艦これアニメ感想 1
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 どんなファントムルージュでもかかってくるがいい……!

 そんな気持ちで視聴した本編ですが、思っていた以上に全然面白く、まずはほっと一安心といったところ。同じ思いの提督も多いことだろう。

 何せ、花田先生だからなー。まだまだ油断はできない。「大事なライブ(作戦)の前だけど意地でも風邪をひいて見せるぜ!」と言わんばかりに謎階段ダッシュとか、やらかさんとも限らん。あれ、あの子を推しメンにしてた人はどういう気持ちだったんだろうか?

 これが三条先生や小林先生だったら、巨匠演出にでも当たらない限りはまず安心して見てられるんだけどね。マッハは犠牲の犠牲になったのだ……。


 閑話休題したけど、アニメ本編の感想としては、「最大公約数を強く意識した作り」といったところですね。赤城さんの大食いキャラに代表される、いわゆる二次造作的なキャラ付けは採用せず、原作ゲーム内のイメージを元にキャラ付け&膨らましされている。やりすぎて、ちょっと原作台詞の無理引用が目立つけど、そこはもうちょっと柔軟でいいのよ?

 まあ、そんな中で那珂ちゃんと大井っちはブレないというか、淀みないというか、むしろ悪化している気がしないでもありませんが……。というか、那珂ちゃんって周囲からナチュラルにちゃん付けなんだな……。


 世界観に関しては、これ、睦月の台詞を使って暗に「鎮守府の外を描写する気はないよ」と言ってるところがあるので、艦娘がどのような生まれ方をし、育て方をされ、配属に至るのか共々、なるたけボカす方針っぽいですね。まあ、ここら辺は影響力の極めて高いアニメ媒体ということもあり、懸命な判断という気がする。

 代わりに、背景描写などを使って「鎮守府内の風景やそこで生活する艦娘の姿」を積極的に描いていく方針なのはイエスですね。これだけでも、僕みたいな人間にはけっこうな餌です。
 にしても、あの特大パフェにまったく怖気つかない水雷艦たちは、むしろ二次創作の赤城さんより大食いに思えてくるな……。


 あと、これは突き詰めたところでそう面白くなるものでもないが、かといっておざなりにするとリアリティ大幅減となる、作戦海域への距離問題ですが、今回は目的地が割と近場だったこと、移動中の会話イベントなどによって「移動してるよ感」を出し、上手いこと誤魔化したんじゃないかと思います。
 ストパンみたいに、「空を飛んで」「割り当てられた範囲の防衛が基本」という作品じゃないので、描く上ではネックになってくるとは思いますが、これからもがんばって頂きたい。


 ところで、ひとつ気になってるのが深海棲艦に関してで、これは僕は原作のゲームに遠慮とかせず、バンバンオリジナル深海棲艦出しちゃえばいいんじゃないかなーと思う。

 というのも、鎮守府の日常描写も入れていきたいだろう制約上、そうしないと話のバリエーションが苦しくなるんじゃないかと思うんですね。

 ウルトラマンの怪獣や、特撮の怪人、ストパンのネウロイが毎度毎度バリエーションに富んだ特殊能力を有しているのは、別に伊達や酔狂でそうしているわけではなく、その話の中でフォーカス当てたい人物が活躍できるような能力にすることで、話の進行をスムーズにしているわけですから。

 特に、戦隊やストパンにおける、いわゆる「お当番回」に出てきた敵を考えるとその辺は分かりやすいと思う。ほんと、伊達や酔狂じゃないのよ。


 まあ、そんなわけで、先行きを心配するようなことばっかり書いちまったけど、最初に書いたとおりまずは手堅く、吹雪中心に先行きを広げる作りとなっており、十分にハスハスできる作りであったと思います。酒も美味いぜ。

 うちの嫁も、格好良く司令官ポジションに納まっていたし、これから1クールおおいに楽しんでいきたいぜ!

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by ejison2005 | 2015-01-09 05:14 | アニメ