週刊少年ジャンプ 13年 10号 感想
 歩いてたらバトスピのガシャガシャを見かけたのでなんとなく回してみたぜ。こういうの見かけるととにかく回したくなる感覚は誰にも否定できまい。
 内訳は、

 マーブル・ゴーレム
 星見の三連塔
 大蛇サイドロン
 オウギ・エンショー

 ここでXレアを引いたりしないあたり凡運という感じですが、それはさておき手に触れてみるとバトスピのカードってすげえ品質が良いんだなーと思わされたり。
 紙質も良いし、たかがRのカードでヴァンガのRRに相当するホロ加工が施されているのも嬉しい。裏面の手触りと加工も高級感がある。
 こういうのって原価もかかるだろうに、頑張ってるんだなあ(他人事)。


 恋するエジソン(新連載)

 いかんせん、絵がへちょいので音速でバイバイジャンプする未来しか見えませんが、しかしながらひとつひとつのギャグは質が良く楽しめる作品であると思います。

 どの辺が良質に感じられたのかというと、例えば満腹銃のエピソードでただ寮生達へ撃ち込んで満腹にさせるのではなく、二階から落ちたところへ撃ち込んだり、たまたまやってきた宅配のおじさんに撃ち込んだり、いつの間にか撃ち終わっていたりといった感じで「こういうシチュエーションならば当然こうなるだろう」というのをいちいち裏切ってくれてる辺りでしょうか。
 特にこの漫画は不条理よりのギャグ漫画なので、とにかく理不尽な方へ理不尽な方へと期待&予想を裏切っていくのは非常に大事なことなので、この流れを切らさず続けていってほしいですね。
 ちなみに、本作とは逆に理論よりのギャグ漫画として挙げられるのが斉木楠雄。


 ナルト

 我ながらどんだけ真面目に読んでないんだって気がするけど、サスケ達が今聞こうとしてるのってどんな情報なんだっけ? でもって、こないだ吹き飛ばされた(はずの)本部って木の葉の里とはまた別のところにあったんだっけ?
 いやまあ、後者に関してはそもそも里の中にそんな危ない施設作るわけないし、里が消滅したら今度こそナルトもファントム生み出しちゃうか。

 しかし、この状況に及んでもゼツ×6が何の抵抗もなくひり出されたのはオビトさんがそれどころじゃないからってのが大きいんでしょうけど、それを差し引いても無抵抗で分離させられてロクな抵抗も出来なくなるって何のためにつけてたんだろうレベルの人工無能っぷりだぜ。
 どちらかというと、内部から爆裂させたりとかの爆弾的な役割だったのだろうか。それか「体内のゼツを分離したくばこの俺の鼻輪を奪う事だな!」と言い放つとか。


 ワンピース

 ドフラミンゴさんwwwww

 いやあ、なんだかよくわからないけどとにかくトラブルによって舐めプの宴かまされた挙句追いつけないわ、ボスクラスの悪役にも関わらずハァハァ言いながら到着したと思ったら腹心の部下達が生首状態にされてるわ、それでもめげずにとりあえず部下をねぎらってたら進退極まった選択を迫られるわ、愛らしすぎるでしょうこの人! 今ワンピで最もヒロインしているのは間違いなくドフラミンゴさんだよ! 本当、どこの鎖部一族だよって感じ。

 まあ、そんな風に狼狽っぷりを楽しめるのも若作りした見た目に反してじつはけっこういってるのだろう年齢に相応しく息を切らせていたり、ローの言葉に思いっきり顔を青ざめさせてみたりといちいち人間味あふれるリアクションを見せてくれてるのが大きいですね。もはやボスキャラとしての風格は微塵も感じないけど、人物としてキャラクターとしては圧倒的な身近さを覚えるようになりました。

 これからしばらくのあいだ そんなドフラミンゴさんがいじめられていくのだとおもうと ぼくはとってもたのしみになりました。


 斉木楠雄

 なんでかは知らんがともかく思いのほか萌え力が高かった斉木楠子ネタも良かったし、道徳感に満ちたオチも非常によろしかったのですが、一点引っかかる部分として高橋君を悪役にしなくてもよかったんじゃないかとは思うんだよね。今回限りのゲストキャラを用立てても十分だったんじゃないかと思う。
 この漫画の場合、斉木君の周囲に存在する人物が善性に満ちているというのはとても重要なポイントだからどうしてもそう感じてしまうんだ。

 ただ、それをやると途中のラブレターギャグが不発に終わってしまうんだよな。あれは「高橋君ってそういう奴だったのか……!」という感情に由来する部分が大きいネタだから。

 あくまでも基本がギャグ漫画で麻生先生がギャグ漫画家である以上、道徳性よりも何よりもまずギャグとしての完成度を優先するのは当然と言えば当然のことであるのかもしれない。


 トリコ

 スター様が攻撃を受け続けてるのは強者故の余裕か何かかと思っていたら、思いのほかガッツリと効いていたでござるの巻。あんた何がしたいんだよwww

 いやまあ、必殺技を全てまともに喰らわせて「思いのほかガッツリと効いていた」というレベルなんだからやはりすごいし、絶望的な実力差ではあるんだけどね。だからといって全部ライフで受ける必要はないし場所を変えたいならドラゴンボールみたくそう提案して移動すればいいだろうとw

 マゾ疑惑といえば舐めプしてせいでビームに風穴空けられた疑惑のある副所長に関しては、極端に力をセーブしていたという形になりそうです。うん、いやあの、それはいいんですけどネームドエネミーのいるところで本領発揮してくださいませんかね……?


 ソーマ

 「今週の凌辱ポイント」は残念ながら力士の喘ぎと相成りましたが、しっかり扉絵で田所ちゃんにしゃ……恵方巻を食べさせている辺り気が効いていて大変結構!
 いやはやしかし、この扉絵はクオリティー高いですねー。下品にズボッと口の中へ突っ込ませているのではなく、あくまで上唇を引っ掛けるに留まらせている辺りが素晴らしい。きょとんとした表情と相まってどうにも食欲をかきたてられるぜげへへへへ。恵方巻のことだよ?

 一方、もうひとつのサービスポイントである力士パートに関しては若干の物足りなさを覚えたり。というか、味見したにも関わらずえりな嬢がごく普通に欠点を指摘してるだけなのが残念なんですよね。れんげを手にしたコマでは「今度はどんなアニマルを具現化してくれるんだ!?」と期待させてくれたのに。

 いやまあ、それやった後「食の魔王の血族か――」なんてやられてもギャグにしかならないから仕方ないっちゃ仕方なくはあるのですが、僕はえりな嬢に対し、いついかなる時も歪みなくゴレイヌとかを召喚する御仁であってほしいと願っているんだぜ。

 ようやく明かされた食戟設定に関しては、学園設定と合わせてくだらない揉め事から進退がかかった大勝負まで幅広くカバーできる良設定であるかと思います。例えば味っ子なんかが顕著なんだけど、こうやって特殊な世界観にしないといちいち店を賭けて~みたいな大げさなお話になってしまいがちだからね。
 それはそれで面白くはあるんだけど二番煎じをするのも何だし、何かと小回りが効く形に仕立てたのは良い判断なんじゃないかと。
 当面の目標である「学園内での下剋上」にもマッチングしているしね(というかこの設定に合わせて目的を設定したんだろうけど)。


 こち亀

 そもそも両さん自体が過去に超合金化されているのだから、ここはメタ的なネタになったとしても是非作中で言及してほしかったなあ。その辺のメタネタは当時もやったし、言及したところで今じゃ生産してないから触れなかったのかもだけど。
 こち亀でしかやれない特権なのだから遠慮なく行使してもよかったと思う。


 キルコさん

 「戦火に生きた魔界のケルベロくん」ネタが非常にシュールで面白く、それだけで今週は満足度高かったです。いかにもキルコさんの過去っぽく描写しつつ、新キャラの前フリでしかありませんでしたというすかしっぷりもいい感じ。キルコさんはあくまでお気楽天然に傭兵やってたお嬢さんであってほしい。


 伊達先パイ(最終回)

 オールキャスト総登場させつつも作品テーマをきっちり消化し、かつ最後には救いと未来を感じさせる良き最終回であったと思います。

 この漫画を振り返ると、初期はプリキュアネタくらいしか感性にあうものがなくどうにも乗り切れなかったのですが、ある程度話数を経てキャラ資産が積み重なるとなかなかどうして良質のギャグとして感じられるようになっていったのが印象深かったかな。
 おそらく、キャラを積み重ねてのてんどん的なネタが近藤先生の資質に合っていたということなのでしょうが、それらを取りそろえるまでに時間をかけてしまったのが敗因のひとつだったんじゃないかと。

 もちろん、この作品は伊達先輩というファクターが最初期から存在したわけですが、残念ながらタイトルにもかけている伊達要素はずんだ餅が好物であることくらいしか存在せず、「シスコンの鎧武者兄貴」以上の何者かへと昇華されてなかったのが惜しいんですよね。それだけじゃ個性とかオリジナリティと呼ぶにはちと弱い。
 せっかくモチーフを借用するのだから、もっと大胆にキャラクター性へと繋げていくような使い方をした方がよかったんじゃないかな~と思います。それでこそ読者へのフックとして機能するわけですし。

 でもって、敗因のもうひとつは絵。しょうがないね。

 まあ、しかし、終わって惜しいと思えるのだから幸せな連載であったと思います。次回作に期待したい。


 スーパーヒーロータイム


 ウィザード #21

 巨匠演出が抑えられてぐっと見やすくなったと思う。ゲストゲートの人が継続して人間の演技をさせてもらえなかったのは見苦しいというより気の毒に思えますが、前回が前回なので仕方ないか。

 まあ、白ウィザードとかビーストがアーキタイプとかキッチンタイマーとか色々と新要素の出てきた話ではありますが、やはり一番目を引くのはフェニックスさん関連のイベントだよな。割と親切に話を聞いてくれるのは意外ではあったけど、よくよく考えたら今までもゲート無関係な乱暴狼藉はそういや(あんまり)したことなかったのでありました。
 で、凛子ちゃんとの人生相談を経てそういうのぶっちぎる決意を果たしたというか死亡フラグ立てちゃったわけなんだけど、どういう風にお話へ影響させていくんですかね。

 よくよく考えてみると、前回の段階でワイズマンさん(メデュさん)的にフェニックスさんは切り捨てたも同然の状態なわけで組織運営に支障が出るわけでもなく、ウィザード側で関わってるのは凛子ちゃんだけ。凛子ちゃんの精神的成長を促したりする役回りになるのかな。

 あと、ベルゼバブさんは何の背景もない使い捨て怪人としては勿体ない良キャラであったと思います。無茶苦茶多芸だし。強い理由が「IZAMだから」以外に何もないのが残念だよな。新幹部といわれても違和感ねえもの。


 ゴーバスターズ #49

 エスケイプさん関連ですでに不毛かつ絶対成功しないことが示唆されているエンターさんの野望といい、かつての誓いといい、久々のエネトロンタンクを巡った攻防といい、陣さん関連の複線回収といい、番組内に散りばめられていたありとあらゆるファクターがひとつに結集した最終決戦前に相応しいエピソードであったと思います。
 熱いシーンは多々あれど、やはり最も心を湧き立てたのは陣さんの「黒木!」呼びでしたね。大人がちゃんと大人をやれてる作品は良作とよくいいますが、これは幼い頃から三人を見守ってきた二人の「大人」としての部分が完璧に昇華された名シーンであると思う。
 そして、唯一その決意をしる「末っ子」であるところのJが次回どのような行動へ出るのか期待感を高めているのも引きとして上手い。

 演出としては、やはりタイマーが上手かったですねえ。初めて使われた時は正直ミスマッチさも感じ、実際徐々に使われなくなっていったタイマー演出がここへきて最高の見せ場として活用されるとは思わなかった。


 ドキドキ!プリキュア #01

(OwO)<ウェ?

 最初の展開からどうしても剣を思いだし(そういや当時のダディはやさぐれてたからあっちもあっちで「残された最後のライダー」ではあった)、悪役少年の声でどうしてもジタンダを連想してしまいwといった具合で色々と脳内に雑音が流れ込んでくるファーストエピソードでありましたが、色々なお約束を踏襲しつつも新鮮さがあるお話だったと思う。

 特に新鮮というか新しいのは、主人公が「最初から完璧超人であり皆を率いる立場にある」人物として強調されている点ですね。僕は歴代の中に見てないシリーズもあるので語るのはあれですが、基本そういったリーダー的役割ってチーム内の上級生かクール系女子が担当するポジショニングであったと思っていたので。

 スーパー戦隊で例えると、今まではメガレッド的立ち位置であったのがチーフ的立ち位置へ移行した形なのでしょうか。

 こうやってキャラの役割をシャッフルするだけでも随分とテイストが変わってくるのだから、やはり戦隊フォーマットというのは優れた作品形式であるのだなあと思わされることしきり。

 あと、目が大きすぎるのかそれともまばたきすらしないからなのか若干の不気味さは感じたけど、これは単に絵柄の変化へ僕が即応できなかっただけだと思う。

 まあ、あれだ。キュアソードちゃん可愛い。アバンのアレって、やっぱBOARDが壊滅したか何かしたんですかね。


 聖闘士星矢Ω #43

 お願い、死なないでアモール! あんたが今ここで倒れたら、魚座の名誉はどうなっちゃうの? 四天王はまだ残ってる。ここを耐えれば、光牙達に勝てるんだから!

 次回「アモール死す」。デュエルスタンバイ!

 色々置いといて、そんな技使われたら蟹座の立つ瀬がない気が、ガガガ。

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by ejison2005 | 2013-02-04 17:02 | ジャンプ感想