味皇様 レビュー
皆さんは、「ミスター味っ子」という漫画をご存知でしょうか?
十年以上前にマガジンで連載され、アニメ化までされた大ヒット漫画です。
その登場人物の中でも特に有名なのが味の世界の天皇様であり、海原雄山と双肩を為す日本グルメ漫画界の名物キャラクター味皇様です。
そこで本日はミスター味っ子のレビューではなく、味皇様のレビューをしようと思います。
さて、記念すべきミスター味っ子のファーストエピソード「特性超極厚カツ丼」は、

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このようなシーンから始まります。
あまりにもシュールな構図の中、手前で「何だこりゃ」とつぶやく女性が笑いを誘います。しかし仰々しいですね。このようなこっ恥ずかしい送り出しを堂々と受けるとは、一体どこの成金でしょうか?

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もちろんこのお方、味皇様です。この風貌にしてこの行動。30年間日本料理人界のドンとして君臨してきたという設定ですが、どちらかというと関東ヤクザ会のドンという感じがします。
ちなみに味皇様によると先程のレストランは30点。ステーキ、前菜、食前酒、デザート全てが駄目だそうで、ほとんど手をつけなかったそうです。
あれほどの歓待をさせておいてこの言いよう、さすがに日本料理界のドンはひと味違います。あの分ではお代をもらってるかどうかすら定かではないレストランの皆さん、ご愁傷様です。
しかし味皇様、手をつけなかったのが原因でお腹が空いてしまいました。
すかさず付き人が、

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ちかくにある評判のお店に連れて行こうとすると、「それまでもたんよ」とワガママを言います。小学生みたいな言動ですが、これでも日本料理人界のドンです。
そんな味皇様のお目に止まったのが日之出食堂、主人公味吉陽一の家です。
ポーカーフェイスを気取っていても餓死寸前の味皇様、さっそく特製カツ丼を、

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「特製カツドン・・・・・・でももらおうか」と、独自のイントネイションで注文。最初のレストランですっかり満腹の付き人を無理矢理相伴させます。
そしてついに主人公の中学生料理人、陽一が登場すると。
「料理に満足できなかった場合は・・・・・・?」

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と、火花を散らし始めます。もう味に妥協しないんだか、単に大人気が無いんだか分かりません。
そしていよいよ特製カツ丼、味皇様流だと特製カツドンが運ばれ口に含んだ味皇様。
「こ、これは・・・・・・!!」と呟き、

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見開きで美味さを解説、現在でも焼きたて!!ジャぱん 等に受け継がれるリアクション系グルメ漫画が産声を上げた瞬間です。
さんざん食べて満足した味皇様、陽一に名刺を渡します。

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味皇、村田源二郎・・・・・。
味皇って、尊称ではなく職業だったようです。驚愕の事実を明らかにさせ、

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村田さんは去っていきました。「へんなじじい・・・」と、ツッコミをいれられて。
ちなみにミスター味っ子は普通に面白いので、皆さんも是非一度読んでみてください。

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by ejison2005 | 2005-12-29 03:11 | 漫画 | Comments(0)