察戦車隊 TANK S.W.A.T.01
/ 角川エンタテインメント
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警察戦車隊 TANK S.W.A.Tのレビューをお送りします。

さて、本作は映画アップルシード同様にトゥーンレンタリングと呼ばれる技術を使って作成されているのが売りなんですが、どういう技術なのか口で説明するのは面倒くさいので画像で説明しちゃうと、

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要するに、こういう技術の事です。
しかし、これはあくまで僕の個人的意見なのですが、今時CGを使って作られたアニメーションなどそれほど珍しい存在じゃないですし、確かに時たまハッとさせられる美しいシーンは存在しますが、それ「だけ」を目当てに観賞するにはいささか厳しいレベルです。

以上の意見を踏まえ、それでも僕が本作で評価したいのは、この作品の根幹を成す設定である「小さな戦車」という存在です。。
本作のストーリーをざっくばらんに解説すると、近未来(アンドロイドとかがいる)の神戸を舞台に、市街地戦用超小型多機能戦車を使用する警察特殊部隊の活躍を描くというものなのですが、彼らが使用する戦車の小型っぷりが半端ではなく、どのくらい小さいかというと、

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エレベーターでビル内部を移動して制圧したりとかが出来るくらいです。
生憎、軍事知識にはそれほど詳しくないのですが、僕が乗り回してる軽自動車でもそんな真似はできないんで、かなり夢たっぷりな素敵設定なんだと思います。
そして、本作最大の見所は、その素敵設定をしっかりと有効活用しているところ。
上の画像みたいにエレベーターで移動するのはまだまだ序の口で、ビル一階に存在するホールでの敵小型戦車との撃ち合いや、

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ヘリコプターで吊り上げての砲撃など、「小さな戦車」だからこそ使用可能な戦術を駆使して楽しませてくれます。
ぶっちゃけ、この部分が無いと本当に見所の無いアニメとなってしまうのですが、逆にいうなら戦車が活躍する場面はギミックをちゃんと活かした見る価値のあるシーンなんで、「戦車による市街戦」に興味のある方にはオススメです。
ストーリーも、それなりに丁寧な作りで面白いしね。

最後に、少し話はズレるけど、戦車による市街戦といえば攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXとかに出てきたタチコマも相当なもんでしたが、あそこまで万能だとちょっと戦車という感じはしないよね。
やっぱりこう、戦車っていうのは多脚でステルス機能を発揮したりするものではなく、キャタピラをキュルキュル言わせながら一発に懸けるもんだと思うので、そういった点でも本作における戦車の描かれ方には好感が持てます。

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by ejison2005 | 2007-02-15 23:45 | アニメ