週間少年ジャンプ 07年04・05合併号 感想 上
ちょっと過ぎたけど、メリークリスマス!
唐突ですが、

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というかですね、クリスマスだというのにジャンプ感想を書いてるという事実に気づいて、思わず自殺したくなってきました。
しかも、うちは弟が中学一年生だから、年齢差の関係上プレゼントをあげないのも体面悪いんで、財布の中身だけは減っていくんだぜ?
とにかくまあ、今年最後のジャンプ感想と参りましょう。


ワンピース
ウォーターセブンともついにお別れか。
長かった……とにかく、長かった……。
到着してからこっち、二年以上経ってますよね。確か。
ウォーターセブン編(CP9編)を総括すると、導入部(CP9の正体バレ)までがすごく面白くって、一年以上も使われた中盤~後半(海列車~CP9との決着)が最悪に近い評価で、終盤(メリーが沈む辺りから現在まで)がまたすごく面白かった感じ。
ストーリーパートが面白くって、アクションパートがあまり面白くない上に長すぎたといい換えても良いですね。
要するに、いつものワンピース。
漫画をカルピスの原液に例えると、ワンピって水を入れすぎなんですよね。
週間連載という過酷な環境などを考慮すると、時には水を入れなければならない(話を練るために時間稼ぎが必要)のは理解できますが、それにしたって入れすぎ。
例えば、今回のお話でいうとメインはロビンを救うためにエニエス・ロビーで大暴れするところなんですから、海列車の攻防とか本気で不要なんですよ(結局、フランキー&ロビンが連れてかれて状況何も変わってないし)。
あそこの部分をバッサリ省略して、
CP9は先んじて海列車でエニエス・ロビーへ到着した → ルフィ達ももうひとつの海列車でそれを追い、エニエス・ロビーへ強襲をかけた
という流れにするだけで、かなり印象は変わってたと思います。

名前決定! その名はサウザンドサニー号!
語呂が良く、ワンピらしいドキドキ感のあるネーミングですが、ライオンをスポイルしちゃったのはいいのかなあ……?
船首がライオンであるのは、この船にとって割と重要なアイデンティティだと思うのですが。
しかしまあ、ものすごく率直な表現をすると多分ライオンを絡め、それでいて良いネーミングというのが思いつかなかったんでしょうね。
僕も、ライオンだと全然思いつかない。かろうじて思いつくのは、『ライジングレオ号』とかだけど厨臭すぎて世界観にそぐわないですし。
キャラ(この場合は船だけど)の名前って、地味に重要な要素ですよね。
作中最強キャラに、『木の葉の黄色い閃光』なんてダサダサな異名をつけちゃった岸本先生は、地味に後悔してると思う。

スモーカー准将
イメチェンしたスモーカーさんの背中に背負ってる大剣的な物体を見て、何故か斬の絶山さんを思い出しました。
スモーカーさんも、
「無念……」
とか言いながら、かませ犬になったりするのかな?
真面目な話として、この人すごくかませ犬にしやすい立場にいるんですよねえ。
新シリーズの敵キャラの強さを表す指針として、
「あ、あのスモーカーがやられたって!?」
とか、普通にありそう。
昇進とかしてるのは、それに向けた前振りとか。上げて上げて落とすのが基本ですし。
バキのアライジュニアを思い出してくれると、僕が何をいいたいかお分かり頂けるかと思います。


ナルト
「こっちは任せて!」「頼んだよ!」
と力強く言い放った、イノとチョージ今週の活躍をダイジェストでどうぞ。

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つまりこれは、
「こっちは(驚き要員は)任せて!」「(驚き要員は僕達が担当するから)頼んだよ!」
という事でしょうか?
わざわざ飛段さんを連れてかなくても、手が空いてるこの二人で、(例えばチョージの術とかで)飛段さんを細切れにしちゃえばカカシ先生の負担はかなり減ると思うんだ。

「初代火影をな」
この台詞の後、心臓の秘密とか自分が決して不老不死ではない事を語り続ける角都さんですが、何が彼をここまで駆り立てるんでしょう? ナイス紳士。
そして、心臓だけ取り替えても脳は取り替えられないんだから、そのうち脳死するんじゃ……というよりも、すでに棺桶へ片足突っ込んでる気がします。
戦ってる最中、脳が寿命を迎えてご臨終したりして。

その頃のシカマル&飛段さん
まあ、誰もが思う事ですし一応僕もつっこんどきますが、その大量の起爆札はどこから取り出したのかと。
いやまあ、展開から考えるに入ってくる部分を除いてあらかじめ起爆札は仕掛けてあり、今週シカマルが仕掛けた起爆札は入り口を塞ぐためのものなんでしょうけど、それならそれで起爆札の密集地帯に二人で入るシーンを入れてくれないと、分かりづらいです。
もしかしたら、本当に今週影縛りの術を使ってられる短時間で仕掛けちゃったのかもしれないですけど。
そして、

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↑このシーンが、

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こういうニュアンスに見えた僕は、かなりいい感じで酒が頭に回ってると思います。
でも、

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↑このシーンとか、かなりアレじゃないですか?
シカマルの情けないポーズがポイント。

シカマルのトリック
う~ん……。
つまり、カカシ先生は、
「終わりだ」
とか言ってたくせに何故か角都さんが生きてる事を前提にした行動をとっており、シカマルは作品世界最強忍者の一人である、飛段さんですら見切れない程の超絶テクニックでカプセルの血を武器に付着させたという事でしょうか?
えー!? どうなんだろう、それ……。
カカシ先生の行動は念には念を入れたんだと一生懸命に脳内補完しても、シカマルの方は矛盾ばっかりでどうしょうもないです。
そもそも、飛段さんは普通にシカマルを刺せばそれで終わりですし。
本当に、飛段さん&角都さん登場以降のナルトはひどいなあ。


ブリーチ
またか……また手加減バトルなのか……。
何かもう、To LOVEるとパンツみたいな関係だ。
手加減しないブリーチなんて、ブリーチじゃない感じ。
今回のお話で、唯一評価できるのは石田がペッシェの能力を積極的に活用しようとした事ですね(前回、敵が転んでた時に射れよとは思いましたが)。
というか、ペッシェの能力って摩擦係数のゼロ化と考えていいわけだから、実は極悪非道な能力ですよ。
ぶっちゃけ、あの液体を全身にまとえば鏡花水月では(卍解したり鬼道を使ったりすれば分からんけど)傷ひとつ付けられないですし。
唯一の弱点は、足の裏を攻撃される事に弱い(足の裏に塗ると自分が立てない)事なんですが、ひっくり返して足の裏をさらけ出させる手段の無い愛染さんには無問題です。
僕もジョジョ紳士の例に漏れず、オリジナルスタンドを考えた事があるのですが、それがまさに物体の摩擦係数を操る能力だったんで、妙な親近感がある。


アイシールド
今年最後だからちょっとぶっちゃけますが、僕がジャンプの中で感想を書きづらいのは銀魂・ボーボボ・ペンギン・もて王・ジャガーさん・アイシールドだったりします。
ギャグ漫画陣に関しては、基本的にギャグ漫画の感想は書きづらいものだから仕方が無いとして、アイシールドの場合は一話一話で山場を作っていくというよりも(十分一話毎に山場を作ってるけど)ひとつの試合の中で山場がいくつもあって、それを少しづつ切り取っていくという感じで作劇されてる印象があり、一話毎だと感想が書きづらいんですよね。
ひとつの試合が終わる度に、総括としてここの狙いが良くて~みたいな感じだと書きやすいと思うのですが。
特にツッコミ所も見当たらないんで、本当に面白かったとしか書きようが無い。
もうひとつ書きづらいポイントがあるとすれば、スポーツ漫画の宿命か大ゴマを多用する傾向にあり、台詞も少ない事ですね。
要するに、漫画としての情報量が少ないという事なので、必然的に書ける内容が限られてきます。
さて、ここまで長々と書いてきて僕が何をいいたいのかというと……。
面白かった。良かった。 ← まさに無能


銀魂
このしゃくれ顔だと、高橋名人というよりも最強伝説黒沢に見えるんだけど、僕だけかな?
クッキングパパでも可。
それはそうとして、近藤さんがギャルゲーを遊んでるのは何か違うと思いました。
そういうのは、どちらかというと新八の領分だと思ってたんですけど……。
ここまで、近藤さんがギャルゲーを遊んでる伏線なんて一切無かったから唐突な印象を受けますし。
でもこれ、受け取り方によっては、近藤さんはものすごくレベルの高い隠れオタクだったと考える事も出来るかも。


クロスエポック ドラゴンボール×ワンピース (特別企画)
試みとしては面白かったんですけど、どうにもこうにも内容が薄すぎるのが残念。
実際、このお話って、
皆で神龍の所に向かってたら、悪者が出てきたので倒した
という一行でまとめられてしまいますし。
超こち亀でドラゴンボールがコラボした時みたいに、充実した内容を期待してただけにちょっとしょんぼりしちゃいました(´・ω・`)
というか、巻頭のカラーページで、

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作業票があったんだけど、この内容でネームに二年は、いくら何でも時間を使いすぎな気がします。
実際は、途中で企画が頓挫してたんでしょうけど。
しかし、各キャラの配置にはかなり絶妙なものを感じました。
特に、ベジータの秘書がロビンというのは良かった。


リボーン
色々と置いといて、ヒバリが何の工夫もなく根性だけで毒に耐え抜いちゃったっぽいというのがとにかく残念です。
この戦いで面白みがあるのは、いかにしてツナが敵の守護者達の行動を阻みつつ味方の守護者を解放するかという部分なのに、ご都合主義でそれをスポイルしちゃったのが勿体無い感じ。


ユンボル
二つほど納得いかない展開はありましたが、総合的に見て普通に面白いですよ。
早々にライバルキャラも出てきましたし、話を前へ前へと進めようとしてるのが好印象です。
やっぱり、グダグダやってみかんを食らったのが、効いてるんだろうなあ。
どうでもいいけど、これから旅とかするならリベット姫は軽装すぎると思います。

逃げちゃったボリング
納得いかない展開その1。
危険人物なんだし、自分達の情報を敵に喋られるかもしれないんだから、しっかりとふん縛るなり何なりとアフターケアしろよという感じです。
できるなら、物語を発展させていくのに、こういう無駄なところから派生させていくのはやめて欲しいものです。

「それは、人間の気力をもって形状を変える特殊合金――」
納得のいかない展開その2。
というよりも、やっちゃった感のある展開といった方が正しいかも。
主人公の精神力や気力が影響する武器って、最強の免罪符を手に入れたようなもんですからねえ。
精神力や気力っていうのは、抽象的で実感しにくいパラメーターですんで、よっぽど上手くやらないとどうしてもご都合主義的になっちゃいますから。

ライバル登場
ここは、素直に良いと感じたシーン。
はっきりいって、ボリングのした事は改心したからと言われて、はいそうですかと許せるものではないからお話的に何らかの報いを与える必要がありますし、ライバルキャラを印象づける役にも立っていてナイス。

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by ejison2005 | 2006-12-27 00:53 | ジャンプ感想 | Comments(2)
Commented by 総帥 at 2006-12-28 01:04 x
>ナルト
アスマですら傷を負うほどの攻撃を繰り出す飛段相手にシカマル程度がそんな超絶テクが出来るとは思えないなぁ。
ってか心臓より脳を集めておいた方がいい気がする今日この頃w

>ブリーチ
今週もブリーチはくそみそな結果に終わったのであった。

日に日にジャンプ酷くなっていくなぁ。。。
Commented by ejison2005 at 2006-12-28 01:09
>>総帥さん
五分以内にレスを返してみせるぜ!

>ナルト
シカマルはどんだけ強いんだよw
という話になるんですよね……。
どちらかというと、脳(原作)は岸本先生に集めた方がうわ何をする畜生連れて行かれ(ry

>ブリーチ
一生に一度くらい、手加減しないブリーチをみたいです。
というか、ギャグは面白いんだからギャグ漫画家を目指せばよかったのに。

>酷くなってくジャンプ
とにもかくにも、有能な新人の確保が先決ですね。
でも、有能な新人はジャンプ式の作家囲いを嫌って離れてっちゃうからなあ。