週刊少年ジャンプ 13年 30号 感想
 天地崩滅斬につけた傷がいくらなんでもちょっぴりすぎてワロタ。というか玄武さん、前回説教してたことを今週ことごとく自分自身でやってたような気がするんだぜ。

 さておき、敵がすごいのではなく黄金をデフレさせてるだけなのはどうも受け入れられん。


 斉木楠雄

 特に理由の無いTo LOVEるが斉木君を襲う!!

 それにしてもまあ、受動型主人公の宿命とはいえ今回のは因果律に干渉しているくらいの勢いでしたね。もはや推理漫画における素人探偵くらいのトラブル遭遇率。この勢いでいくと、到着した沖縄で殺人事件とか起こるんじゃないだろうか。

 というかまあ、「普段の舞台じゃ大規模すぎてやれないトラブル」の蔵出しといってもよいかもしれませんね。斉木君が遭遇するのって基本、普通の人間が普通に遭遇しかねない厄介事だから超能力の使い方も自然とせせこましいものになるし。

 結果、超能力を行使して状況を改善するという基本スタイルは同じでも、ダイナミックかつ畳みかけるような流れになっていて、遅れに遅れた一周年記念に相応しい特別感のあるエピソードに仕上がっていたと思います。


 暗殺教室

 鼻水って言ってたから分からなかったけど、教室に撒いたスプレーは粘膜を出しつくさせるものだったのか! あれだけなんか浮いてる感じだったんだけど、綺麗に繋がったなー。

 さておき、寺坂君の過去回想を通じて彼のキャラクター性が深まったのはもちろんですが、ようやく椚ヶ丘システムのメリットが描写されたのも何気に大きいんじゃないかなーと思ったり。

 いやまあ、寺坂君を嘲笑ってた彼らの人間性について議論の余地はありますが、そういうのじゃなく、クラス内カースト制度を学業という学生の本分に結びつけたのが地味にすごいメリットなんじゃないかと。

 学業を仕事、学校を会社に置き換えるのならば、成績によって上下関係が形成されるというのはとても健全なシステムであると資本主義国家国民としては断じれるわけでして、『大人になって俺みたいな~』のコマは「社会の縮図を学校という枠組内で機能させている」椚ヶ丘システムの比喩表現としてはまっこと適切なものであったと思います。

 今まではE組視点だったし、松井先生もあからさまにE組外生徒を悪者として描写してるから椚ヶ丘システムに否定的な見方をしてたけど、ちょいと視点と立場を変えてみるとなかなかどうして違った印象を受けるものですね。

 本編の俺は悪くねぇっ! 展開ですが、普段は殺せんせーが担当するメンタルケアをカルマ君が行い、なおかつ、そのカルマ君とで共同戦線を張って殺せんせーの窮地を救うというのがこの漫画として非常に新鮮であると思います。てか、初かもしれん。
 設定上、当り前ではありますが、基本的に師弟での縦関係が主軸となりますからね。これを機に、生徒同士の横関係も掘り下げていこうという腹積もりなのだろうか。折しも作中では、夏休みという先生の介入しづらそうな期間が迫ってますし。


 トリコ

 先週のハイキュー感想でも似たようなこと書きましたが、どんなバトル漫画にも必ず訪れる「特に初出の情報はなくアクションだけで構成する」エピソード。ぶっちゃけてしまうと、むくつけきマッチョメン二人が笑顔で致死級の技を繰り出しまくるお話。特に理屈はいらず読んでて楽しい。気分的にはアレ。B級映画クライマックスで敵基地に乗り込んだ主人公が悪役と肉弾戦を演じるアレを見てる感覚。

 スター様の刀が折れたのは、単純にトリコの実力が上回ったのとは違うのかなー? とちょっと思います。灼熱地獄というトリコにとって不利なフィールドが形成されてる上、素の実力でもスター様のが上っぽい雰囲気だったし。
 複線もあったし、ジョアが横槍を入れたってのが妥当な線かな。


 銀魂

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 銀さんだけに。

 安心と信頼の土方さん主役ギャグエピソード。近藤さんが局長、土方さんが副長というポジショニングはなるほど納得というか、土方さんたまに無茶苦茶メンタル弱くなる時あるよなw ギャグ補正というのを除いても。

 後半からのモヒカン妄想はとても面白かったんですけど、一点、残念なのは実際に出てきたモヒカン銀行強盗が全員拳銃所持していた点でしょうか。多分に北斗の拳から影響を受けていてナンですが、やっぱりモヒカンというからには釘バットとか棍棒とかそういうのを得物にしておいてほしいんだよね。ギリギリ許せてボウガンくらい。

 拳銃とかショットガンになると、もうワンランク上のネームドモヒカンになってしまうイメージ。具体的にいうと暗殺拳四兄弟の落ちこぼれとか。


 黒子

 いや、合気道の天才兄弟として有名ならそのまま合気道界でがんばればいいんじゃね? 反則とかそういうダーティーなプレイを学生身分でせずにも済むよ??

 ……とまあ、この手の「かつて○○で名を馳せていた……」系キャラにありがちな疑問を抱いてしまいますが、今回ばかりはよくよく考えれば納得がいきますね。

 そう……この双子は女の子にモテたかったのでしょう。合気道という部活があるかないかで問われれば、「ない」と答える学校が多数を占めるであろうマイナー武術と、男子スポーツ界のメジャー球技たるバスケットで比べれば、どちらが女の子にモテるかなど一目瞭然です。

 そう考えると、自信満々で「即退場でベンチに返してやる」などとうそぶく彼らも根っこのところはごく平均的な男子中学生に過ぎないのだと思え、好感がもててしまいますね!
 ……実際のところは、単に「中学へ入ったら合気道部なんてなかったでも部活は必修どうしよう(´・ω・`)」というオチだったりするかもしれませんが。


 ソーマ

 一目で分かる中二病wwwなんだこいつらwwwwwなんで出てきただけでこんなに面白いんだwwwww
 特に後ろで変なボール握ってる彼がやばいですね。ダメージゾーンのことをスティグマとか呼んじゃいそうなタイプです。ぱねえ!

 いやあ、多分この人達新手の十傑だと思うんだけど、早くも一色先輩やえりな様に勝るとも劣らない変態オーラを放っていて今後に期待が持てますね!

 どうでもいいけど、今回のラーメン審査務めてた先生のモブっぷりがやばいですね。中華って一大ジャンルなんだし、卒業生ズの誰か一人くらいは中華料理担当してもよかったんじゃなかろうか。

 でもまあ、そんなことよりグレ田所ちゃんかわいい。そのチェーンでしばいてほしい。


 ソルキチ

 どうするんだろうと思っていた病院の跡取り設定も、そこを起点に刻阪君と繋がりを持たせることに成功しているし、音羽先輩の問題解決に際して部長である奏馬先輩のキャラ立ても完了。
 更には、前振りなき棟梁の加入で彼の好感度を上昇させつつ過去エピソードからの連続性を持たせていて、ネタとか抜きで普通に満足度の高い展開です。

 しかし、神峰君がこんなにやかましくしてたら演奏に集中できないんじゃないだろうかw


 べるぜバブ

 二度に渡る味方キャラへの状況説明をタバコ吸いながらでも待ってくれてるあたり、この人けっこーイイ人なんじゃないかと思えてきた。


 ハイキュー

 あー、やっぱりこないだネットインでギリギリ入ったのは及川さんの疲労描写だったのかー。
 それに限らず、今回の試合は随所で選手達の疲労に関して言及&描写されてきたわけなのですが、今まで打ってきた布石がいよいよ結実してきてるのが今週のエピソードでしたね。烏野は日向君、青葉城西は及川さんと、重要な得点源が疲れで機能しなくなりつつあると。

 まあ、それでも青葉城西は普通に攻めても一級品なわけだけど、攻撃面の象徴である及川さんのサーブミスはキャラクター達の心理的にも物語の流れ的にも重いものがあるよな。それをここへ持ってくるまでの構成力がやはり素晴らしい。


 知恵熱!! タビットさん(読み切り)

 本当の本当に読み切りギャグ作品というか、連載など全く想定してないというか、掌編のような印象を受けました。そことなくギャグ漫画日和リスペクトが感じられるのもそれを加速させてたと思う。


 恋するエジソン

 ここまで「言うておるだけ」というパロディは初めて見たと思う。ギャグへと昇華されてない。


 スーパーヒーロータイム


 ウィザード #40

 妹ちゃんの変身姿すごく量産型っぽい……と思っていたら、どうも本当に今度の劇場版で登場する量産型ライダーを流用した代物らしくって、そこはもうちょっと何とかならんかったのかと思わんでもない。前番組のキョウリュウジャーでスポット戦士にもちゃんとしたスーツを与えているだけに余計そう思えてしまう。

 さておき、自転車ルートと白い魔法使い捜索ルートは線として全然交わってなくてどうするのかと思っていたら、次回予告で納得。番組的にも終盤へ突入してるわけですし、そろそろワイズマンさんや白い魔法使いの目的に関しても触れていくってことですかね。

 ちなみに自転車に関しては全く全然これっぽっちも自転車をフィーチャーする必要はないんだけど、ビーストのチャリアクションがすごく格好良かったので納得するしかありませんね。特撮において、格好良いアクションを撮影するというのは大概の物事に優先されると思う。でも子供があんなアクション成功させたことは疑問に思おうな。

 あと、珍しく警察力が活用されてたんじゃないかな。こういうのの捜索って、まさに警察の得意分野ですし。


 キョウリュウジャー #18

 「恐れを知るから強くなる」というオチにまとめてきましたかー。これは納得のいく理論ですし、キングの精神的成長にも繋げていてすごく美しい流れだったと思います。欲をいうなら、以前ソウジとアミィさんが人質に取られた時のことも繋げてくれてるとなお嬉しかったですね。「敵の強化で初めて負けるかもと思って、仲間を失う可能性へ目を向けるようになった」みたいな感じで。

 アクションにおいては、やはりキョウリュウジンカンフーのCGが良かったです、CGに関しちゃ否定的な僕だけど、このレベルでかっちょいい映像を撮れるなら受け入れるにやぶさかではない。そもそも、ロボ戦で軽快さを出すには効果的にCG使うくらいしかないし。


 ドキドキ!プリキュア #21

 ギャグ着地する六花ちゃんかわいい……どうもスタッフは六花ちゃんをオチ担当というかババ担当にしている気がしないでもないがw

 お話の方は、積み上げてきたレジーナちゃん関連の伏線を彼女の精神的成長という形へ昇華させており、ここしばらく続いていたレジーナ編の総決算として相応しい仕上がりであったと思います。キマシタワー!

 ところで、キングジコチューさんに関してはレジーナちゃんの出生次第でルートが変わりそうな感じしますね。レジーナちゃんが(どうやったのか)自然の摂理で生まれた存在なら「キングジコチューにも愛はあったんだ!」という和解ルートに持ち込めそうだけど、人為的に生み出した存在だったとしたら絶対悪として後腐れなく倒されそうな気がする。
 それですら、「レジーナという存在を生み出したからには愛があるはず」というオチにもできなくはないけど。

 で、今まで話の柱であった「王女様捜し」「アイテム集め」という二つの要素がこれにて完結しちゃったわけだけど、今後の話運びはどうするんだろうね。「王女様を目覚めさせるために何かを~」かと思ってたら、なんか次回予告で参戦する気満々でしたしおすし。

 どうでもいいけど、ジョーさんのスタイリッシュ王女奪取ワロタ。


 ヴァンガード #128

 どうすんのかと思ったら堂々たるプレミでお茶を濁しました。えー! なんでだよ! なんでそこでヴァミさんから殴っちゃうんだよ! 他のユニットならともかく、ディセさんは現実でもこういう場面で猛威を振るってるだけに反感高いぜ。

 しかもこれ、先週も書いたけどやろうと思えばガムさんの営業力で勝敗関係なく闇堕ちさせられましたからね。「これはまだまだLJが持つ力の一部に過ぎない……」みたいな感じでせまればイメージ力豊富な櫂君はオトせると思う。実際、TDだし。

 ストーリーとしては、まだまだ新展開のスタートに過ぎないのでなんともいえませんが、二期以降おとなしめになってた櫂君がハッスルするかと思うと楽しみでならない。

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by ejison2005 | 2013-06-24 19:58 | ジャンプ感想