BLOOD+ 第35話「希望のない明日」
インサイド・マンを見て来ましたよ~。
いや、面白かった。
文句をつけるとすれば、ラストがややアッサリ終わっているくらいでしょうか?
でも、あれはあれで個性だよなあ。
うん、文句のつけようがないです。
この映画の素晴らしい所は銀行強盗主犯が単なる悪人ではなく、己の美学を貫くある種の格好良さを持っている事でしょう。
こういう2面性は、キャラを深めますからね。
いや本当に格好良かった。面白かった。
では、せっかくのテンションが下がる事は間違いないですが、今さら止めちゃうのもアレですし恒例のBLOOD+感想と参りましょう。


「他に希望は無い」
いや、何を今更?
本気で、
「何を言ってるかなこの人達?」
状態なんですけど。
そんな、全ての視聴者が分かりきってた答えに辿り着くまでに、アナタ方は一年も到達できないでいたのかと。
しかも、決行を思いつくのは街灯で流してたプロモにムカついたからですかそうですか。
こういった展開の何が不味いかを簡単に説明すると、

f0029827_210214.jpg

つまり、こういう事です。
上の画像は、漫画家の立場から見た場合ですがアニメでも同じでしょう。
シフの立場になって考えてみると、1年間も(時間が経てば経つほど自分たちの命が危ういのに!)手をこまねいているなど絶対にありえません。
勝てないかもしれないけど、何もしないでいたら確実に死にますから。
だから、僕も赤い盾崩壊の時にシフが乱入してくると推理していたわけですし。
このアニメは、キャラの視点に立つという事が致命的に不足していますね。
今だに小夜のキャラが立っていないのも、その辺に起因しているのでしょう。


何か急にシャッキリしちゃったデビットさん
はい、キャラの立場に立っていない例その2です。
ついこないだまで酒に溺れてた人間が、よくもアッサリと立ち直ったものですね。
こういう所から、
「キャラが話を作るのではなく、話に合わせてキャラが動く」
という問題が生まれてくるのだと思います。


「小夜、少し休んだらどうです?」→「あの歌が頭から離れないの」
一瞬、チェロ兄さんの演奏がうるさくて寝付けないのかと思ったのはここだけの秘密。
でも、実際そんな事されたらとても寝ていられないと思うんだ。
結論:今更だけどチェロ兄さんは空気が読めてない。
まあ、チェロ弾くのは彼のアイデンティティですから。


シフVSコープスコーズ
自分達を生み出した組織から逃げ出した人造人間達が、自分達を元に改良された人造人間に駆り立てられるエピソードという事で、ダークエンジェルを思い出しました。
考えてみれば、現存する3つの戦力のうちでもシフは弱小勢力なので小夜はともかくとしてディーバ側が本気になったらサクッと狩られちゃう運命なんですよね。
だから、不意を討ってディーバに襲い掛かれば良かったのに。
結局、この人達は第3勢力としての役割を何ら果たせないままフェードアウトしちゃうのか……。
彼らがやった事って、話が進むのを遅らせた事くらいなんじゃ?
やっぱり、第3勢力やるならある程度の戦力がないと駄目みたいですね。
もうちょっと、3すくみで迂闊に手を出せない緊迫感とかを見せられるよう頑張って欲しかったです。


散り逝くシフ
無限の時が鼓動を止め(基本的には吸血鬼だから)、
人は音も無く炎上する……(何故か燃えてるし)。
誰一人気付く者も無く(人知れず死んでるから)、
世界を外れ紅世の炎に包まれる……(何故か燃えてるし)。
うん、茶化すシーンじゃないのは分かってます。
分かってるんだけど、いかんせん思い入れのしようもないキャラの死で感動演出されてもな~、とついつい反発しちゃうのです。


「こんな危険な存在を、野放しには出来まい」
一年もほったらかしにしといて、今更何を言ってるのかと小一時間(ry


共同戦線を拒否する小夜
ああ、これはお馬鹿さんな選択肢ですけど、小夜の立場的には有りだと思います。
ここに至るまでの経緯が経緯ですので、手放しに賞賛する事は出来ませんが。
その後に助けに行くのも、久々に主人公らしい行動が見れて良かったですし。

[PR]
by ejison2005 | 2006-06-17 21:13