劇場版 蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- Cadenza 感想
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 終わったなあ……。

 いや、小学生並の感想で誠に申し訳ないのですがこれが見終わっての正直なファーストインプレッションでしたね。なんやかんやで続編匂わせるんだろうとばかり思ってたので、ものすごく意外であった。

 しかしながら、そういった欲望を切り捨てたおかげで作品としての完成度はぐーんと高くなっているので素晴らしい思い切りの良さであったと思う。

 特徴的なのは作品全体を通してイオナの自己確立がテーマとなっており、彼女が己の存在について悩んでいる時は常時ピンチで、吹っ切ってからは一気にクライマックスへと雪崩れ込んでいることでしょう。

 紛れもなく、劇場版アルペジオはイオナの物語であった。


 前半における圧倒的に物資が足りない中での生徒会戦(こいつら大体いつも弾薬ねーよな)も面白かったですが、物語としての山場はやはり窮地に陥る主人公らのもとに続々と仲間らが駆けつけるシーンですね。

 シチュエーションとしての熱さもさることながら、それによってイオナが再起するきっかけを与えられている。エンタメ性と物語の要求事項とが見事に結実した名イベントであったと思います。

 その上で、まさかのドリル重巡と化したタカオちゃんUCやツッコミ不在で画面内に収まり続けるコンゴウピアノのなんか怖くね感など、きっちりオチもそえているのが心憎い。
 キリクマに至っちゃ、存在そのものがもはやギャグだしなw


 そして映像的に最も見所があったのは、やはり最終決戦たるムサシ対スーパーイオナ神ゴッドなわけですが……。

 これを見ながら、「またアルペジオコラボしてくれ! 資源各五万消費していいから使わせてくれえええ!」と思っていた提督はきっと俺だけじゃないはずだw

 もうこの段階になるとビームに次ぐビームで何やってんだかよく分からないことになってたけど、超弩級戦艦同士の殴り合いに相応しい迫力であったと思います。


 そんなわけで簡潔な感想となりますが、アニメ版アルペジオの締めとして文句の付けようがない名作に仕上がったと思います。原作とも全く異なるストーリーということで、アニメから入って原作の物語を読むという楽しさが存在するのも嬉しいですね。

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by ejison2005 | 2015-10-29 19:24 | アニメ | Comments(0)