超こち亀 感想
非常に今更な話ですが、超こち亀を買いました。
さすが地方の本屋。流行の2手3手後を行っています。
折角なので、軽~く感想をば。
コラボ漫画は全部感想を書くけど、1Pゲスト原稿は気に入ったものだけでいこうと思います。
基準としては、笑えるものですね。
こち亀はギャグ漫画ですので、やっぱり笑えるものだといい感じですから。
あとは、両さんをちゃんと讃えている事でしょうか。
この場は両さんを労うためにあるわけですから、(秋元先生と同期かそれ以上の経歴持ちならまだしも)ゲストの漫画キャラが両さんを酷い目にあわせている作品などは、読んでてあまりいい気がしませんでした。
特に、讃えるべき対象をバケモノ呼ばわりしてる岸本先生とか意味不明の理屈で部長をしばいた森本梢子先生は、もうちょっと空気を読んでください。
個人的には、ゲスト漫画のキャラが両さんによって理不尽な不幸に見舞われている作品が、両さんのキャラ特製も生かせててグッド。


こち亀×ゴルゴ13
じつは、ゴルゴ13って全然読んだ事が無かったりします。
いつか読もう、いつか読もうとは思っているものの、巻数の多さに尻込み状態。
男塾や北斗の拳もほとんど読んだ事が無いんだけど、いつか読まなきゃなあ。
たしか、ゴルゴ13の方が微妙に先輩だったかな?
構成的には、両さんとゴルゴのキャラ特製を可能な限り活用したドタバタチェイスで中盤は面白かったんですけど、ラスト2ページがそれまでの追跡劇と何も関係なく、オチでぎりぎり繋げる形だったのがちょっと残念でした。
ところで、ゴルゴって予備のライフル持ってるのかな? リボルバー拳銃しか持ってなかった気がするんですけど。
まあ、ゴルゴならどんな銃でもいけそうなイメージありますが。


『鋼の錬金術師』荒川弘先生のゲスト原稿
途中までは何て事も無く、
「へえ~、あの世界の錬金術師にはそんな設定があったのか」
とか思いながら読んでたのですが、オチがちょっと良かったです。
ハガレンテイストも失わず、両さんのキャラ特製も損なわずで手堅い仕事。
背景でちっちゃくアルがボケてるのも、ポイント高いです。
いや、おまわりさんは目の前の人物だから。


両津勘吉VSルパン三世
ルパンも漫画版は読んだ事ないな~。
アニメスペシャルは毎年見てるけど、近年は劣化していく一方ですねえ。
ちなみに、『炎の記憶~TOKYO CRISIS~』が歴代作の中で一番好きです。
で、本編の感想なんですけど……正直いって、ちょっと厳しいかな。
オチはちょっと意外だったけど、それまでのプロセスに説得力が無いんですよね。
最初のコスプレした人たちが来場してるシーンとか、いやいや入れるなよという話ですし。
トリック系のオチを使うのなら、そこら辺はこだわって欲しかった。


『BLEACH』久保帯人先生のゲスト原稿
パーフェクトというかマーベラスというか、そんな感じ。
1Pゲスト原稿の中では、一番面白かったです。
久保先生は、ギャグを描く力量においては現在の漫画家の中でもトップクラスだと思うのですが、いかがでしょうか?

「それじゃあ…次はこっちからいくぜ…」
何故この二人が決闘しているのか、そもそも「次は」という事は両さんってば天鎖斬月に耐え抜いたのか? 意味が全く分かりませんが、テンポが良いので全く気になりません。

「卍解」(ジャゴッ)
決闘だからごく普通に拳銃構えてるだけなのに、それがギャグとして成立してるのがすごい。
ここ、何が面白いのか正直いって良く分からないのですけど、多分バトル漫画の住人である一護が拳銃を『自分に対して殺傷能力のある武器』として認識し、ギャグ漫画の住人がバトル漫画の住人を武力で脅すという逆転の状態になってるのが良かったのかな?
その後のやり取りもナイス。


『テニスの王子様』許斐剛先生のゲスト原稿
この場においてペースを握るべき存在である両さんがペースを握られてるし、小僧呼ばわりされてるんで普通なら不快に思ってもいいんだけど、何故かそんな気がしませんでした。
単に僕がテニス贔屓なのが原因なのかな~とも思うんだけど、そればっかりじゃない気もするんですよね~。
多分、テニスの持ち味を殺さない範囲で最低限に両さんを立てているのが良かったのかな。
今回、両さんはイニシアティブを握られてる立場だけど、別に試合の結果が決まったわけでもないし、
「クソッ、何だコイツら! 本当に中学生かよ!?」
と、やっぱそうだよねという読者の共感を呼ぶツッコミも入れてますしね。
それにしても、こういうのを見ると本当にテニスはギャグ漫画なんだと思い知らされます。
両さんに続く真田は、何故ガンたれているのか? そのゴゴゴという書き文字は何なのか? 小僧ってアンタ……など存在自体がギャグと化してますからね。
事前に、両さんの台詞で彼が中学生である事を思い出させられてるのもポイント。


こち亀×キン肉マン
キン肉マンはちゃんと全巻読んでるよ~。

「悪行超人と死のバトルを繰り広げているあのスーパーヒーローのか!?」
ここのコマ、後にアタルの仲間となって戦ったザ・ニンジャやアシュラマンまで一緒に倒れてるんだけど、いいのかなあ。
ブロッケンジュニアは、ちゃっかり正義超人陣営にいるのに。

なんかもう、ここぞとばかりに締め上げられてるウォーズマン
ひでえ(笑)。でもウォーズマンらしい。
知っての通り、ウォーズマンは体内にリングを作られちゃったり、ひたすらかませ犬になったりと異常に扱いの悪いネタキャラ超人なんですけど、こういうネタをやるって事はゆで先生自覚してたんだなあ……。

派出所の面々に取り押さえられてる正義超人の面々
極めて正しい両さんの扱い方。
こういう理不尽なパワーこそが、両さんの持ち味ですしね。
ただ単に持ち上げてるだけではなく、両さんらによって締め上げられている事がギャグとして成立してる事も良い。
特に、麗子にパロ・スペシャルをかけられているウォーズマンとちゃっかり難を逃れているロビンマスクが、実にこの師弟らしくって僕はもう。


こち亀×ドラゴンボール
前に一度こち亀が最終回を迎えた際、ドラゴンボールの世界に転属させられたネタを拾ってきてるんですけど、鳥山先生的にもあれは鮮烈な出来事だったんだなあ。

フリーザ様の相方を務めている下っ端の人
この人、たしかナメック星編でちょこちょこと下っ端なりに仕事をこなしてたような気がします。
最期は、治療中のベジータに殺されたんだったかな。
正直いって、ザーボンさんもドドリアさんもツッコミ役としては扱いづらいし、ギニュー特戦隊はこの短いページだと濃すぎるしなので、上手いところからキャラを拾ってきたなという感じです。

「ギャグだ!!! あ、あいつはギャグ漫画の人間だ……!!!」
秀逸なギャグ。
やってるのが、フリーザ様だというのもポイント。
これがセルや魔人ブウだったら、きっとここまで笑えなかったと思います。
でも最近は、バトル漫画の人間も超再生能力を有してるんですよ。
ワンピとかワンピとかブリーチとか。


『HUNTER×HUNTER』富樫先生のゲスト原稿
頼むから仕事してください……富樫先生……。
それはそうとして、この図は確かに暴虐の王誕生だと思う。


こち亀×ジャガーさん×ボーボボ×もて王×メゾペン
これはジャンプ本誌にも掲載されてて、その時にも感想は書いたんですけど、やっぱり各漫画の特性を生かしきれてないな~という感じ。
そもそも、同じギャグ漫画でも5作品とも笑いの質は違うんだから、無理矢理にまとめようとしても無理がありますよね。
特に、机にペンギンが置かれてるだけのメゾペンなんて存在意義が見出せないんですけど……?

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by ejison2005 | 2006-11-09 01:02 | ジャンプ感想