戦国ランス レビュー
今までも、ジャンプ感想の前置きとかでちょこちょこ書いてるんだけど、僕はたま~にエッチなゲームも遊びます。
初めて出会ったエロゲーは十九歳になり、自分のパソコンを手に入れた夏のある日、目を血走らせて中古のエロゲーを売ってるお店(管理人は田舎住まいなので、新品を売ってる店はありません)で物色し、ふと目にとまって購入した『大悪司』というアリスソフトの作品でした。
そして、これがまあ非常に面白かった!
基本は戦略シミュレーションなんですけど、プレイヤーがついてこれないという事がない様ゲームシステムはシンプルにまとめられており、キャラも魅力的なのがそろってます。あと、エロイ。
で、その大悪司は『鬼畜王ランス』という作品が前身として存在し、03年には同じ系統の作品として『大番長』が発売。
その後、06年12月15日……つまりこないだ、アリスソフトの戦略シミュレーションは一週回って再びランスシリーズの作品となり戦国ランスが発売されました。
僕ももちろん購入したので、今日はそのレビューを書くよ~。


さて、このゲームの見所は、何をおいても『ゲームとして面白い』事にあるでしょう。
基本は『信長の野望』を思わせる国取りゲームなのですが、開墾や治水など内政面だけでも複雑な要素の多い信長の野望と違い、本作はストーリー上そういったややこしい事は脇役がやってくれてるので、主人公ランス(つまりプレイヤー)は、
「内政しろー!」
と命じて部下を働かせれば、サクッと国力を上げてくれます。
今回の主題は『面白おかしく国取りしていこう』というところにあるので、これはプレイヤーにわずらわしい思いをさせず、かつ、
「いや、俺は信長の野望とかでも国取りより内政をしてる方が楽しかったんだ!」
というプレイヤーのニーズにもある程度は応えていて、なかなかいい感じです。
そして、メインの合戦ですが……完璧といっていいんじゃないかな?
シミュレーションと謳ってはいますが、その戦闘システムはどちらかというRPGの流れを汲んでおり、敵味方とも前列三マス×後列三マスで、

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ウィザードリィシリーズを思わせる戦闘を展開します。
マスは武将一人につきひとつを占有でき、武将はそれぞれ、
高い攻撃力を誇る戦力の要『侍』
ガードを行って味方を援護防御でき、数が減っても安値で人員を補充できる『足軽』
回復を行える『巫女』
機動力を生かして前列後列関係なく敵を攻撃できる『騎馬』
最強の攻撃力を誇るが行動回数が少なく、前列からしか攻撃できない『鉄砲』
攻撃力は低いものの、遠距離攻撃が行える『弓兵』
素早く行動でき、手裏剣で相手の特殊技を妨害したり暗殺で一撃必殺を狙える『忍者』
足軽のガードを無効化したりなど、キャンセル技の冴える『僧兵』
戦闘中に味方の能力を増したり、相手の能力を低下させられる『軍師』
一度だけ相手の攻撃を完全無効化する防御式神を味方に付与したりできる『陰陽』
などの兵種(他にも特殊な兵種が存在する)からなる軍勢を従えており、固有の能力などを駆使しながら、相手の軍隊を駆逐するために戦います。
この兵種の組み合わせを考えるのはかなり熱く、例えば足軽を増やせば防御力は高くなりますが決定打に不足しますし、攻撃力を重視して前列全てに侍を置いたりすると、敵の攻撃を受けた際にガンガン兵士の数が減っていき、兵員補充する時にお金がかかってヒイヒイ言うはめになります。
特に足軽の使い道は重要で、このゲームは武将の率いる軍勢を増やすのにも、敵の攻撃で減った兵士を補充するのにもお金がかかり、レアな兵種ほど必要な金が多くなるので、防御力が高く、捨て値で兵員補充できる足軽でいかに他兵種を守りきるかがポイントとなります。
また、足軽は特に防衛線でその威力を発揮し、ぶっちゃけ六マス全部足軽で埋めてガードし続けていれば、よっぽどの兵力差(三倍以上は必要だと思う)がない限り土地を奪われる心配はありません。
ただし、その足軽ガードも絶対無敵というわけではなく、僧兵でガードを無効化された後に侍や鉄砲で攻撃されると壊滅的打撃を受けたりするので、ちゃんと斥候を放って相手の兵種を調べるのが肝要ですね。

従来までのシリーズとの変更点を述べると、大悪司や大番長では手に入れた領土に人員を配置しないと治安が悪化したり税収が滞ったりしましたし、攻め込む土地へ隣接した土地にキャラを配置しないと戦いに参加できなかったりしてました。
ですが、本作はそのシステムを廃止し、武将は自国の領土内なら自由自在に出没できる様になっております。治安が悪化したり、税収が滞ったりもしない。
さらに、今までは特別なキャラを除いて忠誠度が存在し、時間が経つとそれがドンドン減っていき、見限られると出奔されたりする上に、回復させるためには行動を消費して特別ボーナスを与えたりしなければならず、プレイヤーを悩ませていました。
しかし、今回は放っておいても忠誠度が下がったりはしないので、ストレス無くゲームを進行させていけます。
ちなみに、忠誠度を増やすと能力を上げられるので、可能なら上げといた方がいいです。
今までみたいに強制的に維持させられるのではなく、気が向いたら(手が空いたら)好感度を上げればいいというのは、気楽で良いですね。
そしてこれは、個人的に最も気に入った変更点なんですけど、今までは各キャラ毎に行動回数というのが設定されており、0になると行動できなくなる上に毎ターン一回分しか回復せず、あまり積極的に戦闘へ参加させられない上に、負傷した時は数ターン休息させないとHPが回復しませんでした。
が、本作だと行動回数は毎ターン初めに完全回復しますし、HP(というか武将が率いる軍勢の兵員数)もお金はかかるけど、全武将分完全回復可能です。
要するに、大悪司や大番長でキャラを出し惜しみする理由になってたシステムが撤廃され、思う存分活躍させられる様になってるわけですね。

そして、エロゲーで大事なのは魅力的なキャラが存在するかどうかなのですが、さすがは老舗のアリスソフトというべきか、その辺も難なくクリアしています。
このゲームは、捕虜にしたりなどで大半の敵キャラを自軍に引き入れられるんですけど、どの勢力も、思わず味方に引き入れたくなるくらい良いキャラが揃っていますよ。
これって、非常に大事な事ですよね。
どんなにゲームとして面白く作られていても、戦う相手がステロタイプな悪党とかばっかりだと、遊ぶ気が失せますし。
僕が気に入ったのは、なんか自軍が収めている京都で勝手に新撰組ごっこをやらかしてるハニーというモンスター達の中に混ざってる沖田のぞみちゃんですね。

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↑の画像を見て頂ければ分かる通り、なんというか様々な要素がごちゃ混ぜになって混沌となっているんですけど、戦う度にいちいち吐血して苦しむ姿が萌える。
周りのハニー達も、自分達は参戦せずに、
「血を吐いて苦しんでる少女、萌え~」
「吐血って格好いいなあ」
とか言って、観戦してますし。
個人的に、それは全くの同意見で、実際にそういう症例で苦しんでる人に対しては不謹慎極まりない話ですが、吐血ってある種の浪漫があると思う。
僕も一生に一度くらいは(リスクと苦痛がないなら)血を吐いたりしつつ、
「ぐふ(吐血)……問題ない、心配するな」
とか言ってみたい。
まあ、僕がやると、

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↑これが関の山だと思いますけど。
キャラといえば、主人公のランスはまさに外道という感じで、普通にレイプとかしようとするんで受け入れないという人は多いかも知れません。
僕個人の意見を述べると、酷い行いだと分かった上でギャグ的に処理されてますし、行き過ぎた時には周りが諫めたりしてランスも反省するので、そんなに気にはなりませんでしたけど。

最後に、エロゲーなんだから一応エッチシーンについても触れておきますけど、テキストは正直いって実用に耐えるものではありませんが、CGの枚数は多いし、色々なシチュがあるんでまあ良いんじゃないですかね?
僕はエロゲー戦士としてはかなりレベルが低いので、その辺は良く分からないや。

あと、攻略中のプレイメモとかはミクシィの方へ書いてくつもりなんで、興味のある方はそちらも参照してやって下さい。

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by ejison2005 | 2006-12-21 02:15 | ゲーム | Comments(0)