くまみこ 感想

くまみこ 1 (コミックフラッパー)

吉元 ますめ / KADOKAWA / メディアファクトリー


 まー、ぶっちゃけてしまえば、「田舎に住む都会にあこがれる少女(巫女)を主人公とした日常系漫画」なんですけどね。

 そのツッコミ役(主人公はsuicaの事すら知らないハイパー田舎娘)として用意されてるのが、人語を解するクマ(生けるご神体でもある)というだけで、ずいぶんとテイストが違ってくるなーと。

 いやもちろん、絵面の関係も大きいんですけどね。そういった表層的なアニマルパワーだけではなく、日常系漫画に男を混入できるというのが大きいな、と。

 基本、こういった漫画の鉄則として主人公の美少女に近しい存在は美少女であるべきでして、僕もそこには一切の疑いがありません。男を使うなどもってのほかです。

 どっこい、近しい精神年齢の男性であってもそれがクマなら(何せクマなので)余計な恋愛描写が入る余地はなく、安心して心ぴょんぴょんできるというものなのです。

 んで、主人公の相方がオスクマであるのと美少女であるのとで何が違うかといえば、当然ながら主人公に対する目線が変わってくるわけですね。

 今やってるアニメだと、ハナヤマタのバンドやってる子なんかは主人公に対し、母性的であり姉的であり、はたまた百合的である視点なわけですが、これが父性的であり、兄的である目線に変わるわけです。ぶっちゃけ、旧アニメ版ドラえもん的目線になるわけです。

 それがまあ、最初に語ったテイストの違いとして表れてくるわけでして、これはまた日常系漫画の新たな切り口となるかもしれないし、ならないかもしれない。


 あと、この作品はギャグもすごく面白いんだけど、

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 ↑特にこういう、暗転閃光(正式名称は知らん)を用いた静的なギャグが、すごく上手いと思う。すごく上質なシュールギャグだ。そしてすごく小学生並みな感想だ。

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by ejison2005 | 2014-07-31 04:15 | 漫画