BLOOD+ 第49話「二人の女王」
今週も紳士的に、リリカルマジカル頑張ろうと思います。
負けるな俺! ファイトだ俺! 今日を乗り切れば最終回だ!


アバン
何という事でしょう、イギリス編では特殊部隊でも歯が立たなかった雑魚翼手が、今週は拳銃一丁で屠られています。
これは当然、スタッフのダメージ描写がなっていないからではありません。
僕が思うに、この拳銃を撃っているボディーガードたちは「気」を操る術を体得しているのではないでしょうか?
先週のアンシェルが見せた謎ビームで分かるとおり、この世界には吸血鬼とかそういう要素とは無関係の超常的な力が存在するのは間違いありません。
ハンター×ハンターでメルエムに食われてしまった東ゴルドー共和国の軍人さんが念能力者だったように、このボディーガードさんたちも何らかの特殊な能力者なのでしょう。
なにせアメリカ政府要人の護衛ですから、そのくらいの使い手であっても不思議はありませんね!
意外と達人級の使い手が多いという設定的な懐の深さも垣間見れる、優れた描写です。
また、このシーンはアルジャーノさんが見捨てられたように思われそうですが、もはやこの劇場はどこが安全かも分からぬ危険地帯である事を忘れてはいけません。
アメリカ政府の偉い人は、危険の分散のためにこのような指示を出したのです。
それもこれも、アルジャーノさんの力を信じ、彼ならきっと生き残れると思っているからでしょう。
わずかなやり取りで、二人の友情の深さを表しているわけですね。


対峙
何という事でしょう、最終決戦だというのに主人公が普通に論破されています。
それもこれも、ディーバが人様に迷惑をかけまくりなのが原因で殺しに来ているのに、話を種族間の問題にまで発展させてる事に問題があるでしょう。
ぶっちゃけ、
「いや、人間と翼手がどうとかは置いといてお前は人を殺しすぎだし。自分が不幸だからといって、他人の不幸を望むな。己を変え、幸福を掴む努力をしろ」
で議論は終了してしまいますからね(初代ジョエルへの復讐は終えてるし)。
しかし、よく考えれば小夜は永遠のティーンエイジャー。視野が狭く、何かとポエミーなお年頃です。
おそらくこのシーンは、そういった点を描写しているのではないでしょうか。
つーか、個人的にいがみ合ってるのが原因で殺し合ってるくせに世界規模で話すな厨臭い。


「シュバリエを殺すには首を刎ねるか、全てを燃やし尽くすかだったな」
そんなの初耳ですし、ロシア編で「殺せないから」という理由でコンクリ詰めにされてた雑魚翼手は何だったのかという話になりますが、これはおそらく雑魚翼手とシュバリエとの性質の違いを描写しているのでしょう。
拳銃に例えると、単純な構造のリボルバーの方が、複雑な構造のオートマチックより頑丈で壊れにくいのと同じです。
シュバリエは色々な特殊能力を持っている分、生命力の一点においてだけは雑魚翼手より劣っているのでしょう。
全部脳内保管ですが、細かい事を気にしてはいけません。


「そんな事では死なんよ、お前も私も」
前に高いところから落ちればシュバリエでも死ぬといっていたソロモンの立場がありませんが、おそらくこれはアンシェルのはったりに違いありません。
実に高度な頭脳戦ですね。


カミナリ直撃
コントのようなタイミングでカミナリが発生したのでご都合主義だと思われそうですが、おそらくこれこそがハジの隠された能力に違いありません。
そう、アンシェルが謎ビームを出せるように、ハジもウェザー・リポートを限定的に会得していたのです。
思えば、設定上は最強の力を持っていてもおかしくはないくせにハジは今まで弱すぎました。
おそらくは、雨の日にしかカミナリを呼べないのが原因だったのでしょう。
まったく、この作品の根底を流れる設定の複雑さには脱帽ですね。


決着
あれだけ圧倒的な実力差があったというのに、普通に相討ちへと持ち込んでしまいました。
しかも、あれだけ眠たがってたくせに決戦時に限って小夜は超元気です。
ちょっと紳士感想は置いておいて真面目な話をしますけど、落としどころとしては悪くないのに、何でこうも過程を無視するんですかね。
これが、戦いながら語り合う内に双方相手の心情を理解して心中めいた刺し合いをしたとかなら分かりますが、特にそういう事も無く普通に戦った結果ですし。
ネイサンも、自分が小夜&ディーバの母親に仕えていた事を話して残りの人生を謳歌すればよかったのにね。別に敵対する理由も無さそうだし。
それにしても、最後の最後まで小夜が実力で倒した敵幹部はいないって逆にすごいです。

というわけで、いよいよ次週最終回。
一年か……きつかったなあ。特に後半の2クール。

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by ejison2005 | 2006-09-23 22:23