週刊少年ジャンプ 13年 26号 感想
 エルエルフさんがとても生き生きしているだけで、何だか僕は幸せな気持ちになってしまいます。僕にとって、ヴァルヴレイヴとはエルエルフさんであり、エルエルフさんとはハムエッグであるのだなあ。

 真面目な話、今のところ主人公側で能動的なアクション起こしてるのこの人だけだしね。独立のきっかけ作ったのだってエルエルフさんだし、この世界はハムエッグを中心に動いている。

 あと、目……と思いきやまぶたを怪我させられてた人が思いのほか寛大でワロタw

 そして蛮と那智……w Ωは二期で本当に確変したなあ。瞬さんの使い方も完璧だったし。


 スモーキーB.B.(新連載)

 花咲一休のコンビによる新連載。作画担当の人は前作のこう……ちょっと失礼な言い方だけどバタ臭い絵柄から随分と垢抜けたと思います。惜しむらくは、肝心のヒロインに前作の絵柄が色濃く残っちゃってるところでしょうか。

 作劇は……うん……主人公の圧倒的な不愉快さが一切の感情移入を許さず、かわいそうな過去が明かされてもそれが故に特に同情することもなく、最終的にこいつがどうなろうが割とどうでもいいと思いました。

 ひねくれた性格なのはまだしも、合間合間のオサレを狙った言い回しとかがいちいちダダ滑りして感じられるのが痛いなあ。岸本先生の漫画読んでるみたいな気分になっちゃった。

 あと、何でまた初回からヤクザが敵役なんだろうね。そこはお前、現役時代に主人公をライバル視してた球児とかでも特に問題なくこのイベントに持ってこられるだろうと。なんかこう、タイトル忘れたけどハンドボールを題材にしておきながらヤクザばかり印象に残った昔の打ち切り漫画を彷彿とさせたぜい。

 そのヤクザさんに鉄砲振り回させてる件に関してはもはや閉口。


 暗殺教室

 ああ、てっきり馬鹿エピソードやるのかと思ったら片岡さんの当番回というわけですね。

 泳ぐ泳がないはただの例え(?)として、この流れだと溺れかけたというキモイ顔の娘さんが罪を禊がない気はするんだけど、その辺はどうするんだろう。自立心を育ててやった後、反省して片岡さんに謝らせたりとかするのかな。

 あと、一人だけスク水的なデザインの水着装着してくれてるあたり、律ちゃんは僕らの希望の星だと思った。


 磯部磯兵衛物語 ~浮世はつらいよ~(読み切り)

 うん、なるほどこれはこれで新境地だし確かに個性的であると思えた。クスクス笑いながら読めたし。ただまあ、急な代原だから仕方ないとはいえこの掲載順で載るべき漫画ではない、かな。


 無刀ブラック

 この浪人さん達は何でまた吹き出した当人ではなく看板娘さんを人質に、そしてこれも何でまた立てこもりなんかやらかしちゃったのか? そして何故、武士ではなく、下っ引きですらなさそうな大家さんがこいつらの身柄を預かるのか? あらゆる不条理に一切の説明も理由づけもなされないという逆にすごい作劇だったと思います。

 あれだね。先週書いた欠点である「主人公の活躍シーンを作るために無理な状況作りを行う」という点が拡大スペシャルされちゃった感じ。当然ながら、かように無理矢理な状況で行われる主人公のお説教が胸に響くわけもないのであった。

 ちなみに、この状況を順当なものにするなら浪人さん達は笑った町人を前に抜刀し、でもまあ根っからの悪人ではなさそうだから実際に斬ることはなく脅すに留まり、町人さんが謝っておしまいとなるでしょう。そう考えると、いかに無理な状況かが分かろうというものです。

 そしてこの浪人さん達が虎眼流の門弟だった場合、刀を抜くことすらせず殴殺され目玉を食われます。皆さんも武士を見かけたら笑いものにしないよう注意してください。


 ナルト

 サスケェ……そりゃあいくらなんでも無理があるんじゃないかってばよ……。

 この子はアレだね。本っ当に周囲からの影響を受けやすいというか何というか……。割とシャレにならんテロ行為とかやってたわけだけど、どう収拾をつけるつもりなのだろうか。

 そして初代様に「後でね♪」と言われて暖かく状況を見守るマダラさんになんかわんだ。


 トリコ

 字面だけだとすごくかっこいいトリコの限界談義ですが、実体としては全ての言葉が頭に「ホモの……」とつくことを僕たちは決して忘れない。

「(ホモの……)限界…そんなもんどこにも存在しねぇんだよ…!!」
「(ホモの……)歩みを止めない限り…」
「(ホモに……)あるのは成長だけだ…!!」
「(ホモの……)……オレの万策が…いつ尽きたって?」
「すべてを支配する…(ホモの……)王の所作…!!」

 逃げてー! スター様逃げてー!

 スター様が死を想起するシーンの画力迫力演出力は、さすが(ホモではない……)しまぶーベテランの貫録だったと思います。


 ソーマ

 いやあ、やっぱりクッキングレイプがワンシーンでも挟まると一気にお話が引き締まりますね。普通に熱い展開で忘れつつあったけど、そうそう僕はもともとそういうのを期待してたんだよ。
 というわけで、このわずかなエクスタシーシーンで僕は一気に水原さんが好きになりました。我ながら現金なもんである。

 というか、あれよな。ここしばらくの漫才やら今週のマジカルキャベツやらで、当初は「目指すべき頂」とかそんな感じのサムシングだった卒業生の皆さんがどんどこただの面白い人達になってるよなw 特に堂島さんは体を張り過ぎていて、もうどういう方向性を目指してるんだか分からなくなりつつあるぜ。

 それはさておき真面目な感想ですが、「至極真っ当な驕り」というのは実に上手い表現だったと思います。てっきり序盤から主人公に本気出して挑んで普通に負ける丸井のおっちゃんコースかと思われた四宮さんの威厳を保ちつつ、「これで負けても本当の負けじゃない」という雰囲気に仕立てている。

 まあ、相手がソーマ君だったら普通に負けるというのもアリだっただろうけど、今回は田所ちゃんだからね。自然な流れでハンデを課したよな。

 ついでに四宮さんについて触れておくと、野菜料理のスペシャリストという描写で試験内容とに繋がりを持たせたのはいい感じですね。こう、キャラとして一本芯が入った感じ。何なら、「……だからこそ四宮は苛烈な試験を課したのだ!」というボーグ理論へ持っていくこともできなくはないと思いますし。

 それと、なんかこう書くのがノルマみたいになってきつつあるけど田所ちゃんと乾シェフかわいい。特に乾シェフはマジカルキャベツのノリノリ具合がよかった。水原さんもえろ~い。
 カラー扉で入浴してる人は……うん……がんばれ!


 ソウルキャッチャーズ

 おー、サスペンス仕立てできましたか。重要な情報のほとんどが読者に対しては伏せられている形なのでこれだけだと何ともいえませんが、次回への気を持たせつつお話の方も回し、パーカッションメンバーとの関係性も変動していてと今週もきっちり仕事している感じがあります。

 それだけでなく、楽器の取り扱いがどれだけ繊細さを要するものなのかという点もそれとなく触れているのが芸の細かいところ。

 しかし、これはさすがの神海イズムというべきか、どいつもこいつもびびりすぎだろw


 終わりのセラフ(特別読み切り)

 こないだブックオフで暇潰した時に一巻をちょろっと読んだので前情報はあるんだけど、しかしこの読み切りだと本当にエンカウントモンスター倒してるだけでドラマもへったくれもないなーという感じ。女の子はかわいかったです。


 ハイキュー

 ここしばらくはドラマに比重が置かれてたからなりをひそめていたけれど、やはり古舘先生は画力と演出力においても素晴らしいものがあるんだなと再確認。

 こう、「コートの横幅をめいっぱい使った攻撃」というテーマで漫画としてはページの横幅を存分に活用してるというのが何とも小粋なんだよね。見開きページの疾走感が半端ない。

 また、キャラクター描写としても及川さんが戦慄する描写、商店街の人が自身の体験を元にどれだけすごいことをやってるかの解説、トスを持って行かれそうになった影山君などを通じて、十二分に日向君のモンスターぶりを描写していたと思います。さすがは主人公であり、ナチュラルボーン・ヒーロー。


 銀魂

 もう佐藤健のことは許してやれよwww

 他にも中の人ネタやら、露骨な風俗ネタやら、銀魂らしいフリーダムさでこれアニメになった時どうすんだよwwwww

 そんなわけで本編も大いに楽しめたわけですが、劇場版のキービジュアルはこれどうなるんだろうね。あれだけ完成度の高い「2年後編」がすでに存在するわけで、ものすごいハードルが上がってる気はするのですが。やっぱり誰かの頭に乗っかるのかな?


 こち亀

 試みとしては面白いし、時事ネタに乗っかれるのはこち亀ならではの強みなんだけど、これはあんまりアベノミクスの解説になってない気が……。といって、現実的に物価ちょっと上がって両さんの給料もちょっと上がってというお試し体験だと漫画として面白くないしなあ。


 スーパーヒーロータイム


 ウィザード #37

 ひっでえ脚本……。

 凛子ちゃんと瞬平が行った犯罪行為の数々、画面を正視することすらつらいきもい(演技を強要される)ゲート、そして作品のテーマすら否定するゴミみたいなオチ。

 一体、どこが面白いと思ってこんなもん提出したのかみっちり話を聞きたいレベルでした。


 キョウリュウジャー #15

 一方、こちらは相変わらず完璧なお仕事。威吹鬼さんの乱心もドゴルドさんが原因で、元はそこまでアレな人じゃなかったとナイスフォローもなされてるし。やっぱプロの仕事は違うな~。

 んで、今週は先週に引き続いての「新戦士+既存戦士」「既存戦士の身内ネタ」を消化しつつドゴルドさん関連の複線も敷いているというゴージャス仕様なんだな、これが。

 ノッさん以上のパワーを持つはずのウッチーが超重力に縛られてたのは微妙に納得がいかないけど、それ以外では威吹鬼さんの精神的成長あり、ロボドゴルドの笑いあり、今後の複線ありで相変わらず高度な内容であったと思います。EDで我が郷土、静岡県富士市出身のチビッ子が採用されていたのも嬉しい。背景に使われた霊峰富士が映えるぜ……!

 しっかし、ロボットのデザイン気合入ってたなあ。実在する有名ロボットのラインを踏襲しつつもスマートさ、シャープさを兼ね備え「いつか実現できるかも?」という説得力を持たせた秀逸なお仕事。


 ドキドキ!プリキュア #17

 はあ……レジーナちゃん超可愛い……!

 うん、僕的には望み通りキマシまくってくれてますし、戦う理由も「その上で何かやむにやまれぬ理由で」という感じですし、六花ちゃんが石になる瞬間謎の興奮を覚えたしで言うことないですね。

 地味に、彫刻家のお爺さんがいい仕事してたよな。状況を動かすレジーナちゃんの所業を無罪とした上で、あの石の不可思議さとかも強調しつつ今週のジコチューを生み出すという、二重三重のお仕事っぷり。彼一人でこれだけのお仕事をやってくれたからこそ、序盤でレジーナちゃんとの交流に尺を割けるわけですしおすし。

 しかし、ジョーさんやっぱ味方だったのかあ……。いやまて、ベクター的に考えるならこっから実はよからぬことが始まる可能性も……?


 ヴァンガード #124

 うん、分かってた(達観)。

 こういう時、販促を一切裏切らないのはヴァンガードの悪いところだよなあ。ベクターとかアリトとか見てれば、内容さえ熱ければ負けようがゲスだろうが決闘中に心臓マッサージしようが売れることは分かってるわけでして、はい。極端な話壊れさえ入れときゃ売れる。

 しかしながら、今週は双方共に対戦相手をリスペクトしあっていて、フラストレーションも溜まらず、シャドパラ使いの鬱屈も発散される内容になっていたという見方はありますね。

 これ、わざわざ主人公高校敗退という茨の道を選んだからにはちゃんと展望あるのかなあ。ここまで良かっただけに、勢いを殺してほしくはないものだけど……とりあえず来週はレオン君が全力でギャグ回やってくれそうだから安心ですがw

 やっぱ、面倒臭い女になりつつある櫂君がリンクジョーカー使いになって惑星クレイ編スタートですかね。

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by ejison2005 | 2013-05-27 02:23 | ジャンプ感想