週刊少年ジャンプ 12年 47号 感想

 TSUTAYA、市場縮小下の「スパイダーマン」独占
 「アメイジング・スパイダーマン」×「カードファイト!! ヴァンガード」がコラボ! 特別PRカード「スパイダーマン」をゲットしよう!

 大作映画をツタヤに独占されたゲオとしては、せめてセル販売だけでも底上げしておきたい、と。
 世の中、意外な事柄同士が線を結ぶものですなあ。


 ワンピース

 ルフィは忘れていた……わけではなく、きっとモモノスケからの新情報で新たに怒りを燃やしたのだと思う……んだけどなあ。なんか素で忘れてそうな気がしなくもない。

 お話の方は、モモノスケのもたらした情報も大した実りのあるものとはいえず、せいぜいゾロが戦い初めてルフィ&モモノスケが地下を脱出したくらいしか進展のない見事なワンピペースだったと思います。年内には終わるのだろうか、このシリーズ。


 暗殺教室

 渚ちゃんをスルーするとは……なんと見所の無い奴らよ。

 しかし、ジャンプで拉致り展開というとやはり先日打ち切られたパジャマにおけるパコさんを思い出してしまいますが、両者の間にある説得力の違いはなんなんだろうね。
 ナンバー隠すなどの小技で犯罪慣れしていると描写していたり、それは犯罪だとキャラがコメントしたりでリアリティを持たせようとしているからだろうか。はたまた、殺せんせーや烏間さん、一応ビッチ先生などどうとでも出来そうな面々がすぐ連絡つく状態で控えているから安心感があるのだろうか。

 しおりもあることだし、やはり自助努力でどうにかする展開なのだろうけど、一応、殺せんせーに伝えれば文字通りマッハで事件解決する上に烏丸先生経由で法的な処置も加えられるであろう状況なわけで、先生ズに助けを求めない理由付けは来週ほしいところです。


 トリコ

 四獣さん消化力弱いなwwwひょっとして血管浮かべて暴れてたのって、お腹の調子が悪くてイライラしてただけなんじゃねーのというくらい。

 謎のお餅みたくなってる四獣肉といい、餅といえば勝負の趨勢に関わらなかった解毒餅の味向上は本当にはた迷惑な小松のこだわりになってしまってたりと、終わってみれば色んなところで微妙感が溢れていた今回のシリーズですが、それでも最後の鉄平盛り合わせは緊迫感があって大変によろしかったと思います。

 まあ、ぶっちゃけてしまうとハンターのカイト死亡あたりをリスペクトした展開なのでしょうが、よそ様で有効だった手法はやはり有効な代物であったということで。だから、「こういうイメージを鉄平は抱いた」とか「器の下に首から下があります」とか「蘇生包丁でやったからまだ生きてます」とかではなく、きっちりかっちり死んどいてほしい。

 ガチ死にすれば次郎も動くんじゃないかと思うし、そもそも鉄平自身が相当な実力者だしということで一気に世界レベルの危機として感じられますしね。お助け強NPCの正しい使い道だと思う。


 ナルト

 カカシ先生への恨みつらみとかではなく、純粋にリンを生き返らせたい(正確にはリンのいる世界へ行きたい)という行動目的でオビトさんが動いてたのはよかったと思います。これなら説得されて味方につくということもないだろうし、ちんけな恨みでなかったというのが何より大きい。まあ、迷惑だから自分にだけ幻術かけてほしいけど。

 しかしこれ、幻術世界へ連れてくるのはいいとして、生身の方はどうするというのでしょうね。普通に考えりゃ飢え死にだろうから、SAOもビックリのハイペースでガンガン人が死んでくと思うのだけど。誰かが死んだとしても、その知人は幻術でその人が生きてると思いこみ、その知人が死んだとしてもそのまた知人は(ry
 最終的にはひと月かからずに全生物滅亡コースなんじゃなかろうか。

 ところで、トビさん(仮名)は結局どうなってるんでしょうね。融合するなり何なりするかと思ったけど、別にそんなこともなかったし。回想が長くなるからと皆の分の飲み物とお茶菓子でも買いに行ってくれてるのかな。


 斉木楠雄

 読んでないけどコラボしたんだよね。全盛期なら月破壊って、斉木君はガチで殺せんせーと渡り合える実力者だったのか。

 お話としては、帰れなくなる理由があくまでもクラスメイト達の善性によるところだというのが相変わらず気持ちいいなーと思います。あと、ちょい役の蝶野さんがいい味出してた。テレビ出てるからといって、誰もかれもが興味持ってくれてるわけでもないしね。さすがにこれはスルーされすぎだけど。


 ニセコイ

 なんというか、めんどくせ~女だな~と思います。それもただ面倒くさいのではなく、読んでて不興を買う類の面倒くささだ。それで何故か主人公が気にしまくるというのがまた。つっても主人公の言葉に端を発しているわけで、こいつもこいつでベクトルの違う面倒くささなんだよな。ある意味お似合いであるかもしれぬ。


 呪禁奇譚宮浦さん(読み切り)

 お婆ちゃんに頼っていることから呪いの知識はごく限られた人間しか有していない……のかと思いきや被害者の女の子がどっから仕入れた知識なのか呪詛返しなんてやっていたり、死んだ父親は無駄に高等そうな呪いを残していたり、下手人はそこらの一般人だったり、しょぼい動機の割にずいぶんと禍々しいもん出してるなしかもさっきまであんな小さかったじゃねーかだったりと、そもそもモチーフである呪いに関する設定描写があやふやでふわふわとしており、この世界固有の存在であるにも関わらず世間一般でどういう扱いでどのような浸透の仕方をしていて扱える人間はどのような地位にあるかが読み終えてもさっぱり分からないというのがまず問題だったと思います。世はまさに大呪禁時代とかそういう設定なの?

 お話の方も、何やら主人公が被害者の子に「呪いに手を出したのはこいつと最期まで付き合う覚悟があってのことか?」とかすごんでたけど、そもそもお前が適切な方法で接触をもてなかったからこんなことになってるんだろうがという話だしなあ。そして、被害者の子が言ってる通り百二十パーセント加害者の逆恨みで被害者の子にこれといった落ち度はなく、呪詛返しもむしろ正当防衛的ですらあるから一切の教訓性もないという。

 全体的にみると、設定描写もお話作りも全てが「それっぽいだけ」という感じの作品でした。


 ハイキュー

 田中さんェ……あんたそこまでの境地に至っていたのか……そしてそれによって育まれる友情。いや、なんかいい話風にしてるけどドMとドMが手を取り合っただけだからね。全国で会おうぜって何? 全日本ドM選手権でも開催されてるの? って話だからね。そんな田中さんのことがぼかぁ大好きです。

 そんなわけで、お話的には対応キャラ同士のコミュ回だったわけですが、その描写がドMズとただの駄目な人達になってた年長組を除けばいつもながらの互いをたたえ合うさわやかな代物で、非常に薄い本が厚くなりそうな後味の良いエピソードだったと思います。

 特に、猫又先生が顧問の先生の努力を湛えていた場面は素晴らしかったと思う。練習試合を取りつける大変さなんて他の漫画でフィーチャーされてた覚えもないから新鮮味があるし、確かにこりゃ頑張ったわと思える行動でしたしね。


 こち亀

 取材してないのはおろか、シルシルミシルなどの情報番組すらろくに見てないのだと一読して分かるまっこと適当なお話作りであったことよ。


 クロガネ

 経験者ズ:ハイキングして終わり
 初心者ズ:ハイキングした後これといって改善点の指摘も無いまま実りの無い乱取りやって終わり
 女子ズ:まさかの男子との野営

 これが桜夏高校剣道部強化合宿一日目の成果だ!


 スーパーヒーロータイム

 ウィザード #08

 出たー! 伝統と信頼の池ポチャだー!

 という具合で、劣勢となった戦いの舞台が川の近くに移った時点で無性にドキワクしたのはきっと僕だけじゃないと思うんだぜ。くるぞ……くるぞ……キター! とまあ、ざっとこんなもんよ。我ながらよく訓練されたもんである。

 そんな風に脳筋でありながら平成ライダー界の紳士協定はしっかり守るフェニックスさんとのバトルは、さすがの幹部級というか圧倒的な強さを描けていたんじゃないかと。まあ、新アイテム登場の時点でフラグ立て作業という気もするけど。

 お話の方は、今週の被害者とその母を通じて晴人の原点と呼べる部分を描き、次回であらためて決意表明しその証として新フォーム変身となるのでしょうね。ベッタベタでありますが、だからこそ良い! という類のエピソードだと思う。子供がいつまでも駄々をこねずに、ちゃんと素直になってたのもうざくなくてよかった。

 殺陣としては、せっかく出張ってもらって悪いんだけどフェニックス戦よりも最初のグール戦が面白かったかな。高低差を活かして徐々に低い場所に移動していったり、壁を利用して三角跳びしたりと立ち回りが面白かった。


 ゴーバスターズ #35

 正直、娘さんのうざさが半端ではなかったしお前バスターマシンは多分税金使って運用してるんだけどその辺に関しちゃどう思ってんの? という気もしたけど、むしろ公的組織であるからこそ生まれる軋轢に憎しみを抱いている、と明かしたあたりでだいぶうざさが消臭されたかと思います。差し引きでプラマイゼロ、みたいな。それにまあ、ライオーは自分の意思でやってたわけですしおすし。

 で、レッド専用ロボが出てくるとしばしば問題となる一号ロボどうすんの問題に関しては、来週早速合体してくれるようであんまり気にしなくてよさそうですね。エースの場合、非合体状態で戦うケースが多い関係で歴代一号ロボと比べてもレッドとの結びつきが特に強い印象があるので、おざなりにはならなそうで何よりだ。


 スマイルプリキュア #36

 俺の感想? 聞きてえか?

 まあ、それはさておくとしてもこのキングクリムゾン恋愛ってどうなんでしょうね。結局、アメちゃんは本人がどうというよりも物珍しさだけが立ってた感じだし。悪い奴じゃあないんだろうが、どうにもキャラが薄いぜよ。惚れる理由として弱い。

 あとは、恋愛感情って友情よりもさらに一段階上に位置する人間感情の最上位なので、それを一話使い捨てのインスタントキングクリムゾンキャラに用いられたのがどうにも乗りきれないです。


 聖闘士星矢Ω #29

 いつも通り時間制限有りのボス戦回り、迎え撃つは超強い敵幹部、伝統と信頼のジャミールデリバリーサービスと、いよいよ星矢らしいエピソードが出揃った満足感の高いエピソードであったと思います。貴鬼は単に聖衣を修復するだけでなく、その後に自分が参戦しない理由も付加されているのがよかった。

 まあ、できれば龍峰とも何らかの絡みなり会話なりがほしかったけどね。貴鬼、牡羊座、聖衣修復と聞いてまったくピンときてないあたり、紫龍教えてなかったな。ひょっとして、小宇宙による親子の対話とやらも龍峰が勝手に聞いた気になってただけなんじゃなかろうか。

・己の誇りと小宇宙をかけろ! チキチキ! 星座ヒエラルキーレース!

 勝ち組
 射手座 牡羊座 獅子座(思わせぶりな台詞で暫定in)

 負け組
 山羊座 天秤座(暫定) 牡牛座(暫定)

 射手座と牡羊座の皆さん、仲良くやっていきましょう!

 牡牛座はなんか単純そうだし、多分この後貴鬼を助けに行く仕事があるだろうから安心してていいんじゃないですかね。グレートホーン使う奴に悪い奴はいないジンクス。

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by ejison2005 | 2012-10-22 05:51 | ジャンプ感想