恋姫無双 プレイ記 ③
前回までのあらすじ

主人公、本郷一刀はひょんな事から三国志の時代へタイムスリップしてしまう。
そこで出会った関羽と張飛は、何故か史実の様な豪傑ではなく可愛らしい少女だった!
戸惑う一刀だが、

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黄巾党の脅威に晒される村がある事を知り、それを守るために戦う決意をする。画像はイメージです。

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立ち塞がる黄巾党の雑兵達……。画像はイメージです。

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そして炸裂する、無双奥義! くどいようですが、画像はイメージです。

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激闘の末に一刀は勝利を掴み、村の領主として迎えられるのだった。尚、真・三國無双3 Empiresは全国中古ゲームショップでバナナの様に叩き売られつつも絶賛発売中です。

では、遅れに遅れつつも恋姫無双プレイ記第三回。
肩慣らしも済んだところで、今回からはいつもの口調で書いてきますよ。


……さて、そんな感じで村の領主となった一刀君。
これはなかなかに、熱いシチュエーションですね。
三国志でも、日本の戦国時代の話でも、何なら第二次世界大戦でもいいんだけど、そういった軍記物にはまった人間が共通して思い描く夢想として、「もし自分が当時の人間なら……又は当時にタイムスリップしたら」というものがあると思うんですよ。
例えば漫画でも、ジパングとかがありますし、いわゆる架空戦記もそういう思想で作られてますからね(仮に実在の人物を使っていても、実際に作品世界を動かしてるのは製作者)。
もちろん、管理人も冒頭のネタで使用した真・三國無双3 Empiresでオリジナル武将「エジソン」を作成し、天下統一のために戦いました。
そんなわけだから、拠点フェイズで関羽の着替えを覗いたりしつつも、一刀君がどんな製作を実施するのか、非常に興味深いところです――。

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「大陸の北東に位置するその街の県令(支配者)に祭り上げられた俺は、関羽や張飛と共に街の復興と周辺の黄巾党を掃討する毎日に明け暮れていた」

……。

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はしょりやがった!

えーとね、うたわれるものっていうギャルゲーがあるんですよ。
内容的には、記憶喪失の主人公が乱世に翻弄されて小さな村の代表から一国家の主となり、大陸全土を巻き込んだ戦乱に挑むというお話なのですが、最初に記憶を失って拾われるところから、プレイ時間で三時間分くらいみっちりとかけて村の発展に貢献して、統治者の資質がある事を描写されるんですね。
プレイした当時は、キャラのかけあいとかは楽しいんだけど、どうにもこうにも退屈な印象を受ける展開だったのですが、しかし、記憶喪失というバックボーンを持つ人間が為政者となっていく流れに説得力を持たせるには、このくらいの尺を割く必要があるんですよ。
一方、記憶喪失者と同じくらい政治家としての資質に疑問を持たれる現代の学生である一刀君が、どのような施政をしてるのか省略してしまった我らが恋姫無双。

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せめて、戦闘へ参加できれば話は別なのですが、一刀君は戦では何も出来ない人なんで、ますますいらない子と化しています。

ちょっと閑話休題となるけど、戦闘に参加できない主人公に関する真面目な話。
ファイアーエムブレムや、タクティクスオウガで主人公が自ら戦闘に参加可能で、しかもそれなりの性能を持ってるというのは伊達や酔狂でそういう仕様となっているのではなく、それなりの理由があります。
どれだけストーリーに主人公が貢献していても、戦闘へ参加しないと存在感が薄くなってしまうのですね。
まあ、どれだけ頑張っても雷神シドとかが全部持ってく運命ではありますがガガガ(ラムザには天騎士という専用ジョブがある……そう思ってた時期が私にもありました)。
ましてや、一刀君はストーリー的にもそんなに目立っているのではないわけで、何かもう色々と八方塞がりですね。この子。

とにかくまあ、頑張ってたらしい一刀君達の下へ県境から伝令がやってきたのですが、どうも黄巾党の残党が一箇所に寄り集まって一大勢力を結成してしまった様です。
今は、他の黄巾党残党と戦った帰りにそれと出くわした公孫賛という武将が防いでくれてますが、数の違いからこのまま戦えば敗北は火を見るよりも明らか。
そんなわけで、一刀君達は自分達の盾となってくれている公孫賛を救うべく、軍を動かすのでした。
しかし、その途上で逃げ遅れた農民達とそれを追う黄巾党残党の姿が――。

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「張飛隊は先行部隊と合流して戦線を形成! 私の部隊は農民たちを先導して一時後退するぞ!」

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「全軍、我に続くのだーっ!」

手際よく指示を出す関羽、それに従う張飛。
そして、助け出した農民達の中には――。

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「はわわ、はわわ、はわわ、はわわ……っ!」

……何かいました。

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「が、頑張りましゅから、その……わ、私を仲間に入りぇてくだひゃい! あぅ、噛んじゃった……」

しかも、何か仲間にする事を要求してきます。
個人的には、いらん帰れと言いたいところですが、相手が名乗った名前は何と諸葛亮孔明。

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「分かった。今はちょっと時間が無いけど、この戦いが終わったあとに、もう一度話を聞かせてよ」

一刀君は、これまでのパターンから判断して有名武将と同じ名前なら同等の能力を有してるだろうと判断し、仲間にする事を決めました。多分、名乗らなかったら孔明ちゃんは家に帰らされてたんじゃないかな。
とりあえず、農民を逃がすために遭遇した敵軍は孔明ちゃんの発案した「精鋭を選りすぐった部隊で横撃かけちゃうよ作戦」で、撃破する一刀君一行(戦闘パートもあったけど楽勝だったので割愛)。
そのままの勢いで、公孫賛の下へと急ぎます。

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「黄巾党を抑えてくれてありがとう。あなたが居なければ、この辺りに住んでる人たちが奴らに襲われてたよ」

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「なーに。ねぐらに帰る途中だったからな。ついでだついで」

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「本当にありがとう」

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「も、もう良いって」

何か無意味にイチャつきつつも、挨拶を交わす一刀君と公孫賛。
公孫賛って、そんなに大活躍する武将ではなかったと思うんだけど、ちゃんとボイスも用意されてるしそれなりに活躍するのかもしれないね。
そんなわけで、二人+孔明ちゃんが本郷軍と公軍合わせて一万の軍勢で、どうやって二万五千の敵兵を倒すか考えを巡らせてると、唐突に兵士の声が。

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「趙雲殿が一人で陣を飛び出し、敵部隊に突撃する構えを見せています!」

何と、公軍の客将である趙雲が、単独で敵に突っ込んでしまったのです。

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いくらあの有名な趙雲でも、一対二万五千では犬死に確定。
そして、緒戦で武将が死んでしまえばこちらの士気はガタ落ち。
全く、軍隊において無能な働き者ほど厄介な存在はありません。
しかし、起こっちゃった事は仕方が無いと、本郷軍がそのまま趙雲を追って真正面から敵軍にぶつかってオトリとなり、その間に迂回した公軍が背後から奇襲を仕掛ける事になりました。
趙雲さえ突っ込まなければ、もっと色々な作戦が取れたのにね。
とにかく大急ぎで趙雲の後を追う本郷軍。
一方その頃、渦中の趙雲はというと――。

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「私は、まだ負けん!」

案の定、普通にやらかけてました。
初登場時からして既に無能をさらけ出してるわけですが、いいのかなこれで……。
ともかく、何とかかんとか追いついた本郷軍によって趙雲は助けられ、そのまま黄巾党との戦いへとなだれ込みました。
ここで戦闘パートへ入るわけですが、今回は十五日間耐えればOKという事で、関羽を将軍、孔明ちゃんを軍師にし、重兵を最大限まで増やして方円陣を選択し迎撃し続けてたらあっさりと勝利。
……そろそろ気づき始めたけど、武将には奥義以外の性能差が存在せず、誰を使っても攻める場面なら歩兵を、守る場面なら重兵を限界まで増やしてそれに見合ったコマンドを選択していれば簡単に勝てちゃうため、複雑な割には全く戦闘が面白くないかもしれません。
続く公軍合流後の戦いも、適当に突撃し続けてたらあっさりと勝利。全く簡単だー!
そして戦闘後、

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「私はしばし大陸を歩き、仕えるにたる英雄が他に居ないか、見て歩こうかと考えている」

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「では……さらばだ」

……何故かこれといって仲間になったりもせず、旅立たれてしまいました。
単身突撃して主人公達に多大な迷惑をかけ、助けてもらった後は恩も返さず颯爽と何処かへ旅立つ趙子龍(子龍は)。新いっちゃ、新しすぎる趙雲像です。
とにかく、今回の感想はこれにつきますね。

「真に恐れるべきは有能な敵ではなく 無能な味方である」byナポレオン


プレイ後の感想

まあ、本編の口調がいつも通りなんで、感想もあっちで兼任しちゃってる状態なわけですが。

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続く!
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by ejison2005 | 2007-02-14 04:22 | ゲーム | Comments(4)
Commented by ポルカ at 2007-02-15 12:05 x
シミュレーションゲームは指揮官となって兵を動かし、自軍の先陣を切って突撃したり、あるいは戦略的な決断を下したりするのが醍醐味だと私は考えています。
例えばタクティクスオウガだと、自軍の士気を高めて敵国を内部崩壊させるため、虐殺を自演するという計画に加担するかしないか問われている場面がものすごくリアルで、いまだに私自身、あの虐殺は正しかったのかと考えてしまうほどです(クリア後、虐殺に加担しないルートでやり直しましたが)
エロゲにそこまでの物を求めるのは高望みですが、それでもそういう戦略的な事がないがしろにされているのは残念ですね。
でも、レビューは面白かったです。ユンボルとか皇国とか・・・。
Commented by ejison2005 at 2007-02-16 00:10
あー、あの選択は悩みましたね。
僕の場合は、一大勢力を敵に回すのが怖かったんで(笑)虐殺に加担しちゃいましたが。
そして、カチュア姉さんの身勝手さは異常です。
あと、バルダーシリーズを買えるようになるまで店の品揃えが貧弱だったのもよく覚えてます。
皇国は、軍事描写でつっこむ時に応用が効きますねw
Commented by 総帥 at 2007-02-17 11:04 x
確かにうたわれは主人公(ハクオロ)が優れていたからこそ、長になったんですが
この主人公って元がただのガキで特に才能もないから確かにいらない子ですよね。。。
かといってただのガキが㌧でも才能を発揮されてもそれはそれで萎えますががが。
Commented by ejison2005 at 2007-02-18 19:05
しかし、一刀君は序盤で現代では考えられないような剣術修行をさせられたって散々強調されていたりするわけで……あれは、一体何の意味があったんだろう?
というか、現代人が過去で政治手腕を振るうというのは物凄いアドバンテージがある(軽くネタバレですが、ハクオロもそうだったね)んですけど、それをスポイルするのは本当にどうなんだ??