週間少年ジャンプ 07年 09号 感想
この土日の間、ひぐらしのなく頃に礼を遊んでました。いやあ、これで正真正銘終わりかと思うと、なかなか寂しいものがありますね。
この作品はネタバレしちゃうと、未プレイの人がかなり切ない事になっちゃうからあまり詳しくは書かないけど、「賽殺し編」の圭一君に関しては間違いなく○を×してない場合の方が立派だと思いますよ。
何となく商業進出するもんだとばかり思ってたのですが、プレイ後の「お楽しみ会」を見る限り、今後も同人で活躍し続けるみたいですね。
僕は「皆殺し編」の発売時から入った人なんで、推理する楽しみというやつをほとんど味わえてなかったから、「うみねこのなく頃に」(仮題)はすっごく楽しみです。僕の珍推理を見せつけてやるぜ!
それでは、今週もジャンプ感想と参りましょう。


銀魂
今週の話は基本的にブリーチのパロなのですが、それ以外にも唐突に異世界チックな場所へ召喚されたって、漫画みたいなリアクションとってられねえよ的な展開とか、毎年毎年天丼でやってる冒頭のシーンとか、色んな要素が混ざっていて素晴らしかったです。
それにしても、やっぱりギャグ漫画とかをやってるとバトル漫画の決めゴマとかは羨ましいんだなあ。
ハンターハンターでドッジボールをやってた時とか得に顕著だけど、普段あれだけ台詞数の多い漫画でも必殺技の応酬とかになると必然的に大ゴマが多くなりますもん。
あの時はずいぶんと掲載率が安定してたけど、きっと大ゴマが多かったのも関係してると思うんだ。


ワンピース
今回の話もすごく面白かったです。
前回の引きから、どうやってルフィ達まで話が繋がっていくのかは分かりませんが、あの発光弾が関連してくるのかな?
それにしても、最近はハンターのキメラアント編と被って見えるなあ。
あれも、最初にゴン達とは直接関係ない所にいる女王の脅威を描写し、段々とゴンの流れとキメラアントの流れが合流していきましたからね。

波に揺られて大浴場
そういえば以前のゴーイングメリー号でも何気なく風呂に入ったりしてましたが、何よりも貴重な水を風呂なんぞに使っちゃっていいものなんでしょうか?
それだけの湯を沸かす薪を積むとかなりのデッドウェイトになりますし、この世界の技術レベルだと循環とかも不可能でしょうし。
でもまあ、少年漫画のヒロインやヒーローが風呂に入らず垢まみれでいるわけにもいかないしね。きっと、この世界では海水を真水にする様な(世界観的に)オーバーテクノロジーがあるんだよ。
そんなわけで、本物の大航海時代に活躍した船乗り達は、常に不衛生かつ劣悪な環境で頑張ってた様です。
新鮮な野菜はもちろん手に入らないし、船の最下層とかは普通にカビまくってたみたい。
当時の船乗りについて書かれた資料を読んでると、コロンブスやマゼランがとてつもなく偉大な漢だったのがよく分かります。

流し樽
ワンピらしい夢のある設定。
……と思いきや、ちょっとググってみたところ現実にも存在するみたいです(細部が違うけど)。
尾田先生は、色々な資料を漁ってワンピにマッチする様アレンジしてるんでしょうね。

「そんな事より、お前おれの仲間になれ!!!」「ええ、いいですよ」
すごいなあ。ワンピは面白いなあ。
僕は、ここ数年の少年漫画によくある「キメゴマで周りの理解を超えた発言をする主人公」のはしりはルフィだと思ってるんですけど、ワンピのすごいところは、例えば今回だと事前にわずか2ページでブルックを魅力的なキャラとして立てる事で、ルフィが勧誘するという行動に意外ではあるけど確かに有り得るかもしれない、という印象を与えている事だと思うんです。
破天荒な主人公でありながらひとつひとつの行動に説得力があり、決して読者を置き去りにしないんですね。
尾田先生のキャラ造形は敵キャラだとちょっとステロタイプな事が多いけど、味方とか善良な第三勢力だとものすごく魅力的だなあ。


ナルト
サイとサクラが向かってる事ですし逆襲するかなあと思っていたのですが、さすがにそこまで往生際が悪くもなく、今まで(主に暁の評価を下げる方向に)頑張ってきましたが、飛段さんはここでリタイアの模様です。
それにしても、本当に暁は散々な組織になっちゃったなあ。
最初にイタチと鬼鮫さんが登場した時は、こいつらヤバイぜ! というオーラがビシバシ出ていたのですが、今じゃ中忍程度にあしらわれる雑魚程度の認識しかありません。
また、飛段さんが単なるキ○ガイなのも悲しいところ。
初登場時から苦戦しっ放しなんで、アンデルセン神父みたいな格好良いキチ○イというわけでもなく、純粋に格好悪いだけですし。
しかし、このままサクラとサイが辿り着いちゃったら、シカマルはどうリアクションすればいいんだろう?
劇場版踊る大走査線第二作の冒頭みたいに、
「すいません。勝っちゃいました……」
とか気まずく言うんでしょうか。

「そうか…お前が九尾の人柱力か…」
えええええ!?
この人、ナルトをひっ捕らえるために来たはずなのに、標的の顔を覚えてこなかったの!?
すげえ、暁はどこまで頭の悪い集団なんだ!
飛段さんがあんまりにもアレだったんで、さすがにこれ以上下がる事は無いだろうと思っていたのですが、ここへきてまさかのサプライズが用意されてました。
これは、買う品を教えずにおつかいさせるくらい駄目な話なのでは……。
イタチとか、顔を知ってる奴が変化の術で教えてあげましょうよ。

何故かカウンター一辺倒の角都さん
ドラクエと同じですね。
こちらがコマンドを入力するまでは、何時間でも待ち続けてくれるのでしょう。
自分から攻めていけばいいのになあ……。

(陽動には、最低でも影分身が三人要るってばよ…)
いつもみたいに、大量の影分身をぶつければいいんじゃないかな?
カカシ先生も、
(まず影分身の経験値をオリジナルの中に情報として蓄積…)
とか考えてますが、これで蓄積される情報は「迂闊に近づいたら瞬殺される」というものだけで、んなもん格上相手なら当然だろという話ですし。

風遁・螺旋手裏剣
あれ、こないだ水遁の術と組み合わせてたのは、新型の螺旋丸じゃないのかな?
「風遁・螺旋丸」と言ってたから、性質変化は加わってるんでしょうし。
竜巻みたいなのが巻き起こってたから、あれはあれで十分に完成形だと思うんですけど。

ところで
今週の空手裏剣みたいなネーミングの必殺技を目にして忍空を思い出したんですけど、実は僕、リアルに連載してた当事は生粋のボンボン派だったんで、アニメ版しか見た事無かったんですよ。
それで、こないだ書店に行ったら文庫化されてたんでちょっと立ち読みしてみたんですけど、アニメ版と全然内容が違うんですげえビックリしました。
バサラ大佐とか、普通に仲間になってるし! つーか、いきなりリストカットしてるし!


エム×ゼロ
ハンター信者として、こういうゲームライクな話は好きだなあ。
ルールも、もうちょいアバウトなものかと思ったら意外としっかり作りこまれてますし。
いかんせん、この世界の魔法は出来る事と出来ない事がさっぱり分からないため、何でもありなのは結局変わらないんですけど、それを差し引いてもこの展開はちょっと楽しみです。

「何でオレ選手に選ばれちまったんだろ」
本当に何でなんでしょう?
落ちこぼれというのは伊勢にとって重大なアイデンティティなんですから、特に理由も無く参加させるのはまずい気がします。
折角なら、今週一話使って伊勢兄と兄弟喧嘩する話でも入れ、一念発起して自ら立候補させたりすればいいのに。
なし崩し的にレギュラー化してますけど、ユンボルのニッパーみたいに改心イベントが組まれてるわけでもないんで、依然として彼に対する僕の評価は「生ゴミみたいな屑」ですよ。

ルーシーの助けを借りる気満々な(そして、多分実際に借りてる)九澄
う~ん、ちょっと釈然としないです。
色々と事情があるとはいえ、真面目に頑張ってる一般生徒が可哀想だなあ。
彼ら、自分達とは何の関係も無い柊父と九澄の事情に巻き込まれて、成績を上げる機会を逃してる(場合によっては下がる)わけですから。
ルーシーはあくまで他人だしリスクも無いんで、どうしてもズルくさい印象があるんですよね。
前の試験では、(最後以外)柊父の力は借りずに独力で突破したんで、そういう印象は無かったのですが。
来週辺り九澄が悔しがる相手生徒を見て、やっぱり思い直してルーシーの助力を断ったりすれば、格好良くっていいと思うな。


ラルΩグラド
せ、説明くせー!
ワンピの不死身バトルや、ブリーチの手加減バトルに続いて、説明バトルという新境地に達してます。
何も言わずにバトルを終了させ、終わってから説明させればいいのになあ。
ところで、今週の話を読んでいて妙なデジャ・ヴュを覚えたんですけど、多分遊戯王じゃないかな?
よく覚えてないけど、インセクター羽蛾と戦ってる時とか、
「森に雨が降るから○○で~」
ていう感じに、お前らどんだけイマジネーションが豊富なんだというバトルを繰り広げてたじゃないですか。
「これがこうだから、こうなるよ」
といちいち説明してるのが、今週の展開と被って見えたんだと思います。


ディーグレイマン
それが能力とはいえ、血を飲んで強化しただけの肉体で「想像上最強の肉体」相手にいい感じで渡り合えるって、ジャスデビの想像力はどれだけ貧困なんでしょう? 
しかし、何やってんだかさっぱり分からない事が多いこの漫画のバトルにおいて、あと一本しか小瓶がないという分かりやすい危機的状況を作ったのは評価したいです。


ユンボル
速攻でユンボルが襲いかかってきたり、(経緯は次回以降に語られるだろうけど)ニッパーが男を見せて助けに来たり、やはり熱い展開。
敵勢力に対抗するため、主人公達が大勢で徒党を組もうとするのも新しいです(到着したら屍の山だったりしそうだけど)。
バイスが一人だけで来ちゃったのはちょっと残念ですけど、事前情報でバルがそれ程強くないのは分かってるんだから、それなりに自然な展開ですし。
でも、今回バイスを下したりしたら、ちゃんと数人がかり(出来れば全員)で襲撃して欲しいな。

「悪いな、これもドリルのアニキの命令でよ」
う~ん。ドリルは何をしたいんだろう?
ゲンバー大王を危険に晒したくないなら、最初に会った時仕留めておけよという話ですし、どうも行動がちぐはぐです。

ニッパー頑張る
この作品における最強戦力がユンボル(&ゲンバー大王)である以上、来週逆転されるのは目に見えてますが、それでもこれは素晴らしい。
今週、ニッパーはかなりポップの領域に近づいたと思います。
(来週壊されそうだけど)格好良いロボットに乗っていたり、ビジュアル的に得してるのも良い。
ユンボル面白いなあ。なんか掲載順位低いけど、最近は掲載順があまり当てにならないケースが多いし、これで終わりだとは思いたくないです。


To LOVEる
リトは立派だなあ。さすが主人公。
僕なんか、この状況で助けが入ったら、絶対に逃げた方がいいとは言わないと思いますよ。
下手すると、

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↑こんな感じで、盾にする事すら考えそう。

「えっちぃのは嫌いです」
今週、何かと物議を醸し出してるであろうこのシーン。

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元ネタはまほろまてぃっくなんでしょうが、黒猫の時と違ってあまり叩く気にはならんぜ!
何でだろう……愛の差かなあ?
それにしても、あの作品のラストはわけが分からなかった。何で必要も無く自爆したんだろう?

ラコスポさん合流
あまり長々とラコスポさんとの因縁が続くのもアレですし、ここで潰しちゃうのは良い判断だったと思います。
そして、そこに至るまで、
リトが襲われる → 当然ララ(とザスティン様)が助けに入る → しかし、ラコスポさんはララが傷ついたら困るので止めに来る
という、必然性で繋げられた構成となっているのも憎い。長谷見先生はいい仕事するなあ。
To LOVEるは、エピソード毎にはっきりとした目標が存在するんで、主軸がぶれずにゴールまで一直線の作劇となっているのが良いと思います。

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by ejison2005 | 2007-01-30 04:39 | ジャンプ感想