戦隊のスーツって立体感を出す方向へシフトしてるのかな?
 海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバンTHE MOVIEを見た時、ふと思ったこと。

 いやさ、戦隊のスーツって、「カラフルな全身タイツに身を包んだヒーロー」と言われたら即座に連想するくらい、基本的にはのっぺりとしたデザインじゃないですか。タイツにエンブレムを組み込んだ系のデザイン。

 しかしそれが、海賊服の意匠を取り込んだゴーカイジャー、なんか特殊部隊っぽい服の意匠を取り込んだゴーバスターズと、立体感を生み出す方向へシフトしているのかな、と。

 更に、ゴーカイジャーゴーバスターズ共、シンケンジャーで採用された黒地スーツを受け継いでるってのも大きいですよね。ドラゴンボールにおいて、青年期以降の悟空が着ていた道着下のシャツを思い浮かべると分かりやすいんだけど、黒素材の服を内側に着こんどくと、視線がそこに引き寄せられてキュッとしまった印象になるんですね。それによって、布一枚分の段差を効果的に強調することに成功している。
 逆に、ゴセイジャーなどで採用されてるおなじみ白地スーツや、ゴーオンジャーなどで採用されてる各カラーで全身を統一するタイプのスーツだと、膨張色の関係で太く見えてしまうため、ここまで効果的に「服を着こんでる」感じは出せなかったと思う。

 更に、光を反射するのではなく吸収する黒地スーツの場合、どうしても玩具的な光沢を生み出してしまう従来のスーツに比べると、ツヤを抑え、高級感を生み出すような役割も果たしているんじゃないでしょうか。

 まとめてしまうと、現在の戦隊スーツにおけるトレンドは、実在の衣服を取り込んだ立体感のあるデザインに加え、黒地スーツも併用することでそれを強調し、かつ、高級感を生み出すことにある、というところかな。

 お料理の盛り付けなんかも、立体感を意識すると非常に見栄えがよくなり、高級感が出ますからね。特撮の衣装デザインも、色々と考えてるんだなあ。

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by ejison2005 | 2012-02-10 01:55 | アニメ | Comments(0)